JP3772254B2 - クリップ - Google Patents

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、自動車等の車体パネルとトリムとを密着させるために用いられるクリップに係り、特に、グロメットとピンがヒンジ部を介して一体に連結して形成されてなるクリップにおけるグロメットの挿入力及びピンの挿入力を大幅に低減することができるクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のクリップとしては、例えば、特許第2796850号に示すものが知られており、その構成例を、図44に基づいて説明すると、この従来のクリップは、車体パネル等の被固定物に開設されたクリップ挿通孔(図示せず)に挿入され、該クリップ挿通孔の周縁部に止着されるクリップ1を、自由状態において略V字状に形成されたグロメット2と、このグロメット2の内方に進退自在に挿入されるピン3と、該ピン3の軸部4と上記グロメット2とを一体に連結する一対のヒンジ部5,5と、で構成されており、上記各ヒンジ部5,5は、上記グロメット2のV字状に形成された弾性脚片部6,6の延長線上と同一の方向に沿って略逆V字状に配設されて構成されている。
【0003】
このように構成されたクリップ1を用いる場合には、上記グロメット2を指で摘んで縮径方向に収縮させた状態で上記被固定物のクリップ挿通孔に挿入し圧入した後、指を離すと、該グロメット2はグロメット2自身の弾性力によって拡径方向に広がるため、該グロメット2の厚肉に形成された胴部7,7の外周面が上記クリップ挿通孔の内周縁部に密着し、この状態からピン3の頭部8を図中矢印方向に押圧すると、該ピン3の軸部4が、ヒンジ部5,5の弾発力に抗して弾性脚片部6,6間に侵入し、該ピン3の軸部4がさらに進入すると、上記グロメット2の胴部7,7が縮径方向に引き寄せられて、該胴部2,2の内側に膨出形成された係止突起部9,9が上記軸部4の先端部に形成された係止用段溝部14aと噛み合い、グロメット2とピン3が係合した状態で被固定物のクリップ挿通孔に止着されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のクリップ1にあっては、上記グロメット2とピン3の軸部4とを連結するヒンジ部5,5が、グロメット2の弾性脚片部6,6が延びる方向と同じ方向であって、該弾性脚片部6,6の途中から上記ピン3の軸部4の先端部方向に延びるように形成されているため、グロメット2が小型に形成されている場合には、該ヒンジ部5,5の長さが短くなり、その結果、該ヒンジ部5,5の剛性が高くなり、上記ピン3の挿入力に対して高い反力となり、挿入に必要な荷重が大きくなる、という課題を有していた。一方、これを解決するためには、ヒンジ部5,5の長さを大きく取らなければならないため、クリップ1が大型化する、という課題も有していた。
【0005】
また、上記従来のクリップ1にあっては、上記ヒンジ部5,5の長さが短い場合には、該ヒンジ部5,5の剛性が高くなるため、壊れ難い材料しか使えず、柔らかい材料を用いた場合には、クリップ1の強度が出ず、反対に、グロメット2やピン3の強度を高め、クリップ挿通孔に対する高い保持力を確保するために硬い合成樹脂を用いると、上記したように壊れ易い、というジレンマを有していた。
【0006】
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、グロメットと軸部とをヒンジ部で連結してなるクリップを、被固定物のクリップ挿通孔に対する高い保持力が確保できる硬い材質で形成しても、ヒンジ部の長さを十分取ることができて破損する心配がなく、しかも、グロメット及びピンの挿入力を軽くすることができるクリップを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にあっては、被固定物に開設されたクリップ挿通孔に挿入され、該クリップ挿通孔の周縁部に止着されるクリップを、自由状態において略V字状に形成されたグロメットと、このグロメット内方に進退自在に挿入されるピンと、該ピンの軸部と上記グロメットの下部とを一体に連結するヒンジ部と、で構成し、上記各ヒンジ部は、上記グロメットのV字状に形成された弾性脚片部の延長線と交叉する方向に沿って配設したことを特徴とするものである。
【0010】
またさらに、この発明にあっては、上記目的を達成する第の構成として、被固定物に開設されたクリップ挿通孔に挿入され、該クリップ挿通孔の周縁部に止着されるクリップを、自由状態において略V字状に形成されたグロメットと、このグロメット内方に進退自在に挿入されるピンと、該ピンの軸部と上記グロメットの下部とを一体に連結する一対のヒンジ部と、を一体に形成し、上記各ヒンジ部は、互い違いに、かつ、自由状態において互いに外方に屈曲形成されていると共に、上記各ヒンジ部の下端部を上記グロメットの基部に夫々接結し、かつ、上記弾性脚片部の基部側の肉厚を、弾性脚片部の平均的な肉厚よりも厚く形成したことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す発明の実施の形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。
【0014】
図1乃至図5は、この発明の実施の第1形態例に係るクリップ10を示しており、この形態例に係るクリップ10は、例えば、図6乃至図8に示すように、車体パネル82及びトリム83に夫々開設されたクリップ挿通孔80,81(図6乃至図8参照)に挿入され両部材を密着させた状態で止着するために用いられる。
【0015】
即ち、この形態例に係るクリップ10は、自由状態において略V字状に形成されたグロメット12と、このグロメット12の内方に進退自在に挿入されるピン13と、該ピン13の軸部14と上記グロメット12とを一体に連結する一対のヒンジ部15,15と、が、胴部=2000軸部弾性脚片部/グロメット(平方メートル)の強度を有するポリアセタール樹脂で一体に形成されている。
【0016】
そして、上記グロメット12は、グロメット12自身の弾性力によって拡径方向に広がるように付勢されて形成されており、前記クリップ挿通孔80,81の口径よりも大きく形成された鍔状係止片部11,11と、この鍔状係止片部11,11の内方端部から下方に延設された厚肉な胴部17,17と、これら各胴部17,17の下端部からV字状に連設された弾性脚片部16,16と、から構成されており、該弾性脚片部16,16は、該弾性脚片部16,16の厚肉に形成された基部20側の肉厚t2が、弾性脚片部16,16の平均的な肉厚t1よりも厚く形成されている。
【0017】
このように基部20側の肉厚t2を先端部側の肉厚t1よりも厚く形成することで、成形時における冷却固化速度が肉厚t2の方が遅くなって凝固するときに収縮するため、弾性脚片部16,16が互いに引き合う方向に付勢され、これにより、該クリップ10をランダムに多数個保管しても、クリップ10の弾性脚片部16,16が相互に絡み合う心配がなく、搬送時におけるカラミ合いを有効に防止することができる。
【0018】
また、上記胴部17,17の内側には、係止突起部19,19が膨出形成されており、該係止突起部19,19が上記軸部14の先端部に形成された係止用段溝部14aと噛み合い、グロメット12とピン13が係合することで外側に膨らむ弾性脚片部16,16がアンカーとなって、クリップ10が車体パネル82やトリム83のクリップ挿通孔80,81に止着されるように構成されている。
【0019】
尚、図中符号21は、上記胴部17,17と弾性脚片部16,16の接続部外面に突設された仮止め突起を、22は上記弾性脚片部16,16の内側途中部に膨出形成されたイジェクトピン当て部を夫々示しており、該イジェクトピン当て部22に突き出しピン(図示せず)を突き当てて押圧することで、本クリップ10を金型から容易に抜くことができる。
【0020】
一方、上記ピン13は、両側に垂下部13a,13aが形成され、かつ、直径が自由状態におけるグロメット12の鍔状係止片部11,11間寸法よりも大きく形成された頭部18と、位置決めが容易となるように水平断面形状が略十字状に形成された軸部14と、該軸部14の先端部に形成された前記係止用段溝部14aと、上端部が軸部14の先端に接結され、かつ、下端部が上記弾性脚片部16,16の基部20に接結されてなるヒンジ部15,15と、から構成されている。
【0021】
そして、上記ピン13の両側に形成された垂下部13a,13aにより、ピン13をグロメット12に嵌め込んだ時に、グロメット12の鍔状係止片部11,11が頭部18の下面部に収納され、ピン13の頭部18がトリム83から浮き上がった状態に固定されるのを防止することができる。
【0022】
また、上記各ヒンジ部15,15は、上記グロメット12のV字状に形成された弾性脚片部16,16の延長線と直交する方向に互い違いに形成されていると共に、該ヒンジ部15,15は、外方に略C字状に夫々屈曲された状態で形成されている。
【0023】
このように、ヒンジ部15,15を弾性脚片部16,16と直交する方向に延設すると共に、該ヒンジ部15,15を外方に屈曲形成することで、該ヒンジ部15,15を長く形成することができ、その結果、グロメット12の挿入力とピン13の押圧力を低減できると共に、硬い材質でクリップ10を形成しても、該ヒンジ部15,15が破損する心配がなく、強い保持力を確保することができる。
【0024】
このように構成されたクリップ10を用いて車体パネル82とトリム83とを止着する場合には、図6に示すように、上記グロメット12を指で摘んで縮径方向に収縮させた状態で上記車体パネル82のクリップ挿通孔80に挿入し圧入した後、指を離すと、該グロメット12はグロメット12自身の弾性力によって拡径方向に広がるため、該グロメット12の厚肉に形成された胴部17,17の外周面が上記クリップ挿通孔80の内周縁部に密着すると共に、仮止め突起21,21が車体パネル82の内側周縁部に仮止め係止される。
【0025】
この状態のまま、図7に示すように、上記クリップ10をトリム83のクリップ挿通孔81に挿入すると、該クリップ挿通孔81は上記クリップ挿通孔80よりも小径に形成されているため、グロメット12は図6に示す状態よりもさらに縮径しつつ、上記仮止め突起21,21がクリップ挿通孔81を通過した後、若干拡径方向に複動するので、該仮止め突起21,21がトリム83の内側周縁部に仮止め係止される。
【0026】
この状態から、図8に示すように、ピン13の頭部18を図中矢印方向に押圧すると、該ピン13の軸部14が弾性脚片部16,16間に侵入する。このとき、ヒンジ部15,15は外方に屈曲するので、ヒンジ部15,15の弾発力による反力の影響をピン13が受けることはなく、軽い押圧力でピン13を押すことができる。
【0027】
そして、さらに上記ピン13の軸部14が進入すると、上記グロメット12の胴部17,17が縮径方向に引き寄せられて、該胴部17,17の内側に膨出形成された係止突起部19,19が上記軸部14の先端部に形成された係止用段溝部14aと噛み合い、グロメット12とピン13が係合することで外側に膨らむ弾性脚片部16,16がアンカーとなって、クリップ10が車体パネル82やトリム83のクリップ挿通孔80,81に止着される。この場合、上記クリップ10に対して、抜き方向の力が加わった場合であっても、ヒンジ部15,15がピン13を押し上げる力は、ヒンジ部15,15が屈曲形成されているので、非常に小さく、みだりに脱落する心配がなく安全である。
【0028】
図9乃至図12はこの発明の第2形態例に係るクリップを、図13乃至図16はこの発明の第3形態例に係るクリップを、図17乃至図20はこの発明の第4形態例に係るクリップを、図21乃至図24はこの発明の第5形態例に係るクリップを夫々示しており、これら各形態例において、上記第1形態例に係るクリップ10と異なる構成は、一対のヒンジ部のみであり、他の構成部分は第1形態例に係るクリップ10と同様であるので、図面には第1形態例で用いた符号と同一の符号を付して、その詳細な説明を以下では省略する。
【0029】
即ち、上記第2形態例に係るクリップ10のヒンジ部25,25は、第1形態例のヒンジ部15,15が外方に略C字状に屈曲形成されていたのに対して、内方に屈曲するように構成した場合を示している。
【0030】
次に、上記第3形態例に係るクリップ10のヒンジ部35,35は、先端部が前記軸部14の下端部に接結されている点においては、上記第1形態例に係るクリップ10と同様であるが、各下端部が前記基部20の反対側に接結され、該ヒンジ部35,35の下部が交叉するように構成されている場合を示している。
【0031】
このように、第2形態例及び第3形態例に係るクリップ10では、ヒンジ部25,25,35,35が、前記胴部17,17の両外面よりも外方に突出していないので、グロメット12をクリップ挿通孔80,81に挿入するときに、該ヒンジ部25,25,35,35がクリップ挿通孔80,81の周縁部に引っ掛からず、スムーズに挿入することができる。
【0032】
次に、上記第4形態例に係るクリップ10のヒンジ部45,45は、先端部が前記軸部14の下端部に接結されている点においては、上記第1形態例に係るクリップ10と同様であるが、各下端部が前記弾性脚片部16,16の中途部に接結されて構成されている場合を示している。この形態例の場合、正面図においては、ヒンジ部45,45が図43に示す従来例と同様の構成に見えるが、図17と図19からも明らかなように、該ヒンジ部45,45は、屈曲した状態に形成されているので、前記従来例のヒンジ部5,5とは異なり、グロメット12の挿入力及びピン13の挿入力が硬くなく、軽い力で挿入することができる。
【0033】
また、上記第5形態例に係るクリップ10のヒンジ部55,55は、第1形態例のヒンジ部15,15と同様に構成されているが、屈曲状態を、第1形態例のヒンジ部15,15が略C字状であるのに対して、本形態例では、略逆J字状に形成することで、ヒンジ部55,55が、前記胴部17,17の両外面よりも外方に突出しないように構成し、グロメット12をクリップ挿通孔80,81に挿入するときに、該ヒンジ部55,55がクリップ挿通孔80,81の周縁部に引っ掛からず、スムーズに挿入することができるように構成されている。
【0034】
尚、この発明にあっては、上記ヒンジ部の作用・効果を得るには、グロメット12の弾性脚片部16,16と交叉する方向にヒンジ部を配置するばかりでなく、例えば、図25乃至図28に示すように、略逆J字状に屈曲形成されたヒンジ部65,65を、グロメット12の弾性脚片部16,16と同じ方向に沿って配設しても同様の作用・効果を得ることができる。また、上記各形態例では、ヒンジ部が一対で形成された場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、例えば、図29乃至図32に示すように、ヒンジ部75を一本の帯状板体で略S字状に屈曲形成しても上記各形態例と同様の作用・効果を得ることができる。
【0035】
図33乃至図43は、この発明の実施の第6形態例に係るクリップ100を示しており、この形態例に係るクリップ100は、自由状態において略V字状に形成されたグロメット102と、このグロメット102の内方に進退自在に挿入されるピン103と、該ピン103の軸部104と上記グロメット102とを一体に連結する一対のヒンジ部15,15と、で一体に形成されている。そして、この形態例では、上記ヒンジ部15,15がナイロン樹脂で形成するのが望ましい。これは、本形態例のようなクリップ100では、後記するように、係止状態から係止解除状態へとピン103を押し込むストロークが必要な場合、ヒンジ部15,15がポリアセタール樹脂で形成した場合には折損する可能性があるからであり、ポリアセタール樹脂で形成する場合には、折損防止のため、ヒンジ部15,15の長さを大きく取る必要がある。尚、本形態例において、その他前記第1形態例と同様の構成部分については、第1形態例で用いた符号を図面に付して、その詳細な説明をここでは省略する。
【0036】
上記グロメット102は、その上端部から外水平方向に半円形状係止片部101,101が延設されており、該半円形状係止片部101,101の内周面には、上記ピン103の外周面を囲む凹部101a,101aが対設されている。
【0037】
そして、この半円形状係止片部101,101の凹部101a,101aの両端部と上記ピン103の外周面は、未使用状態において4本のブリッジ片101bで一体に連結されている。この各ブリッジ片101bは、本クリップ100のグロメット102を車体パネル82やトリム83のクリップ挿通孔80,81に挿通したときに、該グロメット102が縮径して、グロメット102の弾性脚片部16,16が互いに近接する過程で発生する剪断力により切断される。
【0038】
一般的に、ピンとグロメットがヒンジで一体に連結されているこの種のクリップにおいては、グロメットの上端部が分割形成されているため、横方向のよれ方向に対する突っ張りに弱く、また、納品のときに、弾性脚片部が絡み合う場合が多いが、本形態例では、未使用時において、上記ピン103の上部が上記半円形状係止片部101,101の凹部101a,101aに囲まれており、かつ、上記各ブリッジ101bを介してグロメット102とピン103とを連結した状態に保持されているので変形しにくく、しかも、該ピン103の軸部104下端部も、前記第1形態例に係るクリップ10と同様に、上記弾性脚片部16,16と直交する方向に延設された略C字状のヒンジ部15,15によって連結保持されているので、軸部104の上下部がグロメット102に連結保持されることになり、その結果、未使用状態においてピン103が横方向にぐらつかないので、グロメット102の挿入作業をスムーズに行なうことができると共に、一体化されていることにより、搬送中にクリップ100同士が絡み合う心配も生じない。
【0039】
また、この形態例に係るクリップ100にあっては、上記ブリッジ片101bが半円形状係止片部101,101の凹部101a,101aの両端部に配設したので、ブリッジ片101bが切断された後、この切断片がピン103の挿入作動の妨げとならない位置に残るため、ピン103をスムーズに挿入することができる。
【0040】
一方、本形態例に係るピン103の軸部104は、第1形態例のピン13とは異なり、図37に示すように、その上端部104aが断面円形状に形成され、該上端部104aから下方に連続する中途部両側は面取りされて略コ字状の段部104b,104bが形成され、該段部104b,104bの下方、即ち、軸部104の段部104b,104b部分の直径よりも拡径された先端部には、上記グロメット102の各胴部17,17の内側に膨出形成された係止突起部19,19と係合と噛合する水平断面形状が略十字に形成された係止用段溝部104cが形成されており、上記ヒンジ部15,15は、上記軸部104の先端部とグロメット102の弾性脚片部16,16の基部20とを接結して構成されている。
【0041】
そして、上記ピン103の挿入前における上記グロメット102の半円形状係止片部101,101上面からの上端部突出量(高さ)は、該ピン103を押し込み、上記グロメット102の係止突起部19,19と係止用段溝部104cとが係合したときに、該ピン103の上面が、図41に示すように、上記グロメット102の半円形状係止片部101,101上面と面一となる突出量を有して形成されている。
【0042】
このように構成されたクリップ100を用いて車体パネル82とトリム83とを止着する場合には、図38に示すように、縮径状態にある上記グロメット12を前記車体パネル82のクリップ挿通孔80に挿入し圧入すると、図39に示すように、グロメット102の弾性脚片部16,16がトリム83のクリップ挿通孔81の周縁部に押圧されて、上記グロメット102の半円形状係止片部101,101が縮径方向、即ち、軸部104の表面に近接する方向に移動し、この移動により発生する剪断力により、上記半円形状係止片部101,101と軸部104とを連結する各ブリッジ片101bが切断されるので、ピン103は押し込み可能にセットされる。
【0043】
この状態から、図40に示すように、ピン103の頭部を車体パネル82方向に押圧すると、該ピン103の軸部104が弾性脚片部16,16間に侵入する。このとき、ヒンジ部15,15は外方に屈曲するので、ヒンジ部15,15の弾発力による反力の影響をピン103が受けることはなく、軽い押圧力でピン103をぐらつかせることなくスムーズに押すことができる。
【0044】
そして、さらに上記ピン103の軸部104が進入すると、上記グロメット102の胴部17,17が縮径方向に引き寄せられて、該胴部17,17の内側に膨出形成された係止突起部19,19が上記軸部104の先端部に形成された係止用段溝部104cと噛み合い、グロメット102とピン103が係合することで外側に膨らむ弾性脚片部16,16がアンカーとなって、クリップ100が車体パネル82やトリム83のクリップ挿通孔80,81に止着される。この場合、上記クリップ100に対して、抜き方向の力が加わった場合であっても、ヒンジ部15,15がピン103を押し上げる力は、ヒンジ部15,15が屈曲形成されているので、非常に小さく、みだりに脱落する心配がなく安全である。
【0045】
次ぎに、上記係止状態を解除する場合には、ドライバー等の先端で上記ピン103を図42に示すようにさらに押し込むと、上記軸部104は下降し、上記グロメット102の係止突起部19,19と上記軸部104の先端部に形成された係止用段溝部104cとの噛合状態が解除され、上記係止突起部19,19は、上記軸部104の係止用段溝部104cよりも上部に形成された段部104b,104bと係合するため、上記係止脚片部16,16は縮径され、上記胴部17,17と係止脚片部16,16とは略直線状にセットされるので、抜き方向に対して、上記車体パネル82やトリム83のクリップ挿通孔80,81の周縁部と係合する部分がなくなるので、図43に示すように、この状態のまま上記クリップ100を引き抜くことで、車体パネル82やトリム83のクリップ挿通孔80,81の周縁部を傷損させることなく、簡単に取り外すことができ、また、本クリップ100も再使用することができる。
【0046】
【発明の効果】
この発明に係るクリップは、以上説明したように構成されているので、グロメットと軸部とをヒンジ部で連結してなるクリップを、被固定物のクリップ挿通孔に対する高い保持力が確保できる硬い材質で形成しても、ヒンジ部の長さを十分取ることができて破損する心配がなく、しかも、グロメット及びピンの挿入力を軽くすることができると共に、ヒンジ部が破損する心配がない等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態例に係るクリップの斜視図である。
【図2】同クリップの正面図である。
【図3】同クリップの側面図である。
【図4】同クリップの平面図である。
【図5】同クリップを構成するグロメットの水平断面図である。
【図6】同クリップを被固定物のクリップ挿通孔に押し込んだ仮止め状態を示す説明図である。
【図7】同クリップをさらにトリムのクリップ挿通孔に押し込んだ仮止め状態を示す説明図である。
【図8】同クリップのピンを完全にグロメット内に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図9】この発明の実施の第2形態例に係るクリップの斜視図である。
【図10】同クリップの正面図である。
【図11】同クリップの側面図である。
【図12】同クリップのピンを完全にグロメット内に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図13】この発明の実施の第3形態例に係るクリップの斜視図である。
【図14】同クリップの正面図である。
【図15】同クリップの側面図である。
【図16】同クリップのピンを完全にグロメット内に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図17】この発明の実施の第4形態例に係るクリップの斜視図である。
【図18】同クリップの正面図である。
【図19】同クリップの側面図である。
【図20】同クリップのピンを完全にグロメット内に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図21】この発明の実施の第5形態例に係るクリップの斜視図である。
【図22】同クリップの正面図である。
【図23】同クリップの側面図である。
【図24】同クリップのピンを完全にグロメット内に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図25】同クリップの変形例を示す斜視図である。
【図26】同クリップの正面図である。
【図27】同クリップの側面図である。
【図28】同クリップのピンを完全にグロメット内に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図29】ヒンジ部を一本としたクリップの変形例を示す斜視図である。
【図30】同クリップの正面図である。
【図31】同クリップの側面図である。
【図32】同クリップのピンを完全にグロメット内に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図33】この発明の実施の第6形態例に係るクリップの正面図である。
【図34】この発明の実施の第6形態例に係るクリップの正面図である。
【図35】同クリップの側面図である。
【図36】同クリップの平面図である。
【図37】(a)は図34A−A線端面図を、(b)は図34B−B線端面図を、(c)は図34C−C線端面図を夫々示している。
【図38】同クリップを被固定物のクリップ挿通孔に押し込んだ初期状態を示す説明図である。
【図39】同クリップをさらにトリムのクリップ挿通孔に押し込み、ブリッジ片を切断した状態を示す説明図である。
【図40】同クリップを図39の状態からさらにトリムのクリップ挿通孔に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図41】同クリップのピンを完全にグロメット内に押し込んだ状態を示す説明図である。
【図42】同クリップのピンを図41に示す状態からさらにグロメット内に押し込み、係合状態を解除した状態を示す説明図である。
【図43】係合が解除されたクリップを抜き取る状態を示す説明図である。
【図44】従来のクリップの構成を示す半截断面図である。
【符号の説明】
10,100 クリップ
11 鍔状係止片部
12,102 ピン
13,103 グロメット
14,104 軸部
14a,104c 係止用段溝部
15,25,35,45,55,65 ヒンジ部
17 胴部
19 係止突起部
16 弾性脚片部
20 基部
80,81 クリップ挿通孔
82 パネル(被固定部材)
83 トリム(被固定部材)
101 半円形状係止片部
104b 段部

Claims (2)

  1. 被固定物に開設されたクリップ挿通孔に挿入され、該クリップ挿通孔の周縁部に止着されるクリップを、自由状態において略V字状に形成されたグロメットと、このグロメット内方に進退自在に挿入されるピンと、該ピンの軸部と上記グロメットの下部とを一体に連結するヒンジ部と、で構成し、
    上記各ヒンジ部は、上記グロメットのV字状に形成された弾性脚片部と交叉する方向に沿って配設されていることを特徴とするクリップ。
  2. 被固定物に開設されたクリップ挿通孔に挿入され、該クリップ挿通孔の周縁部に止着されるクリップを、自由状態において略V字状に形成されたグロメットと、このグロメット内方に進退自在に挿入されるピンと、該ピンの軸部と上記グロメットの下部とを一体に連結する一対のヒンジ部と、を一体に形成し、
    上記各ヒンジ部は、互い違いに、かつ、自由状態において互いに外方に屈曲形成されていると共に、上記各ヒンジ部の下端部を上記グロメットの基部に夫々接結し、かつ、上記弾性脚片部の基部側の肉厚を、弾性脚片部の平均的な肉厚よりも厚く形成したことを特徴とするクリップ。
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