JP3840039B2 - 慣性ロックコネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、慣性力を利用してコネクタ同士を嵌合させる慣性ロックコネクタに係り、片方のコネクタに慣性ロック用以外の既存品を流用可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来の慣性ロックコネクタの一形態を示すものである。
この慣性ロックコネクタは、フード部41の内側のブロック状のハウジング(端子収容部)42内に雌端子43を収容した雄型のコネクタ44と、ハウジング42に対するコネクタ嵌合室45に雄端子46の接触用タブ部を突出させた雌型のコネクタ47とで構成されている。本明細書においてはブロック状のハウジング42を有する側を雄型のコネクタ、コネクタ嵌合室45を有する側を雌型のコネクタと定義する。
【0003】
雄型のコネクタ44における外側のフード部41と内側のハウジング42とは合成樹脂で一体形成され、フード部41と内側ハウジング42とでコネクタハウジングが構成されている。内側ハウジング42の上壁48に支持部49を介して可撓性のロックアーム50が一体に形成されている。支持部49はロックアーム50の長手方向中間部に位置している。ロックアーム50の前半側はフード部41の内側に位置し、ロックアーム50の後半の操作部51はフード部41の開口52から外側に露出している。
【0004】
ロックアーム50の前端には係止突部53が下向きに設けられ、係止突部53の前端面53aは雌型のコネクタ47に対するほぼ垂直ないし前向きに傾斜した突き当て面となっている。内側ハウジング42には端子収容室54が設けられ、端子収容室54内に電線付の雌端子43が収容されている。雌端子43は、雄端子46のタブ部に対する弾性接触片(図示せず)を内側に有する箱状の電気接触部(符号43で代用)と、電線55を接続及び固定した圧着部56とを有している。雌端子43は可撓性の係止ランス57で電気接触部(43)の中間の孔部を係止されている。
【0005】
電線55には防水ゴム栓58が外挿され、防水ゴム栓58の外周は端子収容室54の後部内面に密着している。内側ハウジング42の外側基部には、雌型のコネクタ47に対する防水パッキン59が配設されている。
【0006】
雌型のコネクタ47には、コネクタ嵌合室45を構成するコネクタハウジング60の上壁61に、ロックアーム50に対するガイド壁62が両側に立設されると共に、ガイド壁62の間において係止突部53に対する係合突部63が設けられている。係合突部63は、係止突部53の前端面53aに対向してやや後方に傾斜した前端面(当接面)63aと、係止突部53の後端面(係止面)53bを係合させる垂直な後端面(係合面)63bとを有している。
【0007】
雄端子46の前半のタブ部がコネクタ嵌合室45に突出し、雄端子46の後半はコネクタハウジング60の端子収容室(図示せず)内に収容されて、図示しない電線に続いている。あるいは、コネクタハウジング60が機器等に一体成形され、一方にタブ部を有する板状の雄端子46の他方が機器側のバスバー等に続いている。
【0008】
図9の状態から両コネクタ44,47を嵌合させるべく、作業者が両コネクタ44,47を初期嵌合させた際に、雄・雌両端子46,43の先端同士が軽く接触すると同時に、ロックアーム50の係止突部53の前端面53aと係合突部63の前端面63aとが強く突き当たる。この状態で作業者が力を込めて両コネクタ44,47を嵌合方向に押圧することで、係止突部53の前端面53aが係合突部63の前端面63aに沿って上向きに摺接しつつロックアーム50が撓み、両突部53,63の突き当てが解除され、両コネクタ44,47がその慣性力で強制的に嵌合される。係止突部53が係合突部63を乗り越えた時点でロックアーム50が下向きに復元し、係止突部53の後端面53bが係合突部63の後端面63bに当接する。
【0009】
これにより両コネクタ44,47がロックされ、両コネクタ44,47の不意な離脱が防止される。この慣性力を利用したコネクタ嵌合によって、雄・雌両端子46,43の挿入力が大きい場合(特に端子の数が多い場合等)や、防水パッキン59の外周面にコネクタハウジング60の内周面を嵌合密着させる場合等においても大きなコネクタ嵌合力が発揮される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構造にあっては、コネクタ嵌合に際して作業者の力の入れ方が足りない場合に、一方のコネクタ44のロックアーム50の係止突部53が他方のコネクタ47の係合突部63に乗り上げた状態で両コネクタ44,47が半嵌合(不完全嵌合)のまま停止してしまうという懸念があった。この場合には、雄・雌両端子46,43が規定の半分程度のストロークで挿入されているから、両コネクタ44,47は一応抜け出しなく保持され、作業者がコネクタ44,47を完全に嵌合したと思い込んで次工程へ流してしまう心配があった。
【0011】
また、ロックアーム50は勿論のこと、係合突部63も慣性ロック用に前端面63aの勾配を大きくする等の加工を施さなければならず、両コネクタ44,47を慣性ロック専用に製造しなければならず、慣性ロックを行わない通常のコネクタを流用したり、互換したりすることができず、不経済であるという問題があった。また、コネクタ嵌合に際して係止突部53と係合突部63との各前端面53a,63aを強く擦り合わせるために、嵌合離脱操作を繰り返して行う場合に、各突部53,63が磨耗変形して、ロック力が低下したり、大きな慣性力が得られなくなる(慣性ロックが行われなくなる)といった懸念があった。
【0012】
本発明は、上記した点に鑑み、係止突部が係合突部に乗り上げて停止することによるコネクタ半嵌合を防止し、また、コネクタの流用性及び互換性を高め、また、係止突部と係合突部の変形や磨耗に起因する慣性力やロック力の低下を防止し得る慣性ロックコネクタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る慣性ロックコネクタは、一方のコネクタハウジングに、係止突部を先端内側に有する可撓性のロックアームが設けられ、他方のコネクタハウジングのコネクタ嵌合室の周壁の外面に、該係止突部に対する係合突部が該周壁の前端面からコネクタ嵌合方向に該係止突部の空走距離をおいて設けられ、コネクタ嵌合に際して、該係止突部の前端面が該周壁の前端面に対向して位置し、該係止突部の前端面が該周壁の前端面に突き当たって慣性力を発揮しつつ、該ロックアームが外向きに撓むことを特徴とする。
請求項2に係る慣性ロックコネクタは、請求項1記載の慣性ロックコネクタにおいて、前記係止突部の前端面が前記慣性力の大きさに応じて90°以下の適宜角度で傾斜状に形成されたことを特徴とする。
請求項3に係る慣性ロックコネクタは、請求項1又は2記載の慣性ロックコネクタにおいて、コネクタ嵌合時に前記係止突部が前記係合突部に乗り越えて係合した際に、前記ロックアームが撓んだ状態を維持することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係る慣性ロックコネクタの第一の実施形態を示すものであり、図1は雄型のコネクタ、図2は雄型のコネクタの可撓性のロックアーム、図3は雌型のコネクタをそれぞれ示すものである。雄コネクタと雌コネクタとで慣性ロックコネクタが構成される。
【0015】
図1の如く、雄型のコネクタ1は、合成樹脂製のフード部2と内側のハウジング(端子収容部)3とで成るコネクタハウジング4を備え、内側のハウジング3の上壁(壁部)5に支持部6を介してロックアーム7が一体に設けられている。ロックアーム7の前半側はフード部2の内側に位置し、押圧操作部8を含む後半側はフード部2の開口9から露出している。図2の如くロックアーム7の支持部6はロックアーム7の長手方向中間部の両側において垂設され、一対の支持部6の間には、図3の雌型のコネクタ10の係合突部11に対する挿通空間12が構成されている。ロックアーム7は支持部6を支点として板厚方向(ロック及びロック解除方向)に回動可能である。
【0016】
図2の如くロックアーム7の先端(前端)の中央に突き当て兼係止用の係止突部13が下向きに設けられている。図4(a) にも示す如く、係止突部13の前端面(突き当て面)13aはロックアーム7の板状の主体部14の垂直な前端面14aから下向きに続き、後方にテーパ状に若干傾斜している。係止突部13の前端面13aの垂直からの傾斜角度θ1 は、両コネクタ1,10の嵌合に要する力に応じて適宜設定される。
【0017】
前端面13aの傾斜角度θ1 を少しずつ変更することで慣性力が微調整される。すなわち大きな慣性力が必要な場合は垂直又はそれに近い角度に設定し、小さな慣性力でよい場合は後方への傾斜角度θ1 を大きく設定する。係止突部13の水平からの傾斜角度θ2 は90°以下である。何れにせよ、慣性力は、従来例で示した如く雄・雌両端子の挿入に要する力と、防水パッキンとコネクタハウジングとの嵌合に要する力との総和よりも高く設定される。
【0018】
図4(a) の如く係止突部13の後端面13bは前端面13aと同等ないしはそれ以上の角度で後方に傾斜しており、図4(c) に示す如く相手側の雌型のコネクタ10の係合突部11に対する係止面として作用する。本実施形態の慣性ロックコネクタの第一の特徴点は、図4(a) に示す如く係止突部13の前端面13aが相手側の雌型のコネクタ10の係合突部11ではなく、コネクタハウジング15(図3)のコネクタ嵌合室16を構成する一壁部(上壁)17の前端面17aに対向して位置し、図4(b) の如く係止突部13の前端面13aが上壁17の前端面17aに突き当たることにある。
【0019】
図3において雌型のコネクタ10は既存のものであり、慣性ロック用に何ら手を加えていない。係合突部11は雌型のコネクタハウジング15の上壁17において上壁17の前端面17aよりも少し後方に位置ずれして配置され、前側の鋭角的な傾斜ガイド面11aと後側のほぼ垂直な当接面11bを有している。傾斜ガイド面11aの角度はロックアーム7(図1)の係止突部13の傾斜角度θ2 (図4(a))よりもかなり緩やかなものである。
【0020】
雌型のコネクタハウジング15の上壁17の前端面17aが、係止突部13に対する当接部として作用する。上壁17の前端面17aはコネクタハウジング15の両側壁18及び下壁19の各前端面と同様に垂直な面で構成され、各前端面は内側のガイドテーパ面20に続いている。ガイドテーパ面20に沿って雄型のコネクタ1(図1)の内側ハウジング3が挿入される。
【0021】
係合突部11の両側において上壁17には、ロックアーム7(図1)の外側に進入する一対のガイド板21が立設されている。また、両側壁18にはフード部2(図1)の側部溝22に進入するガイド突部23が設けられている。コネクタハウジング15の後半部に電線付の雄端子(図示せず)が収容され、後部の電線導出部24内に防水ゴム栓(図示せず)が嵌着される。
【0022】
図1において雄型のコネクタ1の内側ハウジング3内に電線付の雌端子(図示せず)が収容される。本実施形態で端子収容室25は四つである。内側ハウジング3の基部に防水パッキン(図示せず)が嵌着される。
【0023】
雄・雌両コネクタハウジング4,15内に各端子を挿着した状態で両コネクタ1,10が嵌合される。コネクタ1,10の初期嵌合において、図4(b) の如く、ロックアーム7の係止突部13が係合突部11ではなく相手側のコネクタハウジング15の前端面17aに突き当たる。その状態で作業者が力を込めて両コネクタ1,10を嵌合方向に押圧することで、係止突部13の前端面13aがコネクタハウジング15の前端面17aの上端に摺接しつつロックアーム7が上向きに撓み、図4(c) の如く係止突部13が一気に係合突部11を乗り越えて係合突部11の後側に係合する。
【0024】
ロックアーム7は上向きに撓んだ状態のままロック状態を維持する。ロックアーム7が撓んだ状態で係止突部13の後端面(係止面)13bはほぼ垂直に位置し、係合突部11の後側の垂直な後端面(係合面)11bに当接して強いロック力を発揮する。図4(a) の初期状態で係止突部13の後端面13bは前端面13aと同様に90°以下の角度に設定されている。図4(c) のコネクタ嵌合状態でロックアーム7がコネクタハウジング15の上壁17や係合突部11を下向きに弾性的に付勢しているから、ロックアーム7の不意なロック外れが起こらず、且つロックアーム7と係合突部11との係合ガタがなく、車両走行中の振動等による磨耗等が起こらない。
【0025】
以上の如く、本実施形態によれば、従来と違って突部11,13同士を突き当てて慣性力を得るのではなく、その前の段階(係止突部13をコネクタハウジング15の前端17aに突き当てた状態)で慣性力を得るものであるから、その慣性力で係止突部13が一気に係合突部11を乗り越える。それにより、従来のような、係止突部13が係合突部11に乗り上げた状態で両コネクタ1,10の嵌合が停止してしまうという不具合を生じることがない。
【0026】
この作用効果は、図4(a) の如くコネクタハウジング15の前端面17aと係合突部11との間に、係止突部13に対する少しの空走距離Lを設けたことによって助長される。すなわち、図4(b) の如く係止突部13がコネクタハウジング15の前端面17aに突き当たった後、係合突部11を乗り越えるまでの間で加速され、一層確実に係合突部11を乗り越えることができる。
【0027】
また、図4(b) の如く係止突部13の前端面13aがコネクタハウジング15の前端面17aに強く突き当たると共に摺動するから、従来のように係止突部13が係合突部11を強く押圧することがなく、それにより係合突部11の変形や磨耗が防止され、コネクタ1,10を繰り返し嵌合離脱してもロック力が低下することがない。
【0028】
また、図3の如くコネクタハウジング15の前端面17aは係止突部13(図2)の横幅よりもはるかに横長に延びているから、前端面17aの剛性が高く、コネクタ1,10の嵌合離脱を繰り返し行っても、前端面17aが変形することはなく、磨耗も殆ど無視できる程度に小さく抑えられる。係止突部13はロックアーム7と一体に撓むことで、磨耗や変形を起こしにくくなっている。従って、コネクタ1,10の嵌合離脱を繰り返し行っても、慣性力が低下することはない。
【0029】
図2,図4に示す如く、係止突部13の上側においてロックアーム7の板状の主体部14に切欠孔27を設け、係止突部13を押圧される方向に回動する如く若干撓み可能とすることも可能である。この撓み量は慣性力を損なわない範囲で設定される。これによっても係止突部13の変形や磨耗が確実に防止される。
【0030】
また、図4(a) に鎖線で示す如く係止突部13の前端面13aをコネクタ嵌合方向に対して垂直に形成することも可能であり、この場合はコネクタハウジング15の上壁17のほぼ板厚Tの範囲で前端面17aの全面に係止突部13の前端面13aが当接し、ロックアーム7が撓んだ際に極めて高い慣性力を発揮する。慣性力の大きさはコネクタの種類に応じて適宜設定されるものであり、端子数が極めて多く、且つ防水パッキンを有する大型のコネクタにはこのような垂直な前端面を有する係止突部を用いることが可能である。
【0031】
図4(c) においてロックアーム7の撓みを解消するために、ロックアーム7に係合突部11に対する進入用の孔部(切欠孔27を大きくする)を設けると共に、コネクタハウジング15に、係止突部13に対する進入用の孔部(図示せず)を設けることも可能である。これによって、ロックアーム7の弾性力の経時的な減少を防止することができる。
【0032】
また、図5に慣性ロックコネクタの第二の実施形態を示す如く、一方のコネクタハウジング31の板状のロックアーム32に係止突部を設けずに前端側に係止孔33を設け、他方のコネクタのハウジング34の上壁35に、係止孔33に係合可能な係合突部36を設け、ロックアーム32の前端面32aを係合突部36の傾斜状の前端面36aに突き当てて慣性力を生じさせ、両コネクタ37,38の嵌合と同時に係止孔33に係合突部36を係合させることも可能である。
【0033】
この実施形態の場合は、ロックアーム32が垂直(コネクタ嵌合方向に対して垂直)な前端面32aを有しておれば、一方のコネクタ37を既存のまま流用することができる。他方のコネクタ38は係合突部36の傾斜角度を図5の如く慣性ロックコネクタ用に垂直に近い角度に設定する必要がある。係合突部36の前端面36aの傾斜角度θ3 は慣性力に応じて90°以下の角度に設定される。この角度θ3 はコネクタハウジング34の壁面(水平面)に対する前端面36aの傾斜角度である。
【0034】
図5の実施形態においては、係合突部36に乗り上げるのは係止突部ではなくロックアーム32の平板状の主体部分であるので、係合突部36に対する摺動性が良く、乗り上げた勢いで係止孔33が係合突部36に係合しやすく、コネクタ半嵌合が起こりにくい。
【0035】
なお、図1の実施形態において、雄型のコネクタ1としてフード2のないものを使用することも可能である。この場合は内側ハウジング3を矩形ブロック状のコネクタハウジングとして用い、ハウジング外側の防水パッキンは使用しない。また、図5の雌型のコネクタ38に代えて、雌型のコネクタハウジング(35)のコネクタ嵌合室を構成する一壁部(35)を一対のスリット(図示せず)で切欠して、両スリット間にロックアーム(32)を形成し、ロックアームに図5と同様に係止孔(33)を設け、雄型のコネクタハウジング(33)の外壁面に、係止孔(33)に対する図5と同様に係合突部(36)を設けて、ロックアーム(32)の前端面と係合突部(36)の前端面とを突き当てて慣性力を得ることも可能である。
【0036】
また、図1の雄型のコネクタ1のロックアーム7の係止突部13の前端面13aを図3の雌型のコネクタ10の係合突部11の前端面11aに直接摺接させるようにすれば、慣性ロックコネクタとしてではなく通常のコネクタとして使用可能である。また、ロックアーム7は長手方向中間部を支持部6(図2)で支持した形態のものに限らず、ロックアーム7の後端部を片持ち支持したものでもよい。
【0037】
図6〜8は、本発明に係る慣性ロックコネクタの第三の実施形態における雄型のコネクタ65を示すものである。
【0038】
この慣性ロックコネクタは、コネクタ係止用のロックアーム66以外に慣性ロック用のアーム67を設けて、慣性ロック用のアーム67の先端に突き当て用の突部68を一体に形成し、突部68の前端面68aを相手側の雌型のコネクタ(図示せず)のコネクタハウジングの前端面に突き当てて慣性力を得るものである。雌型のコネクタについては第一の実施形態の図3に示したものとほぼ同じ構成のものを使用する。雄・雌両コネクタで慣性ロックコネクタが構成される。
【0039】
図6,図7の如くロックアーム66は合成樹脂製のフード部69の内側に配置され、ロックアーム66の両側に隣接して一対の慣性ロック用のアーム67が設けられている。慣性ロック用の各アーム67はロックアーム66よりもかなり幅狭(ロックアーム66の中空部70の両側の板部71の幅の略1/2程度)に形成され、慣性ロック用のアーム67の前端68aはロックアーム66の前端66aよりも少し後方に位置し、慣性ロック用の各アーム67とロックアーム66とはスリット72を介して近接し、且つ慣性ロック用の各アーム67とロックアーム66との基部は同一(共通)のアーム基部73として一体化し、アーム基部73の後端側に押圧操作部74が設けられている。
【0040】
ロックアーム66と一対の慣性ロック用のアーム67とで一つのアーム構造体75が構成され、それにより、ロックアームと慣性ロック用のアームを別体に設けた場合に較べて構造が簡素化・コンパクト化され、樹脂成形性も向上している。
【0041】
図8の如くロックアーム66と慣性ロック用のアーム67とは水平な同一平面上に位置し、アーム基部73の前寄りの両側に支持部76が形成され、支持部76でアーム基部73が内側のハウジング77の上壁78に連結されている。押圧操作部74を下向きに押圧することで、両アーム66,67すなわちアーム構造体75は支持部76を支点として上向きに回動する(これはコネクタ離脱時の操作である)。
【0042】
ロックアーム66は先端側に連結壁79、左右両側に短冊状の板部71(図6)をそれぞれ有し、連結壁79と両板部71とで囲まれた中空部70が相手側の雌型のコネクタの係合突部(図3の符号11)に対する係止孔70として作用する。連結壁79の両側において左右一対の慣性ロック用のアーム71の突き当て用の突部68が連結壁79よりも下側に突出して位置している。突き当て用の突部68の後端面68b(図8)はやや傾斜して、連結壁79の後端79aのほぼ側方において下側に位置している。突き当て用の突部68の前端面68a、すなわち相手側の雌型のコネクタハウジング(図3の符号15)の前端面(17a)に対する突き当て面は本実施形態において90°の角度で垂直に形成されている。
【0043】
突き当て用の突部68の下側には防水パッキン80が位置し、防水パッキン80は内側のハウジング77の基部側に挿着されている。防水パッキン80によって相手側の雌型のコネクタ(図3の符号10)を嵌合するに要する力が増大しており、このためにも慣性ロックが必要になっている。内側のハウジング77内には雌端子81(図8)が収容され、雌端子81は電線82に圧着され、電線82には防水ゴム栓83が外挿されている。雌端子81は二極並列に配置され、図7の如く内側のハウジング77の前壁84に、相手側コネクタの雄端子に対する挿入孔85が設けられている。フード部69と内側のハウジング77とで合成樹脂製のコネクタハウジング86(図8)が一体に構成されている。
【0044】
雄・雌両コネクタ65,(10)を嵌合する際に、相手側の雌型のコネクタ(10)のコネクタハウジング(15)の前端面(17a)が慣性ロック用の一対のアーム67の突部68に突き当たる。それとほぼ同時に雌型のコネクタ(10)の係合突部(11)がロックアーム66の先端66aの下側にもぐり込んでロックアーム66を上向きに少し撓ませる場合がある。この場合でも、ロックアーム66と左右の慣性ロック用のアーム67とはスリット82で切欠分離されているから、ロックアーム66の撓みは慣性ロック用のアーム67には伝わらず、慣性ロック用のアーム67は何ら撓まずに水平に位置して、しっかりと相手側のコネクタハウジング(15)の前端面(17a)を受け止めることができる。
【0045】
慣性ロック用のアーム67の突部68と雌コネクタハウジング(15)の前端面(17a)との突き当て力が、雄・雌両端子81…の挿入力と雌コネクタハウジング(15)内への防水パッキン80の挿入力との総和よりも大きくなった時点で、一対の慣性ロック用のアーム67が上向きに撓んで、雄・雌両コネクタ65,(10)が一気に嵌合する。両コネクタの嵌合と同時にロックアーム66の係止孔70に係合突部(11)が係合して、両コネクタ65,(10)が抜け出しなくロック(慣性ロック)される。
【0046】
なお、上記第三の実施形態において、慣性ロック用のアーム67の突部68の前端面68aを第一の実施形態のロックアーム7(図1)の係止突部13と同様に慣性力の大きさに応じて90°以下の適宜角度で傾斜状に形成することも可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、一方のコネクタハウジングのロックアームの係止突部が他方のコネクタハウジングの前端面に突き当たることで、作業者が力を込めて両コネクタハウジングを嵌合方向に押圧し、ロックアームが撓むと同時にコネクタ嵌合方向の慣性力が発揮されるから、他方のコネクタハウジングの前端面よりも後方に位置する係合突部に向けてロックアームの係止突部が勢いよく前進し、一気に係合突部を乗り越える。これにより、従来における係止突部が係合突部に乗り上げた状態でコネクタ(コネクタハウジングに端子等を挿着したもの)の嵌合が停止するというコネクタ半嵌合が起こらず、コネクタが確実に嵌合接続及びロックされる。
【0048】
また、他方のコネクタハウジングの係合突部が何ら慣性ロックのための構成(例えば係合突部の前端面の角度を急勾配にする等)を有する必要がないから、他方のコネクタとして慣性ロック用以外の通常のコネクタを流用することができ、慣性ロックコネクタの部品コストや製造コストが低減される。また、通常のコネクタとして例えば防水ゴム栓の有無や全長違いといった複数種のものを互換することができるから、コネクタの配設位置や接続形態等の自由度が拡大する。
【0049】
また、コネクタ嵌合に際してロックアームの係止突部がコネクタハウジングの前端面に強い力で押圧され、係合突部には何ら強い力がかからないから、係合突部の変形や磨耗が起こらず、コネクタの繰り返しの嵌合離脱によってもロック力が低下しない。ロックアームは一定以上の押圧力で撓むから、係止突部の変形や磨耗も起こらない。また、コネクタハウジングの前端面は突き当て方向の高い剛性を有しているから、ロックアームの係止突部との突き当てによって撓んだり変形したり磨耗したりすることがなく、高い慣性力が発揮される。
また、コネクタ嵌合に際してロックアームの係止突部の前端面が他方のコネクタハウジングの前端面に突き当たった後、ロックアームが撓んだ状態で係止突部が係合突部に当たるまで空走しつつ加速度を増し、係合突部を一気に乗り越えるから、コネクタの半嵌合やロックの不完全が確実に防止される。
【0050】
また、請求項2記載の発明によれば、他方のコネクタハウジングの前端面がコネクタ嵌合方向に対して垂直であるから、一方のコネクタハウジングのロックアームの係止突部の前端面の傾斜角度は90°以下でよく、それによりロックアームの樹脂成形時の型抜き性が向上し、製造が容易化すると共に、コネクタハウジングの前端面に係止突部を突き当てた際にロックアームが座屈等を起こすことなく一定以上の突き当て力でスムーズに撓み、ロックアームの変形や破損が防止され、且つ慣性ロックがスムーズで確実に行われる。また、コネクタの仕様(端子の数や端子の挿入力や防水パッキンの有無等)に応じて慣性力が決定されるが、その慣性力に応じて係止突部の前端面の傾斜角度が設定されるから、あらゆる仕様のコネクタに容易に対応可能となる。
【0052】
また、請求項3記載の発明によれば、ロックアームが係合突部を撓み反対方向(復元方向)に弾性的に付勢した状態で両コネクタが嵌合しているから、ロックアームの不意な外れや、ロックアームと係合突部とのガタ付きが起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る慣性ロックコネクタの第一の実施形態における雄型のコネクタのを示す斜視図である。
【図2】雄型のコネクタのロックアームを示す斜視図である。
【図3】同じく慣性ロックコネクタの第一の実施形態における雌型のコネクタを示す斜視図である。
【図4】 (a) 〜(c) は、ロックアームの係止突部が他方のコネクタハウジングの前端面に対向し、突き当たって係合するまでの状態を順に示した要部縦断面図である。
【図5】本発明に係る慣性ロックコネクタの第二の実施形態を示す要部縦断面図である。
【図6】本発明に係る慣性ロックコネクタの第三の実施形態における雄型のコネクタを示す平面図である。
【図7】同じく雄型のコネクタを示す正面図である。
【図8】同じく雄型のコネクタを示す縦断面図である。
【図9】従来の慣性ロックコネクタの一形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,37 雄型のコネクタ
4,15,31,34,86 コネクタハウジング
7,32,66 ロックアーム
10,38 雌型のコネクタ
11,36 係合突部
13 係止突部
13a,17a,32a,36a 前端面
33,70 係止孔
67 慣性ロック用のアーム
68 突き当て用の突部
72 スリット
L 空走距離
θ2 ,θ3 角度
Claims (3)
- 一方のコネクタハウジングに、係止突部を先端内側に有する可撓性のロックアームが設けられ、他方のコネクタハウジングのコネクタ嵌合室の周壁の外面に、該係止突部に対する係合突部が該周壁の前端面からコネクタ嵌合方向に該係止突部の空走距離をおいて設けられ、コネクタ嵌合に際して、該係止突部の前端面が該周壁の前端面に対向して位置し、該係止突部の前端面が該周壁の前端面に突き当たって慣性力を発揮しつつ、該ロックアームが外向きに撓むことを特徴とする慣性ロックコネクタ。
- 前記係止突部の前端面が前記慣性力の大きさに応じて90°以下の適宜角度で傾斜状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の慣性ロックコネクタ。
- コネクタ嵌合時に前記係止突部が前記係合突部に乗り越えて係合した際に、前記ロックアームが撓んだ状態を維持することを特徴とする請求項1又は2記載の慣性ロックコネクタ。
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