JP5739695B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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本発明は、レバー式コネクタに電線の取り回し方向を規制するコネクタカバーを装着したコネクタ装置に関するものである。
コネクタの後部にコネクタカバーを装着したコネクタ装置が、例えば、特許文献1などにおいて知られている。この場合のコネクタカバーは、主に、コネクタの後部から引き出された複数の電線を保護しつつ所定の方向へ案内して導き出す目的で設けられている。
この種の目的で使用されるコネクタカバーは、コネクタハウジングに設けられた係止部にコネクタカバー側の係止部を係合させることで、コネクタに着脱自在に装着されている。例えば、特許文献1に示されるように、コネクタのハウジングの両側部に設けられた係止部に、コネクタカバーの両側部に設けられた係止部を係合させることで、コネクタカバーはコネクタハウジングに装着されている。
特開平10−27645号公報
ところで、車両レイアウト条件などによってコネクタカバーの長さが長くなった場合、コネクタカバーの前部に位置するコネクタハウジングに対する係合部からコネクタカバーの後端までの距離が大きくなるため、電線が引っ張られるなどしてコネクタカバーの後端に外力が加わった際に、てこの原理で前記係合部に大きな力が作用することがある。従って、コネクタハウジングとコネクタカバーの係合部には大きな保持力が必要になってくるが、スペース上の理由などから係合部を大きくすることができず、十分な保持力を確保することが難しい場合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタカバーにコネクタから外れるような力がかかった場合にも、外れにくくすることのできるコネクタ装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 後部から電線が引き出されると共に前方から相手側コネクタが嵌合されるコネクタ本体と、
前記コネクタ本体に取り付けられ、該コネクタ本体と相手側コネクタとを嵌合する際又は嵌合を解除する際に、回動操作されることで前記コネクタ本体と相手側コネクタとの嵌合及び嵌合解除を行うレバーと、
前記コネクタ本体の後部に装着され、前記コネクタ本体の後部から引き出された前記電線を所定の方向へ導出する電線導出部を有するコネクタカバーと、
を備え、
前記レバーが、前記コネクタ本体と相手側コネクタとを嵌合する前に待機する嵌合前待機位置と、前記コネクタ本体と相手側コネクタとを嵌合したときに位置する嵌合時操作位置との間で回動可能とされ、前記コネクタ本体を相手側コネクタと嵌合する際に、前記コネクタ本体と相手側コネクタとが初期嵌合された状態で前記嵌合前待機位置から嵌合時操作位置まで回動操作されることで、前記コネクタ本体と相手側コネクタとを本嵌合させ、また、その本嵌合の状態から、前記嵌合時操作位置から嵌合前待機位置まで逆方向に回動操作されることで、前記コネクタ本体と相手側コネクタとの本嵌合を解除するものとして構成されたコネクタ装置であって、
前記コネクタカバーに、基端側に係止孔を持つ可撓性を有した係止片が突設され、該係止片における前記係止孔のない先端側部分の延在方向の長さが、前記係止孔を有する基端側部分の長さよりも長く、
前記コネクタ本体に、前記コネクタカバーをコネクタ本体に取り付ける際又は取り外す際に、前記係止片の先端側と摺動することで該係止片を撓ませ、それにより前記係止孔と係合又は係合解除する係止突起が設けられ、
前記レバーに、前記係止片を覆うことで該係止片の係合解除のための撓みを規制する撓み規制部が設けられていることを特徴とするコネクタ装置。
(2) 上記(1)に記載のコネクタ装置において、
前記コネクタ本体のハウジングの後部に左右方向に幅広の電線引出部が設けられ、その電線引出部の上下外側面に、それぞれ左右方向に離間させて複数の前記係止突起が設けられ、
前記コネクタカバーの前部に、該コネクタカバーを前記コネクタ本体に装着するとき、前記電線引出部の上下外側面に沿ってスライドするように、それぞれ前記係止突起に対応させて複数の前記係止片が前方に向けて突設され、
前記コネクタカバーの前部に、該コネクタカバーを前記コネクタ本体に装着したとき、前記電線引出部の外側面に嵌合することで、前記コネクタカバーの前記コネクタ本体に対する左右方向又は上下方向の位置決めを行う嵌合壁が突設され、
一方、前記レバーは、回動時に前記コネクタ本体のハウジングの電線引出部の上下外側面に沿ってスライドする一対のアームと、該一対のアームの端部同士を連結する連結部とを有する断面コ字形をなし、
前記係止片の先端側が、前記撓み規制部として働く前記アームの内側の隙間に挿入されることで、係合解除のための撓みを規制されていることを特徴とするコネクタ装置。
上記(1)の構成のコネクタ装置によれば、レバーの撓み規制部により、コネクタカバーの係止片の撓みを規制することができる。従って、コネクタカバーの係止片の係止孔とコネクタ本体の係止突起が互いに係合している状態の時、係止片の撓みを規制することにより、係止孔と係止突起の係合が外れるのを阻止することができ、コネクタカバーの不用意な外れを抑制することができる。
上記(2)の構成のコネクタ装置によれば、幅広の電線引出部の左右方向に互いに係合する複数の係止突起又は係止片を設けると共に、コネクタカバーに左右方向又は上下方向に位置決めする嵌合壁を設け、更に、レバーの一対のアームの内側の隙間に係止片の先端を挿入させるようにしているので、強固にコネクタカバーとコネクタ本体の係合の外れを防ぐことができる。
本発明によれば、例えば、電線からコネクタカバーにカバー外れ方向の力がかかった場合にも、カバーを外れないように確実に保持しておくことができる。
本発明の実施形態のコネクタ装置の構成を示す図で、コネクタカバーをレバー式コネクタに装着する前の状態を示す斜視図である。 同コネクタカバーをレバー式コネクタに装着した状態を示す斜視図である。 前記レバー式コネクタのレバーを嵌合前待機位置から嵌合時操作位置まで回動させた状態(相手側コネクタは図示しないが、相手側コネクタと嵌合させたときの状態)において、コネクタカバーの電線導出部の先端に外力が作用する場合の作用説明用の斜視図である。 (a)は図3の状態の時の平面図、(b)は(a)のIVb−IVb矢視断面図、(c)は(b)のIVc部の拡大図である。 前記実施形態のコネクタ装置との作用を比較するために示す図4に対応した図で、(a)は比較例の平面図、(b)は(a)のVb−Vb矢視断面図、(c)は(b)のVc部の拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のコネクタ装置の構成を示す図で、コネクタカバーをレバー式コネクタに装着する前の状態を示す斜視図、図2は同コネクタカバーをレバー式コネクタに装着した状態を示す斜視図、図3はレバー式コネクタのレバーを嵌合前待機位置から嵌合時操作位置まで回動させた状態(相手側コネクタは図示しないが、相手側コネクタと嵌合させたときの状態)において、コネクタカバーの電線導出部の先端に外力が作用する場合の作用説明用の斜視図、図4(a)は図3の状態の時の平面図、(b)は(a)のIVb−IVb矢視断面図、(c)は(b)のIVc部の拡大図である。
このコネクタ装置1は、図1〜図3に示すように、レバー式コネクタ10の後部にコネクタカバー50を装着したものである。レバー式コネクタ10は、コネクタハウジング11の内部に後方から複数の電線付き端子(図示略)を挿入して構成したコネクタ本体10Aと、コネクタ本体10Aの外側に回動操作可能に取り付けられたレバー20とから構成されている。
コネクタ本体10Aは、前方から相手側コネクタ(図示略)が嵌合されるものであり、コネクタハウジング11の後部の左右方向に幅広の電線引出部12から電線(図示略)が引き出されている。レバー20は、コネクタハウジン11の外部に取り付けられており、コネクタ本体10Aと相手側コネクタとを嵌合する際又は嵌合を解除する際に、回動操作されることで、コネクタ本体10Aと相手側コネクタとの嵌合及び嵌合解除を、てこの作用により小さい力で容易に行えるようにする。
レバー20は、図1及び図2に示すように、コネクタ本体10Aと相手側コネクタとを嵌合する前に待機する嵌合前待機位置と、図3及び図4(a)に示すように、コネクタ本体10Aと相手側コネクタとを嵌合したときに位置する嵌合時操作位置との間で回動可能とされている。そして、コネクタ本体10Aを相手側コネクタと嵌合する際に、コネクタ本体10Aと相手側コネクタとを初期嵌合させた状態で、レバー20を図2に示す嵌合前待機位置から図3に示す嵌合時操作位置まで矢印Bのように回動操作することで、コネクタ本体10Aと相手側コネクタとを本嵌合させることができ、また、その本嵌合の状態から、レバー20を図3に示す嵌合時操作位置から図2に示す嵌合前待機位置まで逆方向に回動操作することで、コネクタ本体10Aと相手側コネクタとの本嵌合を解除することができるようになっている。
一方、コネクタカバー50は、コネクタ本体10Aの断面形状に対応した筒形のカバー本体部51の前部に、コネクタ本体10Aのハウジング11の電線引出部12の4つの角部に嵌まる湾曲嵌合壁51を有すると共に、後部に袋状の覆い壁52を有し、覆い壁52の一方の側部に、コネクタ本体10Aの後部の電線引出部12から引き出された電線を側方に向けて導出する電線導出部53を有している。電線導出部53は、電線導出方向に長く延びた樋状のものとして構成されている。従って、コネクタ本体10Aの後部にカバー本体50Aを装着することによって、電線の取り回し方向を規制することができる。
コネクタハウジング11の後部の電線引出部12の上下外側面には、左右方向に離間して複数の係止突起15が設けられている。また、カバー本体50Aの前部の湾曲嵌合壁51の間には、基端側に係止孔55を持つ可撓性を有した舌片状の係止片54が、コネクタハウジング11の係止突起15にそれぞれ対応して突設されている。この場合の各係止片54は、コネクタカバー50をコネクタ本体10Aに装着するとき、電線引出部12の上下外側面に沿ってスライドするように、前方に向けて突設されている。そして、カバー本体50Aをコネクタ本体10Aに取り付ける際又はカバー本体50Aをコネクタ本体10Aから取り外す際に、係止片54の先端側に係止突起15が摺動することで係止片54が上下方向の外側に撓み、それにより、係止孔55と係止突起15が互いに係合又は係合解除されるようになっている。
湾曲嵌合壁51は、コネクタカバー50をコネクタ本体10Aに装着したとき、電線引出部12の4つの角部に嵌合することで、コネクタカバー50のコネクタ本体10Aに対する左右方向又は上下方向の位置決めを行うものであり、スリット51Cによって、上下側の外れ防止壁51Aと左右側の位置決め壁51Bとに区分されている。つまり、外れ防止壁51Aは、電線引出部12の4つの角部の上下外側面に当接することで、コネクタカバー50の上下方向の位置を規制して、係止孔55と係止突起15の係合の外れを防止する。また、位置決め壁51Bは、電線引出部12の4つの角部の左右外側面に当接することで、コネクタカバー50の左右方向の位置を規制して、係止孔55と係止突起15の係合部分へ作用する左右方向の力を緩和する働きをなす。
ところで、レバー20は、電線の取り回し方向に応じて、コネクタ本体10Aに対し、図示のような正面から見て左側(第1の向き)と、その反対側の図示略の右側(第2の向き)とに択一的に取り付け可能とされている。同様に、コネクタカバー50も、レバー20を図示の左側(第1の向き)に取り付けたとき、電線導出部53を右側に向けた姿勢でコネクタ本体10Aに取り付けられ、レバー20を図示略の右側(第2の向き)に取り付けたとき、電線導出部53を左側に向けた姿勢でコネクタ本体10Aに取り付けられるようになっている。つまり、レバー20とコネクタカバー50は、左側と右側に選択的に取り付け可能となっている。
レバー20は、回動時に、コネクタハウジング11の電線引出部12の上下外側面に沿ってスライドする板状の一対のアーム22と、これら一対のアーム22の一端間を連結する連結部23とからなる断面コ字形のもので、一対のアーム22上に設定された支点(図示略)によりコネクタハウジング11に回動自在に装着され、図示の向き(左側)に取り付けられたとき、連結部23がコネクタハウジング11の左側部に位置し、図示の向きと逆向き(右側)に取り付けられたとき、連結部23がコネクタハウジング11の右側部に位置するようになっている。
コネクタハウジング11の左側部及び右側部には、レバー20を図示の左側に取り付けた状態でレバー20を嵌合時操作位置に回動させたとき、レバー20の連結部23の内面に設けたロック突起(図示略)と係合して、レバー20を嵌合時操作位置に係止する左側のレバー係止部13(図示略)、及び、レバー20を図示と反対の右側に取り付けた状態でレバー20を嵌合時操作位置に回動させたとき、レバー20の連結部23の内面に設けたロック突起(図示略)と係合して、レバー20を嵌合時操作位置に係止する右側のレバー係止部13がそれぞれ設けられている。
また、レバー20の板状のアーム22は、図4に示すように、コネクタカバー50がコネクタ本体10Aに装着されたときに、係止突起15に係合した係止片54を覆うことで、係止片54の撓みを規制する撓み規制部として機能するようになっている。つまり、係止突起15に係止孔55が係合した状態の係止片54の先端側が、撓み規制部として働くアーム22の内側の隙間に挿入されていることで、係止片54の係合解除のための撓みが規制されている。
次にコネクタ装置1の組み立て手順及び相手側コネクタと嵌合するまでの手順を説明する。
まず、予めレバー20が組み付けられたコネクタ本体10Aのコネクタハウジング11の電線引出部12に、図1の矢印Aのようにコネクタカバー50を移動することでコネクタカバー50を装着する。即ち、カバー本体50Aの係止片54をレバー20の上下アーム22の内面側に先に挿入した状態で、係止片54に設けた係止孔55をコネクタハウジング11側の係止突起15に係合させる(図2参照)。コネクタカバー50をコネクタ本体10Aのハウジング11に装着する向きは、レバー20が図示例のように左側に取り付けられているときは、右側に電線導出部53が位置するように設定し、レバー20が逆に右側に取り付けられているときは、左側に電線導出部53が位置するように設定する。この段階で、レバー20は嵌合前待機位置に位置決めしておく。
このようなコネクタ嵌合前の段階では、嵌合前待機位置にあるレバー20のアーム22が、コネクタカバー50の係止片54を覆う位置にあるので、係止片54の撓みを規制することができる。従って、係止孔55と係止突起15の係合が外れるのを阻止することができ、コネクタカバー50の不用意な外れを抑制することができる。
次に、本コネクタ装置1を相手側コネクタと嵌合する場合は、相手側コネクタのハウジングと本コネクタ装置1のコネクタ本体10Aのハウジング11を初期嵌合させた状態で、レバー20を図2の矢印B方向に回動操作する。そうすると、レバー20の作用により、コネクタ本体10Aと相手側コネクタを本嵌合させることができる。本嵌合が成立した段階では、レバー20の連結部23の内側のロック突起がコネクタハウジング11の側面のレバー係止部13に係合し、レバー20がその位置に保持される。
また、この段階でも、図4(c)に示すように、レバー20のアーム22が、コネクタカバー50の係止片54を覆っているので、係止片54の撓みを規制することができる。従って、係止孔55と係止突起15の係合が外れるのを阻止することができ、コネクタカバー50の不用意な外れを抑制することができる。
即ち、本実施形態のようにコネクタカバー50の長さが長くなった場合には、コネクタカバー50の前部に位置するコネクタハウジング11に対する係合部(係止片54と係止突起15との係合部分)からコネクタカバー50の後端(電線導出部53の先端)までの距離が大きくなるため、電線が引っ張られるなどしてコネクタカバー53の後端に外力Cが加わった際に、てこの原理で前記係合部に大きな力が作用することになるが、その力に十分に対抗できる保持力を確保することができ、確実に外れを抑制することができる。
この場合、幅広の電線引出部12の左右方向に複数の係止突起15又は係止片54を設けると共に、コネクタカバー50に左右方向又は上下方向に位置決めする嵌合壁51を設け、更に、レバー20の一対のアーム22の内側の隙間に係止片54の先端を挿入させるようにしているので、強固にコネクタカバー50とコネクタ本体10Aの係合の外れを防ぐことができる。
因みに、図5に示す比較例のように、係止片54の先端の長さが短く、該先端を、レバー20のアーム22の内側に潜り込ませていない場合は、係止片54が自由に撓むことができるようになっているので、大きな外力が作用した際に係合が外れる可能性がある。
また、このような嵌合状態からコネクタ1と相手側コネクタの嵌合を解除する場合は、レバー20を逆向きに回動操作する。そうすると、レバー20の働きによって、コネクタ本体10Aが相手側コネクタから離れる方向に移動して本嵌合が解除される。
以上説明したように、本コネクタ装置1によれば、例えば、電線が後方や上下方向などに引っ張られて、コネクタカバー50に、係止突起15と係止孔55の係合が外れるような負荷がかかった場合にも、保持力を確保することができる。このような外力は、コネクタ嵌合前のワイヤーハーネスの運搬時やコネクタ嵌合作業時に作用しやすいが、コネクタ嵌合前の段階では、係止突起15と係止孔55の係合が外れないように係止片54の撓み規制をレバー20により行っているので、コネクタカバー50の外れ防止の確実化を図ることができる。また、コネクタ嵌合後についても同様に、レバー20によって係止片54の撓みを規制しているので、電線からの負荷などで容易にコネクタカバー50が外れる心配はない。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 コネクタ装置
10 レバー式コネクタ
10A コネクタ本体
11 コネクタハウジング
12 電線引出部
15 係止突起
20 レバー
22 アーム(撓み規制部)
50 コネクタカバー
50A カバー本体
53 電線導出部
54 係止片
55 係止孔

Claims (2)

  1. 後部から電線が引き出されると共に前方から相手側コネクタが嵌合されるコネクタ本体と、
    前記コネクタ本体に取り付けられ、該コネクタ本体と相手側コネクタとを嵌合する際又は嵌合を解除する際に、回動操作されることで前記コネクタ本体と相手側コネクタとの嵌合及び嵌合解除を行うレバーと、
    前記コネクタ本体の後部に装着され、前記コネクタ本体の後部から引き出された前記電線を所定の方向へ導出する電線導出部を有するコネクタカバーと、
    を備え、
    前記レバーが、前記コネクタ本体と相手側コネクタとを嵌合する前に待機する嵌合前待機位置と、前記コネクタ本体と相手側コネクタとを嵌合したときに位置する嵌合時操作位置との間で回動可能とされ、前記コネクタ本体を相手側コネクタと嵌合する際に、前記コネクタ本体と相手側コネクタとが初期嵌合された状態で前記嵌合前待機位置から嵌合時操作位置まで回動操作されることで、前記コネクタ本体と相手側コネクタとを本嵌合させ、また、その本嵌合の状態から、前記嵌合時操作位置から嵌合前待機位置まで逆方向に回動操作されることで、前記コネクタ本体と相手側コネクタとの本嵌合を解除するものとして構成されたコネクタ装置であって、
    前記コネクタカバーに、基端側に係止孔を持つ可撓性を有した係止片が突設され、該係止片における前記係止孔のない先端側部分の延在方向の長さが、前記係止孔を有する基端側部分の長さよりも長く、
    前記コネクタ本体に、前記コネクタカバーをコネクタ本体に取り付ける際又は取り外す際に、前記係止片の先端側と摺動することで該係止片を撓ませ、それにより前記係止孔と係合又は係合解除する係止突起が設けられ、
    前記レバーに、前記係止片を覆うことで該係止片の係合解除のための撓みを規制する撓み規制部が設けられていることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記コネクタ本体のハウジングの後部に左右方向に幅広の電線引出部が設けられ、その電線引出部の上下外側面に、それぞれ左右方向に離間させて複数の前記係止突起が設けられ、
    前記コネクタカバーの前部に、該コネクタカバーを前記コネクタ本体に装着するとき、前記電線引出部の上下外側面に沿ってスライドするように、それぞれ前記係止突起に対応させて複数の前記係止片が前方に向けて突設され、
    前記コネクタカバーの前部に、該コネクタカバーを前記コネクタ本体に装着したとき、前記電線引出部の外側面に嵌合することで、前記コネクタカバーの前記コネクタ本体に対する左右方向又は上下方向の位置決めを行う嵌合壁が突設され、
    一方、前記レバーは、回動時に前記コネクタ本体のハウジングの電線引出部の上下外側面に沿ってスライドする一対のアームと、該一対のアームの端部同士を連結する連結部とを有する断面コ字形をなし、
    前記係止片の先端側が、前記撓み規制部として働く前記アームの内側の隙間に挿入されることで、係合解除のための撓みを規制されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
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