JP5784529B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
多極のコネクタは、相手コネクタと嵌合させるのに大きい力を要する。このため、レバー操作によりコネクタを嵌合させることのできるレバー式コネクタが用いられている(例えば、特許文献1、特許文献2)。レバー式コネクタは、ハウジングと、ハウジングに設けられる門形のレバーとを備えている。レバーは、終点位置でロック機構により係止される。
特許文献1におけるロック機構は、ハウジングにおいてレバーの始点位置側から終点位置側に向かってレバーの回動軌跡にほぼ沿って回動軌跡の下方側を延出するように設けられるハウジング側ロックアームと、その延出向きとは逆向きに延出するようにレバーの頂面部に設けられるレバー側アームとを有するレバー側ロック機構とを備えている。
図9および図10に示すレバー式コネクタも、特許文献1と略同様に構成されている。ハウジング側ロックアーム71は、その幅方向両端に係止部72を有しており、これらの係止部72の間には、レバー側ロックアーム81により押し込まれる面73が形成されている。
ハウジング側ロックアーム71とは逆方向に延出するレバー側ロックアーム81は、その基端から下方に向けて曲げられるとともに、先端側では上方に向けて曲げられている。レバー側ロックアーム81の自由端上側にはロック解除操作部82が設けられている。ロック解除操作部82は、レバー側ロックアーム81の自由端から幅方向両側に突出しており、ロック解除操作部82を押し下げると、ハウジング側ロックアーム71の面73が押し込まれる。
そして、レバーの頂面部80において、ロック解除操作部82の下側でかつ、レバー側ロックアーム81の両隣には、ハウジング側ロックアーム71に係止される係止部83が設けられている。
ロック解除操作部82を押し下げることで、ハウジング側ロックアーム71の面73が押し込まれると、レバーの係止部83がハウジングの係止部72に乗り上げるようにして、ロックが解除される。
一方、特許文献2におけるロック機構は、レバーの終点位置側から始点位置側に向かって延出するハウジング側ロックアームと、その延出向きとは逆向きに延出するレバー側ロックアームとを備えている。これらは、特許文献1のハウジング側ロックアームおよびレバー側ロックアームとは、レバーの回動向きに対する延出向きが逆転している。また、ハウジング側ロックアームがレバー側ロックアームよりも下側に延出している点で、特許文献1の構成とは異なる。
特許文献2では、レバー側ロックアームに設けられたロック解除操作部を押し下げ、レバーの係止部がハウジング側ロックアームの係止部から下側に外れると、ロックが解除される。
特開2005−317384号公報 特開2009−026580号公報
特許文献1の構成(図9および図10も同様)では、ロック解除操作部82を押し下げる向きと、嵌合解除のレバーの回動向きとが近似するので、レバーを持ち替えることなく、レバーのロック解除操作とレバーの回動操作とを連続的に行うことができる。
これに対して、特許文献2では、ロック解除操作部を押し下げると、レバーがハウジングの側面に当たり、ロック解除操作部を押し下げる向きと、嵌合解除のレバーの回動向きとが異なるので、先ずロック解除操作部を押してレバーのロックを解除してから、レバーを持ち替えたり、両手を用いて回動操作することとなる。
したがって、特許文献1のレバー式コネクタは、特許文献2のレバー式コネクタと比べて嵌合解除の操作性に優れている。その上、特許文献2では、ロック解除時にレバーの係止部がハウジング側ロックアームの下側に外れるために、レバー側ロックアームの厚みに相当するスペースが当該アームの下側に必要なのに対して、特許文献1では、レバーの係止部83がハウジングの係止部72に乗り上げるため、レバー側ロックアーム81の下方にはそのようなスペースが必要ないのでレバーの厚みを薄くできる。これにより、コネクタの小型化に寄与できる。
しかし、特許文献1の構成では、レバー側ロックアーム81が設けられるレバーの頂面部80が厚く、レバーの背が高いので、さらなる小型化に向けて改良の余地がある。レバーの頂面部80をえぐって、レバー側ロックアーム81が上記のように曲げられるので、レバー側ロックアーム81が厚み方向にスペースをとる上、ロック解除操作部82の押圧に耐える強度を確保するために、レバーの頂面部80の残される部分を厚肉とせざるを得ない。
上記のような課題に基づいて、本発明は、嵌合解除の操作性に優れる上、さらなる小型化を実現できるレバー式コネクタを提供することを目的とする。
本発明のレバー式コネクタは、ハウジングと、ハウジングに回動可能に支持されるとともに、回動操作によりハウジングを嵌合相手のハウジングに嵌合させる門形のレバーと、ハウジングおよびレバーに設けられるとともに、レバーの頂面部を終点位置に係止するロック機構と、を備えている。
ロック機構は、レバーの始点位置側から終点位置側に向けて延出するハウジング側ロックアームと、ハウジング側ロックアームに設けられるハウジング側係止部と、レバーに設けられるレバー側ロックアームと、レバー側ロックアームの自由端側に設けられるロック解除操作部の近傍に位置し、ハウジング側係止部に係止されるレバー側係止部と、を備えている。
そして、本発明は、レバー側ロックアームがレバーの頂面部に平行または略平行に延出していることを特徴とする。
この発明によれば、レバー側ロックアームがレバーの頂面部に平行に延出しているので、レバー側ロックアームが曲がっていたり、頂面部に対して傾斜している場合とは異なり、レバー側係止部とハウジング側係止部との係止に必要な隙間を残して、レバー側ロックアームとハウジング側ロックアームとを近接させて配置できる。これによってレバーを低背化できるので、レバー式コネクタのさらなる小型化を実現できる。
本発明のレバー式コネクタでは、レバー側ロックアームは、レバーの始点位置側から終点位置側に向けて延出し、レバー側係止部は、レバー側ロックアームの自由端よりも終点位置側に位置することが好ましい。
この発明によれば、レバー側ロックアームの固定端、自由端、およびレバー側係止部の位置関係から、レバー側ロックアームの大きさをレバー側係止部によって制限されることなく大きく確保できる。つまり、レバー側ロックアームを曲げたり、括れた形状とする必要がない。
このため、レバーの頂面部の一部が、所望の長さおよび幅で切り抜かれた形状に、レバー側ロックアームを形成することができる。
そうすると、レバー側ロックアームを平面状の板状部として、その部分を頂面部の肉厚内に納めることができる上、その板状部は幅方向の全体に亘って頂面部に連続しているので、レバー側ロックアームが切り抜かれて残された頂面部を厚肉としなくても、ロック解除操作部の押圧に耐える強度を確保できる。
したがって、頂面部の厚みを薄く抑えられるので、レバー式コネクタの小型化に寄与できる。
本発明のレバー式コネクタによれば、嵌合解除の操作性に優れる上、小型化を促進できる。
本発明の実施形態に係るレバー式コネクタおよび相手コネクタの斜視図である。レバーは終点位置にある。 レバー式コネクタおよび相手コネクタの上面図である。 (A)は、図2の3A−3A線断面図であり、係止部を示す。(B)は、図2の3B−3B線断面図であり、ロック解除操作部を示す。 レバーが取り外されたレバー式コネクタの斜視図である。 レバー単体の斜視図である。 ロック解除操作部を押し下げたときの状態を示す断面図である。 ロック解除操作部をさらに押し下げたときの状態を示す断面図である。 ロックが解除されたレバーを回動した状態を示す断面図である。 従来のレバー式コネクタの斜視図であり、(A)はレバーが取り外されたレバー式コネクタ、(B)はレバー単体を示す。 (A)は、図9(A)の10A−10A線に対応する線における断面図であり、(B)は、図9(A)の10B−10B線に対応する線における断面図である。
以下、添付図面に示す実施形態に基づいてこの発明を説明する。
本実施形態のレバー式コネクタ1は、図1〜図3に示すように、図示しない複数のコンタクトを保持する第1ハウジング10と、第1ハウジング10の外側に設けられる第2ハウジング20と、第2ハウジング20に回動可能に支持されるレバー30とを備えている。
以下、レバー式コネクタ1が相手コネクタ9に嵌合される側を前、その逆側を後、と定義して説明する。
第1ハウジング10は、コンタクトをそれぞれ保持する複数のキャビティ11を有している。第1ハウジング10は、第1ハウジング本体10Aと、第1ハウジング本体10Aの前端側に設けられる前端ピース10Bとの二体からなる。これらが組み付けられると、環状のシール部材12が第1ハウジング本体10Aの外周部の段差と前端ピース10Bの周縁部との間に保持される。
また、第1ハウジング本体10Aの後端側には、コンタクトに接続される図示しない電線の外周を止水する電線シール部材13が設けられている。
第2ハウジング20は、周壁20Aの内部に第1ハウジング10を収容する。第2ハウジング20は、電線シール部材13を第1ハウジング10との間に保持する。周壁20Aの長手方向両側にはそれぞれ、回動軸22が突設されている。
また、第2ハウジング20には、図4に示すように、ガイド溝23と、レバー30を始点位置に係止する係止突起24と、始点位置に係止されたレバー30の過回動を規制して、レバー30に過大な応力が加わるのを防止するストッパ25とが形成されている。ガイド溝23は、相手コネクタ9に設けられたカムフォロア92(図1)をレバー30のカム溝34に案内する。
なお、終点位置(図1)の側にある係止突起41およびストッパ45については後述する。
レバー30は、互いに対向する一対の対向部31と、対向部31を連結する頂面部32とを有して門形に形成されている。
対向部31には、第2ハウジング20の回動軸22が挿入される軸孔33と、カムフォロア92と係合するカム溝34とが形成されている。また、対向部31の裏面側には、第2ハウジング20の係止突起24が挿入される係止穴35が形成されている。
レバー30および第2ハウジング20には、レバー30の頂面部32を終点位置に係止するロック機構LKが設けられている。
以下、主に図3〜図5を参照し、ロック機構LKについて詳述する。
ロック機構LKは、図4に示すハウジング側ロックアーム40と、図5に示すレバー側ロックアーム50およびレバー30の頂面部32とを主要な構成として備えている。
ハウジング側ロックアーム40は、第2ハウジング20の上壁の後端側から前端側へ、すなわち、レバー30の始点位置側から終点位置側へと延出している。
ハウジング側ロックアーム40の自由端側の上面には、レバー30の頂面部32に係止される係止突起41が設けられている。係止突起41は、ハウジング側ロックアーム40の幅方向の中央部に位置している。この係止突起41は、その前端側が第2ハウジング20の上壁から直立して頂部41Aをなし、後端側に向かうにつれて次第に高さが低くなる。
なお、係止突起41よりも前端側の部分(図3(A)のF部)は、嵌合時にレバー30の係止部材に当たって明瞭な嵌合音発生効果を得るために設けられている。
係止突起41を挟んで両側は、ロック解除時に押し込まれる押込面42とされている。
また、押込面42の後端側に隣接して、嵌合時にレバー30の頂面部32を案内するガイド部43が形成されている。ガイド部43には、後端側から前端側に向けて上り勾配の斜面が形成されている。
第2ハウジング20の上壁には、ハウジング側ロックアーム40の幅方向両側に位置してハウジング側ロックアーム40を保護する一対の保護壁44が設けられている。保護壁44により、例えば、電線が絡んでハウジング側ロックアーム40が変形、破損することを防止することができる。
また、両保護壁44の前端側には、終点位置にあるレバー30の過回動を規制するストッパ45が架設されている。
レバー側ロックアーム50は、図3、図5に示すように、レバー30の始点位置側から終点位置側へと、レバー30の頂面部32の上面に平行に延出している。このレバー側ロックアーム50は、その幅方向両端と、自由端とが頂面部32から切り抜かれた形状とされている。
レバー側ロックアーム50の固定端50A側は、頂面部32と略同様の厚みで略板状に形成されている。その板状部51は、固定端50A側で幅方向の全体に亘って頂面部32に連続している。板状部51の上面には、幅方向に沿って延びる複数のリブ51Aが形成されている。
レバー側ロックアーム50の自由端50B側には、その幅方向の中央部に矩形状の切欠52(図2)が形成されるとともに、切欠52の両側にロック解除操作部53が設けられている。
切欠52の下方には、第2ハウジング20の係止突起41が位置する。
ロック解除操作部53は、自由端50B上面に突設された押ボタン部53Aと、自由端50B下面に突設された作用部53Bとを有している。
角柱状の作用部53Bは、押ボタン部53Aを押し下げる操作をハウジング側ロックアーム40に伝えるものであり、ロック解除操作時に先端で押込面42を押し込む。
頂面部32の下面には、作用部53Bよりも終点位置側に隣接して、平面コ字(C字)形状のロックブロック56が設けられている。ロックブロック56は、レバー側ロックアーム50の終点位置側の端縁に沿って延びるとともに、その両端が作用部53Bに向けて屈曲している。このロックブロック56は、作用部53Bと同じ高さとされている。
ロックブロック56の切欠52に対応する位置には、第2ハウジング20の係止突起41に係止される係止凹部57が形成されている。また、ロックブロック56は、切欠52とは反対側が曲面状に面取りされている。
以上の構成の本実施形態は、レバー側ロックアーム50がレバー30の頂面部32の上面に平行に延出していることを最も大きな特徴としている。レバー30が終点位置にロックされた状態では、レバー側ロックアーム50は撓んでいないか、僅かにしか撓んでおらず、このときに、レバー側ロックアーム50がレバー30の頂面部32の上面に平行に延出する。
仮に、レバー側ロックアーム50が曲がっていたり、頂面部32の上面に対して傾斜したりすると、レバー側ロックアーム50とハウジング側ロックアーム40との間隔が大きくなる。これに対し、本実施形態によれば、係止凹部57と係止突起41との係止に必要な隙間S(図3)を残して、レバー側ロックアーム50とハウジング側ロックアーム40とを近接させて配置できるので、レバー30を低背化できる。これにより、レバー30を含めたコネクタ全体を小型化できる。隙間Sは、レバー側ロックアーム50がレバー30上面に平行に延出するとき、つまりレバー30が終点位置にあるときに最小となるので、このときにレバー30の背も最小の寸法Hとなる(図3(A))。
なお、本発明は、レバー30の寸法誤差を許容する。レバー側ロックアーム50がレバー30頂面部32に完全に平行でなく、少しずれていても、上記と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、レバー側ロックアーム50がレバー30の始点位置側から終点位置側に向けて延出するとともに、そのレバー側ロックアーム50よりも終点位置側にロックブロック56が位置する構成をとるので、レバー側ロックアーム50の幅および長さがロックブロック56によって制限されることなく大きく確保できる。
つまり、レバー側ロックアーム50の固定端、自由端、およびロックブロック56の位置関係によれば、レバー側ロックアーム50を長さ方向に曲げ、係止部材の形成位置を避けて括れた形状とする必要がない。
そうすると、レバー30の頂面部32の一部が、所望の長さおよび幅で切り抜かれた形状にレバー側ロックアーム50をなすことができる。
こうすることで、レバー側ロックアーム50の少なくとも固定端50A側を平面状の板状部51として、その部分を頂面部32の肉厚内に納めることができる上、板状部51は幅方向の全体に亘って頂面部32に連続しているので、レバー側ロックアーム50が切り抜かれて残された頂面部32を厚肉としなくても、ロック解除操作部53の押圧に耐える強度を確保できる。
したがって、頂面部32の厚みを薄く抑えられるので、レバー式コネクタ1の小型化に寄与できる。
さらに、本実施形態によれば、以下に述べるように、嵌合解除の操作性に優れる。
先ず、嵌合操作について述べる。
レバー式コネクタ1を相手コネクタ9に嵌合する際には、レバー30を始点位置に回動しておき、第1ハウジング10と相手コネクタ9のハウジング90との双方の周縁部を合わせる。すると、相手コネクタ9のカムフォロア92がレバー30のカム溝34に入り込み、カムフォロア92近傍のカム部(図示せず)がレバー30と係合する。
その状態でレバー30を始点位置から矢印Aの向きに起こすと、第2ハウジング20の係止突起24が係止穴35から外れるので、レバー30を矢印A方向に、図1に示す終点位置まで回動させる。そのとき、第2ハウジング20のガイド部43に頂面部32のロックブロック56が乗り上げ、その後ガイド部43を乗り越えると、係止突起41が切欠52に挿入されるとともに係止凹部57に係止される。すると、レバー側ロックアーム50と頂面部32とが最小の隙間Sを介して配置される。
矢印Aの向きへのレバー30の回動に伴って、カムフォロア92がカム溝34に沿って案内されることにより、相手コネクタ9は第2ハウジング20の奥まで受容され、レバー式コネクタ1のコンタクトが相手コネクタ9のコンタクト91に電気的に接続される。以上により、嵌合が完了する。
次に、レバー式コネクタ1と相手コネクタ9との嵌合を解除する際には、ロック解除操作部53の押ボタン部53Aを押し下げる。すると、図6(B)に示すように、作用部53Bによって押込面42が押し込まれるのでハウジング側ロックアーム40が撓み、これによって係止突起41が係止凹部57から外れる(図6(A))。なお、図6〜図8における断面線は、(A)(B)共に図3に準じる。
引き続き、ロック解除操作部53を押し込みながら、レバー30を始点位置に向けて矢印Bの向きに回動させる。図7(A)は、このときロックブロック56が係止突起41を乗り越えつつある状態を示す。そして、押ボタン部53A近傍に手を掛けたまま、レバー30を回動させると、図8(A)に示すように、ロックブロック56が係止突起41を乗り越えるので、その後はロック解除操作部53を押し込むことなく、レバー30を始点位置まで回動させる。これによってカムフォロア92がカム溝34から離脱するように案内されるから、嵌合が解除される。
上記のロック解除操作および嵌合解除のレバー操作は、ロック解除操作部53を押し下げる向きと嵌合解除のレバー30の操作の向き(矢印Bの向き)とが近似し、押し下げたときにロック解除操作部53が第2ハウジング20に当たるといった、操作の連続性を損なう要因もないので、片手でレバー30を保持し、指先でロック解除操作部53を押しながら、レバー30に掛けた手を持ち替えることなく連続してスムーズに行うことができる。
以上で述べた以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
例えば、電線シール部材13を使用しない場合は、第2ハウジング20を設ける必要はない。この場合は、レバー30を第1ハウジング10に対して回動可能に支持させるとともに、第1ハウジング10およびレバー30にロック機構LKを設けることができる。
また、上記実施形態では、レバー側ロックアーム50の幅方向両端にロック解除操作部53,53が設けるとともに、これらのロック解除操作部53,53の間においてハウジング20とレバー30とを係止する構成としていたが、これに限らず、レバー側ロックアーム50の幅方向中央部にロック解除操作部53を設けるとともに、その両側でハウジング20とレバー30とを係止する構成とすることもできる。
1 レバー式コネクタ
9 相手コネクタ
10 第1ハウジング
20 第2ハウジング
22 回動軸
30 レバー
31 対向部
32 頂面部
33 軸孔
34 カム溝
40 ハウジング側ロックアーム
41 係止突起
42 押込面
43 ガイド部
44 保護壁
45 ストッパ
50 レバー側ロックアーム
50A 固定端
50B 自由端
51 板状部
52 切欠
53 ロック解除操作部
53A 押ボタン部
53B 作用部
56 ロックブロック
57 係止凹部
90 ハウジング
92 カムフォロア
LK ロック機構
S 隙間

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに回動可能に支持されるとともに、回動操作により前記ハウジングを前記嵌合相手のハウジングに嵌合させる門形のレバーと、
    前記ハウジングおよび前記レバーに設けられるとともに、前記レバーの頂面部を終点位置に係止するロック機構と、を備え、
    前記ロック機構は、
    前記レバーの始点位置側から終点位置側に向けて延出するハウジング側ロックアームと、
    前記ハウジング側ロックアームに設けられるハウジング側係止部と、
    前記レバーに設けられるレバー側ロックアームと、
    前記レバー側ロックアームの自由端側に設けられるロック解除操作部の近傍に位置し、前記ハウジング側係止部に係止されるレバー側係止部と、を備え、
    前記レバー側ロックアームは、前記レバーの前記頂面部に平行または略平行に延出している、
    ことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記レバー側ロックアームは、前記レバーの始点位置側から終点位置側に向けて延出し、
    前記レバー側係止部は、前記レバー側ロックアームの自由端よりも終点位置側に位置する、
    請求項1に記載のレバー式コネクタ。
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