JP2003068030A - 記録媒体駆動装置 - Google Patents

記録媒体駆動装置

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JP2003068030A
JP2003068030A JP2001259987A JP2001259987A JP2003068030A JP 2003068030 A JP2003068030 A JP 2003068030A JP 2001259987 A JP2001259987 A JP 2001259987A JP 2001259987 A JP2001259987 A JP 2001259987A JP 2003068030 A JP2003068030 A JP 2003068030A
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recording medium
chassis
guide shaft
turntable
linear
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JP2001259987A
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Shigeki Fujibayashi
茂樹 藤林
Hideyuki Takagi
秀行 高木
Tomoyasu Takaoka
智康 高岡
Isao Okuyama
功 奥山
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B7/22Apparatus or processes for the manufacture of optical heads, e.g. assembly

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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線駆動手段によるヘッド装置の移動方向
が、ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向
に一致するように、ターンテーブルに対する直線駆動手
段の位置を高精度に調整することのできる記録媒体駆動
装置を得る。 【解決手段】 シャーシ70と、そのシャーシ70上に
回動可能に設けた回動板63と、シャーシ70に対する
回動板63の回動中心を規定する回動中心規定手段61
と、回動板63を、回動中心の周囲に回動させる回動駆
動手段62とを有し、直線駆動手段の少なくとも一部を
回動板63上に固定してなり、回動駆動手段62による
回動板63の回動によって、直線駆動手段によるヘッド
装置22の移動方向が、ターンテーブル26の回転中心
軸に対する所定の輻方向に一致するように調整するよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)、DVD
(デジタル多機能ディスク)等の光ディスクを駆動する
光ディスク駆動装置は、種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、装着さ
れた光ディスクを回転駆動するターンテーブル、そのタ
ーンテーブルを駆動するスピンドルモータ、光学ヘッド
装置、その光学ヘッド装置を直線移動させる直線駆動手
段を少なくとも有する光ディスク駆動装置を考えた。
【0004】かかる点に鑑み、本発明は、装着された記
録媒体を回転駆動するターンテーブル、そのターンテー
ブルを駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対する記
録又は/及び再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置
を直線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録
媒体駆動装置において、直線駆動手段によるヘッド装置
の移動方向が、ターンテーブルの回転中心軸に対する所
定の輻方向に一致するように、ターンテーブルに対する
直線駆動手段の位置を高精度に調整することのできる記
録媒体駆動装置を提案しようとするものである。
【0005】又、本発明は、装着された記録媒体を回転
駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを駆動す
るスピンドルモータ、記録媒体に対する記録又は/及び
再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線移動さ
せる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆動装置
において、直線駆動手段によるヘッド装置の移動方向
が、ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向
に一致するように、簡単な構成によって、ターンテーブ
ルに対する直線駆動手段の位置を容易に調整することの
できる記録媒体駆動装置を提案しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、装着され
た記録媒体を回転駆動するターンテーブル、そのターン
テーブルを駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対す
る記録又は/及び再生を行うヘッド装置及びそのヘッド
装置を直線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する
記録媒体駆動装置において、シャーシと、そのシャーシ
上に回動可能に設けた回動板と、シャーシに対する回動
板の回動中心を規定する回動中心規定手段と、回動板
を、回動中心の周囲に回動させる回動駆動手段とを有
し、直線駆動手段の少なくとも一部を回動板上に固定し
てなり、回動駆動手段による回動板の回動によって、直
線駆動手段によるヘッド装置の移動方向が、ターンテー
ブルの回転中心軸に対する所定の輻方向に一致するよう
に調整するようにしたする記録媒体駆動装置である。
【0007】この第1の発明によれば、回動板がシャー
シ上に回動可能に設けられ、回動中心規定手段によっ
て、シャーシに対する回動板の回動中心が規定され、回
動駆動手段によって、回動板が、回動中心の周囲に回動
せしめられ、直線駆動手段の少なくとも一部が回動板上
に固定されてなり、回動駆動手段による回動板の回動に
よって、直線駆動手段によるヘッド装置の移動方向が、
ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向に一
致するように調整される。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、回動
駆動手段は、シャーシに回動自在に取付けられた偏心ピ
ン及び回動板に穿設された長孔から構成されてなり、偏
心ピンを長孔と衝合させた状態で回動することにより、
回動板を所望の角度だけ回動させるようにした記録媒体
駆動装置である。
【0009】第3の発明は、第1の発明において、直線
駆動手段は、回動板上にそれぞれ設けられた、送りね
じ、その送りねじを駆動するモータ、送りねじと螺合
し、光学ヘッドに連結されたナット及び光学ヘッドが装
填されたスライダと摺動する主ガイド軸並びにシャーシ
上に設けられた、スライダと摺動する副ガイド軸を少な
くとも有する記録媒体駆動装置である。
【0010】第4の発明は、第3の発明において、主ガ
イド軸及び副ガイド軸の各両端部は、主ガイド軸及び副
ガイド軸の各両端部とそれぞれ接触する高さ調整用の接
触子によって、その高さが調整されるようになされてお
り、その高さ調整用の接触子の高さ調整によって、主ガ
イド軸及び副ガイド軸それぞれの高さ及び傾きを調整す
るようにした記録媒体駆動装置である。
【0011】第5の発明は、第4の発明において、主ガ
イド軸及び副ガイド軸の各両端部は、それぞれL字形断
面を有する支持具及び板ばねによって、縦及び横方向の
位置が規制されるようになされている記録媒体駆動装置
である。
【0012】第6の発明は、第4の発明において、主ガ
イド軸の両端部の高さ調整用の接触子は、その主ガイド
軸の両端部とそれぞれ接触するシャフト、そのシャフト
を支持するようにシャーシに取付けられたスリーブ及び
そのスリーブの底部に螺入され、シャフトの下端と衝合
する押しねじからなると共に、主ガイド軸の両端部をそ
れぞれ支持する支持具は、回動板上に取付けされた腕状
の軸支持片からなる記録媒体駆動装置である。
【0013】第7の発明は、装着された記録媒体を回転
駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを駆動す
るスピンドルモータ、記録媒体に対する記録又は/及び
再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線移動さ
せる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆動装置
において、シャーシと、ヘッド装置及び直線移動手段が
搭載されると共に、その直線駆動手段によるヘッド装置
の移動方向が、ターンテーブルの回転中心軸に対する所
定の輻方向と平行となるように、シャーシに対し可動自
在にねじ止めされた移動体とを有し、その移動体をシャ
ーシに対し、治具と共同して、ターンテーブルの回転中
心軸に対する所定の輻方向に対し平行移動させるための
平行駆動手段を設けてなり、平行駆動手段による移動体
の平行移動によって、直線駆動手段によるヘッド装置の
移動方向が、ターンテーブルの回転中心軸に対する所定
の輻方向に一致するように調整するようにした記録媒体
駆動装置である。
【0014】第8の発明は、第7の発明において、移動
体は、直線移動手段の片側の2か所で、シャーシに対し
可動自在にねじ止めされると共に、直線移動手段の反対
側の1か所で可動自在にねじ止めされてなり、平行駆動
手段を、直線移動手段の反対側の1か所のねじ止め箇所
の近傍に設けてなる記録媒体駆動装置である。
【0015】第9の発明は、第8の発明において、平行
駆動手段は、移動体のシャーシとの接触部に設けた長孔
及びその長孔内においてシャーシに設けられた円形孔か
らなると共に、治具は長孔の内周に衝合する円柱部及び
その円柱部の偏心した位置に設けられ、円形孔に挿入さ
れる偏心ピンからなる偏心ドライバである記録媒体駆動
装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態の光ディスク駆動装置の例を説明する。図
1及び図2は、それぞれその光ディスク駆動装置の全体
の構成を示す斜視図及び平面図で、以下に、これについ
て説明する。70は、金属シャーシで、その縁辺には、
シャーシ70と一体に補強用リブ70aが形成されてい
る。
【0017】図1及び図2において、20はディスク駆
動装置を全体として示し、光ディスクを所定速度(例え
ば、線速度一定)で回転駆動するテーブル駆動装置21
と、映像データ、音声データ等の情報信号の書き込み及
び読み出しを行う第1の光学ヘッド装置22と、映像デ
ータ、音声データ等の情報信号の読出しを行う第2の光
学ヘッド装置81と、第1の光学ヘッド装置22をテー
ブル駆動装置21に対して、直線上を進退動作させる光
学ヘッド駆動装置(直線駆動手段)23と、第2の光学
ヘッド装置81をテーブル駆動装置21に対して、直線
上を進退動作させる光学ヘッド駆動装置(直線駆動手
段)80等を備えて構成されている。
【0018】テーブル駆動装置21は、スピンドルモー
タ25と、このスピンドルモータ25の回転軸の先端部
に固定されたターンテーブル26と、このターンテーブ
ル26との間で光ディスクを挟持する図示しないチャッ
キングプレート等を備えて構成されている。スピンドル
モータ25は、薄い板金製のモータベース板(図示せ
ず)の上面に取り付けられており、そのモータベース板
の上面にはフレキシブル配線板28が接着剤等の固着手
段によって固定されている。このモータベース板は、シ
ャーシ70上に取り付けられている。
【0019】フレキシブル配線板28の一部が、シャー
シ70の穿設された透孔を通じてシャーシ70の下方に
延在するときに、その透孔の縁の直角な部分と接触し
て、フレキシブル配線板28を損傷を受けるのを回避す
るために、そのシャーシ70の透孔の縁を一部折り曲げ
て、折り曲げ部78を形成し、その折り曲げ部78の湾
曲面にフレキシブル配線板28が接触し得るようになさ
れている。
【0020】スピンドルモータ25は、モータベース板
に固定された固定部と、この固定部によって回転自在に
支持された回転部とを有し、回転部の回転中心となる回
転軸にターンテーブル26が圧入等の固着手段により嵌
合されて一体に構成されている。
【0021】このテーブル駆動装置21の両側には、シ
ャーシ70上に、第1及び第2の光学ヘッド装置22、
81が設けられている。この場合、第1の光学ヘッド装
置22は、記録可能なディスク(例えば、DVRと称す
る)に対し、光学的に映像データ、音声データ等のデー
タの書き込み及び読出しの可能な光学ヘッド装置で、高
密度書込み及び読出しのために、レーザ光源として、青
色レーザダイオードが用いられている。このDVRは、
カートリッジ内に収納されており、そのカートリッジは
シャーシ70上に植立された一対のカートリッジ支持ピ
ン77及び補強用リブ70aと一体に形成された一対の
カートリッジ支持部材76によって支持されると共に、
そのディスク自体はターンテーブル26に装着される。
【0022】第2の光学ヘッド装置81は、DVD(Di
gital Versatile Disk) 規格及びCD(コンパクトディ
スク)規格の光ディスクよりの映像データ、音声データ
等のデータを光学的に再生し得る光学ヘッド装置で、読
出しのためのレーザ光源として、赤色及び/又は赤外レ
ーザダイオードが用いられる。
【0023】先ず、第1の光学ヘッド装置22及びそれ
に関連する各種手段について説明する。このスピンドル
モータ25を両側から挟むように一対のガイド軸(主及
び副ガイド軸)32a,32bが、互いに略平行となる
ように配置されている。一対のガイド軸32a,32b
は、外周面が平滑とされた丸棒状の部材によって形成さ
れている。そして、主ガイド軸32aは後述するシャフ
ト48(図11、図13、図15参照)によってその両
端が支持されると共に、高さ調整される。副ガイド軸3
2bは後述する押しねじ60(図12、図14参照)に
よって、その両端が支持されると共に、高さ調整され
る。
【0024】回動板63は、ねじ73a、73bによっ
て、シャーシ70にねじ止めされているが、後述する回
動中心規定手段61を中心として、後述する回動駆動手
段62によって、僅かな角度だけ回動し得るようになさ
れている。この回動板63を回動させることによって、
直線駆動手段による光学ヘッド装置22の移動方向が、
ターンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向
に一致するように調整することができる。
【0025】回動中心規定手段61及び回動駆動手段6
2を結ぶ直線が、ターンテーブル26の回転中心軸に対
する所定の輻方向と略平行となり、回動中心規定手段6
1がターンテーブル26に近い所定位置に位置するよう
に、回動板63及びシャーシ70に取付けられると共
に、回動駆動手段62がターンテーブル26から遠ざか
った所定位置に位置するように、回動板63上に取付け
られる。これら回動中心規定手段61及び回動駆動手段
62の位置及びその間の距離に応じて、回動駆動手段6
2の回動による回動板63の回動角範囲及び回動角精度
が決定される。
【0026】この一対のガイド軸32a,32bによっ
て光学ヘッド装置22が、ターンテーブル26に対して
接近及び離反するように、直線上を進退移動可能に支持
されている。一対のガイド軸32a,32bそれぞれの
各一方の端部はスピンドルモータ25の両側に配置さ
れ、各他方の端部は略平行とされてスピンドルモータ2
5から離れる方向に延在されている。
【0027】光学ヘッド装置22は、一対のガイド軸3
2a,32bにガイドされて摺動するスライド部材35
上に取り付けられて、往復移動せしめられる。スライド
部材35は、一対のガイド軸32a,32bを跨ぐこと
ができる大きさであって、剛性を高くするためにブロッ
ク状に形成されている。このスライド部材35の長手方
向の一側には、これと交差する幅方向に対をなす軸受部
35a,35bが設けられている。これらの軸受部35
a,35bには、主ガイド軸32aが摺動自在に挿通さ
れている。
【0028】スライド部材35の長手方向の他側には、
副ガイド軸32bが摺動自在に挿通される、L字状の摺
動係合爪35cが設けられている。更に、この摺動係合
爪35cは、水平方向に幅広に形成されており、これに
より副ガイド軸32bがスライド部材35の幅方向に対
して若干傾くことができるように構成されている。従っ
て、この例では、一対のガイド軸32a,32bが互い
に平行となっていないで若干交差する状態にあっても、
スライド部材35は、第1のガイド軸32aにガイドさ
れてスムースに摺動することができる。
【0029】副ガイド軸32bは、シャーシ70に設け
た一対の軸支持片74,74間に掛け渡されており、そ
の両端部がそれぞれ板ばねからなる軸押え板41で押圧
されて所定位置に位置決め固定されている。各軸支持片
74は、シャーシ70の一部を切り起こすことによって
形成されており、シャーシ70に軸押え板41を直接ね
じ止めすることにより、第2のガイド軸32bがシャー
シ70の所定位置に位置決め固定されている。
【0030】光学ヘッド装置22は、対物レンズ37を
有する2軸アクチュエータと、この2軸アクチュエータ
を介して、映像データ、音声データ等の情報信号の記録
及び再生を行うレーザダイオードや光電変換素子等を有
する光学制御部等を備えて構成されている。2軸アクチ
ュエータの大部分はヘッドカバー38によって覆われて
おり、このヘッドカバー38に設けた開口部から対物レ
ンズ37が露出されている。この光学ヘッド装置22の
対物レンズ37が、ターンテーブル26に装着された光
ディスクの情報記録面に対向される。また、光学制御部
には、スライド部材35の上面に取り付けられた光学ヘ
ッド用コネクタ39が電気的に接続されている。このコ
ネクタ39には、上述したフレキシブル配線板28が接
続されている。
【0031】一対のガイド軸32a,32bのうち主ガ
イド軸32aは、回動板63に設けた一対の軸支持片4
0,40によって支持されている。この軸支持片40,
40は、回動板63の本体から腕状に突出せしめられて
いる。回動板63は、ガイド軸32aと同程度の長さを
有する板金製の細長い板材によって形成されている。こ
の回動板63の長手方向の両端に、その長手方向と交差
する幅方向の同側に突出する一対の軸支持片40,40
が設けられている。各軸支持片40は、先端が上方へ立
ち上げられているとともに基部がクランク状に折り曲げ
られており、これにより自由端側に、支持面から所定の
高さまで持ち上げられたL字形状の軸支持部が形成され
ている。
【0032】このような形状を有する一対の軸支持片4
0,40の各軸支持部に、主ガイド軸32aの両端部が
位置決めされて載置されている。そして、主ガイド軸3
2aの各端部は、固定ねじ42で軸支持片40にねじ止
めされた軸押え板41により押圧されて固定されてい
る。軸押え板41は、主ガイド軸32aの端部を径方向
から押圧する押圧片41aと、主ガイド軸32aの端面
に当接して軸方向への移動を阻止するストッパ片41b
と、軸押え板41の回転変位を防止する係止片41cと
を有し、適当な弾性を持った板ばねによって形成されて
いる。
【0033】軸押え板41の略中央部には固定ねじ42
が挿通される挿通孔が設けられており、この挿通孔を挟
んで一方に突出するよう押圧片41aが設けられ、他方
に突出するよう係止片41cが設けられている。そし
て、ストッパ片41bは、軸押え板41の略中央部にお
いて押圧片41aと係止片41cとを結ぶ方向と直交す
る方向に突出するよう設けられている。更に、ストッパ
片41bは、先部が押圧片41a側に突出するよう折り
曲げ形成されており、この先部を上方へ立ち上げること
によって先端部が主ガイド軸32aの端面に当接されて
いる。また、係止片41cは、軸支持片40に設けた凹
部に係止されており、これにより、ストッパ片41bに
主ガイド軸32aから大きな力が作用した場合にも軸押
え板41が回動しないようにしている。尚、一対の軸押
え板41,41は、左右対称の形状とされている。
【0034】このような構成を有する回動板63は、シ
ャーシ70に回動自在に取付けられる。また、副ガイド
軸32bは、シャーシ70に設けた一対の軸支持片4
1、41に、シャーシ70に固定ねじ42、42により
ねじ止めされた一対の軸押え板(板ばね)41、41を
用いて直に取り付けられる。
【0035】次に、回動板63に取付けられた送りねじ
駆動装置44について説明する。この送りねじ駆動装置
44は、送りねじ45と送りモータ46と支持プレート
47と動力伝達部材としての後述する送りナットとを備
えて構成されている。支持プレート47は、ねじ53、
53により、回動板63に取付けられている。送りねじ
45は、ガイド軸32a,32bよりも少々短い丸棒の
外周面に、螺旋状に延在された1条のねじ溝を軸方向の
略全長に渡って設けることによって形成されている。こ
の送りねじ45のねじ形状は、溝の両側面に若干の傾斜
を持たせた断面形状が台形をなす台形ねじが好適である
が、断面形状が四角形をなす角ねじであってもよく、ま
た、断面形状が半円形をなす半円形ねじとすることもで
き、更に、その他の周知形状のねじを適用することもで
きる。更に、この例では、送りねじ45を右ねじによっ
て形成したが、左ねじを用いることができることは勿論
である。
【0036】この送りねじ45は、駆動源である送りモ
ータ(電動モータ)46の回転軸を兼ねており、送りモ
ータ46によって直接回転駆動される。送りモータ46
のケースは、支持プレート47のモータ支持片にカシメ
等の固着手段により固定されて一体的に構成されてい
る。
【0037】上述した動力伝達部材の一具体例を示す送
りナットは、送りねじ45の回転力を直線運動に変換し
てスライド部材35に伝達するもので、第1のナット部
材55と第2のナット部材56とによって構成されてい
る。そして、第1のナット部材55と第2のナット部材
56との間に弾性部材の一具体例を示すコイル状の弾性
体であるコイルばね57が介在されている。このコイル
ばね57のバネ力で一対のナット部材55,56を互い
に離反する方向に付勢することにより、送りナット(第
1のナット部材)55と送りねじ45との間に生じる軸
方向のガタを吸収するようにしている。
【0038】第1のナット部材55に設けた駆動突起
(図示せず)には、スライド部材35に固定される突起
受け部材68が係合されており、この突起受け部材68
を介して送りナット(第1のナット部材)55の移動力
がスライド部材35に伝達される。
【0039】上述した回動板63及び支持プレート47
の材質としては、例えば、ステンレス鋼板が好適である
が、スチール鋼板その他の金属製プレートを用いること
ができることは勿論のこと、強度の大きなエンジニアリ
ングプラスチックを用いることもできる。また、送りね
じ45の材質としては、例えば、ステンレス鋼等のよう
に錆難く、十分に大きな強度を有する金属材料が好適で
ある。更に、突起受け部材68の材質としては、例え
ば、弾性の大きなステンレス鋼板が好適であるが、その
他の板材を用いることもできる。
【0040】上述した一対のガイド軸32a,32b
と、回動板63と、送りねじ駆動装置44とによって、
光学ヘッド装置22をターンテーブル26に対して、直
線上を進退動作させるための光学ヘッド駆動装置23が
構成されている。
【0041】次に、図1及び図2を参照して、第2の光
学ヘッド装置81及びそれに関連する各種手段について
説明する。89は、移動体としての光学ヘッド取付け部
材(例えば、プラスチック材料から構成される)で、こ
の光学ヘッド取付け部材89は、取付けねじ90a、9
0b、90cによって、シャーシ70上に取付けられて
いるが、この光学ヘッド取付け部材89をシャーシ70
に対し僅か移動させることによって、後述する直線駆動
手段による光学ヘッド装置81の移動方向が、ターンテ
ーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に一致す
るように調整可能とされている。
【0042】この第2の光学ヘッド装置81では、第1
の光学ヘッド装置22についての説明のところで説明し
たテーブル駆動装置21を共用する。テーブル駆動装置
21のスピンドルモータ25を両側から挟むようにガイ
ド軸84及び送りねじ86が略平行となるように、光学
ヘッド取り付け部材89上に取り付けられている。ガイ
ド軸84は、外周面が平滑とされた丸棒状の部材によっ
て形成されている。送りねじ86は、駆動源である送り
モータ(電動モータ)87の回転軸を兼ねており、送り
モータ87によって、直接回転駆動される。送りねじ8
6は、ガイド軸32a,32bよりも少々短い丸棒の外
周面に、螺旋状に延在された2条のねじ溝を軸方向の略
全長に渡って設けることによって形成されている。この
送りねじ86のねじ形状は、溝の両側面に若干の傾斜を
持たせた断面形状が台形をなす台形ねじが好適である
が、断面形状が四角形をなす角ねじであってもよく、ま
た、断面形状が半円形をなす半円形ねじとすることもで
き、更に、その他の周知形状のねじを適用することもで
きる。更に、この例では、送りねじ86を右ねじによっ
て形成したが、左ねじを用いることができることは勿論
である。
【0043】光学ヘッド装置81は、対物レンズ82を
有する2軸アクチュエータと、この2軸アクチュエータ
を介して映像データ、音声データ等の情報信号の記録及
び再生を行うレーザダイオードや光電変換素子等を有す
る光学制御部等を備えて構成されている。2軸アクチュ
エータの大部分はヘッドカバー83によって覆われてお
り、このヘッドカバー83に設けた開口部から対物レン
ズ82が露出されている。この光学ヘッド装置81の対
物レンズ82が、ターンテーブル26に装着された光デ
ィスクの情報記録面に対向される。
【0044】光学ヘッド装置81は、このガイド軸84
並びに送りねじ86及びその送りねじ86を駆動する送
りモータ87によって、ターンテーブル26に対して接
近及び離反するよう進退移動可能に支持されている。即
ち、光学ヘッド装置81は、ナット88に取り付けら
れ、そのナット88が送りねじと螺合せしめられてい
る。光学ヘッド装置81には、ガイド軸84に対し摺動
自在の摺動子92が取り付けられている。光学ヘッド装
置81には、再生データ取り出し用等のためのフレキシ
ブル配線板91が接続されている。
【0045】直線駆動手段による光学ヘッド装置81の
移動方向が、ターンテーブル26の回転中心軸に対する
所定の輻方向と平行となるように、ねじ90a、90b
等によって、光学ヘッド取付け部材89がシャーシ70
に対し可動自在にねじ止めされている。光学ヘッド取付
け部材89シャーシ70に対し、治具と共同して、ター
ンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に対
し平行移動させるための平行駆動手段が設けられ、平行
駆動手段による光学ヘッド取付け部材89の平行移動に
よって、直線駆動手段による光学ヘッド装置81の移動
方向が、ターンテーブル26の回転中心軸に対する所定
の輻方向に一致するように調整可能とされている。
【0046】図3に、図1及び図2で説明した光ディス
ク駆動装置のターンテーブル26上に、カートリッジC
RDに収納された光ディスクが装填されている状態を示
す。この場合には、第2の光学ヘッド装置81は、退避
位置にあり、図3では図示されていない第1の光学ヘッ
ド装置22がカートリッジCRDに収納された記録可能
な光ディスクにアクセスしている。尚、カートリッジC
RDに収納された光ディスクのそのカートリッジカート
リッジCRDの構造の一例については、図5及び図6を
参照して、後述する。
【0047】図4に、図1及び図2で説明した光ディス
ク駆動装置のターンテーブル26上に、裸の光ディスク
ODが装填されている状態を示す。この場合には、第1
の光学ヘッド装置22は、退避位置にあり、図4では図
示されていない第2の光学ヘッド装置81が光ディスク
ODにアクセスしている。この光ディスクODは、上述
したように、CD又はDVDである。
【0048】上述した記録媒体駆動装置(光ディスク駆
動装置)は、ターンテーブルを共通とし、互いに記録フ
ォーマットを異にする複数種類(例えば、2種類)の記
録媒体に対応した各別の光学ヘッド装置(それぞれ個別
の直線駆動手段を備える)を設け、いずれか一つの光学
ヘッド装置が対応するフォーマットの記録媒体にアクセ
スしているときに、他の光学ヘッド装置の少なくともヘ
ッド部(対物レンズ)が、この記録媒体の投影面積外に
退避し得るように構成されている。このため、いずれか
一つの光学ヘッド装置が対応するフォーマットの記録媒
体にアクセスしているときに、その記録媒体に対し、他
の光学ヘッド装置が干渉することが回避されるので、部
品点数が削減され、他の光学ヘッド装置に対する厚み方
向の逃げのスペースや機構が不要となり、厚さの薄い記
録媒体駆動装置(光ディスク駆動装置)を得ることがで
きる。
【0049】次に、図5及び図6を参照して、図3で説
明したカートリッジCRDに収納された光ディスクのそ
のカートリッジCRDの構造の一例を説明する。図5
は、光ディスクの収納されたカートリッジの表側の外観
を示す斜視図、図6はそのカートリッジの裏側の外観を
示す斜視図である。
【0050】図5及び図6において、120はカートリ
ッジ収納型光ディスクを全体として示す。122はカー
トリッジ筐体を示し、これは上シェル123、下シェル
124及び中シェル125から構成される。そのカート
リッジ筐体122内のディスク収納室内には、光ディス
クが回転自在に収納されている。
【0051】図5に示す如く、上シェル123は、2色
のABS樹脂を用いて2色成形によって形成されてい
る。即ち、C字状をなす透し窓123Aが無色透明のA
BS樹脂によって形成されており、その他の部分は適当
な色のABS樹脂によって形成されている。この透し窓
123Aからディスク収納室内の光ディスクのレベル面
(レーベル面)(図示を省略する)を見ることができる
ようになっている。
【0052】図5において、136は誤消去防止片を示
し、その誤消去防止片136が防止片収納部内に設けら
れ、その防止片収納部は、カートリッジ筐体122の背
面に開口する操作窓137aを有し、この操作窓137
aを開閉するように誤消去防止片136がスライド可能
に取り付けられている。
【0053】図6に示すように、下シェル124の開口
部186は、ターンテーブルが出し入れされる中央部に
設定されたテーブル用開口部125aと、このテーブル
用開口部125aの前後方向の両側に延在されたヘッド
用開口部125bとから構成され、その開口部186
は、光ディスクの情報記録面に対向される。
【0054】図6において、118はシャッタ機構を示
し、一対のシャッタ部材118a、118bから構成さ
れる。又、この下シェル124の2箇所の隅部には、カ
ートリッジ収納型光ディスク120を光ディスク駆動装
置のターンテーブル26に装填するときに、図1及び図
2の光ディスク駆動装置のカートリッジ支持ピン77、
77と嵌合して、カートリッジ収納型光ディスク120
が位置決めされる円孔180h、180hが穿設されて
いる。尚、カートリッジ収納型光ディスク120を光デ
ィスク駆動装置のターンテーブル26に装填したとき
に、光ディスク駆動装置のシャーシ70の補強リブ70
aと一体に形成された、断面がL字形のカートリッジ支
持部材76、76の折り曲げ部に、下シェル124の面
が接触する。そして、カートリッジ支持ピン77、77
及びカートリッジ支持部材76、76によって、カート
リッジ収納型光ディスク120が支持される。
【0055】次に、図7〜図10を参照して、図1及び
図2におけるシャーシ70、回動板63、回動中心規定
手段61、回動駆動手段62等について詳細に説明す
る。シャーシ70上の矩形の打ち出し部70d上に、雌
ねじが形成された円柱61cが植立される。その円柱6
1cが、回動板63に穿設された円孔63aを通じて、
回動板63上に突出せしめられる。その円柱61cの周
面にコイルばね61bを嵌めこみ、そのコイルばね61
bを圧縮する如く、鍔付きねじ61aを、円柱61cの
雌ねじに螺入せしめる。かくして、円柱61c、コイル
ばね61b及び鍔付きねじ61aにて、回動板63に対
する回動中心規制手段61が構成される。
【0056】偏心ピン62aがねじ62bによって、回
動自在にシャーシ70上に取り付けられる。偏心ピン6
2aには溝62cが形成され、この溝62cにマイナス
ドライバの先端を嵌合せしめて、そのドライバにより、
偏心ピン62aを回動させる。回動板63には、偏心ピ
ン62aの周面と衝合する長孔63cが穿設され、その
偏心ピン62aを回動することによって、回動板63を
所望角度だけ回動することができる。溝62cを備える
偏心ピン62a及びねじ62bにて、回動駆動手段62
が構成される。
【0057】次に、図9及び図10を参照して、回動駆
動手段62について更に説明する。シャーシ70と一体
にバーリング70fが形成され、そのバーリング70f
内の雌ねじに、ねじ62bが螺入されて、偏心ピン62
aがシャーシ70に回動自在にねじ止められる。偏心ピ
ン62aには、バーリング70fが挿入される円筒部6
2f、ねじ62bが円滑に通過する円筒部62e、円筒
部62f、62eと連通し、ねじ62bの頭部が収容さ
れる、円筒部62eより直径の大きな円筒部62dが、
それぞれ偏心ピン62aに設けられている。
【0058】図7及び図8に戻って、図1及び図2にお
けるねじ73a、73bによる回動板63のシャーシ7
0への取り付けについて説明する。ねじ73a、73b
は、回動板63に穿設された長孔63b、63dを通過
した後、シャーシ70の偏心ピン62aの近傍の矩形の
打ち出し部70bに穿設された雌ねじ70c及びシャー
シ70の円柱61cが植立された矩形の打ち出し部70
dに穿設された雌ねじ70eにそれぞれ螺入せしめられ
る。尚、長孔63b、63dの長径方向は、回動板63
の回動方向に略沿う方向である。
【0059】次に、図1及び図2に戻って、回動板63
のシャーシ70に対する回動について説明する。図1及
び図2における回動中心規定手段61はターンテーブル
26に近い側に位置し、回動駆動手段62はターンテー
ブル26から遠い側に位置し、回動中心規定手段61及
び回動駆動手段62の各中心を結ぶ直線は、ターンテー
ブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に対し、略
平行である。そして、回動駆動手段62の偏心ピン62
aをドライバ(例えば、マイナスドライバ)で回動させ
ることにより、光学ヘッド装置22の直線移動方向を、
ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向に一
致するように調整することができる。このとき、回動板
63の長孔63b、63dは、ねじ73a、73bに対
し、その長手方向に沿って移動する。
【0060】次に、図1、図2、図11、図12、図1
3及び図14を参照して、主ガイド軸32a及び副ガイ
ド軸32bそれぞれの高さ及び傾きを調整する手段につ
いて説明する。図11は主ガイド軸32aに関連する主
要部分を示す分解斜視図、図12は副ガイド軸32bに
関連する主要部分を示す分解斜視図である。図13は、
主ガイド軸32aの高さを調整する手段の詳細を示す断
面図である。図14は、副ガイド軸32bの高さを調整
する手段の詳細を示す斜視図である。
【0061】先ず、図1、図2、図11及び図13を参
照して、主ガイド軸32aに関連する部分を説明する。
主ガイド軸32aの両端が、回動板63の一対の軸支持
片40、40に、各軸支持部40、40に穿設された雌
ねじ63f、63fに螺入される固定ねじ42、42及
び軸抑え板(板ばね)41、41によって、回動板63
の各軸支持片40、40に取り付けられる。そして、各
軸支持片40、40にそれぞれ穿設された透孔63e、
63eをそれぞれ通じて、接触子としての、断面がT字
状のシャフト48、48の頭部が、主ガイド軸32aの
両端に下側から衝合するようになされる。シャフト4
8、48は、シャーシ70上に植立されたスリーブ4
9、49に嵌合せしめられる。スリーブ49、48の底
部には、それぞれ押しねじ50、50が螺入され、その
押しねじ50、50の調整によって、シャフト48、4
8の高さを調整し得、これによって、主ガイド軸32a
の両端部の高さ及び主ガイド軸32aの傾きをを調整し
得るようになされている。
【0062】次に、図1、図2、図12及び図14を参
照して、副ガイド軸32bに関連する部分を説明する。
副ガイド軸32bの両端は、シャーシ70に設けた一対
の軸支持片74、74、一対の軸抑え板(板ばね)4
1、41及び一対の固定ねじ42、42によって支持さ
れる。各軸支持片74、74は、シャーシ70の一部を
切り起こすことによって形成されており、シャーシ70
に軸押え板41、41をねじ42、42によって直接ね
じ止めすることにより、副ガイド軸32bがシャーシ7
0の所定位置に位置決め固定される。42a、42a
は、固定ねじ42、42が螺入される雌ねじで、シャー
シ70に穿設されている。更に、各軸支持片74、74
の近傍に雌ねじ60a、60aが穿設され、その雌ねじ
60a、60aに、シャーシ70の下側から、接触子と
しての押しねじ60、60が螺入される。そして、この
押しねじ60、60が副ガイド軸32bの両端に、その
下方から当接し、そのねじ60、60を回すことによっ
て、副ガイド軸32bの両端の高さ及び副ガイド軸32
bの傾きを調整するようにしている。
【0063】次に、図15を参照して、図1及び図2に
おける主ガイド軸32aの支持(保持)および高さ調整
についで、更に説明する。図15Aは、主ガイド軸の保
持手段並びに高さ調整のためのシャフト及びスリーブを
示す斜視図、図15Bは、その主ガイド軸の保持手段及
び高さ調整のためのシャフトを示す側面図、図15C
は、図15Bにおいて、高さ調整のためのシャフトが上
昇した状態を示す側面図である。
【0064】図15Bに示すように、主ガイド軸32a
を、板ばねからなる軸抑え板41Aによって、軸支持片
40の垂直切り起こし部及びシャフト48の頭部に対
し、斜めに押圧し、これによって、主ガイド軸32aに
対し、水平力F1及び垂直力F2を与えて、主ガイド軸
32aを軸支持片40の垂直切り起こし部及びシャフト
48の頭部に対し、安定に押し付ける。
【0065】ここで、シャフト48の頭部は、これを支
える頭部以外のシャフト48の部分に対し、大きさが大
きいので、水平方向の調整できる範囲をより広くするこ
とができる。
【0066】図15Cは、シャフト48を上昇させて、
主ガイド軸32aの端部の高さを、図15Bの状態より
高くした状態を示す。
【0067】次に、図1、図2、図16及び図17を参
照して、光学ヘッド取付け部材89に取付けられた第2
の光学ヘッド装置81の直線駆動装置としての光学ヘッ
ド駆動装置80による直線移動方向が、ターンテーブル
26の回転中心軸に対する所定の輻方向に一致するよう
に調整する平行駆動手段98について説明する。
【0068】図1及び図2の説明のところで述べたよう
に、直線駆動手段としての光学ヘッド駆動装置80によ
る光学ヘッド装置81の移動方向が、ターンテーブル2
6の回転中心軸に対する所定の輻方向と平行となるよう
に、ねじ90a、90b、90cによって、光学ヘッド
取付け部材89がシャーシ70に対し可動自在にねじ止
めされている。光学ヘッド取付け部材89シャーシ70
に対し、治具と共同して、ターンテーブル26の回転中
心軸に対する所定の輻方向に対し平行移動させるための
平行駆動手段98が設けられ、平行駆動手段98による
光学ヘッド取付け部材89の平行移動によって、直線駆
動手段による光学ヘッド装置81の移動方向が、ターン
テーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に一致
するように調整可能とされている。
【0069】移動体としての取付け部材89は、平行駆
動手段98によって、光学ヘッド装置81の移動方向と
略平行に駆動せしめられる。光学ヘッド取付け部材89
は、送りねじ駆動装置85の片側の2か所及び送りねじ
駆動装置85の反対側の1か所で、それぞれねじ90
a、90b、90cによって、シャーシ70にねじ止め
される。
【0070】シャーシ70に対し、光学ヘッド取付け部
材89を、治具としての偏心ドライバ95と共同して、
光学ヘッド装置81の移動方向と略平行に駆動せしめる
平行駆動手段98は、ねじ90cによるねじ止め箇所の
近傍に設けられ、その平行駆動手段98による光学ヘッ
ド取付け部材89の平行移動によって、光学ヘッド駆動
装置80による光学ヘッド装置81の移動方向が、ター
ンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に一
致するように調整する。
【0071】次に、平行駆動手段98の具体的構成につ
いて説明する。光学ヘッド取付け部材89のねじ90c
の近傍に長孔93を設けると共に、その長孔93内にお
いて、シャーシ70に円形小孔94を設ける。尚、90
wは、ねじ90cと共に使用されるワッシャで、ねじ9
0a、90bにも同様のワッシャ90w、90wが使用
される。
【0072】偏心ドライバ95の偏心ピン95bをシャ
ーシ70の円形小孔94に挿入し、偏心ドライバ95の
円柱部95aの周面を、シャーシ70の長孔93に衝合
させながら、偏心ドライバ95を回動させることによ
り、シャーシ70に対し、光学ヘッド取付け部材89
を、平行移動させる。
【0073】ねじ90a、90b、90cは、三角形の
頂点に位置するが、ねじ90cの位置ははねじ90a、
90bの位置に対し略等距離にあり、この三角形は略2
等辺三角形となる。図17に示す如く、光学ヘッド取付
け部材89のねじ90a、90b、90cに対するシャ
ーシ70上のねじ孔は、それぞれ長孔100a、100
b、100cとされ、その各長孔100a、100b、
100cの長径方向は、偏心ドライバ95の回動によっ
て、光学ヘッド取付け部材89の平行移動方向と一致し
ている。尚、100dは、シャーシ70の長孔100
a、100b、100cの内側に設けられた矩形の孔で
ある。
【0074】以上の実施の形態では、本発明を光ディス
ク及び光学ヘッド装置の組み合わせに適用した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、光磁気ディスク、磁気ディスク、静電容量ディスク
等の記録媒体と、この記録媒体に記録又は/及び再生を
行うヘッド装置の組み合わせにも、本発明を適用するこ
とができることは勿論である。
【0075】又、本発明は、共通ターンテーブルに対し
て、フォーマットを異にする複数種類の記録媒体にそれ
ぞれ対応した複数のヘッド装置を設けているので、いろ
いろな種類の記録方式を選択することが可能となる。更
に、複数種類の記録媒体としては、記録方式の異なる複
数種類のベアディスクであっても良いし、収納されるカ
ートリッジの形状や記録方式を異にする複数種類のカー
トリッジ収納型のディスクであっても良い。
【0076】
【発明の効果】第1の発明によれば、装着された記録媒
体を回転駆動するターンテーブル、そのターンテーブル
を駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対する記録又
は/及び再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直
線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体
駆動装置において、シャーシと、そのシャーシ上に回動
可能に設けた回動板と、シャーシに対する回動板の回動
中心を規定する回動中心規定手段と、回動板を、回動中
心の周囲に回動させる回動駆動手段とを有し、直線駆動
手段の少なくとも一部を回動板上に固定してなり、回動
駆動手段による回動板の回動によって、直線駆動手段に
よるヘッド装置の移動方向が、ターンテーブルの回転中
心軸に対する所定の輻方向に一致するように調整するよ
うにしたので、直線駆動手段によるヘッド装置の移動方
向が、ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方
向に一致するように、ターンテーブルに対する直線駆動
手段の位置を高精度に調整することのできる記録媒体駆
動装置を得ることができる。
【0077】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、回動駆動手段は、シャーシに回動自在に取付けられ
た偏心ピン及び回動板に穿設された長孔から構成されて
なり、偏心ピンを長孔と衝合させた状態で回動すること
により、回動板を所望の角度だけ回動させるようにした
ので、第1の発明の効果に加えて、ターンテーブルに対
する直線駆動手段の位置を安定に保持することのできる
記録媒体駆動装置を得ることができる。
【0078】第3の発明によれば、第1の発明におい
て、直線駆動手段は、回動板上にそれぞれ設けられた、
送りねじ、その送りねじを駆動するモータ、送りねじと
螺合し、光学ヘッドに連結されたナット及び光学ヘッド
が装填されたスライダと摺動する主ガイド軸並びにシャ
ーシ上に設けられた、スライダと摺動する副ガイド軸を
少なくとも有するので、第1の発明の効果に加えて、タ
ーンテーブルに対する直線駆動手段の位置の調整が行い
易い記録媒体駆動装置を得ることができる。
【0079】第4の発明によれば、第3の発明におい
て、主ガイド軸及び副ガイド軸の各両端部は、主ガイド
軸及び副ガイド軸の各両端部とそれぞれ接触する高さ調
整用の接触子によって、その高さが調整されるようにな
されており、その高さ調整用の接触子の高さ調整によっ
て、主ガイド軸及び副ガイド軸それぞれの高さ及び傾き
を調整するようにしたので、第3の発明の効果に加え
て、主ガイド軸及び副ガイド軸それぞれの高さ及び傾き
を高精度に調整することのできる記録媒体駆動装置を得
ることができる。
【0080】第5の発明によれば、第4の発明におい
て、主ガイド軸及び副ガイド軸の各両端部は、それぞれ
L字形断面を有する支持具及び板ばねによって、縦及び
横方向の位置が規制されるように成されているので、第
3の発明の効果に加えて、調整された、主ガイド軸及び
副ガイド軸の高さ及び傾きを安定に保持することのでき
る記録媒体駆動装置を得ることができる。
【0081】第6の発明によれば、第4の発明におい
て、主ガイド軸の両端の高さ調整用の接触子は、その主
ガイド軸の両端とそれぞれ接触するシャフト、そのシャ
フトを支持するようにシャーシに取付けられたスリーブ
及びそのスリーブの底部に螺入され、シャフトの下端と
衝合する押しねじからなると共に、主ガイド軸の両端部
をそれぞれ支持する支持具は、回動板上に取付けられた
腕状の軸支持片からなるので、第4の発明の効果に加え
て、主ガイド軸の高さ方向の振動・衝撃に強く、しか
も、主ガイド軸を取り外し、その後の取付けても、主ガ
イド軸の高さを保持することのできる記録媒体駆動装置
を得ることができる。
【0082】第7の発明によれば、装着された記録媒体
を回転駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを
駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対する記録又は
/及び再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線
移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆
動装置において、シャーシと、ヘッド装置及び直線移動
手段が搭載されると共に、その直線駆動手段によるヘッ
ド装置の移動方向が、ターンテーブルの回転中心軸に対
する所定の輻方向と平行となるように、シャーシに対し
可動自在にねじ止めされた移動体とを有し、その移動体
をシャーシに対し、治具と共同して、ターンテーブルの
回転中心軸に対する所定の輻方向に対し平行移動させる
ための平行駆動手段を設けてなり、平行駆動手段による
移動体の平行移動によって、直線駆動手段によるヘッド
装置の移動方向が、ターンテーブルの回転中心軸に対す
る所定の輻方向に一致するように調整するようにしたの
で、直線駆動手段によるヘッド装置の移動方向が、ター
ンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向に一致す
るように、簡単な構成によって、ターンテーブルに対す
る直線駆動手段の位置を容易に調整することのできる記
録媒体駆動装置を得ることができる。
【0083】第8の発明によれば、第7の発明におい
て、移動体は、直線移動手段の片側の2か所で、シャー
シに対し可動自在にねじ止めされると共に、直線移動手
段の反対側の1か所で可動自在にねじ止めされてなり、
平行駆動手段を、直線移動手段の反対側の1か所のねじ
止め箇所の近傍に設けてなるので、簡単な構成によっ
て、ターンテーブルに対する直線駆動手段の位置を、容
易に調整することのできる記録媒体駆動装置を得ること
ができる。
【0084】第9の発明によれば、第8の発明におい
て、平行駆動手段は、移動体のシャーシとの接触部に設
けた長孔及びその長孔内においてシャーシに設けられた
円形孔からなると共に、治具は長孔の内周に衝合する円
柱部及びその円柱部の偏心した位置に設けられ、円形孔
に挿入される偏心ピンからなる偏心ドライバであるの
で、頗る簡単な構成によって、ターンテーブルに対する
直線駆動手段の位置を、頗る容易に調整することのでき
る記録媒体駆動装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録媒体駆動装置の例を
示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の記録媒体駆動装置の例を
示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の記録媒体駆動装置のター
ンテーブル上にカートリッジに収納された記録媒体を装
填した状態を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の記録媒体駆動装置のター
ンテーブル上に記録媒体を装填した状態を示す平面図で
ある。
【図5】記録媒体の収納されたカートリッジの表側の外
観を示す斜視図である。
【図6】記録媒体の収納されたカートリッジの裏側の外
観を示す斜視図である。
【図7】図1及び図2の記録媒体駆動装置の一部の分解
斜視図である。
【図8】図1及び図2の記録媒体駆動装置のシャーシの
一部及びそのシャーシの一部と関連する回動板を示す平
面図である。
【図9】A 図1及び図2の記録媒体駆動装置の回動駆
動手段の具体構成を示す平面図である。B 図1及び図
3の記録媒体駆動装置の回動駆動手段の具体構成を示す
断面図である。
【図10】図1及び図2の記録媒体駆動装置の回動駆動
手段の具体構成を示す分解斜視図である。
【図11】図1及び図2の記録媒体駆動装置の主ガイド
軸及びそれに関連する部分並びにシャーシを示す分解斜
視図である。
【図12】図1及び図2の記録媒体駆動装置の副ガイド
軸及びそれに関連する部分並びにシャーシを示す分解斜
視図である。
【図13】図11の主ガイド軸及びそれに関連する部分
の一部を示す断面図である。
【図14】図12の副ガイド軸及びそれに関連する部分
の一部を示す斜視図である。
【図15】A 図1及び図2の主ガイド軸の保持手段並
びに高さ調整のためのシャフト及びスリーブを示す斜視
図である。 B 図1及び図2の主ガイド軸の保持手段及び高さ調整
のためのシャフトを示す側面図である。 C 図1及び図2の主ガイド軸の保持手段及び高さ調整
のためのシャフトを示す側面図であって、シャフトが上
昇した状態を示す図である。
【図16】A 図1の記録媒体駆動装置の一部の部分拡
大平面図である。 B 図1の記録媒体駆動装置の一部の部分拡大断面図で
ある。 C 偏心ドライバの一部を示す斜視図である。
【図17】図12の記録媒体駆動装置の一部の部分に関
連するシャーシの一部を示す平面図である。
【符号の説明】
20 ディスク駆動装置、21 テーブル駆動装置、2
2 第1の光学ヘッド装置、23 光学ヘッド駆動装
置、25 スピンドルモータ、26 ターンテーブル、
32a 主ガイド軸、32b 副ガイド軸、44 送り
ねじ駆動装置、61 回動中心規定手段、63 回動駆
動手段、63 回動板、70 シャーシ、81 第2の
光学ヘッド装置、84 ガイド軸、85 送りねじ駆動
装置、86送りねじ、送りモータ。
フロントページの続き (72)発明者 高岡 智康 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 奥山 功 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D068 AA02 BB01 CC03 EE05 GG05 5D117 JJ15 KK11 KK21 KK22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着された記録媒体を回転駆動するター
    ンテーブル、該ターンテーブルを駆動するスピンドルモ
    ータ、上記記録媒体に対する記録又は/及び再生を行う
    ヘッド装置及び該ヘッド装置を直線移動させる直線駆動
    手段を少なくとも有する記録媒体駆動装置において、 シャーシと、 該シャーシ上に回動可能に設けた回動板と、 上記シャーシに対する上記回動板の回動中心を規定する
    回動中心規定手段と、 上記回動板を、上記回動中心の周囲に回動させる回動駆
    動手段とを有し、 上記直線駆動手段の少なくとも一部を上記回動板上に固
    定してなり、 上記回動駆動手段による上記回動板の回動によって、上
    記直線駆動手段による上記ヘッド装置の移動方向が、上
    記ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向に
    一致するように調整することを特徴とする記録媒体駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記回動駆動手段は、上記シャーシに回動自在に取付け
    られた偏心ピン及び上記回動板に穿設された長孔から構
    成されてなり、 上記偏心ピンを上記長孔と衝合させた状態で回動するこ
    とにより、上記回動板を所望の角度だけ回動させること
    を特徴とする記録媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記直線駆動手段は、上記回動板上にそれぞれ設けられ
    た、送りねじ、該送りねじを駆動するモータ、上記送り
    ねじと螺合し、上記光学ヘッドに連結されたナット及び
    上記光学ヘッドが装填されたスライダと摺動する主ガイ
    ド軸並びに上記シャーシ上に設けられた、上記スライダ
    と摺動する副ガイド軸を少なくとも有することを特徴と
    する記録媒体駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記主ガイド軸及び上記副ガイド軸の各両端部は、上記
    主ガイド軸及び上記副ガイド軸の各両端部とそれぞれ接
    触する高さ調整用の接触子によって、その高さが調整さ
    れるようになされており、 該高さ調整用の接触子の高さ調整によって、上記主ガイ
    ド軸及び上記副ガイド軸それぞれの高さ及び傾きを調整
    するようにしたことを特徴とする記録媒体駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記主ガイド軸及び上記副ガイド軸の各両端部は、それ
    ぞれL字形断面を有する支持具及び板ばねによって、縦
    及び横方向の位置が規制されるようになされていること
    を特徴とする記録媒体駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記主ガイド軸の両端部の高さ調整用の接触子は、該主
    ガイド軸の両端部とそれぞれ接触するシャフト、該シャ
    フトを支持するように上記シャーシに取付けられたスリ
    ーブ及び該スリーブの底部に螺入され、上記シャフトの
    下端と衝合する押しねじからなると共に、 上記主ガイド軸の両端部をそれぞれ支持する支持具は、
    上記回動板上に取付けされた腕状の軸支持片からなるこ
    とを特徴とする記録媒体駆動装置。
  7. 【請求項7】 装着された記録媒体を回転駆動するター
    ンテーブル、該ターンテーブルを駆動するスピンドルモ
    ータ、上記記録媒体に対する記録又は/及び再生を行う
    ヘッド装置及び該ヘッド装置を直線移動させる直線駆動
    手段を少なくとも有する記録媒体駆動装置において、
    シャーシと、 上記ヘッド装置及び上記直線移動手段が搭載されると共
    に、該直線駆動手段によるヘッド装置の移動方向が、上
    記ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向と
    平行となるように、上記シャーシに対し可動自在にねじ
    止めされた移動体とを有し、 該移動体を上記シャーシに対し、治具と共同して、上記
    ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向に対
    し平行移動させるための平行駆動手段を設けてなり、 上記平行駆動手段による上記移動体の平行移動によっ
    て、上記直線駆動手段によるヘッド装置の移動方向が、
    上記ターンテーブルの回転中心軸に対する所定の輻方向
    に一致するように調整することを特徴とする記録媒体駆
    動装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記移動体は、上記直線移動手段の片側の2か所で、上
    記シャーシに対し可動自在にねじ止めされると共に、上
    記直線移動手段の反対側の1か所で可動自在にねじ止め
    されてなり、 上記平行駆動手段を、上記直線移動手段の反対側の1か
    所のねじ止め箇所の近傍に設けてなることを特徴とする
    記録媒体駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記平行駆動手段は、上記移動体の上記シャーシとの接
    触部に設けた長孔及び該長孔内において上記シャーシに
    設けられた円形孔からなると共に、 上記治具は上記長孔の内周に衝合する円柱部及び該円柱
    部の偏心した位置に設けられ、上記円形孔に挿入される
    偏心ピンからなる偏心ドライバであることを特徴とする
    記録媒体駆動装置。
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