JP2013239369A - 防水コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シール部材を正規の装着状態に保持することが可能な防水コネクタを提供する。
【解決手段】互いに嵌合可能な一対のハウジング10,30と、前記一対のハウジング10,30において嵌合時に対向する対向面16,35に装着されて前記一対のハウジング10,30間をシールする合成樹脂製のシール部材50と、を有する。これにより、シール部材50は合成樹脂製であるから、ゴム製である場合に比して変形しにくく、また、一対のハウジング10,30の対向面16,35に挟まれるから、嵌合方向への位置ずれが規制される。したがって、シール部材50を正規の装着状態に保持することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、防水コネクタに関する。
従来、防水コネクタの一例として、特許文献1に記載のものが知られている。このコネクタは、互いに嵌合可能な雄側ハウジングと雌側ハウジングとを備えている。雌側ハウジングは、雌側端子金具を挿入可能なキャビティが形成された端子収容部と、この端子収容部の周りを取り囲む外筒部とを備え、端子収容部の外周面にはゴム製のシールリングが嵌着されている。
そして、両ハウジングが嵌合されると、雄側ハウジングのフード部が雌側ハウジングのシールリングと外筒部との間に入り込み、シールリングがフード部と端子収容部との間に挟圧された状態で密着して両ハウジング間がシールされ、全てのキャビティが一括して防水される。
特開2001−319725号公報
ところで、シールリングは、ゴム製であるから変形しやすい。このため、シールリングが、例えば幅方向の一端側と他端側とが前後にずれるように変形した状態で、雌側ハウジングに装着される虞がある。また、シールリングが、例えば雄側ハウジングと雌側ハウジングとの嵌合時にフード部の先端に押され、正規の装着位置よりも後方にずれてしまう虞もある。シールリングが正規の装着状態(正規の形状および正規の位置)に保持されていないと、防水性の低下を招く虞があるため対策が望まれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シール部材を正規の装着状態に保持することが可能な防水コネクタを提供することを目的とする。
本発明の防水コネクタは、互いに嵌合可能な一対のハウジングと、前記一対のハウジングにおいて嵌合時に対向する対向面に装着されて前記一対のハウジング間をシールする合成樹脂製のシール部材と、を有する。
このような構成によれば、シール部材は合成樹脂製であるから、ゴム製である場合に比して変形しにくく、また、一対のハウジングの対向面に挟まれるから、嵌合方向への位置ずれが規制される。したがって、シール部材を正規の装着状態に保持することができる。
また、前記一対のハウジングのうち一方のハウジングに保持された端子金具のタブが、他方のハウジング側に突出し、この他方のハウジングに保持された端子金具に接触して両端子金具が電気的に接続されるものであり、前記一対のハウジングのそれぞれには、前記一対のハウジングの嵌合方向に沿う壁面が、前記タブの挿通孔を囲む環状に形成されているものとしてもよい。
このような構成によれば、ハウジングの壁面を伝わってタブの挿通孔に至る経路の距離が延びるから、防水性をより高めることができる。
また、前記シール部材には、前記一対のハウジングの嵌合時に、前記壁面に全周にわたって当接する環状のシール壁が設けられているものとしてもよい。
このような構成によれば、シール部材によりタブの挿通孔の周りをシールすることができる。
また、前記対向面には、前記シール壁が収容される収容溝が形成され、前記収容溝の壁面が前記壁面とされているものとしてもよい。
また、前記シール壁と前記収容溝とには、互いに当接することで前記シール壁を前記壁面側に押圧する押圧部が設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、シール壁をより確実に壁面に押し付けることができ、もって防水性をより高めることができる。
また、前記シール部材は、前記対向面に沿う板部を有し、前記一対のハウジングの嵌合時には、前記対向面が前記板部に当接するものとしてもよい。このような構成によれば、一対のハウジングとシール部材の当接面(シール面)が増すから、防水性をより高めることができる。
また、前記一対のハウジングのうち少なくとも一方のハウジングには、挿入途中の端子金具に押圧されることで弾性変形して撓み空間に退避し、かつ前記端子金具が正規位置に達すると弾性復帰して同端子金具に係止し、その抜け止めを図る樹脂ランスが設けられ、前記シール部材には、前記撓み空間に挿入される突片が設けられているものとしてもよい。
このような構成によれば、突片が撓み空間に入り込むことで、樹脂ランスが撓み空間に退避することが規制され、確実に端子金具の抜け止め状態が維持される。このような突片がシール部材に設けられているから、例えば突片を有する部材とシール部材とを別々に設ける場合に比べて、部品点数および組み付け工数を減らすことができる。
本発明によれば、シール部材を正規の装着状態に保持することが可能な防水コネクタを提供することができる。
実施形態1における防水コネクタであって、嵌合後の状態を示す断面図 嵌合前の防水コネクタを示す断面図 シール部材の正面図 実施形態2における防水コネクタであって、嵌合後の状態を示す断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1について、図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態における防水コネクタCは、互いに嵌合可能な雄側ハウジング10および雌側ハウジング30(一対のハウジング)と、嵌合時に両ハウジング10,30間をシールするシール部材50とを備えている。以下、各構成部材において、両ハウジング10,30における嵌合面側をそれぞれ前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
雄側ハウジング(一方のハウジング)10は、雄側の端子金具(以後、雄端子金具20と称する)を収容する雄側端子収容部11と、雌側ハウジング30に外嵌可能なフード部12とを備えている。
雄側端子収容部11の内部には、後方から雄端子金具20が挿入可能とされた雄側キャビティ13が形成されている。なお、雄側キャビティ13の後部は、雄端子金具20に装着されたゴム栓21によって塞がれることで防水される。
雄側キャビティ13の上壁には、上下方向に弾性変形可能な雄側樹脂ランス14が形成されている。雄側樹脂ランス14は、前方に向かって片持ち状に延出する形態をなし、その上側に撓み空間Sが形成されている。雄側樹脂ランス14は、挿入途中の雄端子金具20に押圧されることで上側に弾性変形して撓み空間Sに退避し、かつ雄端子金具20が正規位置に達すると下側に弾性復帰して雄端子金具20に係止し、その抜け止めを図る。
また、雄側端子収容部11の前端部(雄側キャビティ13の前壁)には、雄端子金具20のタブ22を挿通可能な雄側挿通孔15が、前後方向に貫通して形成されている。雄側キャビティ13に収容された雄端子金具20のタブ22は、雄側挿通孔15を通って前方(フード部12の内側)に突出する。なお、雄側端子収容部11の前端面(雌側ハウジング30との対向面であって、雄側対向面16と称する)には、後述するシール部材50の雄側シール壁52が収容される雄側収容溝17が形成されている。この雄側収容溝17については、シール部材50の説明と併せて後ほど詳しく説明する。
フード部12は、前方に開口する角筒状をなすとともに、雌側ハウジング30に設けられたロックアーム37と対応する部分が上方に広がった形状とされ、これによりフード部12の上壁には段差が形成されている。
また、フード部12の内側面には、雌側ハウジング30のロックアーム37が係止するロック突部18が突設されている。ロックアーム37とロック突部18とが係止することで、雌雄両ハウジング10,30は正規の嵌合状態に保持される。
雄端子金具20は、金属板をプレス成形することで形成され、前側から順に、前後方向に細長く延びて相手の雌端子金具40と導通接触するタブ22と、略箱型をなす本体部23と、電線Wの端末に圧着接続されるバレル部24とを有している。雄側キャビティ13に正規の位置まで挿入された雄側端子金具20は、本体部23に設けられた係止孔に雄側樹脂ランス14の係止突起が係止することで、一次係止されて抜け止めされる。また、キャビティに正規の位置まで挿入された雄端子金具20の本体部23の後端角部には、雄側端子収容部11に側方から装着されたリテーナ19が二次係止する。これにより、雄端子金具20は、雄側樹脂ランス14と併せて二重に抜け止めされる。
雌側ハウジング(他方のハウジング)30は、雌側の端子金具(以後、雌端子金具40と称する)を収容可能であるとともに、雄側ハウジング10のフード部12に内嵌可能な雌側端子収容部31を備えている。
雌側端子収容部31の内部には、後方から雌端子金具40を挿入可能な雌側キャビティ32が形成されている。なお、雌側キャビティ32の後部は、雄側キャビティ13と同様、雌端子金具40に装着されたゴム栓44によって塞がれることで防水される。
雌側キャビティ32の上壁には、雄側キャビティ13と同様、挿入途中の雌端子金具40に押圧されることで上側に弾性変形して撓み空間Sに退避し、かつ雌端子金具40が正規位置に達すると下側に弾性復帰して雌端子金具40に係止し、その抜け止めを図る雌側樹脂ランス33が設けられている。
また、雌側端子収容部31の前端部(雌側キャビティ32の前壁)には、雄端子金具20のタブ22を挿通可能な雌側挿通孔34が、前後方向に貫通して形成されている。雌側挿通孔34の前側部分には、前端へ向かって開口寸法が少しずつ広がるように傾斜する案内面34Aが形成され、雄側ハウジング10と雌側ハウジング30とを嵌合する際、雄端子金具20のタブ22が案内面34Aに前方から当接してその傾斜に案内され、雌側キャビティ32にスムーズに誘い込まれるようになっている。なお、雌側端子収容部31の前端面(雄側ハウジング10との対向面であって、雌側対向面35と称する)には、後述するシール部材50の雌側シール壁53が収容される雌側収容溝36が形成されている。この雌側収容溝36については、シール部材50の説明と併せて後ほど詳しく説明する。
雌側端子収容部31の上面には、片持ち状をなすロックアーム37が上下方向に弾性撓み可能に設けられている。ロックアーム37の上面には、雌雄両ハウジング10,30が正規に嵌合したときに、雄側ハウジング10のロック突部18と前後方向に対向して配されるロック突部38が突設されている。
雌端子金具40は、所定の形状に打ち抜かれた金属板材を曲げ加工してなり、前側から順に、相手の雄端子金具20のタブ22が挿入される略箱型をなす本体部41と、電線Wの端末に圧着接続されるバレル部42とを有している。本体部41の内部には、その底板の前縁から後方へ折り返されてなる弾性接触片43が設けられている。本体部41の内部に進入した雄端子金具20のタブ22は、弾性接触片43と本体部41の天井板との間で弾性的に挟圧され、これにより雄端子金具20と雌端子金具40とが電気的に接続される。
さて、防水コネクタCには、嵌合時に雄雌ハウジング10,30間をシールするシール部材50が備えられている。シール部材50は、雄側ハウジング10および雌側ハウジング30とは別体に形成されたものであり、雄側ハウジング10と雌側ハウジング30との嵌合前においては、雄側ハウジング10の雄側対向面16に装着される。
シール部材50は、合成樹脂材(例えばポリプロピレンやポリブチレンテレフタレート等)により形成されている。シール部材50は、雄側対向面16に沿う略方形の板状をなす板部51と、板部51から前方および後方(雄雌ハウジング10,30の嵌合方向)に突出する前後一対のシール壁52,53とを備えている。なお、一対のシール壁52,53のうち板部51の後方(雄側ハウジング10側)に突出するシール壁を雄側シール壁52、前方(その反対側)に突出するシール壁を雌側シール壁53と称する。
板部51は、雄側ハウジング10の雄側対向面16(フード部12の奥端面)のほぼ全面を覆う大きさの板状とされている。板部51の中心部には、略方形の貫通孔54が形成され、この貫通孔54を貫通して、雄端子金具20のタブ22が板部51の前方に突出可能とされている。なお、貫通孔54は、雌側挿通孔34の前端における開口寸法(最大開口寸法)と同等の開口寸法を有している。
雄側シール壁52および雌側シール壁53は、貫通孔54の全周を囲む環状をなしている(図3参照)。雌側シール壁53は、雄側シール壁52よりも一回り小さくされている。なお、雄側シール壁52、雌側シール壁53、貫通孔54は、同軸に形成されている。
雄側シール壁52の壁厚寸法および板部51からの突出寸法は、全周にわたり一定とされている。また、雄側シール壁52には、外側に突出する雄側突出部55が設けられている。雄側突出部55は、雄側シール壁52の先端縁に沿って、全周にわたり連続して形成されている。なお、雄側突出部55の突出端面は弧状をなしている。
雌側シール壁53の壁厚寸法および板部51からの突出寸法は、雄側シール壁52と同様、全周にわたり一定とされている。また、雌側シール壁53には、雄側シール壁52と同様、外側に突出する雌側突出部56が設けられている。雌側突出部56は、雌側シール壁53の先端縁に沿って、全周にわたり連続して形成されている。なお、雌側突出部56の突出端面は弧状をなしている。
雄側シール壁52の壁厚寸法と雌側シール壁53の壁厚寸法とは同等とされ、また、雄側シール壁52の板部51からの突出寸法と、雌側シール壁53の板部51からの突出寸法とは同等とされている。雄側シール壁52および雌側シール壁53は、ともに、シール部材50が雄側ハウジング10および雌側ハウジング30に装着される前の状態(単体で存在している状態)では、板部51と略垂直をなしている。
雄側ハウジング10の雄側対向面16と雌側ハウジング30の雌側対向面35とには、雌側シール壁53および雄側シール壁52がそれぞれ収容される雄側収容溝17と雌側収容溝36とが凹み形成されている。雄側収容溝17および雌側収容溝36は、雄側対向面16および雌側対向面35に対してそれぞれ略垂直方向(雄雌ハウジング10,30の嵌合方向に略平行な方向)に凹んでいる。
雄側収容溝17は、雄側対向面16の外周縁に沿って、雄側挿通孔15を囲む略方形をなす環状に形成され、雄側キャビティ13よりも幅方向の外側に位置している。
雄側収容溝17は、雄側シール壁52の突出寸法よりも大きい深さ寸法を有している。また、雄側収容溝17は、雄側突出部55を含む雄側シール壁52の厚さ寸法と同じかそれよりも若干小さい幅寸法を有している。なお、雄側収容溝17の幅寸法は、深さ方向および周方向に一定とされている。
雄側収容溝17の内側の壁面17Bと外側の壁面17Aとは互いに略平行をなし、ともに雄側挿通孔15を囲む環状に形成されている。
一方、雌側収容溝36は、雌側対向面35の外周縁と雌側挿通孔34との間における略中心に位置し、雌側挿通孔34を囲む略方形をなす環状に形成され、雌側キャビティ32よりも幅方向の外側に位置している。
雌側収容溝36は、雌側シール壁53の突出寸法よりも大きい深さ寸法を有し、その深さ寸法は雄側収容溝17の深さ寸法と同等とされている。また、雌側収容溝36は、雌側突出部56を含む雌側シール壁53の厚さ寸法と同じかそれよりも若干小さい幅寸法を有している。なお、雌側収容溝36の幅寸法は、深さ方向および周方向に一定とされている。
雌側収容溝36の内側の壁面36Bと外側の壁面36Aとは互いに略平行をなし、ともに雌側挿通孔34を囲む環状に形成されている。
そして、雄側収容溝17に雄側シール壁52が収容されると、雄側突出部55が雄側収容溝17の外側の壁面17Aに当接し、これにより雄側シール壁52の先端側が内側に押され、雄側シール壁52が斜め内側に倒れるように弾性変形し、雄側収容溝17の内側の壁面17Bに押し付けられる。なお、雄側収容溝17の外側の壁面17Aと雄側突出部55は、本発明の押圧部を構成する。
また、雌側収容溝36に雌側シール壁53が収容されると、雌側突出部56が雌側収容溝36の外側の壁面36Aに当接し、これにより雌側シール壁53の先端側が内側に押され、雌側シール壁53が斜め内側に倒れるように弾性変形し、雌側収容溝36の内側の壁面36Bに押し付けられる。なお、雌側収容溝36の外側の壁面36Aと雌側突出部56は、本発明の押圧部を構成する。
次に、雄側ハウジング10と雌側ハウジング30との嵌合方法の一例を説明する。
まず、両ハウジング10,30の嵌合に先立って、雄側ハウジング10にシール部材50を装着する。
シール部材50の雄側シール壁52をフード部12の奥側に向けて、シール部材50をフード部12内に押し込む。すると、シール部材50は、単体時の形状を保ったままフード部12内を移動し、やがて雄側シール壁52の雄側突出部55が、雄側収容溝17の外側の壁面17Aの前端に当接する。さらにシール部材50を奥側に押し込むと、雄側突出部55と雄側収容溝17の外側の壁面17Aとの当接により雄側シール壁52が斜め内側に弾性変形し、その先端部が雄側収容溝17の内側の壁面17Bに当接した状態で、雄側収容溝17の奥方に差し入れられる。そして、雄側シール壁52の先端が雄側収容溝17の奥端付近に達すると、板部51の板面が、略全体にわたり雄側対向面16に当接した状態になる。こうして、雄側ハウジング10へのシール部材50の装着が完了する。このとき、シール部材50の板部51の貫通孔54は、雄側挿通孔34と同軸に配され、また、雄側シール壁52は、全周にわたり、雄側収容溝17の内側の壁面17Bに密着した状態になる。
次に、雌側ハウジング30を雄側ハウジング10に嵌合する。
雌側ハウジング30を、雄側ハウジング10のフード部12の奥側に向けて押し込む。すると、フード部12の奥に装着されたシール部材50の先端(雌側シール壁53の雌側突出部56)に、雌側ハウジング30の雌側対向面35(雌側収容溝36の外側の壁面36Aの前端)が当接する。さらに雌側ハウジング30を奥側に押し込むと、雌側収容溝36の外側の壁面36Aと雌側突出部56との当接により、雌側シール壁53が斜め内側に弾性変形し、雌側収容溝36の内側の壁面36Bに雌側シール壁53が当接した状態で前進し、雌側シール壁53は相対的に雌側収容溝36の奥方に差し入れられる。また、雄端子金具20のタブ22が、雌側ハウジング30の雌側挿通孔34を通って、雌端子金具40の本体部41内に挿入される。やがて、雄側ハウジング10と雌側ハウジング30とが正規の嵌合状態に至り、雄雌端子金具20,40が正規の接続状態となると同時に、嵌合途中ではロック突部18を乗り越えるべく撓み変形していたロックアーム37が、ロック突部18を乗り越えて弾性復帰し、雌雄両ハウジング10,30が正規の嵌合状態にロックされる。
雄雌両ハウジング10,30の正規の嵌合状態では、雌側ハウジング30の雌側対向面35が、略全体にわたり、シール部材50の板部51の板面に当接した状態になり、シール部材50の板部51は、雄側対向面16と雌側対向面35とに前後から挟み付けられて、雄側対向面16と雌側対向面35とに密着した状態になる。また、雌側シール壁53は、全周にわたり、雌側収容溝36の内側の壁面36Bに密着した状態になる。こうして、雄雌ハウジング10,30の正規の嵌合状態では、雄側シール壁52と雄側収容溝17との当接面、板部51と雄雌両ハウジング10,30との当接面、雌側シール壁53と雌側収容溝36との当接面がシール面となり、雄雌ハウジング10,30間がシールされる。
上記のように構成された実施形態1によれば、以下の効果を奏する。
実施形態1の防水コネクタCは、互いに嵌合可能な雄雌ハウジング10,30と、嵌合時に雄雌ハウジング10,30において対向する雄側対向面16と雌側対向面35とに装着されて雄雌ハウジング10,30間をシールする合成樹脂製のシール部材50と、を有している。ここで、シール部材がゴム製である場合には、合成樹脂製のシール部材50に比して変形しやすいので、雄側ハウジング10のフード部12の奥端に、正しい形状および姿勢を保って装着することは難しい。しかしながら、本実施形態においてはシール部材50が合成樹脂製であるから、一定の形状を保ったままフード部12内を奥側へ移動させ、かつ、雄側シール壁52をスムーズに雄側収容溝17に差し入れ、正しい装着状態にすることができる。また、本実施形態のシール部材50は、雄雌ハウジング10,30の嵌合時には、雄側対向面16と雌側対向面35とに挟まれるから、前後方向(嵌合方向)への位置ずれが規制される。したがって、本実施形態の防水コネクタCによれば、シール部材50を正規の装着状態に保持することができる。
また、雄雌ハウジング10,30のそれぞれには、雄雌ハウジング10,30の嵌合方向に沿う壁面(雄側収容溝17の内側の壁面17Bおよび雌側収容溝36の内側の壁面36B)が、雄側挿通孔15および雌側挿通孔34を囲む環状に形成されている。
これにより、雄側ハウジング10のフード部12の内周面と雌側ハウジング30の外周面とから雄側対向面16または雌側対向面35を伝わって雄側挿通孔15または雌側挿通孔34に至る経路の距離が延びるから、防水性をより高めることができる。
また、シール部材50には、雄雌ハウジング10,30の嵌合時にこの壁面17B,36Bに全周にわたって当接する環状の雄側シール壁52および雌側シール壁53が設けられている。これにより、シール部材50によって雄側挿通孔15および雌側挿通孔34の周りをシールすることができる。
また、雄側シール壁52と雄側収容溝17とには、互いに当接することで雄側シール壁52を雄側収容溝17の内側の壁面17Bに押圧する雄側突出部55と雄側収容溝17の外側の壁面17Aとが設けられ、雌側シール壁53と雌側収容溝36とには、互いに当接することで雌側シール壁53を雌側収容溝36の内側の壁面36Bに押圧する雌側突出部56と雌側収容溝36の外側の壁面36Aとが設けられている。これにより、雄側シール壁52および雌側シール壁53を、より確実に雄側収容溝17の壁面17Bおよび雌側収容溝36の壁面36Bに押し付けることができるので、防水性を高めることができる。
また、シール部材50は、雄側対向面16および雌側対向面35に沿う板部51を有し、雄雌ハウジング10,30の嵌合時には、雄側対向面16および雌側対向面35が板部51に当接するものとされている。これにより、雄雌ハウジング10,30とシール部材50とが当接する面(シール面)が増すから、防水性をより高めることができる。なお、例えばシール部材がゴム製である場合には、雄雌ハウジングを嵌合する際に、雄雌ハウジングがシール部材の弾発力を受け、これにより両ハウジングが未だ正規の嵌合状態に至っていないにも関わらず、嵌合したと勘違いして半嵌合状態に留め置かれる虞がある。しかしながら、本実施形態のように、シール部材50が合成樹脂製である場合には、このような半嵌合の虞を防ぐことができる。
ところで、例えば電線Wが、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の芯線を備えたアルミ電線であり、雄雌端子金具20,40が銅合金製等である場合(すなわち電線Wの芯線と端子金具20,40とが異種の金属によって形成されている場合)には、両者の接続部分に水分が介在して両金属が水中にイオンとして溶け込み、電気化学的反応によって腐食が進行する電食が発生することが懸念される。このような場合には、従来であれば非防水のコネクタを使用するような場所(通常水を被らないとされる場所)においても、例えば結露水の滴下等、わずかな水との接触をも防ぐべく、ある程度防水性を有するコネクタを使用したいという要望がある。このような場合に、非防水コネクタに替えて本実施形態の防水コネクタCを使用することで、高い防水性を確保し電食の発生を防ぐことができるから有効である。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2に係る防水コネクタ60を図4によって説明する。
本実施形態の防水コネクタ60は、シール部材61に、撓み空間Sに挿入される突片62が設けられている点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態に係る防水コネクタ60は、実施形態1と同様に、互いに嵌合可能な雄側ハウジング10および雌側ハウジング30と、嵌合時に両ハウジング10,30間をシールするシール部材61とを備えている。そして、雄側ハウジング10には、実施形態1と同様に、挿入途中の雄端子金具20に押圧されることで弾性変形して撓み空間Sに退避し、かつ雄端子金具20が正規位置に達すると弾性復帰してこの雄端子金具20に係止してその抜け止めを図る雄側樹脂ランス14が設けられている。雄側樹脂ランス14は、実施形態1と同様、前方に向かって片持ち状に延出する形態をなし、その上側に撓み空間Sが形成されている。この撓み空間Sは、雄側端子収容部11の前方に開口しており、雄側端子収容部11の前壁には、突片62を前方から差し入れ可能な差入口63が形成されている。差入口63は、撓み空間Sの高さ寸法(自然状態の雄側樹脂ランス14と雄側キャビティ13の上壁との上下方向の間隔)と同等の開口寸法を有している。なお、差入口63は、雄側収容溝17よりも径方向内側に位置している。
シール部材61は、実施形態1と同様に、合成樹脂材により形成され、雄側対向面16に沿う略方形の板状をなす板部51と、板部51から前後方向に突出する雄側シール壁52および雌側シール壁53とを備えている。またシール部材61は、実施形態1と同様に、雄側ハウジング10と雌側ハウジング30との嵌合前においては、雄側ハウジング10の雄側対向面16に装着される。
このシール部材61には、雄側樹脂ランス14の撓み空間Sに挿入される突片62が設けられている。突片62は、前後方向に細長い板状をなし、撓み空間Sに対し、上下方向にほぼ隙間のない状態で嵌合する厚さ寸法を有している。突片62は、板部51の後側面(雄側対向面16側の板面)から後方に突出している。突片62は、板部51の板面と略垂直をなしている。
このシール部材61を雄側ハウジング10に装着するには、実施形態1と同様、雄側シール壁52をフード部12の奥側に向けて押し込む。すると、突片62が差入口63に差し入れられ、差入口63から撓み空間Sに真っすぐ進入する。また、実施形態1と同様、雄側突出部55と雄側収容溝17の外側の壁面17Aとの当接により、雄側シール壁52が斜め内側に弾性変形し、雄側収容溝17の内側の壁面17Bに当接した状態で、雄側収容溝17の奥方に差し入れられる。そして、突片62の先端が雄側樹脂ランス14の前後方向の中心よりも奥側に至ると、板部51が雄側ハウジング10の雄側対向面16に当接した状態になり、雄側ハウジング10へのシール部材61の装着が完了する。その後、実施形態1と同様、雄側ハウジング10に雌側ハウジング30を嵌合することで、雄雌ハウジング10,30が正規の嵌合状態になるとともに、雄雌ハウジング10,30間がシール部材61によりシールされる。
以上のように本実施形態においては、防水コネクタ60が、互いに嵌合可能な雄雌ハウジング10,30と、雄雌ハウジング10,30の嵌合時に対向する雄側対向面16および雌側対向面35に装着されて雄雌ハウジング10,30間をシールする合成樹脂製のシール部材61と、を有しているから、実施形態1と同様に、シール部材61を正規の装着状態に保持することができる。
加えて、シール部材61には、撓み空間Sに挿入される突片62が設けられているから、突片62が撓み空間Sに入り込むことで、雄側樹脂ランス14が撓み空間Sに退避することが規制され、確実に雄端子金具20の抜け止め状態を維持することができる。そして、このような突片62がシール部材61に設けられているから、例えば突片を有する部材とシール部材とを別々に設ける場合に比べて、部品点数および組み付け工数を減らすことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、シール部材50(61)は、雄雌ハウジング10,30の嵌合に先立って雄側ハウジング10に装着されるものとしているが、これとは反対に雌側ハウジング30に装着されるものとしてもよい。
(2)上記実施形態では、シール部材50(61)は、板部51を有しているが、これに限らず、シール部材は必ずしも板部を有さなくてもよく、例えば、シール部材を、雄側シール壁と雌側シール壁とが前後方向に連なった筒状をなすものとしてもよい。
(3)上記実施形態では、シール部材50(61)は、雄側シール壁52と雌側シール壁53とを有しているが、これに限らず、例えばシール部材を、板部のみを有するものとしてもよい。
(4)上記実施形態では、雄雌ハウジング10,30の嵌合時には、雄側対向面16および雌側対向面35が板部51に当接するものとされているが、これに限らず、雄側対向面および雌側対向面の両方、もしくはいずれか一方と板部との間に隙間を設けてもよい。
(5)上記実施形態では、雄側シール壁52および雌側シール壁53は、雄側収容溝17および雌側収容溝36にそれぞれ収容されて内側の壁面17B,36Bに当接するものとされているが、例えばこのような収容溝を設けず、外側に開放された形態の壁面に、雄側シール壁および雌側シール壁が当接するものとしてもよい。
(6)上記実施形態では、雄側シール壁52と雌側シール壁53とに、雄側突出部55と雌側突出部56とがそれぞれ設けられているが、これに限らず、例えば、雄側シール壁および雌側シール壁側に突出部を設ける換わりに、雄側収容溝および雌側収容壁側に突出部を設けてもよく、また雄側収容溝および雌側収容溝を奥側に向かって幅狭となる形状に形成することで、その奥端部の壁面が、雄側シール壁と雌側シール壁とに当接するものとしてもよい。
(7)上記実施形態2では、シール部材61には、雄側樹脂ランス14の撓み空間Sに挿入される突片62が設けられているが、これに限らず、例えば、シール部材には、雌側樹脂ランスの撓み空間に挿入される突片のみを設けてもよく、また雄側の撓み空間に挿入される突片と雌側の撓み空間に挿入される突片との両方を設けてもよい。
C,60…防水コネクタ
S…撓み空間
10…雄側ハウジング(一方のハウジング)
14…雄側樹脂ランス
15…雄側挿通孔
16…雄側対向面
17…雄側収容溝
17A…外側の壁面(押圧部)
17B…内側の壁面(一対のハウジングの嵌合方向に沿う壁面)
20…雄端子金具
22…タブ
30…雌側ハウジング(他方のハウジング)
34…雌側挿通孔
35…雌側対向面
36…雌側収容溝
36A…外側の壁面(押圧部)
36B…内側の壁面(一対のハウジングの嵌合方向に沿う壁面)
40…雌端子金具
50,61…シール部材
51…板部
52…雄側シール壁
53…雌側シール壁
55…雄側突出部(押圧部)
56…雌側突出部(押圧部)
62…突片

Claims (7)

  1. 互いに嵌合可能な一対のハウジングと、
    前記一対のハウジングにおいて嵌合時に対向する対向面に装着されて前記一対のハウジング間をシールする合成樹脂製のシール部材と、
    を有する防水コネクタ。
  2. 前記一対のハウジングのうち一方のハウジングに保持された端子金具のタブが、他方のハウジング側に突出し、この他方のハウジングに保持された端子金具に接触して両端子金具が電気的に接続されるものであり、
    前記一対のハウジングのそれぞれには、前記一対のハウジングの嵌合方向に沿う壁面が、前記タブの挿通孔を囲む環状に形成されている請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記シール部材には、前記一対のハウジングの嵌合時に、前記壁面に全周にわたって当接する環状のシール壁が設けられている請求項2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記対向面には、前記シール壁が収容される収容溝が形成され、
    前記収容溝の壁面が前記壁面とされている請求項3に記載の防水コネクタ。
  5. 前記シール壁と前記収容溝とには、互いに当接することで前記シール壁を前記壁面側に押圧する押圧部が設けられている請求項4に記載の防水コネクタ。
  6. 前記シール部材は、前記対向面に沿う板部を有し、
    前記一対のハウジングの嵌合時には、前記対向面が前記板部に当接するものとされている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
  7. 前記一対のハウジングのうち少なくとも一方のハウジングには、挿入途中の端子金具に押圧されることで弾性変形して撓み空間に退避し、かつ前記端子金具が正規位置に達すると弾性復帰して同端子金具に係止し、その抜け止めを図る樹脂ランスが設けられ、
    前記シール部材には、前記撓み空間に挿入される突片が設けられている請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
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