JP3509596B2 - ピックアップ調整機構 - Google Patents

ピックアップ調整機構

Info

Publication number
JP3509596B2
JP3509596B2 JP00404799A JP404799A JP3509596B2 JP 3509596 B2 JP3509596 B2 JP 3509596B2 JP 00404799 A JP00404799 A JP 00404799A JP 404799 A JP404799 A JP 404799A JP 3509596 B2 JP3509596 B2 JP 3509596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
base
disk
pickup
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00404799A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11288519A (ja
Inventor
隆雄 秋庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teac Corp filed Critical Teac Corp
Priority to JP00404799A priority Critical patent/JP3509596B2/ja
Priority to TW088101571A priority patent/TW417085B/zh
Priority to US09/243,904 priority patent/US6414934B1/en
Priority to KR1019990003678A priority patent/KR100309200B1/ko
Publication of JPH11288519A publication Critical patent/JPH11288519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3509596B2 publication Critical patent/JP3509596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/49Fixed mounting or arrangements, e.g. one head per track

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はピックアップ調整機
構に係り、特にターンテーブルにクランプされたディス
ク状記憶媒体とピックアップとの相対角度を調整できる
よう構成されたピックアップ調整機構に関する。 【0002】 【従来の技術】例えばデータベースやソフトウエアなど
の情報を記憶させる記憶媒体として、光ディスク装置の
レーザ式ピックアップにより再生されるディスク状記憶
媒体が使用されている。ディスク装置では、ディスク状
記憶媒体が載置されたトレーを装置内に挿入すると、ト
レー内のディスク状記憶媒体がターンテーブルにクラン
プされ、続いてピックアップがガイドシャフトにガイド
されてディスク半径方向にシーク動作する。 【0003】この種のディスク状記憶媒体が装着される
ディスク装置では、ディスク状記憶媒体に高密度に記憶
された情報(ピットパターン)を正確に読み取るため、
ピックアップのシーク動作位置と、ターンテーブルに装
着されたディスク状記憶媒体との距離が一定となるよう
ピックアップとディスク状記憶媒体との相対角度を調整
する必要がある。 【0004】すなわち、ディスク装置の組み立てライン
においては、ターンテーブル及びピックアップ等の組み
付けが終了した後、ターンテーブルに位置調整用基準デ
ィスクをクランプさせた状態で基準ディスクからの反射
光をピックアップにより検出する。その際、ピックアッ
プで検出された基準ディスクからの反射光の角度ずれを
測定器(オートコリメータ)で測定しながらレーザ光の
角度が規定値となるようにターンテーブルの取付角度を
調整する。 【0005】ここで、従来のディスク装置に適用された
ターンテーブルの調整機構の構成について説明する。図
30は従来のターンテーブルの調整機構の要部を説明す
るための縦断面図である。図30に示されるように、従
来の調整機構1では、ターンテーブル2を回転駆動する
ディスクモータ3を支持するモータベース4が円板状に
形成され、このモータベース4の位置を調整する構成と
なっている。モータベース4は、下方に設けられた固定
ベース5上に突出するベース支持部6の傾斜面6aに当
接した状態で支持される。 【0006】また、固定ベース5上には、角度調整用の
偏心ピン7が突出している。そして、偏心ピン7の上端
に設けられた係合部7aがモータベース4の係合孔4a
を貫通している。モータベース4は外周が複数のベース
支持部6の傾斜面6aに当接しているので、水平方向に
移動すると、移動方向の周縁部が上方に変位して逆方向
の周縁部が下方に変位する。 【0007】そのため、モータベース4の係合孔4aを
貫通する偏心ピン7の係合部7aの位置を変更すること
により固定ベース5の傾斜角度と傾斜方向とを同時に調
整することができる。そして、ターンテーブル2に基準
ディスク8をクランプさせた状態で角度調整を行う際
は、ピックアップ(図示せず)で検出された基準ディス
ク8からの反射光の角度ずれを測定しながらレーザ光の
角度が規定値となるようにターンテーブル4の取付角度
を調整する。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
調整機構1がターンテーブル2をモータベース4と共に
傾斜させる構成であり、且つ装置の薄型化によりトレー
とターンテーブル2との高さ方向のクリアランスが小さ
いので、ターンテーブル2を傾斜させたとき、ターンテ
ーブル2にクランプされた基準ディスク8の周縁部がト
レー(図示せず)に接触してしまうといった問題があ
る。 【0009】また、上記のようなターンテーブル2の位
置調整を行う代わりにピックアップのガイドシャフトの
向きを調整する方法もあるが、この方法の場合、ピック
アップの両側に装架された一対のガイドシャフトのそれ
ぞれを同一角度となるように調整する必要があるので、
調整作業に手間がかかるといった問題がある。そこで、
本発明は上記課題を解決したピックアップ調整機構を提
供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、デ
ィスク状記憶媒体がクランプされるターンテーブルと、
該ターンテーブルを駆動するディスクモータと、前記デ
ィスク状記憶媒体に記憶された情報を読み取るピックア
ップと、該ピックアップを移動可能に支持するベース
と、前記ベースに支持され、前記ピックアップの移動方
向に延在し、前記ピックアップの一側の移動をガイドす
る第1のガイド部材と、前記ベースに前記第1のガイド
部材と平行に配置され、前記ピックアップの他側の移動
をガイドする第2のガイド部材と、前記ベースに対する
前記第1、第2のガイド部材の両端の4点のうち3点の
高さ位置を調整する角度調整部と、からなり、前記角度
調整部は、前記ベースに回動可能に掛止されるおねじ部
材と、前記第1、第2のガイド部材に設けられ、前記お
ねじ部材の一端を回動操作できるように両端が開放さ
れ、前記おねじ部材が螺入されるめねじ部材と、前記お
ねじ部材の両端に設けられ、外部から回動される一対の
係合部と、を備えており、前記一対の係合部の何れかに
係合される工具の回動操作によって前記おねじ部材と前
記めねじ部材との相対距離が調整されることを特徴とす
るものである。 【0011】従って、本発明によれば、第1、第2のガ
イド部材の両端の4点のうち3点の高さ位置を調整する
ことにより、ベースに支持された第1、第2のガイド部
材を介してピックアップの角度を簡単且つ短時間で調整
できる。そのため、従来のようにディスク状記憶媒体が
傾くことがないので、ディスク状記憶媒体の周縁部がト
レーに接触したり、あるいは調整作業に手間がかかり過
ぎることが防止される。さらに、ベースに支持された第
1、第2のガイド部材の両端の高さ位置を調整するた
め、第1、第2のガイド部材にガイドされるピックアッ
プの位置を簡単且つ高精度に調整することができる。ま
た、角度調整部は、おねじ部材の両端に設けられた一対
の係合部の何れかに係合させた工具の回動操作によって
おねじ部材とめねじ部材との相対距離を調整させるた
め、ピックアップの位置を容易に調整することができ、
しかも両端が開放されためねじ部材に螺入されたおねじ
部材の一端が開放されるので、めねじ部材の内部に位置
する係合部を外部から回動操作することができる。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の前提例となるピッ
クアップ調整機構斜視図である。また、図2はピック
アップユニットの分解斜視図である。図1及び図2に示
されるように、ピックアップ調整機構11は、例えばデ
ィスク状記憶媒体(例えばCD−ROM又は、PD用デ
ィスクカートリッジ、DVD用ディスクカートリッジ
等)が装着されるディスク装置に組み込まれる。 【0017】ピックアップ調整機構11は、大略、ディ
スク状記憶媒体(図示せず)がクランプされるターンテ
ーブル12と、ターンテーブル12を駆動するディスク
モータ13と、ディスクモータ13を支持する固定ベー
ス(第1のベース)14と、ディスク状記憶媒体に記憶
された情報を読み取るピックアップ15と、第1ベース
14上に支持されピックアップ15を移動可能に支持す
る可動ベース(第2のベース)16と、固定ベース14
と可動ベース16との間に設けられターンテーブル12
にクランプされたディスク状記憶媒体に対するピックア
ップ15の角度を調整する角度調整部17とからなる。 【0018】固定ベース14には、ディスクモータ13
が取り付けられると共に、角度調整部17が取り付けら
れる3箇所に取付孔14a〜14cが設けられている。
取付孔14a〜14cは、夫々ディスクモータ13の周
囲に略等間隔となる位置に設けられている。可動ベース
16は、ピックアップ15が移動する範囲に対応する開
口18が設けられた枠状に形成されている。尚、可動ベ
ース16の取付角度が調整される際、開口18の周縁部
がターンテーブル12に接触しないように、開口18に
はターンテーブル12の輪郭形状に対応した逃げ部18
aが形成されている。また、開口18の左側には、ピッ
クアップ15の移動をガイドするガイドシャフト19が
支持される。 【0019】また、開口18の右側には、ピックアップ
15の移動をガイドするガイドシャフト20とリードス
クリュウ21とが同一方向に延在するように支持され、
ギヤ機構22及びピックアップ駆動モータ23が取り付
けられている。リードスクリュウ21は、ピックアップ
駆動モータ23の回転駆動力がギヤ機構22を介して伝
達されると、ピックアップ15をガイドシャフト19,
20のガイド方向に駆動する。 【0020】図3は可動ベース16の平面図である。
尚、図3においては、ガイドシャフト20が省略されて
いる。図3に示されるように、ガイドシャフト19の両
端近傍には、角度調整部17が取り付けられる取付孔1
6a,16bが設けられ、リードスクリュウ21の一端
近傍にも角度調整部17が取り付けられる取付孔16c
が設けられている。尚、リードスクリュウ21の他端近
傍には、段付きの固定ネジ24が螺合するネジ孔16d
が設けられている。従って、可動ベース16は、取付孔
16a〜16cの3箇所に取り付けられた角度調整部1
7と上記固定ネジ24との4点で支持される。 【0021】図4は前提例としての角度調整部17の構
成を示す縦断面図である。図4に示されるように、角度
調整部17は、本発明の前提例となるものであり、可動
ベース16の取付孔16a〜16cに嵌合係止される第
1のスタッドスクリュウ25と、固定ベース14の取付
孔14a〜14cに嵌合係止される第2のスタッドスク
リュウ26と、第2のスタッドスクリュウ26を固定ベ
ース14に固定するロックネジ27とからなる。 【0022】第1のスタッドスクリュウ25は、上端2
5aが可動ベース16の取付孔16a〜16cに嵌合さ
れた状態でかしめられ、軸方向への抜けが防止されてい
る。また、第1のスタッドスクリュウ25の外周には、
おねじ25bが形成され、第1のスタッドスクリュウ2
5の中心にはめねじ25cが形成されている。このめね
じ25cは、第1のスタッドスクリュウ25の下端側に
開口部が設けられている。また、第1のスタッドスクリ
ュウ25の外径は、取付孔16a〜16cの孔径よりも
大径であり、段部25dが可動ベース16の下面に当接
する。 【0023】第2のスタッドスクリュウ(調整ねじ)2
6は、下端部26aが固定ベース14の取付孔14a〜
14cに嵌合された状態でかしめられ、軸方向への抜け
が防止されている。また、第2のスタッドスクリュウ2
6の中心にはめねじ26bが形成されている。このめね
じ26bは、第2のスタッドスクリュウ26の上端側に
開口しており、上記第1のスタッドスクリュウ25のお
ねじ25bが螺入される。また、第2のスタッドスクリ
ュウ26の外径は、取付孔14a〜14cの孔径よりも
大径であり、段部26cが固定ベース14の上面に当接
する。 【0024】さらに、めねじ26aは、第2のスタッド
スクリュウ26の下端側に開口する貫通孔26dに連通
される。そして、貫通孔26dには、ロックネジ27の
おねじ27aが挿通される。また、第2のスタッドスク
リュウ26は、外周にスパナ等の工具が係合するための
係合部として平行な2面(図示せず)がカッタ加工さ
れ、工具により回動操作できるように形成されている。 【0025】尚、ロックネジ27は、位置調整後におね
じ27aが第1のスタッドスクリュウ25のめねじ25
cに螺入されて締結される。そして、ロックネジ27の
頭部27bと固定ベース14との間には、ワッシャ29
が介在しているため、ロックネジ27の締め付けにより
ワッシャ29に圧縮力が作用し、第2のスタッドスクリ
ュウ26が固定ベース14に固定される。 【0026】ここで、上記構成とされた角度調整部17
の調整動作について説明する。角度調整部17は、固定
ベース14と可動ベース16との間に介在しており、固
定ベース14と可動ベース16との間隔Lを調整でき
る。この間隔Lを調整する場合は、ロックネジ27を緩
めた状態で第2のスタッドスクリュウ26を時計方向あ
るいは反時計方向に回動させる。尚、角度調整部17の
調整操作を行う場合、固定ベース14と可動ベース16
との間を支持する4点のうち1点が固定ネジ24により
固定されており、他の3点の間隔Lが角度調整部17に
より調整される。 【0027】例えば第2のスタッドスクリュウ26が時
計方向に回動操作されると、第1のスタッドスクリュウ
25及び第2のスタッドスクリュウ26が互いに軸方向
に伸長する方向に変位する。これにより、第1のスタッ
ドスクリュウ25の段部25dが可動ベース16を上方
に押し上げるため、間隔Lは大きくなる。これと逆に第
2のスタッドスクリュウ26が反時計方向に回動操作さ
れると、第1のスタッドスクリュウ25及び第2のスタ
ッドスクリュウ26が互いに軸方向に収縮する方向に変
位する。これにより、第1のスタッドスクリュウ25の
段部25dが下方に変位して可動ベース16を降下させ
るため、間隔Lは小さくなる。 【0028】このようにして3箇所の角度調整部17の
高さ位置を調整することにより、固定ベース14に対す
る可動ベース16の取付角度、すなわち可動ベース16
に支持されたピックアップ15の角度が調整される。従
って、ピックアップ15で検出された基準ディスクから
の反射光の角度ずれを測定器(オートコリメータ)で測
定しながらレーザ光の角度が規定値となるように基準デ
ィスクに対するピックアップ15の取付角度が調整され
る。 【0029】尚、3箇所の角度調整部17の高さ位置調
整によりピックアップ15の光軸角度が調整されると、
ロックネジ27が角度調整部17をロックすることによ
り固定ベース14と可動ベース16とがロックされる。
このように、第2のスタッドスクリュウ26を周方向に
回動させることにより、簡単にピックアップ15の光軸
角度を調整することができるので、調整作業が短時間で
行える。また、上記のように3箇所の角度調整部17の
高さ位置調整により固定ベース14に対する可動ベース
16の取付角度が調整されてピックアップ15の角度が
適正な状態に調整されるため、固定ベース14に搭載さ
れたターンテーブル12の取付角度が変化せず、ターン
テーブル12にクランプされたディスクがトレー(図示
せず)に接触するといった不都合も生じない。 【0030】図5は本発明の要部を構成する角度調整部
一実施例を示す縦断面図である。図5に示されるよう
に、角度調整部31は、可動ベース16の取付孔16a
〜16cに回動自在に嵌合されたスタッドスクリュウ
(おねじ部材)32と、スタッドスクリュウ32が螺合
するナットスクリュウ(めねじ部材)33と、ナットス
クリュウ33が螺着されたホルダスクリュウ34とから
なる。 【0031】スタッドスクリュウ32は、可動ベース1
6の取付孔16a〜16cを貫通する頭部32aにドラ
イバ溝32bを有し、上方から工具(例えばマイナスの
ドライバ等)により周方向に回動操作することができ
る。また、スタッドスクリュウ32の頭部32aは、止
め輪35により下方向への脱落が防止されている。スタ
ッドスクリュウ32の外周には、取付孔16a〜16c
よりも大径な鍔部32cが設けられている。この鍔部3
2cは、可動ベース16の下面に当接してスタッドスク
リュウ32が上方へ抜けることを防止している。また、
スタッドスクリュウ32は、鍔部32cより下方に延在
する外周におねじ32dが形成され、下端にはドライバ
溝32eが設けられている。すなわち、スタッドスクリ
ュウ32は、上端のドライバ溝32bあるいは下端のド
ライバ溝32eのどちらからでも回動操作することが可
能であり、そのときの操作しやすい方を選択することが
できる。 【0032】ナットスクリュウ33は、内周側にスタッ
ドスクリュウ32のおねじ32dが螺入されるめねじ3
3aが設けられ、外周側にはおねじ33bと、おねじ3
3bのねじ込み位置を規制するための段部33dとが設
けられている。尚、めねじ33aは、ナットスクリュウ
33の下半分に設けられており、めねじ33aの上方に
はめねじ33aより大径な貫通孔33eが設けられてい
る。 【0033】ホルダスクリュウ34は、固定ベース14
に固定され、ナットスクリュウ33が螺入されるねじ孔
34aが軸方向に貫通されている。このねじ孔34aに
は、ナットスクリュウ33のおねじ33bが螺合するめ
ねじ34bと、段部33dが当接するストッパ34cと
が設けられている。そして、ナットスクリュウ33は、
段部33dがストッパ34cに当接するまでおねじ33
bがねじ孔34aに螺入された状態でホルダスクリュウ
34に固定される。尚、ホルダスクリュウ34は、固定
ベース14として設けられる場合もある。 【0034】ここで、上記構成とされた角度調整部31
の調整動作について説明する。角度調整部31は、上記
角度調整部17と同様、固定ベース14と可動ベース1
6との間に介在しており、固定ベース14と可動ベース
16との間隔Lを調整できる。この間隔Lを調整する場
合は、スタッドスクリュウ32の上端のドライバ溝32
bあるいは下端のドライバ溝32eにマイナスのドライ
バ等からなる工具を差し込んでスタッドスクリュウ32
を時計方向あるいは反時計方向に回動させる。 【0035】例えばスタッドスクリュウ32が時計方向
に回動操作されると、スタッドスクリュウ32及びナッ
トスクリュウ33が互いに軸方向に伸長する方向に変位
する。これにより、スタッドスクリュウ32の鍔部32
cが可動ベース16を上方に押し上げるため、間隔Lは
大きくなる。これと逆にスタッドスクリュウ32が反時
計方向に回動操作されると、スタッドスクリュウ32及
びナットスクリュウ33が互いに軸方向に収縮する方向
に変位する。これにより、スタッドスクリュウ32の鍔
部32cが下方に変位して可動ベース16を降下させる
ため、間隔Lは小さくなる。 【0036】このようにして3箇所の角度調整部31の
高さ位置を調整することにより、固定ベース14に対す
る可動ベース16の取付角度、すなわち可動ベース16
に支持されたピックアップ15の角度が調整される。従
って、ピックアップ15で検出された基準ディスクから
の反射光の角度ずれを測定器(オートコリメータ)で測
定しながらレーザ光の角度が規定値となるように基準デ
ィスクに対するピックアップ15の取付角度が調整され
る。 【0037】このように、スタッドスクリュウ32の上
端のドライバ溝32bあるいは下端のドライバ溝32e
のどちらからでも回動操作することができるので、調整
操作が容易となり、且つ簡単にピックアップ15の光軸
角度を調整することができるので、調整作業が短時間で
行える。また、上記のように3箇所の角度調整部31の
高さ位置調整により固定ベース14に対する可動ベース
16の取付角度が調整されてピックアップ15の角度が
適正な状態に調整されるため、固定ベース14に搭載さ
れたターンテーブル12の取付角度が変化せず、ターン
テーブル12にクランプされたディスクがトレー(図示
せず)に接触するといった不都合も生じない。 【0038】尚、上記実施例では、ねじ構造の調整部1
7,31を3箇所に設けたが、これに限らず、此れ以外
の構成のものを固定ベース14と可動ベース16との間
に介在させるようにしても良いのは勿論である。ここ
で、変形例1について説明する。図6は変形例1の構成
を示す平面図である。尚、図6において、上記実施の形
態のものと同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。 【0039】図6に示されるように、ピックアップ調整
機構41は、上記ターンテーブル12と、ディスクモー
タ13と、固定ベース14と、ピックアップ15と、可
動ベース16と、ディスク状記憶媒体に対するピックア
ップ15の角度を調整する3箇所の角度調整部42とか
らなる。また、ターンテーブル12の中央に突出するク
ランプ部12aの外周には、120度毎にディスクの内
周に係合する係止球12bの一部が突出している。 【0040】そして、各係止球12bは、クランプ部1
2aの内部に挿入されたコイルバネ(図示せず)により
外側に付勢されており、ディスク半径方向に進退可能に
設けられている。そのため、クランプ部12aに設けら
れた各係止球12bは、ディスク内周がクランプ部12
aに嵌合されると、ディスク内周を押圧してディスクを
クランプする。 【0041】また、可動ベース16の下面側には、ター
ンテーブル12を駆動する駆動モータ13を支持するモ
ータベース43が取り付けられている。図7(A)
動ベース16の構成を説明するための底面図、図7
(B)は図7(A)に示す可動ベース16を左方向から
みた側断面図、図7(C)は図7(A)に示す可動ベー
ス16を右方向からみた側断面図、図7(D)は図7
(A)に示す可動ベース16を後方からみた側断面図で
ある。図7(A)〜(D)に示されるように、可動ベー
ス16は、モータベース43を支持するための支持部4
4〜46が起立状態に圧入されている。この支持部44
〜46の内部には、めねじが設けられており、固定用ビ
スが螺入されてモータベース43が固着される。また、
可動ベース16は、ピックアップ15が移動するための
開口18が設けられ、開口18の一側にはリードスクリ
ュウ21及びギヤ機構22、ピックアップ駆動モータ2
3を支持するリードスクリュウ取付部47が設けられて
いる。また、開口18の他側には、ガイドシャフト19
を支持するガイドシャフト取付部48が設けられてい
る。 【0042】また、リードスクリュウ取付部47の近傍
には、リードスクリュウ21を駆動するピックアップ駆
動モータ23の取付孔49が設けられている。可動ベー
ス16は、ガイドシャフト取付部48の両端近傍には、
角度調整部42が取り付けられる取付孔16a,16b
が設けられ、リードスクリュウ取付部47の一端近傍に
も角度調整部42が取り付けられる取付孔16cが設け
られている。 【0043】さらに、可動ベース16は、リードスクリ
ュウ取付部47の他端に段付きの固定ネジ24が螺合す
るネジ孔16dが設けられている。従って、ピックアッ
プ15は、取付孔16a〜16cの3箇所に取り付けら
れた角度調整部42と上記固定ネジ24との4点で支持
される。取付孔16a〜16cには、角度調整部42の
調整ねじ54が回転可能に係止されている。そして、可
動ベース16は、後述するサブシャーシに固定されるた
めの固定部51〜53が設けられている。 【0044】図8は支持部44,45の取付状態を示す
縦断面図である。図8に示されるように、支持部44,
45は、一端が可動ベース16の取付孔16eに圧入さ
れる圧入部44a,45aを有し、他端にモータベース
43の取付孔(図示せず)に嵌合する突部44b,45
bを有する。そして、支持部44,45は、軸方向に貫
通する軸孔44c,45c内にめねじ44d,45dが
設けられている。従って、支持部44,45は、モータ
ベース43を支持すると共に、固定用のナットとしても
機能する。 【0045】図9は支持部46の取付状態を示す縦断面
図である。図9に示されるように、支持部46は、一端
が可動ベース16の取付孔16fに圧入される圧入部4
6aを有し、他端にモータベース43の取付面(図示せ
ず)に当接する端部46bを有する。そして、支持部4
6は、軸方向に貫通する軸孔46c内にめねじ46dが
設けられている。従って、支持部46は、モータベース
43を支持すると共に、固定用のナットとしても機能す
る。 【0046】図10は変形例2の角度調整部42の平面
図である。また、図11は変形例2の角度調整部42の
側断面図である。図10及び図11に示されるように、
角度調整部42は、可動ベース16の取付孔16a〜1
6cに回動可能に挿通された調整ねじ54と、調整ねじ
54を脱落しないように係止する係止リング55とから
なる。また、角度調整部42は、後述するように可動ベ
ース16とガイドシャフト19、リードスクリュウ21
との間の相対位置を調整することによりディスクに対す
るピックアップ角度を調整する。 【0047】調整ねじ54は、可動ベース16の取付孔
16a〜16cより大径な頭部54aと、頭部54aに
形成された第1ドライバ溝54bと、取付孔16a〜1
6cに挿入される軸54cと、軸54cの外周に形成さ
れたおねじ54dと、おねじ54dの先端部分に形成さ
れた第2ドライバ溝54eとを有する。従って、調整ね
じ54は、第1ドライバ溝54bと第2ドライバ溝54
eの両端から回すことができるので、可動ベース16の
上面側及び下面側から調整操作することができる。 【0048】また、調整ねじ54は、頭部54aが可動
ベース16の取付孔16a〜16cの上面に当接し、取
付孔16a〜16cの下面に軸54cに嵌合係止された
係止リング55が当接する。これにより、調整ねじ54
は、回動可能且つ、可動ベース16の取付孔16a〜1
6cから抜けないように取り付けられる。図12(A)
(B)はリング55の構成を示す平面図、縦断面図であ
る。 【0049】図12(A)(B)に示されるように、係
止リング55は、リング部55aの内周に複数の係止部
55bを有する。複数の係止部55bは、軸方向に傾斜
している。そのため、係止リング55は、調整ねじ54
の軸54cに嵌合されると、係止部55bの先端部分が
外周方向に変形されて容易に装着される。しかし、調整
ねじ54を逆方向に引き抜こうとすると、係止リング5
5の係止部55bが調整ねじ54の軸54cに食い込む
ことにより調整ねじ54を係止する。 【0050】図13は固定部51〜53の縦断面図であ
る。図13に示されるように、可動ベース16の固定部
51〜53は、後述するサブシャーシに固定される下面
側にゴムブロック56が固着されている。このゴムブロ
ック56は、可動ベース16を弾力的に支持するダンパ
として機能すると共に、スペーサとしても機能する。 【0051】図14(A)(B)は可動ベース16のガ
イドシャフト取付部48に取り付けられるガイドシャフ
ト用ベース60の平面図、側断面図である。図14
(A)(B)に示されるように、ガイドシャフト用ベー
ス60は、ガイドシャフト19の端部19a,19bを
嵌合保持する保持部60a,60bと、保持部60a,
60b間に装架された延在部60cと、延在部60cの
上面側に形成されたバネ取付溝60dと、延在部60c
の両端近傍に圧入された一対のナット部材61と、保持
部60aに保持される端部19aを係止するビス62と
から構成されている。 【0052】このようにガイドシャフト用ベース60
は、ガイドシャフト19を保持した状態のままナット部
材61のめねじ61aに上記調整ねじ54のおねじ54
dが螺入されて可動ベース16のガイドシャフト取付部
48にねじ止めされる。そして、ガイドシャフト用ベー
ス60に保持されたガイドシャフト19は、調整ねじ5
4が回動されることにより可動ベース16に対する位置
が調整される。これにより、ガイドシャフト19にガイ
ドされるピックアップ15の取付位置、すなわちディス
クに対する角度が調整される。 【0053】図15(A)〜(C)は可動ベース16の
リードスクリュウ取付部47に取り付けられるリードス
クリュウ用ベース64の平面図、側面図、C部縦断面図
である。図15(A)〜(C)に示されるように、リー
ドスクリュウ用ベース64は、リードスクリュウ21の
端部を保持する保持部64a,64bと、保持部64
a,64b間に装架された延在部64cと、ギヤ機構2
2が配置されるギヤ支持部64dと、ピックアップ駆動
モータ23が取り付けられるモータ支持部64eと、ナ
ット部材61が圧入された取付部64fと、可動ベース
16に固定される固定用ビス24(図16を参照)が挿
通される取付部64gとを有する。 【0054】リードスクリュウ用ベース64は、取付部
64gが可動ベース16に固定され、且つ取付部64f
のナット部材61に螺入される調整ねじ54が回動され
ることにより可動ベース16に対する位置が調整され
る。これにより、リードスクリュウ21にガイドされが
ら駆動されるピックアップ15の取付位置、すなわちデ
ィスクに対する角度が調整される。 【0055】図16はガイドシャフト用ベース60、リ
ードスクリュウ用ベース64の取付位置を示す底面図で
ある。図16に示されるように、ガイドシャフト用ベー
ス60は、ガイドシャフト19を支持した状態のまま可
動ベース16のガイドシャフト取付部48に取り付けら
れる。また、リードスクリュウ用ベース64は、リード
スクリュウ21、ギヤ機構22、ピックアップ駆動モー
タ23を支持した状態のまま可動ベース16のリードス
クリュウ取付部47に取り付けられる。 【0056】このように、ガイドシャフト用ベース60
とリードスクリュウ用ベース64とが別体であるので、
ピックアップ15を移動可能に支持するガイドシャフト
19とリードスクリュウ21との取付位置を個別に調整
することができる。そのため、ガイドシャフト19の位
置を調整する際にリードスクリュウ21の位置がずれた
り、リードスクリュウ21の位置を調整する際にガイド
シャフト19の位置がずれることがなく、高精度な調整
が可能となる。 【0057】図17は変形例3の角度調整部42の取付
状態を示す縦断面図である。図17に示されるように、
角度調整部42のナット部材61は、上記ガイドシャフ
ト用ベース60、リードスクリュウ用ベース64の孔6
0h,64hに圧入されている。このナット部材61
は、軸方向に貫通する内壁にめねじ61aが設けられて
いる。 【0058】調整ねじ(おねじ部材)54は、可動ベー
ス16の取付孔16a〜16cに挿入された状態で第1
ドライバ溝54bにマイナスドライバ等の工具で時計回
りに回動されると、おねじ54dがナット部材(めねじ
部材)61のめねじ61aに螺入する。そして、おねじ
54dの先端に設けられた第2ドライバ溝54eがナッ
ト部材61のめねじ61aの下面側開口に露出する。 【0059】そのため、調整ねじ54は、取付け後に可
動ベース16とガイドシャフト19、リードスクリュウ
21との間の相対距離Lを変化させてピックアップ取付
角度調整を行なう際、上面側の第1ドライバ溝54bと
下面側の第2ドライバ溝54eの両方から調整操作する
ことができるので、ディスクに対するピックアップ取付
角度の調整操作が容易に行なえる。 【0060】調整ねじ54が回動されることによりガイ
ドシャフト用ベース60、リードスクリュウ用ベース6
4に圧入されたナット部材61と可動ベース16との相
対位置が調整される。よって、ガイドシャフト用ベース
60に保持されたガイドシャフト19及びリードスクリ
ュウ用ベース64に保持されたリードスクリュウ21
は、調整ねじ54の回動位置に応じた位置に調整され
る。これにより、ガイドシャフト19及びリードスクリ
ュウ21にガイドされるピックアップ15の取付位置、
すなわちディスクに対する角度が調整される。 【0061】このようにして3箇所の角度調整部42の
高さ位置を調整することにより、可動ベース16に対す
るガイドシャフト19及びリードスクリュウ21の取付
角度、すなわち可動ベース16に支持されたピックアッ
プ15の角度が調整される。特に可動ベース16の取付
孔16a〜16dのうち取付孔16dが固定用ビス24
により固定され、他の3箇所の取付孔16a〜16cが
角度調整部42により高さ位置が調整されるため、ピッ
クアップ15の過度の移動を防止することができる。 【0062】従って、ピックアップ15で検出された基
準ディスクからの反射光の角度ずれを測定器(オートコ
リメータ)で測定しながらレーザ光の角度が規定値とな
るように基準ディスクに対するピックアップ15の取付
角度が調整される。ここで、図18乃至図20を参照し
て上記のように構成されたピックアップ調整機構41の
組み立て手順について説明する。 【0063】先ず、図18に示されるように、可動ベー
ス16の下面側に突出する支持部44〜46にターンテ
ーブル12用の駆動モータ13を支持するモータベース
43をビス66により締結する。次に、図19に示され
るように、ガイドシャフト19を保持するガイドシャフ
ト用ベース60をガイドシャフト取付部48に取り付け
る。その際、可動ベース16の取付部16a,16bに
起立された調整ねじ54をガイドシャフト用ベース60
に圧入されたナット部材61に螺入させる。 【0064】また、ガイドシャフト用ベース60の上面
に形成されたバネ取付溝60dには、三角形状に突出す
る板バネ68の両端が摺動可能に嵌合されている。この
板バネ68は、三角形の頂点が可動ベース16のガイド
シャフト取付部48に当接して押圧されと両端部分がバ
ネ取付溝60dを摺動して直線状に変形する。これによ
り、ガイドシャフト用ベース60は、バネ取付溝60d
内で変形された板バネ68のバネ力により常に一方向に
付勢されており、可動ベース16に対するガタツキが防
止される。 【0065】次に、図20に示されるように、ピックア
ップ15、リードスクリュウ21、ギヤ機構22、ピッ
クアップ駆動モータ23が支持されたリードスクリュウ
用ベース64をリードスクリュウ取付部47に取り付け
る。そして、リードスクリュウ用ベース64の取付部6
4gを固定用ビス24により可動ベース16に固定す
る。続いて、可動ベース16の取付部16cに起立され
た調整ねじ54をリードスクリュウ用ベース64の取付
部64fに圧入されたナット部材61に螺入させる。 【0066】この後、ピックアップ15で検出された基
準ディスクからの反射光の角度ずれを測定器(オートコ
リメータ)で測定しながら可動ベース16の取付部16
a〜16cに起立する調整ねじ54の締め具合を調整し
てピックアップ15から発光されるレーザ光の角度が規
定値となるように基準ディスクに対するピックアップ1
5の取付角度を調整する。 【0067】ここで、上記ピックアップ調整機構11,
41が適用されるディスク装置について図面と共に説明
する。図21はディスク装置としてのCD−ROMドラ
イブ装置の斜視図である。また、図22はトレーが引き
出された状態を示すディスク装置を示す斜視図である。
また、図23はCD−ROMドライブ装置の分解斜視図
である。また、図24は図23の下方に続く分解斜視図
である。 【0068】図21乃至図24に示されるように、ディ
スク装置としてのCD−ROMドライブ装置71(以下
「装置」と称する)は、ノート型パソコン(図示せず)
の筐体に内蔵される内蔵形の装置である。この装置71
は、大略、ディスク(図示せず)を向かい入れるための
トレー72と、このトレー72を支持するサブシャーシ
73と、トレー72を摺動自在に支持するトレー摺動機
構74と、サブシャーシ73に設けられた光学式のピッ
クアップ15と、載置されたディスク(CD−ROM)
を回転駆動するターンテーブル12と、トレー72がデ
ィスク交換位置に移動したときトレー72を係止する係
止機構77と、トレー72がディスク装着位置に移動し
たときトレー72をロックするロック機構78と、より
なる。 【0069】尚、図21は図23に示す天板79を外し
てトレー72が装置内に収納されたディスク装着位置に
移動した状態を示し、図22は同じく天板79を外して
トレー72が装置外に引き出されたディスク交換位置に
移動した状態を示す。このトレー72は、ディスク(図
示せず)の一部がトレー72からはみ出るようにディス
ク外径よりも横幅寸法が小さくなるように形成されてお
り、手動操作によりA,B方向に摺動してディスク交換
位置又はディスク装着位置に至る。 【0070】80はシャーシで、上記各機構を収納する
収納部80aと、トレー72からはみ出したディスクを
保護するためにはみ出たディスクの下方を覆うカバー部
80bと、よりなる。尚、カバー部80bの下方は、空
間であり、例えば装置71が組み付けられるノート型パ
ソコン内の他の機器が配設されるようになる。81は前
面ベゼルで、トレー72の前端に固定され、トレー72
と一体的にA,B方向に摺動する。この前面ベゼル81
の中央には、トレー72を引き出す際にロック機構78
によるロックを解除させるためのスイッチ釦82が設け
られている。従って、図21に示す状態でスイッチ釦2
2がオンに操作されると、後述するように前面ベゼル8
1が5〜10mm程度前方(A方向)に突出してトレー7
2の引き出し操作を容易にする。 【0071】図23及び図25に示すように、トレー7
2は、ディスクを向かい入れるための空間を形成するデ
ィスク対向面72aと、ディスク対向面72aに穿設さ
れたピックアップ及びターンテーブル用の開口72b
と、ディスク対向面72aに載置されたディスクを取り
出す際に指が挿入されるディスク取り出し用の円弧状の
開口72cとを有する。 【0072】ディスク対向面72aは、シャーシ80の
収納部80aを覆うように横幅寸法がディスク外径より
も小さくなっており、ディスクの約2/3をカバーでき
るように形成されている。従って、図25に示すよう
に、ディスクDA は右側の周縁部がトレー72のディス
ク対向面72aから側方にはみ出す。そのため、ディス
クDA を取り出す際は、ディスク対向面72aからはみ
出たディスクDA の周縁部を把持することができるの
で、ディスクDA を把持するための凹部をトレー72に
設ける必要がないばかりか、トレー72の右側方全体が
ディスクDA を把持するための空間となる。従って、デ
ィスクDA を把持する際は、一方の指をディスク対向面
72aからはみ出たディスクDA の周縁部にあてがい、
他方の指を開口72cに挿入させるようにしてディスク
A の反対側の周縁部にあてがう。 【0073】また、上記開口72cは、トレー72の左
方向ではなく、トレー72の角部の空いたスペースに設
けられているので、トレー72の左側の寸法のできるだ
け小さくなっている。そのため、トレー72の横幅寸法
が大幅に小さくなっており、トレー72が従来よりもか
なり小型化されている。これにより、装置71の小型化
が可能になり、前述したようにシャーシ80もトレー7
2の横幅寸法に対応して、収納部80aの横幅寸法が小
さくなっており、トレー72からはみ出したディスクを
保護するためのカバー部80bが収納部80aから側方
に突出している。 【0074】図25(A)(B)はトレーの平面図、正
面図である。図25(A)(B)中、一点鎖線で示すよ
うに、ディスクDA の一部がトレー72のディスク対向
面72aからはみ出すようにトレー72が形成されてい
るため、右側におけるディスク把持方向が制限されず、
トレー72からはみ出したディスクDA の周縁部をどこ
でも把持してディスクDA をトレー72から容易に取り
出すことができる。 【0075】図26(A)〜(D)はサブシャーシの平
面図、左側面図、右側面図、正面図である。図26
(A)〜(D)に示すように、サブシャーシ73は、上
記トレー72が載置固定されピックアップ及びターンテ
ーブル用の開口を有する四角形状の枠体73aと、枠体
73aの右側面に設けられA,B方向に延在するブラケ
ット73bと、枠体73aの左側面73cにねじ止めさ
れたガイドレール押圧部材84とよりなる。ガイドレー
ル押圧部材84は枠体73aの上方に突出する一対の押
圧部84a,84bを有する。 【0076】図23,図24に示すように、トレー摺動
機構74は、上記サブシャーシ73の両側に取り付けら
れる一対のガイドレール機構85,86を有する。一対
のガイドレール機構85,86は、夫々上記サブシャー
シ73のブラケット73bに固着された可動側レール8
7と、可動側レール87と平行に延在する固定側レール
88と、可動側レール87と固定側レール88との間に
介在し両部材に摺動自在に係合するスライドレール89
と、よりなる。 【0077】可動側レール87及び固定側レール88
は、断面がC字状に形成されており、内側に折曲された
縁部87a,88aを有する。可動側レール87の下側
の縁部87aには、長手方向に延在するラック87bが
設けられている。また、固定側レール88の上側の縁部
88aには、長手方向に延在するラック88bが設けら
れている。 【0078】スライドレール89は断面がH字状に形成
されており、可動側レール87の縁部87aが係合する
第1の軌道89aと、固定側レール88の縁部88aが
係合する第2の軌道89bと、第1の軌道89aと第2
の軌道89bとの間に形成された溝89cとを有する。
スライドレール89の溝89cの長手方向上の中間位置
には、ピニオン90が回転自在に収納されている。この
ピニオン90の上部,下部は、夫々上記可動側レール8
7,固定側レール88のラック87b,88bに噛合し
ている。 【0079】そして、ガイドレール機構85では、可動
側レール87がシャーシ80の側壁80cにねじ止めさ
れ、固定側レール88がトレー72を支持するサブシャ
ーシ73のブラケット73bにねじ止めされている。従
って、トレー72が引き出されると固定側レール88が
スライドレール89に対してA方向に摺動しながらピニ
オン90を回転させる。このピニオン90の回転ととも
にスライドレール89は可動側レール87に対してA方
向に摺動する。 【0080】また、図22,図23に示すように、サブ
シャーシ73の上方には、ピックアップ15及びターン
テーブル12を有する駆動ユニット91が設けられてい
る。この駆動ユニット91は、サブシャーシ73の上方
に固着される可動ベース16と、可動ベース16に取り
付けられたピックアップ15と、ピックアップ15をデ
ィスク半径方向に移動させるピックアップ駆動部93
と、可動ベース16に取り付けられたターンテーブル1
2とよりなる。 【0081】ピックアップ駆動部93は、可動ベース1
6の下面に設けられたピックアップ駆動用モータ23,
複数のギヤからなる伝達機構22,伝達機構22を介し
て駆動されるリードスクリュウ21,リードスクリュウ
21と平行となるように延在しピックアップ15をガイ
ドするガイドシャフト19よりなる。従って、ピックア
ップ15は、ディスク半径方向に延在する可動ベース1
6の開口18に対向するように設けられ、両側をリード
スクリュウ21とガイドシャフト19とにより摺動自在
にガイドされている。 【0082】そして、ピックアップ15は、リードスク
リュウ21のねじ部に係合する係合部98を有するた
め、ピックアップ駆動用モータ23の回転によりリード
スクリュウ21が回転駆動されるとディスク半径方向に
移動する。また、ターンテーブル12は、その下部にタ
ーンテーブル駆動用モータ13を有する。このターンテ
ーブル駆動用モータ13は、トレー72が装置71内の
所定装着位置に到着すると、ターンテーブル12上にク
ランプされたディスクを一定の回転数で定速駆動する。 【0083】図24に示すように、上記係止機構77
は、トレー72が図22に示すディスク交換位置に移動
したとき、トレー72を係止するための機構である。係
止機構77は、トレー72に設けられトレー72がディ
スク交換位置に移動したとき、シャーシ80に穿設され
た係止用穴100に係合してトレー72を係止する第1
の係止部材101と、シャーシ80の側壁80cに設け
られトレー72がディスク交換位置に移動したとき、ト
レー72の凹部に係合してトレー72を係止する第2の
係止部材103と、よりなる。 【0084】第1の係止部材101は、図24に示すよ
うに、サブシャーシ73のブラケット73bの端部に設
けられており、ブラケット73bの端部の下面73dに
締結された板ばね101aと、板ばね101aの先端に
設けられた係止部101bとよりなる。係止部101b
はシャーシ80を摺接する摺接面101cと、シャーシ
80の係止用穴100に係止される係止面101dと、
係止部101bが係止用穴100より離脱する際に使用
される傾斜面101eとを有する。 【0085】従って、トレー72がディスク交換位置に
移動したとき、上記係止部101bはシャーシ80の係
止用穴100に嵌合し、係止面101dが係止用穴10
0の縁部に当接する。これにより、トレー72はA方向
の移動が規制される。また、トレー72がB方向に移動
する際は、係止部101bの傾斜面101eが係止用穴
100の縁部に乗り上げて係止解除状態となる。従っ
て、トレー72は第1の係止部材101と係止用穴10
0との係合により、ディスク交換位置においてA方向の
みの移動が規制されるとともに、B方向への移動が許容
される。 【0086】第2の係止部材103は、トレー72の側
壁72eを転動するローラ105と、このローラ105
を回転自在に支持するローラ支持部材106とよりな
る。ローラ105はトレー72の移動によりトレー72
の側壁72eを転動するとともに、トレー72がディス
ク装着位置又はディスク交換位置に移動したとき側壁7
2eに設けられた凹部72f,72gに嵌合してトレー
72の移動を規制する。 【0087】ローラ支持部材106は、一端106aが
シャーシ80の側壁80に締結されており、腕部10
6bの先端106cにはローラ105が支承されてい
る。ローラ支持部材106の腕部106bは、ローラ1
05をE方向に押圧する板ばねとして機能する。即ち、
ローラ支持部材106は、上記ローラ105を回転自在
に支持するとともに、ローラ105をトレー72の側壁
72eに押圧する板ばねとしても機能しており、ローラ
105は、トレー72がディスク装着位置又はディスク
交換位置に移動したときローラ支持部材106の押圧力
により上記凹部72f,72gに嵌合してトレー72を
係止する。 【0088】図27はサブシャーシの両側がガイドレー
ル機構に支持された状態を示す平面図である。図27に
示すように、ロック機構78は、サブシャーシ73の枠
体73aの取り付け部115aに設けられ、シャーシ8
0の底部80fに設けられた係止ローラ108に係止さ
れるロックレバー109と、サブシャーシ73の枠体7
3aの取り付け部115bに設けられ、ロックレバー1
09をロック位置又はロック解除位置に回動させるソレ
ノイド110とよりなる。 【0089】ロックレバー109は、サブシャーシ73
の枠体73aに起立する軸111に嵌合する軸受部10
9aと、シャーシ80の係止ローラ108に係合する爪
部109bを先端に有するアーム109cと、ソレノイ
ド112に駆動されるプランジャ113に連結される連
結部アーム109dと、よりなる。ソレノイド112
は、前述した前面ベゼル81のスイッチ釦82がオンに
操作されると、励磁されてプランジャ113を吸引す
る。プランジャ113の端部は、ロックレバー109の
連結部アーム109dに穿設された孔109eに貫通し
て連結されている。 【0090】また、プランジャ113はソレノイド11
2の電磁力により連結部アーム109dを引き寄せる。
従って、ロックレバー109は、トーションバネ(図示
せず)によりG方向に付勢されており、このばね力によ
り爪部109bを係止ローラ108に係合させてロック
状態となる。そして、ソレノイド112の電磁力により
プランジャ113が吸引されると、軸111を中心にH
方向に回動して爪部109bが係止ローラ108から離
間してロック解除状態となる。 【0091】図28はトレー72がディスク収納位置に
挿入された装着状態を示す平面図である。図28に示す
トレー72がディスク収納位置に挿入された装着状態で
前面ベゼル81のスイッチ釦82がオンに操作される
と、上記ロック機構78によるロックが解除されると、
ソレノイド112の電磁力によりプランジャ113が吸
引されると、軸111を中心にH方向に回動して爪部1
09bが係止ローラ108から離間してロック解除状態
となる。 【0092】図29はトレー72がディスク交換位置に
引き出された状態を示す平面図である。図29に示すよ
うに、サブシャーシ73の枠体73aの取り付け部11
6には、コイルばね117によりB方向に付勢されたイ
ジェクト用押圧部材118が設けられている。このイジ
ェクト用押圧部材118はサブシャーシ73の枠体73
aより起立するピン119に嵌合する長孔118aを有
し、A,B方向に摺動自在に取り付けられている。コイ
ルばね117は一端がサブシャーシ73の掛止ピン73
dに掛止され、他端がイジェクト用押圧部材118の掛
止部118bに掛止されている。 【0093】イジェクト用押圧部材118はコイルばね
117のばね力によりシャーシ80の後部80gを押圧
する。その反作用によりサブシャーシ73は、A方向に
移動する。その結果、サブシャーシ73に設けられたト
レー72は、前面ベゼル82がノート型パソコン(図示
せず)の筐体より所定距離A方向に移動してトレー72
の引き出し操作が容易となる。そして、前面ベゼル82
が手動でA方向に引っ張られるとトレー72は、図29
に示すようにディスク交換位置に移動する。 【0094】尚、フレキシブルケーブル122は、サブ
シャーシ73とシャーシ80の収納部80aの側壁との
間の隙間にU字状に弛ませた状態で介在しており、トレ
ー72の摺動動作を妨げないように設けられている。こ
こで、上記構成になるCD−ROMドライブ装置1の操
作につき説明する。ディスク装着前の装置71は、図2
1、図22、図28に示すようにトレー72が装置内に
収納されている。トレー72が装置内に装着された状態
では、図27に示すようにサブシャーシ73に設けられ
たロック機構78のロックレバー109がシャーシ80
の係止ローラ108に係止され、且つ係止部材103の
ローラ105がトレー72の凹部72fに嵌合してお
り、トレー72及びサブシャーシ73が装置内の装着位
置に係止されている。 【0095】前面ベゼル81のスイッチ釦82がオンに
操作されると、ソレノイド112の電磁力によりプラン
ジャ113が吸引され、ロックレバー109が軸111
を中心にH方向に回動して爪部109bが係止ローラ1
08から離間してロック解除状態となる。このように、
上記ロック機構78によるサブシャーシ73のロックが
解除されると、イジェクト用押圧部材118はコイルば
ね117のばね力によりシャーシ80の後部80gを押
圧する。その反作用によりサブシャーシ73及びトレー
72は、A方向に移動する。 【0096】係止部材103のローラ105はトレー7
2の凹部72fに嵌合しているが、上記イジェクト用押
圧部材118がシャーシ80の後部80gを押圧する
と、凹部72fの傾斜部を転動してトレー72の側壁7
2eに摺接する。そのため、サブシャーシ73及びトレ
ー72は、前面ベゼル82がノート型パソコン(図示せ
ず)の筐体より突出したトレー72の引き出し操作が容
易となる位置に所定距離A方向に移動する。そして、前
面ベゼル72が手動でA方向に引っ張られると、上記一
対のガイドレール機構85,86の可動側レール87が
スライドレール89に沿ってA方向に摺動するととも
に、スライドレール89が固定側レール88に沿ってA
方向に摺動する。 【0097】さらに、前面ベゼル82がA方向に引っ張
られると、サブシャーシ73及びトレー72は、上記一
対のガイドレール機構85,86にガイドされながらA
方向に摺動する。このA方向への摺動動作中、上記係止
部材103のローラ105がトレー72の側壁72eに
押圧されながら転動するため、トレー72は横方向のが
たつきが防止され、安定かつスムーズに摺動する。 【0098】図22,図29に示すように、トレー72
がディスク交換位置に移動すると、係止部材103のロ
ーラ105がトレー72の凹部72gにクリック的に嵌
合し、且つ係止部材101の係止部101bがシャーシ
80の係止用穴110に嵌合し、係止面101dが係止
用穴100の縁部に当接する。これにより、トレー72
はディスク交換位置に係止されるとともにA方向への移
動が規制される。 【0099】従って、前面ベゼル82をA方向に引っ張
る過程で上記のように係止部材103のローラ105が
トレー72の凹部72gに嵌合するため、クリック的に
トレー72が係止されることになり、操作感が良好とな
る。そのため、トレー72をA方向に引っ張り過ぎてト
レー72が脱落することが防止され、あるいはディスク
交換位置が分からずトレー72をディスク交換位置に達
する手前で止めてしまうことがない。 【0100】このようにしてトレー72がディスク交換
位置に係止されると、ターンテーブル12にクランプさ
れたディスクを取り出す。その際、図25中破線で示す
ように、ディスクDA の一部がトレー72のディスク対
向面72aからはみ出すようにトレー72が形成されて
いるため、右側におけるディスク把持方向が制限され
ず、トレー72からはみ出したディスクDA の周縁部を
どこでも把持してディスクDA をトレー72から容易に
取り出すことができる。 【0101】次に、新しいディスクをターンテーブル1
2にクランプさせた後、前面ベゼル81をB方向に押圧
する。前面ベゼル81がB方向に押圧されると、係止部
材103のローラ105がトレー72の凹部72gを転
動して側壁72eに至るとともに、係止部材101は係
止部101bの傾斜面101eが係止用穴100の縁部
に乗り上げて係止解除状態となる。 【0102】そのため、トレー72は一対のガイドレー
ル機構85,86にガイドされながらディスク交換位置
からB方向に摺動して図21に示すディスク装着位置に
復帰する。その際も係止部材103のローラ105がト
レー72の側壁72eに押圧されながら転動するため、
トレー72は横方向のがたつきが防止され、安定かつス
ムーズに摺動する。 【0103】そして、トレー72がディスク装着位置に
到着すると、係止部材103のローラ105がトレー7
2の凹部72fにクリック的に嵌合するとともに、ロッ
ク機構78のロックレバー109がシャーシ80の係止
ローラ108に係止される。従って、係止部材103の
ローラ105がトレー72の凹部72fに嵌合するとき
のクリック感によりトレー72がディスク装着位置に到
着したことが感触で分かる。 【0104】尚、上記実施の形態では、CD−ROM装
置をディスク装置の一例として挙げたが、これに限ら
ず、例えばDVD装置等にも適用できるのは勿論であ
る。 【0105】 【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、第1、第
2のガイド部材の両端の4点のうち3点の高さ位置を調
整することにより、ベースに支持された第1、第2のガ
イド部材を介してピックアップの角度を簡単且つ短時間
で調整できる。そのため、従来のようにディスク状記憶
媒体が傾くことがないので、ディスク状記憶媒体の周縁
部がトレーに接触したり、あるいは調整作業に手間がか
かり過ぎることを防止できる。さらに、ベースに支持さ
れた第1、第2のガイド部材の両端で高さ位置を調整す
るため、第1、第2のガイド部材にガイドされるピック
アップの位置を簡単且つ高精度に調整することができ
る。また、角度調整部は、おねじ部材の両端に設けられ
た一対の係合部の何れかに係合させた工具の回動操作に
よっておねじ部材とめねじ部材との相対距離を調整させ
るため、ピックアップの位置を容易に調整することがで
き、しかも両端が開放されためねじ部材に螺入されたお
ねじ部材の一端が開放されるので、めねじ部材の内部に
位置する係合部を外部から回動操作することができる。 【0106】 【0107】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の前提例となるピックアップ調整機構
斜視図である。 【図2】ピックアップ調整機構の分解斜視図である。 【図3】可動ベースの平面図である。 【図4】前提例としての角度調整部の構成を示す縦断面
図である。 【図5】本発明の要部を構成する角度調整部の一実施例
を示す縦断面図である。 【図6】変形例1の構成を示す平面図である。 【図7】可動ベース16の構成を説明するための図であ
る。 【図8】支持部44,45の取付状態を示す縦断面図で
ある。 【図9】支持部46の取付状態を示す縦断面図である。 【図10】変形例2の角度調整部42の平面図である。 【図11】変形例2の角度調整部42の側断面図であ
る。 【図12】リング55の構成を示す平面図、縦断面図で
ある。 【図13】固定部51〜53の縦断面図である。 【図14】可動ベース16のガイドシャフト取付部48
に取り付けられるガイドシャフト用ベース60の図であ
る。 【図15】可動ベース16のリードスクリュウ取付部4
7に取り付けられるリードスクリュウ用ベース64の図
である。 【図16】ガイドシャフト用ベース60、リードスクリ
ュウ用ベース64の取付位置を示す底面図である。 【図17】変形例3の角度調整部42の取付状態を示す
縦断面図である。 【図18】可動ベース16の下面側にモータベース43
を取り付けた状態を示す底面図である。 【図19】ガイドシャフト用ベース60をガイドシャフ
ト取付部48に取り付けた状態を示す底面図である。 【図20】リードスクリュウ用ベース64をリードスク
リュウ取付部47に取り付けた状態を示す底面図であ
る。 【図21】ディスク装置としてのCD−ROMドライブ
装置の斜視図である。 【図22】トレーが引き出された状態を示すディスク装
置を示す斜視図である。 【図23】CD−ROMドライブ装置の分解斜視図であ
る。 【図24】図23の下方に続く分解斜視図である。 【図25】トレーの形状を示す図である。 【図26】サブシャーシの形状を示す図である。 【図27】サブシャーシの両側がガイドレール機構に支
持された状態を示す平面図である。 【図28】トレー72がディスク収納位置に挿入された
装着状態を示す平面図である。 【図29】トレー72がディスク交換位置に引き出され
た状態を示す平面図である。 【図30】従来のターンテーブル角度調整機構の要部を
説明するための縦断面図である。 【符号の説明】 11 ピックアップ調整機構 12 ターンテーブル 13 ディスクモータ 14 固定ベース 15 ピックアップ 16 可動ベース 17,31 角度調整部 19,20 ガイドシャフト 21 リードスクリュウ 25 第1のスタッドスクリュウ 26 第2のスタッドスクリュウ 27 ロックネジ 32 スタッドスクリュウ 33 ナットスクリュウ 34 ホルダスクリュウ 41 ピックアップ調整機構43 モータベース 44〜46 支持部 47 リードスクリュウ取付部 48 ガイドシャフト取付部 54 調整ねじ 51〜53 固定部 55 係止リング 60 ガイドシャフト用ベース 61 ナット部材 64 リードスクリュウ用ベース 71 CD−ROMドライブ装置 72 トレー 73 サブシャーシ 74 トレー摺動機構 77 係止機構 78 ロック機構 80 シャーシ 81 前面ベゼル 82 スイッチ釦 85,86 ガイドレール機構 87 可動側レール 88 固定側レール 89 スライドレール 90 ピニオン 91 駆動ユニット 92 ベース 93 ピックアップ駆動部 100 係止用穴 101 第1の係止部材 103 第2の係止部材 105 ローラ 106 ローラ支持部材 108 係止ローラ 109 ロックレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 F16B 23/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスク状記憶媒体がクランプされるタ
    ーンテーブルと、 該ターンテーブルを駆動するディスクモータと、 前記ディスク状記憶媒体に記憶された情報を読み取るピ
    ックアップと、 該ピックアップを移動可能に支持するベースと、 前記ベースに支持され、前記ピックアップの移動方向に
    延在し、前記ピックアップの一側の移動をガイドする第
    1のガイド部材と、 前記ベースに前記第1のガイド部材と平行に配置され、
    前記ピックアップの他側の移動をガイドする第2のガイ
    ド部材と、 前記ベースに対する前記第1、第2のガイド部材の両端
    の4点のうち3点の高さ位置を調整する角度調整部と、
    からなり、前記角度調整部は、 前記ベースに回動可能に掛止されるおねじ部材と、 前記第1、第2のガイド部材に設けられ、前記おねじ部
    材の一端を回動操作できるように両端が開放され、前記
    おねじ部材が螺入されるめねじ部材と、 前記おねじ部材の両端に設けられ、外部から回動される
    一対の係合部と、を備えており、 前記一対の係合部の何れかに係合される工具の回動操作
    によって前記おねじ部材と前記めねじ部材との相対距離
    が調整される ことを特徴とするピックアップ調整機構。
JP00404799A 1998-02-06 1999-01-11 ピックアップ調整機構 Expired - Fee Related JP3509596B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00404799A JP3509596B2 (ja) 1998-02-06 1999-01-11 ピックアップ調整機構
TW088101571A TW417085B (en) 1998-02-06 1999-02-02 Pickup adjusting mechanism
US09/243,904 US6414934B1 (en) 1998-02-06 1999-02-03 Pickup adjusting mechanism
KR1019990003678A KR100309200B1 (ko) 1998-02-06 1999-02-04 픽업 조절 장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-25634 1998-02-06
JP2563498 1998-02-06
JP00404799A JP3509596B2 (ja) 1998-02-06 1999-01-11 ピックアップ調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11288519A JPH11288519A (ja) 1999-10-19
JP3509596B2 true JP3509596B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=26337748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00404799A Expired - Fee Related JP3509596B2 (ja) 1998-02-06 1999-01-11 ピックアップ調整機構

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6414934B1 (ja)
JP (1) JP3509596B2 (ja)
KR (1) KR100309200B1 (ja)
TW (1) TW417085B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3731716B2 (ja) 1999-12-03 2006-01-05 株式会社リコー 情報記録/再生装置
JP4780362B2 (ja) 2000-12-01 2011-09-28 ソニー株式会社 ディスクドライブ装置
JP2003068030A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Sony Corp 記録媒体駆動装置
KR20090021315A (ko) 2001-09-11 2009-03-02 파나소닉 주식회사 광디스크 장치
DE10255259A1 (de) * 2002-11-27 2004-06-09 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Vorrichtung und Ausrichtung einer Datenträgerplatte gegenüber einem Datenträgerkopf
TW594679B (en) * 2003-04-07 2004-06-21 Benq Corp Horizontal postion adjustment mechanism and method thereof
TWI241568B (en) * 2004-02-10 2005-10-11 Delta Electronics Inc Guiding mechanism
JP2009271969A (ja) * 2008-05-01 2009-11-19 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ及び光ディスク装置

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59223953A (ja) * 1983-06-03 1984-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピツクアツプ
JPS61104335A (ja) * 1984-10-23 1986-05-22 Asahi Optical Co Ltd 光ピツクアツプの光軸調節装置
JPS62226481A (ja) 1986-03-27 1987-10-05 Canon Electronics Inc 磁気デイスク駆動装置
KR910003932B1 (ko) * 1986-06-05 1991-06-17 상요덴기 가부시기가이샤 광 디스크 장치용 픽업 이송 장치
US4947481A (en) * 1987-05-09 1990-08-07 Pioneer Electronic Corporation Information reader for disk player
JPH01146136A (ja) * 1987-12-01 1989-06-08 Sharp Corp 光学式ピックアップの調整装置
JP2634852B2 (ja) * 1988-05-07 1997-07-30 シャープ株式会社 対物レンズ駆動装置の傾き調整機構
US5107478A (en) * 1988-06-07 1992-04-21 Yamaha Corporation Tilt device for an optical head
US5097465A (en) * 1988-06-20 1992-03-17 Pioneer Electronic Corporation Double-side playing optical disk player
JPH02214024A (ja) * 1989-02-14 1990-08-27 Sharp Corp 光ピックアップのチルト調整装置
JPH03203029A (ja) * 1989-12-28 1991-09-04 Pioneer Electron Corp 情報読取装置
JP2519827B2 (ja) * 1990-09-14 1996-07-31 シャープ株式会社 ディスク再生装置
JP3141354B2 (ja) * 1991-04-27 2001-03-05 ソニー株式会社 ディスクドライブ装置
JP2502420B2 (ja) 1991-08-22 1996-05-29 積水化成品工業株式会社 熱可塑性樹脂細条摺曲集合体の製造方法
US5311497A (en) * 1991-09-30 1994-05-10 Sony Corporation Pickup feeding apparatus for a double-sided reproducing disc player
JPH0550524U (ja) * 1991-12-10 1993-07-02 京セラ株式会社 対物レンズ駆動装置の支持機構
JPH05303749A (ja) * 1992-04-24 1993-11-16 Sony Corp 対物レンズの傾き調整機構
JPH06148455A (ja) * 1992-11-09 1994-05-27 Fujitsu Ltd 光学部品の光結合方法
JP2768608B2 (ja) * 1992-11-30 1998-06-25 株式会社ケンウッド 光ピックアップの光軸調整機構
JPH07320275A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Sanyo Electric Co Ltd 光ディスク装置
JPH087315A (ja) 1994-06-21 1996-01-12 Sony Corp 光学ピックアップ
JP3158890B2 (ja) * 1994-09-30 2001-04-23 株式会社日立製作所 光ディスク駆動装置
JPH08249805A (ja) * 1995-03-08 1996-09-27 Sanyo Electric Co Ltd ディスクプレーヤーのターンテーブル傾き調整装置
JPH09161277A (ja) * 1995-12-07 1997-06-20 Hitachi Ltd ピックアップ動作装置
JPH09223353A (ja) * 1996-02-20 1997-08-26 Hitachi Ltd 光ディスク装置
KR100189913B1 (ko) * 1996-05-20 1999-06-01 윤종용 디스크 플레이어의 픽업 기울기 조정 장치
KR0183889B1 (ko) * 1996-06-25 1999-04-15 김광호 틸트 조정이 가능한 디스크플레이어
JP3551638B2 (ja) * 1996-07-26 2004-08-11 ヤマハ株式会社 ディスク駆動装置のピックアップ装置
JPH10143870A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Sharp Corp 光ディスクシステムの光軸調整機構
KR100194941B1 (ko) * 1996-11-25 1999-06-15 윤종용 광 디스크 플레이어의 틸트 조정장치
US5982735A (en) * 1997-12-29 1999-11-09 Industrial Technology Research Institute Tilt angle adjustable mechanism for compact disc recording/reproducing device

Also Published As

Publication number Publication date
KR100309200B1 (ko) 2001-09-26
US6414934B1 (en) 2002-07-02
JPH11288519A (ja) 1999-10-19
TW417085B (en) 2001-01-01
KR19990072411A (ko) 1999-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4788673A (en) Multi-disk player system
US5136563A (en) Magazine holder in a CD player
EP0869491B1 (en) Disc clamper and disc drive provided with the disc clamper
US6590855B2 (en) Disk chucking mechanism and disk player including a disk chucking mechanism
JP3509596B2 (ja) ピックアップ調整機構
KR20040028669A (ko) 기록 매체 구동 장치
JP2956470B2 (ja) ディスク装置
US20050174683A1 (en) Recording and/or reproducing apparatus and recording medium cartridge holder
JP2861793B2 (ja) ディスク装置
JP2956469B2 (ja) ディスク装置
US5164929A (en) Stopper for trays in a magazine of a cd player
JP2906982B2 (ja) ディスク装置
US20020186646A1 (en) Record and read apparatus
US20040139453A1 (en) Disk tray, and disk device having the disk tray
US20040136311A1 (en) Loading drive mechanism and disk unit provided with the loading drive mechanism
JP3031160B2 (ja) フレキシブルケーブル取付構造
JP3509595B2 (ja) ディスク装置
US5208791A (en) System for recovering a CD in a CD player having a magazine containing a plurality of disks
JP3039274B2 (ja) クランプ機構
JPH0434223B2 (ja)
JPH027506Y2 (ja)
JPS61172264A (ja) フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ
JP2555463Y2 (ja) ヘッドキャリッジ
JPH0634324B2 (ja) デイスクの収納容器
JPH0379797B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3509596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees