JP2016091819A - コネクタ - Google Patents

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秀文 堀内
中村 英人
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    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/20Clips, i.e. with gripping action effected solely by the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
    • HELECTRICITY
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

Abstract

【課題】異音が発生するのを防止することが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、相手ハウジング90に嵌合可能なハウジング10と、ハウジング10に対して待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられる検知部材50とを備えている。検知部材50は、検知位置において両ハウジング10、90間にこの両ハウジング10、90の嵌合方向に挟まれて両ハウジング10、90間のガタを規制する構造(係止アーム57及び抜止部63)を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、ロックアームを有する雌コネクタハウジングと、ロックアームに対して前進位置(待機位置)と後退位置(検知位置)とに移動可能に組み付けられるスライダ(検知部材)とを備えた雌コネクタが開示されている。スライダは、雌コネクタハウジングが相手側の雄コネクタハウジングと正規嵌合されるまでは前進位置に留め置かれ、両コネクタハウジングが正規嵌合されるに伴ってバネに付勢されて後退位置に移動させられるようになっている。したがって、スライダが後退位置に至ることをもって、両コネクタハウジングが正規嵌合されたと判断することができる。
ところで、雄コネクタハウジングには係止突部(ロック部)が設けられ、ロックアームには係止孔が設けられている。両コネクタハウジングの正規嵌合時には、係止突部がロックアームの係止孔に嵌り込み、両コネクタハウジングが離脱規制された状態に保持されるようになっている。
特許第4419875号公報
上記の場合、係止突部がロックアームの係止孔内で前後方向(嵌合方向)に遊びをもって挿入されるため、嵌合状態にある両コネクタハウジングが前後方向に位置ずれしてガタ付くことがあり、ガタ付きに起因して異音が発生するおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、異音が発生するのを防止することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに対して待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられ、両ハウジングが正規嵌合されるまでは前記待機位置に留め置かれ、前記両ハウジングが正規嵌合されるに伴い前記検知位置への移動が可能となる検知部材とを備え、前記検知部材は、前記検知位置において前記両ハウジング間に前記両ハウジングの嵌合方向に挟まれて前記両ハウジング間のガタを規制する規制構造を有しているところに特徴を有する。
両ハウジングの正規嵌合時に、検知部材が検知位置に至ると、検知部材が規制構造を介して両ハウジング間に嵌合方向に挟まれて、両ハウジング間のガタが規制されるため、ガタ付きに起因して異音が発生するのを防止することができる。とくに、検知部材が規制構造を有することで、両ハウジング間のガタを規制する専用の規制部材を設ける必要がないため、部品点数が増加するのを回避することができる。
本発明の実施例のコネクタにおいて、両ハウジングが正規嵌合され、検知部材が検知位置に至った状態を示す平面図である。 図1のX−X線断面図である。 図1のY−Y線断面図である。 検知部材が待機位置に留め置かれたハウジングの断面図である。 両ハウジングが正規嵌合され、検知部材の係止アームが撓み変形した状態を示す断面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記ハウジングには、前記相手ハウジングのロック部を弾性的に係止することで前記両ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームが設けられ、前記規制構造は、前記ロックアームとの間に前記ロック部を前記嵌合方向で挟み込む係止アームを有している。ロック部がロックアームと係止アームとの間に嵌合方向で挟み込まれるため、ロック部とロックアームとのロック状態が安定に維持される。その結果、両ハウジング間のガタ付きをより確実且つ効果的に抑えることができる。
前記係止アームは、前記待機位置にて前記ハウジングのロックアームを弾性的に係止することで前記検知部材の前記検知位置への移動を規制し、前記両ハウジングの正規嵌合時に、前記ロック部に押圧されて前記ロックアームとの係止が外されることで前記検知部材の前記検知位置への移動を可能となすものである。係止アームに、両ハウジング間のガタを規制する機能と検知部材を待機位置に留め置く機能とが集約されるため、検知部材が規制構造を有するという事情があっても、検知部材の構造が格別複雑になることはない。
<実施例>
本発明の実施例を図1〜図5によって説明する。実施例のコネクタは、相手ハウジング90と嵌合可能なハウジング10と、ハウジング10に収容される端子金具80と、ハウジング10に対して待機位置と検知位置とに移動可能な検知部材50とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、両ハウジング10、90が嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とする。また、上下方向については、図2〜図5を基準とする。
相手ハウジング90は合成樹脂製であって図示しない機器に直結して設けられ、図2に示すように、前方に突出する筒状のフード部91を有している。フード部91内には、相手端子金具95のタブ96が突出して配置されている。フード部91の上下両壁の外面には、一対のロック部92が突出して設けられている。ロック部92は、幅方向に沿ったロック本体部93と、ロック本体部93の幅方向中央部から前方に突出する突片部94とからなる。ロック本体部93は、平板状をなし、前後両面が上下方向に沿って配置されている。突片部94は、その前端が前方へ向けて下り勾配となる側面視三角形状に形成されている。
ハウジング10は合成樹脂製であって、図4に示すように、前後方向(嵌合方向)に細長いハウジング本体11と、ハウジング本体11の周りを包囲する筒状の嵌合筒部12と、嵌合筒部12とハウジング本体11とをつなぐ径方向に沿った連結部13とを有している。ハウジング本体11と嵌合筒部12との間で、且つ連結部13の前方の空間に、相手ハウジング90のフード部91が嵌合可能とされている。ハウジング本体11内には、複数のキャビティ14(1つのみ図示)が設けられている。キャビティ14の内壁下面には、嵌合筒部12よりも前方に、撓み可能なランス15が前方に突出して設けられている。
図4に示すように、ハウジング本体11のキャビティ14には、後方から端子金具80が挿入される。端子金具80は導電金属製であって、全体として前後方向に細長い形状をなし、ランス15に弾性的に係止されることでキャビティ14内に抜け止め保持される。図2に示すように、両ハウジング10、90の正規嵌合時には、端子金具80に相手端子金具95のタブ96が挿入されて接続される。また、端子金具80はその後端部で電線85の端末部及びゴム栓86に圧着により接続されている。端子金具80がキャビティ14に正規挿入されると、ゴム栓86がキャビティ14の内周面に密着して、キャビティ14内が液密にシールされる。
図4に示すように、ハウジング本体11には、前方からフロントリテーナ70が取り付けられる。フロントリテーナ70の撓み規制片71がランス15の撓み空間に進入することでランス15の撓み動作が規制され、もって端子金具80がキャビティ14に確実に抜け止め保持されるようになっている。また、ハウジング本体11の外周面には、ゴム製のシールリング75が外嵌されている。両ハウジング10、90の正規嵌合時に、フード部91とハウジング本体11との間にシールリング75が弾性的に挟持されることで、両ハウジング10、90間が液密にシールされるようになっている。
図4に示すように、ハウジング本体11の上方には、ロックアーム16が設けられている。ロックアーム16は、ハウジング本体11の上面から立ち上がる脚部17と、脚部17の上端から前後両方向に延出するアーム本体部18とからなる。アーム本体部18は、前端部に幅方向に沿ったロック受部19を有し、ロック受部19の後方に、上下方向に貫通するロック孔21を有している。ロック孔21の前端は、上下方向に沿って切り立ち、アーム本体部18の後方に開放されたロック面22で閉塞されている。ロック面22は、ロック受部19の後面となる。一方、ロック孔21の後端は、ロック面22の下方に位置して、上下方向に沿って切り立ち、アーム本体部18の前方に開放される係止面23で閉塞されている。
図4に示すように、アーム本体部18の後端部には、前後方向に延出する移動規制受部24が設けられている。移動規制受部24の上面には、前後方向に延出して後端に開口する受溝25が設けられている。受溝25の前端は、上端に行くに従って次第に後方へせり出す逆テーパ状の形態になっている。移動規制受部24の受溝25には、検知部材50の後述する移動規制部56が進入可能とされている。
また、ハウジング本体11の後端部には、突壁26が設けられている。突壁26は、キャビティ14の上壁部分に連続して後方へ延出する板片状の形態になっている。図3に示すように、突壁26の上面の幅方向両端部には、一対の抜止受部27(図3には1つのみ図示)が突出して設けられている。抜止受部27の前端は、上下方向に沿って配置され、検知部材50の後述する抜止部63に当接可能とされている。
図1に示すように、嵌合筒部12の上部には、ロックアーム16を挟んだ幅方向両側に、一対の側壁28が上下方向に起立して設けられ、さらに、両側壁28の上端間に、天井壁29が架け渡して設けられている。ロックアーム16は、両側壁28及び天井壁29によって外部異物から保護された状態になる。
続いて、検知部材50について説明する。検知部材50は合成樹脂製であって、図1及び図4に示すように、ハウジング本体11、両側壁28及び天井壁29によって囲まれる空間内に配置され、ロックアーム16を摺動可能とされている。この検知部材50は、ハウジング10に対して待機位置(図4を参照)から後退して検知位置(図2を参照)に至り、検知位置にて両ハウジング10、90間に、後述する規制構造(係止アーム57及び抜止部63)を介して、前後方向に遊動規制された状態に挟持される。詳しくは、検知部材50は、前後方向及び幅方向に沿った基部51と、基部51の幅方向中央部から前方に突出する係止アーム57と、基部51の幅方向両端部から前方へ突出する一対のバネ収容部52と、両バネ収容部52から上方に起立する前後方向に沿ったガイド部53と、両ガイド部53の上端間に架け渡される幅方向に沿った架設部54と、架設部54から後方に突出す操作部55と、架設部54の幅方向中央部から前方に突出する移動規制部56とからなる。
図4に示すように、係止アーム57は、前後方向に細長く延出する略角柱状をなし、基部51との連結部位を支点として前端部が上下動する向きに撓み変形可能とされている。係止アーム57の下面には、前端寄りの位置に、係止部58が突出して設けられている。係止部58の後面は上下方向に沿って配置されている。図4に示すように、検知部材50が待機位置にあるときに、係止部58がロック孔21に嵌り、係止部58の後面がアーム本体部18の係止面23に対面して係止可能に配置される。
図4に示すように、係止アーム57の前端部には、係止部58よりも前方に、側面視略門型の先端当接部59が設けられている。先端当接部59は、下方に開口する凹部61を有している。検知部材50が待機位置にあるときに、先端当接部59の凹部61にロック受部19が嵌まり込み、係止アーム57がアーム本体部18に位置決めして保持される。
先端当接部59の前面は、上下方向に沿った先端当接面62とされている。図2に示すように、検知部材50が検知位置にあるときに、先端当接面62がロック部92のロック本体部93の前面(相手ハウジング90から見た場合の前面)に対面して当接可能とされている。
バネ収容部52には、前後方向に伸縮可能なバネ材(図示せず)が収容されている。バネ材は、その前後両端がバネ収容部52に支持されている。図3に示すように、バネ収容部52の下面には、抜止部63が突出して設けられている。抜止部63の後面は、上下方向に沿って配置されている。抜止部63の後面が抜止受部27に対面して係止されることにより、検知位置にある検知部材50がハウジング10から脱落するのが防止されるようになっている。
図1に示すように、操作部55は、平面視略矩形で幅広の板状をなし、その後端部に、幅方向に沿った突条部64を有している。検知部材50の待機位置への移動時には、突条部64に、作業者の指を引っ掛けて操作することが可能とされている。
図4に示すように、移動規制部56は、架設部54から前方へ真っ直ぐ突出したあと前下がりに湾曲状に屈曲する形態になっている。操作部55を押し下げると、架設部54を支点として移動規制部56がシーソ状に引き上げられるように動作する。図2に示すように、検知部材50が検知位置にあるときには、移動規制部56が移動規制受部24の受溝25に進入し、受溝25の前端に移動規制部56の先端が係止可能に配置されるようになっている。
次に、本実施例のコネクタの作用を説明する。
両ハウジング10、90の嵌合に先立ち、検知部材50がハウジング10に後方から挿入されて待機位置に組み込まれる。図4に示すように、待機位置では、係止アーム57がロックアーム16のアーム本体部18のロック孔21に弾性的に進入し、係止部58がアーム本体部18の係止面23に当接可能に配置されるとともに、先端当接部59の凹部61がアーム本体部18のロック受部19に嵌着される。これにより、検知部材50が待機位置にて前後方向への移動を規制された状態に保持される。
上記の状態で、ハウジング10のハウジング本体11が相手ハウジング90のフード部91内に嵌合される。嵌合の過程では、ロック部92の突片部94の傾斜部分がアーム本体部18のロック受部19を摺動して、ロック受部19が上方へ持ち上がるようにロックアーム16が撓み変形させられる。このとき、係止アーム57もロックアーム16に連動して一体に撓み変形させられる。嵌合の過程では、図示しないが、バネ材が相手ハウジング90に押圧されて弾縮させられ、バネ材に付勢力が蓄勢される。
その後、両ハウジング10、90が正規嵌合されると、図5に示すように、ロックアーム16が弾性的に復帰するとともに、ロック部92がロック孔21に下方から嵌り込み、それと同時に、係止アーム57がロック部92により押圧され、先端当接部59がロック受部19から離間するとともに、アーム本体部18の係止面23と係止部58との係止が外れる。すると、バネ材に蓄勢された付勢力が解放され、図2に示すように、検知部材50が検知位置へと自動的に移動させられる。また、ロック部92がロック孔21に進入することにより、ロック本体部93の後面(相手ハウジング90から見た場合の後面)がロック孔21のロック面22に当接可能に配置され、これによって両ハウジング10、90が嵌合状態に保持される。検知部材50が検知位置に至ると、移動規制部56が移動規制受部24の受溝25に弾性的に嵌り込む。これにより、検知部材50が待機位置に不用意に移動するのが防止される。
ところで、図5に示すように、ロック本体部93がロック孔21に嵌ると、先端当接部59がロック本体部93に乗り上げられ、係止アーム57が撓み変形した状態になる。その後、検知部材50が検知位置に至ると、係止アーム57が復帰方向に弾性変位し、先端当接部59がロック本体部93を乗り越えて下降する。また、検知位置では、抜止部63が抜止受部27に当接して検知部材50のそれ以上の後退が規制される。このため、係止アーム57が復帰方向に弾性変位すると、先端当接部59がロック本体部93の前面(相手ハウジング90から見た場合の前面)を摺動しつつ下降し、ロック本体部93をアーム本体部18のロック面22側へ押しやる(図2及び図5を参照)。図2に示すように、係止アーム57が弾性復帰すると、先端当接部59の先端当接面62がロック本体部93の前面(相手ハウジング90から見た場合の前面)に実質的に面接触状態で当接し、ロック本体部93が先端当接部59とロック受部19との間に挟まれて保持される。このため、ロック本体部93とロック受部19との間に隙間が生じるのが防止される。
かくして、検知部材50が検知位置にあるときには、係止アーム57の先端当接部59がロック部92のロック本体部93に当接して配置されるとともに、抜止部63が抜止受部27に当接して配置されることにより、検知部材50が両ハウジング10、90間に前後方向に挟まれて保持され、端的には検知部材50が両ハウジング10、90間に突っ張るように配置される。したがって、両ハウジング10、90間が前後方向に位置ずれしてガタ付くのが抑えられる。
以上説明したように、本実施例によれば、両ハウジング10、90が正規嵌合されて検知部材50が検知位置に至ると、検知部材50が両ハウジング10、90間に前後方向に挟まれ、両ハウジング10、90の前後方向の隙間が詰められてガタが規制されるため、両ハウジング10、90間のガタ付きに起因して異音が発生するのを防止することができる。とくに、検知部材50によって両ハウジング10、90間のガタ付きを抑えることができるため、専用のガタ付き規制部材を設ける必要がなく、部品点数が増加するのを回避することができる。
また、ロック部92のロック本体部93がロックアーム16のロック受部19と係止アーム57の先端当接部59との間に挟み込まれるため、ロック部92とロックアーム16とのロック状態が安定に維持される。その結果、両ハウジング10、90間のガタ付きをより確実且つ効果的に抑えることができる。
さらに、係止アーム57に、両ハウジング10、90間のガタ付きを抑える機能と検知部材50を待機位置に留め置く機能とが集約されるため、両機能が検知部材50の別部位に個別に設けられるよりも、検知部材50の構造が簡略化される。
<他の実施例>
以下、本発明の他の実施例を簡単に説明する。
(1)検知部材のうち係止アーム以外の部分が相手ハウジングと当接可能に配置されることにより、両ハウジング間のガタを規制することが可能となるものであってもよい。
(2)検知部材のうち抜止部以外の部分がハウジングと当接可能に配置されることにより、両ハウジング間のガタを規制することが可能となるものであってもよい。
(3)検知部材は、バネ材を有さず、ハウジングに対して待機位置から検知位置へと手動で移動させられるものであってもよい。
10…ハウジング
11…ハウジング本体
16…ロックアーム
50…検知部材
57…係止アーム(規制構造)
63…抜止部(規制構造)
90…相手ハウジング

Claims (3)

  1. 相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、
    前記ハウジングに対して待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられ、両ハウジングが正規嵌合されるまでは前記待機位置に留め置かれ、前記両ハウジングが正規嵌合されるに伴い前記検知位置への移動が可能となる検知部材とを備え、
    前記検知部材は、前記検知位置において前記両ハウジング間に前記両ハウジングの嵌合方向に挟まれて前記両ハウジング間のガタを規制する規制構造を有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングには、前記相手ハウジングのロック部を弾性的に係止することで前記両ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームが設けられ、
    前記規制構造は、前記ロックアームとの間に前記ロック部を前記嵌合方向で挟み込む係止アームを有していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記係止アームは、前記待機位置にて前記ハウジングのロックアームを弾性的に係止することで前記検知部材の前記検知位置への移動を規制し、前記両ハウジングの正規嵌合時に、前記ロック部に押圧されて前記ロックアームとの係止が外されることで前記検知部材の前記検知位置への移動を可能となすことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
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