JP2010097706A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具同士の接触代が不足するのを防止する。
【解決手段】コネクタ10は、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング20、50を備える。第1ハウジング20には、両ハウジング20、50の嵌合動作を助勢するレバー80が収容される袋状のレバー収容部37が設けられている。レバー80にはカム溝86を有するアーム板82が設けられ、レバー収容部37はアーム板82を外側から覆う外壁44を有している。第2ハウジング50には、カム溝86と係合するカムフォロア56が突出して設けられている。カムフォロア56には、両ハウジング20、50の嵌合時に外壁44の当接受け面18に当接することで外壁44の外側への膨出変形を規制する第2フランジ部63が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、従来のコネクタが開示されている。このものは、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングと、第1ハウジングに装着されるレバーとを備え、第1ハウジングにはレバーが収容される袋状の収容凹部が設けられている。レバーは、カム溝を有する一対の板状部と両板状部を連ねる操作部とで全体として門型をなし、板状部にはカム溝が設けられている。また、第2ハウジングにはカム溝に係合するカムフォロアが突出して設けられている。両ハウジングの嵌合過程ではレバーの回動によってカム溝内をカムフォロアが移動することで両者間にカム作用が発揮され、もって両ハウジングの嵌合動作が進行するようになっている。ここで、収容凹部は板状部の内外両面を覆う内壁及び外壁を有し、内壁にはレバーを回動可能に支持する支軸が突出して設けられている。
特開2008−226535公報
ところで、コネクタが多極になると、両ハウジングの嵌合に伴う嵌合荷重が高くなり、レバーの板状部等に大きな負荷がかかることとなった。このため、板状部が外側に拡開させられ、それに伴って収容凹部の外壁が外側に膨出変形することがあった。その結果、第1ハウジングの反り変形を伴いながら両ハウジングの嵌合姿勢が正規位置から傾き、両ハウジングに収容された複数の端子金具のうち一部の端子金具同士の接触代が不足することがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具同士の接触代が不足するのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備え、両ハウジングにはそれぞれ対応する端子金具が収容され、前記第1ハウジングには、前記両ハウジングの嵌合動作を助勢する倍力部材が収容される袋状の収容凹部が設けられ、前記収容凹部は、前記倍力部材のうち倍力作用を発揮する板状部を外側から覆う外壁を有しており、さらに、前記第2ハウジングには、前記両ハウジングの嵌合時に前記外壁の外面に当接することで前記外壁の外側への膨出変形を規制する規制部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第2ハウジングには、カムフォロアが突出して設けられ、前記板状部には、前記カムフォロアと係合してカム作用を発揮するカム溝が設けられており、前記規制部は、前記カムフォロアと一体化して設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記倍力部材は、前記第1ハウジングに回動可能に装着されるレバーからなり、前記外壁の内面には、前記レバーを回動可能に支持する支軸が突出して設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
両ハウジングの嵌合時に、収容凹部の外壁の外面に第2ハウジングの規制部が当接して、外壁の外側への膨出変形が規制されるから、第1ハウジングの反り変形も規制される。その結果、両ハウジングの嵌合姿勢が正しく保たれ、両ハウジングに収容された端子金具同士の接触代が適正に保たれる。
<請求項2の発明>
規制部がカムフォロアと一体化して設けられているから、カムフォロアとは別に設けられる場合に比べ、構成の簡素化を図れる。
<請求項3の発明>
外壁の内面にはレバーを回動可能に支持する支軸が突出して設けられていることにより、両ハウジングの嵌合に伴って外壁に大きな嵌合荷重が作用し、外壁が外側に膨出変形し易くなるため、規制部によって外壁の外側への膨出変形が規制される本発明を適用する意義が大きい。また、外壁の内面に支軸が設けられることで、収容凹部の内壁における設計の自由度が高められ、例えば、内壁にカムフォロアが進入する導入溝を支障なく設けることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図12によって説明する。本実施形態に係るコネクタ10は、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング20、50と、第1ハウジング20に装着されるレバー80と、両ハウジング20、50に収容される第1、第2端子金具100、200とを備えて構成されている。なお、以下の説明において前後方向については両ハウジング20、50の互いの嵌合面側を前方とする。
第1ハウジング20は合成樹脂製であって、図4及び図5に示すように、矩形枠状のホルダ21と、ホルダ21内に装着される複数のサブハウジング22とを有している。サブハウジング22は全体として角ブロック状をなし、図9に示すように、複数のキャビティ23が整列して設けられた端子収容部24と、端子収容部24の後端に連なる筒状のゴム栓収容部25とからなる。
ゴム栓収容部25は、端子収容部24よりも一回り大きくされて後面に開口する形状とされ、その内部に一括型のゴム栓26が収容されている。ゴム栓26はシリコン等のゴム製であって、各キャビティ23と対応する位置毎に電線密着孔27を有し、各電線密着孔27には電線110が密着状態で挿通可能とされている。また、ゴム栓収容部25にはゴム栓26に続いて後方からゴム栓押さえ28が挿入され、このゴム栓押さえ28によってゴム栓26のサブハウジング22からの抜け止めがなされる。ゴム栓収容部25には幅方向に一対のロック部29が撓み可能に設けられ、このロック部29によってサブハウジング22がホルダ21に保持されるようになっている。
端子収容部24の外周面にはゴム製のシールリング30が嵌着されている。シールリング30は端子収容部24とゴム栓収容部25との境界に位置する段差の直前方に配置され、両ハウジング20、50の嵌合によって第2ハウジング50の内面と第1ハウジング20の外面とに密着して両ハウジング20、50間を液密状にシールする役割をはたす。また、端子収容部24には前方からフロントマスク31が外嵌され、フロントマスク31の周壁の後端と段差との間にはシールリング30が介設されている。さらに、端子収容部24には側方からリテーナ32が幅方向に貫通して装着され、リテーナ32の幅方向両端面がフロントマスク31によって塞がれるようになっている。
端子収容部24のキャビティ23内には後方から第1端子金具100が挿入可能とされている。第1端子金具100は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、相手の第2端子金具200を受ける筒状の接続部101を有し、接続部101よりも後方の端部が電線110の端末にかしめ接続されている。この第1端子金具100は、上記のリテーナ32によって二次的に抜け止め係止されるようになっている。
また、キャビティ23の内面には、第1端子金具100を一次的に抜け止めするランス33が撓み可能に設けられている。図4に示すように、フロントマスク31の前壁には、第1端子金具100に対するランス33の係止状態を解除する治具の差し込み孔34が貫通して設けられ、かつ第2端子金具200のタブ202(後述する)のキャビティ23への差し込みを誘導するテーパ状の誘い込み縁35が全周に亘って設けられている。
一方、ホルダ21は合成樹脂製であって全体として枠板状をなし、上記のサブハウジング22を収容するハウジング収容部36と、ハウジング収容部36の幅方向両端側に設けられ、レバー80を収容する幅方向に一対のレバー収容部37とを有している。ハウジング収容部36には、サブハウジング22が後方から挿入される上下2段の収容室38が前後方向に貫通して設けられ、その高さ方向中央部には両収容室38を仕切る隔壁39が架設されている。隔壁39の前端はハウジング収容部36に収容されたサブハウジング22のゴム栓収容部25の前端とほぼ同じ前後位置に配される。
ハウジング収容部36の両側壁(幅方向両端側の壁)の後端部には、図5及び図9に示すように、ロック部29が弾性的に嵌る幅方向に一対のロック受け部40が貫通して設けられている。また、図4に示すように、ハウジング収容部36の両側壁の前端部には、第2ハウジング50側のカムフォロア56及び台座57(後述する)が前方から進入する幅方向に一対の導入溝41が前端に開口して設けられている。導入溝41はその外側でレバー収容部37の収容空間と連通している。ハウジング収容部36の前端上縁部には、レバー80を受けるレバー受け部42が突出して設けられている。
レバー収容部37は、後方及び上方に開放された袋状をなし、図8に示すように、ハウジング収容部36の両側壁を構成する内壁43と、内壁43との間に幅方向(内外方向)に間隔をあけて対向する外壁44と、内外両壁43、44との間にレバー80、詳細にはアーム板82(後述する)の収容空間を保有しつつ内外両壁43、44を連ねる連結壁45とからなる。連結壁45は、その後方、上方、及び導入溝41と対応する部位が開放された形状とされている。内壁43の外面と外壁44の内面との間の距離(連結壁45の長さ)は、レバー80に設けられたアーム板82の板厚寸法と同じか又はそれより僅かに大きくされている。内壁43はアーム板82をその内側から覆うように配置され、外壁44はアーム板82をその外側から覆うように配置されている。
外壁44の内面には、レバー80を回動可能に支持する円柱状の支軸46が突出して設けられている。支軸46は、導入溝41を通して前方から視認可能であって幅方向に対をなして配置され、その突出端面と内壁43の外面との間には隙間が保有されている。また、外壁44には、導入溝41と対向する位置に導入溝41よりも幅狭の進入溝47が前端に開口して設けられている。進入溝47にはカムフォロア56のカム本体61(後述する)が前方から進入するようになっている。進入溝47は、図5に示すように、前後方向に真直ぐ延出する形状をなし、その後方の同軸上に支軸46が位置している。この進入溝47の溝幅は、カム本体61の直径よりも大きくかつ第2フランジ部63(後述する)の直径よりは小さくされている。
レバー80は合成樹脂製であって、図12に示すように、幅方向に延出する操作板81と、操作板81の幅方向両端から互いに平行に突出する一対のアーム板82とからなり、全体として門型状をなしている。操作板81にはレバー受け部42を弾性的に係止する本係止片83が撓み可能に設けられている。図11に示すように、アーム板82には支軸46を受ける軸孔84が貫通して形成され、アーム板82の外面には、レバー80の第1ハウジング20への装着時に支軸46を軸孔84に誘導する有底の案内溝85がその外周縁から軸孔84にかけて設けられている。また、アーム板82には、所定形状に延出してその外周縁に開口するカム溝86が貫通して設けられ、かつ、カム溝86の入り口(アーム板82の外周縁)の外側には補強用のブリッジ87が架設されている。カム溝86の溝縁には、アーム板82の外面から一段落ちた段差面88がブリッジ87を除く位置に設けられている。さらに、アーム板82には略U字形状の切り込みによって画成される仮係止片89が板厚方向(内外方向)に撓み可能に設けられている。
レバー80は、両アーム板82をレバー収容部37の収容空間に挿入させながら第1ハウジング20に後方から跨ぐように装着され、軸孔84に支軸46を貫通させた状態でこの支軸46を中心として仮係止位置と本係止位置との間を回動可能とされている。仮係止位置では、仮係止片89がレバー収容部37の外壁44の内面に設けられた仮係止受け部48を弾性的に引掛け係止することでレバー80が一時的に留め置かれ、仮係止位置から本係止位置に至る過程では、仮係止片89が撓み変形しつつ外壁44の内面を摺動し、本係止位置では、図10に示すように、仮係止片89がレバー収容部37の外壁44の内面に設けられた仮係止逃し部49に嵌ることでその撓み状態が解除されるようになっている。また、本係止位置では、本係止片83がレバー受け部42を弾性的に係止することで、レバー80が回動規制状態に保持されるようになっている。なお、両アーム板82の外面には、外壁44の内面に設けられたストッパ部19が進入する円弧状のガイド溝90が凹設されており、レバー80の回動過程では、ガイド溝90をストッパ部19が摺動することでレバー80の回動案内がなされ、仮係止位置及び本係止位置では、ストッパ部19がガイド溝90の両奥端と当接することでレバー80のそれ以上の回動操作が規制されるようになっている。
続いて、第2ハウジング50について説明すると、第2ハウジング50は同じく合成樹脂製であって、図6及び図7に示すように、幅方向に複数、詳細には3つ一列に横並びで配置される略角筒状のフード51と、各フード51の後端同士を一体に連ねる幅方向に細長い矩形状の背板52とからなる。
各フード51は、それぞれ第1ハウジング20と嵌合可能とされ、サブハウジング22と対応する位置にはハウジング受け部53が上下2段に対をなして設けられ、かつ高さ方向中間部には両ハウジング受け部53を仕切る共有壁54が架設されている。両ハウジング20、50の嵌合時には、共有壁54と隔壁39とが互いに同じ高さ位置で連続して配置されるようになっている。そして、フード51の奥壁は、図9に示すように、一直線状に延出する第2端子金具200が貫通して装着されている。
第2端子金具200のうち、奥壁よりも後方に露出して配置される部分は図示しないプリント回路基板に接続可能な基板接続部201とされる一方、奥壁よりも前方に突出してフード51内に配置される部分は第1端子金具100に接続可能なタブ202とされている。また、フード51内には、各ハウジング受け部53の奥壁の中央部から前方へ突出する嵌合リブ55が設けられている。両ハウジング20、50の嵌合時には、嵌合リブ55がサブハウジング22の中央部を前後方向に貫通するようになっている。
さて、図6及び図7に示すように、各フード51の両側壁(幅方向両端側の壁)には、高さ方向中央よりもやや下方に、幅方向に一対ずつのカムフォロア56が突出して設けられている。カムフォロア56は、各フード51の両側壁において周囲よりも一段高い台座57のフラット面から立ち上がる形状とされ、円柱状のカム本体61と、カム本体61の突出方向中央部に全周に亘って張り出す第1フランジ部62と、カム本体61の突出方向外端部(突出端部)に全周に亘って張り出す第2フランジ部63とからなり、第1、第2フランジ部62、63が互いに同形状とされている。カム本体61は、高さ方向の全長に亘って一定径の断面円形状をなし、レバー80の回動過程でカム溝86の溝面と摺動してカム作用を発揮する役割を果たす。また、第1フランジ部62はレバー80の回動過程でレバー80のアーム板82の外面におけるカム溝86の段差面88と摺動してレバー80の第2ハウジング50からの抜けを阻止する役割を果たし、第2フランジ部63はレバー80の回動過程でレバー収容部37の外壁44の外面における進入溝47の幅方向の両端開口縁(以下、当接受け面18という)に摺動して外壁44の外側への膨出変形を阻止する役割を果たす。
次に、本実施形態に係るコネクタ10の作用を説明する。
ハウジング収容部36の収容室38にサブハウジング22を後方から挿入し、ホルダ21にサブハウジング22を位置決め状態で装着する。これと前後して、レバー収容部37の収容空間に後方からレバー80のアーム板82を挿入し、ホルダ21にレバー80を回動可能に装着する。レバー80を仮係止位置に留め置くと、カム溝86の入り口が第1ハウジング20の前端側に臨み、かつこのカム溝86の入り口と導入溝41と進入溝47とがそれぞれ内外方向に連通する。
次いで、フード51内に各第1ハウジング20を浅く嵌合し、各サブハウジング22を対応するハウジング受け部53内に前方から挿入する。すると、図3及び図8に示すように、カム本体61がカム溝86、導入溝41、進入溝47を内外方向に貫通した状態で各溝41、47、86内に前方から進入するとともに、第1フランジ部62がカム溝86の段差面88に外側から当接し、かつ第2フランジ部63が外壁44の当接受け面18に外側から当接するか当接する。その状態で操作板81を摘みながらレバー80を本係止位置に向けて回動する。レバー80の回動過程では、カム溝86の溝面をカム本体61が摺動することによってカム作用がはたらき、両ハウジング20、50が低操作力で互いに引き寄せられる。このとき、両ハウジング20、50の嵌合に伴う嵌合荷重がレバー80及び外壁44に作用してこれらが変形するおそれがあるものの、本実施形態によれば、第1フランジ部62がカム溝86の段差面88を摺動することによってレバー80の拡開変形が規制され、かつ第2フランジ部63が外壁44の当接受け面18を摺動することによって外壁44の膨出変形が規制されるようになっている。
レバー80が本係止位置まで回動されると、図1、図2、図9及び図10に示すように、カム溝86の奥端にカムフォロア56が到達して、両ハウジング20、50が互いに正規深さで嵌合され、かつ第1、第2端子金具100、200が互いに正規状態で導通接続される。両ハウジング20、50の嵌合後にも、第1フランジ部62とカム溝86の段差面88との当接状態は保たれ、かつ第2フランジ部63と外壁44の当接受け面18との当接状態は保たれる。
以上説明したように本実施形態に係るコネクタ10よれば、両ハウジング20、50の嵌合時に、レバー収容部37の外壁44の外面(当接受け面18)に第2ハウジング50の第2フランジ部63が当接して、外壁44の外側への膨出変形が規制されるから、第1ハウジング20の反り変形も規制される。その結果、両ハウジング20、50の嵌合姿勢が正しく保たれ、両ハウジング20、50に収容された第1、第2端子金具100、200同士の接触代が適正に保たれる。
また、第2フランジ部63がカムフォロア56に一体に設けられているから、カムフォロア56とは別に設けられる場合に比べ、構成の簡素化を図れる。さらに、外壁44の内面にはレバー80を回動可能に支持する支軸46が突出して設けられていることにより、両ハウジング20、50の嵌合に伴って外壁44に大きな嵌合荷重が作用し、外壁44が外側に膨出変形し易くなるため、第2フランジ部63によって外壁44の外側への膨出変形を規制する意義は大きい。しかも、外壁44の内面に支軸46が設けられることで、レバー収容部37の内壁43における設計の自由度が高められ、カムフォロア56及び台座57が進入する導入溝41を大きく切り欠いて設けることが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本発明は、ハウジングに対してスライド移動可能に装着されるスライド式レバーを上記の回転式レバーの代わりに用いた場合にも適用可能である。
(2)両ハウジングの嵌合に伴って外壁の外面に当接することで外壁の外側への膨出変形を規制する部材は、第2フランジ部に限るものではなく、第2フランジ部を省略したうえで第2ハウジングに別に設けられてもよい。
本発明の実施形態1に係り、レバーが本係止位置に保持され、両ハウジングが互いに正規嵌合された状態を第1ハウジングの背面側から見た図である。 レバーが本係止位置に保持され、両ハウジングが互いに正規嵌合された状態の平面図である。 レバーが仮係止位置に保持され、両ハウジングが互いに浅く嵌合された状態の平面図である。 レバーが装着された第1ハウジングの正面図である。 レバーが装着された第1ハウジングの側面図である。 第2ハウジングの正面図である。 第2ハウジングの平面図である。 レバーが仮係止位置に保持され、両ハウジングが互いに浅く嵌合された状態を端子金具の並び方向に切断した図である。 レバーが本係止位置に保持され、両ハウジングが互いに正規嵌合された状態を端子金具の並び方向に切断した図である。 レバーが本係止位置に保持され、両ハウジングが互いに正規嵌合された状態をレバーの外面に沿って切断した図である。 レバーの側面図である。 レバーの正面図である。
符号の説明
10…コネクタ
18…当接受け面
20…第1ハウジング
37…レバー収容部(収容凹部)
44…外壁
47…進入溝
50…第2ハウジング
56…カムフォロア
63…第2フランジ部(規制部)
80…レバー(倍力部材)
82…アーム板(板状部)
86…カム溝

Claims (3)

  1. 互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備え、両ハウジングにはそれぞれ対応する端子金具が収容され、前記第1ハウジングには、前記両ハウジングの嵌合動作を助勢する倍力部材が収容される袋状の収容凹部が設けられ、前記収容凹部は、前記倍力部材のうち倍力作用を発揮する板状部を外側から覆う外壁を有しており、さらに、
    前記第2ハウジングには、前記両ハウジングの嵌合時に前記外壁の外面に当接することで前記外壁の外側への膨出変形を規制する規制部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第2ハウジングには、カムフォロアが突出して設けられ、前記板状部には、前記カムフォロアと係合してカム作用を発揮するカム溝が設けられており、前記規制部は、前記カムフォロアと一体化して設けられている請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記倍力部材は、前記第1ハウジングに回動可能に装着されるレバーからなり、前記外壁の内面には、前記レバーを回動可能に支持する支軸が突出して設けられている請求項2記載のコネクタ。
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JP2017216068A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 住友電装株式会社 コネクタ

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