JP3520144B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP3520144B2 JP27892495A JP27892495A JP3520144B2 JP 3520144 B2 JP3520144 B2 JP 3520144B2 JP 27892495 A JP27892495 A JP 27892495A JP 27892495 A JP27892495 A JP 27892495A JP 3520144 B2 JP3520144 B2 JP 3520144B2
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
およびその製造方法に関し、特に、ビット線とキャパシ
タとを有する半導体記憶装置およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、さまざまな半導体記憶装置が
提案されているが、その中でもDRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)は最もよく知られている半導体記憶
装置の1つである。以下、このDRAMについて説明す
る。
【0003】近年の最先端DRAMでは、そのセル面積
の縮小化に伴い、従来のシリコン酸化窒化膜を用いた3
次元キャパシタ構造(円筒型,フィン型,トレンチ型な
ど)による対応だけでは、十分なキャパシタ容量を得る
ことが困難となってきている。そこで、キャパシタに用
いる誘電体膜を誘電率の大きいものに変える必要が出て
くる。このような誘電率の大きい誘電体膜を用いたDR
AMの一例が図23に示されている。図23は、キャパ
シタに誘電率の大きい誘電体膜を用いた従来のDRAM
を示す断面図である。
【0004】図23を参照して、p型半導体基板1の主
表面には選択的にフィールド酸化膜2が形成される。こ
のフィールド酸化膜2に囲まれる半導体基板1の主表面
には、互いに間隔をあけてn+ 不純物拡散層3が形成さ
れる。このn+ 不純物拡散層3の端部には、n- 不純物
拡散層3aが形成される。一対のn+ 不純物拡散層3に
よって規定されるチャネル領域上には、ゲート絶縁層4
を介在してゲート電極5(ワード線)が形成される。一
方、フィールド酸化膜2上には、他のゲート電極5が延
在している。
【0005】ゲート電極5を覆うようにシリコン酸化膜
などからなる絶縁層6が形成される。この絶縁層6を覆
うようにシリコン酸化膜などからなる層間絶縁層7aが
形成される。層間絶縁層7aには、所定のn+ 不純物拡
散層3に達するコンタクトホール8bが形成される。こ
のコンタクトホール8b内には、ビット線11が形成さ
れる。ビット線11は、図23に示されるように、コン
タクトホール8bの側壁と底面とに沿うように形成され
ている。
【0006】ビット線11と層間絶縁層7aとを覆うよ
うにシリコン酸化膜などからなる層間絶縁層7bが形成
されている。この層間絶縁層7b上にキャパシタ16が
形成される。キャパシタ16は、下部電極13と、誘電
体膜14と、上部電極15とで構成される。誘電体膜1
4としては、誘電率の高い材料が使用される。たとえ
ば、(Ba,Sr)TiO3 ,BaTiO3 ,SrTi
3 ,PbTiO3 ,PbZrO3 ,LiNbO3 ,P
ZT,PLZTなどの酸化物セラミックスの高誘電体材
料や強誘電体材料を挙げることができる。また、上記の
ような材質からなる誘導体膜14を用いるために、下部
電極13や上部電極15の材質として、Pt,Pd,R
h,Ni,Wなどの金属や、Pt,Pd,Rh,Ni,
Wなどの合金や、Ru/RuO2 ,Ir/IrO2 など
の金属積層膜などを使用する必要がある。
【0007】下部電極13と層間絶縁層7bとの間に
は、バリア層(拡散抑止層)12が形成される。このバ
リア層12の材質としては、TiN/TiなどのTi系
材料からなる積層膜を挙げることができる。なお、下部
電極13の側壁には、側壁絶縁層31が形成され、この
側壁絶縁層31上に誘電体膜14と上部電極15とが延
在している。
【0008】そして、上記のキャパシタ16を覆うよう
にシリコン酸化膜などからなる層間絶縁層19が形成さ
れ、この層間絶縁層19上にはAlを含む材質などから
なる金属配線層20が形成される。
【0009】次に、図24および図25を用いて、図2
3に示される従来のDRAMの製造方法について説明す
る。図24および図25は、図23に示されるDRAM
の製造工程の特徴的な第1工程および第2工程を示す断
面図である。
【0010】まず図24を参照して、p型半導体基板1
の主表面に、LOCOS(Local Oxidation of Silico
n)法などを用いて、フィールド酸化膜2を形成する。
そして、熱酸化法などを用いて、半導体基板1の主表面
上にゲート絶縁層4を形成し、このゲート絶縁層4上に
CVD(Chemical Vapor Deposition )法などを用いて
多結晶シリコン層を形成する。そして、この多結晶シリ
コン層を所定形状にパターニングすることによりゲート
電極5を形成した後、イオン注入技術および拡散技術を
用いて、n- 不純物拡散層3aを形成する。
【0011】次に、ゲート電極5を覆うように絶縁層6
を形成し、この絶縁層6をマスクとして用いて半導体基
板1の主表面にn型の不純物が導入される。それによ
り、n + 不純物拡散層3が形成される。次に、CVD法
などを用いて、ゲート電極5および絶縁層6を覆うよう
に層間絶縁層7aを形成する。そして、フォトリソグラ
フィ技術およびエッチング技術を用いて、層間絶縁層7
aにコンタクトホール8bを形成する。次に、CVD法
あるいはスパッタリング法などを用いて、コンタクトホ
ール8b内と層間絶縁層7a上とに導電層を堆積する。
そして、この導電層をパターニングすることにより、ビ
ット線11が形成される。
【0012】次に、図25を参照して、ビット線11と
層間絶縁層7aとを覆うように、CVD法などを用いて
層間絶縁層7bを形成する。そして、フォトリソグラフ
ィ技術およびエッチング技術を用いて、コンタクトホー
ル8a,8cを形成する。
【0013】その後は、CVD法などを用いて、コンタ
クトホール8a,8c内に充填されるように多結晶シリ
コン層を堆積し、この多結晶シリコン層をたとえばエッ
チバックすることによりプラグ電極9a,9cをそれぞ
れ形成する。次に、スパッタリング法やMOCVD(Me
tal Organic CVD )法等を用いて、TiN/Tiなどか
らなるバリア層12を形成し、このバリア層12上にP
tなどからなる下部電極13を形成する。そして、下部
電極13とバリア層12とを所定形状にパターニングし
た後、これらの側壁に側壁絶縁層31を形成する。
【0014】次に、スパッタリング法あるいはMOCV
D法などを用いて、誘電体膜14と上部電極15とを順
次堆積する。その後、上部電極15を覆うように、CV
D法などを用いて、層間絶縁層19を形成し、この層間
絶縁層19上に金属配線層20を形成する。以上の工程
を経て図23に示されるDRAMが形成されることとな
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のDRAMには、次に説明するような問題点があっ
た。DRAMの微細化に伴い、ビット線11の抵抗/容
量やビット線コンタクト部の抵抗などが、DRAMの重
要な性能であるアクセス時間に影響してくる。このた
め、従来から、ビット線11自体を抵抗の低い材質(た
とえばWやTiと多結晶シリコンとからなるポリサイド
構造)にするなどの対策が採られてきている。しかし、
最先端のDRAMにおいては、上記のような対策を講じ
たとしてもビット線11の抵抗は十分に低減されず、ア
クセス時間に影響してくるようになってきた。
【0016】そこで、1本のビット線11に付随するメ
モリセルの数を減らすなどして信号の遅延を小さくする
工夫なども考えられるが、ビット線11に付随するメモ
リセル数を少なくするということはセンスアンプ数の増
大につながり、周辺回路の面積が増大してしまう。その
ため、結果として、チップ面積が増大するという問題が
あった。このように、従来例では、DRAMを微細化し
た場合に、ビット線11の抵抗値を十分に低減すること
は非常に困難なものとなっていた。
【0017】また、図24および図25に示されるよう
に、ビット線11の形成のためのコンタクトホール8b
と、プラグ電極9a、9cの形成のためのコンタクトホ
ール8a,8cとを別工程で形成していた。そのため、
コンタクトホール8a,8b,8cの形成のために、フ
ォトリソグラフィ工程やエッチング工程を二度行なわな
ければならず製造工程が煩雑なものとなっていた。ま
た、フォトマスクも2枚必要であり、製造コスト増大に
つながっていた。
【0018】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、装置が
微細化された場合においても、ビット線抵抗を十分に低
減することが可能となる半導体記憶装置を提供すること
にある。
【0019】この発明の他の目的は、製造工程を簡略化
することにより製造コストを低減することが可能となる
半導体記憶装置の製造方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、主表面を有する第1導電型の半導体基板と、
第2導電型の第1と第2の不純物拡散層と、ゲート電極
と、ビット線と、キャパシタとを備える。第1と第2の
不純物拡散層は、半導体基板の主表面にチャネル領域を
規定するように間隔をあけて形成される。ゲート電極
は、チャネル領域上にゲート絶縁層を介在して形成され
る。ビット線は、第1の不純物拡散層の表面上に形成さ
れ、第1の不純物拡散層とのコンタクト部の上方に位置
する上面に突出部を有する。キャパシタは、第2の不純
物拡散層と電気的に接続される。ビット線は、第1の不
純物拡散層の表面上に形成され上方に延びる柱状部と、
柱状部を受入れる貫通孔を有し、貫通孔内に柱状部を受
入れることにより柱状部と接続され半導体基板の主表面
とほぼ平行な方向に延在する膜状部とを含み、柱状部の
上部が膜状部の上面から突出することにより上記突出部
が形成される。
【0021】上述のように、本発明に係る半導体記憶装
置では、第1の不純物拡散層とビット線とのコンタクト
部の上方に位置するビット線の上面に突出部が設けられ
ている。このように突出部が設けられることにより、従
来例よりも上記のコンタクト部上に位置するビット線の
体積を増大させることが可能となる。それにより、上記
のコンタクト部上に位置する部分におけるビット線の抵
抗を低減することが可能となる。その結果、半導体記憶
装置の性能を向上させることが可能となる。
【0022】この発明に係る半導体記憶装置の製造方法
では、まず、第1導電型の半導体基板の主表面にチャネ
ル領域を規定するように間隔をあけて第2導電型の第1
と第2の不純物拡散層を形成する。チャネル領域上にゲ
ート絶縁層を介在してゲート電極を形成する。このゲー
ト電極と第1と第2の不純物拡散層とを覆うように第1
の層間絶縁層を形成する。そして、第1の不純物拡散層
を覆い第2の不純物拡散層と重ならないように第1の層
間絶縁層上に第1導電層を形成する。この第1導電層と
第1の層間絶縁層とを覆うように第2の層間絶縁層を形
成する。そして、第1の不純物拡散層上に第1と第2の
層間絶縁層と第1導電層とを貫通する第1のコンタクト
ホールと、第2の不純物拡散層上に第1と第2の層間絶
縁層を貫通する第2のコンタクトホールとを同時に形成
する。この第1と第2のコンタクトホール内に第2導電
層を埋め込むことにより、第1と第2の不純物拡散層と
電気的に接続される第1と第2の埋込導電層を形成する
とともに第1の埋込導電層を第1導電層と接続しかつ第
1の埋込導電層の上部を第1導電層の上面から突出させ
。そして、第2の埋込導電層と電気的に接続されるよ
うに第2の層間絶縁層上にキャパシタを形成する。
【0023】上述のように、本発明に係る半導体記憶装
置の製造方法では、ビット線を形成するための第1のコ
ンタクトホールと、キャパシタと第2の不純物拡散層と
を電気的に接続する埋込導電層を形成するために設けら
れる第2のコンタクトホールとを同時に形成することが
可能となる。それにより、第1と第2のコンタクトホー
ルを別工程で形成していた従来例の場合と比べ、製造工
程を格段に簡略化することが可能となる。また、第1と
第2のコンタクトホールを同一工程で形成できるので、
フォトマスクの枚数も従来例よりも減少させることが可
能となる。その結果、製造コストを大幅に低減すること
が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図22を用いて、こ
の発明の実施の形態について説明する。
【0025】(実施の形態1)まず、図1〜図14を用
いて、この発明の実施の形態1とその変形例について説
明する。図1は、この発明の実施の形態1における半導
体記憶装置を示す断面図である。
【0026】図1を参照して、本発明に係る半導体記憶
装置では、ビット線11が、柱状部9bと、配線層(膜
状部)10とで構成される。そして、このビット線11
上にはトレンチ17が形成され、このトレンチ17内に
埋込酸化膜18が形成される。それ以外の構造に関して
は図23に示される従来例と同様であるためその説明は
省略する。
【0027】上述のように、ビット線11は、柱状部9
bと、配線層(膜状部)10とで構成される。そして、
配線層10には、貫通孔10aが設けられており、この
貫通孔10a内に延在するように柱状部9bが形成され
る。そして、柱状部9bの上部が、図1に示されるよう
に、配線層10の上面から突出することにより突出部が
形成される。この突出部が形成されることにより、ビッ
ト線11とn+ 不純物拡散層3のコンタクト部上に位置
するビット線11の体積を従来よりも増大させることが
可能となる。それにより、上記のコンタクト部上におけ
るビット線11の抵抗値を低減することが可能となる。
なお、ビット線11は、このビット線11とその直下の
+ 不純物拡散層3とのコンタクト部上において、その
上面に突出部が設けられるものであれば図1に示される
構造には限定されない。
【0028】ビット線11上には、図1に示されるよう
に、トレンチ17が形成される。そして、柱状部9bの
上面が、所定のトレンチ17の底面の一部を構成する。
このトレンチ17は、層間絶縁層7b内に底面を有し、
かつキャパシタ16の下部電極13を挟むように設けら
れる。そして、このトレンチ17内には埋込酸化膜18
が形成される。
【0029】この埋込酸化膜18は、トレンチ17の底
面全面と、トレンチ17の側面のほぼ全面とを覆うよう
に形成され、その上面に凹部22が形成される。この凹
部22の底面は、バリア層12の底面よりも上方に位置
することが好ましく、そのように形成することも可能で
ある。それにより、埋込酸化膜18の上面をなだらかな
ものとすることが可能となる。
【0030】この埋込酸化膜18上には誘電体膜14が
延在するので、この埋込酸化膜18の上面がなだらかな
傾斜面であることによって、埋込酸化膜18上における
誘電体膜14の薄膜化を効果的に阻止することが可能と
なる。それにより、この薄膜化に起因するリーク電流の
発生を効果的に阻止することが可能となる。その結果、
半導体記憶装置の信頼性を向上させることが可能とな
る。なお、埋込酸化膜18の代わりに他の絶縁層を用い
ることも可能である。
【0031】なお、プラグ電極9a,9cと柱状部9b
とは同じ材質からなるものであってもよい。この場合で
あれば、プラグ電極9a,9cと柱状部9bは、多結晶
シリコンにより構成される。一方、配線層10は、Wや
Tiなどの低抵抗な金属、高融点金属シリサイドあるい
はポリサイド構造を有する膜からなるものであってもよ
い。つまり、配線層10の材質と柱状部9bの材質とは
異なるものであってもよい。柱状部9bの材質としては
コンタクトホール8b内を充填しやすいものが選択さ
れ、配線層10の材質としては低抵抗な材質が選択され
ることが好ましい。
【0032】次に、図2〜図10用いて、図1に示され
る半導体記憶装置の製造方法について説明する。図2〜
図10は、図1に示される実施の形態1における半導体
記憶装置の製造工程の特徴的な第1工程〜第9工程を示
す断面図である。
【0033】まず図2を参照して、従来例と同様の工程
を経て層間絶縁層7aまでを形成する。そして、この層
間絶縁層7a上に、スパッタリング法あるいはCVD法
などを用いて、導電層(図示せず)を形成する。そし
て、この導電層をパターニングすることにより、図3に
示されるように、所定のn+ 不純物拡散層3を覆い、そ
れと隣合うn+ 不純物拡散層3と重ならないように配線
層10を形成する。そして、この配線層10を覆うよう
にCVD法等を用いて、シリコン酸化膜などからなる層
間絶縁層7bを形成する。
【0034】次に、図4を参照して、キャパシタ16と
+ 不純物拡散層3との接続のためのコンタクトホール
8a,8cと、ビット線11の形成のためのコンタクト
ホール8bとを同時に形成する。そのため、フォトマス
クは1枚で済みまた一度のエッチング工程でコンタクト
ホール8a〜8cを形成できるので製造工程も極めて簡
略化される。
【0035】しかし、コンタクトホール8a〜8cの形
成に際し、次のような工夫を施す必要がある。コンタク
トホール8bの形成には、配線層10のエッチングと層
間絶縁層7a,7bのエッチングとが必要となる。その
ため、配線層10の表面に到達するまでは層間絶縁層7
bが選択的にエッチングされる条件でエッチングを行
い、その後に配線層10が選択的にエッチングされるエ
ッチング条件に変え、その後にさらに層間絶縁層7aが
選択的にエッチングされるエッチング条件に変えるとい
うプロセスが必要となる。
【0036】ここで、層間絶縁層7a,7bがシリコン
酸化膜からなり、配線層10が不純物の導入された多結
晶シリコンからなると仮定した場合、多結晶シリコンの
方がシリコン酸化膜に比べてエッチングされやすい傾向
があるため、図4に示されるように、コンタクトホール
8a,8c下に位置する半導体基板1の主表面にはリセ
ス部が形成されてしまう。
【0037】次に、図5を参照して、CVD法などを用
いて、コンタクトホール8a,8b,8c内を充填する
ように多結晶シリコン層9を形成する。そして、エッチ
バック法やCMP(Chemical Mechanical Polishing )
法などを用いて、多結晶シリコン層9の上面からその厚
みを減じる。それにより、図6に示されるように、プラ
グ電極9a,9cと柱状部9bとをそれぞれ形成する。
【0038】次に、図7を参照して、スパッタリング法
などを用いて、Ti/TiN積層膜などからなるバリア
層12aを堆積する。そして、このバリア層12a上に
Pt膜などからなる下部電極材料層13aをスパッタリ
ング法などにより堆積する。
【0039】次に、図8を参照して、上記の下部電極材
料層13a上にフォトレジスト21を塗布し、このフォ
トレジスト21を所定形状にパターニングする。このと
き、一般に、PtおよびTi/TiNなどの材料は化学
的ドライエッチング法ではエッチングされにくいため、
スパッタエッチング法を用いることとする。このスパッ
タエッチング法では、被エッチング材の選択比に関係な
く一様に各材質がエッチングされてしまう。このような
スパッタエッチング法を用いて、フォトレジスト21を
マスクとして用いて、下部電極材料層13aとバリア層
12とを順次エッチングする。それにより、キャパシタ
16の下部電極13が形成されるとともにこの下部電極
13を挟むようにトレンチ17が形成されることとな
る。
【0040】なお、配線層10上における層間絶縁層7
bの厚みが200nm程度である場合、上記のスパッタ
エッチングの際のオーバーエッチング量は、約50nm
〜約100nm程度に設定してもよい。その結果、図8
に示されるように、バリア層12の底面からトレンチ1
7の底面までの深さDは、約50nm〜約100nm程
度となり、かつ柱状部9bは、配線層10の上面から約
100nm〜150nm程度突出した形状となる。その
結果、半導体基板1の主表面からの柱状部9bの高さ
は、半導体基板1の主表面からのプラグ電極9a,9c
の高さよりも低いものとなる。
【0041】次に、上記のフォトレジスト21を除去し
た後、図9に示されるように、CVD法などを用いて、
トレンチ17と下部電極13とを覆うようにシリコン酸
化膜18aを堆積する。そして、このシリコン酸化膜1
8aに異方性ドライエッチング処理を施す。それによ
り、図10に示されるように、埋込酸化膜18を形成す
る。このとき、埋込酸化膜18の上面には凹部22が形
成されるが、酸化膜18aの厚みを適切に調整すること
により埋込酸化膜18の上面をなだらかなものとするこ
とは可能である。
【0042】それ以降は、従来例と同様の工程を経て、
誘電体膜14,上部電極15,層間絶縁層19および金
属配線層20を形成する。以上の工程を経て図1に示さ
れる半導体記憶装置が形成されることとなる。
【0043】次に、図11および図12を用いて、メモ
リセルのレイアウトについて説明する。図11は、1/
4ピッチのメモリセルのレイアウトを示す平面図であ
る。図12は、1/2ピッチのメモリセルのレイアウト
を示す平面図である。
【0044】図11および図12に示されるように、ゲ
ート電極(ワード線)5と、ビット線11は、ほぼ直交
する方向に延びるように形成される。そして、メモリ素
子形成領域23が選択的に配置され、このメモリ素子形
成領域23上にキャパシタコンタクト部24とビット線
コンタクト部25とが設けられる。そして、キャパシタ
コンタクト部24と接続されるようにキャパシタ16の
下部電極13が選択的に形成される。そして、隣合う下
部電極13間に埋込酸化膜18が形成されることとな
る。
【0045】次に、図13および図14を用いて、図1
に示される実施の形態1における半導体記憶装置の変形
例について説明する。
【0046】<変形例1>まず、図13を用いて、図1
に示される半導体記憶装置の変形例1について説明す
る。図13は、変形例1における半導体記憶装置を示す
断面図である。
【0047】図13を参照して、本変形例1において
は、プラグ電極9a,9cおよび柱状部9bが、Ti層
27と、TiN層26との積層構造となっている。それ
以外の構造に関しては図1に示される場合と同様であ
る。
【0048】<変形例2>次に、図14を用いて、変形
例2について説明する。図14は、変形例2における半
導体記憶装置を示す断面図である。図14を参照して、
本変形例では、プラグ電極9a,9cおよび柱状部9b
が、Ti層27と、TiN層26と、W層28との積層
構造となっている。それにより、上記の実施の形態1の
場合よりもプラグ電極9a,9cおよびビット線11の
抵抗をさらに低減することが可能となる。
【0049】(実施の形態2)次に、図15〜図18を
用いて、この発明の実施の形態2について説明する。図
15は、この発明の実施の形態2における半導体記憶装
置を示す断面図である。
【0050】図15を参照して、本実施の形態2におい
ては、プラグ電極9a,9cと半導体基板1との間に多
結晶シリコンパッド層29が形成されている。それ以外
の構造に関しては図1に示される半導体記憶装置と同様
である。
【0051】上記のように、多結晶シリコンパッド層2
9を形成することにより、プラグ電極9a,9c直下に
位置する半導体基板1の主表面にリセス部が形成される
ことを効果的に阻止することが可能となる。なお、多結
晶シリコンパッド層29の上面には、リセス部が形成さ
れ、そのリセス部内にプラグ電極9a,9cの底面が位
置することとなる。
【0052】次に、図18を用いて、多結晶シリコンパ
ッド層29の厚みt2について説明する。図18は、多
結晶シリコンパッド層29とその周辺部分を模式的に示
す図である。なお、便宜上、フィールド酸化膜2の図示
は省略している。
【0053】図18を参照して、多結晶シリコンパッド
層29が形成されるコンタクトホールの側壁の傾斜角を
θとし、仮想の三角形xyzを考えてみる。そして、コ
ンタクトホールの側壁の傾斜角θは、約45度〜約60
度であるものとする。
【0054】この場合に、三角形xyzの辺xzの長さ
lは、t2/cosθで表わされる。したがって、θの
値が45度〜60度である場合には、lは、√2・t2
≦l≦2・t2で表されることとなる。ここで、l=t
1(多結晶シリコンからなる配線層10の厚み)と考え
た場合、多結晶シリコンパッド層29の厚みt2は、t
1/2≦t2≦t1/√2で表わすことができる。
【0055】上記の関係より、多結晶シリコンパッド層
29の厚みt2は、配線層10の厚みt1の約50%〜
約80%程度であればよいこととなる。多結晶シリコン
パッド層29がこのような厚みを有することにより、半
導体基板1の主表面にリセス部が形成されることを効果
的に阻止することが可能となる。また、このように多結
晶シリコンパッド層29の厚みを薄く設定することによ
り、この多結晶シリコンパッド層29のパターニングも
容易なものとなる。
【0056】次に、図16および図17を用いて、図1
5に示される本発明の実施の形態2における半導体記憶
装置の製造方法について説明する。図16および図17
は、この実施の形態2における半導体記憶装置の製造工
程の特徴的な第1工程および第2工程を示す断面図であ
る。
【0057】まず図16を参照して、上記の実施の形態
1の場合と同様の工程を経て絶縁層6までを形成する。
次に、CVD法などを用いて、絶縁層6と半導体基板1
の主表面とを覆うように不純物の導入された多結晶シリ
コン層を堆積する。そして、この多結晶シリコン層をパ
ターニングすることにより、多結晶シリコンパッド層2
9が形成される。
【0058】次に、図17を参照して、上記の実施の形
態1の場合と同様の方法で、層間絶縁層7a,7bと配
線層10とを形成する。その後、上記の実施の形態1の
場合と同様の方法で、コンタクトホール8a,8b,8
cをそれぞれ形成する。このとき、多結晶シリコンパッ
ド層29を形成することにより、この多結晶シリコンパ
ッド層29の表面にリセス部は形成されるものの半導体
基板1の主表面にはリセス部は形成されない。その後
は、上記の実施の形態1の場合と同様の工程を経て、図
15に示される半導体記憶装置が形成されることとな
る。
【0059】(実施の形態3)次に、図19〜図22を
用いて、この発明の実施の形態3について説明する。図
19は、この発明の実施の形態3における半導体記憶装
置を示す断面図である。
【0060】図19を参照して、本実施の形態3におい
ては、ゲート電極5を覆うように絶縁層6上にシリコン
窒化膜30が形成されている。このようにシリコン窒化
膜30を形成することにより、コンタクトホール8a,
8b,8cの形成位置がずれた場合においても、ゲート
電極5がエッチングされるのを効果的に阻止することが
可能となる。なお、シリコン窒化膜30のかわりに層間
絶縁層7aの材質と異なる他の絶縁層を用いてもよい。
【0061】次に、図20および図21を用いて、この
実施の形態3における半導体記憶装置の製造方法につい
て説明する。図20および図21は、この実施の形態3
における半導体記憶装置の製造工程の特徴的な第1工程
および第2工程を示す断面図である。
【0062】図20を参照して、上記の実施の形態2の
場合と同様の工程を経て多結晶シリコンパッド層29ま
でを形成する。次に、CVD法などを用いて、ゲート電
極5,絶縁層6および多結晶シリコンパッド層29を覆
うようにシリコン窒化膜30を形成する。
【0063】次に、上記の実施の形態1と同様の工程を
経て、層間絶縁層7a,7bと配線層10とを形成す
る。そして、フォトリソグラフィ技術とエッチング技術
とを用いて、コンタクトホール8a,8b,8cを形成
する。このとき、上記の実施の形態1の場合と同様のエ
ッチング方法に加え、シリコン窒化膜30をエッチング
する工程も必要となる。それ以降は上記の実施の形態1
の場合と同様の工程を経て図19に示される半導体記憶
装置が形成されることとなる。
【0064】次に、図22を用いて、実施の形態3の変
形例について説明する。図22は、実施の形態3の変形
例における半導体記憶装置を示す断面図である。
【0065】図22を参照して、本変形例では、絶縁層
6およびゲート電極5を覆うようにシリコン窒化膜30
が形成され、多結晶シリコンパッド層29が形成されて
いない。それ以外の構造に関しては、図1に示される実
施の形態1の場合とほぼ同様である。本変形例の場合
も、上記の実施の形態3の場合とほぼ同様の効果が得ら
れる。
【0066】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものでないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示さ
れ、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべ
ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における半導体記憶
装置を示す断面図である。
【図2】 実施の形態1における半導体記憶装置の製造
工程の第1工程を示す断面図である。
【図3】 実施の形態1における半導体記憶装置の製造
工程の第2工程を示す断面図である。
【図4】 実施の形態1における半導体記憶装置の製造
工程の第3工程を示す断面図である。
【図5】 実施の形態1における半導体記憶装置の製造
工程の第4工程を示す断面図である。
【図6】 実施の形態1における半導体記憶装置の製造
工程の第5工程を示す断面図である。
【図7】 実施の形態1における半導体記憶装置の製造
工程の第6工程を示す断面図である。
【図8】 実施の形態1における半導体記憶装置の製造
工程の第7工程を示す断面図である。
【図9】 実施の形態1における半導体記憶装置の製造
工程の第8工程を示す断面図である。
【図10】 実施の形態1における半導体記憶装置の製
造工程の第9工程を示す断面図である。
【図11】 この発明に係る半導体記憶装置のメモリセ
ルのレイアウトの一例を示す平面図である。
【図12】 この発明に係る半導体記憶装置のメモリセ
ルのレイアウトの他の例を示す平面図である。
【図13】 実施の形態1の変形例1を示す断面図であ
る。
【図14】 実施の形態1の変形例2を示す断面図であ
る。
【図15】 この発明の実施の形態2における半導体記
憶装置を示す断面図である。
【図16】 実施の形態2における半導体記憶装置の製
造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。
【図17】 実施の形態2における半導体記憶装置の製
造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。
【図18】 多結晶シリコンパッド層29の厚みに関す
る説明を行なうための模式図である。
【図19】 この発明の実施の形態3における半導体記
憶装置を示す断面図である。
【図20】 実施の形態3における半導体記憶装置の製
造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。
【図21】 実施の形態3における半導体記憶装置の製
造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。
【図22】 実施の形態3の変形例を示す断面図であ
る。
【図23】 従来の半導体記憶装置を示す断面図であ
る。
【図24】 従来の半導体記憶装置の製造工程の特徴的
な第1工程を示す断面図である。
【図25】 従来の半導体記憶装置の製造工程の特徴的
な第2工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 p型半導体基板、2 フィールド酸化膜、3 n+
不純物拡散層、3an- 不純物拡散層、4 ゲート絶縁
層、5 ゲート電極(ワード線)、6 絶縁層、7a,
7b,19 層間絶縁層、8a,8b,8c コンタク
トホール、9a,9c プラグ電極、9 多結晶シリコ
ン層、9b 柱状部、10 配線層(膜状部)、11
ビット線、12,12a バリア層、13 下部電極、
14誘電体膜、15 上部電極、16 キャパシタ、1
7 トレンチ、18 埋込酸化膜、20 金属配線層、
29 多結晶シリコンパッド層、30 シリコン窒化
膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 27/092 H01L 21/8238 H01L 21/8242

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する第1導電型の半導体基板
    と、 前記半導体基板の主表面にチャネル領域を規定するよう
    に間隔をあけて形成された第2導電型の第1と第2の不
    純物拡散層と、 前記チャネル領域上にゲート絶縁層を介在して形成され
    たゲート電極と、 前記第1の不純物拡散層の表面上に形成され、前記第1
    の不純物拡散層とのコンタクト部の上方に位置する上面
    に突出部を有するビット線と、 前記第2の不純物拡散層と電気的に接続されるキャパシ
    タと、 を備え、 前記ビット線は、前記第1の不純物拡散層の表面上に形
    成され上方に延びる柱状部と、前記柱状部を受入れる貫
    通孔を有し、前記貫通孔内に前記柱状部を受入れること
    により前記柱状部と接続され前記半導体基板の主表面と
    ほぼ平行な方向に延在する膜状部とを含み、 前記柱状部の上部が前記膜状部の上面から突出すること
    により前記突出部が形成される、 半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記柱状部の材質と前記膜状部の材質と
    は異なる、請求項に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極を覆うように第1の層間
    絶縁層が形成され、 前記第1の層間絶縁層上には第2の層間絶縁層が形成さ
    れ、 前記第1の層間絶縁層を貫通して前記第1の不純物拡散
    層に達するように第1のコンタクトホールが形成され、 前記第1のコンタクトホール上に前記膜状部の貫通孔が
    位置するように前記第1の層間絶縁層上に前記膜状部が
    形成され、 前記第1のコンタクトホール内と前記貫通孔内とに延在
    するように前記柱状部が形成され、 前記第2の不純物拡散層上には、前記第1と第2の層間
    絶縁層を貫通して第2のコンタクトホールが形成され、 前記第2のコンタクトホール内には、前記キャパシタと
    前記第2の不純物拡散層とを電気的に接続するプラグ電
    極が形成され、 前記柱状部と前記プラグ電極とは同じ材質により構成さ
    れる、請求項またはに記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の層間絶縁層上には前記プラグ
    電極と電気的に接続されるように前記キャパシタの下部
    電極が形成され、 前記下部電極を挟むように前記第2の層間絶縁層内に底
    面を有する第1と第2のトレンチが形成され、 前記柱状部の上面は前記第1のトレンチの底面の一部を
    構成し、 前記第1と第2のトレンチ内には、この第1と第2のト
    レンチの内表面のほぼ全面を覆い、なだらかな上面を有
    する埋込絶縁層が形成され、 前記下部電極と前記埋込絶縁層とを覆うように前記キャ
    パシタの誘電体膜が形成され、 前記誘電体膜上には前記キャパシタの上部電極が形成さ
    れる、請求項に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板の主表面からの前記プラ
    グ電極の上面の高さは、前記半導体基板の主表面からの
    前記柱状部の上面の高さよりも高い、請求項または
    に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記プラグ電極と前記第2の不純物拡散
    層との間には、パッド導電層が形成される、請求項
    いしのいずれかに記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記パッド導電層の厚みは、前記膜状部
    の厚みの約50%〜約80%程度である、請求項に記
    載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の層間絶縁層内には、前記ゲー
    ト電極を覆うように前記第1の層間絶縁層の材質と異な
    る材質からなる絶縁層が形成される、請求項1ないし
    のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 第1導電型の半導体基板の主表面にチャ
    ネル領域を規定するように間隔をあけて第2導電型の第
    1と第2の不純物拡散層を形成する工程と、 前記チャネル領域上にゲート絶縁層を介在してゲート電
    極を形成する工程と、 前記ゲート電極と前記第1と第2の不純物拡散層とを覆
    うように第1の層間絶縁層を形成する工程と、 前記第1の不純物拡散層を覆い前記第2の不純物拡散層
    と重ならないように前記第1の層間絶縁層上に第1導電
    層を形成する工程と、 前記第1導電層と前記第1の層間絶縁層とを覆うように
    第2の層間絶縁層を形成する工程と、 前記第1の不純物拡散層上に前記第1と第2の層間絶縁
    層と前記第1導電層とを貫通する第1のコンタクトホー
    ルと、前記第2の不純物拡散層上に前記第1と第2の層
    間絶縁層を貫通する第2のコンタクトホールとを同時に
    形成する工程と、 前記第1と第2のコンタクトホール内に第2導電層を埋
    め込むことにより、前記第1と第2の不純物拡散層と電
    気的に接続される第1と第2の埋込導電層をそれぞれ形
    成するとともに、前記第1の埋込導電層を前記第1導電
    層と接続し、かつ前記第1の埋込導電層の上部を前記第
    1導電層の上面から突出させる工程と、 前記第2の埋込導電層と電気的に接続されるように前記
    第2の層間絶縁層上にキャパシタを形成する工程と、 を備えた、半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記キャパシタを形成する工程は、 前記第1と第2の埋込導電層を覆うように前記第2の層
    間絶縁層上に前記キャパシタの下部電極材料層を形成す
    る工程と、 前記下部電極材料層を選択的にエッチングすることによ
    り、前記第1の埋込導電層とその周囲に位置する前記第
    2の層間絶縁層とに達するトレンチを形成するとともに
    前記キャパシタの下部電極を形成する工程と、 前記トレンチと前記下部電極とを覆うように絶縁層を形
    成する工程と、 前記絶縁層にその上面から厚みを減じる処理を施すこと
    により、前記下部電極の表面を露出させるとともに前記
    トレンチ内に埋込絶縁層を形成する工程と、 前記下部電極と前記埋込絶縁層とを覆うように前記キャ
    パシタの誘電体膜と前記キャパシタの上部電極とを順次
    形成する工程とを含む、請求項に記載の半導体記憶装
    置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の埋込導電層と前記半導体基
    板との間には、パッド導電層が形成され、 前記第1の層間絶縁層を形成する工程は、 前記第2の不純物拡散層上に前記パッド導電層を形成す
    る工程と、 前記パッド導電層を覆うように前記第1の層間絶縁層を
    形成する工程とを含み、 前記第2のコンタクトホールの形成工程は、 前記第1と第2の層間絶縁層を貫通して前記パッド導電
    層に達するように前記第2のコンタクトホールを形成す
    る工程を含む、請求項または10に記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の層間絶縁層内には前記ゲー
    ト電極を覆うように前記第1の層間絶縁層と異なる材質
    からなる絶縁層が形成され、 前記第1の層間絶縁層の形成工程は、前記絶縁層を形成
    する工程を含み、 前記第1と第2のコンタクトホールの形成工程は、前記
    絶縁層をも貫通するように前記第1と第2のコンタクト
    ホールを形成する工程を含む、請求項ないし11のい
    ずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
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