JP7294977B2 - 結束バンド - Google Patents

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本発明は、ワイヤハーネスを締め付けて束ねる結束バンドに関する。
この種の結束バンドとしてのワイヤハーネス用バンドとして、特許文献1(図示せず)に開示されたものがある。このワイヤハーネス用バンドは、貫通孔内に係止片を有するロック部と、このロック部から延在され、ロック部の貫通孔内で係止片の係止爪に係止する係止歯が長手方向に連続して複数形成されたバンド部と、を備えている。
また、係止片の上面には、屈曲支点となる溝を設けている。この溝がロック部の貫通孔内にバンド部を挿入させて引っ張る際に屈曲支点となって係止片が屈曲し易くなり、バンド部の引っ張り力(挿入力)を低減するようになっている。さらに、係止片の溝内に補強リブを設けて、係止片が溝を設けた部分で折れ曲がるのを防止し、バンド部と係止片との係止保持力を得ることができるようになっている。
特開2008-118751号公報
しかしながら、前記従来のワイヤハーネス用バンドでは、バンド部と係止片との係止保持力を確保するために、係止片の溝内に補強リブを設けているため、係止片の溝の部分を薄くできなく、貫通孔内へのバンド部の挿入力(引っ張り力)が上がる傾向にあった。この挿入力が高いため、貫通孔内へのバンド部の挿入作業が難作業となっていた。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、ロック部のバンド挿通孔内にバンド部を低挿入力で挿入することができ、かつ、バンド部と係止部との十分な係止保持力を得ることができる結束バンドを提供することにある。
本発明の態様に係る結束バンドは、バンド挿通孔内にバンド係止部を有するロック部と、前記ロック部から延出され、前記ロック部の前記バンド挿通孔内で前記バンド係止部に係止する係合部が長手方向に連続して複数形成されたバンド部と、を備え、前記ロック部の前記バンド係止部のバンド挿入口に位置する正面から底面にかけて切欠きが形成されているものである。
前記切欠きは、前記バンド係止部を挟むように該バンド係止部の両側にそれぞれ形成されていることが好ましい。
前記ロック部の正面と底面との角部と、前記バンド部の前記複数の係合部が形成されている部位と、でワイヤハーネスを囲むように締め付けて保持することが好ましい。
本発明によれば、ロック部のバンド挿通孔内にバンド部を低挿入力で挿入することができ、かつ、バンド部と係止部との十分な係止保持力を得ることができる結束バンドを提供することができる。
本発明の実施形態に係る結束バンドの一例を示す斜視図である。 上記結束バンドのロック部の正面図である。 上記ロック部の断面図である。 上記ロック部を斜め上方側から見た斜視図である。 上記ロック部を斜め下方側から見た斜視図である。 上記ロック部の底面図である。 上記結束バンドでワイヤハーネスを束ねる際のロック部の拡大断面図である。 上記結束バンドでワイヤハーネスを束ねた状態を示す断面図である。
以下、図面を用いて本発明の一実施形態に係る結束バンドについて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る結束バンドの一例を示す斜視図である。図2は結束バンドのロック部の正面図である。図3はロック部の断面図である。図4はロック部を斜め上方側から見た斜視図である。図5はロック部を斜め下方側から見た斜視図である。図6はロック部の底面図である。図7は結束バンドでワイヤハーネスを束ねる際のロック部の拡大断面図である。図8は結束バンドでワイヤハーネスを束ねた状態を示す断面図である。
図1、図8に示すように、結束バンド10は、柔軟性を有する樹脂材によって形成されており、ロック部20と、バンド部30と、を備え、ワイヤハーネスW/Hを囲むように締め付けて保持するものである。
図2~図4、図7、図8に示すように、ロック部20は、矩形ブロック状に形成されていて、その正面20aから裏面20bにかけてバンド部30が挿通するバンド挿通孔21が形成されている。このバンド挿通孔21の正面20a側の開口がバンド挿入口22になっていると共に、裏面20b側の開口がバンド排出口23になっている。
また、ロック部20のバンド挿通孔21の底面には、バンド挿入口22からバンド排出口23側の上方に斜めに延びる可撓性アーム状の係止片(バンド係止部)24が一体突出形成されている。この係止片24の先端には、後述するバンド部30の係合部33に係止する係止爪24aが形成されている。
そして、バンド挿通孔21内にバンド挿入口22からバンド部30の先端部32が挿入されると、係止片24は、その基端部24bを屈曲支点としてバンド挿通孔21の底面側に撓むようになっている。なお、バンド挿入口22の上側は、バンド部30の先端部32がバンド挿通孔21内に挿入し易い円弧形状に形成されている。
さらに、図1~図8に示すように、ロック部20の係止片24の両側には、係止片24を挟むように正面20aから底面20cにかけてスリット溝(切欠き)25が形成されている。この一対のスリット溝25,25により、ロック部20の下部、すなわち、係止片24の下側には、L字状の可撓部26が一体形成されている。
そして、図7に示すように、バンド挿通孔21内にバンド挿入口22からバンド部30の先端部32を挿入する際に、L字状の可撓部26は、その基端部26aを屈曲支点としてロック部20の底面20c側に撓むようになっている。
また、図8に示すように、結束バンド10でワイヤハーネスW/Hを囲むように締め付けるようになっている。この際、ロック部20の正面20aと底面20cとの角部27と、後述するバンド部30の複数の係合部33が形成されている表面(係合部33が形成されている部位)30aとで、ワイヤハーネスW/Hは十分な保持力で保持されるようになっている。
図1~図5、図7、図8に示すように、バンド部30は、ロック部20から帯状に延出されている。このバンド部30の表面30aの長手方向には、その基端部31から先端部32にかけて、ロック部20の係止片24の係止爪24aに係止する係合溝(係合部)33が連続して複数形成されている。なお、バンド部30の先端部32は、ロック部20のバンド挿通孔21に挿入し易い先細り形状に形成されている。
以上、本実施形態の結束バンド10によれば、図7に示すように、バンド部30をワイヤハーネスW/Hに巻き着けて束ねる際に、ロック部20のバンド挿入口22からバンド部30の先端部32を挿入し、バンド排出口23からバンド部30を引っ張り出す。この際、ロック部20の係止片24は、その基端部24bを屈曲支点としてバンド挿通孔21の底面側に撓む。また、係止片24の両側には、スリット溝25が設けられているため、ロック部20の下部(係止片24の下)のL字状の可撓部26は、その基端部26aを屈曲支点としてロック部20の底面20c側に撓む。これらの係止片24及び可撓部26の下方への撓み変形により、ロック部20のバンド挿通孔21内にバンド部30を低挿入力で挿入することができる。さらに、係止片24及び可撓部26の弾性復元力により、バンド部30と係止片24との十分な係止保持力を得ることができる。
また、図8に示すように、結束バンド10でワイヤハーネスW/Hを囲むように締め付ける際に、ロック部20の正面20aと底面20cとの角部27と、バンド部30の複数の係合部33が形成されている表面30aとでワイヤハーネスW/Hに固定されている。このため、結束バンド10によるワイヤハーネスW/Hの締め付け時に、十分な保持力を確保することができる。つまり、結束バンド10でワイヤハーネスW/Hを締め付けていく中で、挿入力が上がる部分は、バンドガン(バンド締め付け治具)での作業が可能となり、十分な保持力を確保することができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
すなわち、前記実施形態によれば、ロック部にバンド部を係止する係止片を設けたが、ロック部に車両のパネルやプロテクタ等に取り付けるクリップ部等を設けても良い。
10 結束バンド
20 ロック部
20a 正面
20c 底面
21 バンド挿通孔
22 バンド挿入口
24 係止片(バンド係止部)
25,25 一対のスリット溝(切欠き)
27 角部
30 バンド部
30a 表面(複数の係合部が形成されている部位)
33 係合溝(係合部)
W/H ワイヤハーネス

Claims (3)

  1. バンド挿通孔内にバンド係止部を有するロック部と、
    前記ロック部から延出され、前記ロック部の前記バンド挿通孔内で前記バンド係止部に係止する係合部が長手方向に連続して複数形成されたバンド部と、
    を備え、
    前記ロック部の前記バンド係止部のバンド挿入口に位置する正面から底面にかけて切欠きが形成されている結束バンド。
  2. 前記切欠きは、前記バンド係止部を挟むように該バンド係止部の両側にそれぞれ形成されている請求項1に記載の結束バンド。
  3. 前記ロック部の正面と底面との角部と、前記バンド部の前記複数の係合部が形成されている部位と、でワイヤハーネスを囲むように締め付けて保持する請求項1又は2に記載の結束バンド。
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