JP7031982B2 - コネクタカバー - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタカバーに関する。
電装品に接続するコネクタ後方から導出されるハーネス経路の規制や保護のために、コネクタハウジングに装着されるカバーの技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されているコネクタは、曲げ変形させた時の復元力が高い電線(ハーネス)であっても、電線ホルダ(カバー)によってその電線を所定の曲率に曲げた状態に保持できるようにするものである。
特開2002-352901号公報
これらの従来のカバーでは、コネクタ後方のハーネス経路は固定的である。コネクタが接続される電装品行きのハーネスが太く、固定点からUターン状に配策されて前記電装品にコネクタ接続されるような箇所では、コネクタ後方のハーネスに、コネクタの差込みストロークを考慮した余長や曲げ代が必要となる。
図3は、従来のコネクタカバー20を有するコネクタ1およびハーネス3の配策の状態を説明する図である。図3(a)は結線前の状態を、図3(b)は結線後の状態を示している。同図におけるコネクタカバー20は、テープ巻きあるいは結束バンド等で、ハーネス3を所定の曲率(角度)に曲げた状態で固定している。ハーネス3は、所定位置でクランプ5で固定されている。コネクタ1を結線相手部品7に差し込む際には、図3(a)に示すように、結線相手部品7の正面にコネクタ1を配置してから図中の棒矢印方向に差し込むことで、スムーズな結線ができる。しかし、図3(a)の状態で結線するためには、図3(b)に示すように、矢印領域で示す部分にハーネス3の余長が必要となる。前記余長が短いと、スムーズな結線が困難となるが、その一方で、前記余長が長くなると、配策経路にばらつきが生じやすく周辺部品との干渉のおそれが生じ、また、コストアップの原因ともなる。また、結線時のハーネス3の曲率変化が大きくなるため、太いハーネスでは組み付けが困難となる。
本発明は上記問題点を解決するものであり、結線時の作業性と、結線後の配策経路のばらつき規制とを両立することが可能となるコネクタカバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のコネクタカバーは、
コネクタの背面にその一端を固定して装着されるコネクタカバーであって、
前記コネクタの背面から導出されたハーネスが可動状態で収容可能な断面凹形状を有しているとともに、前記ハーネスが所定方向に配策可能となるように屈曲しており、
前記断面凹形状は、前記屈曲の内周側に開口し
前記コネクタ側と反対側の端部にはストッパーが設けられており、
前記ストッパーは、前記屈曲の内周側に前記ハーネスの経路を移動可能とするように、前記断面凹形状の開口端部から当該開口方向に膨出した形状であることを特徴とする。
本発明によれば、結線時の作業性と、結線後の配策経路のばらつき規制とを両立することが可能となるコネクタカバーを提供することができる。
図1は、本発明のコネクタカバー10を有するコネクタおよびハーネスの配策の状態を説明する図である。図1(a)は結線前の状態、図1(b)は結線後の状態である。 図2は、本発明のコネクタカバーの一例の斜視図である。図2(a)は全体図、図2(b)は、端部の拡大図である。 図3は、従来のコネクタカバー20を有するコネクタおよびハーネスの配策の状態を説明する図である。図3(a)は結線前の状態、図3(b)は結線後の状態である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。なお、以下で参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。
図1は、本発明のコネクタカバー10を有するコネクタおよびハーネスの配策の状態を説明する図である。図1(a)は結線前の状態、図1(b)は結線後の状態である。また、図2に、本発明の一例であるコネクタカバー10の斜視図を示す。図2(a)は全体図、図2(b)は、端部の拡大図である。
本実施形態のコネクタカバー10は、コネクタ1の背面にその一端を固定して装着されている。コネクタ1の背面からは、ハーネス3が導出されており、ハーネス3は、所定位置でクランプ5で固定されている。
本実施形態のコネクタカバー10は、ハーネス3をコネクタ1の導出方向から略直角方向に屈曲させるものであり、その断面は、図2(a)に示すようにU字形状である。前記U字形状の開口の方向は、屈曲の内周側であり、前記開口はハーネス3が収容できるサイズとなっている。したがって、コネクタカバー10をコネクタ1の背面に装着すると、前記U字形状の窪み部分にハーネス3が収容されて、コネクタカバー10の屈曲方向にハーネス3を配策することができる。
ハーネス3はコネクタカバー10内に収容された状態でも、コネクタカバー10には固定されておらず、可動である。このため、コネクタ1を結線相手部品7に差し込む際には、図1(a)に示すように、結線相手部品7の正面にコネクタ1を配置して図中の棒矢印方向に差し込むが、この状態では、ハーネス3をコネクタカバー10から引き出すことができる。
図3に示すコネクタカバー20にハーネス3が固定されている従来の形態では、コネクタカバー20の端部(コネクタ側と反対側の出口部分)でハーネス3の曲げやつっぱりを生じさせないために、ハーネスの線長を長くとる必要がある。これに対して、本実施形態のコネクタカバー10では、コネクタカバー10の端部(コネクタ側と反対側の出口部分)でハーネス3が固定されていないので、コネクタ1を図1(a)の位置に運んだ際に、コネクタカバー10の屈曲方向内周側にハーネス3の経路を移動させることができる。そして、結線後には、図1(b)に示すように、図3(b)の矢印領域で見られるようなハーネスの弛みを低減させるとともに、ハーネス3はコネクタカバー10の内部に収容されて、配策経路のばらつきを防ぐことができる。
したがって、コネクタカバー10を用いることで、ハーネス3の線長をより短くしても、結線時の作業性を良好なものとすることができる。そして、ハーネス3の線長がより短くなることで、配策経路のばらつきは生じにくくなり、周辺部品との干渉のおそれが低減する。さらに、低コスト化も図ることができる。
本実施形態では、コネクタカバー10には、コネクタ1側と反対側の端部にストッパー11が設けられている。ストッパー11は、図2(b)に示すように、開閉可能である。ストッパー11を閉じたときには、ハーネス3は、コネクタカバー10のU字形状部分とストッパー11との間で可動となる。ストッパー11は必須の部材ではないが、ストッパー11を設けることで、作業時のコネクタカバー10からのハーネス外れを防ぐことができ、作業性を向上させることができるため好ましい。
コネクタカバー10とコネクタ1との固定は、爪部を設けることによる爪篏合等の手段で行うことができるが、容易に外れない状態にすることができれば、これに限定されるものではない。
本実施形態においては、コネクタカバー10は、ハーネス3をコネクタ1の導出方向から略直角方向に屈曲させるものであるが、本発明はこれに限定されない。コネクタカバーの屈曲角度を調整して、所望の配策経路にハーネスを規制することも可能である。また、本実施形態においては、コネクタカバー10の屈曲部は、略円弧形状であるが、材質や強度に応じてL字形状や台形形状等の形状としてもよい。
また、コネクタカバー10の断面形状はU字形状であるが、本発明のコネクタカバーは、断面形状はハーネスが可動状態で収容可能な凹形状であれば、U字形状に限定されるものではない。
1 …コネクタ
3 …ハーネス
5 …クランプ
7 …結線相手部品
10 …コネクタカバー
11 …ストッパー
20 …コネクタカバー

Claims (1)

  1. コネクタの背面にその一端を固定して装着されるコネクタカバーであって、
    前記コネクタの背面から導出されたハーネスが可動状態で収容可能な断面凹形状を有しているとともに、前記ハーネスが所定方向に配策可能となるように屈曲しており、
    前記断面凹形状は、前記屈曲の内周側に開口し
    前記コネクタ側と反対側の端部にはストッパーが設けられており、
    前記ストッパーは、前記屈曲の内周側に前記ハーネスの経路を移動可能とするように、前記断面凹形状の開口端部から当該開口方向に膨出した形状であることを特徴とするコネクタカバー。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012190706A (ja) 2011-03-11 2012-10-04 Yazaki Corp コネクタ装置
WO2013176129A1 (ja) 2012-05-22 2013-11-28 矢崎総業株式会社 電線保護カバー

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