JP6252068B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

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本発明は、レバーの回動によって相手コネクタを嵌合させるレバー嵌合式コネクタに関する。
従来、コネクタハウジング同士を嵌合する際の挿入力を低減するため、一方のコネクタハウジングにレバーを回動可能に設け、このレバーの回動操作によってコネクタハウジング同士の嵌合及び離脱を行えるようにしたレバー嵌合式コネクタに関しては、例えば、特許文献1に開示されているものが用いられてきた。
特許文献1に記載されたレバー嵌合式コネクタは、図10(特許文献1の図1に相当)において、オスハウジング110と、このオスハウジング110の内部空間に挿入されるメスハウジング(特許文献1の図3参照)と、オスハウジング110にスライド可能に取り付けられる嵌合位置保障ロック130と、メスハウジングに回動可能に設けられる低挿入力用レバー(特許文献1の図5参照)と、を備えて構成されている。低挿入力レバーを回動操作によって押し下げていくとオスハウジング110とメスハウジングは嵌合を開始し互いに接近する。低挿入力レバーの押し下げが終了するとオスハウジング110とメスハウジングが完全に嵌合する。そして、嵌合位置保障ロック130をスライドさせ低挿入力レバーを覆う。すなわち、オスハウジング110とメスハウジングとの嵌合後に低挿入力レバーを嵌合位置保障ロック130で覆うことにより低挿入力レバーが押し下げ方向とは逆方向に回動するのを防止することができる。
上記特許文献1に記載のレバー嵌合式コネクタに替わるものとして、図11に示すレバー嵌合式コネクタ200が用いられている。レバー嵌合式コネクタ200は、雄コネクタ(図示せず)と、雄コネクタを嵌合するコネクタハウジング202を有する雌コネクタ201と、雌コネクタ201に回動可能に設けられるレバー203と、雌コネクタ201の外側上面にスライド可能に取り付けられる嵌合位置保障ロック210と、を備えて構成されている。図11に示す矢印Bは、コネクタハウジング202の先端側と後端側を示している。図12において、コネクタハウジング202の上面には、レバー203の回動を一時的に阻止し、レバー203をコネクタハウジング202に仮係止するコネクタハウジング側係止部209が設けられている。コネクタハウジング側係止部209は、弾性を有し、上下方向に撓むように設けられている。また、コネクタハウジング側係止部209の先端には、断面凸状に形成された係合凸部211が設けられている。図11において、レバー203は、一対のアーム部204と、一対のアーム部204を連結する連結部207と、を備えている。図12において、連結部207には、コネクタハウジング側係止部209に係合するレバー側係止部208が設けられている。レバー側係止部208は、コネクタハウジング側係止部209に係合する部分がレバー203の回動を一時的に阻止し、レバー203を仮係止する仮係止部212として設けられている。なお、仮係止部212は、平面状に形成されている。
図11において、雄コネクタと雌コネクタ201との嵌合は、雄コネクタを矢印Cの方向からコネクタハウジング202内に挿入することにより行う。雄コネクタを挿入する直前は、レバー203は、連結部207がコネクタハウジング202の上面後端に位置している。しかる後、コネクタハウジング202内に雄コネクタを挿入すると、連結部207をコネクタハウジング202の上面先端まで回動させる。そうすることにより、雄コネクタと雌コネクタ201は完全に嵌合した状態になる。図12において、レバー203の連結部207をコネクタハウジング202の上面先端まで回動させると、レバー側係止部208の仮係止部212とコネクタハウジング側係止部209の係合凸部211とが当接しレバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209が係合する。そうすることにより、レバー203がコネクタハウジング202に仮係止される。その後、嵌合位置保障ロック210をコネクタハウジング202の上面先端側にスライドさせ、レバー203に係合させる。そうすることにより、レバー203がコネクタハウジング202に固定され、レバー203の回動が完全に阻止されてレバー203がコネクタハウジング202に本係止される。
雄コネクタと雌コネクタ201の嵌合を解除するには、まず、図11において、嵌合位置保障ロック210をコネクタハウジング202の上面後端側にスライドする。そうすることにより、レバー203とコネクタハウジング202の本係止を解除する。その後、図12において、作業者がコネクタハウジング側係止部209を矢印Dの方向に指で押し下げる。そうすることにより、レバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209の係合が外れ、レバー203の仮係止状態が解除される。なお、レバー203の仮係止状態を解除する正規の手順は、作業者がコネクタハウジング側係止部209を図12に示す矢印Dの方向に押し下げて、レバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209の係合を外す手順を経るものである。したがって、上記正規の仮係止解除手順を経ず、仮係止状態のレバー203を強引に回動してレバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209の係合を外すことは、非正規の仮係止解除手順である。その後、コネクタハウジング側係止部209を押し下げた状態でレバー203の連結部207をコネクタハウジング202の上面後端まで回動する。そうすることによって、雄コネクタは雌コネクタ201から離脱する。
特開2012−54051号公報
ところで、図11及び図12に示す従来技術にあっては、仮係止部212が平面状に形成されている。このため、レバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209とが係合したとき、仮係止部212と係合凸部211とが点接触の状態となっている。したがって、レバー203をコネクタハウジング202に仮係止するときの保持力が不足し、レバー203の回動によってレバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209との係合が外れてしまうことがある。そして、レバー203の仮係止を解除する際、正規の仮係止解除手順であるコネクタハウジング側係止部209の押し下げをしない状態でレバー203を強引に回動させてレバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209の係合を外そうとすると、レバー203が破損してしまう場合があるという問題点があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、レバーをコネクタハウジングに仮係止するときの保持力を向上させ、正規の仮係止解除手順を経なければレバーの仮係止状態を容易に解除することができないレバー嵌合式コネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のレバー嵌合式コネクタは、相手コネクタが嵌合するコネクタハウジングと,前記コネクタハウジングに取り付けられ、回動することで該コネクタハウジングに前記相手コネクタを挿入し嵌合させるレバーと,前記レバーに設けられ、該レバーを回動し該レバー所定位置にきたとき回動を停止するレバー側係止部と,前記コネクタハウジングに設けられ、前記相手コネクタを前記コネクタハウジングと嵌合させたとき、前記レバー側係止部が係合して前記レバーの回動を一時的に停止するコネクタハウジング側係止部と,前記コネクタハウジングの外側にスライド可能に取り付けられ、前記レバーに係合し該レバーの回動を停止し前記相手コネクタと前記コネクタハウジングとの嵌合状態を保持する嵌合位置保障ロックと,を備えるレバー嵌合式コネクタにおいて、前記レバー側係止部に、前記レバーの回動によって前記コネクタハウジング側係止部との仮係止が解除されないように保持する仮係止保持部を設け、該仮係止保持部は、溝部にて構成され、且つ、該溝部の内面の全部又は該内面のうち最も深く形成されている底部の断面が略円弧状に形成され、前記コネクタハウジング側係止部に、係合凸部が形成され、該係合凸部は、前記仮係止保持部を構成する前記溝部と係合可能に形成され、さらに、前記係合凸部の前記溝部との係合箇所は、前記レバー側係止部が前記コネクタハウジング側係止部に仮係止した際に前記溝部の前記内面に面接触するとともに前記溝部に引っ掛かるように断面が略円弧状に形成されていることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、レバー側係止部に仮係止保持部を設けることで、レバーが回動しようとしても仮係止保持部にコネクタハウジング側係止部が当接しているので、レバー側係止部とコネクタハウジング側係止部との係合が容易に解除されるのを防止することができる。
また、本発明によれば、仮係止保持部にコネクタハウジング側係止部が係合すると仮係止保持部とコネクタハウジング側係止部とが面接触することになる。そうすると、レバー側係止部は、コネクタハウジング側係止部との係合箇所が点接触となる場合よりもコネクタハウジング側係止部との接触面積が増える。したがって、レバー側係止部とコネクタハウジング側係止部との接触による抵抗を大きくすることができるため、レバーが回動しようとしてもレバー側係止部とコネクタハウジング側係止部との係合が容易に解除されるのを防止することができる。
請求項2記載の本発明のレバー嵌合式コネクタは、請求項1に記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、前記コネクタハウジング側係止部は、弾性を有し、押し下げることができるように設けることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、コネクタハウジング側係止部を押し下げることにより、レバー側係止部とコネクタハウジング側係止部との係合を容易に解除できる。
請求項記載の本発明のレバー嵌合式コネクタは、請求項1又は2に記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、前記仮係止保持部は、断面略V字状、又は、凹状に形成される溝部であることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、仮係止保持部を断面略V字状又は凹状に形成される溝部として設けることで、コネクタハウジング側係止部は、溝部の内面に面接触することになる。また、溝部がコネクタハウジング側係止部との引っ掛かり部分となる。そうすると、レバーが回動しようとすると、コネクタハウジング側係止部は、溝部の内面に面接触することに加え、溝部に引っ掛かって回動が規制される。したがって、レバーが回動しようとするときの溝部とコネクタハウジング側係止部との接触による抵抗をより大きくすることができる。
請求項1に記載された本発明によれば、レバー側係止部とコネクタハウジング側係止部との係合が解除されるのを防止することができるため、レバーをコネクタハウジングに仮係止するときの保持力を向上させ、レバーが仮係止状態を容易に解除されないようにすることができる。したがって、レバーの仮係止を解除する際、レバーを強引に回動してレバー側係止部とコネクタハウジング側係止部の係合を外すことができないようになり、レバーの破損を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、レバー側係止部は、コネクタハウジング側係止部との係合箇所が点接触となる場合よりもコネクタハウジング側係止部との接触面積が増える。そうすると、レバー側係止部とコネクタハウジング側係止部との接触による抵抗が大きくなり、レバーが回動しようとしてもレバー側係止部とコネクタハウジング側係止部との係合が解除されるのを防止することができる。すなわち、レバーをコネクタハウジングに仮係止するときの保持力をより一層向上させ、レバーが仮係止状態を容易に解除されないようにすることができる。したがって、レバーの仮係止を解除する際、レバーを強引に回動してレバー側係止部とコネクタハウジング側係止部の係合を外すことができないようになり、より確実にレバーの破損を防止することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、コネクタハウジング側係止部を押し下げることにより、レバー側係止部とコネクタハウジング側係止部との係合を容易に解除することができるという効果を奏する。
請求項に記載された本発明によれば、レバーが回動しようとすると、コネクタハウジング側係止部は、溝部の内面に面接触することに加え、溝部に引っ掛かって回動が規制される。そうすると、レバーが回動しようとするときの溝部とコネクタハウジング側係止部との接触による抵抗をより大きくすることができる。すなわち、レバーをコネクタハウジングに仮係止するときの保持力をより一層向上させ、レバーが仮係止状態を容易に解除されないようにすることができる。したがって、レバーの仮係止を解除する際、レバーを強引に回動してレバー側係止部とコネクタハウジング側係止部の係合を外すことができないようになり、より確実にレバーの破損を防止することができるという効果を奏する。
本発明のレバー嵌合式コネクタの第1の実施形態を示す展開斜視図である。 図1におけるレバーの拡大斜視図である。 図2におけるレバーの断面図である。 レバー嵌合式コネクタの平面図及び側面図である。 レバー嵌合式コネクタの平面図及び側面図である。 図5の断面図である。 レバー嵌合式コネクタの平面図である。 本発明のレバー嵌合式コネクタの第2の実施形態におけるレバーの拡大斜視 図である。 図8の断面図である。 従来例1の展開斜視図である。 従来例2の斜視図である。 図11の断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。
以下、図1−7を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のレバー嵌合式コネクタの第1の実施形態を示す展開斜視図、図2は図1におけるレバーの矢印Aで示す部分の拡大斜視図、図3は図2におけるレバーのA−A間断面図、図4(a)はレバー嵌合式コネクタの平面図、図4(b)は(a)の側面図、図5(a)はレバー嵌合式コネクタの平面図、図5(b)は(a)の側面図、図6は図5において矢印Eで示す部分のB−B間断面図、図7はレバー嵌合式コネクタの平面図である。
図1において、引用符号1は、レバー嵌合式コネクタを示している。レバー嵌合式コネクタ1は、雄コネクタ2と、雌コネクタ3と、レバー4と、嵌合位置保障ロック5と、を備えて構成されている。まず、レバー嵌合式コネクタ1の上記各構成について説明する。 なお、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1において、雄コネクタ2側を先端側と、雌コネクタ3側を後端側というものとする。
雄コネクタ2は、雌コネクタ3の相手コネクタであって、一対の端子6と、コネクタハウジング7と、シェル9とを備えて構成されている。一対の端子6は、導電性の金属により形成され、先端には貫通孔6aが形成されている。コネクタハウジング7は、絶縁性の合成樹脂により形成されている。コネクタハウジング7の内部には、一対の端子キャビティ(図示せず)が設けられ、この端子キャビティのそれぞれに端子6が挿入され保持されている。コネクタハウジング7の後端側には所定の間隔をあけて延出する一対の嵌合ガイド8が設けられている。一対の嵌合ガイド8は、後端側の側面にカム軸10が設けられている。シェル9は導電性の金属から形成される筒状の部材であって、コネクタハウジング7の後端側に設けられている。
雌コネクタ3は、複数(本実施例では2本)の電線12の端末に設けられるものであって、雄コネクタ2が嵌合するコネクタハウジング11を備えている。コネクタハウジング11は、相手コネクタ嵌合部13と、開口部14と、嵌合ガイド溝15と、回動軸16と、コネクタハウジング側係止部17と、一対のガイドリブ18と、第1コネクタハウジング側ロック部35と、第2コネクタハウジング側ロック部36と、を備えて構成されている。相手コネクタ嵌合部13は、コネクタハウジング11の内部に形成され、相手コネクタ(本実施例では雄コネクタ2)が嵌合する部分として形成されている。開口部14はコネクタハウジング11の先端側に開口形成されるとともに、相手コネクタ嵌合部13に連続している。なお、相手コネクタ嵌合部13及び開口部14は、シェル9が挿通可能な大きさに形成されている。
嵌合ガイド溝15は、コネクタハウジング11の側面の先端側に設けられている。嵌合ガイド溝15は、コネクタハウジング11の両側面の開口端部からコネクタハウジング11の長手方向に向かって切り欠き形成されている。嵌合ガイド溝15は、嵌合ガイド8と係合可能に形成されている。回動軸16は、コネクタハウジング11にレバー4を回動可能に取り付ける部分として設けられている。
コネクタハウジング側係止部17は、コネクタハウジング11の外側上面の先端側に設けられている。コネクタハウジング側係止部17は、コネクタハウジング11の外側上面に連続して舌片状に形成されている。コネクタハウジング側係止部17は、コネクタハウジング11の先端側に突出するように形成されている。コネクタハウジング側係止部17は、弾性を有し、上下方向に撓むことができるように設けられている。コネクタハウジング側係止部17の先端は、係合凸部19として形成されている。図6において、係合凸部19は、断面が略円弧状に形成されている。
図1において、一対のガイドリブ18は、コネクタハウジング11の外側上面から上方に向けてリブ状に突設されている。第1コネクタハウジング側ロック部35、及び、第2コネクタハウジング側ロック部36は、コネクタハウジング側係止部17の近傍に設けられている。第1コネクタハウジング側ロック部35は、略箱状に突設され、係合孔37が貫通形成されている。第2コネクタハウジング側ロック部36は、略箱状に突設され、係合孔38が貫通形成されている。
レバー4は、一対のアーム部20と、連結部21とを備えて構成されている。一対のアーム部20は、回動軸孔22と、カム溝23と、を備えて構成されている。回動軸孔22は、コネクタハウジング11の回動軸16が挿通される貫通孔として形成されている。カム溝23は、雄コネクタ2における嵌合ガイド8に設けられたカム軸10が係合可能な切り欠き溝として形成されている。
連結部21は、一対のアーム部20を連結する部分として形成されている。図2において、連結部21は、操作部24と、レバー側係止部25と、レバー側ロック部26と、を備えて構成されている。操作部24は、連結部21の略中間部に設けられるとともに、レバー4の回動操作を行う部分として設けられている。
レバー側係止部25は、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1における特徴部分であって、図1に示すコネクタハウジング11におけるコネクタハウジング側係止部17と係合する部分として設けられている。レバー側係止部25について、より詳しく説明すると、図2において、レバー側係止部25は、連結部21の略中間部に突設されている。レバー側係止部25は、レバー4を回動させて、図1に示すコネクタハウジング側係止部17に係合したとき、係合凸部19が当接する箇所に溝部(仮係止保持部)28を設けている。溝部28は、連結部21の長手方向にのびて形成されている。図3において、溝部28は、断面が緩やかな略V字状に形成されている。溝部28の内側に形成される内面29のうち、溝の深さが最も深く形成されている部分が底部30となっている。底部30は断面が略円弧状に形成されている。
図2において、レバー側ロック部26は、連結部21におけるレバー側係止部25の近傍に突設されている。レバー側ロック部26は、略コ字状に形成され、略中央部に係合孔31が形成されている。
図1において、嵌合位置保障ロック5は、嵌合位置保障ロック本体32と、第1ロックアーム33と、第2ロックアーム34と、を備えて構成されている。嵌合位置保障ロック本体32は、一対のガイドリブ18にスライド可能に取り付けられている。第1ロックアーム33、及び、第2ロックアーム34は、それぞれ、嵌合位置保障ロック本体32の側部から延出するように設けられている。第1ロックアーム33の先端には、第1コネクタハウジング側ロック部35の係合孔37に対する引っ掛かり部分となるロック爪部39が設けられている。第2ロックアーム34の先端には、第2コネクタハウジング側ロック部36の係合孔38に対する引っ掛かり部分となるロック爪部40が設けられている。
つづいて、雄コネクタ2と雌コネクタ3とを嵌合する作業手順について説明する。
まず、図1において、雄コネクタ2を矢印Bの方向に移動させ、シェル9を雌コネクタ3におけるコネクタハウジング11の開口部14から相手コネクタ嵌合部13内に挿入する。そうすると、図4に示す雄コネクタ2は、雌コネクタ3に嵌合を開始する前の状態におかれる。なお、図4(b)において、カム軸10は、カム溝23に係合されている。
つづいて、図4(b)においてレバー4を矢印Cの方向に回動する。このレバー4の回動に伴ってカム軸10がカム溝23に摺接することにより押圧され、レバー4の回動にしたがってカム溝23内を矢印Dの方向に移動する。そうすることにより、カム軸10と回動軸16との距離が縮まり、雄コネクタ2と雌コネクタ3が互いに接近する。
レバー4の回動を続けると、図5において、連結部21がコネクタハウジング11の先端側に回動すると、雄コネクタ2は、雌コネクタ3に完全に嵌合した状態になる。図6においてレバー4は、係合凸部19を乗り越えて、回動が停止され、一時的に係止されるため、コネクタハウジング11に仮係止状態になる。
図6において、レバー4をコネクタハウジング11に仮係止した状態を詳しく説明する。
レバー4のレバー側係止部25は、コネクタハウジング11のコネクタハウジング側係止部17と係合している。このとき、レバー側係止部25の溝部28にコネクタハウジング側係止部17の係合凸部19が当接している。そして、係合凸部19は、溝部28の内面29及び底部30に面接触の状態になっている。すなわち、溝部28は、係合凸部19と、溝部28の内面29及び底部30との面接触により、レバー4が回動しようとする動きに対して抵抗することになる。また、係合凸部19は、溝部28内に引っ掛かることになる。すなわち、溝部28内に係合凸部19が引っ掛かることにより、係合凸部19と、溝部28の内面29及び底部30との面接触に加え、レバー4が回動しようとする動きに対して係合凸部19と溝部28との抵抗がより大きくなる。
図7において、嵌合位置保障ロック5をコネクタハウジング11の上面先端側にスライドさせる。そうすることにより、第1ロックアーム33が第1コネクタハウジング側ロック部35の係合孔37に挿通して係合するとともに、図2に示すレバー側ロック部26の係合孔31にも挿通して係合する。また、図7において、第2ロックアーム34が第2コネクタハウジング側ロック部36の係合孔38に挿通し係合する。そうすることにより、レバー4がコネクタハウジング11に本係止される。したがって、レバー4の回動が完全に停止し、雄コネクタ2と雌コネクタ3との嵌合が保持される。以上により、雄コネクタ2と雌コネクタ3の嵌合作業が完了する。
つづいて、雄コネクタ2と雌コネクタ3の嵌合を解除する作業手順について説明する。
図7において、まず、嵌合位置保障ロック5をコネクタハウジング11の上面後端側にスライドさせ、レバー4とコネクタハウジング11の本係止を解除する。
しかる後、図6において、作業者がコネクタハウジング側係止部17を矢印Fの方向に指で押し下げる。コネクタハウジング側係止部17を押し下げていくと、コネクタハウジング側係止部17は、係合凸部19が溝部28の内面29を摺接しながら下方に撓んでいき、レバー側係止部25との係合が外れる。そうすることにより、レバー4の仮係止が解除される。その後、コネクタハウジング側係止部17を押し下げた状態でレバー4の連結部21をコネクタハウジング11の後端側に回動すると、雄コネクタ2は、雌コネクタ3から離脱する。以上により、雄コネクタ2と雌コネクタ3の嵌合を解除する作業が完了する。
以上、図1−7を参照しながら説明してきたように、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、レバー側係止部25に溝部(仮係止保持部)28を設けることで、レバー4が回動しようとしても溝部28にコネクタハウジング側係止部17が当接しているので、レバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17との係合が容易に解除されるのを防止することができる。
また、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、コネクタハウジング側係止部17を押し下げることにより、レバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17との係合を解除できる。
また、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、溝部(仮係止保持部)28にコネクタハウジング側係止部17が係合すると溝部28とコネクタハウジング側係止部17とが面接触することになる。そうすると、レバー側係止部25は、コネクタハウジング側係止部17との係合箇所が点接触となる場合よりもコネクタハウジング側係止部17との接触面積が増える。したがって、レバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17との接触による抵抗を大きくすることができるため、レバー4が回動しようとしてもレバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17との係合が容易に解除されるのを防止することができる。
さらに、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、仮係止保持部28を断面が緩やかな略V字状の溝部28として設けることで、コネクタハウジング側係止部17は、溝部28の内面29及び底部30に面接触することになる。また、溝部28がコネクタハウジング側係止部17との引っ掛かり部分となる。そうすると、レバー4が回動しようとすると、コネクタハウジング側係止部17は、溝部28の内面29及び底部30に面接触することに加え、溝部28に引っ掛かって回動が規制される。したがって、レバー4が回動しようとするときの溝部28とコネクタハウジング側係止部17との接触による抵抗をより大きくすることができる。
このような本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、レバー4をコネクタハウジング11に仮係止した状態において、レバー側係止部25の溝部28とコネクタハウジング側係止部17の係合凸部19とが面接触するとともに、係合凸部19が溝部28内に引っ掛かる。そうすると、レバー側係止部25における係合凸部19が当接する部分に溝部28を設けない場合と比べて、レバー4をコネクタハウジング11に仮係止するときの保持力を向上させることができる。すなわち、レバー4を回動しようとしてもレバー4の仮係止を容易に解除できないようにすることができる。したがって、レバー4の仮係止を解除する際、レバー4を強引に回動してレバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17の係合を外すことができないようになる。
これに対して、図11における従来のレバー嵌合式コネクタ200は、図12に示すように、レバー側係止部208の仮係止部212が平面状に形成されている。すなわち、レバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209とが係合すると、仮係止部212と係合凸部211とが点接触の状態となる。また、仮係止部212には、係合凸部211が引っ掛かる部分が形成されていない。すなわち、レバー203が回動しようとしたとき、係合凸部211が仮係止部212に引っ掛からない。そうすると、レバー203をコネクタハウジング202に仮係止しても、レバー203を回動しようとしたとき、レバー側係止部208は、コネクタハウジング側係止部209との係合を保持することができない。すなわち、レバー203を強引に回動しようとすると、レバー側係止部208とコネクタハウジング側係止部209の係合が外れ、レバー203が破損する場合がある。
以上からも分かるように、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、レバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17との係合が解除されるのを防止することができるため、レバー4をコネクタハウジング11に仮係止するときの保持力を向上させ、レバー4が仮係止状態を容易に解除されないようにすることができる。したがって、レバー4の仮係止を解除する際、レバー4を強引に回動してレバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17の係合を外すことができないようになり、レバー4の破損を防止することができる。
また、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、コネクタハウジング側係止部17を押し下げることにより、レバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17との係合を解除できる。
また、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、レバー側係止部25は、コネクタハウジング側係止部17との係合箇所が点接触となる場合よりもコネクタハウジング側係止部17との接触面積が増える。そうすると、レバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17との接触による抵抗が大きくなり、レバー4が回動しようとしてもレバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17との係合が解除されるのを防止することができる。すなわち、レバー4をコネクタハウジング11に仮係止するときの保持力をより一層向上させ、レバー4が仮係止状態を容易に解除されないようにすることができる。したがって、レバー4の仮係止を解除する際、レバー4を強引に回動してレバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17の係合を外すことができないようになり、より確実にレバー4の破損を防止することができる。
さらに、本実施例のレバー嵌合式コネクタ1によれば、レバー4が回動しようとすると、コネクタハウジング側係止部17は、溝部28の内面29及び底部30に面接触することに加え、溝部28に引っ掛かって回動が規制される。そうすると、レバー4が回動しようとするときの溝部28とコネクタハウジング側係止部17との接触による抵抗をより大きくすることができる。すなわち、レバー4をコネクタハウジング11に仮係止するときの保持力をより一層向上させ、レバー4が仮係止状態を容易に解除されないようにすることができる。したがって、レバー4の仮係止を解除する際、レバー4を強引に回動してレバー側係止部25とコネクタハウジング側係止部17の係合を外すことができないようになり、より確実にレバー4の破損を防止することができる。
以下、図8及び図9を参照しながら実施例2を説明する。図8は本発明のレバー嵌合式コネクタの第2の実施形態におけるレバーの拡大斜視図、図9は図8におけるA−A間断面図である。
なお、実施例2は、実施例1におけるレバー4をレバー50に変更した点以外は実施例1と同じである。したがって、レバー50以外の構成の説明は省略する。
図8において、レバー50の連結部51の略中間部からは、レバー側係止部52が突設されている。レバー側係止部52は、レバー50を回動させて、図1に示すコネクタハウジング側係止部17に係合したとき、係合凸部19(図1参照)が当接する箇所に溝部(仮係止保持部)53を設けている。図8において、溝部53は、連結部51の長手方向にのびて形成されている。図9において、溝部53は、断面略凹状に形成される溝として設けられている。本実施例において、溝部53の内面54は、断面が緩やかな略円弧状に形成されている。
このような本実施例のレバー嵌合式コネクタによれば、レバー50を図1におけるコネクタハウジング11に仮係止した状態において、レバー側係止部52の溝部53とコネクタハウジング側係止部17の係合凸部19(図1参照)とを面接触させることができる。また、係合凸部19を溝部53内に引っ掛けることができる。
以上、図8及び図9を参照しながら説明してきたように、本実施例のレバー嵌合式コネクタによれば、レバー側係止部52に断面略凹状に形成される溝部53を設けるとともに、溝部53の内面54を断面が緩やかな略円弧状に形成することから、実施例1の効果を奏することができる。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…レバー嵌合式コネクタ、 2…雄コネクタ(相手コネクタ)、 3…雌コネクタ、 4…レバー、 5…嵌合位置保障ロック、 6…端子、 6a…貫通孔、 7,11…コネクタハウジング、 8…嵌合ガイド、 9…シェル、 10…カム軸、 12…電線、 13…相手コネクタ嵌合部、 14…開口部、 15…嵌合ガイド溝、 16…回動軸、 17…コネクタハウジング側係止部、 18…ガイドリブ、 19…係合凸部、 20…アーム部、 21…連結部、 22…回動軸孔、 23…カム溝、 24…操作部、 25…レバー側係止部、 26…レバー側ロック部、 28,53…溝部(仮係止保持部)、 29…内面、 30…底部、 31,37,38…係合孔、 32…嵌合位置保障ロック本体、 33…第1ロックアーム、 34…第2ロックアーム、 35…第1コネクタハウジング側ロック部、 36…第2コネクタハウジング側ロック部、 39,40…ロック爪部

Claims (3)

  1. 相手コネクタが嵌合するコネクタハウジングと,
    前記コネクタハウジングに取り付けられ、回動することで該コネクタハウジングに前記相手コネクタを挿入し嵌合させるレバーと,
    前記レバーに設けられ、該レバーを回動し該レバー所定位置にきたとき回動を停止するレバー側係止部と,
    前記コネクタハウジングに設けられ、前記相手コネクタを前記コネクタハウジングと嵌合させたとき、前記レバー側係止部が係合して前記レバーの回動を一時的に停止するコネクタハウジング側係止部と,
    前記コネクタハウジングの外側にスライド可能に取り付けられ、前記レバーに係合し該レバーの回動を停止し前記相手コネクタと前記コネクタハウジングとの嵌合状態を保持する嵌合位置保障ロックと,
    を備えるレバー嵌合式コネクタにおいて、
    前記レバー側係止部に、前記レバーの回動によって前記コネクタハウジング側係止部との仮係止が解除されないように保持する仮係止保持部を設け
    該仮係止保持部は、
    溝部にて構成され、且つ、該溝部の内面の全部又は該内面のうち最も深く形成されている底部の断面が略円弧状に形成され、
    前記コネクタハウジング側係止部に、係合凸部が形成され、
    該係合凸部は、
    前記仮係止保持部を構成する前記溝部と係合可能に形成され、
    さらに、前記係合凸部の前記溝部との係合箇所は、
    前記レバー側係止部が前記コネクタハウジング側係止部に仮係止した際に前記溝部の前記内面に面接触するとともに前記溝部に引っ掛かるように断面が略円弧状に形成されている
    ことを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  2. 請求項1に記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、
    前記コネクタハウジング側係止部は、弾性を有し、押し下げることができるように設ける
    ことを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、
    前記仮係止保持部は、断面略V字状、又は、凹状に形成される溝部であ
    ことを特徴とするレバー嵌合式コネクタ
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