JP3547479B2 - 自動開閉サンシェードを具備したサンルーフ装置及びこの制御方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動開閉サンシェードを具備したサンルーフ装置と、このサンルーフ装置の制御方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両の屋根に設けられるサンルーフ装置には、車外開口部をガラス等の透明材により形成されたパネルによって開閉すると共に、この車外開口部に対応して設けられた車内開口部をサンシェードによって開閉できるようにしたものがある。
【0003】
パネルは、車外開口部を閉鎖した状態からその後端縁を浮き上がらせたチルト動作を行ったり、このチルト状態から車外開口部を開放すべく後退移動したり、或いはこれらの逆動作をしたりするための開閉機構及び駆動手段を具備しているのが普通である。
これに対し、サンシェードは手動式のものが主流であるが、なかには実開昭60−189426号公報、特開平5−4521号公報等に記載されているように、パネル用とは別個の開閉機構及び駆動手段を具備して水平方向に前後動するようになされたものもある。ところが、これらの開示技術では、換気のためパネルをチルト動作させる場合には、当然のことながらサンシェードも開かざるを得ないものであり、従ってサンシェードを開くことにより、好むと好まざるとに拘わらず採光状態となってしまう難点があった。
【0004】
そこで、このような難点を解決するものとして、パネルのチルト動作と一緒にサンシェードもチルト動作させることで、採光はせずに換気だけが行えるようにしたものが開発されるに至っている(実公平2−35536号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実公平2−35536号公報に記載の技術もまた、次のような欠点を有していた。即ち、この技術はパネルに対してサンシェードを機械的に係合させることで両者の連動を図る構造だったので、サンシェードの動きはパネルに支配される。そのため、例えばパネルを閉鎖したまま、又はチルト状態にしたままの換気量調節や採光量調節等はできなかった。また、この技術では特に、機構的に複雑化及び大型化する嫌いがあり、故障し易いという欠点もあった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、パネル及びサンシェードにおいて互いに干渉されることなく独自の操作が可能であると共に、構造の簡潔化及び小型化が図れるようにした、自動開閉サンシェードを具備したサンルーフ装置及びこの制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、装置に係る本発明は、車外開口部を閉鎖可能なパネルと、このパネルをチルト動作及びスライド開閉動作可能にする開閉機構と、このパネルの下方で車内開口部を閉鎖可能なサンシェードと、このサンシェードをチルト動作及びスライド開閉動作可能にする開閉機構とを具備しており、パネルが閉鎖状態であるときに、サンシェードが車内開口部をスライド開閉するように開閉機構を駆動し、且つパネルがチルドアップした状態であるときに、サンシェードがチルド動作するように開閉動作を駆動する駆動手段が設けられ、サンシェードがチルドダウンした状態であるときに、パネルをチルドアップさせた状態でパネルが車外開口部をスライド開閉するように開閉機構を駆動させる駆動手段が設けられていることを特徴とする。
【0008】
パネルの開閉機構は車内開口部の両外側に設けられるようになるが、車内開口部の両外側で且つパネルの開閉機構の両内側となるようにサンシェードの開閉機構を設けるようにするのが好ましい。
また、制御方法に係る本発明は、車外開口部を閉鎖したパネルのチルト動作時にこれに並行又は遅延してサンシェードのチルト動作を連動させ、チルト状態にあるパネルの開放動作時にこれに先立ってサンシェードの開放準備動作を連動させ、チルト状態にあるパネルの閉鎖動作時にこれに先行又は並行してサンシェードの閉鎖動作を連動させ、これら以外ではパネル及びサンシェードを各々単独で作動可能とすることを特徴としている。
【0009】
【作用】
パネルの開閉機構とサンシェードの開閉機構とを、それぞれ単独制御可能な各別の駆動手段によって駆動するようにしているので、一方の動作に他方の動作が支配されるようなことはない。
また、各駆動手段を互いに所定関係をもって連動させるようにすることで、互いの動作が相互干渉するのを防止でき、動作の迅速化が図れる。
【0010】
なお、サンシェードの開閉機構を、車内開口部より外側でパネルの開閉機構より内側とすることで、サンシェードの単独開閉、又はカバーパネルと同時に開閉が可能となり、サンシェードが他部材に干渉することなく円滑に作動され、小型化が図れる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図2乃至図5において、1は本発明に係るサンルーフ装置であって、2は車両屋根、3はこの車両屋根2に形成された車外開口部、4はこの車外開口部3を閉鎖可能なパネルである。また、5は車両屋根2の下部に設けられたフレームであって、このフレーム5には上記車外開口部3に対応するように車内開口部6が形成されている。7はこの車内開口部6を閉鎖可能なサンシェードである。
【0012】
フレーム5には、車内開口部6の左右両側を挟むようにして長手方向を前後に向けた一対のガイドレール8が設けられている。
これらガイドレール8に対して、図4及び図5に示すように上記パネル4はその左右両側に設けられたスライダ9及びリフタ10を介して前後摺動自在に保持されている。このパネル4はガラス又はプラスチックにより形成され、透明乃至半透明をしている。リフタ10の前端部には、ガイドレール8に対して摺動及び回動自在となるシュー11が設けられている。またリフタ10の側面部には彎曲したカム長孔12が形成されており、このカム長孔12に、スライダ9に設けられた連結軸13が係合されている。
【0013】
このような構造はパネル4の開閉機構Xを構成しており、スライダ9を後進(図3及び図4の右側へ移動)させれば、連結軸13がカム長孔12内を移動してリフタ10、即ちパネル4をその後端側がはね上がるようにチルト動作させ(図3(b)又は図4(a)参照)、また更にスライダ9を後進させることで、パネル4を車両屋根2の上面側へ引き出して車外開口部3を全開させる(図4(b)参照)ようになっている。勿論、これらの逆動作も可能である。
【0014】
この開閉機構Xは、図2に示すようにスライダ9に接続された駆動ケーブル16と、この駆動ケーブル16にギヤ装置17を介して接続されたモータ18と、このモータ18の駆動回路19とから成る駆動手段20により、駆動される。
次に図6及び図7を含めて本発明の特徴構造を説明する。
上記サンシェード7は、図3及び図4に示すようにガイドレール8に対して、背の低いヒンジ具23(図5及び図6参照)を具備した前部シュー24、及び揺動半径の長いリンク25を具備した後部シュー26を介して前後摺動自在に保持されている。また、サンシェード7が車内開口部6を全閉したとき(図3(a)参照)に、その前縁部より若干前側となる位置には、例えばフレーム5等に対してストッパー27(図4(b)及び図6参照)が設けられている。このような構造はサンシェード7の開閉機構Yを構成しており、後部シュー26を前進(図3及び図4の左側へ移動)させれば、サンシェード7の前縁部がストッパー27に当接した時点からリンク25の立上げを誘発させ、その結果、サンシェード7をその後端側がはね上がるようにチルト動作させる(図3(b)参照)。また反対に、この状態から後部シュー26を後進させれば、サンシェード7を略水平な状態に戻した後、そのまま後進させて車両屋根2の後方内部へ収納する(図4参照)ようになっている。
【0015】
なお、ガイドレール8には、サンシェード7が車内開口部6を全閉したとき(図3(a)参照)に、図6及び図7に示すようにサンシェード7の左右両側縁部から垂設されたアンカー具28が嵌まり込む切欠30が形成されており、前部シュー24には、このとき切欠30を下から塞ぐようになる弾性材製の係合部材31が設けられている。すなわち、サンシェード7が後進する際には、アンカー具28が係合部材31を押し下げながらガイドレール8内に嵌まり込み、この状態のまま摺動するようになるので、これによりサンシェード7の浮き上がりやガタツキが防止される。
【0016】
このようにして成る開閉機構Yは、図2に示すように後部シュー26に接続された駆動ケーブル33と、この駆動ケーブル33にギヤ装置34を介して接続されたモータ35と、このモータ35の駆動回路36とから成る駆動手段37により、駆動される。
パネル4の駆動手段20及びサンシェード7の駆動手段37は制御回路38に接続されている。この制御回路38は、パネル4の状態検知を行う各種センサ40(全閉時検出),41(チルト時検出),42(全開時検出)と、サンシェード7の状態検知を行う各種センサ43(チルト時検出),44(全閉時検出),45(全開時検出)と、人為的に操作される操作部46とから送られる各種条件信号に基づいて、表1及び表2に示すような総合的制御を行うようになっている。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
なお、操作部46は、図8に示すようにパネル4の歩進スイッチ50と連続スイッチ51、及びサンシェード7の歩進スイッチ52と連続スイッチ53とを有している。歩進スイッチ50,52はそれらを操作しているときだけ、パネル4又はサンシェード7を動作させるものであり、主に開度調節に用いられる。また連続スイッチ51,53は一回の操作により、パネル4又はサンシェード7に対して一区切りの動作を連続して行わせるようになっている。
【0020】
すなわち、パネル4及びサンシェード7が全閉状態にあるとき(図3(a)参照)にパネル用連続スイッチ51を「開」方向へ一回操作すれば、表1中の▲2▼に示すようにパネル4のチルト動作と共に、サンシェード7もこれに連動してチルト動作されるようになっている(図3(b)参照)。
このとき、サンシェード7のチルト動作は、図1に示すようにパネル4のチルト動作よりも若干遅延するタイミング(並行する場合も含めるが、サンシェード7の方が先行するようになることは避ける必要がある)で行われ、両者間に相互干渉が生じないようになっている。
【0021】
もし、上記のスイッチ操作時点でサンシェード7が既に開状態(全開状態を含み、勿論、チルト状態は除く)となっているときには、その採光度合を維持するうえでサンシェード7の連動は行われない。
パネル4がチルト状態にあるとき(図3(b)又は図4(a)参照)にパネル用連続スイッチ51を「開」方向へ一回操作すれば、表1中の▲4▼に示すようにパネル4が車両屋根2上へ引き上げられるような開放動作が行われる(図4(b)参照)。そして、このときサンシェード7がチルト状態又は全閉状態であれば、当該サンシェード7もパネル4と連動して開放動作が行われるようになっている。しかし、上記のスイッチ操作時点でサンシェード7が既に開状態(全開状態を含む)となっていれば、その採光度合を維持するうえでサンシェード7の連動は行われない。
【0022】
なお、チルト状態にあるサンシェード7が開放動作を行うには、その間に全閉状態を経なければならず、若干時間を要することとなるので、少なくともチルト状態から全閉状態までの動作、即ち、開放準備動作は、図1に示すようにパネル4の開放動作に先立って開始されるようになっている。
パネル4が全開状態にあるとき(図4(b)参照)にパネル用連続スイッチ51を「閉」方向へ一回操作すれば、表2中の▲6▼に示すようにパネル4がチルト状態に戻されると共に、このスイッチ操作時点で開状態(全開状態を含む)又は全閉状態にあるサンシェード7も、一応、これに連動してチルト状態に戻されるようになっている(図3(b)参照)。
【0023】
このとき、サンシェード7がチルト状態に戻される動作は、図1に示すようにパネル4がチルト状態に戻される動作よりも若干遅延するタイミング(並行する場合も含めるが、サンシェード7の方が先行するようになることは避ける必要がある)で行われ、両者間に相互干渉が生じないようになっている。
パネル4がチルト状態にあるとき(図3(b)参照)にパネル用連続スイッチ51を「閉」方向へ一回操作すれば、表2中の▲8▼に示すようにパネル4が全閉状態に戻される(下降する)と共に、このスイッチ操作時点でチルト状態にあるサンシェード7もこれに連動して閉鎖動作(下降動作)が行われるようになっている。
【0024】
このときは、サンシェード7の閉鎖動作が、図1に示すようにパネル4の閉鎖動作に先行するタイミング(並行する場合も含めるが、サンシェード7の方が遅延するようになることは避ける必要がある)で行われ、両者間に相互干渉が生じないようにしている。上記のスイッチ操作時点でサンシェード7が既に全閉状態となっているときは当然であるが、開状態(全開状態を含む)となっているときも、その採光度合を維持するうえでサンシェード7の連動は行われない。
【0025】
そしてこれら以外のときには、パネル4用の歩進スイッチ50(表1中の▲4▼又は表2中の▲6▼等参照)、及びサンシェード7用の歩進スイッチ52(表1中の▲1▼、▲3▼、▲5▼、又は表2中の▲7▼、▲9▼等参照)を各々単独又は複合的に操作して、車外開口部3及び車内開口部6を所望する開口度合に調節することができる。
上記した操作部46において、全閉状態にあるパネル4を一気に全開状態にするスイッチや、その逆動作を行わせるスイッチ等を付設することもできる。
【0026】
上記実施例における細部の機構形式や部品形状等は何等限定されるものではない。例えば、サンルーフのタイプは、チルトしスライドする機構を有せばよく、ルーフ下に収納されて開放されるスライドチルトタイプでも適用できる。また、サンシェードにおいて、開閉動を手動で行えるように切換可能としておくこともできる。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、上述の構成を具備するものであって、パネルの開閉機構とサンシェードの開閉機構とを、それぞれ単独制御可能な各別の駆動手段によって駆動するようにしているので、一方の動作に他方の動作が支配されるようなことはない。従って、所望されるところにしたがってきめ細かく、多用な使い方ができるものであり、操作者を満足させることができる。
【0028】
また、これら駆動手段は、パネルやサンシェードの位置付けによっては互いに所定関係をもって連動するようになっているので、故障を防止すると共に、迅速な動作が得られ、操作者を待たせるおそれがない。
なお、サンシェードの開閉機構を、車内開口部より外側でパネルの開閉機構より内側とすることで、サンシェードの単独開閉、又はカバーパネルと同時に開閉が可能となり、サンシェードが他部材に干渉することなく円滑に作動され、小型化が図れ、適用車種等における汎用性の拡大化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御方法を説明するタイムチャートである。
【図2】本発明の実施例を示す概略平面図である。
【図3】本発明の実施例における側断面図を用いた動作説明図である。
【図4】本発明の実施例における側断面図を用いた動作説明図である。
【図5】図3(a)のA−A線拡大断面図である。
【図6】図5のB−B線拡大断面図である。
【図7】図3(b)のC−C線拡大断面図である。
【図8】操作部の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 サンルーフ装置
3 車外開口部
4 パネル
6 車内開口部
7 サンシェード
20 パネルの駆動手段
37 サンシェードの駆動手段
X,Y 開閉機構
【産業上の利用分野】
本発明は、自動開閉サンシェードを具備したサンルーフ装置と、このサンルーフ装置の制御方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両の屋根に設けられるサンルーフ装置には、車外開口部をガラス等の透明材により形成されたパネルによって開閉すると共に、この車外開口部に対応して設けられた車内開口部をサンシェードによって開閉できるようにしたものがある。
【0003】
パネルは、車外開口部を閉鎖した状態からその後端縁を浮き上がらせたチルト動作を行ったり、このチルト状態から車外開口部を開放すべく後退移動したり、或いはこれらの逆動作をしたりするための開閉機構及び駆動手段を具備しているのが普通である。
これに対し、サンシェードは手動式のものが主流であるが、なかには実開昭60−189426号公報、特開平5−4521号公報等に記載されているように、パネル用とは別個の開閉機構及び駆動手段を具備して水平方向に前後動するようになされたものもある。ところが、これらの開示技術では、換気のためパネルをチルト動作させる場合には、当然のことながらサンシェードも開かざるを得ないものであり、従ってサンシェードを開くことにより、好むと好まざるとに拘わらず採光状態となってしまう難点があった。
【0004】
そこで、このような難点を解決するものとして、パネルのチルト動作と一緒にサンシェードもチルト動作させることで、採光はせずに換気だけが行えるようにしたものが開発されるに至っている(実公平2−35536号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実公平2−35536号公報に記載の技術もまた、次のような欠点を有していた。即ち、この技術はパネルに対してサンシェードを機械的に係合させることで両者の連動を図る構造だったので、サンシェードの動きはパネルに支配される。そのため、例えばパネルを閉鎖したまま、又はチルト状態にしたままの換気量調節や採光量調節等はできなかった。また、この技術では特に、機構的に複雑化及び大型化する嫌いがあり、故障し易いという欠点もあった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、パネル及びサンシェードにおいて互いに干渉されることなく独自の操作が可能であると共に、構造の簡潔化及び小型化が図れるようにした、自動開閉サンシェードを具備したサンルーフ装置及びこの制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、装置に係る本発明は、車外開口部を閉鎖可能なパネルと、このパネルをチルト動作及びスライド開閉動作可能にする開閉機構と、このパネルの下方で車内開口部を閉鎖可能なサンシェードと、このサンシェードをチルト動作及びスライド開閉動作可能にする開閉機構とを具備しており、パネルが閉鎖状態であるときに、サンシェードが車内開口部をスライド開閉するように開閉機構を駆動し、且つパネルがチルドアップした状態であるときに、サンシェードがチルド動作するように開閉動作を駆動する駆動手段が設けられ、サンシェードがチルドダウンした状態であるときに、パネルをチルドアップさせた状態でパネルが車外開口部をスライド開閉するように開閉機構を駆動させる駆動手段が設けられていることを特徴とする。
【0008】
パネルの開閉機構は車内開口部の両外側に設けられるようになるが、車内開口部の両外側で且つパネルの開閉機構の両内側となるようにサンシェードの開閉機構を設けるようにするのが好ましい。
また、制御方法に係る本発明は、車外開口部を閉鎖したパネルのチルト動作時にこれに並行又は遅延してサンシェードのチルト動作を連動させ、チルト状態にあるパネルの開放動作時にこれに先立ってサンシェードの開放準備動作を連動させ、チルト状態にあるパネルの閉鎖動作時にこれに先行又は並行してサンシェードの閉鎖動作を連動させ、これら以外ではパネル及びサンシェードを各々単独で作動可能とすることを特徴としている。
【0009】
【作用】
パネルの開閉機構とサンシェードの開閉機構とを、それぞれ単独制御可能な各別の駆動手段によって駆動するようにしているので、一方の動作に他方の動作が支配されるようなことはない。
また、各駆動手段を互いに所定関係をもって連動させるようにすることで、互いの動作が相互干渉するのを防止でき、動作の迅速化が図れる。
【0010】
なお、サンシェードの開閉機構を、車内開口部より外側でパネルの開閉機構より内側とすることで、サンシェードの単独開閉、又はカバーパネルと同時に開閉が可能となり、サンシェードが他部材に干渉することなく円滑に作動され、小型化が図れる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図2乃至図5において、1は本発明に係るサンルーフ装置であって、2は車両屋根、3はこの車両屋根2に形成された車外開口部、4はこの車外開口部3を閉鎖可能なパネルである。また、5は車両屋根2の下部に設けられたフレームであって、このフレーム5には上記車外開口部3に対応するように車内開口部6が形成されている。7はこの車内開口部6を閉鎖可能なサンシェードである。
【0012】
フレーム5には、車内開口部6の左右両側を挟むようにして長手方向を前後に向けた一対のガイドレール8が設けられている。
これらガイドレール8に対して、図4及び図5に示すように上記パネル4はその左右両側に設けられたスライダ9及びリフタ10を介して前後摺動自在に保持されている。このパネル4はガラス又はプラスチックにより形成され、透明乃至半透明をしている。リフタ10の前端部には、ガイドレール8に対して摺動及び回動自在となるシュー11が設けられている。またリフタ10の側面部には彎曲したカム長孔12が形成されており、このカム長孔12に、スライダ9に設けられた連結軸13が係合されている。
【0013】
このような構造はパネル4の開閉機構Xを構成しており、スライダ9を後進(図3及び図4の右側へ移動)させれば、連結軸13がカム長孔12内を移動してリフタ10、即ちパネル4をその後端側がはね上がるようにチルト動作させ(図3(b)又は図4(a)参照)、また更にスライダ9を後進させることで、パネル4を車両屋根2の上面側へ引き出して車外開口部3を全開させる(図4(b)参照)ようになっている。勿論、これらの逆動作も可能である。
【0014】
この開閉機構Xは、図2に示すようにスライダ9に接続された駆動ケーブル16と、この駆動ケーブル16にギヤ装置17を介して接続されたモータ18と、このモータ18の駆動回路19とから成る駆動手段20により、駆動される。
次に図6及び図7を含めて本発明の特徴構造を説明する。
上記サンシェード7は、図3及び図4に示すようにガイドレール8に対して、背の低いヒンジ具23(図5及び図6参照)を具備した前部シュー24、及び揺動半径の長いリンク25を具備した後部シュー26を介して前後摺動自在に保持されている。また、サンシェード7が車内開口部6を全閉したとき(図3(a)参照)に、その前縁部より若干前側となる位置には、例えばフレーム5等に対してストッパー27(図4(b)及び図6参照)が設けられている。このような構造はサンシェード7の開閉機構Yを構成しており、後部シュー26を前進(図3及び図4の左側へ移動)させれば、サンシェード7の前縁部がストッパー27に当接した時点からリンク25の立上げを誘発させ、その結果、サンシェード7をその後端側がはね上がるようにチルト動作させる(図3(b)参照)。また反対に、この状態から後部シュー26を後進させれば、サンシェード7を略水平な状態に戻した後、そのまま後進させて車両屋根2の後方内部へ収納する(図4参照)ようになっている。
【0015】
なお、ガイドレール8には、サンシェード7が車内開口部6を全閉したとき(図3(a)参照)に、図6及び図7に示すようにサンシェード7の左右両側縁部から垂設されたアンカー具28が嵌まり込む切欠30が形成されており、前部シュー24には、このとき切欠30を下から塞ぐようになる弾性材製の係合部材31が設けられている。すなわち、サンシェード7が後進する際には、アンカー具28が係合部材31を押し下げながらガイドレール8内に嵌まり込み、この状態のまま摺動するようになるので、これによりサンシェード7の浮き上がりやガタツキが防止される。
【0016】
このようにして成る開閉機構Yは、図2に示すように後部シュー26に接続された駆動ケーブル33と、この駆動ケーブル33にギヤ装置34を介して接続されたモータ35と、このモータ35の駆動回路36とから成る駆動手段37により、駆動される。
パネル4の駆動手段20及びサンシェード7の駆動手段37は制御回路38に接続されている。この制御回路38は、パネル4の状態検知を行う各種センサ40(全閉時検出),41(チルト時検出),42(全開時検出)と、サンシェード7の状態検知を行う各種センサ43(チルト時検出),44(全閉時検出),45(全開時検出)と、人為的に操作される操作部46とから送られる各種条件信号に基づいて、表1及び表2に示すような総合的制御を行うようになっている。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
なお、操作部46は、図8に示すようにパネル4の歩進スイッチ50と連続スイッチ51、及びサンシェード7の歩進スイッチ52と連続スイッチ53とを有している。歩進スイッチ50,52はそれらを操作しているときだけ、パネル4又はサンシェード7を動作させるものであり、主に開度調節に用いられる。また連続スイッチ51,53は一回の操作により、パネル4又はサンシェード7に対して一区切りの動作を連続して行わせるようになっている。
【0020】
すなわち、パネル4及びサンシェード7が全閉状態にあるとき(図3(a)参照)にパネル用連続スイッチ51を「開」方向へ一回操作すれば、表1中の▲2▼に示すようにパネル4のチルト動作と共に、サンシェード7もこれに連動してチルト動作されるようになっている(図3(b)参照)。
このとき、サンシェード7のチルト動作は、図1に示すようにパネル4のチルト動作よりも若干遅延するタイミング(並行する場合も含めるが、サンシェード7の方が先行するようになることは避ける必要がある)で行われ、両者間に相互干渉が生じないようになっている。
【0021】
もし、上記のスイッチ操作時点でサンシェード7が既に開状態(全開状態を含み、勿論、チルト状態は除く)となっているときには、その採光度合を維持するうえでサンシェード7の連動は行われない。
パネル4がチルト状態にあるとき(図3(b)又は図4(a)参照)にパネル用連続スイッチ51を「開」方向へ一回操作すれば、表1中の▲4▼に示すようにパネル4が車両屋根2上へ引き上げられるような開放動作が行われる(図4(b)参照)。そして、このときサンシェード7がチルト状態又は全閉状態であれば、当該サンシェード7もパネル4と連動して開放動作が行われるようになっている。しかし、上記のスイッチ操作時点でサンシェード7が既に開状態(全開状態を含む)となっていれば、その採光度合を維持するうえでサンシェード7の連動は行われない。
【0022】
なお、チルト状態にあるサンシェード7が開放動作を行うには、その間に全閉状態を経なければならず、若干時間を要することとなるので、少なくともチルト状態から全閉状態までの動作、即ち、開放準備動作は、図1に示すようにパネル4の開放動作に先立って開始されるようになっている。
パネル4が全開状態にあるとき(図4(b)参照)にパネル用連続スイッチ51を「閉」方向へ一回操作すれば、表2中の▲6▼に示すようにパネル4がチルト状態に戻されると共に、このスイッチ操作時点で開状態(全開状態を含む)又は全閉状態にあるサンシェード7も、一応、これに連動してチルト状態に戻されるようになっている(図3(b)参照)。
【0023】
このとき、サンシェード7がチルト状態に戻される動作は、図1に示すようにパネル4がチルト状態に戻される動作よりも若干遅延するタイミング(並行する場合も含めるが、サンシェード7の方が先行するようになることは避ける必要がある)で行われ、両者間に相互干渉が生じないようになっている。
パネル4がチルト状態にあるとき(図3(b)参照)にパネル用連続スイッチ51を「閉」方向へ一回操作すれば、表2中の▲8▼に示すようにパネル4が全閉状態に戻される(下降する)と共に、このスイッチ操作時点でチルト状態にあるサンシェード7もこれに連動して閉鎖動作(下降動作)が行われるようになっている。
【0024】
このときは、サンシェード7の閉鎖動作が、図1に示すようにパネル4の閉鎖動作に先行するタイミング(並行する場合も含めるが、サンシェード7の方が遅延するようになることは避ける必要がある)で行われ、両者間に相互干渉が生じないようにしている。上記のスイッチ操作時点でサンシェード7が既に全閉状態となっているときは当然であるが、開状態(全開状態を含む)となっているときも、その採光度合を維持するうえでサンシェード7の連動は行われない。
【0025】
そしてこれら以外のときには、パネル4用の歩進スイッチ50(表1中の▲4▼又は表2中の▲6▼等参照)、及びサンシェード7用の歩進スイッチ52(表1中の▲1▼、▲3▼、▲5▼、又は表2中の▲7▼、▲9▼等参照)を各々単独又は複合的に操作して、車外開口部3及び車内開口部6を所望する開口度合に調節することができる。
上記した操作部46において、全閉状態にあるパネル4を一気に全開状態にするスイッチや、その逆動作を行わせるスイッチ等を付設することもできる。
【0026】
上記実施例における細部の機構形式や部品形状等は何等限定されるものではない。例えば、サンルーフのタイプは、チルトしスライドする機構を有せばよく、ルーフ下に収納されて開放されるスライドチルトタイプでも適用できる。また、サンシェードにおいて、開閉動を手動で行えるように切換可能としておくこともできる。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、上述の構成を具備するものであって、パネルの開閉機構とサンシェードの開閉機構とを、それぞれ単独制御可能な各別の駆動手段によって駆動するようにしているので、一方の動作に他方の動作が支配されるようなことはない。従って、所望されるところにしたがってきめ細かく、多用な使い方ができるものであり、操作者を満足させることができる。
【0028】
また、これら駆動手段は、パネルやサンシェードの位置付けによっては互いに所定関係をもって連動するようになっているので、故障を防止すると共に、迅速な動作が得られ、操作者を待たせるおそれがない。
なお、サンシェードの開閉機構を、車内開口部より外側でパネルの開閉機構より内側とすることで、サンシェードの単独開閉、又はカバーパネルと同時に開閉が可能となり、サンシェードが他部材に干渉することなく円滑に作動され、小型化が図れ、適用車種等における汎用性の拡大化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御方法を説明するタイムチャートである。
【図2】本発明の実施例を示す概略平面図である。
【図3】本発明の実施例における側断面図を用いた動作説明図である。
【図4】本発明の実施例における側断面図を用いた動作説明図である。
【図5】図3(a)のA−A線拡大断面図である。
【図6】図5のB−B線拡大断面図である。
【図7】図3(b)のC−C線拡大断面図である。
【図8】操作部の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 サンルーフ装置
3 車外開口部
4 パネル
6 車内開口部
7 サンシェード
20 パネルの駆動手段
37 サンシェードの駆動手段
X,Y 開閉機構
Claims (3)
- 車外開口部(3)を閉鎖可能なパネル(4)と、このパネル(4)をチルト動作及びスライド開閉動作可能にする開閉機構(X)と、このパネル(4)の下方で車内開口部(6)を閉鎖可能なサンシェード(7)と、このサンシェード(7)をチルト動作及びスライド開閉動作可能にする開閉機構(Y)とを具備しており、パネル(4)が閉鎖状態であるときに、サンシェード(7)が車内開口部(6)をスライド開閉するように開閉機構(Y)を駆動し、且つパネル(4)がチルドアップした状態であるときに、サンシェード(7)がチルド動作するように開閉動作(Y)を駆動する駆動手段(37)が設けられ、サンシェード(7)がチルドダウンした状態であるときに、パネル(4)をチルドアップさせた状態でパネル(4)が車外開口部(3)をスライド開閉するように開閉機構(X)を駆動させる駆動手段(20)が設けられていることを特徴とする自動開閉サンシェードを具備したサンルーフ装置。
- 車内開口部(6)の両外側にガイドレール(8)が設けられ、このガイドレール(8)に前記開閉機構(X)(Y)が前後移動自在に設けられており、開閉機構(Y)は開閉機構(X)よりも車内開口部側に配置していることを特徴とする請求項1記載の自動開閉サンシェードを具備したサンルーフ装置。
- 車外開口部(3)を閉鎖したパネル(4)のチルドアップ動作時にこれに並行又は遅延してサンシェード(7)のチルドアップ動作を連動させ、チルトアップ状態にあるパネル(3)及びサンシェード(7)のうちサンシェード(7)をチルドダウン動作させ、この状態でサンシェード(7)をチルドアップ動作させるようにしたことを特徴とするサンルーフ装置の制御方法。
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