JP2003077235A - 記録媒体駆動装置 - Google Patents
記録媒体駆動装置Info
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- JP2003077235A JP2003077235A JP2001262066A JP2001262066A JP2003077235A JP 2003077235 A JP2003077235 A JP 2003077235A JP 2001262066 A JP2001262066 A JP 2001262066A JP 2001262066 A JP2001262066 A JP 2001262066A JP 2003077235 A JP2003077235 A JP 2003077235A
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- JP
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- recording medium
- turntable
- head device
- detecting
- driving
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- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装着された記録媒体を回転駆動するターンテ
ーブル、そのターンテーブルを駆動するスピンドルモー
タ、記録媒体に対する記録及び/又は再生を行うヘッド
装置及びそのヘッド装置を直線移動させる直線駆動手段
を少なくとも有する記録媒体駆動装置において、直線駆
動手段によるヘッド装置の移動位置を検出することので
きるものを得る。 【解決手段】 装着された記録媒体を回転駆動するター
ンテーブル、そのターンテーブルを駆動するスピンドル
モータ、記録媒体に対する記録及び/又は再生を行うヘ
ッド装置81及びそのヘッド装置81を直線移動させる
直線駆動手段84、86、87、88を少なくとも有す
る記録媒体駆動装置において、直線駆動手段によるヘッ
ド装置81の移動位置を検出する位置検出手段DT1を
設けてなるものである。
ーブル、そのターンテーブルを駆動するスピンドルモー
タ、記録媒体に対する記録及び/又は再生を行うヘッド
装置及びそのヘッド装置を直線移動させる直線駆動手段
を少なくとも有する記録媒体駆動装置において、直線駆
動手段によるヘッド装置の移動位置を検出することので
きるものを得る。 【解決手段】 装着された記録媒体を回転駆動するター
ンテーブル、そのターンテーブルを駆動するスピンドル
モータ、記録媒体に対する記録及び/又は再生を行うヘ
ッド装置81及びそのヘッド装置81を直線移動させる
直線駆動手段84、86、87、88を少なくとも有す
る記録媒体駆動装置において、直線駆動手段によるヘッ
ド装置81の移動位置を検出する位置検出手段DT1を
設けてなるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体駆動装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)、DVD
(デジタル多機能ディスク)等の光ディスクを駆動する
光ディスク駆動装置は、種々提案されている。
(デジタル多機能ディスク)等の光ディスクを駆動する
光ディスク駆動装置は、種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、装着された
記録媒体を回転駆動するターンテーブル、そのターンテ
ーブルを駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対し記
録及び/又は再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置
を直線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録
媒体駆動装置において、直線駆動手段によるヘッド装置
の移動位置を検出することのできるものを提案しようと
するものである。
記録媒体を回転駆動するターンテーブル、そのターンテ
ーブルを駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対し記
録及び/又は再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置
を直線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録
媒体駆動装置において、直線駆動手段によるヘッド装置
の移動位置を検出することのできるものを提案しようと
するものである。
【0004】又、本発明は、第1及び第2のヘッド装置
並びにその第1及び第2のヘッド装置をそれぞれ直線移
動させる第1及び第2の直線駆動手段、装着された記録
媒体を回転駆動する、第1及び第2のヘッド装置に対し
共通のターンテーブル及びそのターンテーブルを駆動す
るスピンドルモータを少なくとも有し、ターンテーブル
に装着された記録媒体に対し、第1及び第2のヘッド装
置のうちの一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を行
うとき、他方のヘッド装置を退避させるようにした記録
媒体駆動装置において、他方のヘッド装置が対応する直
線駆動手段によって、退避位置に移動せしめられたこと
を確実に検出することのできるものを提案しようとする
ものである。
並びにその第1及び第2のヘッド装置をそれぞれ直線移
動させる第1及び第2の直線駆動手段、装着された記録
媒体を回転駆動する、第1及び第2のヘッド装置に対し
共通のターンテーブル及びそのターンテーブルを駆動す
るスピンドルモータを少なくとも有し、ターンテーブル
に装着された記録媒体に対し、第1及び第2のヘッド装
置のうちの一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を行
うとき、他方のヘッド装置を退避させるようにした記録
媒体駆動装置において、他方のヘッド装置が対応する直
線駆動手段によって、退避位置に移動せしめられたこと
を確実に検出することのできるものを提案しようとする
ものである。
【0005】更に、本発明は、装着された記録媒体を回
転駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを駆動
するスピンドルモータ、記録媒体に対し記録及び/又は
再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線移動さ
せる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆動装置
において、ターンテーブルに装着される記録媒体の最内
周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段による
ヘッド装置の移動位置を検出することのできるものを提
案しようとするものである。
転駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを駆動
するスピンドルモータ、記録媒体に対し記録及び/又は
再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線移動さ
せる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆動装置
において、ターンテーブルに装着される記録媒体の最内
周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段による
ヘッド装置の移動位置を検出することのできるものを提
案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、装着され
た記録媒体を回転駆動するターンテーブル、そのターン
テーブルを駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対し
記録及び/又は再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装
置を直線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記
録媒体駆動装置において、直線駆動手段によるヘッド装
置の移動位置を検出する位置検出手段を設けてなる記録
媒体駆動装置である。
た記録媒体を回転駆動するターンテーブル、そのターン
テーブルを駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対し
記録及び/又は再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装
置を直線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記
録媒体駆動装置において、直線駆動手段によるヘッド装
置の移動位置を検出する位置検出手段を設けてなる記録
媒体駆動装置である。
【0007】第1の発明によれば、位置検出手段によっ
て、直線駆動手段によるヘッド装置の移動位置が検出さ
れる。
て、直線駆動手段によるヘッド装置の移動位置が検出さ
れる。
【0008】第2の発明は、第1及び第2のヘッド装置
並びにその第1及び第2のヘッド装置をそれぞれ直線移
動させる第1及び第2の直線駆動手段、装着された記録
媒体を回転駆動する、第1及び第2のヘッド装置に対し
共通のターンテーブル及びそのターンテーブルを駆動す
るスピンドルモータを少なくとも有し、ターンテーブル
に装着された記録媒体に対し、第1及び第2のヘッド装
置のうちの一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を行
うとき、他方のヘッド装置を退避させるようにした記録
媒体駆動装置であって、他方のヘッド装置が対応する直
線駆動手段によって、退避位置に移動せしめられたとき
のその退避移動位置を検出する位置検出手段を設けてな
る記録媒体駆動装置である。
並びにその第1及び第2のヘッド装置をそれぞれ直線移
動させる第1及び第2の直線駆動手段、装着された記録
媒体を回転駆動する、第1及び第2のヘッド装置に対し
共通のターンテーブル及びそのターンテーブルを駆動す
るスピンドルモータを少なくとも有し、ターンテーブル
に装着された記録媒体に対し、第1及び第2のヘッド装
置のうちの一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を行
うとき、他方のヘッド装置を退避させるようにした記録
媒体駆動装置であって、他方のヘッド装置が対応する直
線駆動手段によって、退避位置に移動せしめられたとき
のその退避移動位置を検出する位置検出手段を設けてな
る記録媒体駆動装置である。
【0009】第3の発明は、第2の発明の記録媒体駆動
装置において、第1及び第2のヘッド装置のうちの少な
くとも一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を行う、
ターンテーブルに装着される記録媒体は、カートリッジ
に収納された記録媒体である記録媒体駆動装置である。
装置において、第1及び第2のヘッド装置のうちの少な
くとも一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を行う、
ターンテーブルに装着される記録媒体は、カートリッジ
に収納された記録媒体である記録媒体駆動装置である。
【0010】第4の発明は、装着された記録媒体を回転
駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを駆動す
るスピンドルモータ、記録媒体に対し記録及び/又は再
生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線移動させ
る直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆動装置に
おいて、ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周
及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段によるヘ
ッド装置の移動位置を検出する位置検出手段を設けてな
る記録媒体駆動装置である。
駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを駆動す
るスピンドルモータ、記録媒体に対し記録及び/又は再
生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線移動させ
る直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆動装置に
おいて、ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周
及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段によるヘ
ッド装置の移動位置を検出する位置検出手段を設けてな
る記録媒体駆動装置である。
【0011】第5の発明は、第4の発明の記録媒体駆動
装置において、ターンテーブルに装着される記録媒体の
最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段に
よるヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手段は、
ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周及び最外
周にそれぞれ対応した固定位置にそれぞれ設けられた第
1及び第2の検出部と、直線駆動手段によるヘッド装置
の移動に伴って移動する移動部材に一体に設けられた第
1及び第2の作用部材とから構成され、第1及び第2の
検出部に対し、それぞれ第1及び第2の作用部材が作用
したとき、第1及び第2の検出部によって、ターンテー
ブルに装着される記録媒体の最内周及び最外周にそれぞ
れ対応した、直線駆動手段によるヘッド装置の移動位置
が検出されるようにした記録媒体駆動装置である。
装置において、ターンテーブルに装着される記録媒体の
最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段に
よるヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手段は、
ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周及び最外
周にそれぞれ対応した固定位置にそれぞれ設けられた第
1及び第2の検出部と、直線駆動手段によるヘッド装置
の移動に伴って移動する移動部材に一体に設けられた第
1及び第2の作用部材とから構成され、第1及び第2の
検出部に対し、それぞれ第1及び第2の作用部材が作用
したとき、第1及び第2の検出部によって、ターンテー
ブルに装着される記録媒体の最内周及び最外周にそれぞ
れ対応した、直線駆動手段によるヘッド装置の移動位置
が検出されるようにした記録媒体駆動装置である。
【0012】第6の発明は、第5の発明の記録媒体駆動
装置において、第1及び第2の検出部は、それぞれ光源
及びその光源よりの光を検出するセンサからなり、第1
及び第2の作用部材は、第1及び第2の検出部を構成す
る光源及びセンサ間に介在する遮蔽部材である記録媒体
駆動装置である。
装置において、第1及び第2の検出部は、それぞれ光源
及びその光源よりの光を検出するセンサからなり、第1
及び第2の作用部材は、第1及び第2の検出部を構成す
る光源及びセンサ間に介在する遮蔽部材である記録媒体
駆動装置である。
【0013】第7の発明は、第5の発明の記録媒体駆動
装置において、第1及び第2の検出部は、それぞれスイ
ッチ手段からなり、第1及び第2の作用部材は、第1及
び第2の検出部を構成するスイッチ手段を操作する操作
手段である記録媒体駆動装置である。
装置において、第1及び第2の検出部は、それぞれスイ
ッチ手段からなり、第1及び第2の作用部材は、第1及
び第2の検出部を構成するスイッチ手段を操作する操作
手段である記録媒体駆動装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態の光ディスク駆動装置の例を詳細に説明す
る。図1及び図2は、それぞれその光ディスク駆動装置
の全体の構成を示す斜視図及び平面図で、以下に、これ
について説明する。70は、金属シャーシで、その縁辺
には、シャーシ70と一体に補強用リブ70aが形成さ
れている。
の実施の形態の光ディスク駆動装置の例を詳細に説明す
る。図1及び図2は、それぞれその光ディスク駆動装置
の全体の構成を示す斜視図及び平面図で、以下に、これ
について説明する。70は、金属シャーシで、その縁辺
には、シャーシ70と一体に補強用リブ70aが形成さ
れている。
【0015】図1及び図2において、20はディスク駆
動装置を全体として示し、光ディスクを所定速度(例え
ば、線速度一定)で回転駆動するテーブル駆動装置21
と、映像データ、音声データ等の情報信号の書き込み及
び読み出しを行う第1の光学ヘッド装置22と、映像デ
ータ、音声データ等の情報信号の読出しを行う第2の光
学ヘッド装置81と、第1の光学ヘッド装置22をテー
ブル駆動装置21に対して、直線上を進退動作させる光
学ヘッド駆動装置(直線駆動手段)23と、第2の光学
ヘッド装置81をテーブル駆動装置21に対して、直線
上を進退動作させる光学ヘッド駆動装置(直線駆動手
段)80等を備えて構成されている。
動装置を全体として示し、光ディスクを所定速度(例え
ば、線速度一定)で回転駆動するテーブル駆動装置21
と、映像データ、音声データ等の情報信号の書き込み及
び読み出しを行う第1の光学ヘッド装置22と、映像デ
ータ、音声データ等の情報信号の読出しを行う第2の光
学ヘッド装置81と、第1の光学ヘッド装置22をテー
ブル駆動装置21に対して、直線上を進退動作させる光
学ヘッド駆動装置(直線駆動手段)23と、第2の光学
ヘッド装置81をテーブル駆動装置21に対して、直線
上を進退動作させる光学ヘッド駆動装置(直線駆動手
段)80等を備えて構成されている。
【0016】テーブル駆動装置21は、スピンドルモー
タ25と、このスピンドルモータ25の回転軸の先端部
に固定されたターンテーブル26と、このターンテーブ
ル26との間で光ディスクを挟持する図示しないチャッ
キングプレート等を備えて構成されている。スピンドル
モータ25は、薄い板金製のモータベース板(図示せ
ず)の上面に取り付けられている。このモータベース板
は、シャーシ70上に取り付けられている。
タ25と、このスピンドルモータ25の回転軸の先端部
に固定されたターンテーブル26と、このターンテーブ
ル26との間で光ディスクを挟持する図示しないチャッ
キングプレート等を備えて構成されている。スピンドル
モータ25は、薄い板金製のモータベース板(図示せ
ず)の上面に取り付けられている。このモータベース板
は、シャーシ70上に取り付けられている。
【0017】28は、光学ヘッド装置22に接続された
フレキシブル配線板で、このフレキシブル配線板28の
一部が、シャーシ70の穿設された透孔を通じてシャー
シ70の下方に延在するときに、その透孔の縁の直角な
部分と接触して、フレキシブル配線板28を損傷を受け
るのを回避するために、そのシャーシ70の透孔の縁を
一部折り曲げて、折り曲げ部78を形成し、その折り曲
げ部78の湾曲面にフレキシブル配線板28が接触し得
るようになされている。
フレキシブル配線板で、このフレキシブル配線板28の
一部が、シャーシ70の穿設された透孔を通じてシャー
シ70の下方に延在するときに、その透孔の縁の直角な
部分と接触して、フレキシブル配線板28を損傷を受け
るのを回避するために、そのシャーシ70の透孔の縁を
一部折り曲げて、折り曲げ部78を形成し、その折り曲
げ部78の湾曲面にフレキシブル配線板28が接触し得
るようになされている。
【0018】スピンドルモータ25は、モータベース板
に固定された固定部と、この固定部によって回転自在に
支持された回転部とを有し、回転部の回転中心となる回
転軸にターンテーブル26が圧入等の固着手段により嵌
合されて一体に構成されている。
に固定された固定部と、この固定部によって回転自在に
支持された回転部とを有し、回転部の回転中心となる回
転軸にターンテーブル26が圧入等の固着手段により嵌
合されて一体に構成されている。
【0019】このテーブル駆動装置21の両側には、シ
ャーシ70上に、第1及び第2の光学ヘッド装置22、
81が設けられている。この場合、第1の光学ヘッド装
置22は、記録可能なディスク(例えば、DVRと称す
る)に対し、光学的に映像データ、音声データ等のデー
タの書き込み及び読出しの可能な光学ヘッド装置で、高
密度書込み及び読出しのために、レーザ光源として、青
色レーザダイオードが用いられている。このDVRは、
カートリッジ内に収納されており、そのカートリッジは
シャーシ70上に植立された一対のカートリッジ支持ピ
ン77及び補強用リブ70aと一体に形成された一対の
カートリッジ支持部材76によって支持されると共に、
そのディスク自体はターンテーブル26に装着される。
ャーシ70上に、第1及び第2の光学ヘッド装置22、
81が設けられている。この場合、第1の光学ヘッド装
置22は、記録可能なディスク(例えば、DVRと称す
る)に対し、光学的に映像データ、音声データ等のデー
タの書き込み及び読出しの可能な光学ヘッド装置で、高
密度書込み及び読出しのために、レーザ光源として、青
色レーザダイオードが用いられている。このDVRは、
カートリッジ内に収納されており、そのカートリッジは
シャーシ70上に植立された一対のカートリッジ支持ピ
ン77及び補強用リブ70aと一体に形成された一対の
カートリッジ支持部材76によって支持されると共に、
そのディスク自体はターンテーブル26に装着される。
【0020】第2の光学ヘッド装置81は、DVD(Di
gital Versatile Disk) 規格及びCD(コンパクトディ
スク)規格の光ディスクよりの映像データ、音声データ
等のデータを光学的に再生し得る光学ヘッド装置で、読
出しのためのレーザ光源として、赤色及び/又は赤外レ
ーザダイオードが用いられる。
gital Versatile Disk) 規格及びCD(コンパクトディ
スク)規格の光ディスクよりの映像データ、音声データ
等のデータを光学的に再生し得る光学ヘッド装置で、読
出しのためのレーザ光源として、赤色及び/又は赤外レ
ーザダイオードが用いられる。
【0021】先ず、第1の光学ヘッド装置22及びそれ
に関連する各種手段について説明する。このスピンドル
モータ25を両側から挟むように一対のガイド軸(主及
び副ガイド軸)32a,32bが、互いに略平行となる
ように配置されている。一対のガイド軸32a,32b
は、外周面が平滑とされた丸棒状の部材によって形成さ
れている。
に関連する各種手段について説明する。このスピンドル
モータ25を両側から挟むように一対のガイド軸(主及
び副ガイド軸)32a,32bが、互いに略平行となる
ように配置されている。一対のガイド軸32a,32b
は、外周面が平滑とされた丸棒状の部材によって形成さ
れている。
【0022】回動板63は、ねじ73a、73bによっ
て、シャーシ70にねじ止めされているが、後述する回
動中心規定手段61を中心として、後述する回動駆動手
段62によって、僅かな角度だけ回動し得るようになさ
れている。この回動板63を回動させることによって、
直線駆動手段による光学ヘッド装置22の移動方向が、
ターンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向
に一致するように調整することができる。
て、シャーシ70にねじ止めされているが、後述する回
動中心規定手段61を中心として、後述する回動駆動手
段62によって、僅かな角度だけ回動し得るようになさ
れている。この回動板63を回動させることによって、
直線駆動手段による光学ヘッド装置22の移動方向が、
ターンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向
に一致するように調整することができる。
【0023】回動中心規定手段61及び回動駆動手段6
2を結ぶ直線が、ターンテーブル26の回転中心軸に対
する所定の輻方向と略平行となり、回動中心規定手段6
1がターンテーブル26に近い所定位置に位置するよう
に、回動板63及びシャーシ70に取付けられると共
に、回動駆動手段62がターンテーブル26から遠ざか
った所定位置に位置するように、回動板63上に取付け
られる。これら回動中心規定手段61及び回動駆動手段
62の位置及びその間の距離に応じて、回動駆動手段6
2の回動による回動板63の回動角範囲及び回動角精度
が決定される。
2を結ぶ直線が、ターンテーブル26の回転中心軸に対
する所定の輻方向と略平行となり、回動中心規定手段6
1がターンテーブル26に近い所定位置に位置するよう
に、回動板63及びシャーシ70に取付けられると共
に、回動駆動手段62がターンテーブル26から遠ざか
った所定位置に位置するように、回動板63上に取付け
られる。これら回動中心規定手段61及び回動駆動手段
62の位置及びその間の距離に応じて、回動駆動手段6
2の回動による回動板63の回動角範囲及び回動角精度
が決定される。
【0024】この一対のガイド軸32a,32bによっ
て光学ヘッド装置22が、ターンテーブル26に対して
接近及び離反するように、直線上を進退移動可能に支持
されている。一対のガイド軸32a,32bそれぞれの
各一方の端部はスピンドルモータ25の両側に配置さ
れ、各他方の端部は略平行とされてスピンドルモータ2
5から離れる方向に延在されている。
て光学ヘッド装置22が、ターンテーブル26に対して
接近及び離反するように、直線上を進退移動可能に支持
されている。一対のガイド軸32a,32bそれぞれの
各一方の端部はスピンドルモータ25の両側に配置さ
れ、各他方の端部は略平行とされてスピンドルモータ2
5から離れる方向に延在されている。
【0025】光学ヘッド装置22は、一対のガイド軸3
2a,32bにガイドされて摺動するスライド部材35
上に取り付けられて、往復移動せしめられる。スライド
部材35は、一対のガイド軸32a,32bを跨ぐこと
ができる大きさであって、剛性を高くするためにブロッ
ク状に形成されている。このスライド部材35の長手方
向の一側には、これと交差する幅方向に対をなす軸受部
35a,35bが設けられている。これらの軸受部35
a,35bには、主ガイド軸32aが摺動自在に挿通さ
れている。
2a,32bにガイドされて摺動するスライド部材35
上に取り付けられて、往復移動せしめられる。スライド
部材35は、一対のガイド軸32a,32bを跨ぐこと
ができる大きさであって、剛性を高くするためにブロッ
ク状に形成されている。このスライド部材35の長手方
向の一側には、これと交差する幅方向に対をなす軸受部
35a,35bが設けられている。これらの軸受部35
a,35bには、主ガイド軸32aが摺動自在に挿通さ
れている。
【0026】スライド部材35の長手方向の他側には、
副ガイド軸32bが摺動自在に挿通される、L字状の摺
動係合爪35cが設けられている。更に、この摺動係合
爪35cは、水平方向に幅広に形成されており、これに
より副ガイド軸32bがスライド部材35の幅方向に対
して若干傾くことができるように構成されている。従っ
て、この例では、一対のガイド軸32a,32bが互い
に平行となっていないで若干交差する状態にあっても、
スライド部材35は、第1のガイド軸32aにガイドさ
れてスムースに摺動することができる。
副ガイド軸32bが摺動自在に挿通される、L字状の摺
動係合爪35cが設けられている。更に、この摺動係合
爪35cは、水平方向に幅広に形成されており、これに
より副ガイド軸32bがスライド部材35の幅方向に対
して若干傾くことができるように構成されている。従っ
て、この例では、一対のガイド軸32a,32bが互い
に平行となっていないで若干交差する状態にあっても、
スライド部材35は、第1のガイド軸32aにガイドさ
れてスムースに摺動することができる。
【0027】副ガイド軸32bは、シャーシ70に設け
た一対の軸支持片74,74間に掛け渡されており、そ
の両端部がそれぞれ板ばねからなる軸押え板41で押圧
されて所定位置に位置決め固定されている。各軸支持片
74は、シャーシ70の一部を切り起こすことによって
形成されており、シャーシ70に軸押え板41を直接ね
じ止めすることにより、第2のガイド軸32bがシャー
シ70の所定位置に位置決め固定されている。
た一対の軸支持片74,74間に掛け渡されており、そ
の両端部がそれぞれ板ばねからなる軸押え板41で押圧
されて所定位置に位置決め固定されている。各軸支持片
74は、シャーシ70の一部を切り起こすことによって
形成されており、シャーシ70に軸押え板41を直接ね
じ止めすることにより、第2のガイド軸32bがシャー
シ70の所定位置に位置決め固定されている。
【0028】光学ヘッド装置22は、対物レンズ37を
有する2軸アクチュエータと、この2軸アクチュエータ
を介して、映像データ、音声データ等の情報信号の記録
及び再生を行うレーザダイオードや光電変換素子等を有
する光学制御部等を備えて構成されている。2軸アクチ
ュエータの大部分はヘッドカバー38によって覆われて
おり、このヘッドカバー38に設けた開口部から対物レ
ンズ37が露出されている。この光学ヘッド装置22の
対物レンズ37が、ターンテーブル26に装着された光
ディスクの情報記録面に対向される。また、光学制御部
には、スライド部材35の上面に取り付けられた光学ヘ
ッド用コネクタ39が電気的に接続されている。このコ
ネクタ39には、上述したフレキシブル配線板28が接
続されている。
有する2軸アクチュエータと、この2軸アクチュエータ
を介して、映像データ、音声データ等の情報信号の記録
及び再生を行うレーザダイオードや光電変換素子等を有
する光学制御部等を備えて構成されている。2軸アクチ
ュエータの大部分はヘッドカバー38によって覆われて
おり、このヘッドカバー38に設けた開口部から対物レ
ンズ37が露出されている。この光学ヘッド装置22の
対物レンズ37が、ターンテーブル26に装着された光
ディスクの情報記録面に対向される。また、光学制御部
には、スライド部材35の上面に取り付けられた光学ヘ
ッド用コネクタ39が電気的に接続されている。このコ
ネクタ39には、上述したフレキシブル配線板28が接
続されている。
【0029】一対のガイド軸32a,32bのうち主ガ
イド軸32aは、回動板63に設けた一対の軸支持片4
0,40によって支持されている。この軸支持片40,
40は、回動板63の本体から腕状に突出せしめられて
いる。回動板63は、ガイド軸32aと同程度の長さを
有する板金製の細長い板材によって形成されている。こ
の回動板63の長手方向の両端に、その長手方向と交差
する幅方向の同側に突出する一対の軸支持片40,40
が設けられている。各軸支持片40は、先端が上方へ立
ち上げられているとともに基部がクランク状に折り曲げ
られており、これにより自由端側に、支持面から所定の
高さまで持ち上げられたL字形状の軸支持部が形成され
ている。
イド軸32aは、回動板63に設けた一対の軸支持片4
0,40によって支持されている。この軸支持片40,
40は、回動板63の本体から腕状に突出せしめられて
いる。回動板63は、ガイド軸32aと同程度の長さを
有する板金製の細長い板材によって形成されている。こ
の回動板63の長手方向の両端に、その長手方向と交差
する幅方向の同側に突出する一対の軸支持片40,40
が設けられている。各軸支持片40は、先端が上方へ立
ち上げられているとともに基部がクランク状に折り曲げ
られており、これにより自由端側に、支持面から所定の
高さまで持ち上げられたL字形状の軸支持部が形成され
ている。
【0030】このような形状を有する一対の軸支持片4
0,40の各軸支持部に、主ガイド軸32aの両端部が
位置決めされて載置されている。そして、主ガイド軸3
2aの各端部は、固定ねじ42で軸支持片40にねじ止
めされた軸押え板41により押圧されて固定されてい
る。軸押え板41は、主ガイド軸32aの端部を径方向
から押圧する押圧片41aと、主ガイド軸32aの端面
に当接して軸方向への移動を阻止するストッパ片41b
と、軸押え板41の回転変位を防止する係止片41cと
を有し、適当な弾性を持った板ばねによって形成されて
いる。
0,40の各軸支持部に、主ガイド軸32aの両端部が
位置決めされて載置されている。そして、主ガイド軸3
2aの各端部は、固定ねじ42で軸支持片40にねじ止
めされた軸押え板41により押圧されて固定されてい
る。軸押え板41は、主ガイド軸32aの端部を径方向
から押圧する押圧片41aと、主ガイド軸32aの端面
に当接して軸方向への移動を阻止するストッパ片41b
と、軸押え板41の回転変位を防止する係止片41cと
を有し、適当な弾性を持った板ばねによって形成されて
いる。
【0031】軸押え板41の略中央部には固定ねじ42
が挿通される挿通孔が設けられており、この挿通孔を挟
んで一方に突出するよう押圧片41aが設けられ、他方
に突出するよう係止片41cが設けられている。そし
て、ストッパ片41bは、軸押え板41の略中央部にお
いて押圧片41aと係止片41cとを結ぶ方向と直交す
る方向に突出するよう設けられている。更に、ストッパ
片41bは、先部が押圧片41a側に突出するよう折り
曲げ形成されており、この先部を上方へ立ち上げること
によって先端部が主ガイド軸32aの端面に当接されて
いる。また、係止片41cは、軸支持片40に設けた凹
部に係止されており、これにより、ストッパ片41bに
主ガイド軸32aから大きな力が作用した場合にも軸押
え板41が回動しないようにしている。尚、一対の軸押
え板41,41は、左右対称の形状とされている。
が挿通される挿通孔が設けられており、この挿通孔を挟
んで一方に突出するよう押圧片41aが設けられ、他方
に突出するよう係止片41cが設けられている。そし
て、ストッパ片41bは、軸押え板41の略中央部にお
いて押圧片41aと係止片41cとを結ぶ方向と直交す
る方向に突出するよう設けられている。更に、ストッパ
片41bは、先部が押圧片41a側に突出するよう折り
曲げ形成されており、この先部を上方へ立ち上げること
によって先端部が主ガイド軸32aの端面に当接されて
いる。また、係止片41cは、軸支持片40に設けた凹
部に係止されており、これにより、ストッパ片41bに
主ガイド軸32aから大きな力が作用した場合にも軸押
え板41が回動しないようにしている。尚、一対の軸押
え板41,41は、左右対称の形状とされている。
【0032】このような構成を有する回動板63は、シ
ャーシ70に回動自在に取付けられる。また、副ガイド
軸32bは、シャーシ70に設けた一対の軸支持片4
1、41に、シャーシ70に固定ねじ42、42により
ねじ止めされた一対の軸押え板(板ばね)41、41を
用いて直に取り付けられる。
ャーシ70に回動自在に取付けられる。また、副ガイド
軸32bは、シャーシ70に設けた一対の軸支持片4
1、41に、シャーシ70に固定ねじ42、42により
ねじ止めされた一対の軸押え板(板ばね)41、41を
用いて直に取り付けられる。
【0033】次に、回動板63に取付けられた送りねじ
駆動装置44について説明する。この送りねじ駆動装置
44は、送りねじ45と送りモータ46と支持プレート
47と動力伝達部材としての後述する送りナットとを備
えて構成されている。支持プレート47は、ねじ53、
53により、回動板63に取付けられている。送りねじ
45は、ガイド軸32a,32bよりも少々短い丸棒の
外周面に、螺旋状に延在された1条のねじ溝を軸方向の
略全長に渡って設けることによって形成されている。こ
の送りねじ45のねじ形状は、溝の両側面に若干の傾斜
を持たせた断面形状が台形をなす台形ねじが好適である
が、断面形状が四角形をなす角ねじであってもよく、ま
た、断面形状が半円形をなす半円形ねじとすることもで
き、更に、その他の周知形状のねじを適用することもで
きる。更に、この例では、送りねじ45を右ねじによっ
て形成したが、左ねじを用いることができることは勿論
である。
駆動装置44について説明する。この送りねじ駆動装置
44は、送りねじ45と送りモータ46と支持プレート
47と動力伝達部材としての後述する送りナットとを備
えて構成されている。支持プレート47は、ねじ53、
53により、回動板63に取付けられている。送りねじ
45は、ガイド軸32a,32bよりも少々短い丸棒の
外周面に、螺旋状に延在された1条のねじ溝を軸方向の
略全長に渡って設けることによって形成されている。こ
の送りねじ45のねじ形状は、溝の両側面に若干の傾斜
を持たせた断面形状が台形をなす台形ねじが好適である
が、断面形状が四角形をなす角ねじであってもよく、ま
た、断面形状が半円形をなす半円形ねじとすることもで
き、更に、その他の周知形状のねじを適用することもで
きる。更に、この例では、送りねじ45を右ねじによっ
て形成したが、左ねじを用いることができることは勿論
である。
【0034】この送りねじ45は、駆動源である送りモ
ータ(電動モータ)46の回転軸を兼ねており、送りモ
ータ46によって直接回転駆動される。送りモータ46
のケースは、支持プレート47のモータ支持片にカシメ
等の固着手段により固定されて一体的に構成されてい
る。
ータ(電動モータ)46の回転軸を兼ねており、送りモ
ータ46によって直接回転駆動される。送りモータ46
のケースは、支持プレート47のモータ支持片にカシメ
等の固着手段により固定されて一体的に構成されてい
る。
【0035】上述した動力伝達部材の一具体例を示す送
りナットは、送りねじ45の回転力を直線運動に変換し
てスライド部材35に伝達するもので、第1のナット部
材55と第2のナット部材56とによって構成されてい
る。そして、第1のナット部材55と第2のナット部材
56との間に弾性部材の一具体例を示すコイル状の弾性
体であるコイルばね57が介在されている。このコイル
ばね57のバネ力で一対のナット部材55,56を互い
に離反する方向に付勢することにより、送りナット(第
1のナット部材)55と送りねじ45との間に生じる軸
方向のガタを吸収するようにしている。
りナットは、送りねじ45の回転力を直線運動に変換し
てスライド部材35に伝達するもので、第1のナット部
材55と第2のナット部材56とによって構成されてい
る。そして、第1のナット部材55と第2のナット部材
56との間に弾性部材の一具体例を示すコイル状の弾性
体であるコイルばね57が介在されている。このコイル
ばね57のバネ力で一対のナット部材55,56を互い
に離反する方向に付勢することにより、送りナット(第
1のナット部材)55と送りねじ45との間に生じる軸
方向のガタを吸収するようにしている。
【0036】第1のナット部材55に設けた駆動突起
(図示せず)には、スライド部材35に固定される突起
受け部材68が係合されており、この突起受け部材68
を介して送りナット(第1のナット部材)55の移動力
がスライド部材35に伝達される。
(図示せず)には、スライド部材35に固定される突起
受け部材68が係合されており、この突起受け部材68
を介して送りナット(第1のナット部材)55の移動力
がスライド部材35に伝達される。
【0037】上述した回動板63及び支持プレート47
の材質としては、例えば、ステンレス鋼板が好適である
が、スチール鋼板その他の金属製プレートを用いること
ができることは勿論のこと、強度の大きなエンジニアリ
ングプラスチックを用いることもできる。また、送りね
じ45の材質としては、例えば、ステンレス鋼等のよう
に錆難く、十分に大きな強度を有する金属材料が好適で
ある。更に、突起受け部材68の材質としては、例え
ば、弾性の大きなステンレス鋼板が好適であるが、その
他の板材を用いることもできる。
の材質としては、例えば、ステンレス鋼板が好適である
が、スチール鋼板その他の金属製プレートを用いること
ができることは勿論のこと、強度の大きなエンジニアリ
ングプラスチックを用いることもできる。また、送りね
じ45の材質としては、例えば、ステンレス鋼等のよう
に錆難く、十分に大きな強度を有する金属材料が好適で
ある。更に、突起受け部材68の材質としては、例え
ば、弾性の大きなステンレス鋼板が好適であるが、その
他の板材を用いることもできる。
【0038】上述した一対のガイド軸32a,32b
と、回動板63と、送りねじ駆動装置44とによって、
光学ヘッド装置22をターンテーブル26に対して、直
線上を進退動作させるための光学ヘッド駆動装置23が
構成されている。
と、回動板63と、送りねじ駆動装置44とによって、
光学ヘッド装置22をターンテーブル26に対して、直
線上を進退動作させるための光学ヘッド駆動装置23が
構成されている。
【0039】次に、図1及び図2を参照して、第2の光
学ヘッド装置81及びそれに関連する各種手段について
説明する。89は、移動体としての光学ヘッド取付け部
材(例えば、プラスチック材料から構成される)で、こ
の光学ヘッド取付け部材89は、取付けねじ90a、9
0b、90cによって、シャーシ70上に取付けられて
いるが、この光学ヘッド取付け部材89をシャーシ70
に対し僅か移動させることによって、後述する直線駆動
手段による光学ヘッド装置81の移動方向が、ターンテ
ーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に一致す
るように調整可能とされている。
学ヘッド装置81及びそれに関連する各種手段について
説明する。89は、移動体としての光学ヘッド取付け部
材(例えば、プラスチック材料から構成される)で、こ
の光学ヘッド取付け部材89は、取付けねじ90a、9
0b、90cによって、シャーシ70上に取付けられて
いるが、この光学ヘッド取付け部材89をシャーシ70
に対し僅か移動させることによって、後述する直線駆動
手段による光学ヘッド装置81の移動方向が、ターンテ
ーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に一致す
るように調整可能とされている。
【0040】この第2の光学ヘッド装置81では、第1
の光学ヘッド装置22についての説明のところで説明し
たテーブル駆動装置21を共用する。テーブル駆動装置
21のスピンドルモータ25を両側から挟むようにガイ
ド軸84及び送りねじ86が略平行となるように、光学
ヘッド取り付け部材89上に取り付けられている。ガイ
ド軸84は、外周面が平滑とされた丸棒状の部材によっ
て形成されている。送りねじ86は、駆動源である送り
モータ(電動モータ)87の回転軸を兼ねており、送り
モータ87によって、直接回転駆動される。送りねじ8
6は、ガイド軸32a,32bよりも少々短い丸棒の外
周面に、螺旋状に延在された2条のねじ溝を軸方向の略
全長に渡って設けることによって形成されている。この
送りねじ86のねじ形状は、溝の両側面に若干の傾斜を
持たせた断面形状が台形をなす台形ねじが好適である
が、断面形状が四角形をなす角ねじであってもよく、ま
た、断面形状が半円形をなす半円形ねじとすることもで
き、更に、その他の周知形状のねじを適用することもで
きる。更に、この例では、送りねじ86を右ねじによっ
て形成したが、左ねじを用いることができることは勿論
である。
の光学ヘッド装置22についての説明のところで説明し
たテーブル駆動装置21を共用する。テーブル駆動装置
21のスピンドルモータ25を両側から挟むようにガイ
ド軸84及び送りねじ86が略平行となるように、光学
ヘッド取り付け部材89上に取り付けられている。ガイ
ド軸84は、外周面が平滑とされた丸棒状の部材によっ
て形成されている。送りねじ86は、駆動源である送り
モータ(電動モータ)87の回転軸を兼ねており、送り
モータ87によって、直接回転駆動される。送りねじ8
6は、ガイド軸32a,32bよりも少々短い丸棒の外
周面に、螺旋状に延在された2条のねじ溝を軸方向の略
全長に渡って設けることによって形成されている。この
送りねじ86のねじ形状は、溝の両側面に若干の傾斜を
持たせた断面形状が台形をなす台形ねじが好適である
が、断面形状が四角形をなす角ねじであってもよく、ま
た、断面形状が半円形をなす半円形ねじとすることもで
き、更に、その他の周知形状のねじを適用することもで
きる。更に、この例では、送りねじ86を右ねじによっ
て形成したが、左ねじを用いることができることは勿論
である。
【0041】光学ヘッド装置81は、対物レンズ82を
有する2軸アクチュエータと、この2軸アクチュエータ
を介して映像データ、音声データ等の情報信号の記録及
び再生を行うレーザダイオードや光電変換素子等を有す
る光学制御部等を備えて構成されている。2軸アクチュ
エータの大部分はヘッドカバー83によって覆われてお
り、このヘッドカバー83に設けた開口部から対物レン
ズ82が露出されている。この光学ヘッド装置81の対
物レンズ82が、ターンテーブル26に装着された光デ
ィスクの情報記録面に対向される。
有する2軸アクチュエータと、この2軸アクチュエータ
を介して映像データ、音声データ等の情報信号の記録及
び再生を行うレーザダイオードや光電変換素子等を有す
る光学制御部等を備えて構成されている。2軸アクチュ
エータの大部分はヘッドカバー83によって覆われてお
り、このヘッドカバー83に設けた開口部から対物レン
ズ82が露出されている。この光学ヘッド装置81の対
物レンズ82が、ターンテーブル26に装着された光デ
ィスクの情報記録面に対向される。
【0042】光学ヘッド装置81は、このガイド軸84
並びに送りねじ86及びその送りねじ86を駆動する送
りモータ87によって、ターンテーブル26に対して接
近及び離反するよう進退移動可能に支持されている。即
ち、光学ヘッド装置81は、ナット88に取り付けら
れ、そのナット88が送りねじと螺合せしめられてい
る。光学ヘッド装置81には、ガイド軸84に対し摺動
自在の摺動子92が取り付けられている。光学ヘッド装
置81には、再生データ取り出し用等のためのフレキシ
ブル配線板91が接続されている。
並びに送りねじ86及びその送りねじ86を駆動する送
りモータ87によって、ターンテーブル26に対して接
近及び離反するよう進退移動可能に支持されている。即
ち、光学ヘッド装置81は、ナット88に取り付けら
れ、そのナット88が送りねじと螺合せしめられてい
る。光学ヘッド装置81には、ガイド軸84に対し摺動
自在の摺動子92が取り付けられている。光学ヘッド装
置81には、再生データ取り出し用等のためのフレキシ
ブル配線板91が接続されている。
【0043】直線駆動手段による光学ヘッド装置81の
移動方向が、ターンテーブル26の回転中心軸に対する
所定の輻方向と平行となるように、ねじ90a、90b
等によって、光学ヘッド取付け部材89がシャーシ70
に対し可動自在にねじ止めされている。光学ヘッド取付
け部材89シャーシ70に対し、治具と共同して、ター
ンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に対
し平行移動させるための平行駆動手段が設けられ、平行
駆動手段による光学ヘッド取付け部材89の平行移動に
よって、直線駆動手段による光学ヘッド装置81の移動
方向が、ターンテーブル26の回転中心軸に対する所定
の輻方向に一致するように調整可能とされている。
移動方向が、ターンテーブル26の回転中心軸に対する
所定の輻方向と平行となるように、ねじ90a、90b
等によって、光学ヘッド取付け部材89がシャーシ70
に対し可動自在にねじ止めされている。光学ヘッド取付
け部材89シャーシ70に対し、治具と共同して、ター
ンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に対
し平行移動させるための平行駆動手段が設けられ、平行
駆動手段による光学ヘッド取付け部材89の平行移動に
よって、直線駆動手段による光学ヘッド装置81の移動
方向が、ターンテーブル26の回転中心軸に対する所定
の輻方向に一致するように調整可能とされている。
【0044】図3に、図1及び図2で説明した光ディス
ク駆動装置のターンテーブル26上に、カートリッジC
RDに収納された光ディスクが装填されている状態を示
す。この場合には、第2の光学ヘッド装置81は、退避
位置にあり、図3では図示されていない第1の光学ヘッ
ド装置22がカートリッジCRDに収納された記録可能
な光ディスクにアクセスしている。尚、カートリッジC
RDに収納された光ディスクのそのカートリッジカート
リッジCRDの構造の一例については、図5及び図6を
参照して、後述する。
ク駆動装置のターンテーブル26上に、カートリッジC
RDに収納された光ディスクが装填されている状態を示
す。この場合には、第2の光学ヘッド装置81は、退避
位置にあり、図3では図示されていない第1の光学ヘッ
ド装置22がカートリッジCRDに収納された記録可能
な光ディスクにアクセスしている。尚、カートリッジC
RDに収納された光ディスクのそのカートリッジカート
リッジCRDの構造の一例については、図5及び図6を
参照して、後述する。
【0045】図4に、図1及び図2で説明した光ディス
ク駆動装置のターンテーブル26上に、裸の光ディスク
ODが装填されている状態を示す。この場合には、第1
の光学ヘッド装置22は、退避位置にあり、図4では図
示されていない第2の光学ヘッド装置81が光ディスク
ODにアクセスしている。この光ディスクODは、上述
したように、CD又はDVDである。
ク駆動装置のターンテーブル26上に、裸の光ディスク
ODが装填されている状態を示す。この場合には、第1
の光学ヘッド装置22は、退避位置にあり、図4では図
示されていない第2の光学ヘッド装置81が光ディスク
ODにアクセスしている。この光ディスクODは、上述
したように、CD又はDVDである。
【0046】上述した記録媒体駆動装置(光ディスク駆
動装置)は、ターンテーブルを共通とし、互いに記録フ
ォーマットを異にする複数種類(例えば、2種類)の記
録媒体に対応した各別の光学ヘッド装置(それぞれ個別
の直線駆動手段を備える)を設け、いずれか一つの光学
ヘッド装置が対応するフォーマットの記録媒体にアクセ
スしているときに、他の光学ヘッド装置の少なくともヘ
ッド部(対物レンズ)が、この記録媒体の投影面積外に
退避し得るように構成されている。このため、いずれか
一つの光学ヘッド装置が対応するフォーマットの記録媒
体にアクセスしているときに、その記録媒体に対し、他
の光学ヘッド装置が干渉することが回避されるので、部
品点数が削減され、他の光学ヘッド装置に対する厚み方
向の逃げのスペースや機構が不要となり、厚さの薄い記
録媒体駆動装置(光ディスク駆動装置)を得ることがで
きる。
動装置)は、ターンテーブルを共通とし、互いに記録フ
ォーマットを異にする複数種類(例えば、2種類)の記
録媒体に対応した各別の光学ヘッド装置(それぞれ個別
の直線駆動手段を備える)を設け、いずれか一つの光学
ヘッド装置が対応するフォーマットの記録媒体にアクセ
スしているときに、他の光学ヘッド装置の少なくともヘ
ッド部(対物レンズ)が、この記録媒体の投影面積外に
退避し得るように構成されている。このため、いずれか
一つの光学ヘッド装置が対応するフォーマットの記録媒
体にアクセスしているときに、その記録媒体に対し、他
の光学ヘッド装置が干渉することが回避されるので、部
品点数が削減され、他の光学ヘッド装置に対する厚み方
向の逃げのスペースや機構が不要となり、厚さの薄い記
録媒体駆動装置(光ディスク駆動装置)を得ることがで
きる。
【0047】次に、図5及び図6を参照して、図3で説
明したカートリッジCRDに収納された光ディスクのそ
のカートリッジCRDの構造の一例を説明する。図5
は、光ディスクの収納されたカートリッジの表側の外観
を示す斜視図、図6はそのカートリッジの裏側の外観を
示す斜視図である。
明したカートリッジCRDに収納された光ディスクのそ
のカートリッジCRDの構造の一例を説明する。図5
は、光ディスクの収納されたカートリッジの表側の外観
を示す斜視図、図6はそのカートリッジの裏側の外観を
示す斜視図である。
【0048】図5及び図6において、120はカートリ
ッジ収納型光ディスクを全体として示す。122はカー
トリッジ筐体を示し、これは上シェル123、下シェル
124及び中シェル125から構成される。そのカート
リッジ筐体122内のディスク収納室内には、光ディス
クが回転自在に収納されている。
ッジ収納型光ディスクを全体として示す。122はカー
トリッジ筐体を示し、これは上シェル123、下シェル
124及び中シェル125から構成される。そのカート
リッジ筐体122内のディスク収納室内には、光ディス
クが回転自在に収納されている。
【0049】図5に示す如く、上シェル123は、2色
のABS樹脂を用いて2色成形によって形成されてい
る。即ち、C字状をなす透し窓123Aが無色透明のA
BS樹脂によって形成されており、その他の部分は適当
な色のABS樹脂によって形成されている。この透し窓
123Aからディスク収納室内の光ディスクのレベル面
(レーベル面)(図示を省略する)を見ることができる
ようになっている。
のABS樹脂を用いて2色成形によって形成されてい
る。即ち、C字状をなす透し窓123Aが無色透明のA
BS樹脂によって形成されており、その他の部分は適当
な色のABS樹脂によって形成されている。この透し窓
123Aからディスク収納室内の光ディスクのレベル面
(レーベル面)(図示を省略する)を見ることができる
ようになっている。
【0050】図5において、136は誤消去防止片を示
し、その誤消去防止片136が防止片収納部内に設けら
れ、その防止片収納部は、カートリッジ筐体122の背
面に開口する操作窓137aを有し、この操作窓137
aを開閉するように誤消去防止片136がスライド可能
に取り付けられている。
し、その誤消去防止片136が防止片収納部内に設けら
れ、その防止片収納部は、カートリッジ筐体122の背
面に開口する操作窓137aを有し、この操作窓137
aを開閉するように誤消去防止片136がスライド可能
に取り付けられている。
【0051】図6に示すように、下シェル124の開口
部186は、ターンテーブルが出し入れされる中央部に
設定されたテーブル用開口部125aと、このテーブル
用開口部125aの前後方向の両側に延在されたヘッド
用開口部125bとから構成され、その開口部186
は、光ディスクの情報記録面に対向される。
部186は、ターンテーブルが出し入れされる中央部に
設定されたテーブル用開口部125aと、このテーブル
用開口部125aの前後方向の両側に延在されたヘッド
用開口部125bとから構成され、その開口部186
は、光ディスクの情報記録面に対向される。
【0052】図6において、118はシャッタ機構を示
し、一対のシャッタ部材118a、118bから構成さ
れる。又、この下シェル124の2箇所の隅部には、カ
ートリッジ収納型光ディスク120を光ディスク駆動装
置のターンテーブル26に装填するときに、図1及び図
2の光ディスク駆動装置のカートリッジ支持ピン77、
77と嵌合して、カートリッジ収納型光ディスク120
が位置決めされる円孔180h、180hが穿設されて
いる。尚、カートリッジ収納型光ディスク120を光デ
ィスク駆動装置のターンテーブル26に装填したとき
に、光ディスク駆動装置のシャーシ70の補強リブ70
aと一体に形成された、断面がL字形のカートリッジ支
持部材76、76の折り曲げ部に、下シェル124の面
が接触する。そして、カートリッジ支持ピン77、77
及びカートリッジ支持部材76、76によって、カート
リッジ収納型光ディスク120が支持される。
し、一対のシャッタ部材118a、118bから構成さ
れる。又、この下シェル124の2箇所の隅部には、カ
ートリッジ収納型光ディスク120を光ディスク駆動装
置のターンテーブル26に装填するときに、図1及び図
2の光ディスク駆動装置のカートリッジ支持ピン77、
77と嵌合して、カートリッジ収納型光ディスク120
が位置決めされる円孔180h、180hが穿設されて
いる。尚、カートリッジ収納型光ディスク120を光デ
ィスク駆動装置のターンテーブル26に装填したとき
に、光ディスク駆動装置のシャーシ70の補強リブ70
aと一体に形成された、断面がL字形のカートリッジ支
持部材76、76の折り曲げ部に、下シェル124の面
が接触する。そして、カートリッジ支持ピン77、77
及びカートリッジ支持部材76、76によって、カート
リッジ収納型光ディスク120が支持される。
【0053】次に、図7及び図8を参照して、第2の光
学ヘッド装置81が退避位置に位置していることを検出
する位置検出手段について説明する。尚、図7では、説
明の便宜のために、第2の光学ヘッド装置81の両側の
送りモータ87及び送りねじ86と、ガイド軸84との
間の位置関係を、図1及び図2とは逆にして図示してい
る。
学ヘッド装置81が退避位置に位置していることを検出
する位置検出手段について説明する。尚、図7では、説
明の便宜のために、第2の光学ヘッド装置81の両側の
送りモータ87及び送りねじ86と、ガイド軸84との
間の位置関係を、図1及び図2とは逆にして図示してい
る。
【0054】図7及び図8において、DT1は位置検出
手段を示す。位置検出手段DT1において、Lは赤外線
の光源を示し、Sは赤外線を検出するセンサを示し、こ
れら光源L及びセンサSは、互いに対向するように、シ
ャーシ70上の送りモータ87に接近した位置に取付け
固定されている。SHは遮蔽板で、赤外線の光源L及び
赤外線を検出するセンサS間を通過するように、光学ヘ
ッド装置81に取付けられたナット88の下側に取付け
固定されている。
手段を示す。位置検出手段DT1において、Lは赤外線
の光源を示し、Sは赤外線を検出するセンサを示し、こ
れら光源L及びセンサSは、互いに対向するように、シ
ャーシ70上の送りモータ87に接近した位置に取付け
固定されている。SHは遮蔽板で、赤外線の光源L及び
赤外線を検出するセンサS間を通過するように、光学ヘ
ッド装置81に取付けられたナット88の下側に取付け
固定されている。
【0055】第1の光学ヘッド装置22が、このカート
リッジCRDに収納された光ディスクにアクセスすると
きは、図3について説明した如く、第2の光学ヘッド装
置81は、事前に、光学ヘッド駆動装置80によって、
光ディスクの収納されたカートリッジCRDの外側で、
シャーシ70の左端側の退避位置に移動せしめられ、そ
の第2の光学ヘッド装置81の待機位置への移動が、図
7及び図8について説明した位置検出手段DT1によっ
て検出される。第2の光学ヘッド装置81が退避位置に
移動せしめられたことが、位置検出手段DT1によって
検出された後に、図示を省略したCPUの制御によっ
て、光ディスクの収納されたカートリッジCRDのチャ
ッキングプレートによるチャックアップが行われること
により、カートリッジCRDに収納されている光ディス
クを損傷することはなくなる。
リッジCRDに収納された光ディスクにアクセスすると
きは、図3について説明した如く、第2の光学ヘッド装
置81は、事前に、光学ヘッド駆動装置80によって、
光ディスクの収納されたカートリッジCRDの外側で、
シャーシ70の左端側の退避位置に移動せしめられ、そ
の第2の光学ヘッド装置81の待機位置への移動が、図
7及び図8について説明した位置検出手段DT1によっ
て検出される。第2の光学ヘッド装置81が退避位置に
移動せしめられたことが、位置検出手段DT1によって
検出された後に、図示を省略したCPUの制御によっ
て、光ディスクの収納されたカートリッジCRDのチャ
ッキングプレートによるチャックアップが行われること
により、カートリッジCRDに収納されている光ディス
クを損傷することはなくなる。
【0056】次に、図9及び図10を参照して、第1の
光学ヘッド装置22が退避位置に位置していることを検
出する位置検出手段について説明する。図9及び図10
において、DT2は位置検出手段を示す。位置検出手段
DT2において、Lは赤外線の光源を示し、Sは赤外線
を検出するセンサを示し、これら光源L及びセンサS
は、互いに対向するように、シャーシ70上の送りモー
タ46に接近した位置に取付け固定されている。SHは
遮蔽板で、赤外線の光源L及び赤外線を検出するセンサ
S間を通過するように、スライダ35の軸受部35aの
側面に取付け固定されている。
光学ヘッド装置22が退避位置に位置していることを検
出する位置検出手段について説明する。図9及び図10
において、DT2は位置検出手段を示す。位置検出手段
DT2において、Lは赤外線の光源を示し、Sは赤外線
を検出するセンサを示し、これら光源L及びセンサS
は、互いに対向するように、シャーシ70上の送りモー
タ46に接近した位置に取付け固定されている。SHは
遮蔽板で、赤外線の光源L及び赤外線を検出するセンサ
S間を通過するように、スライダ35の軸受部35aの
側面に取付け固定されている。
【0057】第2の光学ヘッド装置81が、その光ディ
スクODにアクセスするときは、図4について説明した
ように、第1の光学ヘッド装置22は、事前に、光学ヘ
ッド駆動装置23によって、光ディスクODの外側で、
シャーシ70の右端側の退避位置に移動せしめられ、そ
の第1の光学ヘッド装置22の退避遺影への移動が、位
置検出手段DT2によって検出されるので、光ディスク
駆動装置に外部から衝撃が加えられたときに、第1の光
学ヘッド装置22が光ディスクODに接触するおそれが
回避されるように、図示を省略したCPUによって制御
される。
スクODにアクセスするときは、図4について説明した
ように、第1の光学ヘッド装置22は、事前に、光学ヘ
ッド駆動装置23によって、光ディスクODの外側で、
シャーシ70の右端側の退避位置に移動せしめられ、そ
の第1の光学ヘッド装置22の退避遺影への移動が、位
置検出手段DT2によって検出されるので、光ディスク
駆動装置に外部から衝撃が加えられたときに、第1の光
学ヘッド装置22が光ディスクODに接触するおそれが
回避されるように、図示を省略したCPUによって制御
される。
【0058】次に、図11及び図12を参照して、ター
ンテーブル26に装着される光ディスク、この例では、
図3のカートリッジCRDに収納される光ディスクの最
内周及び最外周にそれぞれ対応した、光学ヘッド駆動装
置23による第1の光学ヘッド装置22の移動位置を検
出する位置検出手段について説明する。
ンテーブル26に装着される光ディスク、この例では、
図3のカートリッジCRDに収納される光ディスクの最
内周及び最外周にそれぞれ対応した、光学ヘッド駆動装
置23による第1の光学ヘッド装置22の移動位置を検
出する位置検出手段について説明する。
【0059】先ず、図11について説明する。DTI′
は、光ディスクの最内周に対応した、光学ヘッド駆動装
置23による第1の光学ヘッド装置22の移動位置を検
出する位置検出手段の一部(赤外線の光源及びその光源
より赤外線を検出するセンサからなる)を示し、これは
シャーシ70上において、スピンドルモータ25の近傍
に設けられている。DTO′は、光ディスクの最外周に
対応した、光学ヘッド駆動装置23による第1の光学ヘ
ッド装置22の移動位置を検出する位置検出手段の一部
(赤外線の光源及びその光源より赤外線を検出するセン
サからなる)で、シャーシ70上において、送りモータ
46の右側に設けられている。
は、光ディスクの最内周に対応した、光学ヘッド駆動装
置23による第1の光学ヘッド装置22の移動位置を検
出する位置検出手段の一部(赤外線の光源及びその光源
より赤外線を検出するセンサからなる)を示し、これは
シャーシ70上において、スピンドルモータ25の近傍
に設けられている。DTO′は、光ディスクの最外周に
対応した、光学ヘッド駆動装置23による第1の光学ヘ
ッド装置22の移動位置を検出する位置検出手段の一部
(赤外線の光源及びその光源より赤外線を検出するセン
サからなる)で、シャーシ70上において、送りモータ
46の右側に設けられている。
【0060】次に、図12について説明する。図12B
に示す如く、光ディスクの最内周に対応した、光学ヘッ
ド駆動装置23による第1の光学ヘッド装置22の移動
位置を検出する位置検出手段の一部DTI′は、図12
Bに示す如く、赤外線の光源L及び赤外線を検出する2
個のセンサS1、S2から構成され、これら光源L及び
センサS1、S2及びその間に介在される遮蔽板68B
aにて、光学ヘッド駆動装置23による第1の光学ヘッ
ド装置22の移動位置を検出する位置検出手段DTIが
構成される。尚、この遮蔽板68Baには窓68Bwが
設けられており、これに関連して、センサがS1、S2
と2個並置されており、センサS1、S2の各検出出力
の差分を得ることにより、遮蔽板68Baが光源L及び
センサS1、S2間に来たときのその遮蔽板68Baの
位置、即ち、光ディスクの最内周に対応した、光学ヘッ
ド駆動装置23による第1の光学ヘッド装置22の移動
位置を、正確に検出することができる。
に示す如く、光ディスクの最内周に対応した、光学ヘッ
ド駆動装置23による第1の光学ヘッド装置22の移動
位置を検出する位置検出手段の一部DTI′は、図12
Bに示す如く、赤外線の光源L及び赤外線を検出する2
個のセンサS1、S2から構成され、これら光源L及び
センサS1、S2及びその間に介在される遮蔽板68B
aにて、光学ヘッド駆動装置23による第1の光学ヘッ
ド装置22の移動位置を検出する位置検出手段DTIが
構成される。尚、この遮蔽板68Baには窓68Bwが
設けられており、これに関連して、センサがS1、S2
と2個並置されており、センサS1、S2の各検出出力
の差分を得ることにより、遮蔽板68Baが光源L及び
センサS1、S2間に来たときのその遮蔽板68Baの
位置、即ち、光ディスクの最内周に対応した、光学ヘッ
ド駆動装置23による第1の光学ヘッド装置22の移動
位置を、正確に検出することができる。
【0061】次に、図12Cについて説明する。光ディ
スクの最外周に対応した、光学ヘッド駆動装置23によ
る第1の光学ヘッド装置22の移動位置を検出する位置
検出手段の一部DTO′は、図12Cに示す如く、赤外
線の光源L及び赤外線を検出するセンサSから構成さ
れ、これら光源L及びセンサS間に介在される遮蔽板6
8Bbにて、光ディスクの最外周に対応した、光学ヘッ
ド駆動装置23による第1の光学ヘッド装置22の移動
位置を検出する位置検出手段DTOが構成される。
スクの最外周に対応した、光学ヘッド駆動装置23によ
る第1の光学ヘッド装置22の移動位置を検出する位置
検出手段の一部DTO′は、図12Cに示す如く、赤外
線の光源L及び赤外線を検出するセンサSから構成さ
れ、これら光源L及びセンサS間に介在される遮蔽板6
8Bbにて、光ディスクの最外周に対応した、光学ヘッ
ド駆動装置23による第1の光学ヘッド装置22の移動
位置を検出する位置検出手段DTOが構成される。
【0062】図12Aは、図1及び図2について説明し
た、突起受け部材68を示す。この突起受け部材68
は、図1及び図2の第1のナット部材55に設けた駆動
突起(図示せず)と係合する三角形形状の枠体68A
と、図12B、Cについて説明した遮蔽板68Ba、6
8Bbをそれぞれ両端部とする遮蔽板68Bとから構成
されている。
た、突起受け部材68を示す。この突起受け部材68
は、図1及び図2の第1のナット部材55に設けた駆動
突起(図示せず)と係合する三角形形状の枠体68A
と、図12B、Cについて説明した遮蔽板68Ba、6
8Bbをそれぞれ両端部とする遮蔽板68Bとから構成
されている。
【0063】図12B及びCにおける位置検出手段の一
部DTI′、DTO′として、スイッチ手段(例えば、
マイクロスイッチ)を設けると共に、図12Aの突起受
け部材68における遮蔽板68Ba、68Bbを、図1
2B及びCにおける位置検出手段の一部DTI′、DT
O′としてのスイッチ手段をそれぞれ操作する操作手段
としても良い。
部DTI′、DTO′として、スイッチ手段(例えば、
マイクロスイッチ)を設けると共に、図12Aの突起受
け部材68における遮蔽板68Ba、68Bbを、図1
2B及びCにおける位置検出手段の一部DTI′、DT
O′としてのスイッチ手段をそれぞれ操作する操作手段
としても良い。
【0064】突起受け部材68は、図1及び図2に示す
スライド部材35に固定されており、第1のナット部材
55に設けた駆動突起(図示せず)が、この突起受け部
材68の枠体68Aと係合することによって、突起受け
部材68を介して送りナット(第1のナット部材)55
の移動力がスライド部材35に伝達される。
スライド部材35に固定されており、第1のナット部材
55に設けた駆動突起(図示せず)が、この突起受け部
材68の枠体68Aと係合することによって、突起受け
部材68を介して送りナット(第1のナット部材)55
の移動力がスライド部材35に伝達される。
【0065】以上の実施の形態では、本発明を光ディス
ク及び光学ヘッド装置の組み合わせに適用した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、光磁気ディスク、磁気ディスク、静電容量ディスク
等の記録媒体と、この記録媒体に記録又は/及び再生を
行うヘッド装置の組み合わせにも、本発明を適用するこ
とができることは勿論である。
ク及び光学ヘッド装置の組み合わせに適用した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、光磁気ディスク、磁気ディスク、静電容量ディスク
等の記録媒体と、この記録媒体に記録又は/及び再生を
行うヘッド装置の組み合わせにも、本発明を適用するこ
とができることは勿論である。
【0066】又、本発明は、共通ターンテーブルに対し
て、フォーマットを異にする複数種類の記録媒体にそれ
ぞれ対応した複数のヘッド装置を設けているので、いろ
いろな種類の記録方式を選択することが可能となる。更
に、複数種類の記録媒体としては、記録方式の異なる複
数種類のベアディスクであっても良いし、収納されるカ
ートリッジの形状や記録方式を異にする複数種類のカー
トリッジ収納型のディスクであっても良い。
て、フォーマットを異にする複数種類の記録媒体にそれ
ぞれ対応した複数のヘッド装置を設けているので、いろ
いろな種類の記録方式を選択することが可能となる。更
に、複数種類の記録媒体としては、記録方式の異なる複
数種類のベアディスクであっても良いし、収納されるカ
ートリッジの形状や記録方式を異にする複数種類のカー
トリッジ収納型のディスクであっても良い。
【0067】
【発明の効果】第1の発明によれば、装着された記録媒
体を回転駆動するターンテーブル、そのターンテーブル
を駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対する記録及
び/又は再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直
線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体
駆動装置において、 直線駆動手段によるヘッド装置の
移動位置を検出する位置検出手段を設けてなるので、直
線駆動手段によるヘッド装置の移動位置を検出すること
のできる記録媒体駆動装置を得ることができる。
体を回転駆動するターンテーブル、そのターンテーブル
を駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対する記録及
び/又は再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直
線移動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体
駆動装置において、 直線駆動手段によるヘッド装置の
移動位置を検出する位置検出手段を設けてなるので、直
線駆動手段によるヘッド装置の移動位置を検出すること
のできる記録媒体駆動装置を得ることができる。
【0068】第2の発明によれば、第1及び第2のヘッ
ド装置並びにその第1及び第2のヘッド装置をそれぞれ
直線移動させる第1及び第2の直線駆動手段、装着され
た記録媒体を回転駆動する、第1及び第2のヘッド装置
に対し共通のターンテーブル及びそのターンテーブルを
駆動するスピンドルモータを少なくとも有し、ターンテ
ーブルに装着された記録媒体に対し、第1及び第2のヘ
ッド装置のうちの一方のヘッド装置が記録及び/又は再
生を行うとき、他方のヘッド装置を退避させるようにし
た記録媒体駆動装置であって、他方のヘッド装置が対応
する直線駆動手段によって、退避位置に移動せしめられ
たときのその退避移動位置を検出する位置検出手段を設
けてなるので、他方のヘッド装置が対応する直線駆動手
段によって、退避位置に移動せしめられたことを確実に
検出することのできる記録媒体駆動装置を得ることがで
きる。
ド装置並びにその第1及び第2のヘッド装置をそれぞれ
直線移動させる第1及び第2の直線駆動手段、装着され
た記録媒体を回転駆動する、第1及び第2のヘッド装置
に対し共通のターンテーブル及びそのターンテーブルを
駆動するスピンドルモータを少なくとも有し、ターンテ
ーブルに装着された記録媒体に対し、第1及び第2のヘ
ッド装置のうちの一方のヘッド装置が記録及び/又は再
生を行うとき、他方のヘッド装置を退避させるようにし
た記録媒体駆動装置であって、他方のヘッド装置が対応
する直線駆動手段によって、退避位置に移動せしめられ
たときのその退避移動位置を検出する位置検出手段を設
けてなるので、他方のヘッド装置が対応する直線駆動手
段によって、退避位置に移動せしめられたことを確実に
検出することのできる記録媒体駆動装置を得ることがで
きる。
【0069】第3の発明によれば、第2の発明の記録媒
体駆動装置において、第1及び第2のヘッド装置のうち
の少なくとも一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を
行う、ターンテーブルに装着される記録媒体は、カート
リッジに収納された記録媒体であるので、第2の発明の
効果に加えて、ターンテーブルに装着された記録媒体が
カートリッジに収納された記録媒体である場合に、第1
及び第2のヘッド装置のうち、そのカートリッジに収納
された記録媒体にアクセスしない方のヘッド装置がカー
トリッジに収納された記録媒体のそのカートリッジに接
触したり、衝突するおそれのない記録媒体駆動装置を得
ることができる。
体駆動装置において、第1及び第2のヘッド装置のうち
の少なくとも一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を
行う、ターンテーブルに装着される記録媒体は、カート
リッジに収納された記録媒体であるので、第2の発明の
効果に加えて、ターンテーブルに装着された記録媒体が
カートリッジに収納された記録媒体である場合に、第1
及び第2のヘッド装置のうち、そのカートリッジに収納
された記録媒体にアクセスしない方のヘッド装置がカー
トリッジに収納された記録媒体のそのカートリッジに接
触したり、衝突するおそれのない記録媒体駆動装置を得
ることができる。
【0070】第4の発明によれば、装着された記録媒体
を回転駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを
駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対し記録及び/
又は再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線移
動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆動
装置において、ターンテーブルに装着される記録媒体の
最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段に
よるヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手段を設
けてなるので、ターンテーブルに装着される記録媒体の
最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段に
よるヘッド装置の移動位置を検出することのできる記録
媒体駆動装置を得ることができる。
を回転駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを
駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対し記録及び/
又は再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線移
動させる直線駆動手段を少なくとも有する記録媒体駆動
装置において、ターンテーブルに装着される記録媒体の
最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段に
よるヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手段を設
けてなるので、ターンテーブルに装着される記録媒体の
最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段に
よるヘッド装置の移動位置を検出することのできる記録
媒体駆動装置を得ることができる。
【0071】第5の発明によれば、第4の発明の記録媒
体駆動装置において、ターンテーブルに装着される記録
媒体の最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動
手段によるヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手
段は、ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周及
び最外周にそれぞれ対応した固定位置にそれぞれ設けら
れた第1及び第2の検出部と、直線駆動手段によるヘッ
ド装置の移動に伴って移動する移動部材に一体に設けら
れた第1及び第2の作用部材とから構成され、第1及び
第2の検出部に対し、それぞれ第1及び第2の作用部材
が作用したとき、第1及び第2の検出部によって、ター
ンテーブルに装着される記録媒体の最内周及び最外周に
それぞれ対応した、直線駆動手段によるヘッド装置の移
動位置が検出されるようにしたので、第4の発明の効果
に加えて、ターンテーブルに装着される記録媒体の最内
周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段による
ヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手段を簡単な
構成にすることのできる記録媒体駆動装置を得ることが
できる。
体駆動装置において、ターンテーブルに装着される記録
媒体の最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動
手段によるヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手
段は、ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周及
び最外周にそれぞれ対応した固定位置にそれぞれ設けら
れた第1及び第2の検出部と、直線駆動手段によるヘッ
ド装置の移動に伴って移動する移動部材に一体に設けら
れた第1及び第2の作用部材とから構成され、第1及び
第2の検出部に対し、それぞれ第1及び第2の作用部材
が作用したとき、第1及び第2の検出部によって、ター
ンテーブルに装着される記録媒体の最内周及び最外周に
それぞれ対応した、直線駆動手段によるヘッド装置の移
動位置が検出されるようにしたので、第4の発明の効果
に加えて、ターンテーブルに装着される記録媒体の最内
周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段による
ヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手段を簡単な
構成にすることのできる記録媒体駆動装置を得ることが
できる。
【0072】第6の発明によれば、第5の発明の記録媒
体駆動装置において、第1及び第2の検出部は、それぞ
れ光源及びその光源よりの光を検出するセンサからな
り、第1及び第2の作用部材は、第1及び第2の検出部
を構成する光源及びセンサ間に介在する遮蔽部材である
ので、第5の発明と同様の効果の得られる記録媒体駆動
装置を得ることができる。
体駆動装置において、第1及び第2の検出部は、それぞ
れ光源及びその光源よりの光を検出するセンサからな
り、第1及び第2の作用部材は、第1及び第2の検出部
を構成する光源及びセンサ間に介在する遮蔽部材である
ので、第5の発明と同様の効果の得られる記録媒体駆動
装置を得ることができる。
【0073】第7の発明は、第5の発明の記録媒体駆動
装置において、第1及び第2の検出部は、それぞれスイ
ッチ手段からなり、第1及び第2の作用部材は、第1及
び第2の検出部を構成するスイッチ手段を操作する操作
手段であるので、第5の発明と同様の効果の得られる記
録媒体駆動装置を得ることができる。
装置において、第1及び第2の検出部は、それぞれスイ
ッチ手段からなり、第1及び第2の作用部材は、第1及
び第2の検出部を構成するスイッチ手段を操作する操作
手段であるので、第5の発明と同様の効果の得られる記
録媒体駆動装置を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置のタ
ーンテーブル上にカートリッジに収納された光ディスク
を装填した状態を示す平面図である。
ーンテーブル上にカートリッジに収納された光ディスク
を装填した状態を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置のタ
ーンテーブル上に光ディスクを装填した状態を示す平面
図である。
ーンテーブル上に光ディスクを装填した状態を示す平面
図である。
【図5】光ディスクの収納されたカートリッジの表側の
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図6】光ディスクの収納されたカートリッジの裏側の
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の例
の第2光学ヘッド装置が退避位置に位置してときのその
退避位置を検出する位置検出手段の例を説明するための
光ディスク駆動装置の一部の構成を示す斜視図である。
の第2光学ヘッド装置が退避位置に位置してときのその
退避位置を検出する位置検出手段の例を説明するための
光ディスク駆動装置の一部の構成を示す斜視図である。
【図8】図7における位置検出手段の例を示す断面図で
ある。
ある。
【図9】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の例
の第1光学ヘッド装置が退避位置に位置してときのその
退避位置を検出する位置検出手段の例を説明するための
光ディスク駆動装置の一部の構成を示す斜視図である。
の第1光学ヘッド装置が退避位置に位置してときのその
退避位置を検出する位置検出手段の例を説明するための
光ディスク駆動装置の一部の構成を示す斜視図である。
【図10】図9における位置検出手段の例を示す断面図
である。
である。
【図11】本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の
例におけるターンテーブルに装着される光ディスクの最
内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段によ
る光学ヘッド装置の移動位置を検出する位置検出部の例
を説明するための光ディスク駆動装置の一部の構成を示
す斜視図である。
例におけるターンテーブルに装着される光ディスクの最
内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段によ
る光学ヘッド装置の移動位置を検出する位置検出部の例
を説明するための光ディスク駆動装置の一部の構成を示
す斜視図である。
【図12】A 本発明の実施の形態の光ディスク駆動装
置の例におけるターンテーブルに装着される光ディスク
の最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段
による光学ヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手
段の遮蔽部材を有する移動部材を示す斜視図である。 B 本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の例にお
けるターンテーブルに装着される光ディスクの最内周に
対応した、直線駆動手段による光学ヘッド装置の移動位
置を検出する位置検出手段を示す断面図である。 C 本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の例にお
けるターンテーブルに装着される光ディスクの最外周に
対応した、直線駆動手段による光学ヘッド装置の移動位
置を検出する位置検出手段を示す断面図である。
置の例におけるターンテーブルに装着される光ディスク
の最内周及び最外周にそれぞれ対応した、直線駆動手段
による光学ヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手
段の遮蔽部材を有する移動部材を示す斜視図である。 B 本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の例にお
けるターンテーブルに装着される光ディスクの最内周に
対応した、直線駆動手段による光学ヘッド装置の移動位
置を検出する位置検出手段を示す断面図である。 C 本発明の実施の形態の光ディスク駆動装置の例にお
けるターンテーブルに装着される光ディスクの最外周に
対応した、直線駆動手段による光学ヘッド装置の移動位
置を検出する位置検出手段を示す断面図である。
DT1 位置検出手段、L 赤外線の光源、S 赤外線
を検出するセンサ、SH 遮蔽板、DT1 位置検出手
段、DTI′ 位置検出部、DTO′ 位置検出部、D
TI 位置検出手段、DTO 位置検出手段、S1、S
2 センサ。
を検出するセンサ、SH 遮蔽板、DT1 位置検出手
段、DTI′ 位置検出部、DTO′ 位置検出部、D
TI 位置検出手段、DTO 位置検出手段、S1、S
2 センサ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 高木 秀行
静岡県浜松市新貝町1128番地 ソニー浜松
株式会社内
(72)発明者 奥山 功
東京都品川区東五反田2丁目17番1号 ソ
ニーイーエムシーエス株式会社内
Fターム(参考) 5D068 AA02 BB01 CC03 EE03 GG01
5D117 CC01 CC04 EE08 FF25 GG06
JJ12
Claims (7)
- 【請求項1】 装着された記録媒体を回転駆動するター
ンテーブル、該ターンテーブルを駆動するスピンドルモ
ータ、上記記録媒体に対し記録及び/又は再生を行うヘ
ッド装置及び該ヘッド装置を直線移動させる直線駆動手
段を少なくとも有する記録媒体駆動装置において、 上記直線駆動手段による上記ヘッド装置の移動位置を検
出する位置検出手段を設けたことを特徴とする記録媒体
駆動装置。 - 【請求項2】 第1及び第2のヘッド装置並びに該第1
及び第2のヘッド装置をそれぞれ直線移動させる第1及
び第2の直線駆動手段、装着された記録媒体を回転駆動
する、上記第1及び第2のヘッド装置に対し共通のター
ンテーブル及び該ターンテーブルを駆動するスピンドル
モータを少なくとも有し、上記ターンテーブルに装着さ
れた記録媒体に対し、上記第1及び第2のヘッド装置の
うちの一方のヘッド装置が記録及び/又は再生を行うと
き、他方のヘッド装置を退避させるようにした記録媒体
駆動装置であって、 上記他方のヘッド装置が対応する直線駆動手段によっ
て、退避位置に移動せしめられたときのその退避移動位
置を検出する位置検出手段を設けたことを特徴とする記
録媒体駆動装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の記録媒体駆動装置にお
いて、 上記第1及び第2のヘッド装置のうちの少なくとも一方
のヘッド装置が記録及び/又は再生を行う、上記ターン
テーブルに装着される記録媒体は、カートリッジに収納
された記録媒体であることを特徴とする記録媒体駆動装
置。 - 【請求項4】 装着された記録媒体を回転駆動するター
ンテーブル、該ターンテーブルを駆動するスピンドルモ
ータ、上記記録媒体に対し記録及び/又は再生を行うヘ
ッド装置及び該ヘッド装置を直線移動させる直線駆動手
段を少なくとも有する記録媒体駆動装置において、 上記ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周及び
最外周にそれぞれ対応した、上記直線駆動手段による上
記ヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手段を設け
たことを特徴とする記録媒体駆動装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の記録媒体駆動装置にお
いて、 上記ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周及び
最外周にそれぞれ対応した、上記直線駆動手段による上
記ヘッド装置の移動位置を検出する位置検出手段は、 上記ターンテーブルに装着される記録媒体の最内周及び
最外周にそれぞれ対応した固定位置にそれぞれ設けられ
た第1及び第2の検出部と、 上記直線駆動手段による上記ヘッド装置の移動に伴って
移動する移動部材に一体に設けられた第1及び第2の作
用部材とから構成され、 上記第1及び第2の検出部に対し、それぞれ上記第1及
び第2の作用部材が作用したとき、上記第1及び第2の
検出部によって、上記ターンテーブルに装着される記録
媒体の最内周及び最外周にそれぞれ対応した、上記直線
駆動手段による上記ヘッド装置の移動位置が検出される
ようにしたことを特徴とする記録媒体駆動装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の記録媒体駆動装置にお
いて、 上記第1及び第2の検出部は、それぞれ光源及び該光源
よりの光を検出するセンサからなり、 上記第1及び第2の作用部材は、上記第1及び第2の検
出部を構成する上記光源及び上記センサ間に介在する遮
蔽部材であることを特徴とする記録媒体駆動装置。 - 【請求項7】 請求項5に記載の記録媒体駆動装置にお
いて、 上記第1及び第2の検出部は、それぞれスイッチ手段か
らなり、 上記第1及び第2の作用部材は、上記第1及び第2の検
出部を構成するスイッチ手段を操作する操作手段である
ことを特徴とする記録媒体駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262066A JP2003077235A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 記録媒体駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262066A JP2003077235A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 記録媒体駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003077235A true JP2003077235A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19089015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001262066A Pending JP2003077235A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 記録媒体駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003077235A (ja) |
-
2001
- 2001-08-30 JP JP2001262066A patent/JP2003077235A/ja active Pending
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