JP3734629B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、先行フレーム期間の表示イメージの残像と現フレーム期間の表示イメージとの重なりに基づいて表示イメージが不鮮明になることを防止して動画の質を改善することができる例えば液晶表示(LCD)装置、プラズマ表示装置、フィールド・エミッション表示装置等の高応答速度の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来周知のベンド・モードLCD装置のような高応答速度のLCD装置が、動画の画質を改善するために使用され始めている。動画においては表示イメージが高速度で変化される。図1(A)及び(B)を参照して高応答速度のLCD装置の問題点について説明すると、図1(A)は、LCDアレイ1、データ線駆動回路2及びゲート線駆動回路3を含む従来のLCD装置の概略的な構成を示す。例えば、LCDアレイ1はVGA(ビデオ・グラフィック・アレイ)方式の640×480画素を有する。この場合、データ線駆動回路2は1画素ラインの640個の画素にそれぞれ接続されている640本のデータ線にイメージ・データを供給し、そしてゲート線駆動回路3は480本のゲート線にゲート・パルスを逐次的に供給する。更に具体的にいうと、ゲート線G1に沿う第1の画素ラインにデータが書き込まれる時には、第1画素ラインの640個の画素に対するイメージ・データがデータ線駆動回路2からデータ線に供給され、そしてゲート線駆動回路3はゲート線G1へゲート・パルスを供給する。このゲート・パルスは、第1画素ラインの各画素の薄膜トランジスタをターン・オンし、その結果このイメージ・データは、この分野で周知なように、画素電極、液晶層及び共通電極により形成される各画素のキャパシタに記憶される。ゲート線G2に沿う第2の画素ラインにデータが書き込まれる時には、第2画素ラインの640個の画素に対するイメージ・データがデータ線駆動回路2からデータ線に供給され、そしてゲート線駆動回路3はゲート線G2へゲート・パルスを供給し、そして以下、この動作が繰り返される。
【0003】
図1(B)は、480本のゲート線へゲート・パルスを逐次的に供給するためのタイミング図を示す。図1(B)に示すように、1つのフレーム期間に、ゲート・パルスが480本のゲート線に逐次的に供給され、その結果この1つのフレーム期間の間にイメージ・データが画素ラインに逐次的に書き込まれる。隣接する2つのフレーム期間相互間にブランキング期間が設けられている。ゲート・パルスは期間TAで表される幅を有し、そしてこの期間は(フレーム期間の長さ)/(ゲート線の数)で表される。期間TAは、各画素のキャパシタンスにイメージ・データを十分に書き込むように各画素の薄膜トランジスタをターン・オンするように設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この方式の問題点は、動画を表示するために表示イメージがフレーム期間毎に変更される時に、1つのフレーム期間の表示イメージが残像として人間の目に残り、そして次のフレーム期間の表示イメージと重なることであり、その結果表示イメージの質が低下する。
【0005】
図2は、図1の方式で生じた残像の問題を解決するための従来の方式のタイミング図である。1つのフレーム期間は、1/2フレーム期間A及び1/2フレーム期間Bに分けられている。第1番目の1/2フレーム期間Aの間、480本のゲート線が逐次的に付勢されてイメージ・データをLCDアレイの全ての画素ラインに書き込み、そして第2番目の1/2フレーム期間Bの間に、480本のゲート線が逐次的に付勢されて黒色データをLCDアレイの全ての画素ラインに書き込む。この動作は図1(A)に示したLCD装置の制御方式を修正することにより行われる。第2番目の1/2フレーム期間Bの書き込み動作について説明すると、ゲート線G1に沿う第1の画素ラインに黒色データが書き込まれる時には、第1画素ラインの640個の画素に対する黒色データがデータ線駆動回路2に記憶され、そしてゲート線駆動回路3はゲート線G1へゲート・パルスを供給する。このゲート・パルスは、第1画素ラインの各画素の薄膜トランジスタをターン・オンし、その結果この黒色データは各画素のキャパシタに記憶される。ゲート線G2に沿う第2の画素ラインに黒色データが書き込まれる時には、第2画素ラインの640個の画素に対するイメージ・データがデータ線駆動回路2に記憶され、そしてゲート線駆動回路3はゲート線G2へゲート・パルスを供給し、そしてこの動作が繰り返される。このようにして、人間の目は第2番目の1/2フレーム期間Bの間に黒色イメージを認識し、そして第1番目のフレーム期間Aに表示されたイメージの残像は1/2フレーム期間Bの間に、人間の目から消去され、次のフレーム期間のイメージと重ならない。この方式は残像の問題を解決するが、この方式では、図1(B)に比べて1フレーム期間に2倍の数のゲート・パルスが必要となるためにゲート・パルスの幅がTA/2に減少され、これによりイメージ・データは画素のキャパシタンスに十分に書き込まれず、従って十分な階調の制御ができないという新たな問題点を生じる。
【0006】
図3は、図2の方式の問題点を解決する従来のLCD装置を示す。LCDアレイは、ゲート線G1乃至G240を含むLCDアレイAと、ゲート線G241乃至G480を含むLCDアレイBに分割され、そしてデータ線駆動回路4がLCDアレイAにデータを供給するために使用され、そしてデータ線駆動回路5がLCDアレイBにデータを供給するために使用される。図3(B)はLCDアレイの動作のタイミング図である。1つのフレーム期間は1/2フレーム期間Aと、1/2フレーム期間Bとに分割されている。第1フレーム期間の1/2フレーム期間Aの間に、LCDアレイAの240本のゲート線が逐次的に付勢されてイメージ・データをLCDアレイAの全ての画素ラインに書き込む。第1フレーム期間の1/2フレーム期間Bの間に、LCDアレイAの240本のゲート線が逐次的に付勢されて黒色データをLCDアレイAの全ての画素ラインに書き込み、そしてLCDアレイBの240本のゲート線が逐次的に付勢されてイメージ・データをLCDアレイBの全ての画素ラインに書き込む。第1フレーム期間にイメージが書き込まれたLCDアレイBに対する黒色データは、第2フレーム期間の1/2フレーム期間Aに書き込まれる。
【0007】
LCDアレイが2つの半部分に分割されているので、上側半分A及び下側半分Bへのイメージ・データ及び黒色データの書き込み動作は、互いに独立的に行われ、そしてゲート・パルスの幅は各画素のキャパシタンスにイメージ・データ又は黒色データを十分に書き込める期間TAに維持され、これによりこの方式は図2の方式の問題点を解決する。しかしながら、この方式は、LCDアレイを2つの半部分に分割することそして2つのデータ線駆動回路4及び5を必要とし、これによりデータ線駆動回路4及び5へのデータの供給が複雑となり、そして製造コストが増大するという新たな問題点を生じる。
【0008】
上述した従来技術の欠点に鑑みて、本発明の目的は、LCDアレイを2つの半部分に分けることなくそして2つのデータ線駆動回路を必要とすることなく、先行フレーム期間の表示イメージの残像と現フレーム期間の表示イメージとの重なりに基づいて表示イメージが不鮮明になることを防止して動画の質を改善することができる表示装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本発明の表示装置は以下に記述する3つの態様で表される構成を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の第1の態様の表示装置は、次の構成を有する。
(イ)1方向に沿って配列された複数のデータ線及び上記1方向に交差する他の方向に沿って配列された複数のゲート線を有し、そして上記複数のデータ線と上記複数のゲート線との交点のそれぞれに1つの画素が形成されている表示面と、
(ロ)黒色信号部分と該黒色信号部分に続き該黒色信号部分と同極性のイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を上記複数のデータ線のそれぞれに供給するデータ線駆動回路と、
(ハ)上記複数のゲート線のそれぞれにゲート・パルスを逐次的に供給するゲート線駆動回路とを有し、
(ニ)1フレーム期間は上記ゲート線の数に等しい数の書き込み期間に分けられており、
(ホ)上記ゲート線駆動回路は、
上記書き込み期間毎に、1つのゲート線に上記データ信号の上記黒色信号部分及び上記イメージ信号部分の両方を一度にゲートする、1つの書き込み期間の間継続する広いゲート・パルスを供給して上記1つのゲート線上の画素に上記データ信号の上記黒色信号部分及び上記イメージ信号部分の両方を一度に書き込むと同時に、上記データ信号の上記黒色信号部分のみをゲートする狭いゲート・パルスを、上記1つのゲート線から離れた他のゲート線に供給して、該他のゲート線上の画素に上記データ信号の上記黒色信号部分のみを書き込むことを特徴とする表示装置。
【0011】
上記表示装置は、さらに、上記黒色信号部分が、上記画素に黒色を書き込むための電圧レベルVBを有し、上記イメージ信号部分の電圧レベルが電圧レベル0Vから上記電圧レベルVBまでの電圧レベルであることを特徴とする。
【0012】
上記表示装置は、さらに、上記他のゲート線が、上記1つのゲート線から予定の距離だけ離されていることを特徴とする。
【0013】
本発明の第2の態様の表示装置は、次の構成を有する。
(イ)1方向に沿って配列された複数のデータ線及び上記1方向に交差する他の方向に沿って配列された複数のゲート線を有し、そして上記複数のデータ線と上記複数のゲート線との交点のそれぞれに1つの画素が形成されている表示面と、
(ロ)黒色信号部分と該黒色信号部分に続き該黒色信号部分と同極性のイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を上記複数のデータ線のそれぞれに供給するデータ線駆動回路と、
(ハ)上記複数のゲート線のそれぞれにゲート・パルスを逐次的に供給するゲート線駆動回路とを有し、
(ニ)1フレーム期間は上記ゲート線の数に等しい数の書き込み期間に分けられており、
(ホ)上記ゲート線駆動回路は、
1つのゲート線の書き込み期間に該1つのゲート線に、該書き込み期間の間継続する広いゲート・パルスを印加して上記1つのゲート線上の画素に、上記黒色信号部分と該黒色信号部分に続くイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を書き込み、
上記1つのゲート線から離れた他の複数のゲート線のそれぞれの書き込み期間毎に、上記広いゲート・パルスを印加して上記他の複数のゲート線のそれぞれの上の画素に上記黒色信号部分と該黒色信号部分に続くイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を書き込むと同時に、上記1つのゲート線に狭いゲート・パルスを印加して、上記他の複数のゲート線上の画素に書き込まれている上記データ信号のうちの黒色信号部分のみを上記1つのゲート線上の画素に書き込むことを特徴とする。
【0014】
上記表示装置は、さらに、上記黒色信号部分が、上記画素に黒色を書き込むための電圧レベルVBを有し、上記イメージ信号部分の電圧レベルが電圧レベル0Vから上記電圧レベルVBまでの電圧レベルであることを特徴とする。
【0015】
上記表示装置は、さらに、上記他の複数のゲート線は、上記1つのゲート線から予定の距離だけ離されていることを特徴とする。
【0016】
本発明の第3の態様の表示装置は、次の構成を有する。
(イ)1方向に沿って配列された複数のデータ線及び上記1方向に交差する他の方向に沿って配列されたY本のゲート線を有し、ここでYは2以上の整数であり、そして上記複数のデータ線と上記複数のゲート線との交点のそれぞれに1つの画素が形成されており、そして上記Y本のゲート線のそれぞれに沿った複数の画素は1つの画素ラインを形成する表示面と、
(ロ)黒色信号部分と該黒色信号部分に続き該黒色信号部分と同極性のイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を上記複数のデータ線のそれぞれに供給するデータ線駆動回路と、
(ハ)上記Y本のゲート線のそれぞれにゲート・パルスを逐次的に供給するゲート線駆動回路とを有し、
(ニ)該ゲート線駆動回路は、
1つのゲート線に上記データ信号を書き込む書き込み期間に、上記データ信号の上記黒色信号部分及び上記イメージ信号部分の両方を一度にゲートするために上記書き込み期間の間継続する広いゲート・パルスを上記1つのゲート線に供給して該1つのゲート線上の画素に上記データ信号の上記黒色信号部分及び上記イメージ信号部分の両方を一度に書き込むと同時に、
上記データ信号の上記黒色信号部分のみをゲートする狭いゲート・パルスを上記1つのゲート線から離れた他のゲート線に供給して、該他のゲート線上の画素に上記データ信号の上記黒色信号部分のみを書き込み、
(ホ)1つのフレーム期間は上記書き込み期間である複数の期間を有し、1つのフレーム期間と次のフレーム期間とはブランキング期間により分けられており、 (ヘ)上記1つのフレーム期間のうちの最後の書き込み期間に上記黒色が書き込まれた画素ラインに続く少なくとも1つの画素ラインに、上記ゲート線駆動回路が上記ブランキング期間に上記狭いゲート・パルスを印加して黒色信号部分を書き込むことを特徴とする表示装置。
【0017】
上記表示装置は、さらに、各画素ラインに供給されるデータ信号の極性がフレーム期間毎に反転され、上記ブランキング期間は偶数個の期間T B1 乃至T BE を含み(ここで、上記期間T B1 乃至T BE のそれぞれの長さは上記書き込み期間の長さに等しい)、そして先行フレーム期間に供給されたデータ信号の極性と反対の極性を与えるように上記データ信号の極性が上記ブランキング期間に調整されることを特徴とする。
【0018】
上記表示装置は、さらに、各画素ラインに供給されるデータ信号の極性がフレーム期間毎に反転され、上記ブランキング期間は奇数個の期間T B1 乃至T BO を含み(ここで、上記期間T B1 乃至T BO のそれぞれの長さは上記書き込み期間の長さに等しい)、そして上記期間T B1 乃至T BO のそれぞれにおいて、上記最後の書き込み期間に上記黒色が書き込まれた画素ラインに続く複数の画素ラインに逐次的に上記黒色信号部分が書き込まれることを特徴とする。
【0019】
上記表示装置は、さらに、上記ゲート線駆動回路が、上記少なくとも1つのゲート線から予定の距離だけ離されている複数のゲート線に上記狭いゲート・パルスを供給することを特徴とする。
【0020】
本発明の表示装置は、図面を参照して発明の実施形態により以下に詳細に説明する。
【0021】
【発明の実施の形態】
図4(A)は、本発明に従うLCD装置7を示す。LCD装置7は、LCDアレイ即ち表示面8、データ線駆動回路9、ゲート線駆動回路10及びクロック発生回路11を含む。例えば、LCDアレイ8はVGA方式の640×480画素を有し、即ち、640個の画素がゲート線に沿って水平方向に配列され、そして480個の画素が垂直方向に配列されている。もしもカラー・イメージを表示することが要求されるならば、画素の数は(640×3)×480に増大され、この場合1つの画素毎に3つのセル、即ち赤色のセル、緑のセル及び青のセルが形成される。SVGA(スーパー・ビデオ・グラフィック・アレイ)方式の800×600画素、又はXGA(エクステンディッド・グラフィック・アレイ)方式の1024×768等の画素を有するLCDアレイを使用することも可能である。しかしながら説明及び図面を簡単にするために、水平方向に24個の画素を有し、そして垂直方向に20個の画素を有するLCDアレイ即ち表示面を使用して本発明を説明する。
【0022】
データ線及びゲート線の交点のそれぞれに、表示されるべきイメージを表す電荷を貯蔵するために1つの画素が接続されている。図4(B)は、1つの画素の回路を示し、ここで、薄膜トランジスタ(TFT)12のソース電極はデータ線に接続され、TFT12のゲート電極はゲート線に接続され、そしてTFT12のドレイン電極は一方のガラス基板に形成されている画素電極13に接続される。一方のガラス基板に形成された画素電極13と、他方のガラス基板に掲載された共通電極15と、画素電極13及び共通電極15の間に挟まれた液晶層14とは、表示されるべきイメージを表す電荷を貯蔵するためのキャパシタを形成する。イメージ・データが画素に書き込まれるときには、ゲート線に印加されるゲート・パルスがTFT12をターン・オンし、これによりデータ線に印加されているイメージ・データを表す電圧がTFT12を介してキャパシタに印加されて、イメージを表すレベルまでこのキャパシタを充電する。
【0023】
もしも液晶材料にDC電圧が連続的に印加されると、液晶材料が劣化される。周知のように、この劣化を防止するために、液晶材料に印加されるデータ信号の極性は周期的に反転される。本発明の実施例では、いわゆるH/V反転(Horizontal/vertical inversion)が使用される。図5及び6を参照してH/V反転について説明すると、図5(A)は奇数フレーム期間に24×20個の画素に印加される、共通電極に対するデータ信号の極性を示し、そして図5(B)は偶数フレーム期間に24×20個の画素に印加される、共通電極に対するデータ信号の極性を示す。図6(A)は図5(A)のゲート線に沿った奇数画素ラインのデータ信号及び図5(B)のゲート線に沿った偶数画素ラインのデータ信号を示す。図6(B)は図5(A)の偶数画素ラインのデータ信号及び図5(B)の奇数画素ラインのデータ信号を示す。データ信号の極性は、共通電極15に印加される電圧であるVCOM(この例の場合には0V)に対して交互に変化される。一例として、データ線DL1及びDL2とゲート線G1及びG2の交点にある4つの画素に注目すると、水平方向において隣接する画素の極性は互いに反対であり、そして垂直方向において隣接する画素の極性は互いに反対である。又、奇数フレーム期間における4つの画素の極性は、偶数フレーム期間における極性と反対である。このようにして、1つの画素の極性は奇数又は偶数フレーム期間毎に変更され、そして隣接する画素の極性は互いに反対である。
【0024】
本発明においては、1つの画素に対するデータ信号は、図6(A)に示すように、(a)残像を消去するために電圧レベル+VB又は−VBに固定されたフル・ブラック・カラー(黒色)を規定する第1部分即ち黒色信号部分16及び(b)ユーザに対して表示されるイメージ、例えば動画を規定する第2部分即ちイメージ信号部分17を含み、そしてイメージ信号部分17の電圧レベル+VI、−VIは、画素のイメージの輝度に依存して電圧レベル0Vから電圧レベル+VB又は−VBまで変化する。イメージ信号が+VB又は−VBを有するということは、イメージ自体がフル・ブラックであることを表す。図を簡略化するために、電圧レベル+VI又は−VIを有するイメージ信号部分17が示されている。
【0025】
図5及び6に示すように、本明細書においては、データ線DL1に接続された第1番目の画素位置に正の極性の信号を有する1つの画素ラインのデータ信号を、“+I又は+B信号”と呼び、そして第1番目の画素位置に負の極性の信号を有する1つの画素ラインのデータ信号を、“−I又は−B信号”と呼ぶ。従って、図5(A)及び(B)に示すように、+I又は+B信号は奇数番目のフレーム期間に奇数番目の画素ラインにそして偶数番目のフレーム期間に偶数番目の画素ラインに書き込まれ、そして−I又は−B信号は奇数番目のフレーム期間に偶数番目の画素ラインにそして偶数番目のフレーム期間に奇数番目の画素ラインに書き込まれる。
【0026】
本発明の動作を図7、8、9及び10を参照して説明する。図7及び8は、イメージ及び残像消去用のフル・ブラック・カラーをLCDアレイに書き込む第1実施例のタイミング図を示す。図9はイメージをLCDアレイに書き込むためのゲート・パルスを示す。図10はフル・ブラック・カラーを1つの画素に書き込むためのゲート・パルスを示し、そしてこの1つの画素に黒色が時間の経過とともに3回書き込まれることを示す。前述のように、説明及び図面を簡略化するために、水平方向に24個の画素及び垂直方向に20個の画素を有するLCDアレイを使用して本発明の動作を説明する。従って、この場合には画素ライン即ちゲート線の数Yは20である。
【0027】
奇数番目及び偶数番目のフレーム期間に亘る書き込み動作が図7及び8に示されている。偶数個の期間TB1乃至TBE、例えば4つの期間TB1乃至TB4、を有するブランキング期間が奇数フレーム期間と偶数フレーム期間との間に設けられている。表示装置の表示面にイメージを表示する1フレーム期間Fは、複数のイメージ書き込み期間T1乃至TYを有し、そしてこの場合にはT1乃至T20である。以下、イメージ書き込み期間を単に期間という。LCDアレイの全ての画素のキャパシタがリセットされ、そして図7及び8に示す奇数フレーム期間が第1番目のフレーム期間であり、そして偶数フレーム期間が第2番目のフレーム期間であるとする。この場合には、図7に示されている先行フレーム期間に対する黒色の書き込み動作は行われない。この動作については後述する。
【0028】
本発明の概念について簡略的に説明すると、ユーザに対して表示されるイメージ(以下、単にイメージという)は、図9に示すように、データ信号の黒色信号部分16及びイメージ信号部分17の両方をゲートすることにより1つのフレーム期間の1つの期間の間に1画素ラインの全ての画素に書き込まれ、そして次のフレーム期間にこの1画素ラインに再びイメージが書き込まれる前に、図10に示すように黒色信号部分16だけをゲートすることにより残像消去用の黒色がこの1画素ラインの全ての画素に書き込まれる。
【0029】
このために、本発明は2種類のゲート・パルスGI及びGBを使用する。ゲート・パルスGIは図9に示され、そしてデータ信号の黒色信号部分16及びイメージ信号部分17の両方をゲートするための広い幅を有する。図9(A)において、正のデータ信号18の黒色信号部分16及びイメージ信号部分17の両方が、1つの画素のキャパシタに書き込まれ、これによりこの画素のキャパシタの電位は点線で示すように変化する。図9(B)において、負のデータ信号19の黒色信号部分16及びイメージ信号部分17の両方が、1つの画素のキャパシタに書き込まれ、これによりこの画素のキャパシタの電位は点線で示すように変化する。ゲート・パルスGBは図10に示され、そしてデータ信号の黒色信号部分16だけをゲートするために、ゲート・パルスGIの幅よりも狭い幅を有する。黒色信号部分16はデータ信号の前部に配置され、そしてこの後にイメージ信号部分17が続く。この理由は、イメージの書き込み動作の間に、フル・ブラック・カラー電圧+VB又は−VBに固定される黒色信号部分16が、キャパシタの電位を図9の点線に沿って迅速に変動するように助け、これにより、高解像度の表示装置のデータ・パルスの幅が狭くされた場合にも所望のイメージ電圧+VI又は−VIが画素のキャパシタに書き込まれるようにするためである。図10(A)において、1つの画素のキャパシタに対して、連続する3つの正のデータ信号18の黒色信号部分16を3回に亘って供給するために3つのゲート・パルスGBが使用される。3つのゲート・パルスGBを使用する理由は、1つのゲート・パルスGBの期間内に、画素のキャパシタが、フル・ブラック電圧+VBまで充電されないからである。1つのゲート・パルスGBの期間内に、キャパシタをフル・ブラック・レベルまで書き込めるようにTFTの特性又はデータ信号の黒色信号部分16を設計できるならば、1つのゲート・パルスGBだけを使用することができる。しかしながら、高解像度の表示装置の場合には、ゲート・パルスGI及びGBの期間は解像度の増大に比例して短くなり、従って、画素のキャパシタを1つのゲート・パルスGBの期間内にフル・ブラック・レベルまで書き込むことが困難になる。従って、高解像度の表示装置においては複数回に亘ってキャパシタをフル・ブラック・レベルにまで書き込むことが望ましい。本実施例は、3つのゲート・パルスGBを使用する。この場合には、画素のキャパシタの電位は、点線で示すように+VBに向かって徐々に増大する。図10(B)においては、1つの画素のキャパシタに対して、連続する3つの負のデータ信号19の黒色信号部分16を3回に亘って供給するために3つのゲート・パルスGBが使用される。この場合には、画素のキャパシタの電位は、点線で示すように−VBに向かって徐々に増大する。
【0030】
クロック・パルス発生回路11から供給されるクロック・パルス(図示せず)の制御のもとに、後述のように、図4のデータ線駆動回路9及びゲート線駆動回路10は、データ線及びゲート線にイメージ信号、即ち+Iと+Bとの組み合わせ又は−Iと−Bとの組み合わせ、そしてゲート・パルス、即ちGI又はGBをそれぞれ供給する。
【0031】
(第1番目のフレーム期間の書き込み動作)
図7及び8を再び参照すると、データ信号+Iは、図6(A)に示した+I又は+B信号に対応し、そしてデータ信号−Iは、図6(B)に示した−I又は−B信号に対応する。図7の第1フレーム期間の期間T1に、広い幅のゲート・パルスGIがゲート線G1に供給され、LCDアレイの第1画素ラインにデータ信号+Iをゲートし、これによりデータ信号+Iのイメージが表示される。
【0032】
第1フレーム期間の期間T2に、広い幅のゲート・パルスGIがゲート線G2に供給され、LCDアレイの第2画素ラインにデータ信号−Iをゲートし、これによりデータ信号−Iのイメージが表示される。
【0033】
第1フレーム期間の期間T3に、広い幅のゲート・パルスGIがゲート線G3に供給され、LCDアレイの第3画素ラインにデータ信号+Iをゲートし、これによりデータ信号+Iのイメージが表示される。以下、この動作が繰り返される。このような動作はゲート線G10に関連する第10番目の画素ラインまで繰り返される。この時点で、ゲート線G1乃至G10に関連する10本の画素ラインにイメージだけが書き込まれている。
【0034】
期間T11に、広いゲート・パルスGIを使用してゲート線G11に関連する画素ラインにイメージ+Iを書き込み、そしてこれと同時に、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G1に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込む動作が行われ、これによりゲート線G11に関連する画素ラインはイメージ+Iを表示し、そしてゲート線G1に関連する画素ラインは、図10(A)に示す第1黒色電圧レベル20の黒色+Bを表示する。ゲート線G1に関連する画素ラインにイメージを書き込む動作は期間T1に行われ、そしてこの画素ラインに黒色を書き込む動作は期間T11に開始されることが明らかである。
【0035】
期間T12に、広いゲート・パルスGIを使用してゲート線G12に関連する画素ラインにイメージ−Iを書き込み、そしてこれと同時に、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G2に関連する画素ラインに黒色−Bを書き込む動作が行われ、これによりゲート線G12に関連する画素ラインはイメージ−Iを表示し、そしてゲート線G2に関連する画素ラインは、図10(B)に示す第1黒色電圧レベル22の黒色−Bを表示する。
【0036】
期間T13に、広いゲート・パルスGIを使用してゲート線G13に関連する画素ラインにイメージ+Iを書き込み、そしてこれと同時に、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G1に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込む動作と、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G3に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込む動作とが行われ、これによりゲート線G13に関連する画素ラインはイメージ+Iを表示し、そしてゲート線G1に関連する画素ラインは、図10(A)に示す第2黒色電圧レベル21の黒色+Bを表示し、そしてゲート線G3に関連する画素ラインは、第1黒色電圧レベル20の黒色+Bを表示する。
【0037】
期間T14に、広いゲート・パルスGIを使用してゲート線G14に関連する画素ラインにイメージ−Iを書き込み、そしてこれと同時に、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G2に関連する画素ラインに黒色−Bを書き込む動作と、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G4に関連する画素ラインに黒色−Bを書き込む動作とが行われ、これによりゲート線G14に関連する画素ラインはイメージ−Iを表示し、そしてゲート線G2に関連する画素ラインは、図10(B)に示す第2黒色電圧レベル23の黒色−Bを表示し、そしてゲート線G4に関連する画素ラインは、第1黒色電圧レベル22の黒色−Bを表示する。
【0038】
期間T15に、広いゲート・パルスGIを使用してゲート線G15に関連する画素ラインにイメージ+Iを書き込み、そしてこれと同時に、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G1に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込む動作と、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G3に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込む動作と、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G5に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込む動作とが行われ、これによりゲート線G15に関連する画素ラインはイメージ+Iを表示し、そしてゲート線G1に関連する画素ラインは、図10(A)に示す最終黒色電圧レベル+VBの黒色を表示し、そしてゲート線G3に関連する画素ラインは、第2黒色電圧レベル21の黒色+Bを表示し、そしてゲート線G5に関連する画素ラインは、第1黒色電圧レベル20の黒色+Bを表示する。
【0039】
この期間T15の時点でLCDアレイの表示面に表示されている内容は次の通りである。
【0040】
ゲート線G1に関連する画素ライン:最終黒色電圧レベル+VBの黒色+B
ゲート線G2に関連する画素ライン:第2黒色電圧レベル23の黒色−B
ゲート線G3に関連する画素ライン:第2黒色電圧レベル21の黒色+B
ゲート線G4に関連する画素ライン:第1黒色電圧レベル22の黒色−B
ゲート線G5に関連する画素ライン:第1黒色電圧レベル20の黒色+B
偶数ゲート線G6乃至G14に関連する画素ライン:イメージ−I
奇数ゲート線G7乃至G15に関連する画素ライン:イメージ+I
書き込み手段即ち回路9、10及び11は、複数本の画素ラインのそれぞれにイメージを逐次的に書き込み、そして書き込み手段は、1つの画素ラインにイメージを書き込む期間に他の画素ラインに黒色を書き込むことが明らかである。例えば、期間T11に、データ信号+Iは、広いゲート・パルスGIが供給されるゲート線G11に関連する画素ラインにイメージ+Iを書き込むために使用され、そして又狭いゲート・パルスGBが供給されるゲート線G1に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込むために使用され、又、期間T13では、データ信号+Iは、広いゲート・パルスGIが供給されるゲート線G13に関連する画素ラインにイメージ+Iを書き込むために使用され、そして又狭いゲート・パルスGBが供給されるゲート線G1及びG3に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込むために使用され、又、期間T15では、データ信号+Iは、広いゲート・パルスGIが供給されるゲート線G15に関連する画素ラインにイメージ+Iを書き込むために使用され、そして又狭いゲート・パルスGBが供給されるゲート線G1、G3及びG5に関連する画素ラインに黒色+Bを書き込むために使用される。
【0041】
このようにして、2種類のゲート・パルスGI及びGBが、関連する画素ラインにイメージと黒色との両方を同時に書き込むために選択的にゲート線に供給される。
【0042】
同様な動作が、図7及び8に示す第1番目のフレーム期間の期間T16乃至T20に繰り返される。第1番目のフレーム期間の最後(T20)に、ゲート線G1乃至G6に関連する画素ラインは最終レベル即ち+VB又は−VBの各黒色を表示し、そしてゲート線G7乃至G20に関連する残りの画素ラインは、第2若しくは第1レベルの黒色、又はイメージ+I若しくは−Iを表示している。更に具体的に言うと、ゲート線G7及びG8に関連する画素ラインは、第2黒色電圧レベル21又は23の黒色をそれぞれ表示しており、ゲート線G9及びG10に関連する画素ラインは、第1黒色電圧レベル20又は22の黒色をそれぞれ表示しており、そしてゲート線G11乃至G20に関連する画素ラインは、イメージ+I又は−Iをそれぞれ表示している。
【0043】
ゲート線G7乃至G20に関連する画素ラインのキャパシタを最終黒色電圧レベル、即ち+VB又は−VBにまで充電する書き込み動作は、この第1番目のフレーム期間の後に行われる。この実施例においては図8に示すように、偶数個の期間TB1乃至TBE、例えばTB1乃至TB4を含むブランキング期間が、第1フレーム期間と第2フレーム期間との間に設けられている。ブランキング期間に含まれる各期間の長さは、フレーム期間に含まれる各期間の長さに等しい。
【0044】
(ブランキング期間の動作)
この実施例においては、期間TB1乃至TB4を含むブランキング期間に、2つの動作が行われる。1つの動作は、第2番目のフレーム期間に画素に供給されるデータ信号の極性を反転するように、極性を調整することである。そしてデータ信号がデータ線駆動回路9に供給される。極性を反転する理由は、周知のようにもしも液晶材料にDC電圧が連続的に印加されると、液晶材料が損傷されるからである。この実施例では、データ信号の極性の反転は、期間TB3に行われ、ここでデータ信号の極性は図8に示すように、期間TB3の間負の極性に維持され、この結果、第2フレーム期間に画素ラインに供給されるデータ信号の極性は、第1フレーム期間に画素ラインに供給されるデータ信号の極性に比べて反転される。データ信号の極性の調整は、ブランキング期間の他の期間、例えばTB1、TB2又はTB4に行われることができる。
【0045】
他の動作は、ブランキング期間の期間TB1乃至TB4のうちの1つの期間に、第1フレーム期間の最後の期間T20に書き込まれた黒色の極性(−B)と反対極性(+B)の黒色を、第1フレーム期間の画素ラインG6、G8及びG10にそれぞれ続く画素ラインG7、G9及びG11に書き込むことである。このようにして、黒色は、奇数フレーム期間の最後の期間TN即ちT20に黒色が書き込まれた画素ラインに続く画素ラインの少なくとも1つに書き込まれる。ブランキング期間のうちの1つの期間に黒色+Bを書き込む理由は、第2番目のフレーム期間の最初の期間T1に供給されるデータ信号の極性(−I)が、第1番目のフレーム期間にゲート線G20に関連する最後の画素ラインに供給されるデータ信号の極性(−I)と同じであり、従って、第2フレーム期間T2まで、そしてゲート線G7、G9及びG11に関連する画素ラインの画素のキャパシタに黒色+VBを再書き込みできないからである。ブランキング期間が4つの期間を含む場合には、黒色を書き込むために、期間TB1又はTB4の1つを選択できる。本実施例の場合には、ゲート線G7、G9及びG11に狭いゲート・パルスGBを供給してこれらに関連する画素ラインにデータ信号+Iの黒色信号部分16を供給するために期間TB4が使用される。
【0046】
(第2フレーム期間の書き込み動作)
上述のように、各画素ラインに供給されるデータ信号の極性が第2番目のフレーム期間では反転されるという点を除いて、第1番目のフレーム期間と同様な動作が第2番目のフレーム期間で行われる。図8の第2番目のフレーム期間の期間T1において、広いゲート・パルスGIがゲート線G1に供給されてLCDアレイの第1画素ラインにイメージ−Iをゲートしてイメージ−Iを表示し、そして、狭いゲート・パルスGBがゲート線G8、G10及びG12に供給されて、これらのゲート線に関連する画素ラインに黒色−Bをゲートしてこれを表示する。
【0047】
同様にして、イメージ及び黒色の書き込み動作は第2番目のフレーム期間T10まで続く。
【0048】
期間T11において、広いゲート・パルスGIを使用してゲート線G11に関連する画素ラインにイメージ−Iを書き込み、そしてこれと同時に、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G18、G20及びG1に関連する画素ラインに黒色−Bを書き込む動作が行われ、これによりゲート線G11に関連する画素ラインはイメージ−Iを表示し、そしてゲート線G1に関連する画素ラインは、図10(B)に示す第1黒色電圧レベル22の黒色を表示し、そしてゲート線G18に関連する画素ラインは、最終黒色電圧レベル−VBの黒色−Bを表示し、そしてゲート線G20に関連する画素ラインは、第2黒色電圧レベル23の黒色−Bを表示する。
【0049】
第2フレーム期間の期間T13において、LCDアレイの全ての画素ラインに最終黒色電圧レベル、即ち+VB又は−VBの黒色を書き込む動作が完了され、これにより、第1フレーム期間に全ての画素ラインに表示されたイメージが完全に消去される。
【0050】
図7に示されている先行フレーム期間に対する黒色の書き込み動作について説明すると、この書き込み動作は、図7のフレーム期間が第1フレーム期間以外の期間、例えば第3、第5又は第7フレーム期間の場合に、先行フレーム期間に全ての画素ラインに表示されたイメージを消去するために行われる。
【0051】
20本のゲート線を使用する例示的な実施例の、図7及び8に示した、偶数個の期間TB1乃至TB4を含むブランキング期間により分けられている奇数及び偶数フレーム期間のある選択された期間TNにおいて、幅の広い1つのゲート・パルスGI及び幅の狭い複数のゲート・パルスGBが供給されるゲート線は、次式により規定される。
【0052】
ケースAは、N=1乃至N=9の場合であり、そして期間T1乃至T9に関連する。例えば、奇数(例えば第3番目)フレーム期間の期間T1においては、ゲート線G1に広いゲート・パルスGIが供給され、そしてゲート線G8、G10及びG12に狭いゲート・パルスGBが供給される。
【0053】
ケースBは、N=10の場合であり、そして期間T10に関連する。
【0054】
ケースCは、期間T11に関連する。
【0055】
ケースDは、期間T12に関連する。
【0056】
ケースEは、期間T13に関連する。
【0057】
ケースFは、期間T14に関連する。
ケースGは、N=15乃至N=20の場合であり、そして期間T15乃至T20に関連する。期間T15においては、ゲート線G15に広いゲート・パルスGIが供給され、そしてゲート線G1、G3及びG5に狭いゲート・パルスGBが供給される。
【0058】
このようにして或る1つの期間TNにおいて、1つのゲート線に広いゲート・パルスGIが供給されて黒色信号部分16及びイメージ信号部分17の両方をゲートし、これによりイメージがこのゲート線に関連する1画素ラインに書き込まれ、そして他の選択されたゲート線には黒色信号部分16だけをゲートする狭いゲート・パルスGBが供給され、これによりこれらのゲート線に関連する画素ラインに黒色が書き込まれる。
【0059】
図11及び12はイメージ及び残像消去用のフル・ブラック・カラーをLCDアレイに書き込む第2実施例のタイミング図を示す。LCDアレイの全ての画素のキャパシタがリセットされ、そして図11及び12に示す奇数フレーム期間が第1番目のフレーム期間であり、そして偶数フレーム期間が第2番目のフレーム期間であるとする。この場合には、図11に示されている先行フレーム期間に対する黒色の書き込み動作は行われない。第2実施例においては、奇数個の期間TB1乃至TBO、例えば5つの期間TB1乃至TB5、を有するブランキング期間が奇数フレーム期間と偶数フレーム期間との間に設けられている。
【0060】
(第1フレーム期間の書き込み動作)
図11及び12に示す第1フレーム期間の期間T1乃至T20の間の動作は図7及び8に示した第1フレーム期間の動作と同じである。
【0061】
(ブランキング期間の書き込み動作)
奇数期間例えば5つの期間TB1乃至TB5を有するブランキング期間の間、データ信号の極性は交互に反転され、そしてデータ線駆動回路9に供給され、そして更にデータ信号+I,−I,+I,−I及び+Iを使用して、黒色がゲート線G7乃至G15に関連する画素ラインに連続的に供給される。即ち、黒色信号部分16は、奇数フレーム期間の最後の期間TN即ちT20に黒色が書き込まれた画素ラインのそれぞれに続く画素ラインに書き込まれ、そしてブランキング期間に黒色信号部分16は、数4とブランキング期間の期間TB1乃至TB0の数との和に等しい数の画素ラインに書き込まれる。更に具体的にいうと、図9(A)に示す黒色信号部分16の黒色+Bが期間TB1にゲート線G7、G9及びG11に関連する画素ラインに供給され、図9(B)に示す黒色信号部分16の黒色−Bが期間TB2にゲート線G8、G10及びG12に関連する画素ラインに供給され、黒色+Bが期間TB3にゲート線G9、G11及びG13に関連する画素ラインに供給され、以下この動作が繰り返される。奇数個の期間を有するブランキング期間を使用することにより、データ信号の極性は各期間TB1乃至TB5において反転され、これによりデータ信号−Iが第2フレーム期間の最初の期間T1に最初の画素ラインに供給される。
【0062】
(第2フレーム期間の書き込み動作)
上述のように、各画素ラインに供給されるデータ信号の極性が第2番目のフレーム期間では反転されるという点を除いて、第1番目のフレーム期間と同様な動作が第2番目のフレーム期間で行われる。図12に示す第2フレーム期間の期間T1において、広いゲート・パルスGIがゲート線G1に供給されてLCDアレイの第1画素ラインにイメージ−Iをゲートしてイメージ−Iを表示し、そして、狭いゲート・パルスGBがゲート線G12、G14及びG16に供給されて、これらのゲート線に関連する画素ラインに黒色−Bをゲートしてこれを表示する。
【0063】
イメージ及び黒色の書き込み動作は第2番目のフレーム期間T10まで続く。
【0064】
期間T11において、広いゲート・パルスGIを使用してゲート線G11に関連する画素ラインにイメージ−Iを書き込み、そしてこれと同時に、狭いゲート・パルスGBを使用してゲート線G1に関連する画素ラインに黒色−Bを書き込む動作が行われ、これによりゲート線G11に関連する画素ラインはイメージ−Iを表示し、そしてゲート線G1に関連する画素ラインは、図10(B)に示す第1黒色電圧レベル22の黒色を表示する。このようにして、イメージ及び黒色の書き込み動作は第2フレーム期間の間繰り返される。1つの画素ラインに対してイメージを書き込む動作と、この画素ラインに対して黒色を書き込む動作の開始との間の時間遅延はF/2に等しいことが明らかである。ここで、Fは1フレーム期間の長さである。
【0065】
奇数期間を含むブランキング期間を使用することにより、黒色は、第1フレーム期間、ブランキング期間及び第2フレーム期間に亘ってゲート線G1乃至G20に関連する画素ラインに連続的に書き込まれ、これにより、イメージの表示開始時刻と黒色の表示開始時刻との間の時間遅延の長さは各画素ライン毎に一定の値F/2に維持される。このことは、全ての画素ラインのイメージ表示期間がF/2に等しいことを意味し、これによりF/2の期間に亘って表示されるイメージの入射光の積分値で表される人間の目に入るイメージの輝度が全ての画素ラインに対して一定に維持される。
【0066】
図11に示されている先行フレーム期間に対する黒色の書き込み動作について説明すると、この書き込み動作は、図11のフレーム期間が第1フレーム期間以外の期間、例えば第3、第5又は第7フレーム期間の場合に、先行フレーム期間に全ての画素ラインに表示されたイメージを消去するために行われる。
【0067】
第2実施例ではブランキング期間に黒色が複数画素ラインに連続的に書き込まれるので、奇数及び偶数フレーム期間のうちのある選択された期間TNにおいて、イメージが書き込まれる画素に関連するゲート線と、黒色が書き込まれる画素ラインに関連するゲート線とは次式により規定される。20本のゲート線を使用するこの実施例では、ゲート線の数Y=20であり、そして、数Nは、1乃至Y(=20)である。”数”n”は、ブランキング期間に含まれる期間の数である。この実施例では,n=5である。更に実際のゲート線G1乃至G20の後に、n=5に等しい仮想的ゲート線G21乃至G25があるものとする。即ち、ここで考慮するゲート線の数は(Y+n)であり、即ち25本のゲート線である。そして、ゲート線G(Y+n+1)即ち仮想的な26番目のゲート線G26は、LCDアレイの表示面のゲート線G1として扱われる。
【0068】
奇数(例えば、第3フレーム期間)フレーム期間の期間T1乃至T5の間、次のゲート線が選択される。
【0069】
奇数フレーム期間の期間T6及びT7の間、次のゲート線が選択される。
【0070】
期間T6及びT7の間に選択されるゲート線G21及びG22はLCDアレイに実際に存在しない仮想ゲート線であり、従って期間T6ではゲート線G6、G17及びG19だけが選択され、そして期間T7ではゲート線G7、G18及びG20だけが選択される。仮想ゲート線を記号*で表す。
【0071】
奇数フレーム期間の期間T8及びT9の間、次のゲート線が選択される。
【0072】
期間T8ではゲート線G8及びG19だけが選択され、そして期間T9ではゲート線G9及びG20だけが選択される。
【0073】
奇数フレーム期間の期間T10の間、次のゲート線が選択される。
【0074】
期間T10ではゲート線G10だけが選択される。
【0075】
奇数フレーム期間の期間T11及びT12の間、次のゲート線が選択される。
【0076】
期間T11ではゲート線G11及びG1だけが選択され、そして期間T12ではゲート線G12及びG2だけが選択される。
【0077】
奇数フレーム期間の期間T13及びT14の間、次のゲート線が選択される。
【0078】
期間T13ではゲート線G13、G1及びG3だけが選択され、そして期間T14ではゲート線G14、G2およびG4だけが選択される。このようにして、残りの期間のゲート線が選択されることができる。
【0079】
図13は図9に示したデータ信号の代わりに使用されうる代替的なデータ信号を示す。図13に示すデータ信号においては、フル・ブラック・カラーを規定する黒色信号部分16は2つのサブセクション16A及び16Bに分割されている。図6、9及び10に示すように、黒色信号部分16の前縁がフル・ブラック・レベル+VB又は−VBまで上昇される場合には、この急激に立ち上がる黒色信号部分16が、イメージの書き込み時に、画素のキャパシタをオーバー・チャージしてしまい、このキャパシタを、所望のイメージ電圧レベルよりも大きな電圧レベルまで充電してしまうオーバー・シュートが生じることがある。図6、9及び10に示した黒色信号部分16の絶対値即ち振幅をフル・ブラック電圧+VB、−VBよりも小さい値に減少することによりこのオーバーシュートを防止することも可能である。しかしながら、黒色信号部分16の振幅の減少に基づいて、残像を十分に消去できなくなり、従ってオーバーシュートの防止と残像の消去との両方を達成できなくなる望ましくない状況が生じることがある。2つのサブ・セクション16A及び16Bに分けられている図13の黒色信号部分16は、このような望ましくない状況が生じた場合に有効であり、オーバーシュートの防止と残像の消去との両方を達成することができる。更に具体的に説明すると、サブ・セクション16Aの電圧レベルの絶対値は、オーバー・シュートを防止するために、サブセクション16Bのフル・ブラック電圧レベル+VB又は−VBの絶対値よりも小さな値に選択される。
【0080】
図14は、図9に示すゲート・パルスGIの代わりに使用されうる代替的なゲート・パルスGIを示す。図14(A)及び(B)に示すゲート・パルスGIは、データ信号18及び24のイメージ信号部分17だけをゲートするようなパルス幅を有する。黒色信号部分16によるバイアス動作の助けを必要とせずに、イメージ信号部分17がゲート・パルスGIの期間内に画素のキャパシタを所望のイメージ電圧レベルにまで十分に充電できる場合にこのようなゲート・パルスGIが使用されることができる。図14(A)及び(B)に示すゲート・パルスGBは、図10の場合のように、データ信号18及び24の黒色信号部分16だけをゲートする。図14(B)においては、イメージ信号部分17は、データ信号24の前部に配置され、そしてこの後に黒色信号部分16が続き、そしてゲート・パルスGBは、黒色信号部分16をゲートするように整列されている。
【0081】
表示装置の例として液晶表示装置を使用して本発明を説明したが、本発明は、複数本のゲート線を同時に付勢することができる例えばプラズマ表示装置、フィールド・エミッション表示装置のような他の表示装置においても使用されることができる。
【0082】
図7及び8と図11及び12の書き込み動作では、正の極性の黒色(+B)が同じ正の極性のイメージ(+I)の後に書き込まれ、そして負の極性の黒色(−B)が同じ負の極性のイメージ(−I)の後に書き込まれたが、負の極性の黒色(−B)が反対極性のイメージ(+I)の後に書き込まれ、そして正の極性の黒色(+B)が反対極性のイメージ(−I)の後に書き込まれることができる。この理由は、人間の目は、極性に関係なくイメージ及び黒色を認識するからである。
【0083】
説明及び図面を簡略化するために、水平方向に24個の画素を有しそして垂直方向に20個の画素を有するLCDアレイについて本発明を説明したが、本発明の書き込み動作は、VGA方式の640×480個の画素、SVGA方式の800×600個の画素、又はXGA方式の1024×768個等の画素を有する表示画面を有する表示装置に対しても適用されることが明らかである。黒色信号部分16のフル・ブラック・レベル+VB又は−VBの代わりに、先行フレーム期間のイメージを十分に消去することができる任意の電圧レベルを使用することができる。画素へのイメージの書き込み動作の開始と、この画素への黒色の書き込み動作の開始との間の遅延は、図11及び12の場合にはF/2に選択されたが、この遅延の値は、先行フレーム期間の表示イメージの残像と現フレーム期間の表示イメージとの重なりに基づいて表示イメージが不鮮明になることを防止できる任意の値に選択されることができる。
【0084】
【発明の効果】
本発明は、LCDアレイを2つの半部分に分けることなくそして2つのデータ線駆動回路を必要とすることなく、先行フレーム期間の表示イメージの残像と現フレーム期間の表示イメージとの重なりに基づいて表示イメージが不鮮明になることを防止して動画の質を改善することができる表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のLCD装置の概略的な構成及びゲート線へゲート・パルスを逐次的に供給するためのタイミングを示す図である。
【図2】残像の問題を解決するための従来の方式のタイミングを示す図である。
【図3】図2の方式の問題点を解決する従来のLCD装置を示す図である。
【図4】本発明に従うLCD装置7を示す図である。
【図5】奇数及び偶数フレーム期間に印加されるデータ信号の極性を示す図である。
【図6】画素ラインに印加されるデータ信号を示す図である。
【図7】イメージ及び残像消去用のフル・ブラック・カラーをLCDアレイに書き込む第1実施例のタイミングを示す図である。
【図8】図7のタイミングに続くタイミングを示す図である。
【図9】イメージをLCDアレイに書き込むためのデータ信号及びゲート・パルスを示す図である。
【図10】フル・ブラック・カラーをLCDアレイに書き込むためのデータ信号及びゲート・パルスを示す図である。
【図11】イメージ及び残像消去用のフル・ブラック・カラーをLCDアレイに書き込む第2実施例のタイミングを示す図である。
【図12】図11のタイミングに続くタイミングを示す図である。
【図13】図9に示したデータ信号の代わりに使用されうる代替的なデータ信号を示す図である。
【図14】図9に示すゲート・パルスGIの代わりに使用されうる代替的なゲート・パルスGIを示す図である。
【符号の説明】
7・・・LCD装置、
8・・・LCDアレイ、
9・・・データ線駆動回路、
10・・・ゲート線駆動回路、
11・・・クロック発生回路、
12・・・TFT、
13・・・画素電極、
14・・・液晶層、
15・・・共通電極
Claims (10)
- (イ)1方向に沿って配列された複数のデータ線及び上記1方向に交差する他の方向に沿って配列された複数のゲート線を有し、そして上記複数のデータ線と上記複数のゲート線との交点のそれぞれに1つの画素が形成されている表示面と、
(ロ)黒色信号部分と該黒色信号部分に続き該黒色信号部分と同極性のイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を上記複数のデータ線のそれぞれに供給するデータ線駆動回路と、
(ハ)上記複数のゲート線のそれぞれにゲート・パルスを逐次的に供給するゲート線駆動回路とを有し、
(ニ)1フレーム期間は上記ゲート線の数に等しい数の書き込み期間に分けられており、
(ホ)上記ゲート線駆動回路は、
上記書き込み期間毎に、1つのゲート線に上記データ信号の上記黒色信号部分及び上記イメージ信号部分の両方を一度にゲートする、1つの書き込み期間の間継続する広いゲート・パルスを供給して上記1つのゲート線上の画素に上記データ信号の上記黒色信号部分及び上記イメージ信号部分の両方を一度に書き込むと同時に、上記データ信号の上記黒色信号部分のみをゲートする狭いゲート・パルスを、上記1つのゲート線から離れた他のゲート線に供給して、該他のゲート線上の画素に上記データ信号の上記黒色信号部分のみを書き込むことを特徴とする表示装置。 - 上記黒色信号部分が、上記画素に黒色を書き込むための電圧レベルVBを有し、上記イメージ信号部分の電圧レベルが電圧レベル0Vから上記電圧レベルVBまでの電圧レベルであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 上記他のゲート線は、上記1つのゲート線から予定の距離だけ離されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- (イ)1方向に沿って配列された複数のデータ線及び上記1方向に交差する他の方向に沿って配列された複数のゲート線を有し、そして上記複数のデータ線と上記複数のゲート線との交点のそれぞれに1つの画素が形成されている表示面と、
(ロ)黒色信号部分と該黒色信号部分に続き該黒色信号部分と同極性のイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を上記複数のデータ線のそれぞれに供給するデータ線駆動回路と、
(ハ)上記複数のゲート線のそれぞれにゲート・パルスを逐次的に供給するゲート線駆動回路とを有し、
(ニ)1フレーム期間は上記ゲート線の数に等しい数の書き込み期間に分けられており、
(ホ)上記ゲート線駆動回路は、
1つのゲート線の書き込み期間に該1つのゲート線に、該書き込み期間の間継続する広いゲート・パルスを印加して上記1つのゲート線上の画素に、上記黒色信号部分と該黒色信号部分に続くイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を書き込み、
上記1つのゲート線から離れた他の複数のゲート線のそれぞれの書き込み期間毎に、上記広いゲート・パルスを印加して上記他の複数のゲート線のそれぞれの上の画素に上記黒色信号部分と該黒色信号部分に続くイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を書き込むと同時に、上記1つのゲート線に狭いゲート・パルスを印加して、上記他の複数のゲート線上の画素に書き込まれている上記データ信号のうちの黒色信号部分のみを上記1つのゲート線上の画素に書き込むことを特徴とする表示装置。 - 上記黒色信号部分が、上記画素に黒色を書き込むための電圧レベルVBを有し、上記イメージ信号部分の電圧レベルが電圧レベル0Vから上記電圧レベルVBまでの電圧レベルであることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
- 上記他の複数のゲート線は、上記1つのゲート線から予定の距離だけ離されていることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
- (イ)1方向に沿って配列された複数のデータ線及び上記1方向に交差する他の方向に沿って配列されたY本のゲート線を有し、ここでYは2以上の整数であり、そして上記複数のデータ線と上記複数のゲート線との交点のそれぞれに1つの画素が形成されており、そして上記Y本のゲート線のそれぞれに沿った複数の画素は1つの画素ラインを形成する表示面と、
(ロ)黒色信号部分と該黒色信号部分に続き該黒色信号部分と同極性のイメージ信号部分とが一体にされたデータ信号を上記複数のデータ線のそれぞれに供給するデータ線駆動回路と、
(ハ)上記Y本のゲート線のそれぞれにゲート・パルスを逐次的に供給するゲート線駆動回路とを有し、
(ニ)該ゲート線駆動回路は、
1つのゲート線に上記データ信号を書き込む書き込み期間に、上記データ信号の上記黒色信号部分及び上記イメージ信号部分の両方を一度にゲートするために上記書き込み期間の間継続する広いゲート・パルスを上記1つのゲート線に供給して該1つのゲート線上の画素に上記データ信号の上記黒色信号部分及び上記イメージ信号部分の両方を一度に書き込むと同時に、
上記データ信号の上記黒色信号部分のみをゲートする狭いゲート・パルスを上記1つのゲート線から離れた他のゲート線に供給して、該他のゲート線上の画素に上記データ信号の上記黒色信号部分のみを書き込み、
(ホ)1つのフレーム期間は上記書き込み期間である複数の期間を有し、1つのフレーム期間と次のフレーム期間とはブランキング期間により分けられており、 (ヘ)上記1つのフレーム期間のうちの最後の書き込み期間に上記黒色が書き込まれた画素ラインに続く少なくとも1つの画素ラインに、上記ゲート線駆動回路が上記ブランキング期間に上記狭いゲート・パルスを印加して黒色信号部分を書き込むことを特徴とする表示装置。 - 各画素ラインに供給されるデータ信号の極性はフレーム期間毎に反転され、上記ブランキング期間は偶数個の期間TB1乃至TBEを含み(ここで、上記期間TB1乃至TBEのそれぞれの長さは上記書き込み期間の長さに等しい)、そして先行フレーム期間に供給されたデータ信号の極性と反対の極性を与えるように上記データ信号の極性が上記ブランキング期間に調整されることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
- 各画素ラインに供給されるデータ信号の極性はフレーム期間毎に反転され、上記ブランキング期間は奇数個の期間TB1乃至TBO を含み(ここで、上記期間TB1乃至TBOのそれぞれの長さは上記書き込み期間の長さに等しい)、そして上記期間TB1乃至TBOのそれぞれにおいて、上記最後の書き込み期間に上記黒色が書き込まれた画素ラインに続く複数の画素ラインに逐次的に上記黒色信号部分が書き込まれることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
- 上記ゲート線駆動回路は、上記少なくとも1つのゲート線から予定の距離だけ離されている複数のゲート線に上記狭いゲート・パルスを供給することを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
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