JP2014059962A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】レバーを小型化し、もってコネクタを小型化する。
【解決手段】本発明は、レバー30を回動させることで相手側コネクタ50と嵌合および離脱可能とされたレバー式コネクタ10であって、レバー30が収容されて組み付けられる収容凹部13を有する雌ハウジング11と、収容凹部13内に収容されるレバー30とを備え、収容凹部13内には、レバー30を回動可能に支持する支持軸20が設けられている一方、レバー30には、支持軸20に軸方向から嵌合する軸受孔35が設けられているとともに、支持軸20を案内することでレバー30の組付動作を案内する組付溝36がレバー30の外縁部から軸受孔35に亘ってレバー30の組付方向に延出されており、さらにレバー30には、相手側コネクタ50に設けられたカムピン53と係合可能なカム溝37が延出されており、組付溝36とカム溝37は、互いの延出方向が交差するように配設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
従来、レバーを回動させることでコネクタ同士を嵌合させるようにしたレバー式コネクタが知られている(下記特許文献1参照)。このレバー式コネクタは、レバーが収容される収容凹部が設けられたハウジングを備え、この収容凹部は、レバーが後方(嵌合面と反対側)から収容可能なように後方に開口する形態とされている。収容凹部の内部には、レバーを回動可能に支持する支持軸が設けられている。支持軸によって支持されたレバーは、収容凹部内に収容された嵌合位置と、嵌合位置から約90°回動させることで収容凹部内から後方に飛び出した初期位置との間を回動可能とされている。
レバー式コネクタを相手側コネクタと嵌合させる際には、レバーを初期位置にセットしておき、相手側コネクタと浅く嵌合させた状態でレバーを初期位置から嵌合位置へ回動させることによってコネクタ同士が正規に嵌合した状態に至る。一方、レバー式コネクタを納入先へ出荷する際には、レバーが他の部材と干渉しないように嵌合位置にセットされるようになっている。
特開2003−249304号公報
ところで、上記のレバー式コネクタは、レバーを収容凹部内に組み付けると、レバーが初期位置にセットされるようになっている。これは、支持軸を収容することでレバーを組み付ける組付溝が、初期位置で嵌合方向に延びて形成されていることを意味する。一方、相手側コネクタに設けられたカムピンと係合して嵌合動作を生じさせるカム溝も、初期位置で嵌合方向に延びて形成されている。すなわち、組付溝とカム溝は、初期位置で嵌合方向と直交する方向に並列に配されることとなり、嵌合方向と直交する方向にレバーが大型化する一因となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバーを小型化し、もってコネクタを小型化することを目的とする。
本発明は、レバーを回動させることで相手側コネクタと嵌合および離脱可能とされたレバー式コネクタであって、レバーが収容されて組み付けられる収容凹部を有するハウジングと、収容凹部内に収容されるレバーとを備え、収容凹部内には、レバーを回動可能に支持する支持軸が設けられている一方、レバーには、支持軸に軸方向から嵌合する軸受孔が設けられているとともに、支持軸を案内することでレバーの組付動作を案内する組付溝がレバーの外縁部から軸受孔に亘ってレバーの組付方向に延出されており、さらにレバーには、相手側コネクタに設けられたカムピンと係合可能なカム溝が延出されており、組付溝とカム溝は、互いの延出方向が交差するように配設されている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、組付溝をカム溝と並列に配設しなくてもよく、レバーが小さくなるように組付溝を自由に配設できる。したがって、レバーを小型化でき、もってコネクタを小型化できる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
組付溝とカム溝は、支持軸の軸方向から見て互いに重なり合うように配設されている構成としてもよい。
このような構成によると、組付溝とカム溝を別々の場所に設けるよりも、レバーにおける両溝が占有する面積を減らすことができる。
支持軸によって支持されたレバーは、収容凹部内に収容された嵌合位置と、この嵌合位置から回動させることで収容凹部内から外部に飛び出した初期位置との間を回動可能とされており、支持軸を組付溝に通してレバーを収容凹部内に組み付けると、レバーが嵌合位置に配される構成としてもよい。
このような構成によると、レバー式コネクタを納入先に出荷する際に、レバーを初期位置から嵌合位置へ回動させる必要がなく、レバーを収容凹部内に組み付けるだけで嵌合位置にセットすることができ、そのまま出荷することができる。
レバーは、同レバーを嵌合位置に保持させるためのロックアームと、このロックアームを覆って保護する保護壁とを備えており、初期位置では、保護壁が収容凹部の開口縁部に当接する構成としてもよい。
このような構成によると、両コネクタの離脱時にレバーが初期位置を超えてさらに回動することを防止できる。また、このような回動防止機構として保護壁を利用しているから、保護壁とは別に回動防止機構を設ける必要がなく、その分だけレバーを小型化できる。
本発明によれば、レバーを小型化でき、もってコネクタを小型化することができる。
レバーをハウジングの収容凹部内に組み付ける前の状態を斜め後方から見た斜視図 レバーをハウジングの収容凹部内に組み付ける前の状態であって収容凹部の天井壁を切り欠いた状態を斜め前方から見た斜視図 レバーをハウジングの収容凹部内に組み付けた後の状態を斜め前方から見た斜視図 レバーを嵌合位置から初期位置へ回動させた状態を斜め後方から見た斜視図 レバーを初期位置にセットしたレバー式コネクタの平面図 レバーを嵌合位置にセットしたレバー式コネクタの平面図 相手側コネクタと嵌合させる前の状態を上方から見た断面図 相手側コネクタと嵌合させる途中の状態を上方から見た断面図 相手側コネクタと嵌合させた後の状態を上方から見た断面図 ハウジングの背面図 レバーの平面図 レバーの底面図 レバーの正面図 レバーの左側面図
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図14の図面を参照しながら説明する。本実施形態のレバー式コネクタ10は、図1に示すように、雌ハウジング11と、レバー30とを備えて構成されている。このレバー式コネクタ10は、図7ないし図9に示すように、レバー30を回動させることによって相手側コネクタ50と嵌合および離脱可能とされている。なお、以下の説明においては、各コネクタ10,50について互いに相手側と嵌合する側を前側とする。
相手側コネクタ50は合成樹脂製の雄ハウジング51を有し、図7に示すように、雄ハウジング51には、前方に開口するフード部52が設けられている。フード部52の内部における中央部には、円柱状をなすカムピン53が立設されている。また、フード部52内の開口部側における左端寄りには、解除ピン54が設けられている。この解除ピン54の前端部は丸みを帯びている。
雌ハウジング11は合成樹脂製であって、図1に示すように、略方形のブロック状をなしている。雌ハウジング11の内部には、複数のキャビティ12が前後方向に貫通して形成されている。複数のキャビティ12は、上下左右に並んで配されている。各キャビティ12には、雌端子(図示せず)が収容可能とされている。
雌ハウジング11におけるキャビティ12群の上部には、レバー30を内部に収容可能な収容凹部13が形成されている。収容凹部13は、後方に開口するレバー挿入口14を有している。レバー挿入口14は、左右方向に長い略方形とされている。レバー30は、レバー挿入口14を通って収容凹部13内に収容される。レバー挿入口14を構成する周壁のうち上側部分には、同周壁の一部を切り欠くことで切欠部15が形成されている。この切欠部15は、図1に示すように、レバー挿入口14の上壁における図示左側壁寄りに配されている。
収容凹部13の上壁(キャビティ12群と反対側の壁部)から前壁にかけては、カムピン53を収容凹部13内に導入するカムピン導入孔16が形成されている。カムピン53は、カムピン導入孔16を通って収容凹部13内に導入される。また、収容凹部13の上壁における左側縁部(左右方向において切欠部15が形成されている側の側縁部)には、解除ピン54を収容凹部13内に導入する解除ピン導入孔17が形成されている。解除ピン54は、解除ピン導入孔17を通って収容凹部13内に導入される。
収容凹部13の上壁における下面には、図7に示すように、ロック突部18が下方に突出して形成されている。また、収容凹部13の上壁から前壁にかけては、ロック突部18を成形するための型抜き孔19が形成されている。この型抜き孔19を通って収容凹部13内に前方から導入された成形型と、レバー挿入口14を通って収容凹部13内に後方から導入された成形型とによってロック突部18を成形する成形空間が形成されるようになっている。
収容凹部13の下壁における上面には、図2に示すように、支持軸20が上方に突出して形成されている。支持軸20は、レバー挿入口14寄りの位置でかつ左右方向の中央に配設されている。支持軸20は、その前後の面が弧状断面をなしており、これらの前後面間については後述する軸受孔35にほぼ緊密に嵌合可能な外径を有している。また、支持軸20の左右両側部には、平行な一対の平坦部20Aが形成されており、左右方向についての寸法(平坦部20A間の寸法)が前後両面の外径寸法よりも縮小した形状となっている。
レバー30は、合成樹脂材からなり、図11から図14に示すように、全体として水平な板状をなしている。レバー30は、図11に示すように、ロックアーム31が形成されたロック板部32と、カム溝37が形成されたカム板部34とを備えて構成されている。なお、レバー30の構成については、図13の上下方向および左右方向をそれぞれ上下方向および左右方向の基準とし、図11の図示下側を前側とし、図11の図示上側を後側として説明する。
ロックアーム31は、図11に示すように、左右方向に延びる形態をなすとともに、その左端部を基端としてその右端部が自由端となる片持ち状をなし、ロック板部32の板厚方向に撓み変形可能とされている。ロックアーム31の右端部には、ロックアーム31を押し下げるための解除操作部31Aが形成されている。また、ロックアーム31の上面における左右方向の中央には、ロックビーク31Bが上方に突出して形成されている。このロックビーク31は、ロック突部18と係止可能とされており、解除操作部31Aを押し下げることで係止状態が解除されるようになっている。
ロック板部32の右側縁部には、ロックアーム31の解除操作部31Aを覆うようにして保護壁38が形成されている。保護壁38は、図1に示すように、略方形の環状をなしており、その上壁部が一部切り欠かれることによって指入れ部38Aが形成されている。このため、解除操作部31Aは、指入れ部38Aから突出した状態とされ、この突出した部分に上方から指をかけることで解除操作部31Aを下方に押し下げることができるようになっている。
カム板部34の下面には、図12に示すように、円形の軸受孔35が凹設されている。この軸受孔35には、収容凹部13内の支持軸20が嵌合可能とされ、レバー30は、この支持軸20を中心として水平方向に回動可能とされている。カム板部34の下面には、軸受孔35から左方に延びてその外縁部まで直線状に延びる組付溝36が凹設されている。
組付溝36は、レバー30の収容凹部13への組み付け時に支持軸20を軸受孔35へ進入させるためのもので、その溝幅が支持軸20の左右方向の寸法(平坦部20A間の寸法)よりわずかに大きい程度に設定されている。また、組付溝36の深さ寸法は、全体として支持軸20の突出寸法よりも小さく、かつ軸受孔35側へいくにつれて小さくなるように形成され、軸受孔35の底面と組付溝36の底面との間が段差状となっている。
カム板部34の上面には、図11に示すように、やや左方に湾曲しつつ前後方向に延びるカム溝37が凹設されている。すなわち、カム溝37の延出方向は前後方向とされているのに対して、組付溝36の延出方向は左右方向とされており、組付溝36とカム溝37は、互いの延出方向が交差するように配設されていると言える。
カム溝37の入口部37Aは、カム板部34の前縁部において前方に開設され、ここからカムピン53をカム溝37内に収容可能とされている。カム溝37の奥端部37Bは、図12に示すように、組付溝36と上下方向に重なり合う配置とされている。すなわち、組付溝36とカム溝37は、支持軸20の軸方向から見て互いに重なり合うように配設されていると言える。また、カム溝37の奥端部37Bは、軸受孔35の左方に位置している。組付溝36とカム溝37は、カム溝37の奥端部37Bを上下方向に貫通して形成することで互いに連通している。カム溝37は、入口部37Aから奥端部37Bへいくにつれて軸受孔35に近づくように形成されている。カム板部34の板厚は、カム溝37の深さ寸法と組付溝36の深さ寸法とを合わせた寸法とほぼ等しくされており、ロック板部32の板厚とほぼ等しくされている。
カム板部34の前縁部には、図11に示すように、片持ち状をなす弾性係止片39が形成されている。この弾性係止片39は、カム溝37の入口部37Aから右方に突出する形態をなし、その突出端部に形成された係止部39Aがやや前方に折り返された形態とされている。弾性係止片39の後方には、撓み空間が形成されており、係止部39Aが前方から後方に押し込まれると、弾性係止片39が撓み空間に入り込んで弾性的に変形するようになっている。
さて、本実施形態のレバー30は、収容凹部13内へ収容されると、支持軸20が軸受孔35に嵌合することで、図5に示す初期位置と、図6に示す嵌合位置との間を回動可能とされている。嵌合位置では、レバー30が収容凹部13内にほぼ収容された状態となっており、初期位置では、レバー30が収容凹部13内から外部に飛び出した状態となっている。レバー30を収容凹部13内へ組み付ける際には、図2に示すように、組付溝36が前方に開口する姿勢でレバー30が収容凹部13内へ挿入され、支持軸20が組付溝36を通って軸受孔35に嵌合すると、図3に示すように、レバー30が嵌合位置に組み付けられる。このため、レバー式コネクタ10を納入先に出荷する際に、レバー30を初期位置から嵌合位置へ戻す作業が不要になり、工程削減により製造コストを削減できる。
初期位置では、図7に示すように、カムピン導入孔16とカム溝37の入口部37Aとが左右方向に揃って上下に並んで配され、カムピン導入孔16によって導入されたカムピン53がカム溝37の入口部37Aに進入可能となっている。また、初期位置では、解除ピン導入孔17と弾性係止片39の係止部39Aとが左右方向に揃って上下に並んで配され、解除ピン導入孔17によって導入された解除ピン54が係止部39Aに前方から係合可能となっている。
収容凹部13内における解除ピン導入孔17の後方には、係止部39Aに後方から係止するストッパ21が形成されている。係止部39Aとストッパ21が係止することで、レバー30が初期位置から嵌合位置へ回動することが抑制されている。ここで、解除ピン54が係止部39Aに前方から係合することで、係止部39Aとストッパ21の係止状態が解除され、弾性係止片39が弾性的に変形し、レバー30の初期位置から嵌合位置への回動が許容される。
両コネクタ10,50を嵌合させるには、図8に示すように、両コネクタ10,50が浅く嵌合させた状態とし、解除ピン54が解除ピン導入孔17を通って係止部39Aに係合し始めた状態とする。これと併行してカムピン53がカムピン導入孔16を通ってカム溝37の入口部37Aに至る。これと同時に、解除ピン54によって弾性係止片39が撓み変形し、係止部39Aとストッパ21の係止状態が解除される。ここからレバー30を嵌合位置へ向けて回動させると、カムピン53がカム溝37と係合することでカム作用を発揮して両コネクタ10,50が互いに引き寄せられる。また、ロック突部18がロックビーク31Bに乗り上げつつ、ロックアーム31を下方へ撓ませる。こうしてレバー30が嵌合位置へ至ると、図9に示すように、両コネクタ10,50が正規に嵌合した状態となり、カムピン53がカム溝37の奥端部37Bに至るとともにロック突部18がロックビーク31Bを乗り越えてロックアーム31が弾性的に復帰する。これにより、レバー30は、嵌合位置に保持される。また、両コネクタ10,50を直接手に持って離脱させようとしても、カムピン53がカム溝37の奥端部37Bに係合することでレバー30が反時計回り方向(初期位置から嵌合位置へ向かう方向)へ回動しようとするため、両コネクタ10,50の離脱が抑制される。また、弾性係止片39はストッパ21を乗り越えて弾性的に復帰して収容凹部13内に留められ、係止部39Aはレバー挿入口14の内側に配される。さらに、図6に示すように、保護壁38がレバー挿入口14の口縁部に後方から当接することによってレバー30の反時計回り方向への回動が抑制される。
一方、両コネクタ10,50を離脱させるには、図9の状態から解除操作部31Aを押圧することでロック突部18とロックビーク31Bの係止状態を解除し、嵌合位置にあるレバー30を時計回り方向へ回動させる。すると、カムピン53とカム溝37が係合してカム作用を発揮することにより両コネクタ10,50が互いに離脱していく。この間、弾性係止片39は、係止部39Aがストッパ21に乗り上げることにより弾性的に変形し、係止部39Aがストッパ21を乗り越えることにより弾性的に復帰する。そして、レバー30が初期位置へ至ると、図5に示すように、保護壁38がレバー挿入口14の切欠部15に嵌まって当接することによってレバー30が時計回り方向(嵌合位置から初期位置へ向かう方向)へ回動することが抑制される。この状態から、両コネクタ10,50を手に持って引き離すことにより、両コネクタ10,50を離脱させることができる。
以上のように本実施形態では、組付溝36をカム溝37と並列に配設しなくてもよく、レバー30が小さくなるように組付溝36を自由に配設できる。したがって、レバー30を小型化でき、もってレバー式コネクタ10を小型化できる。
組付溝36とカム溝37は、支持軸20の軸方向から見て互いに重なり合うように配設されている構成としてもよい。
このような構成によると、組付溝36とカム溝37を別々の場所に設けるよりも、レバー30における両溝36,37が占有する面積を減らすことができる。
支持軸20によって支持されたレバー30は、収容凹部13内に収容された嵌合位置と、この嵌合位置から回動させることで収容凹部13内から外部に飛び出した初期位置との間を回動可能とされており、支持軸20を組付溝36に通してレバー30を収容凹部13内に組み付けると、レバー30が嵌合位置に配される構成としてもよい。
このような構成によると、レバー式コネクタ10を納入先に出荷する際に、レバー30を初期位置から嵌合位置へ回動させる必要がなく、レバー30を収容凹部13内に組み付けるだけで嵌合位置にセットすることができ、そのまま出荷することができる。
レバー30は、同レバー30を嵌合位置に保持させるためのロックアーム31と、このロックアーム31を覆って保護する保護壁38とを備えており、初期位置では、保護壁38が収容凹部13のレバー挿入口14の口縁部に当接する構成としてもよい。
このような構成によると、両コネクタ10,50の離脱時にレバー30が初期位置を超えてさらに回動することを防止できる。また、このような回動防止機構として保護壁38を利用しているから、保護壁38とは別に回動防止機構を設ける必要がなく、その分だけレバー30を小型化できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、組付溝36とカム溝37が上下方向に重なるように配置しているものの、本発明によると、組付溝とカム溝が上下方向に重ならないように配置してもよい。
(2)上記実施形態では、レバー30を収容凹部13内に組み付けると、嵌合位置に配されるようにしているものの、本発明によると、初期位置に配されるものとしてもよい。
(3)上記実施形態では、レバー挿入口14の口縁部に切欠部15を設けてこの切欠部15に保護壁38が当接するようにしているものの、本発明によると、切欠部15を設けることなくレバー挿入口14の口縁部に保護壁38を直接当接させてもよい。
10…レバー式コネクタ
11…雌ハウジング
13…収容凹部
20…支持軸
30…レバー
31…ロックアーム
35…軸受孔
36…組付溝
37…カム溝
38…保護壁
50…相手側コネクタ
53…カムピン

Claims (4)

  1. レバーを回動させることで相手側コネクタと嵌合および離脱可能とされたレバー式コネクタであって、
    レバーが収容されて組み付けられる収容凹部を有するハウジングと、
    前記収容凹部内に収容されるレバーとを備え、
    前記収容凹部内には、前記レバーを回動可能に支持する支持軸が設けられている一方、
    前記レバーには、前記支持軸に軸方向から嵌合する軸受孔が設けられているとともに、前記支持軸を案内することで前記レバーの組付動作を案内する組付溝が前記レバーの外縁部から前記軸受孔に亘って前記レバーの組付方向に延出されており、さらに前記レバーには、前記相手側コネクタに設けられたカムピンと係合可能なカム溝が延出されており、
    前記組付溝と前記カム溝は、互いの延出方向が交差するように配設されていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記組付溝と前記カム溝は、前記支持軸の軸方向から見て互いに重なり合うように配設されていることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記支持軸によって支持されたレバーは、前記収容凹部内に収容された嵌合位置と、この嵌合位置から回動させることで前記収容凹部内から外部に飛び出した初期位置との間を回動可能とされており、前記支持軸を前記組付溝に通して前記レバーを前記収容凹部内に組み付けると、前記レバーが前記嵌合位置に配されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記レバーは、同レバーを前記嵌合位置に保持させるためのロックアームと、このロックアームを覆って保護する保護壁とを備えており、前記初期位置では、前記保護壁が前記収容凹部の開口縁部に当接することを特徴とする請求項3に記載のレバー式コネクタ。
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