JP3758525B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバー式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電線導出用のカバーにレバーを組み付けたものを一方のハウジングに装着するタイプのレバー式コネクタでは、嵌合前の段階でレバーをそのカム溝がカムピンを受入可能な嵌合開始位置に保持するための保持手段を設けている。そして、嵌合時にはレバーを嵌合完了位置側へ回動できるよう保持手段を解除するのであるが、その解除方法として以下に示す2通りの方法が知られている。
第1の方法では、嵌合開始位置ではレバーとカバーとにそれぞれ設けた凹凸部分を係止させておき、嵌合時には両者の係止状態を強制的に解除させつつレバーを嵌合完了位置へ回動させるようにする。この方法では、レバーを回動する動作によって保持手段を解除しているため、レバーの回動操作性が悪化するという問題を孕んでいる。
第2の方法では、嵌合開始位置ではレバーとカバーとを弾性的に係止させておき、嵌合時には相手ハウジング側に設けた解除部を弾性係止部分に係合させて両者の係止状態を解除させるようにしている。この方法では、相手ハウジングの嵌合動作を利用して保持手段を解除しているから、第1の方法と比してレバーの回動操作性が良好となるという利点を有している。その一方で、第2の方法を採るにあたっては、相手ハウジングの嵌合動作を利用しているため、弾性係止部分をハウジングにおける嵌合領域内に配する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、特開2000−357559号に記載されたもののように、カバーが嵌合領域からはみ出した位置に配されているタイプのものでは、解除方法として上記第2の方法を採ることができないという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバーの回動操作性を良好なものとすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、カム溝を有するレバーを取付部材に回動可能に組み付けたものが装着され、このレバーが前記カム溝に他方のコネクタハウジングに設けられたカムピンを係合させつつ嵌合開始位置から嵌合完了位置まで回動されるのに伴って、両コネクタハウジングが正規に嵌合されるものであって、前記取付部材には、前記一方のコネクタハウジングにおける嵌合領域内に突出して配される突片が設けられており、この突片と前記レバーのいずれか片方には、もう片方側に設けられた被係止部に係止されることで前記嵌合開始位置のレバーが前記嵌合完了位置側へ回動するのを規制可能な弾性係止片が前記嵌合領域内に配設され、さらに前記他方のコネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングが前記嵌合領域内に進入するのに伴って前記弾性係止片に係合することで弾性係止片を前記被係止部から解離するよう弾性変形させる解除部が設けられており、前記突片と前記レバーのうち少なくともいずれか一方には、前記弾性係止片と前記被係止部とが弾性係止片の撓み方向と交差する向きに相対変位して両者の係止状態が解除されるのを防ぐための外れ防止手段が設けられており、さらには、前記弾性係止片の撓み方向が前記レバーの回動方向と略平行とされるものにおいて、前記外れ防止手段は、前記弾性係止片から突設されるとともに前記被係止部を設けた突片またはレバーにおける前記撓み方向に沿った側面に係合可能な第1係合部と、前記被係止部を設けた突片またはレバーから突設されるとともに前記弾性係止片における前記撓み方向に沿った側面に係合可能とされ、且つ前記第1係合部に隣り合って配される第2係合部とから構成されているところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記取付部材が前記一方のコネクタハウジングに対して反転した2姿勢のいずれの姿勢でも装着可能とされるものにおいて、前記解除部は、前記取付部材がいずれの取付姿勢であっても前記弾性係止片に係合可能となる位置に少なくとも一対設けられているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
嵌合前の段階では、嵌合開始位置とされたレバーは、弾性係止片が被係止部に係止することで、嵌合完了位置側へ回動するのが規制されている。一方のコネクタハウジングに対して他方のコネクタハウジングが、カムピンがカム溝内に進入するよう嵌合されるのに伴って、嵌合領域内に配された弾性係止片に解除部が係合されることで、弾性係止片は被係止部との係止状態を解除しつつ弾性変形され、もってレバーの嵌合完了位置側への回動が許容される。レバーを嵌合開始位置から嵌合完了位置へ回動させると、カムピンとカム溝との係合によって両コネクタハウジングは正規に嵌合される。
取付部材に嵌合領域内に突出する突片を設けるようにしたから、弾性係止片と被係止部の係止状態を他方のコネクタハウジングに設けた解除部により解除させることができ、もってレバーの回動操作性を良好なものとすることができる。
嵌合作業を行うまでの間、弾性係止片と被係止部とが弾性係止片の撓み方向と交差する向きに相対変位するのが外れ防止手段により規制されるから、レバーを確実に嵌合開始位置に保持することができ、続いて行われる嵌合作業を円滑なものとすることができる。
突片とレバーのいずれか片方が弾性係止片の撓み方向と交差する向きに変形した場合でも、第1係合部が被係合部を設けた突片またはレバーに、第2係合部が弾性係止片に係合されることで、もう片方側が連動して変形するから、弾性係止片と被係止部とが相対変位するのが防がれ、もって両者の係止状態が誤解除されるのを防ぐことができる。また、弾性係止片と突片またはレバーとにそれぞれ第1係合部と第2係合部とを設けたから、仮に弾性係止片に一対の係合部を設けるとともに両係合部間に被係止部を設けた突片またはレバーを挟むようにした場合と比べて、弾性係止片の撓み方向と交差する向きについての小型化を図ることができる。
【0009】
<請求項2の発明>
一方のコネクタハウジングに対する取付部材の取付姿勢の自由度を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図15によって説明する。この実施形態に示すレバー式コネクタは、互いに嵌合可能な雄雌のコネクタを備え、このうち雌コネクタ20側にカバー40にレバー60を装着したものが備えられている。なお、以下では両コネクタ10,20における嵌合面側を前方として説明する。
【0011】
雄コネクタ10は、図1に示すように、合成樹脂製の雄コネクタハウジング11(以下、単に雄ハウジング11という)内に複数本の雄タブ端子12を備えた構成とされている。雄ハウジング11には、前方へ開口する筒状の雄側フード部13が設けられ、この雄側フード部13が奥壁から突設された大小2種類の各雄タブ端子12を取り囲んでいる。雄側フード部13の図1の外周上下面のうち幅方向の略中央位置には、円柱状のカムピン14が一対突出して設けられている。雄側フード部13の図1の外周上面の左端位置と外周下面の右端位置には、雌コネクタ20との嵌合動作を案内するための嵌合ガイドリブ15がそれぞれ突設され、両嵌合ガイドリブ15は互いに点対称位置に配されている。また、雄側フード部13の図1の左右外側面にも同様の機能を有する嵌合ガイドリブ15が左側に1つ、右側に2つそれぞれ設けられている。
【0012】
雌コネクタ20は、図3に示すように、合成樹脂製の雌コネクタハウジング21(以下、雌ハウジング21という)と、雌ハウジング21の後側に取り付けられる合成樹脂製のカバー40と、カバー40に装着される合成樹脂製のレバー60とを有している。
【0013】
雌ハウジング21は、図2及び図4に示すように、複数本の雌端子金具(図示せず)を収容する端子収容部22と、この端子収容部22の後端部に連結されるとともにその周りを取り囲む筒状の雌側フード部23とから構成されている。この端子収容部22と雌側フード部23との間には、前方から雄ハウジング11の雄側フード部13が嵌合可能とされている。端子収容部22には、電線の端末に接続された大小2種類の雌端子金具をそれぞれ後方から挿入可能な大小2種類のキャビティ24が雄コネクタ10側の雄タブ端子12に対応する位置に複数室配設されている。
【0014】
雌側フード部23の長手部分は、図4に示すように、後方へ開放する略袋状に形成されるとともに、その内側には後方からレバー60のアーム部61を挿入可能なレバー収容部25が形成されている。このレバー収容部25内に収容されるアーム部61は、雌側フード部23をなす内外の壁部の間に挟まれるようになっている。レバー収容部25は、図9に示すように、レバー60の回動軌道に沿って略半円形状に形成されており、雌側フード部23をなす内外の壁部のうちレバー収容部25を外れた部分が複数条の補強リブ26によって連結されることでその補強が図られている。また、雌側フード部23における高さ方向の外側の壁部には、図3及び図4に示すように、レバー60の回動軸部分を覆うように延出壁27が延設されている。
【0015】
雌側フード部23の前端部のうち幅方向の中央には、図2に示すように、雄コネクタ10のカムピン14がレバー収容部25内に進入するのを許容する一対のカムピン進入溝部28が前方へ開口するとともに所定深さにわたって形成されている。また、雌側フード部23の内周面のうち、図2の上面の右端部と下面の左端部、及び図2の左右側面には、雄コネクタ10側の各嵌合ガイドリブ15を受け入れ可能な嵌合ガイド溝部29が合計5つ形成されている。
【0016】
雌ハウジング21の後端面における四隅位置には、図4に示すように、カバー40を取り付けるための略角柱状のカバー取付部30がそれぞれ後方へ突出して設けられており、各カバー取付部30の高さ方向の外面にはカバー40の係止アーム41が係止可能な係止突起31がそれぞれ突設されている。雌ハウジング21の後端面のうちキャビティ24群の高さ方向の外側には、左右に分かれた案内板32が上下に2枚ずつ設けられており、各案内板32にはカバー40の内面に形成された突条部42が摺接可能とされている。各案内板32における幅方向の内側の端部には、略三角形状のレバー用ガイド部33がそれぞれ設けられている。レバー用ガイド部33の斜面がレバー収容部25へと滑らかに繋がるよう形成されることで、レバー収容部25へアーム部61を円滑に挿入することができる。両レバー用ガイド部33の間には、カバー40に設けられた位置決め溝部43に嵌合可能な角柱状の位置決め突条部34が一対設けられている。
【0017】
カバー40は、図3及び図5に示すように、前面と片方の側面とが開口する略箱形に形成され、このうち前面側の開口部分が雌ハウジング21の後端側を覆うようにして取り付けられる。雌ハウジング21の後端から導出される各電線(図示せず)は、一纏めにしてカバー40内で略90度屈曲されるとともに、カバー40の側面側の開口部分から外部へ引き出されるようになっている。
【0018】
カバー40の長手部分の両端部には、平面に視てチャンネル型の係止アーム41が4本形成されている。各係止アーム41は、カバー取付部30に乗り上げるよう弾性変形可能とされ、各係止突起31に弾性的に係止可能とされている。カバー40の内面には、案内板32に摺接可能な突条部42が複数突設されており、その幅方向の中央位置には、位置決め突条部34が嵌合されることで雌ハウジング21に対するカバー40の位置決めが可能な位置決め溝部43が一対設けられている。また、位置決め溝部43の両側方には、レバー用ガイド部33を逃がすための逃がし部44が形成されている。ところで、上記したカバー40と雌ハウジング21との保持構造は、図4及び図5の上下対称の形態とされているから、カバー40は、雌ハウジング21に対して上下に反転した2姿勢のいずれの姿勢でも取り付けることができる。従って、カバー40の取付姿勢を選択することで電線の引き出し方向を図示左右のいずれの向きにでも自由に設定できる。
【0019】
カバー40の外面のうち、幅方向の中央前端位置には、レバー60の軸孔63を嵌合可能な支持軸45が一対突設されている。支持軸45は、円柱状に形成されるとともにその突出端に前後に突出する一対の突起が形成されている。カバー40の図5の下壁における中央から左寄りの位置には、高さ方向に弾性変形可能な片持ち状の保持アーム46が自由端を後方へ突出した形態で設けられるとともにその外面には保持突部47が突設されている。
【0020】
レバー60は、図3及び図6に示すように、一対のアーム部61を操作部62によって連結した構成とされており、両アーム部61をカバー40に挟み付けるようにして装着される。両アーム部61の略中心位置には、カバー40の支持軸45に嵌合可能な形状の軸孔63がそれぞれ穿設されており、この軸孔63に支持軸45を嵌めることでレバー60はカバー40に対して回動可能に支持される。取付状態で両アーム部61は常にカバー40の前端面から前方に突出して配される。そして、レバー60は、図10に示す嵌合開始位置から図示反時計回り方向へ回動されることで図15に示す嵌合完了位置に達するようになっている。
【0021】
両アーム部61には、図3に示すように、雄コネクタ10側のカムピン14に係合可能なカム溝64が形成されている。カム溝64は、前方へ開口する真っ直ぐな入り口部64aから奥側へ行くのに従って次第に軸孔63に接近するような略渦巻き状に形成されている。レバー60が嵌合開始位置のときは、図8及び図10に示すように、カム溝64の入り口部64aが正面を向いていてカムピン14の進入が許容されている。またこのとき、操作部62の側縁がカバー40の後端面に係合可能とされることでレバー60が嵌合完了位置とは反対側へ回動するのが規制されている。
【0022】
そして、カムピン14がカム溝64に進入した状態からレバー60を嵌合完了位置側へ回動するのに伴って、カムピン14とカム溝64の係合により雌コネクタ20に対して雄コネクタ10が引き込まれ(図14参照)、レバー60が嵌合完了位置に達するとともに両コネクタ10,20が正規深さまで嵌合されるようになっている(図15参照)。レバー60の図3の紙面方向奥側のアーム部61には、レバー60が嵌合完了位置に達したときにカバー40の保持突部47に係止される保持孔65が穿設されており、両者47,65の係止によりレバー60が嵌合完了位置から回動するのが規制される。
【0023】
さて、雌コネクタ20には、レバー60を嵌合開始位置に保持するための保持手段が備えられる一方、雄コネクタ10には、その保持状態を解除するための解除手段が備えられている。保持手段は、レバー60に設けられた弾性係止片66と、カバー40に設けられ、弾性係止片66に係止可能な被係止部49を有する突片48とから構成され、解除手段は、雄コネクタ10をなす雄ハウジング11に設けられ、弾性係止片66に係合可能な解除リブ16から構成されている。
【0024】
詳細には、弾性係止片66は、レバー60の図3の紙面方向手前側のアーム部61における左側部に設けられ、片持ち状に形成されている。この弾性係止片66は、図8に示すように、レバー60がカバー40に対して嵌合開始位置に装着された状態では、その基端部がカバー40の前端面とほぼ同じ位置とされるとともに、自由端側が前方へ真っ直ぐに延出して、カバー40の突片48と平行に配されている。この弾性係止片66は、基端部を中心としてレバー60の回動方向と略平行な向きに沿って弾性変形可能とされている。弾性係止片66は、アーム部61の本体部分との間に形成された逃がし空間67内に退避されることで、突片48から離間されるようになっている。
【0025】
弾性係止片66の先端部における突片48側の側縁には、図3及び図6に示すように、突片48の被係止部49に係止可能な係止突部68と、雄コネクタ10側の解除リブ16が係合可能な係合突部69とが、互いに高さ方向の外側と内側にずれた位置に配設されている。このうち係止突部68は、図7(A)に示すように、突片48へ向けて突出するとともにその突出端側ほど前方へ突き出るオーバーハング状に形成され、その傾斜した前面68aが被係止部49の後面49aに係止可能とされている。この係止突部68の前面68aは、弾性係止片66の側面に対して鋭角をなしている。逆に係止突部68の後面68bは、弾性係止片66の側面に対して鈍角をなす緩やかな傾斜面とされている。一方、係合突部69は、図6に示すように、上記した係止突部68に対して高さ方向の内側に配設され、雄コネクタ10側の解除リブ16と係合可能とされている。この係合突部69は、図3及び図7(B)に示すように、平面に視て三角形状に形成され、その傾斜面である前面69aに対して解除リブ16が係合した状態から解除リブ16が相対的に前進するのに伴って、弾性係止片66が逃がし空間67内へ退避するよう案内されるようになっている。係合突部69の前面69aは、弾性係止片66の側面に対して鈍角をなしている。
【0026】
突片48は、カバー40における図3の紙面方向手前側の壁部のうち、レバー60の左隣り位置に設けられ、弾性係止片66と平行に前方へ突出して形成されている。突片48は、図5に示すように、正面から視て略H字型に形成されるとともに、弾性係止片66側の側縁前端部には、弾性係止片66側へ突出して係止突部68が係止可能な被係止部49が設けられている。被係止部49は、図3に示すように、側方への突出端側ほど後方へ突き出るオーバーハング状に形成されており、その傾斜した後面49aが係止突部68の前面68aに係止可能とされている。この被係止部49の後面49aは、突片48の側面に対して鋭角をなしているのに対し、被係止部49の前面49bは突片48の側面に対して鈍角をなしている。突片48の側縁のうち被係止部49よりも高さ方向の内側には、図5に示すように、係合突部69及び解除リブ16を逃がすための逃がし溝50が前後に延出して形成されている。
【0027】
突片48は、図10に示すように、カバー40が雌ハウジング21に装着されるのに伴ってアーム部61及び弾性係止片66と共にレバー収容部25内に挿入されるとともに、雌ハウジング21における嵌合領域(嵌合時に雄ハウジング11が進入する領域)内に配される。雌ハウジング21の雌側フード部23には、突片48の進入を許容する突片進入溝部35が後方へ開放して形成され、この突片進入溝部35が点対称位置に一対配設されることで、カバー40の取付姿勢が上下に反転したいずれの姿勢であっても突片48のレバー収容部25内への進入が許容される。
【0028】
さらに弾性係止片66と突片48には、係止突部68と被係止部49との係止状態が誤解除されるのを防ぐための外れ防止手段が備えられている。詳しくは、弾性係止片66の前端外端部(係止突部68のさらに高さ方向の外側)には、図8に示すように、カバー40の突片48側へ向けて突出するとともに突片48の前端部外面(弾性係止片66の撓み方向に沿った外面)に係合可能な第1係合壁70が設けられている(図9(A))。第1係合壁70は、係止突部68及び係合突部69よりも側方に張り出す板状に形成されている。一方、突片48のうち第1係合壁70との被係合部分よりも後側の外面には、レバー60側へ突出するとともに弾性係止片66の後部外面(弾性係止片66の撓み方向に沿った外面)に係合可能な第2係合壁51が設けられている(図9(B))。この第2係合壁51は、第1係合壁70の後側に隣接するよう形成されるとともに、弾性接触片を全幅にわたって覆い、且つその基端部まで覆う大きさに形成されている。そして、弾性係止片66が高さ方向の内側に変位した場合には、第1係合壁70によって突片48が押圧されることで突片48も連動して内側に変位され、逆に突片48が高さ方向の内側に変位した場合には、第2係合壁51によって弾性接触片が押圧されることで弾性接触片も連動して内側に変位されるようになっている(図9参照)。このように、弾性係止片66と突片48とが弾性係止片66の撓み方向(レバー60の回動方向)と直交する向きである高さ方向について相対変位することが防がれるようになっている。
【0029】
解除リブ16は、図1に示すように、雄ハウジング11の雄側フード部13の外周面に一対設けられている。解除リブ16は、雄側フード部13の全長にわたって前後に真っ直ぐに延出して形成されている。その一方で雌ハウジング21には、図2に示すように、両コネクタ10,20の嵌合時に解除リブ16がレバー収容部25内に進入するのを許容する解除リブ進入溝部36が、前方へ開口するとともに後方の突片進入溝部35に連通して形成されている。そして雄ハウジング11が雌ハウジング21に対して、カムピン14がカム溝64の入り口部64aに進入する深さまで嵌合されると、図13に示すように、解除リブ16は、解除リブ進入溝部36及びレバー収容部25内に進入するとともに弾性係止片66の係合突部69の前面69aに係合することで、弾性係止片66が係止突部68と被係止部49との係止状態を解除しつつ弾性変形されるようになっている。両解除リブ16は、雄側フード部13の外面のうちで図1の上下面において点対称位置に配設されることで、雌ハウジング21に対するカバー40の取付姿勢がいずれの姿勢であっても、いずれか片方の解除リブ進入溝部36に臨んだ弾性係止片66の係合突部69に係合可能とされる。
【0030】
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。まず、雌コネクタ20を組み付けるにあたっては、両アーム部61にてカバー40を挟み、軸孔63に支持軸45を整合させつつ嵌合させてから、レバー60を嵌合開始位置へ回動させる。この嵌合開始位置では、図8に示すように、弾性係止片66の係止突部68の前面68aが突片48の被係止部49の後面49aに係止されるから、レバー60が嵌合完了位置側へ回動しようとした場合には、互いにオーバーハング状に形成された係止突部68と被係止部49との係止状態が深められて、弾性係止片66が逃がし空間67とは反対側へ引っ張られることになるから、レバー60の保持力が高くなっている。このとき、係合突部69は、突片48の逃がし溝50内に逃がされている。しかも仮に、弾性係止片66または突片48に対して高さ方向(弾性係止片66の撓み方向と交差する向き)に変形させるような力が作用した場合でも、図9に示すように、第1係合壁70と第2係合壁51が突片48と弾性係止片66の高さ方向の外面にそれぞれ係合されることで、係止突部68と被係止部49とが高さ方向に相対変位するのが防がれるから、両者49,68の係止状態が誤解除されることが確実に防がれる。
【0031】
その一方で、雌ハウジング21の各キャビティ24内に電線に接続した複数本の雌端子金具をそれぞれ収容しておく。その後、図10に示すように、雌ハウジング21の後方からレバー60を装着した状態のカバー40を取り付ける。このとき、雌ハウジング21の後面側に導出した電線を一纏めに束ねてこれを略90度屈曲させつつカバー40の各係止アーム41をカバー取付部30の係止突起31に係止させることでカバー40を取付状態に保持する。なお、本実施形態では、カバー40の取付姿勢についてカバー40の側方の開口部分を図10の左側に向けることで同方向に電線を引き出す場合を示しているが、電線の引き出し方向を逆(図10の右側)にする場合は、雌ハウジング21に対するカバー40の取付姿勢を反転させればよい。
【0032】
次に、雄雌両コネクタ10,20を嵌合させる作業を行う。雌ハウジング21の端子収容部22と雌側フード部23との間に前方から雄ハウジング11の雄側フード部13を嵌合させると、各嵌合ガイドリブ15が各嵌合ガイド溝部29内に進入し、各解除リブ16が各解除リブ進入溝部36内に進入するとともに、各カムピン14が各カムピン進入溝部28を通って各カム溝64の入り口部64a内に進入される。そして、嵌合が所定深さに至ると解除リブ16は、図11に示すように、レバー収容部25内に進入し、逃がし溝50内に進入するとともに弾性係止片66の係合突部69の前面69aに係合される。この状態からさらに嵌合が進行するのに伴って、弾性係止片66は、図12に示すように、係合突部69に係合した解除リブ16によって押圧されることで、逃がし空間67内へと退避しつつ弾性変形される。そして、両ハウジング11,21の嵌合深さが、カムピン14がカム溝64の入り口部64aの後端に当接するに至ると、図13に示すように、弾性係止片66は、係止突部68が被係止部49から完全に解離して両者49,68の係止状態が解除する位置まで弾性変形される。これにより、嵌合開始位置としたレバー60の保持状態が解除される。
【0033】
続いて、レバー60を嵌合開始位置から嵌合完了位置側へと回動させる。レバー60が回動されるのに伴って、図14に示すように、カムピン14とカム溝64との係合により雌ハウジング21に対して雄ハウジング11が引き込まれる。なお、この過程では、弾性係止片66は、係合突部69と解除リブ16との係合状態が解除されることで弾性復帰される。そして、レバー60が嵌合完了位置に達するとともに、図15に示すように、両ハウジング11,21が正規深さまで嵌合され、雄雌両端子が正規に接続される。このときレバー60の保持孔65内に保持突部47が進入するとともにその孔縁に係止することで、レバー60は嵌合完了位置から回動不能に保持される。
【0034】
一方、メンテナンスなどの事情により両コネクタ10,20を離脱する場合は、レバー60を嵌合完了位置から嵌合開始位置へと回動させることで、両ハウジング11,21を離間させる。レバー60が嵌合開始位置に至る過程では、係止突部68における傾斜した後面68bが被係止部49に係合されることで、弾性係止片66が逃がし空間67内へ退避されつつ一旦弾性変形され、その後レバー60が嵌合開始位置に至るとともに弾性係止片66が弾性復帰して係止突部68の前面68aが被係止部49の後面49aに係止される。
【0035】
以上説明したように本実施形態によれば、カバー40に嵌合領域内に突出する突片48を設けるようにしたから、弾性係止片66の係止突部68と被係止部49との係止状態を、雄コネクタ10側の解除リブ16によって解除させることができ、もって嵌合前の段階におけるレバー60の保持力を高めることができるとともに、嵌合時におけるレバー60の回動操作性を良好なものとすることができる。
【0036】
しかも、第1係合壁70と第2係合壁51が突片48と弾性係止片66の高さ方向の外面にそれぞれ係合するようにしたから、弾性係止片66の係止突部68と被係止部49とが弾性係止片66の撓み方向と交差する向きについて相対変位するのを防ぐことができ、もって両者49,68の係止状態が誤解除されるのを防ぐことができる。また、弾性係止片66と突片48にそれぞれ第1係合壁70と第2係合壁51を設けたから、仮に弾性係止片に一対の係合壁を設けるとともに両係合壁間に突片を挟むようにした場合と比べて、弾性係止片66の撓み方向と交差する向きについての小型化を図ることができる。
【0037】
さらには、カバー40が上下に反転した2姿勢のいずれの姿勢でも雌ハウジング21に取り付けられるのに対応して、解除リブ16を点対称位置に一対設けるようにしたから、カバー40がいずれの取付姿勢であっても解除リブ16を弾性係止片66の係合突部69に係合させることができる。もって、電線の引き出し向きを自由に設定することができる。
【0038】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記した実施形態では、レバー側に弾性係止片を設けて、突片側に被係止部を設けるようにした場合を示したが、逆に突片側に弾性係止片を設けて、レバー側に被係止部を設けるようにしてもよい。
(2)上記した実施形態では、弾性係止片の撓み方向がレバーの回動方向と平行な向きとした場合を示したが、例えば弾性係止片の撓み方向がレバーの回動方向と直交する高さ方向としたものも本発明に含まれる。このようなものにおいて、弾性係止片と被係止部とがレバーの回動方向と平行な向きに相対変位するのを規制するための外れ防止手段を設けるようにしてもよい。
【0039】
(3)上記した実施形態では、弾性係止片と突片とにそれぞれ第1係合壁と第2係合壁とを設けるようにした場合を示したが、例えば弾性接触片側に上下一対の係合壁を設けるとともに、両係合壁間に突片を挟み付けることで、係止突部と被係止部との相対変位を規制するようにしてもよい。逆にこのような係合壁を突片側に設けて、両係合壁間に弾性係止片を挟み付けるようにしてもよい。
(4)上記した実施形態では、雌コネクタ側にレバー及びカバーが備えられたものを示したが、逆に雄コネクタ側にレバー及びカバーが備えられるものにも本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雄コネクタの正面図
【図2】雌コネクタの正面図
【図3】雌コネクタの分解平面図
【図4】雌ハウジングの背面図
【図5】カバーの背面図
【図6】レバーの側面図
【図7】(A)図6のA−A線断面図
(B)図6のB−B線断面図
【図8】レバーを嵌合開始位置に装着したカバーと雌ハウジングとを示す平断面図
【図9】(A)図8のC−C線断面図
(B)図8のD−D線断面図
【図10】両コネクタを嵌合する前の段階を示す平断面図
【図11】解除リブが係合突部に係合した状態を示す平断面図
【図12】係止突部と被係止部との係止状態が解除される途中の状態を示す平断面図
【図13】係止突部と被係止部との係止状態が解除された状態を示す平断面図
【図14】レバーを嵌合完了位置側へ回動する途中の状態を示す平断面図
【図15】レバーが嵌合完了位置に達した状態を示す平断面図
【符号の説明】
11…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング)
14…カムピン
16…解除リブ(解除部)
21…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング)
40…カバー(取付部材)
48…突片
49…被係止部
51…第2係合壁(第2係合部)
60…レバー
64…カム溝
66…弾性係止片
70…第1係合壁(第1係合部)
Claims (2)
- 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、カム溝を有するレバーを取付部材に回動可能に組み付けたものが装着され、このレバーが前記カム溝に他方のコネクタハウジングに設けられたカムピンを係合させつつ嵌合開始位置から嵌合完了位置まで回動されるのに伴って、両コネクタハウジングが正規に嵌合されるものであって、
前記取付部材には、前記一方のコネクタハウジングにおける嵌合領域内に突出して配される突片が設けられており、この突片と前記レバーのいずれか片方には、もう片方側に設けられた被係止部に係止されることで前記嵌合開始位置のレバーが前記嵌合完了位置側へ回動するのを規制可能な弾性係止片が前記嵌合領域内に配設され、さらに前記他方のコネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングが前記嵌合領域内に進入するのに伴って前記弾性係止片に係合することで弾性係止片を前記被係止部から解離するよう弾性変形させる解除部が設けられており、
前記突片と前記レバーのうち少なくともいずれか一方には、前記弾性係止片と前記被係止部とが弾性係止片の撓み方向と交差する向きに相対変位して両者の係止状態が解除されるのを防ぐための外れ防止手段が設けられており、
さらには、前記弾性係止片の撓み方向が前記レバーの回動方向と略平行とされるものにおいて、
前記外れ防止手段は、前記弾性係止片から突設されるとともに前記被係止部を設けた突片またはレバーにおける前記撓み方向に沿った側面に係合可能な第1係合部と、前記被係止部を設けた突片またはレバーから突設されるとともに前記弾性係止片における前記撓み方向に沿った側面に係合可能とされ、且つ前記第1係合部に隣り合って配される第2係合部とから構成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記取付部材が前記一方のコネクタハウジングに対して反転した2姿勢のいずれの姿勢でも装着可能とされるものにおいて、
前記解除部は、前記取付部材がいずれの取付姿勢であっても前記弾性係止片に係合可能となる位置に少なくとも一対設けられていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
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