JP6311623B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、ロックアームが形成された雌コネクタと、ロック受け部が形成されたフード部を有する雄コネクタとを嵌合させるコネクタが開示されている。両コネクタを嵌合する過程では、ロックアームがロック受け部との干渉によって弾性撓みし、雌雄両コネクタが正規の嵌合状態に至ると、ロックアームが弾性復帰してロック受け部に係止し、この係止作用により雌雄両コネクタが嵌合状態にロックされる。
特開2014−207102号公報
上記のコネクタでは、嵌合状態の雌雄両コネクタのロックを解除する手段として、ロックアームにロック解除用の操作部を形成している。雌雄両コネクタが嵌合状態にロックされているとき、操作部は外部に露出した状態となっているので、作業者はロック解除操作を容易に行うことができる。コネクタが自動車のワイヤーハーネスを構成するものである場合において、整備士がメンテナンス等の目的で雌雄両コネクタを離脱する際には、ロック解除操作が容易であることは作業効率の点で好ましいことである。しかし、ロック解除操作が容易であると、一般ユーザーが簡単に雌雄両コネクタを離脱させることも可能となるため、改善が望まれる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、嵌合状態のコネクタを簡単に離脱できないようにすることを目的とする。
本発明のコネクタは、
雄側ハウジングと、
前記雄側ハウジングに形成され、前面が開口部となっているフード部と、
前記フード部を構成する周壁部の一部を前記開口部と連通するように切欠した形態であり、前記雌側ハウジングが通過することを許容する切欠部と、
前記開口部を塞ぐように前記フード部内に嵌入される雌側ハウジングと、
前記雄側ハウジングと前記雌側ハウジングを正規嵌合状態にロック可能であり、且つロックの解除が可能なロック手段と、
前記フード部の内面に形成され、前記フード部の前端よりも後方の位置から前記フード部の奥端側に向かって前後方向に延びる第1ガイド溝と、
前記フード部の内面に形成され、前記第1ガイド溝の前端部から前記切欠部に向かって前記第1ガイド溝と交差する方向に延びる第2ガイド溝と、
前記雌側ハウジングの外面に形成され、前記第1ガイド溝と前記第2ガイド溝とに順に摺接することで、前記雌側ハウジングを、前記雄側ハウジングとの正規嵌合位置から前記切欠部まで案内するフォロア部とを備えているところに特徴を有する。
この構成によれば、両ハウジングを離脱する際には、ロック手段によるロックを解除し、雌側ハウジングを第1ガイド溝に沿ってフード部の前端側へスライドさせる。フォロア部が第1ガイド溝の前端部に到達すると、それ以上の雌側ハウジングの前進が規制される。したがって、第1ガイド溝と第2ガイド溝からなるガイド構造を認知していない一般ユーザー等は、ロック手段のロックを解除できても両ハウジングを簡単に離脱させることはできない。これに対し、第1ガイド溝と第2ガイド溝とからなるガイド構造を認知している整備士等は、フォロア部が第1ガイド溝の前端部に到達した後、雌側ハウジングを、切欠部に向かってスライドさせて切欠部を通過させることにより雄側ハウジングから離脱させることができる。
実施例1のコネクタを構成する雄側ハウジングの側面図 雄側ハウジングの平断面図 雌側ハウジングの平面図 雌側ハウジングの底面図 雄側ハウジングと雌側ハウジングが正規嵌合した状態をあらわす側断面図 雄側ハウジングに対する雌側ハウジングの嵌合を開始した状態をあらわす底面図 雄側ハウジングに対する雌側ハウジングの嵌合過程をあらわす底面図 雄側ハウジングと雌側ハウジングが正規嵌合した状態をあらわす底面図 雌側ハウジングを雄側ハウジングから離脱操作する際に、フォロア部が凹部に嵌入した状態をあらわす底面図
(a)本発明のコネクタは、前記第1ガイド溝と前記第2ガイド溝が直角又は鋭角をなして連通していてもよい。第1ガイド部と第2ガイド溝が鈍角をなして連通している場合、第1ガイド溝の前端部に達したフォロア部が、雌側ハウジングに付与されている前方への操作力によって第2ガイド溝へ誘導されることが懸念される。しかし、本発明は、第1ガイド溝と第2ガイド溝を直角又は鋭角に連通させているので、フォロア部が第2ガイド溝へ誘導される虞はない。
(b)本発明のコネクタは、前記第1ガイド溝の前端部には、前記第2ガイド溝との連通位置よりも前方へ延長した形態の凹部が形成されていてもよい。この構成によれば、両ハウジングが嵌合している状態から、雌側ハウジングを前方へスライドさせると、フォロア部が第2ガイド溝との連通位置を通過して凹部に達したところで、雌側ハウジングの前進が停止する。この状態では、フォロア部が第2ガイド溝内に進入することができないので、凹部の存在を認知していない一般ユーザー等は、雌側ハウジングを切欠部に向けてスライドさせることができない。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図9を参照して説明する。本実施例1のコネクタは、自動車のワイヤーハーネス同士を接続する手段や、機器とワイヤーハーネスとを接続する手段等として用いられるものであり、互いに嵌合及び離脱が可能な雄側ハウジング10と雌側ハウジング30とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後の方向については、雄側ハウジング10を基準として前方、後方を定義する。左右の方向については、雄側ハウジング10を後方から見たときの向きを基準として、左方、右方を定義する。
雄側ハウジング10は、合成樹脂製であり、ブロック状の端子保持部11と、端子保持部11の前端外周縁から前方へ片持ち状に延出した形態の角筒状をなすフード部12とを一体形成したものである。端子保持部11には、前端部に細長いタブが形成された周知形態の複数の雄端子金具(図示省略)が取り付けられている。タブは、端子保持部11の前面からフード部12内に突出している。
フード部12は、上面壁13と、左側面壁14L(請求項に記載の周壁部)と、右側面壁14Rと、下面壁15とによって角筒状に成形されている。図1,5に示すように、上面壁13の内面(下面)には、ロック部16(請求項に記載のロック手段)が形成されている。フード部12の前面は、その全領域が開放された方形の開口部17となっている。図1,2に示すように、左側面壁14Lには、方形をなす切欠部18が、開口部17の左端に連通した形態で形成されている。上下方向において、切欠部18は、上面壁13の下面から下面壁15の上面に亘って開口している。前後方向において、切欠部18は、フード部12の前端から、端子金具の後端(端子保持部11の前端)よりも前方の領域に亘っている。切欠部18の後端は、タブの前端よりも少し前方の位置である。
図2に示すように、下面壁15の上面(フード部12の内面)には、平面視略L字形をなすガイド経路20が形成されている。ガイド経路20は、直角に連通する第1ガイド溝21と第2ガイド溝22とによって構成されている。第1ガイド溝21は、左右方向におけるフード部12の中央位置に配され、前後方向に直線状に延びた形態である。前後方向における第1ガイド溝21の形成範囲は、フード部12の前端よりも後方の位置から、フード部12の後端に至る領域である。第1ガイド溝21の前端部は、袋小路状の凹部23となっている。
第2ガイド溝22は、第1ガイド溝21の前端部のうち凹部23よりも僅かに後方の位置から、切欠部18に向かって左方へ直線状に延びた形態である。第2ガイド溝22の右端は、第1ガイド溝21の前端部に連通している。第2ガイド溝22の左端は、切欠部18に達していて、下面壁15の左側縁に開放されている。前後方向において、第2ガイド溝22は、タブの前端よりも少し前方の領域に配されている。
雌側ハウジング30は、合成樹脂製であり、ブロック状をなしている。雌側ハウジング30内には、雄端子金具と接続可能な周知形態の複数の雌端子金具(図示省略)が収容されている。雌側ハウジング30は、その正面31を雄側ハウジング10の前面(フード部12の開口部17)と対向させた向きで、雄側ハウジング10と嵌合されるようになっている。図4,5に示すように、雌側ハウジング30の下面(底面)には、円柱状に突出した形態のフォロア部32が形成されている。前後方向において、フォロア部32は、雌側ハウジング30の正面31に近い位置に配されている。また、左右方向において、フォロア部32は、中央位置に配されている。
図3,5に示すように、雌側ハウジング30の上面には、ロックアーム33(請求項に記載のロック手段)が形成されている。ロックアーム33は、雌側ハウジング30の上面における背面34側の端部に支持され、正面31側へ片持ち状に延出した形態である。ロックアーム33の上面には、ロック部16と係止可能なロック突起35が形成されている。ロックアーム33の延出端部(正面31側の端部)には、ロック突起35とロック部16との係止を解除するためのロック解除操作用の操作部36が形成されている。
次に、本実施例の作用を説明する。両ハウジング10,30を嵌合する際には、雌側ハウジング30の正面31をフード部12の開口部17に対し少し(雌側ハウジング30の幅寸法の略半分程度)左方にずらした状態で、フォロア部32を第2ガイド溝22の左端部に進入させる。このとき、図6に示すように、雌側ハウジング30は切欠部18に嵌合し、雌側ハウジング30の略右半分領域がフード部12内に進入し、雌側ハウジング30の略左半分領域がフード部12の外部左方へ突出した状態となる。また、雌側ハウジング30の背面34側の領域は、フード部12よりも前方へ突出した状態となっている。
この後、雌側ハウジング30を、右方へ押してフード部12内に収容していく。この間、フォロア部32が第2ガイド溝22内を移動するので、雌側ハウジング30は、前後方向に位置決めされる、タブと干渉することなく右方へ平行移動する。そして、フォロア部32が、第2ガイド溝22の奥端部(右端部)に突き当たると同時に第1ガイド溝21の前端部に到達すると、雌側ハウジング30は、それ以上の右方への移動を規制される。このとき、左右方向に関しては、雌側ハウジング30の全体がフード部12の内部空間と対応し、フード部12の左方に雌側ハウジング30がはみ出してはいない。
この後は、雌側ハウジング30をフード部12の奥端部に向かって押し込む。この間、図7に示すように、フォロア部32が第1ガイド溝21内を移動するので、雌側ハウジング30は、左右方向に位置決めされ、左側面壁14Lと干渉することはない。フォロア部32が第1ガイド溝21内を移動する間、ロック突起35がロック部16との干渉によりロックアーム33がロック解除方向へ弾性撓みさせられる。そして、図8に示すように、両ハウジング10,30が正規の嵌合状態に達すると、図5に示すように、ロックアーム33が弾性復帰してロック突起35とロック部16とが係止し、この係止作用により、両ハウジング10,30が離脱規制状態にロックされる。このとき、操作部36は、フード部12の外部に露出している。
正規嵌合状態にロックされている両ハウジング10,30を離脱させる際には、操作部36をロック解除方向へ押し操作し、ロック突起35とロック部16との係止を解除する。この後、操作部36をロック解除操作したままで、雌側ハウジング30を背面34側へ引っ張る。この間、図7に示すように、フォロア部32が第1ガイド溝21内を移動する。そのまま雌側ハウジング30を背面34側へ引っ張る操作を進めると、図9に示すように、フォロア部32が、第1ガイド溝21の前端部の凹部23内に進入し、凹部23の前端面に突き当たる。
このように、第1ガイド溝21の前端部が袋小路状になっているので、通常の離脱操作にように、雌側ハウジング30を背面34側(フード部12の前方へ離脱する方向)へ強く引っ張っても、雌側ハウジング30のそれ以上の前方(背面34側)への移動が規制され、雌側ハウジング30をフード部12の外へ抜き取ること(両ハウジング10,30を離脱させること)はできない。つまり、第1ガイド溝21の前端部が袋小路状になっていることを認知していない一般ユーザーは、正規嵌合状態のロックを解除することはできても、両ハウジング10,30を離脱させることはできない。
また、凹部23は第2ガイド溝22よりも前方に配されているので、フォロア部32が凹部23に進入している状態では、フォロア部32が、凹部23の左右両内面の間に挟まれるように位置する。これにより、雌側ハウジング30は、前方だけでなく、左右いずれの方向へも移動させることができない。したがって、凹部23の存在を認知していない一般ユーザーが、切欠部18において雌側ハウジング30の左端部が露出していることに気付き、雌側ハウジング30を左方へスライドさせようとしても、雌側ハウジング30は動かない。
フォロア部32が凹部23に進入した状態から離脱作業を進める際には、雌側ハウジング30に左向き(切欠部18に向かう方向)の力を付与したままで、雌側ハウジング30を少しフード部12の奥方(雌側ハウジング30の正面31側)へ戻す。すると、フォロア部32が凹部23から外れて第2ガイド溝22と対応したところで、雌側ハウジング30は、左方への移動を開始する。雌側ハウジング30が左方へ移動する間、フォロア部32が第2ガイド溝22内を移動するので、雌側ハウジング30が左側面壁14Lと干渉することはない。そして、フォロア部32が第2ガイド溝22から外れた後も、引き続き雌側ハウジング30を移動させれば、両ハウジング10,30が離脱される。
本実施例1のコネクタは、雄側ハウジング10と、雄側ハウジング10に形成され、前面が開口部17となっているフード部12と、フード部12を構成する左側面壁14Lの一部を開口部17と連通するように切欠した形態であり、雌側ハウジング30が通過することを許容する切欠部18と、開口部17を塞ぐようにフード部12内に嵌入される雌側ハウジング30とを備えている。
そして、両ハウジング10,30を正規嵌合状態にロック可能であり且つロックの解除が可能なロック手段として、雄側ハウジング10と雌側ハウジング30には、夫々、ロック部16とロックアーム33が形成されている。また、フード部12の内面には、フード部12の前端よりも後方の位置からフード部12の奥端側に向かって前後方向に延びる第1ガイド溝21と、第1ガイド溝21の前端部から切欠部18に向かって第1ガイド溝21の長さ方向と交差する方向に延びる第2ガイド溝22とが形成されている。雌側ハウジング30の外面には、第1ガイド溝21と第2ガイド溝22とに順に摺接することで、雌側ハウジング30を、雄側ハウジング10との正規嵌合位置から切欠部18まで案内するフォロア部32が形成されている。
このコネクタによれば、両ハウジング10,30を離脱する際には、ロックアーム33とロック部16によるロックを解除し、雌側ハウジング30を第1ガイド溝21に沿ってフード部12の前端側へスライドさせる。フォロア部32が第1ガイド溝21の前端部に到達すると、それ以上の雌側ハウジング30の前進が規制される。したがって、第1ガイド溝21と第2ガイド溝22からなるガイド構造を認知していない一般ユーザー等は、ロックアーム33とロック部16とによるロックを解除できても、両ハウジング10,30を簡単に離脱させることはできない。
これに対し、第1ガイド溝21と第2ガイド溝22とからなるガイド構造を認知している整備士等は、フォロア部32が第1ガイド溝21の前端部に到達した後、雌側ハウジング30を、切欠部18に向かってスライドさせて切欠部18を通過させることにより雄側ハウジング10から離脱させることができる。したがって、本実施例1のコネクタは、嵌合状態の両ハウジング10,30を簡単に離脱できないようになっている。
また、第1ガイド溝21と第2ガイド溝22が鈍角をなして連通している場合は、第1ガイド溝21の前端部に達したフォロア部が、雌側ハウジングに付与されている前方への操作力によって第2ガイド溝22へ誘導されることが懸念される。しかし、本実施例のコネクタは、第1ガイド溝21と第2ガイド溝22を直角に連通させているので、雌側ハウジング30に前方への操作力が付与された状態でフォロア部32が第1ガイド溝21の前端部に到達したとしても、フォロア部32が第2ガイド溝22へ誘導される虞はない。したがって、両ハウジング10,30を容易に離脱させることが難しくなっている。
また、第1ガイド溝21の前端部には、第2ガイド溝22との連通位置よりも前方へ延長した形態の凹部23が形成されている。この構成によれば、両ハウジング10,30が嵌合している状態から、雌側ハウジング30を前方へスライドさせると、フォロア部32が第2ガイド溝22との連通位置を通過して凹部23に達したところで、雌側ハウジング30の前進が停止する。このままの状態では、フォロア部32が第2ガイド溝22内に進入することができないので、凹部23の存在を認知していない一般ユーザー等は、雌側ハウジング30を切欠部18に向けてスライドさせることができない。したがって、両ハウジング10,30を容易に離脱させることが難しくなっている。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、第1ガイド溝の前端部に凹部を形成したが、このような凹部を形成しない形態としてもよい。
(2)上記実施例では、第1ガイド溝と第2ガイド溝を直角に連通させるようにしたが、第1ガイド溝と第2ガイド溝は、鋭角又は鈍角をなして連なっていてもよい。
(3)上記実施例では、第2ガイド溝が直線状に延びた形態であるが、第2ガイド溝は、曲線を含む経路であってもよい。
(4)上記実施例では、第1ガイド溝が幅方向における中央位置に配されているが、第1ガイド溝は、幅方向において中央から左右いずれかに片寄った位置に配されていてもよい。
(5)上記実施例では、フォロア部が雌側ハウジングの前後方向における前端部(嵌合面に近い位置)に配されているが、フォロア部は、前後方向における中央部や後端部等に配されていてもよい。
(6)上記実施例では、フォロア部が円柱形であるが、フォロア部は角柱形であってもよい。
(7)上記実施例では、弾性撓み可能なロックアームを雌側ハウジングに形成したが、弾性撓み可能なロックアームは、フード部を有する雄側ハウジング側に形成してもよい。
10…雄側ハウジング
12…フード部
14L…左側面壁(周壁部)
16…ロック部(ロック手段)
17…開口部
18…切欠部
21…第1ガイド溝
22…第2ガイド溝
23…凹部
30…雌側ハウジング
32…フォロア部
33…ロックアーム(ロック手段)

Claims (3)

  1. 雄側ハウジングと、
    前記雄側ハウジングに形成され、前面が開口部となっているフード部と、
    前記フード部を構成する周壁部の一部を前記開口部と連通するように切欠した形態であり、前記雌側ハウジングが通過することを許容する切欠部と、
    前記開口部を塞ぐように前記フード部内に嵌入される雌側ハウジングと、
    前記雄側ハウジングと前記雌側ハウジングを正規嵌合状態にロック可能であり、且つロックの解除が可能なロック手段と、
    前記フード部の内面に形成され、前記フード部の前端よりも後方の位置から前記フード部の奥端側に向かって前後方向に延びる第1ガイド溝と、
    前記フード部の内面に形成され、前記第1ガイド溝の前端部から前記切欠部に向かって前記第1ガイド溝と交差する方向に延びる第2ガイド溝と、
    前記雌側ハウジングの外面に形成され、前記第1ガイド溝と前記第2ガイド溝とに順に摺接することで、前記雌側ハウジングを、前記雄側ハウジングとの正規嵌合位置から前記切欠部まで案内するフォロア部とを備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1ガイド溝と前記第2ガイド溝が直角又は鋭角をなして連通していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記第1ガイド溝の前端部には、前記第2ガイド溝との連通位置よりも前方へ延長した形態の凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
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