JPH05185840A - 車両ルーフ - Google Patents

車両ルーフ

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JPH05185840A
JPH05185840A JP4205291A JP20529192A JPH05185840A JP H05185840 A JPH05185840 A JP H05185840A JP 4205291 A JP4205291 A JP 4205291A JP 20529192 A JP20529192 A JP 20529192A JP H05185840 A JPH05185840 A JP H05185840A
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JP
Japan
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vehicle roof
cover
covers
vehicle
slit
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Application number
JP4205291A
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English (en)
Inventor
Zarutsu Buorufuramu
ザルツ ヴォルフラム
Mikuroji Shiyutefuan
ミクロジ シュテファン
Rairu Peetaa
ライル ペーター
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Daikyo Webasto Co Ltd
Original Assignee
Daikyo Webasto Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/08Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
    • B60J7/16Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position non-foldable and rigid, e.g. a one-piece hard-top or a single rigid roof panel
    • B60J7/1628Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position non-foldable and rigid, e.g. a one-piece hard-top or a single rigid roof panel for covering the passenger compartment
    • B60J7/1635Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position non-foldable and rigid, e.g. a one-piece hard-top or a single rigid roof panel for covering the passenger compartment of non-convertible vehicles
    • B60J7/1642Roof panels, e.g. sunroofs or hatches, movable relative to the main roof structure, e.g. by lifting or pivoting

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両縦方向へ順次に配置された少なくとも2
つのカバーを有し、構造的に簡単で組込スペースができ
る限り小さく、作動が簡単で、自動車の固定ルーフ面の
ルーフ開口部の閉鎖または少なくとも部分的な開放を選
択的に行なうためカバーに個々に負荷できる車両ルーフ
を提供することにある。 【構成】 固定ルーフ面のルーフ開口部の閉鎖または少
なくとも部分的な開放を無関係に選択的に行なうカバー
と、共通の駆動装置と、各カバーに配した各カバーの少
なくとも1つの昇降装置とを有する車両ルーフにおい
て、各カバーに配した昇降装置が、共通の駆動装置によ
って操作され、1つのカバーの昇降装置が作動され、一
方、別のカバーの昇降装置が、作動されることなくから
行路を走行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定ルーフ面のルーフ
開口部の閉鎖または少なくとも部分的な開放を無関係に
選択的に行なう少なくとも2つのカバーと、共通の駆動
装置と、各カバーに配してあって連結スリットを有し各
カバーの昇降装置と共働する少なくとも1つの連結機構
とを有する車両ルーフに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】車両縦方
向へ順序に配置された2つのカバーを有する車両ソーラ
ルーフの操作装置は、ドイツ特許第3,801,881 から公知
である。この場合、特に、いわゆるスポイラルーフが対
象である。この場合、カバー前部を小さく昇降しカバー
後部を大きく昇降する前部および後部リンクガイドを有
する昇降装置が設けてある。1つまたは複数のカバーを
昇降するリンクガイドが、ルーフフレームに縦方向へ位
置不動に設けてあり、ルーフ開口部の両側に延びる2つ
の案内レールに摺動自在に案内されたスライダがリンク
ガイドと共働する。共通の駆動装置(例えば、駆動ケー
ブル)によって、後部カバーの開放前に後部カバーを開
くことができ、前部カバーは、後部カバーの閉鎖後には
じめて閉じられる。更に、上昇状態のカバーは、スライ
ダとともに案内レールに沿って縦方向へ摺動できる。こ
の種の車両ルーフは、構造が比較的複雑であり、特に、
駆動装置が所定の順序で所望のカバーとのみ共働し昇降
装置、などを作動するようカバーの所望の移動推移を制
御する可動のロック部材が必要である。更に、カバーの
駆動のため、可動のスライダおよび対応する連結スリッ
トを有する固定のリンクガイドが必要であり、従って、
部材の数が多いため組込作業が複雑となる。
【0003】スライドルーフフレームによって囲まれた
ルーフ開口部を閉鎖でき、部分的に開放できる2つの剛
なほぼ同一面積のスライドカバー部材を備えた自動車用
スライドルーフは、ドイツ特許第1,946,161 から公知で
ある。カバー部材は、車両縦方向へ相対的に摺動自在な
よう案内されている。この場合も、ルーフ開口部の両側
には、案内リンクが固定されている。この場合、共通の
駆動装置を介して、駆動推移を所定の順序でカバー部材
を昇降およびまたは摺動できる。共通の駆動装置は、ダ
ブル駆動ケーブル装置を含み、作動取手を対応して操作
することによって、双方の駆動ケーブル装置の1つを駆
動装置と作用結合させることができる。この場合、1つ
のカバー部材を通気蓋の態様で昇降でき、別のルーフ部
材をスライドルーフの形で走行できる組合せ構造で対象
となる。この場合も、案内連結機構の案内スライダとの
共働のため、広い組込みペースを必要とする複雑なガイ
ドおよびスライダ部材が必要である。
【0004】カバー昇降用アングルレバー装置が位置不
動の連結機構の連結スリットと共働する形式のスライド
ルーフの開閉機構は、ドイツ特許公開第3,404,153 から
公知である。この場合、アングルレバー装置は、すべり
子およびすべりシューに駆動結合される。この種の実施
例の場合も、特に、車両ルーフの巾方向へ、比較的大き
い組込スペースが必要である。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を克服し
て、車両縦方向へ順次に配置された少なくとも2つのカ
バーを有し、構造的に簡単で組込スペースができる限り
小さく、作動が簡単で、自動車の固定ルーフ面のルーフ
開口部の閉鎖または少なくとも部分的な開放を選択的に
行なうためカバーに個々に負荷できる車両ルーフを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため次の構成を採用した。即ち、固定ルーフ面の
ルーフ開口部の閉鎖または少なくとも部分的な開放を無
関係に選択的に行なうカバーと、共通の駆動装置と、各
カバーに配した各カバーの少なくとも1つの昇降装置と
を有する車両ルーフにおいて、各カバーに配した昇降装
置が、共通の駆動装置によって操作され、1つのカバー
の昇降装置が作動され、一方、別のカバーの昇降装置
が、作動されることなくから行路を走行することを特徴
とする。
【0007】本発明に係る車両ルーフの場合、各カバー
には、共通の駆動装置に駆動結合された可動の連結機構
が配してある。この場合、駆動装置によって連結機構を
同時に摺動できる。各作動操作時に好ましくは同一の摺
動路を通る可動の連結機構の連結スリットを対応して構
成することによって、1つのカバーの昇降装置のみが作
動され、一方、別のカバーの連結機構は摺動路を移行す
るが、この場合、摺動路は、昇降装置が作動されない。
いわゆる、から行路である。この本発明に係る構成にも
とづき、共通の駆動装置を使用すれば、各カバーの駆動
装置を除去でき、更に、すべり子またはスライダを設け
なくともよい。何故ならば、連結スリットを備えた連結
機構が、その可動性にもとづき、同時にスライダ機能を
果たすからである。連結スリットの構成によって、ロッ
ク装置も除去できる。従って、総括して、本発明に係る
車両ルーフの構造部材は少数であり、比較的小さい組込
スペースを必要とするにすぎず、組込作業が簡単とな
る。本発明に係る車両ルーフの場合、共通の駆動装置を
設けるが、本発明に係る車両ルーフのカバーを片手で簡
単に操作できるよう運転手およびまたは同乗者が触手し
易い適切な車両ルーフ個所に上記駆動装置を設けること
ができる。
【0008】好ましい実施例にもとづき、カバーの連結
機構を逆方向へ同時に摺動できる。この逆行性によっ
て、特に、連結機構の連結スリットを同一に構成して製
造および組立作業を簡単化できる。何故ならば、組立
時、組込ミスが避けられるからである。更に、本発明に
係る車両ルーフ、特に、連結機構および昇降装置は、極
めてコンパクトに構成できるので、本発明に係る車両ル
ーフの場合、連結機構および昇降装置を車両縦方向へ垂
直に配置できる。かくして、各カバーの横方向へ見てで
きる限り中心部分に昇降装置を介して作用、負荷でき
る。更に、本発明に係る車両ルーフの場合、スライダな
どのための車両縦方向へ延びる縦ガイドが不要であるの
で、フレームの構造を簡単化できる。
【0009】好ましい実施例にもとづき、唯一つの駆動
ケーブルを介して連結機構を共通の駆動装置に駆動結合
する。かくして、少なくとも2つの昇降自在のカバーを
有する本発明に係る車両ルーフにおいて更に簡単化を達
成できる。何故ならば、カバーに配する連結機構を、同
期摺動にもとづき、順次に駆動結合される状態で設ける
ことができるからである。
【0010】より好適な開閉特性を達成するため、各連
結機構に別個の駆動ケーブルを配することができる。こ
の場合、各駆動ケーブルを共通の駆動装置に駆動結合す
る。できる限り確実に作動する駆動・昇降装置を得るた
め、各カバー位置に2つの別個の連結スリット部分が関
連されるよう各連結機構の連結スリットを構成するのが
好ましい。かくして、カバーは、常に、連結機構によっ
て確実に、案内、保持される所定位置を取ることができ
る。
【0011】連結スリットの好ましい実施例は、摺動方
向に対して平行に延びる第1スリット部分と、上昇スリ
ット部分と、上記スリット部分に続き第1スリット部分
に対して平行に離れて摺動方向へ延びるスリット部分
と、上記スリット部分に続く下降スリット部分とを含
む。下降スリット部分が、ほぼ第1スリット部分の高さ
において、本質的に平行に延びるスリット部分に移行す
れば好ましい。摺動方向に真直ぐに平行に延びる各スリ
ット部分は、望ましいカバー終端位置、即ち、上昇位置
または閉鎖位置に関連する。更に、摺動方向に平行に延
びる上記スリット部分は、それぞれ、連結機構の摺動時
に、各カバーの昇降装置の作動が行なわれることなく通
過されるから行路を形成する。作動は、上昇連結スリッ
ト部分および下降連結スリット部分を介して行なわれ
る。
【0012】好ましい実施例にもとづき、第1スリット
部分には上昇位置が関連され、平行に離れて摺動方向へ
延びるスリット部分には閉鎖位置が関連される。この実
施例の場合、方向変更レバーおよび連結スリットに係合
するレバー頚軸の逸脱を回避できる。車両ルーフの好ま
しい実施例にもとづき、昇降装置は、カバーに結合さ
れ、ルーフに固定の回転点のまわりに回転自在に軸支さ
れ、関連の連結機構を介して作動される昇降レバーを含
む。このように昇降レバーをルーフに回転自在に軸支し
たことによって、現れる力をフレームおよびまたは固定
ルーフ面に導くことができる。
【0013】本発明に係る車両ルーフの好ましい実施例
にもとづき、昇降装置は同じくルーフに回転自在に軸支
され、一端で関連の連結機構の連結スリットと共働し、
他端で縦方向へ可動に昇降レバーに駆動結合されて昇降
レバーを回転点のまわりに回転する方向変更レバーを含
む。かくして、昇降装置の機構の寸法を縮少でき、特
に、カバーに結合される昇降レバー端を、横方向へ見て
できる限り中心部分において、カバーに結合できる。縦
方向へ可動なよう駆動結合するため長穴を設けるのが好
ましい。
【0014】車両ルーフの組込後にカバーを調整できる
よう、昇降レバーのカバー結合端をカバーに高さ可変に
且つ着脱自在に結合するのが好ましい。好ましい実施例
にもとづき、昇降装置は、昇降レバーに対して鏡像対称
に配置され、一端でルーフに固定の回転点のまわりに回
転自在に軸支され、他端で関連のカバーに結合された牽
引レバーを含む。この牽引レバーは、単にいっしょに走
行するだけであり、それ自体は、本質的な機能を有して
いない。
【0015】好ましい実施例にもとづき、昇降レバーお
よび牽引レバーを同一に構成し、鏡像対称に配置する。
かくして、構造同一の部材を使用できるので、調節装置
のレバーの製造を簡単化できる。本発明に係る車両ルー
フは、好ましくは車両縦方向へ順次に配置される少なく
とも2つのカバーを固定ルーフ面のルーフ開口部に挿入
された共通のフレームに設置できるよう、構成するのが
好ましい。かくして、この種の車両ルーフの組込作業が
簡単化される。何故ならば、固定ルーフ面に1つの開口
を穿設するだけでよく、車両ルーフの全カバー装置のた
めに1つのフレームを設けるだけでよいからである。
【0016】本発明に係る車両ルーフの場合、車両ルー
フの外観の改善のため、カバーを相互に突合せて分離目
地が見えないよう構成できる。望ましい場合は、カバー
の間に分離目地を設けることができる。この分離目地
は、車両縦方向に直角な方向へ配置した場合、カバー作
動ユニットによって被われる。本発明に係る好ましい実
施例にもとづき、走行方向へ見て前部のカバーの前に共
通の駆動装置を設ける。この個所は、運転手および同乗
者が容易に触手できるので、複数のカバーを備えたこの
種の車両ルーフの操作し易い構造が得られる。
【0017】好ましい実施例にもとづき、固定ルーフ面
のルーフ開口部に挿入したフレームに組込んだ縦ガイド
に可動の連結機構を案内する。各カバーの本発明に係る
昇降ユニットを車両縦方向に直角に配置した場合、上記
縦ガイドは、昇降装置をルーフに回転自在に軸支するた
めの基礎的支持部材を形成する。1つまたは複数の駆動
ケーブルのガイドもフレームにまたは連結機構の縦ガイ
ドの基礎的支持部材に組込むのが好ましい。
【0018】本発明に係る基本原理にもとづき、好まし
くは車両縦方向へ順次に配置した2つよりも多数のカバ
ーも作動、昇降でき、カバーを直接に突合せず、カバー
の間に固定ルーフ面の一部を残した実施例も可能であ
る。更に、カバー駆動のための駆動装置を、例えば、操
作のために乗員が触手し易い2つのカバーの間の個所に
設けることもできる。車両ルーフの本発明に係る実施例
の基本原理は、これらのすべて実施例において不変であ
るので、本発明に係る解決法において、車両ルーフをフ
レキシブルに構成できる。
【0019】
【実施例と作用】好ましい実施例を示す添付の図面を参
照して以下に本発明を詳細に説明する。図1は、本発明
に係る車両ルーフを備えた車の略斜視図である。図2
は、図1の線II−IIに沿う断面図である。図3は、
カバーを除去した状態を示す図2の平面図である。
【0020】図4は、図2の線IV−IVに沿う断面図
である。図5は、車内から見た車両ルーフの斜視図であ
る。図6は、2つのカバーを備えた車両ルーフの好まし
い実施例の動作原理を示すための略図である。図面にお
いて、同一または同様の部材には同一の参照符号を付し
た。
【0021】図1から明らかな如く、模式的に示した車
は、少なくとも2つのカバー2,3 を備えた固定ルーフ面
1 を有する。上記カバーは、前部カバー2 の前にある唯
一つの駆動装置4 (図1に模式的に示した)によって上
昇位置(図1)に置くことができる。図示の実施例の場
合、双方のカバー2,3 は、単なる例として、車両縦方向
へ見て順次に配置されている。駆動装置4 によって、カ
バー2,3 を相互に無関係に選択的に対応する閉鎖位置に
置くことができる。図示の実施例の場合、カバー2,3
は、透明材料、即ち、いわゆるガラスカバーから形成す
る。もちろん、別種のカバー、例えば、剛な材料 (例え
ば、金属板) から作製したカバーを使用することもでき
る。
【0022】図1の実施例の場合、固定ルーフ面1 に
は、各カバー2,3 について対応する開口部5 が設けてあ
る。一方、図5の場合は、順次に配置された双方のカバ
ー2,3について共通のルーフ開口部5'が設けてある。上
記ルーフ開口部5,5'には、昇降機構および駆動装置と昇
降機構との結合部材を担持するフレーム6(図2)を挿入
できる。
【0023】図1の要部拡大斜視図に、車両縦方向に直
角にほぼ中央部に配置され、例えばカバー3 に結合され
た昇降レバー11および牽引レバー12を含む昇降装置10を
模式的に示した。同図において、昇降装置10は、カバー
3 の上昇位置にある。特に、図2〜図4を参照して、以
下に、上記昇降装置10を詳細に説明する。この場合、特
に図6と組合せて機能原理を詳細に説明する。
【0024】図2,図3に、例えば図1の後部カバー3
に配した昇降装置10の好ましい実施例を示した。この場
合、昇降装置は、車両縦方向に直角に設置され、フレー
ム6または固定ルーフ面1 に固定されたバー状基部13を
含む。このバー状基部13には、昇降装置10のすべて本質
的なユニットおよび共通の駆動装置4 に対する結合部材
が取付けてある。特に図4から明らかな如く、バー状基
部13には、駆動装置4と駆動結合する曲げに剛な駆動ケ
ーブル15を案内する案内チャンネル14が構成されてい
る。更に、バー状基部13には、レールガイド16が、昇降
装置10に関連する連結機構17の案内に役立つ縦ガイドと
して組込まれている。バー状基部13には、例えば、ネジ
によって、支持台18,19,20が縦方向へ間隔を置いて固定
されている。支持台18は、昇降レバー11をルーフに回転
自在に軸支するのに役立ち、支持台19は、方向変更レバ
ー21をルーフに軸支するのに役立ち、支持台20は、牽引
レバー12をルーフに軸支するのに役立つ。即ち、上記支
持台18,19,20によって、カバー2,3 の駆動に必要なすべ
ての本質的な可動部材はルーフまたはフレームに支持、
固定される。
【0025】昇降装置10は、レールガイド16に沿って可
動な連結機構17を含む。連結機構17には、連結スリット
22が構成されている。特に図2から明らかな如く、連結
スリット22は、摺動方向に本質的に平行に延びる第1ス
リット部分23と、第1スリット部分23に続き上昇するス
リット部分24と、第1スリット部分23から離して設けて
あって摺動方向に平行に延びる別のスリット部分25と、
スリット部分25に続き下降するスリット部分26と、第1
スリット部分23の高さにおいて同じく摺動方向へ延びる
最後のスリット部分27とを含む。図示の実施例の場合、
第1スリット部分23および同一高さに平行に延びる別の
スリット部分27は、カバー2,3 の上昇位置に関連し、一
方、スリット部分25は、カバー2,3 の閉鎖位置に関連す
る。上昇スリット部分24および下降スリット部分26は、
昇降運動または引込運動の実施のため昇降装置を作動す
るのに役立つ。
【0026】更に、昇降装置10は、支持台19によってほ
ぼ中心部分において回転軸線のまわりに回転自在にルー
フに軸支された方向変更レバー21を含む。図3に示した
如く、方向変更レバー21の端部28には、連結スリット22
と係合する頚軸29が設けてある。方向変更レバー21の他
端30は、昇降レバー11に設けた長穴31によって縦方向遊
びを保持して昇降レバー11に結合されている。この方向
変更レバー21は、連結スリット22の当該のスリット部分
23,27 による制御に対応して昇降レバー11を駆動し、支
持台18の範囲のルーフに固定の回転点のまわりに上記昇
降レバー11を回転する。ルーフに固定の上記回転点を32
で示した。昇降レバー11の他端33は、図示の如く、カバ
ー2,3 の横方向へ見てほぼ中心部おいて、例えば、目板
34を介してカバー2,3 に結合される。
【0027】昇降装置10は、更に、昇降レバー11と本質
的に同一に構成され、昇降レバー11に対して鏡像対称に
配置された牽引レバー12を有する (図2参照)。牽引レ
バー12の端部35は、支持台20を介して、回転軸線36のま
わりに回転自在にルーフに軸支されている。牽引レバー
12の他端37は、昇降レバー11と同様に、例えば、目板34
を介してカバー2,3 に結合される。
【0028】カバー2,3 の上昇位置 (図2)において、
例えば、走行時の風によって、力が作用した場合、結合
レバー11,12 によって、連結機構17の連結スリット22か
ら頚軸29が逸出するのが阻止される。図5に、運転手が
操作し易いよう前部カバー2 の前方の個所に設けた作動
取手38を有する駆動装置4 を示した。図5には、機械式
駆動装置4 を示したが、もちろん、その代わりに電気式
駆動装置を使用できる。場合によっては、中央の唯一つ
の駆動装置4 は、双方のカバー2,3 の間の触手し易い個
所に設けることもできる。図5に示した実施例の場合、
双方のカバー2,3 は、車両縦方向へ順次に隣接する。こ
の場合、カバー2,3 は、昇降装置10において相互に接合
させることができるか、双方のカバーの間に分離目地を
設けることができる。図5に39で示した範囲には、図示
の内側パネルの下方に、昇降装置10の関連部分が設置し
てあるので、昇降装置は車内から見ることはできない。
【0029】さて、図6を参照して、昇降装置10と共働
するカバー2,3 の駆動の機能を詳細に説明する。この実
施例の場合、双方のカバー2,3 に配した連結機構17は、
同一に構成されており、その詳細は、図2〜図4を参照
してすでに説明した。すでに詳細に説明した昇降装置10
も、双方のカバー2,3 について同一に構成されているの
で、詳細な説明は省く。図6において、判り易いよう、
方向変更レバー21および昇降レバー11の駆動結合状態お
よび軸支状態を模式的に示した。詳細についてはすでに
説明した。牽引レバー12は、カバー2,3 の上昇および引
込に対して全く作用しないので、図6には示してない。
図6に、カバー2,3 の上昇位置および昇降装置10のレバ
ー結合を破線で示した。カバー2,3 の閉鎖位置を実線で
示した。Aは、カバー2,3 の上昇位置に関し、Zは、閉
鎖位置に関する。図6において、AおよびZの上記意味
は、連結機構17の連結スリット22の対応するスリット部
分23〜27に関連される。図6に示した実施例の場合、各
連結機構17には、曲げに剛な別個の駆動ケーブル15,15'
が配され、結合されている。一方、駆動装置4 は、同じ
く、駆動ケーブル15,15'の双方の他端と共働し、駆動装
置4 を作動すると、連結機構17,17 は、曲げに剛な駆動
ケーブル15,15'を介してレールガイド16に沿って逆方向
へ同期して、即ち、特に同時に且つ本質的に同一のスト
ロークだけ摺動される。
【0030】双方のカバー2,3 が閉鎖位置にある駆動装
置4 のゼロ位置から出発して、駆動装置を時計方向へ1
回転して連結機構17,17 を同期駆動すれば、後部カバー
3 が上昇され、一方、前部カバー2 の連結機構は、スリ
ット部分25の範囲においてから行路を走行するので、関
連の昇降装置10は作動されず、従って、前部カバー2は
閉鎖位置にとどまる。次いで、時計方向へ更に回転する
と、昇降レバー11は、方向変更レバー21を介して且つ上
昇スリット部分24の範囲における連結スリット22との作
用結合によって上昇され、前部カバー2 が作動されて上
昇され、一方、後部カバー3 が昇降位置にとどまり、こ
の場合、昇降装置10は作動されない。この場合、後部カ
バー3 に配した連結機構17では、スリット部分23が通過
されるか、当該の配置に依存してスリット部分27が通過
され、即ち、後部カバー3 の連結機構17は、カバー2 の
連結機構17と同期摺動してから行路を移動する。駆動装
置4 を、例えば2回転して、ゼロ位置にもどすと、カバ
ー2,3 は、上昇運動の場合とは逆の順序で、再び閉じら
れる。昇降装置4 を逆時計方向へ既述の回転と同様に回
転すれば、前部カバー2 は、上記ゼロ位置から出発し
て、関連の連結機構17と共働する昇降装置10を介して上
昇され、一方、後部カバー3 は作動されず、関連の連結
機構17はから行路を通過する。次いで、逆時計方向へ更
に回転すると、前部カバー2 は昇降位置にとどまり、そ
の連結機構はから行路を走行し、一方、後部カバーは作
動され、昇降装置10は、方向変更レバー21および昇降レ
バー11を介して後部カバー3 を上昇位置に置く。次い
で、駆動装置4 を再び時計方向へ回転すれば、カバー2,
3 は、回転数に対応して上述の操作とは逆の順序で閉鎖
位置に置かれる。この場合、駆動装置4 はゼロ位置を取
る。
【0031】図6を参照して説明した機能態様とは異な
り、連結機構17は同一方向へ同期して走行できる。更
に、双方のカバー2,3 を無関係に選択的に作動するため
に、場合によっては、双方のカバー2,3 に配した連結機
構17を順次に同期駆動できる1つの駆動ケーブルだけで
十分である。以上に本発明に係る好ましい実施例を説明
したが、もちろん、必要に応じて、本発明の枠内におい
て多くの設計変更が可能である。即ち、場合によって
は、2つよりも多数のカバー2,3 を車の縦方向へ順次に
または車の巾方向へ並べて配置し、本発明に係る原理に
対応して同様に唯一つの共通の駆動装置4を作動でき
る。更に、本発明は、連結機構17の連結スリット22の上
述の実施例に限定されるものではなく、別の連結スリッ
ト構造も選択できる。更に、連結機構を連結スリット構
造に関して相互に鏡像対称に構成できる。本発明に係る
車両ルーフの場合、相互に同期走行できる連結機構を各
カバー2,3 に配することが肝要であると云える。この場
合、1つのカバーの連結機構と共働する昇降装置10は、
作動されずにから行路を走行し、一方、別の連結機構で
は、昇降装置10が関連のカバー2,3 の所望の駆動方向へ
作動される。
【0032】
【発明の効果】本発明は、車両縦方向へ順次に配置され
た少なくとも2つのカバーを有し、構造的に簡単で組込
スペースができる限り小さく、作動が簡単で、自動車の
固定ルーフ面のルーフ開口部の閉鎖または少なくとも部
分的な開放を選択的に行なうためカバーに個々に負荷で
きる車両ルーフを提供することにあるものであるから、
共通の駆動装置4 によって複数のカバーを相互に無関係
に作動でき、しかも、各カバーおよび関連の昇降装置に
ロック部材を配する必要はなく、更には、昇降装置およ
び作動を行なう連結機構の機械的構造が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両ルーフを備えた車の略斜視図
であり、カバーと共働する昇降装置を示すための要部を
拡大した斜視図を併せて示した。
【図2】図1の線II−IIに沿う断面図である。
【図3】カバーを除去した状態を示す図2の平面図であ
る。
【図4】図2の線IV−IVに沿う断面図である。
【図5】車内から見た車両ルーフの斜視図である。
【図6】2つのカバーを備えた車両ルーフの好ましい実
施例の作動原理を示すための略図である。
【符号の説明】
1 固定ルーフ面 2 カバー 3 カバー 4 駆動装置 5,5' 開口部 6 フレーム 10 昇降装置 11 昇降レバー 12 牽引レバー 15,15' 駆動ケーブル 16 縦ガイド 17 連結機構 21 方向変更レバー 22 連結スリット

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ルーフ面(1) のルーフ開口部(5),
    (5')の閉鎖または少なくとも部分的な開放を無関係に選
    択的に行なうカバー(2),(3) と、共通の駆動装置(4)
    と、各カバー(2),(3) に配した各カバー(2),(3) の少な
    くとも1つの昇降装置(10)とを有する車両ルーフにおい
    て、各カバー(2),(3) に配した昇降装置(10)が、共通の
    駆動装置(4) によって操作され、1つのカバー(2),(3)
    の昇降装置(10)が作動され、一方、別のカバー(3),(2)
    の昇降装置(10)が、作動されることなくから行路を走行
    することを特徴とする車両ルーフ。
  2. 【請求項2】 カバー(2),(3) の連結機構(17)が、逆方
    向へ同時に摺動できることを特徴とする請求項1の車両
    ルーフ。
  3. 【請求項3】 連結機構(17)および昇降装置(10)が、車
    両縦方向に対して垂直に配置されていることを特徴とす
    る請求項1または2の車両ルーフ。
  4. 【請求項4】 連結機構(17)が、唯一つの駆動ケーブル
    (15),(15')を介して共通の駆動装置(4) に駆動結合され
    ていることを特徴とする請求項1〜3の1つに記載の車
    両ルーフ。
  5. 【請求項5】 各連結機構(17)が、別個の駆動ケーブル
    (15),(15')を介して駆動装置(4) に結合されていること
    を特徴とする請求項1〜3の1つに記載の車両ルーフ。
  6. 【請求項6】 各連結機構(17)の連結スリット(22)が、
    各カバー位置に2つの別個の連結スリット部分(23),(2
    7),(25)が関連されるよう、構成されていることを特徴
    とする請求項1〜5の1つに記載の車両ルーフ。
  7. 【請求項7】 連結機構(17)の連結スリット(22)の構造
    が一致することを特徴とする請求項1〜6の1つに記載
    の車両ルーフ。
  8. 【請求項8】 各連結スリット(22)が、摺動方向に本質
    的に平行に延びる第1スリット部分(23)と、上昇するス
    リット部分(24)と、この上昇部分に続き第1スリット部
    分(23)に対して平行に離れて摺動方向へ延びるスリット
    部分(25)と、このスリット部分に続き下降するスリット
    部分(26)とを含むことを特徴とする請求項1〜7の1つ
    に記載の車両ルーフ。
  9. 【請求項9】 下降スリット部分(26)が、ほぼ第1スリ
    ット部分(23)の高さにおいて、本質的に平行なスリット
    部分(27)に移行することを特徴とする請求項8の車両ル
    ーフ。
  10. 【請求項10】 摺動方向へ平行に延びる1つまたは複
    数のスリット部分(23),(25),(27)には、閉鎖位置および
    上昇位置が関連されていることを特徴とする請求項8ま
    たは9の車両ルーフ。
  11. 【請求項11】 第1スリット部分(23)には上昇位置が
    関連され、平行に離れて摺動方向へ延びるスリット部分
    (25)には閉鎖位置が関連されることを特徴とする請求項
    10の車両ルーフ。
  12. 【請求項12】 昇降装置(10)が、カバー(2),(3) に結
    合され、ルーフに固定の回転点(32)のまわりに回転自在
    に軸支され、関連の連結機構(17)を介して作動される昇
    降レバー(11)を含むことを特徴とする請求項1〜11の
    1つに記載の車両ルーフ。
  13. 【請求項13】 昇降装置(10)が、ルーフに回転自在に
    軸支され、一端(28)で関連の連結機構(17)の連結スリッ
    ト(22)と共働し、他端(30)で縦方向へ可動に昇降レバー
    (11)に駆動結合され上記昇降レバーを回転点(32)のまわ
    りに回転する方向変更レバー(21)を含むことを特徴とす
    る請求項12の車両ルーフ。
  14. 【請求項14】 縦方向の摺動のために、長穴(31)が昇
    降レバー(11)に構成されていることを特徴とする請求項
    13の車両ルーフ。
  15. 【請求項15】 昇降レバー(11)のカバー結合端(33)
    が、カバー(2),(3) に高さ可変に且つ着脱自在に結合さ
    れていることを特徴とする請求項12〜14の1つに記
    載の車両ルーフ。
  16. 【請求項16】 昇降装置(10)が、昇降レバー(11)に対
    して鏡像対称に配置され、一端(35)でルーフに固定の回
    転点(36)のまわりに回転自在に軸支され、他端(37)で関
    連のカバー(2),(3) に結合された牽引レバー(12)を含む
    ことを特徴とする請求項12〜15の1つに記載の車両
    ルーフ。
  17. 【請求項17】 昇降レバー(11)および牽引レバー(12)
    が同一に構成され、鏡像対称に配置されていることを特
    徴とする請求項16の車両ルーフ。
  18. 【請求項18】 少なくとも2つのカバー(2),(3) を車
    両縦方向へ順次に配置する場合は、固定ルーフ面(1) の
    ルーフ開口部(5')に挿入した共通のフレーム(6) に上記
    カバーを設けることを特徴とする請求項1〜17の1つ
    に記載の車両ルーフ。
  19. 【請求項19】 カバー(2),(3) が相互に接合すること
    を特徴とする請求項18の車両ルーフ。
  20. 【請求項20】 カバー(2),(3) の間には分離目地が存
    在することを特徴とする請求項18の車両ルーフ。
  21. 【請求項21】 共通の駆動装置(4) が、走行方向へ見
    て前部のカバー(2)の前方に設けてあることを特徴とす
    る請求項1〜20の1つに記載の車両ルーフ。
  22. 【請求項22】 可動の連結機構(17)が、固定ルーフ面
    (1) のルーフ開口部(5),(5')に挿入されたフレーム(6)
    に組込まれた縦ガイド(16)に案内されていることを特徴
    とする請求項1〜21の1つに記載の車両ルーフ。
  23. 【請求項23】 1つまたは複数の駆動ケーブル(15),
    (15')のガイド(14)が、固定ルーフ面(1) のルーフ開口
    部(5),(5')に挿入されたフレーム(6) に組込まれている
    ことを特徴とする請求項1〜22の1つに記載の車両ル
    ーフ。
JP4205291A 1991-09-07 1992-07-31 車両ルーフ Pending JPH05185840A (ja)

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