JP4744912B2 - 液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4744912B2
JP4744912B2 JP2005103704A JP2005103704A JP4744912B2 JP 4744912 B2 JP4744912 B2 JP 4744912B2 JP 2005103704 A JP2005103704 A JP 2005103704A JP 2005103704 A JP2005103704 A JP 2005103704A JP 4744912 B2 JP4744912 B2 JP 4744912B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal line
voltage
liquid crystal
source signal
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005103704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005316459A (ja
JP2005316459A5 (ja
Inventor
政彦 竹岡
聖二 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Central Inc
Original Assignee
Toshiba Mobile Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mobile Display Co Ltd filed Critical Toshiba Mobile Display Co Ltd
Priority to JP2005103704A priority Critical patent/JP4744912B2/ja
Publication of JP2005316459A publication Critical patent/JP2005316459A/ja
Publication of JP2005316459A5 publication Critical patent/JP2005316459A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4744912B2 publication Critical patent/JP4744912B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

本発明は、OCBモード液晶を用いた液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法に関するものである。
液晶表示装置は薄型、軽量であり、従来のブラウン管に代替するものとして、近年一層用途が拡大されてきた。しかし、現在広く使用されているTN(Twisted Nematic)配向液晶パネルは視野角が狭く、また応答速度が遅く、動画表示時には尾を引くように見える等、ブラウン管より画質が劣る。
これに対して、近年、高速応答、高視野角という特徴を有するOCB(Optically Compensated Birefringence)モードを用いた液晶表示装置が用いられるようになってきている。この液晶表示装置は、液晶をベンド配向させて視覚補償を行い、さらにこれに光学位相補償フィルムを組み合わせることにより広い視野角を得るようにしたものである。
図13にOCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルの概略断面図を示す。図13(a)、(b)は、OCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルの電圧印加状態の概略断面図であり、図13(c)は、OCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルの電圧無印加状態の概略断面図である。
OCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルのガラス基板51の間には、図13(a)等に液晶分子52として示すように、ネマチック液晶が注入されている。そして、電圧を印加していない液晶の配向状態は、スプレイ状態53と呼ばれている。液晶表示装置の電源投入時には転移駆動と呼ばれる駆動を行う必要がある。すなわち、転移駆動とは、液晶表示装置の電源投入時にこの液晶層に20ボルトから25ボルト程度の比較的大きな電圧を印加することにより、図13(c)に示すスプレイ状態53から図13(a)、(b)に示すベンド状態54a、54bに転移させる駆動のことである。このベンド状態54a、54bを用いて表示を行うのが、OCBモードの特徴であり、電圧の大きさを変化させることでパネルの透過率を変化させるものである。
図13(a)に示すベンド状態54aは、白表示をしている場合のベンド状態を示し、図13(b)のベンド状態54bは、黒表示をしている場合のベンド状態を示している。
また、OCBモードを用いた液晶表示装置では、その液晶表示パネルに2ボルト以下の電圧を印加し続けると、液晶表示パネルは、ベンド状態54a、54bからスプレイ状態53に々に移行してしまう(以下この移行を逆転移と呼ぶ)。このような逆転移を防止するために、OCBモードを用いた液晶表示装置では、逆転移防止駆動と呼ばれる駆動が行われる。
つまり、逆転移防止駆動とは、逆転移を防止するために、各画素に周期的に黒色に対応する電圧を印加することにより、逆転移を防止する駆動である。逆転移防止駆動には、逆転移の防止のために画素に黒色に対応する電圧を印加する動作と、表示するための電圧を印加する動作とを交互に行う2倍速変換と呼ばれる逆転移防止駆動がある。このようにすれば高いコントラストの表示を行うことが出来る。ところが、2倍速変換では、逆転移防止駆動を行わない場合に比べて2倍もの高速度で各画素を駆動する必要があるので、液晶表示装置の駆動が困難になる。このような問題を解決したのが、以下に示す1.25倍速変換である。
以下に、逆転移防止駆動の一つである1.25倍速変換について、図14、及び図15を用いて説明する。
図14は、OCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルの1画素近傍、ソースドライバ11、及び黒挿入電圧発生回路101を示す図である。
ソースドライバ11にはスイッチ25を介してソース信号線13が接続されており、また図示していないゲートドライバにはゲート信号線15が接続されている。また、各ソース信号線13には、各スイッチ25を介してプリチャージ線24が接続されている。そしてプリチャージ線24は、黒挿入電圧発生回路101に接続されている。すなわち、スイッチ25により、ソース信号線13が、ソースドライバ11に接続するかまたはプリチャージ線24を介して黒挿入電圧発生回路101に接続するかを切り替えることが出来る。
ソース信号線13とゲート信号線15の交点には、画素トランジスタ18、画素電極19、及び補償電位を加えるための蓄積容量Cst20が形成されており、画素電極19と対向電極16との間には図示していないOCBモードの液晶層が狭持されている。また、蓄積容量Cst20の一端は画素電極19に接続され、蓄積容量Cst20の他端は、共通電極17に接続されている。また、画素トランジスタ18のゲートはゲート信号線15に接続されており、画素トランジスタのソースはソース信号線13に接続されており、画素トランジスタ18のドレインは、画素電極19に接続されている。また、Clc21は、画素電極19と対向電極16とOCBモードの液晶層とから形成される容量であり、Cgs23は画素トランジスタ18のゲートとソースとの間で形成される容量であり、Cgd22は、画素トランジスタ18のゲートとドレインとの間で形成される容量である。
なお、以下の記述で画素とは、画素電極19、画素トランジスタ18、蓄積容量Cst20、対向電極16の画素電極19に対向する部分、及び対向電極16の画素電極19に対向する部分と画素電極19とで狭持されたOCBモードの液晶層の部分を言うものとする。
図15(a)は、ソース信号線13の方向の各画素を示す図である。ソース信号線13の方向には画素g1、g2、・・・、g12、・・・が並んでいる。
図15(b)は、図15(a)の各画素を1.25倍速変換で表示する場合のタイミングを示す図である。図15(b)では、各1水平走査期間を示す期間をT1、T2、・・・T10・・・で示している。
1.25倍速変換とは、本来の4Hの映像期間を1.25倍速に変換するものである。すなわち、本来の4Hの映像期間に、5Hの映像期間を設ける。そして、その5Hの映像期間のうち最初の1Hの映像期間を黒色にし、残りの4Hの映像期間を表示色にする。従って、1.25倍速変換された1Hの映像期間は、本来の1Hの映像期間の0.8倍に短縮されている。このような1.25倍速変換は、コントローラ回路6により行われる。
1水平走査期間T1では、まず、黒挿入電圧発生回路101が画素g5、g6、g7、g8の4つの画素に黒色に対応する電圧を同時に書き込む。すなわち、これらの4つの画素に接続されるソース信号線13に接続されているスイッチ25は、黒挿入電圧発生回路101とこれらの4つの画素にそれぞれ接続されるソース信号線13とが接続されるように切り替えられる。従って、これら4つの画素に黒挿入電圧発生回路101から黒色に対応する電圧が印加される。
次の1水平走査期間T2では、ソースドライバ11が画素g1に表示色に対応する電圧を印加する。すなわち、画素g1が接続されるソース信号線13に接続されているスイッチ25は、ソースドライバ11と画素g1が接続されるソース信号線13とが接続されるように切り替えられる。従って、ソースドライバ11によって画素g1に表示色に対応する電圧が印加される。
同様に、1水平走査期間T3では、画素g2に表示色に対応する電圧が印加される。続いて、1水平走査期間T4では画素g3に表示色に対応する電圧が印加される。そして、1水平走査期間T5では画素g4に表示色に対応する電圧が印加される。
また、1水平走査期間T6では、画素g9、g10、g11、g12に黒色に対応する電圧が印加される。そして、1水平走査期間T7、T8、T9、T10では、それぞれ画素g5、g6、g7、g8に表示色に対応する電圧が印加される。
上記の動作を繰り返すことにより、1.25倍速変換が行われる。1水平走査期間T1、T6などでそれぞれ4個の画素に黒挿入電圧発生回路101により黒色に対応する電圧を印加することにより逆転移防止を実現している。このように1.25倍速変換を行うことによって、2ボルト以下の電圧を画素に印加しても逆転移を防止することが出来る。
1.25倍速変換では、逆転移防止駆動を行わない場合に比べて各画素を表示する速度は1.25倍になる。このように1.25倍速変換では、2倍速変換のように高速に各画素を駆動する必要がないので、液晶表示装置を容易に駆動することが出来る上、2倍速変換と同様に液晶表示装置として高いコントラストを得ることが出来る。
ところが、温度が10度以下などの低温の場合に、例えば中間色の同じ色で液晶表示装置の各画素を表示すると、図16(b)に示すように、液晶表示パネルの表示面上に4ライン毎に本来の表示色より黒っぽい筋が現れる。これは次の原因による。
すなわち、図16(a)にソース信号線13の電圧波形を示す。このソース電圧波形を観察すると、逆転移防止のために黒色に対応する電圧を印加した後、次の画素に電圧を書き込むためにソース信号線13に中間色に対応する電圧を印加してもソース信号線13の電圧は、中間色に対応する電圧になっていない。
低温になると、液晶の容量が大きくなるので、ソース線に書き込み不足が発生する。つまり、逆転移防止のために黒色に対応する電圧を印加した後、次の画素に中間色に対応する電圧を印加しても、ソース信号線13の寄生容量などのために、ソース信号線13がその中間色に対応する電圧にならない。そして、その次の画素に中間色に対応する電圧を印加する際には、ソース信号線13の電圧が中間色に対応する電圧にかなり近付いているので、ソース信号線13が中間色に対応する電圧になる。このように、逆転移防止のために黒色に対応する電圧を書き込んだ直後に中間色に対応する電圧を印加する画素が充電不足のために黒く表示される。
なお、このように中間色の同じ色を各画素に表示すると本来の表示色より黒っぽい筋が現れる問題は同時に4画素に逆転移防止のために黒色に対応する電圧を印加し、引き続き4画素に順次表示色に対応する電圧を印加する1.25倍速変換に限らない。n画素に同時に逆転移防止のために黒色に対応する電圧を印加し、引き続きn画素に順次表示色に対応する電圧を印加する逆転移防止駆動であっても同様の問題が発生する。また、中間色に限らず、白色で各画素を表示する場合にも同様の問題が発生する。
すなわち、OCBモードを用いた液晶表示装置で逆転移防止駆動する際、温度が低温の場合には、中間色や白色の同じ色で各画素を表示すると表示パネルの表示面に本来の表示色より黒っぽい筋が表示されるという課題がある。
本発明は、上記課題を考慮し、温度が低温の場合であっても、中間色や白色の同じ色で各画素を表示しても表示パネルの表示面に本来の表示色より黒っぽい筋が現れない液晶表示装置、液晶表示装置の駆動方法を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
前記黒挿入電圧発生回路は、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給する液晶表示装置である。
また、第2の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
前記ソースドライバは、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給する液晶表示装置である。
また、第3の本発明は、
前記黒挿入電圧発生回路は、前記逆転移防止駆動期間に逆転移防止のために供給する電圧として、その逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給される、前記表示データの階調に対応する電圧に応じた電圧を供給する、第1の本発明の液晶表示装置である。また、第4の本発明は、
前記ソースドライバは、前記逆転移防止駆動期間に逆転移防止のために供給する電圧として、その逆転防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給される、前記表示データの階調に対応する電圧に応じた電圧を供給する、第2の本発明の液晶表示装置である。
また、第5の本発明は、
前記黒挿入電圧発生回路は、前記逆転移防止駆動期間に逆転移防止のために供給する電圧として、温度に応じた電圧を供給する、第1の本発明の液晶表示装置である。
また、第6の本発明は、
前記ソースドライバは、前記逆転移防止駆動期間に逆転移防止のために供給する電圧として、温度に応じた電圧を供給する、第2の本発明の液晶表示装置である。
また、第7の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
(1)前記逆転移防止駆動期間のうち前記黒挿入電圧発生回路が前記逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、(2)または前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧が前記ソース信号線に供給される液晶表示装置である。
また、第8の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
(1)前記逆転移防止駆動期間のうち前記ソースドライバが前記逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、(2)または前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧が前記ソース信号線に供給される液晶表示装置である。
また、第9の本発明は、
前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧とは、前記黒挿入電圧発生回路の、プラスの黒挿入電圧の供給側及びマイナスの黒挿入電圧の供給側をともに接続することで、前記黒挿入電圧発生回路の出力を短絡して、前記ソース信号線に供給する電圧である第7の本発明の液晶表示装置である。
また、第10の本発明は、
前記逆転移防止駆動期間のうち前記黒挿入電圧発生回路が逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、前記黒挿入電圧発生回路は、前記ソース信号線に前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給する第7の本発明の液晶表示装置である。
また、第11の本発明は、
前記逆転移防止駆動期間のうち前記ソースドライバが逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、前記ソースドライバは、前記ソース信号線に前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給する第8の本発明の液晶表示装置である。
また、第12の本発明は、
前記逆転移防止駆動期間のうち前記黒挿入電圧発生回路が逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、前記ソースドライバは、前記ソース信号線に前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給する第7の本発明の液晶表示装置である。
また、第13の本発明は、
前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソースドライバは、前記ソース信号線に前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給する第7または第8の本発明の液晶表示装置である。
また、第14の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記所定番目までの表示データの階調に対応する電圧との差の方が大きくなるような電圧が供給される液晶表示装置である。
また、第15の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記所定番目までの表示データの階調に対応する電圧との差の方が大きくなるような電圧が供給される液晶表示装置である。
また、第16の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目より後の全部の前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記表示データの階調に対応する電圧との差の方が小さくなるような電圧が供給される液晶表示装置である。
また、第17の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目より後の全部の前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記表示データの階調に対応する電圧との差の方が小さくなるような電圧が供給される液晶表示装置である。
また、第18の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データに対応する前記表示期間は、前記所定番目より後の前記表示データに対応する前記表示期間より長い液晶表示装置である。
また、第19の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データに対応する前記表示期間は、前記所定番目より後の前記表示データに対応する前記表示期間より長い液晶表示装置である。
また、第20の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
前記黒挿入電圧発生回路が、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第21の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
前記ソースドライバが、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第22の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
(1)前記逆転移防止駆動期間のうち前記黒挿入電圧発生回路が前記逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、(2)または前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を前記ソース信号線に供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第23の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
(1)前記逆転移防止駆動期間のうち前記ソースドライバが前記逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、(2)または前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を前記ソース信号線に供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第24の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記所定番目までの表示データの階調に対応する電圧との差の方が大きくなるような電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第25の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記所定番目までの表示データの階調に対応する電圧との差の方が大きくなるような電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第26の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置の駆動方法であって、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目より後の全部の前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記表示データの階調に対応する電圧との差の方が小さくなるような電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第27の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目より後の全部の前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記表示データの階調に対応する電圧との差の方が小さくなるような電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第28の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データに対応する前記表示期間を、前記所定番目より後の前記表示データに対応する前記表示期間より長くするステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
また、第29の本発明は、
マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データに対応する前記表示期間を、前記所定番目より後の前記表示データに対応する前記表示期間より長くするステップを備えた液晶表示装置の駆動方法である。
本発明は、温度が低温の場合であっても、中間色や白色の同じ色で各画素を表示しても表示パネルの表示面に本来の表示色より黒っぽい筋が現れない液晶表示装置、液晶表示装置の駆動方法を提供することが出来る。
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1に、第1の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置のブロック図を示す。
液晶表示装置1は、OCBモード液晶を用いた液晶表示装置である。
液晶表示装置1は、液晶表示パネル2、ゲートドライバ3、ソースドライバ11、液晶駆動電圧発生回路5、コントローラ回路6、入力電源8から構成される。
液晶表示パネル2は、マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線と、ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した画素とを有する表示パネルである。
ゲートドライバ3は、液晶表示パネル2の各ゲート信号線に線順次走査を行うための選択走査信号を供給する回路である。
ソースドライバ11は、液晶表示パネル2の各ソース信号線に画像信号電圧を供給する回路である。
液晶駆動電圧発生回路5は、ソースドライバ11に対してはソースドライバ用駆動電圧を供給し,ゲートドライバ3に対してはゲートドライバ用駆動電圧を供給し,対向信号電極に対しては対向信号電極用駆動電圧を供給する回路である。
コントローラ回路6は、画像信号処理や駆動タイミングを制御する回路である。コントローラ回路6は、表示データを入力し、その表示データに対応する表示信号を出力し、また、ソースドライバ11、ゲートドライバ3、液晶駆動電圧発生回路5に対しタイミング制御信号を送る回路である。
入力電源8は、液晶表示装置1が動作するための電源を供給する手段である。
図2は、OCBモードを用いた液晶表示装置のうち、液晶表示パネル2の1画素近傍、ソースドライバ11、及び黒挿入電圧発生回路12を示す図である。
ソースドライバ11にはスイッチ25を介してソース信号線13が接続されており、またゲートドライバ3にはゲート信号線15が接続されている。また、各ソース信号線13には、各スイッチ25を介してプリチャージ線24が接続されている。そして、プリチャージ線24は、黒挿入電圧発生回路12に接続されている。
すなわち、スイッチ25により、ソース信号線13は、ソースドライバ11に接続するかまたはプリチャージ線24を介して黒挿入電圧発生回路12に接続するかを切り替えることが出来る。
ソース信号線13とゲート信号線15の交点には、画素トランジスタ18、画素電極19、及び補償電位を加えるための蓄積容量Cst20が形成されており、画素電極19と対向電極16との間には図示していないOCBモードの液晶層が狭持されている。また、蓄積容量Cst20の一端は画素電極19に接続され、蓄積容量Cst20の他端は、共通電極17に接続されている。また、画素トランジスタ18のゲートはゲート信号線15に接続されており、画素トランジスタのソースはソース信号線13に接続されており、画素トランジスタ18のドレインは、画素電極19に接続されている。
また、Clc21は、画素電極19と対向電極16とOCBモードの液晶層とから形成される容量であり、Cgs23は画素トランジスタ18のゲートとソースとの間で形成される容量であり、Cgd22は、画素トランジスタ18のゲートとドレインとの間で形成される容量である。
なお、以下の記述で画素とは、画素電極19、画素トランジスタ18、蓄積容量Cst20、対向電極16の画素電極19に対向する部分、及び対向電極16の画素電極19に対向する部分と画素電極19とで狭持されたOCBモードの液晶層の部分を言うものとする。
なお、本実施の形態の画素は本発明の液晶表示素子の例である。
次に、このような本実施の形態の動作を説明する。
入力電源8は、コントローラ回路6と液晶駆動電圧発生回路5に供給され、まず、コントローラ回路6が立ち上がる。そしてコントローラ回路6はソースドライバ11に対し画像表示信号とタイミング制御信号を送り、ゲートドライバ3に対しタイミング制御信号を送り、液晶駆動電圧発生回路5に対しタイミング制御信号を送る。
液晶駆動電圧発生回路5は、ソースドライバ11に対してはソースドライバ用駆動電圧を供給し、ゲートドライバ3に対してはゲートドライバ用駆動電圧を供給し、対向信号電極に対しては対向信号電極用駆動電圧を供給する。そして、各画素には、対向電極から所定の時間だけ20ボルトから25ボルトの転移駆動のための電圧が印加される。このようにして液晶表示パネル2のOCBモード液晶はスプレイ状態からベンド状態に転移し、液晶表示装置の表示動作が可能となる。
表示動作を行う際には、本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置も従来の技術で説明した液晶表示装置と同様に逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う。また
、液晶表示パネル2の温度が摂氏10度以下などの低温であるとする。
すなわち、図15(a)に、ソース信号線13の方向の各画素を示す。ソース信号線13の方向には画素g1、g2、・・・、g12、・・・が並んでいる。
図15(b)に、図15(a)の各画素を1.25倍速変換で表示する場合のタイミングを示す。図15(b)では、各1水平走査期間を示す期間をT1、T2、・・・T10・・・で示している。図15(a)、(b)については、従来の技術で既に説明したので説明を省略する。
また、図3(a)に、本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線13の電圧波形を示す。図3(a)のソース信号線13の電圧波形は、各画素に中間色の同じ色を表示する場合の電圧波形である。また、図3(a)のソース信号線13の電圧波形の横軸には、図15(b)に示した1水平走査期間T1、T2、T3、T4、及びT5が示されている。
図3(a)のソース電圧波形を観察すると、1水平走査期間T1すなわち、逆転移防止のための駆動を行う期間のソース信号線13の電圧は、従来の技術とは異なり黒色に対応する電圧より低く設定されている。そして、1水平走査期間T2すなわち、中間色を表示する期間のソース信号線13の電圧は、中間色に対応する電圧になっている。
同様に、1水平走査期間T3、T4、T5すなわち中間色を表示する期間のソース信号線13の電圧は、すべて中間色に対応する電圧になっている。
このように、本実施の形態では、黒挿入電圧発生回路12は、従来の技術と異なり、逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧より所定の値だけ低い電圧を供給する。すなわち、本実施の形態の液晶表示装置は、交流駆動されているので、正確には、黒挿入電圧発生回路12は、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給する。
従って、逆転移防止のために黒色に対応する電圧より所定の値だけ絶対値が小さい電圧を印加した後、次の画素に電圧を書き込む際に、ソース信号線13の電圧を中間色に対応する電圧にすることが出来る。
従って、液晶表示パネル2の表示面には、図3(b)のように本来の表示色より黒っぽい筋が表示されなくなる。
このように、本実施の形態によれば、黒挿入電圧発生回路12が黒色に対応する電圧より所定の値だけ絶対値が小さい電圧を供給することにより、ソース信号線13の充電不足を改善することが出来る。
なお、本実施の形態では、黒挿入電圧発生回路12が黒色に対応する電圧より所定の値だけ絶対値が小さい電圧を供給するとして説明したが、このような所定の値として、1水平走査期間T1の次の1水平走査期間T2に表示する色がどのような階調であっても本来の表示色より黒っぽい筋が表示されないような値を用いるものとする。また、このような所定の値を、1水平走査期間T1の次の1水平走査期間T2に表示する色の階調に応じて決めたり、また温度に依存して決めたりすることも出来るが、このような場合については後述する第4の実施の形態で詳細に説明する。
なお、本実施の形態では、逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う際に、中間色の同じ色を各画素に表示する場合について説明したが、これに限らない。n画素に同時に逆転移防止のために黒色に対応する電圧を印加し、引き続きn画素に順次表示色に対応する電圧を印加する逆転移防止駆動であっても本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。また、中間色に限らず、白色で各画素を表示する場合にも本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
さらに、本実施の形態では、黒挿入電圧発生回路12が逆転移防止のために黒色に対応する電圧より所定の値だけ絶対値が小さい電圧を印加するとして説明したが、これに限らない。黒挿入電圧発生回路12を設けず、黒挿入電圧発生回路12の代わりにソースドライバ11が逆転移防止のために黒色に対応する電圧より所定の値だけ低い電圧を印加しても構わない。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置の構成は第1の実施の形態と同様に図1で示される。
第2の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置の第1の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置との相違点は、図2において黒挿入電圧発生回路12の代わりに、図4(b)に示す黒挿入電圧発生回路14を備える点である。
黒挿入電圧発生回路14は、スイッチ26により、ソース信号線13とプラスの黒挿入電圧の供給側とを接続する状態、ソース信号線13とマイナスの黒挿入電圧の供給側とを接続する状態、及びソース信号線13に対してプラスの黒挿入電圧の供給側及びマイナスの黒挿入電圧の供給側をともに接続する状態の3通りの状態を取りうる回路である。
次に、このような本実施の形態の動作を第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
表示動作を行う際には、本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置も従来の技術で説明した液晶表示装置と同様に逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う。また
、液晶表示パネル2の温度が摂氏10度以下などの低温であるとする。また、液晶表示パネル2に中間色の同じ色を表示する場合について説明する。
すなわち、図15(a)に、ソース信号線13方向の各画素を示す。ソース信号線13方向には画素g1、g2、・・・、g12、・・・が並んでいる。
図15(b)に、図15(a)の各画素を1.25倍速変換で表示する場合のタイミングを示す。図15(b)では、各1水平走査期間を示す期間をT1、T2、・・・T10・・・で示している。図15(a)、(b)については、従来の技術で既に説明したので説明を省略する。
また、図4(a)に、本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線13の電圧波形と黒挿入電圧発生回路14のスイッチ26の導通状態を示す。図4(a)のソース信号線13の電圧波形は、各画素に中間色の同じ色を表示する場合の電圧波形である。また、図4(a)のソース信号線13の電圧波形の横軸には、図15(b)に示した1水平走査期間T1、T2、T3、T4、及びT5が示されている。
スイッチ26は、1水平走査期間T1では、プラスの黒挿入電圧の供給側とソース信号線13とが導通状態になり、マイナスの黒挿入電圧供給側とソース信号線13とは導通状態にならないように切り替えられている。従って、1水平走査期間T1では、ソース信号線13に黒色に対応するプラスの電圧が印加される。
また、1水平走査期間T2では、ソースドライバ11が中間色に対応する電圧を供給する前の期間で、スイッチ26は、ソース信号線13に対してプラスの黒挿入電圧の供給側及びマイナスの黒挿入電圧の供給側をともに接続するよう切り替えられる。すなわち、黒挿入電圧発生回路14は短絡される。このため、ソース信号線13には、プラスの黒挿入電圧供給側とマイナスの黒挿入電圧供給側とが短絡された電圧が供給される。そして、プラスの黒挿入電圧供給側とマイナスの黒挿入電圧供給側とが短絡された電圧は白色に対応する電圧であるので、1水平走査期間T2では、ソース信号線13の電圧はより早く中間色に対応する電圧になる。その後スイッチ26は、プラスの黒挿入電圧供給側もマイナスの黒挿入電圧供給側もソース信号線13と導通しないように切り替えられ、ソースドライバ11から中間色に対応する電圧が供給される。
図4(a)のソース電圧波形を観察すると、1水平走査期間T1すなわち、逆転移防止のための駆動を行う期間には、ソース信号線13の電圧は、黒色に対応する電圧が設定されている。そして、1水平走査期間T2すなわち、中間色を表示する期間のソース信号線13の電圧は、黒挿入電圧発生回路14を短絡することにより、中間色に対応する電圧になっている。
同様に、1水平走査期間T3、T4、T5すなわち中間色を表示する期間のソース信号線13の電圧は、すべて中間色に対応する電圧になっている。
このように、第2の実施の形態では、黒挿入電圧発生回路14を1水平走査期間T2の一部で短絡することにより、逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧を印加した後の画素も中間色に対応する電圧に充電することが出来るようになる。
このように、第2の実施の形態によれば、逆転移防止駆動期間の次の期間である表示期間のうちソース信号線13に中間色に対応する電圧を供給する前の期間に、黒挿入電圧発生回路14を短絡することにより、ソース信号線13の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧をソース信号線13に供給することが出来る。従って、逆転移防止駆動期間の次の期間である1水平走査期間T2でソース信号線13を中間色に対応する電圧にすることが出来る。
なお、本実施の形態では、逆転移防止駆動期間すなわち1水平走査期間T1の次の表示期間である1水平走査期間T2で黒挿入電圧発生回路14を短絡するとして説明したが、これに限らない。逆転移防止駆動期間すなわち1水平走査期間T1のうち、黒挿入電圧発生回路14が逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、黒挿入電圧発生回路14を短絡しても本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
なお、本実施の形態では、逆転移防止駆動期間すなわち1水平走査期間T1の次の表示期間である1水平走査期間T2で黒挿入電圧発生回路14を短絡するとして説明したが、これに限らない。1水平走査期間T1のうち黒挿入電圧発生回路14からソース信号線13に黒色に対応する電圧を供給した後の期間にソースドライバ11から中間色に対応する電圧を供給しても構わない。
図5に、このような場合のOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線13の電圧波形とソースドライバ11の出力電圧を示す。黒挿入電圧発生回路14は、逆転移防止駆動の期間である1水平走査期間T1のうち黒挿入電圧発生回路14からソース信号線13に黒色に対応する電圧を供給した後の期間に、中間色に対応する電圧を供給している。従って、図5に示すように逆転移防止駆動期間である1水平走査期間T1の次の期間である1水平走査期間T2では、ソース信号線13の電圧は中間色に対応する電圧になっている。このように、逆転移防止駆動期間のうち黒挿入電圧発生回路14が逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、ソースドライバ11が、ソース信号線13にソース信号線13の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給するので、液晶表示パネル2の表示面に本来の表示色より黒っぽい筋が入らないようにすることが出来る。
さらに、本実施の形態では、逆転移防止駆動期間すなわち1水平走査期間T1の次の表示期間である1水平走査期間T2で黒挿入電圧発生回路14を短絡するとして説明したが、これに限らない。1水平走査期間T1のうち黒挿入電圧発生回路14からソース信号線13に黒色に対応する電圧を供給した後の期間に黒挿入電圧発生回路14から中間色に対応する電圧を供給しても構わない。
図6に、このような場合のOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線13の電圧波形と黒挿入電圧発生回路14の出力電圧を示す。黒挿入電圧発生回路14は、逆転移防止駆動の期間である1水平走査期間のうち黒挿入電圧発生回路14からソース信号線13に黒色に対応する電圧を供給した後の期間に、中間色に対応する電圧を供給している。従って、図6に示すように逆転移防止駆動期間である1水平走査期間T1の次の期間である1水平走査期間T2では、ソース信号線13の電圧は中間色に対応する電圧になっている。このように、逆転移防止駆動期間のうちソースドライバ11が逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、黒挿入電圧発生回路14が、ソース信号線13にソース信号線13の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給するので、液晶表示パネル2の表示面に本来の表示色より黒っぽい筋が入らないようにすることが出来る。
さらに、本実施の形態では、逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う場合に、中間色の同じ色を各画素に表示する場合について説明したが、これに限らない。n画素に同時に逆転移防止のために黒色に対応する電圧を印加し、引き続きn画素に順次表示色に対応する電圧を印加する逆転移防止駆動であっても本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。また、中間色に限らず、白色で各画素を表示する場合にも本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
なお、本実施の形態では、黒挿入電圧発生回路14が逆転移防止駆動を行うとして説明したが、これに限らない。黒挿入電圧発生回路14を設けず、黒挿入電圧発生回路14の代わりにソースドライバ11が逆転移防止駆動を行っても構わない。なお、その場合には、黒挿入電圧発生回路14が行っていた機能をソースドライバ11が黒挿入電圧発生回路14の代わりに行うものとする。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置の構成は第1の実施の形態と同様に図1で示される。
また、図2に、OCBモードを用いた液晶表示装置のうち、液晶表示パネル2の1画素近傍、ソースドライバ11、及び黒挿入電圧発生回路12を示す。ただし、実施の形態1では黒挿入電圧発生回路12は、黒色に対応する電圧より所定の値だけ低い電圧を供給するとして説明したが、第3の実施の形態では、黒挿入電圧発生回路12は、黒色に対応する電圧を供給するものとする。
第3の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置の第1の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置との相違点は、ソースドライバ11が階調補正を行う点である。
次に、このような本実施の形態を第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
表示動作を行う際には、本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置も従来の技術で説明した液晶表示装置と同様に逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う。また
、液晶表示パネル2の温度が摂氏10度以下などの低温であるとする。また、液晶表示パネル2に中間色の同じ色を表示する場合について説明する。
すなわち、図15(a)に、ソース信号線13方向の各画素を示す。ソース信号線13方向には画素g1、g2、・・・、g12、・・・が並んでいる。
図15(b)に、図15(a)の各画素を1.25倍速変換で表示する場合のタイミングを示す。図15(b)では、各1水平走査期間を示す期間をT1、T2、・・・T10・・・で示している。図15(a)、(b)については、従来の技術で既に説明したので説明を省略する。
本実施の形態のソースドライバ11は、1水平走査期間T3、T4、T5で中間色に対応する電圧を供給する際に、表示階調の補正を行う。すなわち、図7(a)に、このような階調補正の方法を示す。図7のグラフは、各温度において各表示階調でどの程度の階調補正を行えばよいかを実験により求めたものである。図7(a)は温度が低い程階調補正量が大きくなることを示しており、また、図7(a)は、中間色対応する階調の方が、白の階調や黒の階調よりもより階調補正量が大きくなることを示している。
例えば表示階調が100の場合には、ソースドライバ11は、温度が摂氏0度のときは、表示階調を7だけ小さくするよう補正する。従って、この場合にはソースドライバ11は、表示階調として93に対応する電圧をソース信号線13に供給する。また、表示階調が100の場合であっても、温度が摂氏−5度のときは、表示階調を10だけ小さくするよう補正する。従って、この場合には、ソースドライバ11は、表示階調として90に対応する電圧をソース信号線13に供給する。
このように、ソースドライバ11は1水平走査期間T3、T4、T5における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正する。そして、階調補正量は負の値である。
すなわち、ソースドライバ11は、10度以下などの低温の場合、1水平走査期間T2に対応する画素g1はその中間色に対応する電圧にまで充電されない。しかし、そのような場合であっても、1水平走査期間T3、T4、T5の表示色の階調が小さくなるように階調補正することにより、本来の表示色より黒っぽい筋が入らないようにすることが出来る。
従って、図7の(b)に示すように、1水平走査期間T3、T4、T5の表示色の階調を階調補正しない場合には、1水平走査期間T2に表示色に対応する電圧が供給される画素g1などには本来の表示色より黒っぽい色になる。従って、液晶表示パネル2の表示面には本来の表示色より黒っぽい筋が入る。しかしながら、上記のように階調補正することによって、図7(c)に示すように、画面全体が本来の表示色より若干黒色に近くなるものの、本来の表示色より黒っぽい筋が入らないようにすることが出来る。
なお、本実施の形態では、ソースドライバ11が1水平走査期間T3、T4、T5における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正するとして説明したが、これに限らない。ソース信号線13の充電不足が1水平走査期間T2のみならず、例えばT3も充電不足になるような場合には、ソースドライバ11は、1水平走査期間T3における充電不足に応じて階調補正し、1水平走査期間T4、T5における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正すればよい。このように、ソースドライバ11は、ソース信号線13の充電不足が発生する1水平走査期間より後の1水平走査期間における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正することにより、本実施の形態と同等の効果を得ることが出来る。
なお、本実施の形態では、ソースドライバ11が1水平走査期間T3、T4、T5における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正するとして説明したが、これに限らない。ソースドライバ11が1水平走査期間T2における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正しても構わない。
図8に、このような階調補正の方法を示す。
図8では、例えば表示階調が100の場合には、ソースドライバ11は、温度が摂氏0度のときは、表示階調を7だけ大きくするよう補正する。従って、この場合にはソースドライバ11は、表示階調として107に対応する電圧をソース信号線13に供給する。また、表示階調が100の場合であっても、温度が摂氏−5度のときは、表示階調を10だけ大きくするよう補正する。従って、この場合には、ソースドライバ11は、表示階調として110に対応する電圧をソース信号線13に供給する。
このように、ソースドライバ11は1水平走査期間T2における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正する。そして、階調補正量は正の値である。
すなわち、ソースドライバ11は、10度以下などの低温の場合、1水平走査期間T2が表示色に対応する電圧にはならないが、そのような場合であっても、1水平走査期間T2の表示色の階調が大きくなるように階調補正することにより、本来の表示色より黒っぽい筋が入らないようにすることが出来る。
従って、図8の(b)に示すように、1水平走査期間T2の表示色の階調を階調補正しない場合には、1水平走査期間T2に表示色に対応する電圧が供給される画素g1などは黒色に近く表示される。従って、液晶表示パネル2の表示面上には本来の表示色より黒っぽい筋が入る。しかしながら、上記のように階調補正することによって、図8(c)に示すように、本来の表示色より黒っぽい筋が入らないようにすることが出来る。
なお、図8の説明では、ソースドライバ11が1水平走査期間T2における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正するとして説明したが、これに限らない。ソース信号線13の充電不足が1水平走査期間T2のみならず、例えばT3も充電不足になるような場合には、ソースドライバ11は1水平走査期間T2、及びT3における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正すればよい。このように、ソースドライバ11は、ソース信号線13の充電不足が発生する1水平走査期間における表示色を、温度及び階調に応じて階調補正することにより、本実施の形態と同等の効果を得ることが出来る。
なお、本実施の形態では、逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う場合に、中間色の同じ色を各画素に表示する場合について説明したが、これに限らない。n画素に同時に逆転移防止のために黒色に対応する電圧を印加し、引き続きn画素に順次表示色に対応する電圧を印加する逆転移防止駆動であっても本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。また、中間色に限らず、白色で各画素を表示する場合にも本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
なお、本実施の形態では、黒挿入電圧発生回路12が逆転移防止駆動を行うとして説明したが、これに限らない。黒挿入電圧発生回路12を設けず、黒挿入電圧発生回路12の代わりにソースドライバ11が逆転移防止駆動を行っても構わない。なお、その場合には、黒挿入電圧発生回路12が行っていた機能をソースドライバ11が黒挿入電圧発生回路12の代わりに行うものとする。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置の構成は第1の実施の形態と同様に図1で示される。
また、図9に、OCBモードを用いた液晶表示装置のうち、液晶表示パネル2の1画素近傍、ソースドライバ11、及び黒挿入電圧発生回路31を示す。
図9において、黒挿入電圧発生回路31は、各ソース信号線13毎に異なった電圧を供給することが出来るよう構成されている。なお、図9においては、各ソース信号線13毎に別々の黒挿入電圧発生回路31が設けられているが、これに限らず、一つの黒挿入電圧発生回路31が複数の電圧を供給することが出来、その複数の電圧のそれぞれはそれぞれのソース信号線13に供給されるように構成されても構わない。また、第1の実施の形態における図2の黒挿入電圧発生回路12は、黒色に対応する電圧より所定の値だけ低い電圧を供給するものであったが、第4の実施の形態では、黒挿入電圧発生回路31は、黒挿入電圧発生回路31により逆転移防止駆動のために供給する電圧としてその逆転移防止駆動の後に表示する階調に対応する電圧に応じた電圧を供給するものである。図9のそれ以外の部分は、第1の実施の形態と同様である。
次に、このような本実施の形態を第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
表示動作を行う際には、本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置も従来の技術で説明した液晶表示装置と同様に逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う。また
、液晶表示パネル2の温度が摂氏10度以下などの低温であるとする。また、液晶表示パネル2に中間色の同じ色を表示する場合について説明する。
すなわち、図15(a)に、ソース信号線13方向の各画素を示す。ソース信号線13方向には画素g1、g2、・・・、g12、・・・が並んでいる。
図15(b)に、図15(a)の各画素を1.25倍速変換で表示する場合のタイミングを示す。図15(b)では、各1水平走査期間を示す期間をT1、T2、・・・T10・・・で示している。図15(a)、(b)については、従来の技術で既に説明したので説明を省略する。
本実施の形態の黒挿入電圧発生回路31は、各ソース信号線13毎に、1水平走査期間T1で逆転移防止のための電圧をソース信号線13に供給する電圧として、1水平走査期間T1の次の1水平走査期間であるT2で表示する中間色に対応する電圧に応じた電圧を供給する。黒挿入電圧発生回路31は、各ソース信号線13に供給する電圧を決めるために、まず、黒の階調からの階調補正量を求める。図10に、そのような階調補正の方法を示す。
例えば1水平走査期間T1の次の1水平走査期間であるT2において表示する表示階調が100の場合には、黒挿入電圧発生回路31は、温度が摂氏0度のときは、1水平走査期間T1で表示する黒の階調を7だけ大きくするよう補正する。従って、この場合には黒挿入電圧発生回路31は、1水平期間T1において逆転移防止のために供給する電圧として、表示階調として7に対応する電圧をソース信号線13に供給する。また、1水平走査期間T2における表示階調が100の場合であっても、温度が摂氏−5度のときは、表示階調を10だけ大きくするよう補正する。従って、この場合には、黒挿入電圧発生回路31は、1水平走査期間T1において、逆転移防止のために供給する電圧として、表示階調が10に対応する電圧をソース信号線13に供給する。黒挿入電圧発生回路31は、各ソース信号線13毎に上記のようにして逆転移防止のための電圧を決定し、その決定した電圧を各ソース信号線13毎に供給する。
このように、黒挿入電圧発生回路31は1水平走査期間T1において逆転移防止のために供給する電圧を、温度に応じて、また、1水平走査期間T1の直後の1水平走査期間であるT2における表示階調に応じて決定する。
すなわち、0度以下などの低温の場合、1水平走査期間T2に対応する画素g1はその中間色に対応する電圧にまで充電されない。しかし、そのような場合であっても、1水平走査期間T1において供給する電圧を黒の階調からの階調補正を行って決定することにより、本来の表示色より黒っぽい筋が入らないようにすることが出来る。
なお、本実施の形態では、逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う場合に、中間色の同じ色を各画素に表示する場合について説明したが、これに限らない。n画素に同時に逆転移防止のために黒色に対応する電圧を印加し、引き続きn画素に順次表示色に対応する電圧を印加する逆転移防止駆動であっても本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。また、中間色に限らず、白色で各画素を表示する場合にも本実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
なお、本実施の形態では、黒挿入電圧発生回路31が逆転移防止駆動を行うとして説明したが、これに限らない。黒挿入電圧発生回路31を設けず、黒挿入電圧発生回路31の代わりにソースドライバ11が逆転移防止駆動を行っても構わない。なお、その場合には、黒挿入電圧発生回路31が行っていた機能をソースドライバ11が黒挿入電圧発生回路31の代わりに行うものとする。
(第5の実施の形態)
次に、第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置の構成は第1の実施の形態と同様に図1で示される。
また、図2に、OCBモードを用いた液晶表示装置のうち、液晶表示パネル2の1画素近傍、ソースドライバ11、及び黒挿入電圧発生回路12を示す。ただし、実施の形態1では黒挿入電圧発生回路12は、黒色に対応する電圧より所定の値だけ低い電圧を供給するとして説明したが、第5の実施の形態では、黒挿入電圧発生回路12は、黒色に対応する電圧を供給するものとする。
第5の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置の第1の実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置との相違点は、コントローラ回路6が1水平走査期間の長さを変える点である。
次に、このような本実施の形態を第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
表示動作を行う際には、本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置も従来の技術で説明した液晶表示装置と同様に逆転移防止駆動として1.25倍速変換を行う。また
、液晶表示パネル2の温度が摂氏10度以下などの低温であるとする。また、液晶表示パネル2に中間色の同じ色を表示する場合について説明する。
すなわち、図11(a)に、ソース信号線13方向の各画素を示す。ソース信号線13方向には画素g1、g2、・・・、g12、・・・が並んでいる。
図11(b)に、図11(a)の各画素を1.25倍速変換で表示する場合のタイミングを示す。図11(b)では、各1水平走査期間を示す期間をT1、T2、・・・T10・・・で示している。図11(a)、(b)と従来の技術で説明した図15との相違点は、図11(b)で1水平走査期間T2、T7の長さがそれ以外の1水平走査期間より長い点である。すなわち、逆転移防止駆動を行う1水平走査期間の次の1水平走査期間の長さは、それ以降の1水平走査期間の長さより長くなっている。
ただし、T1、T2、T3、T4、及びT5の合計の長さは変わらない。例えば、T2を1.4倍にすると、T1、T3、T4、及びT5は元の0.9倍にすればよい。
図12に、本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線13の電圧波形を示す。図12のソース信号線13の電圧波形は、各画素に中間色の同じ色を表示する場合の電圧波形である。また、図12のソース信号線13の電圧波形の横軸には、図11(b)に示した1水平走査期間T1、T2、T3、T4、及びT5が示されている。
図12のソース電圧波形を観察すると、1水平走査期間T1すなわち、逆転移防止のための駆動を行う期間のソース信号線13の電圧は、黒色に対応する電圧に設定されている。そして、1水平走査期間T2すなわち、中間色を表示する期間のソース信号線13の電圧は、中間色に対応する電圧になっている。
同様に、1水平走査期間T3、T4、T5すなわち中間色を表示する期間のソース信号線13の電圧は、すべて中間色に対応する電圧になっている。
そして、1水平走査期間T2の長さは1水平走査期間T1、T3、T4、T5より長くなっている。
このように、本実施の形態は、1水平走査期間T2の長さを1水平走査期T1、T3、T4、T5より長くすることによって、逆転移防止駆動の直後に中間色に対応する電圧を書き込む際に、ソース信号線13の電圧を表示する中間色に対応する電圧にすることが出来るようになる。
このように本実施の形態では、黒色に対応する電圧を印加した直後に中間色に対応する電圧をソース信号線13に印加する際の1水平走査期間を2番目以降の1水平走査期間より長くすることによって、ソース信号線13の充電不足を改善し、ソース信号線13を中間色に対応する電圧にすることが出来る。従って、本来の表示色より黒っぽい筋が液晶表示パネル2に現れないようにすることが出来る。
なお、本実施の形態では、コントローラ回路6が1水平走査期間T2の長さを1水平走査期間T3、T4、T5より長くするとして説明したが、これに限らない。ソース信号線13の充電不足が1水平走査期間T2のみならず、例えばT3も充電不足になるような場合には、コントローラ回路6は、1水平走査期間T2、及びT3の長さを1水平走査期間T4、T5より長くすればよい。このように、コントローラ回路6は、ソース信号線13の充電不足が発生する1水平走査期間の長さをソース信号線13の充電不足が発生しない1水平走査期間より長くすることにより、本実施の形態と同等の効果を得ることが出来る。
なお、本実施の形態では、黒挿入電圧発生回路12が逆転移防止駆動を行うとして説明したが、これに限らない。黒挿入電圧発生回路12を設けず、黒挿入電圧発生回路12の代わりにソースドライバ11が逆転移防止駆動を行っても構わない。なお、その場合には、黒挿入電圧発生回路12が行っていた機能をソースドライバ11が黒挿入電圧発生回路12の代わりに行うものとする。
本発明に係る液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法は、温度が低温の場合であっても、中間色や白色の同じ色で各画素を表示しても表示パネルの表示面に本来の表示色より黒っぽい筋が現れないという効果を有し、OCBモード液晶を用いた液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法等に有用である。
本発明の第1〜第5の実施の形態におけるOCBモードを用いた液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の第1〜第5の実施の形態におけるOCBモードを用いた液晶表示装置の液晶表示パネルの1画素近傍、ソースドライバ、及び黒挿入電圧発生回路を示す図 (a)本発明の第1の実施の形態におけるOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線の電圧波形を示す図 (b)本発明の第1の実施の形態におけるOCBモードを用いた液晶表示装置の液晶表示パネルの表示面を示す図 (a)本発明の第2の実施の形態におけるOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線の電圧波形と黒挿入電圧発生回路のスイッチ26の導通状態とを示す図 (b)本発明の第2の実施の形態における黒挿入電圧発生回路を示す図 本発明の第2の実施の形態におけるOCBモードを利用した別の液晶表示装置のソース信号線の電圧波形とソースドライバの出力電圧を示す図 本発明の第2の実施の形態におけるOCBモードを利用した別の液晶表示装置のソース信号線の電圧波形と黒挿入電圧発生回路の出力電圧とを示す図 (a)本発明の第3の実施の形態におけるソースドライバが行う階調補正の方法を示す図 (b)ソースドライバが階調補正を行わない場合の液晶表示パネルの表示面の表示状態を示す図 (c)本発明の第3の実施の形態におけるソースドライバが階調補正を行った場合の液晶表示パネルの表示面の状態を示す図 (a)本発明の第3の実施の形態におけるソースソースドライバが行う別の階調補正の方法を示す図 (b)ソース度ラバが階調補正を行わない場合の液晶表示パネルの表示面の表示状態を示す図 (c)本発明の第3の実施の形態におけるソースドライバが別の階調補正を行った場合の液晶表示パネルの表示面の状態を示す図 本発明の第4の実施の形態におけるOCBモードを用いた液晶表示装置の液晶表示パネルの1画素近傍、ソースドライバ、及び黒挿入電圧発生回路を示す図 本発明の第4の実施の形態における黒に対応する階調からの階調補正量を求める方法を示す図 (a)本発明の第5の実施の形態におけるOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線方向に並んでいる各画素を示す図 (b)本発明の第5の実施の形態における図11(a)の各画素を1.25倍速変換で表示する場合のタイミングを示す図 本実施の形態のOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線の電圧波形を示す図 (a)従来のOCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルの電圧印加状態の概略断面図 (b)従来のOCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルの電圧印加状態の概略断面図 (c)従来のOCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルの電圧無印加状態の概略断面図 従来のOCBモードを用いた液晶表示装置を構成する液晶表示パネルの1画素近傍、ソースドライバ、及び黒挿入電圧発生回路を示す図 (a)本発明の実施の形態及び従来のOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線方向に並んでいる各画素を示す図 (b)本発明の実施の形態及び従来の各画素を1.25倍速変換で表示する場合のタイミングを示す図 (a)従来のOCBモードを用いた液晶表示装置のソース信号線の電圧波形を示す図 (b)従来のOCBモードを用いた液晶表示装置の液晶表示パネルの表示面上の表示状態を示す図
符号の説明
1 液晶表示装置
2 液晶表示パネル
3 ゲートドライバ
5 液晶駆動電圧発生回路
6 コントローラ回路
8 入力電源
11 ソースドライバ
12 黒挿入電圧発生回路
13 ソース信号線
15 ゲート信号線
16 対向電極
17 共通電極
18 画素トランジスタ
19 画素電極
20 蓄積容量Cst
14 黒挿入電圧発生回路
25 スイッチ
26 スイッチ
51 ガラス基板
52 液晶分子
53 スプレイ状態
54a ベンド状態
54b ベンド状態

Claims (29)

  1. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
    前記黒挿入電圧発生回路は、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給する液晶表示装置。
  2. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
    前記ソースドライバは、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給する液晶表示装置。
  3. 前記黒挿入電圧発生回路は、前記逆転移防止駆動期間に逆転移防止のために供給する電圧として、その逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給される、前記表示データの階調に対応する電圧に応じた電圧を供給する、請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 前記ソースドライバは、前記逆転移防止駆動期間に逆転移防止のために供給する電圧として、その逆転防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給される、前記表示データの階調に対応する電圧に応じた電圧を供給する、請求項2記載の液晶表示装置。
  5. 前記黒挿入電圧発生回路は、前記逆転移防止駆動期間に逆転移防止のために供給する電圧として、温度に応じた電圧を供給する、請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 前記ソースドライバは、前記逆転移防止駆動期間に逆転移防止のために供給する電圧として、温度に応じた電圧を供給する、請求項2記載の液晶表示装置。
  7. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
    (1)前記逆転移防止駆動期間のうち前記黒挿入電圧発生回路が前記逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、(2)または前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧が前記ソース信号線に供給される液晶表示装置。
  8. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
    (1)前記逆転移防止駆動期間のうち前記ソースドライバが前記逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、(2)または前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧が前記ソース信号線に供給される液晶表示装置。
  9. 前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧とは、前記黒挿入電圧発生回路の、プラスの黒挿入電圧の供給側及びマイナスの黒挿入電圧の供給側をともに接続することで、前記黒挿入電圧発生回路の出力を短絡して、前記ソース信号線に供給する電圧である請求項7記載の液晶表示装置。
  10. 前記逆転移防止駆動期間のうち前記黒挿入電圧発生回路が逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、前記黒挿入電圧発生回路は、前記ソース信号線に前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給する請求項7記載の液晶表示装置。
  11. 前記逆転移防止駆動期間のうち前記ソースドライバが逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、前記ソースドライバは、前記ソース信号線に前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給する請求項8記載の液晶表示装置。
  12. 前記逆転移防止駆動期間のうち前記黒挿入電圧発生回路が逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、前記ソースドライバは、前記ソース信号線に前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給する請求項7記載の液晶表示装置。
  13. 前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソースドライバは、前記ソース信号線に前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を供給する請求項7または記載の液晶表示装置。
  14. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記所定番目までの表示データの階調に対応する電圧との差の方が大きくなるような電圧が供給される液晶表示装置。
  15. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記所定番目までの表示データの階調に対応する電圧との差の方が大きくなるような電圧が供給される液晶表示装置。
  16. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目より後の全部の前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記表示データの階調に対応する電圧との差の方が小さくなるような電圧が供給される液晶表示装置。
  17. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目より後の全部の前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記表示データの階調に対応する電圧との差の方が小さくなるような電圧が供給される液晶表示装置。
  18. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備え、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データに対応する前記表示期間は、前記所定番目より後の前記表示データに対応する前記表示期間より長い液晶表示装置。
  19. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備え、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データに対応する前記表示期間は、前記所定番目より後の前記表示データに対応する前記表示期間より長い液晶表示装置。
  20. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記黒挿入電圧発生回路が、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  21. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記ソースドライバが、前記逆転移防止のための電圧として黒色に対応する電圧の絶対値より絶対値が小さい電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  22. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    (1)前記逆転移防止駆動期間のうち前記黒挿入電圧発生回路が前記逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、(2)または前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を前記ソース信号線に供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  23. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    (1)前記逆転移防止駆動期間のうち前記ソースドライバが前記逆転移防止のための電圧を供給した後の期間に、(2)または前記表示期間のうち前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給する前の期間に、前記ソース信号線の電圧が中間色に対応する電圧になるような電圧を前記ソース信号線に供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  24. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記所定番目までの表示データの階調に対応する電圧との差の方が大きくなるような電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  25. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記所定番目までの表示データの階調に対応する電圧との差の方が大きくなるような電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  26. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目より後の全部の前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記表示データの階調に対応する電圧との差の方が小さくなるような電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  27. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目より後の全部の前記表示データの階調に対応する電圧として、前記逆転移防止のための電圧と本来の表示データに対する電圧との差より前記逆転移防止のための電圧と前記表示データの階調に対応する電圧との差の方が小さくなるような電圧を供給するステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  28. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給するソースドライバと、
    逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給する黒挿入電圧発生回路とを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データに対応する前記表示期間を、前記所定番目より後の前記表示データに対応する前記表示期間より長くするステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
  29. マトリックス状に配置されたソース信号線及びゲート信号線、及び前記ソース信号線及びゲート信号線の交点に設けられ、OCBモード液晶を使用した液晶表示素子を有する液晶表示パネルと、
    前記ゲート信号線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
    表示期間には、前記ソース信号線に表示データの階調に対応する電圧を供給し、逆転移防止駆動期間には、逆転移防止のための電圧を前記ソース信号線に供給するソースドライバとを備えた液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記逆転移防止駆動期間の後に前記ソース信号線に供給する所定番目までの前記表示データに対応する前記表示期間を、前記所定番目より後の前記表示データに対応する前記表示期間より長くするステップを備えた液晶表示装置の駆動方法。
JP2005103704A 2004-04-01 2005-03-31 液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法 Expired - Fee Related JP4744912B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005103704A JP4744912B2 (ja) 2004-04-01 2005-03-31 液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004109273 2004-04-01
JP2004109273 2004-04-01
JP2005103704A JP4744912B2 (ja) 2004-04-01 2005-03-31 液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005316459A JP2005316459A (ja) 2005-11-10
JP2005316459A5 JP2005316459A5 (ja) 2007-10-18
JP4744912B2 true JP4744912B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=35443876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005103704A Expired - Fee Related JP4744912B2 (ja) 2004-04-01 2005-03-31 液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4744912B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5209839B2 (ja) * 2004-07-30 2013-06-12 株式会社ジャパンディスプレイイースト 表示装置
JP2007140379A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示装置、及び表示装置の駆動方法
JP5125005B2 (ja) * 2006-07-04 2013-01-23 セイコーエプソン株式会社 表示装置およびそれを用いた表示システム
JP2008015179A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置
JP4985020B2 (ja) * 2007-03-27 2012-07-25 セイコーエプソン株式会社 液晶装置、その駆動方法および電子機器
CN101765802B (zh) 2007-09-07 2012-05-02 夏普株式会社 液晶显示装置的驱动方法和液晶显示装置
WO2009031391A1 (ja) * 2007-09-07 2009-03-12 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置の駆動方法、及び、液晶表示装置
JP5408233B2 (ja) * 2011-11-28 2014-02-05 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示装置の制御方法、及び、表示システム
JP6552086B2 (ja) * 2015-03-13 2019-07-31 シナプティクス・ジャパン合同会社 ドライバ及び液晶表示パネルの駆動方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4121352B2 (ja) * 2001-10-23 2008-07-23 松下電器産業株式会社 液晶表示装置およびその駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005316459A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100698975B1 (ko) 액정 표시 장치 및 액정 표시 장치의 구동 방법
JP4744912B2 (ja) 液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法
JP3428550B2 (ja) 液晶表示装置
KR100748840B1 (ko) 액정표시장치와 그 구동방법
JP3734537B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその駆動方法
JP3734629B2 (ja) 表示装置
US8085230B2 (en) Driving device and display apparatus having the same
JP4154911B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法と液晶表示装置
TWI397734B (zh) 液晶顯示器及其驅動方法
US20090278777A1 (en) Pixel circuit and driving method thereof
TWI385619B (zh) 一種顯示裝置及其驅動方法
EP1662472A2 (en) Liquid crystal display device
JP2004334171A (ja) 液晶表示パネルおよび液晶表示装置並びに駆動方法
JPH10171412A (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
JP4675646B2 (ja) 液晶表示装置
JP2002328654A (ja) 液晶表示装置の駆動方法
US20060170639A1 (en) Display control circuit, display control method, and liquid crystal display device
JP2002149127A (ja) 液晶表示装置及びその駆動制御方法
US8411013B2 (en) Active matrix liquid crystal display device and driving method with overlapping write periods
JP2006053428A (ja) ゲート線駆動回路
US20060028421A1 (en) Gate line driving circuit
JP2008216893A (ja) 平面表示装置及びその表示方法
JP2004046236A (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JPH11109313A (ja) アクティブマトリクス形液晶表示装置、その駆動方法、駆動回路および液晶表示システム
JP3959291B2 (ja) 液晶パネルの駆動方法および液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110105

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110511

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4744912

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees