JP4028523B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
まず、第1の例のコネクタにおいては、非嵌合時、初期位置にあるレバーに対し、なんらかの外力が加わったときに係止が簡単に外れて、係止が外れたレバーが浮動的な状態となり、他のものに触れて破損したり、相手方コネクタとの嵌合時に一旦また初期位置に戻さなければならないというようなことが生じにくいように、簡単には弾性片部分が突起を乗り越えないようにしている。このため、相手方コネクタと嵌合しようとするとき、レバーの回動操作の最初に大きな力を必要とするという難点がある。
本発明の第1の構成は、相手方コネクタとの嵌合のための回動レバーを有するコネクタであって、非嵌合時、初期位置にある回動レバーの操作部に当接して初期位置に保持し回動を阻止する当接部を有する一方、相手方コネクタとの嵌合時に相手方コネクタの有するレバー保持解除部が当接すると前記操作部への当接が外れて回動レバーの回動操作を可能とする解除受け部を有するレバー保持機構を具備することを特徴とするものである。
レバー保持機構が、コネクタハウジング上面において、嵌合方向に延び嵌合側の端部を押し上げると他端が下がり、上げる力を除くと元に戻る弾性をもってコネクタハウジングに設けられた構造であって、相手方コネクタとの非嵌合時押し上げ力が加わっていないときは、他端が嵌合前の初期位置にある回動レバーの操作部に当接して前方への回動を阻止し、相手方コネクタとの嵌合時相手方コネクタのレバー保持解除部が、嵌合側の端部を押し上げると他端が下がって回動レバーの操作部から外れ回動阻止が解除される構造であることを特徴とするものである。
レバー保持機構が、コネクタハウジング上面において、後方から前方へ、初期位置にある回動レバー操作部の下の位置まで弾力的撓み可能に延びた後折り返し後方へ延びその先方に上向きの係止突起を有する構造であり、相手方コネクタとの非嵌合時この係止突起が初期位置にある回動レバーの操作部の係止受け部に引っ掛け係止するように当接して、回動レバーの回動を阻止し、相手方コネクタとの嵌合時相手方コネクタのレバー保持解除部が前記折り返し部分の解除突起受け部を押し上げると撓んで前記係止突起が下がり係止受け部への当接が外れ回動阻止が解除される構造であることを特徴とするものである。
その理由は、回動レバーの操作部が、嵌合時コネクタハウジングの後方へ倒れるように回動するので、前方へ回動して操作部がコネクタハウジングの上に出ている場合よりも高さ(厚さ)寸法を全体として小さくできるからである。なお、第2の構成においては操作部に係止受け部を設けるが、これは単に突起が引っ掛かればよい構造であるから、従来の第3の例のように撓わみ可能の係止突片を設けるために係止突片の周囲にU字型撓わみ空間を設ける場合のように、操作部が大きくなったり、構造が複雑となったり、強度が弱くなったりするということはない。
これにより、抵抗の少ない嵌合開始が可能となる。
図1は、本発明コネクタと相手方コネクタの第1の実施例の構造を示す斜視図であり、(a)が本発明コネクタであり、(b)が相手方コネクタである。
コネクタ1には、回動軸9を中心にして回動する回動レバー2が設けられており、相手方コネクタ4と嵌合するときは、コネクタ1の嵌合凹部10を相手方コネクタ4の嵌合突起11にかけて、回動レバー2を図では左回りに回動させることにより、相手方コネクタ4の図示されていないピンコンタクトがコネクタ1のソケットコンタクトに挿入されていき嵌合が完結するというものである。
これにより回動レバー2の左回りの回動が可能となり、前述のようにコネクタ1と相手方コネクタ4との嵌合が押し進められ完結することになる。
(b)に示すように、相手方コネクタ4のレバー保持解除突起5がコネクタ1の解除突起受け部7を通過してしまうと解除突起受け部7に対する押し上げ力はなくなるので、レバー保持機構はほぼ水平に戻っている。
図4は、本発明コネクタと相手方コネクタの第2の実施例の構造を示す斜視図であり、(a)が本発明コネクタであり、(b)が相手方コネクタである。
コネクタ13には、回動軸21を中心にして回動する回動レバー14が設けられており、相手方コネクタ16と嵌合させるときにはコネクタ13のガイド挿入部24へ相手方コネクタのガイド26を合わせるとともに、ギヤ部22を相手方コネクタの嵌合突起23へ嵌合させて、操作部18により回動レバー14を右回りに(図4の(a)ではコネクタ13の後方へ)回動させて相手方コネクタ16を引き込むようにして、相手方コネクタ16の図示されていないピンコンタクトをコネクタ13のソケットコンタクトへ挿入嵌合させる。
そうすると、相手方コネクタ16のレバー保持解除突起17が、図5の(b)、(c)に示すように、コネクタ13のレバー保持機構15の解除突起受け部19を押し上げる。図5の(c)は(b)の部分拡大図である。
嵌合が完了した時点では、レバー保持解除突起17は解除突起受け部19を通り過ぎているので押し上げる力は働かず、レバー保持機構15は図5の(a)と同じ状態、即ち係止突起が、係止受け部25に係止しているときと同じ高さに上っている。
2 回動レバー
3 レバー保持機構
4 相手方コネクタ
5 レバー保持解除突起
6 操作部
7 解除突起受け部
8 保持先端
9 回動軸
10 嵌合凹部
11 嵌合突起
12 挿入部
13 コネクタ
14 回動レバー
15 レバー保持機構
16 相手方コネクタ
17 レバー保持解除突起
18 操作部
19 解除突起受け部
20 係止突起
21 回動軸
22 ギヤ部
23 嵌合突起
24 ガイド挿入部
25 係止受け部
26 ガイド
27 係止受け部下端の軌跡
Claims (5)
- 相手方コネクタとの嵌合のための回動レバーを有するコネクタであって、非嵌合時、初期位置にある回動レバーの操作部に当接して初期位置に保持し回動を阻止する当接部を有する一方、相手方コネクタとの嵌合時に相手方コネクタの有するレバー保持解除部が当接すると前記操作部への当接が外れて回動レバーの回動操作を可能とする解除受け部を有するレバー保持機構を具備することを特徴とするコネクタ。
- 回動レバーの操作部の、嵌合前の初期位置は、コネクタハウジングの後方寄りであり、相手方コネクタと嵌合させるときにはコネクタハウジング前方上部へ回動する構造であり、
レバー保持機構が、コネクタハウジング上面において、嵌合方向に延び嵌合側の端部を押し上げると他端が下がり、上げる力を除くと元に戻る弾性をもってコネクタハウジングに設けられた構造であって、相手方コネクタとの非嵌合時押し上げ力が加わっていないときは、他端が嵌合前の初期位置にある回動レバーの操作部に当接して前方への回動を阻止し、相手方コネクタとの嵌合時相手方コネクタのレバー保持解除部が、嵌合側の端部を押し上げると他端が下がって回動レバーの操作部から外れ回動阻止が解除される構造であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 回動レバーの操作部の、嵌合前の初期位置はコネクタハウジング上部より上に出ており、相手方コネクタと嵌合させるときはコネクタハウジングの後方へ倒れるように回動する構造であり、
レバー保持機構が、コネクタハウジング上面において、後方から前方へ、初期位置にある回動レバー操作部の下の位置まで弾力的撓み可能に延びた後折り返し後方へ延びその先方に上向きの係止突起を有する構造であり、相手方コネクタとの非嵌合時この係止突起が初期位置にある回動レバーの操作部の係止受け部に引っ掛け係止するように当接して、回動レバーの回動を阻止し、相手方コネクタとの嵌合時相手方コネクタのレバー保持解除部が前記折り返し部分の解除突起受け部を押し上げると撓んで前記係止突起が下がり係止受け部への当接が外れ回動阻止が解除される構造であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 特定位置に嵌合相手コネクタのガイドが挿入されるガイド挿入部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ。
- レバー保持機構がガイド挿入部の挿入方向にあることを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
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