JP2003077265A - 記録媒体駆動装置 - Google Patents

記録媒体駆動装置

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JP2003077265A
JP2003077265A JP2001267564A JP2001267564A JP2003077265A JP 2003077265 A JP2003077265 A JP 2003077265A JP 2001267564 A JP2001267564 A JP 2001267564A JP 2001267564 A JP2001267564 A JP 2001267564A JP 2003077265 A JP2003077265 A JP 2003077265A
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JP
Japan
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recording medium
chassis
cartridge
driving device
bent
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JP2001267564A
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English (en)
Inventor
Tomoyasu Takaoka
智康 高岡
Mitsunori Matsumura
光徳 松村
Shigeki Fujibayashi
茂樹 藤林
Hideyuki Takagi
秀行 高木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度の高いシャーシを備える記録媒体駆動装
置を得る。 【解決手段】 装着された記録媒体を回転駆動するター
ンテーブル26、そのターンテーブル26を駆動するス
ピンドルモータ25、記録媒体に対する記録又は/及び
再生を行うヘッド装置22及びそのヘッド装置22を直
線移動させる直線駆動手段23が少なくともシャーシ7
0上に設けられてなる記録媒体駆動装置であって、シャ
ーシ70は絞り箱型の板金から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)、DVD
(デジタル多機能ディスク)等の光ディスクを駆動する
光ディスク駆動装置は、種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、装着さ
れた記録媒体を回転駆動するターンテーブル、そのター
ンテーブルを駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対
する記録又は/及び再生を行うヘッド装置及びそのヘッ
ド装置を直線移動させる直線駆動手段が少なくともシャ
ーシ上に設けられてなる記録媒体駆動装置を考えた。
【0004】又、本発明等は、複数種類の記録媒体のう
ちの任意に選択された記録媒体を回転駆動する、複数種
類の記録媒体に共通のターンテーブル、その共通のター
ンテーブルを駆動するスピンドルモータ、複数種類の記
録媒体に対する記録又は/及び再生を行う複数のヘッド
装置及びその複数のヘッド装置をそれぞれ直線移動させ
る複数の直線駆動手段が少なくともシャーシ上に設けら
れてなる記録媒体駆動装置を考えた。
【0005】かかる点に鑑み、本発明は、この種記録媒
体駆動装置において、強度の高いシャーシを備える記録
媒体駆動装置を提案しようとするものである。
【0006】又、本発明は、この種記録媒体駆動装置に
おいて、強度の高いシャーシを備えると共に、記録媒体
がカートリッジ収納型記録媒体である場合に、そのカー
トリッジを支持する支持手段を、新たな部品を使用せず
に設けることのできる記録媒体駆動装置を提案しようと
するものである。
【0007】更に、本発明は、この種記録媒体駆動装置
において、強度の高いシャーシを備えると共に、シャー
シの波断面との接触によって、対象物が損傷するおそれ
のあるシャーシの部位に、対象物が損傷されるのを防止
する損傷防止手段を、新たな部品を使用せずに設けるこ
とのできる記録媒体駆動装置を提案しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、装着され
た記録媒体を回転駆動するターンテーブル、そのターン
テーブルを駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対す
る記録又は/及び再生を行うヘッド装置及びそのヘッド
装置を直線移動させる直線駆動手段が少なくともシャー
シ上に設けられてなる記録媒体駆動装置であって、シャ
ーシは絞り箱型の板金からなる記録媒体駆動装置であ
る。
【0009】第1の発明によれば、装着された記録媒体
を回転駆動するターンテーブル、そのターンテーブルを
駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対する記録又は
/及び再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直線
移動させる直線駆動手段が少なくともシャーシ上に設け
られてなる。そのシャーシは絞り箱型の板金から構成さ
れる。
【0010】第2の発明は、複数種類の記録媒体のうち
の任意に選択された記録媒体を回転駆動する、複数種類
の記録媒体に共通のターンテーブル、その共通のターン
テーブルを駆動するスピンドルモータ、複数種類の記録
媒体に対する記録又は/及び再生を行う複数のヘッド装
置及びその複数のヘッド装置をそれぞれ直線移動させる
複数の直線駆動手段が少なくともシャーシ上に設けられ
てなる記録媒体駆動装置であって、シャーシは絞り箱型
の板金からなる記録媒体駆動装置である。
【0011】第3の発明は、第1の発明の記録媒体駆動
装置において、シャーシには、板金の一部が切り起こさ
れると共に折り曲げられた、記録媒体がカートリッジに
収納されている場合におけるそのカートリッジを支持す
る複数の折り曲げ部が設けられてなる記録媒体駆動装置
である。
【0012】第4の発明は、第1の発明の記録媒体駆動
装置において、シャーシには、そのシャーシの波断面と
の接触によって、対象物が損傷するおそれのあるシャー
シの部位に、板金の一部が切り起こされると共に折り曲
げられた折り曲げ部が設けられてなる記録媒体駆動装置
である。
【0013】第5の発明は、第2の発明の記録媒体駆動
装置において、シャーシには、板金の一部が切り起こさ
れると共に折り曲げられた、記録媒体がカートリッジに
収納されている場合におけるそのカートリッジを支持す
る複数の折り曲げ部が設けられてなる記録媒体駆動装置
である。
【0014】第6の発明は、第2の発明の記録媒体駆動
装置において、シャーシには、そのシャーシの波断面と
の接触によって、対象物が損傷するおそれのあるシャー
シの部位に、板金の一部が切り起こされると共に折り曲
げられた折り曲げ部が設けられてなる記録媒体駆動装置
である。
【0015】第7の発明は、第3の発明の記録媒体駆動
装置において、シャーシには位置決めピンが植立されて
なり、その位置決めピンによって、カートリッジの位置
決めを行うと共に、その位置決めピン及び複数の折り曲
げ部が共同して、カートリッジを支持する記録媒体駆動
装置である。
【0016】第8の発明は、第5の発明の記録媒体駆動
装置において、シャーシには位置決めピンが植立されて
なり、その位置決めピンによって、カートリッジの位置
決めを行うと共に、その位置決めピン及び複数の折り曲
げ部が共同して、カートリッジを支持する記録媒体駆動
装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態の光ディスク駆動装置の例を説明する。図
1及び図2は、それぞれその光ディスク駆動装置の全体
の構成を示す斜視図及び平面図で、以下に、これについ
て説明する。70は、金属シャーシで、その縁辺には、
シャーシ70と一体に補強用リブ70aが形成されてい
る。
【0018】図1及び図2において、20はディスク駆
動装置を全体として示し、光ディスクを所定速度(例え
ば、線速度一定)で回転駆動するテーブル駆動装置21
と、映像データ、音声データ等の情報信号の書き込み及
び読み出しを行う第1の光学ヘッド装置22と、映像デ
ータ、音声データ等の情報信号の読出しを行う第2の光
学ヘッド装置81と、第1の光学ヘッド装置22をテー
ブル駆動装置21に対して、直線上を進退動作させる光
学ヘッド駆動装置(直線駆動手段)23と、第2の光学
ヘッド装置81をテーブル駆動装置21に対して、直線
上を進退動作させる光学ヘッド駆動装置(直線駆動手
段)80等を備えて構成されている。
【0019】テーブル駆動装置21は、スピンドルモー
タ25と、このスピンドルモータ25の回転軸の先端部
に固定されたターンテーブル26と、このターンテーブ
ル26との間で光ディスクを挟持する図示しないチャッ
キングプレート等を備えて構成されている。スピンドル
モータ25は、薄い板金製のモータベース板(図示せ
ず)の上面に取り付けられている。このモータベース板
は、シャーシ70上に取り付けられている。
【0020】28は光学ヘッド装置22に接続されたフ
レキシブル配線板で、このフレキシブル配線板28の一
部が、シャーシ70の穿設された透孔を通じてシャーシ
70の下方に延在するときに、その透孔の縁の直角な部
分と接触して、フレキシブル配線板28を損傷を受ける
のを回避するために、そのシャーシ70の透孔の縁を一
部折り曲げて、折り曲げ部78を形成し、その折り曲げ
部78の湾曲面にフレキシブル配線板28が接触し得る
ようになされている。
【0021】スピンドルモータ25は、モータベース板
に固定された固定部と、この固定部によって回転自在に
支持された回転部とを有し、回転部の回転中心となる回
転軸にターンテーブル26が圧入等の固着手段により嵌
合されて一体に構成されている。
【0022】このテーブル駆動装置21の両側には、シ
ャーシ70上に、第1及び第2の光学ヘッド装置22、
81が設けられている。この場合、第1の光学ヘッド装
置22は、記録可能なディスク(例えば、DVRと称す
る)に対し、光学的に映像データ、音声データ等のデー
タの書き込み及び読出しの可能な光学ヘッド装置で、高
密度書込み及び読出しのために、レーザ光源として、青
色レーザダイオードが用いられている。このDVRは、
カートリッジ内に収納されており、そのカートリッジは
シャーシ70上に植立された一対のカートリッジ支持ピ
ン77及び補強用リブ70aと一体に形成された一対の
カートリッジ支持部材76によって支持されると共に、
そのディスク自体はターンテーブル26に装着される。
【0023】第2の光学ヘッド装置81は、DVD(Di
gital Versatile Disk) 規格及びCD(コンパクトディ
スク)規格の光ディスクよりの映像データ、音声データ
等のデータを光学的に再生し得る光学ヘッド装置で、読
出しのためのレーザ光源として、赤色及び/又は赤外レ
ーザダイオードが用いられる。
【0024】先ず、第1の光学ヘッド装置22及びそれ
に関連する各種手段について説明する。このスピンドル
モータ25を両側から挟むように一対のガイド軸(主及
び副ガイド軸)32a,32bが、互いに略平行となる
ように配置されている。一対のガイド軸32a,32b
は、外周面が平滑とされた丸棒状の部材によって形成さ
れている。そして、主ガイド軸32aは後述するシャフ
ト(図示せず)によってその両端が支持されると共に、
高さ調整される。副ガイド軸32bは押しねじ(図示せ
ず)によって、その両端が支持されると共に、高さ調整
される。
【0025】回動板63は、ねじ73a、73bによっ
て、シャーシ70にねじ止めされているが、後述する回
動中心規定手段61を中心として、後述する回動駆動手
段62によって、僅かな角度だけ回動し得るようになさ
れている。この回動板63を回動させることによって、
直線駆動手段による光学ヘッド装置22の移動方向が、
ターンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向
に一致するように調整することができる。
【0026】回動中心規定手段61及び回動駆動手段6
2を結ぶ直線が、ターンテーブル26の回転中心軸に対
する所定の輻方向と略平行となり、回動中心規定手段6
1がターンテーブル26に近い所定位置に位置するよう
に、回動板63及びシャーシ70に取付けられると共
に、回動駆動手段62がターンテーブル26から遠ざか
った所定位置に位置し、回動板63を回動し得るよう
に、シャーシ70上に取付けられる。これら回動中心規
定手段61及び回動駆動手段62の位置及びその間の距
離に応じて、回動駆動手段62の回動による回動板63
の回動角範囲及び回動角精度が決定される。
【0027】この一対のガイド軸32a,32bによっ
て光学ヘッド装置22が、ターンテーブル26に対して
接近及び離反するように、直線上を進退移動可能に支持
されている。一対のガイド軸32a,32bそれぞれの
各一方の端部はスピンドルモータ25の両側に配置さ
れ、各他方の端部は略平行とされてスピンドルモータ2
5から離れる方向に延在されている。
【0028】光学ヘッド装置22は、一対のガイド軸3
2a,32bにガイドされて摺動するスライド部材35
上に取り付けられて、往復移動せしめられる。スライド
部材35は、一対のガイド軸32a,32bを跨ぐこと
ができる大きさであって、剛性を高くするためにブロッ
ク状に形成されている。このスライド部材35の長手方
向の一側には、これと交差する幅方向に対をなす軸受部
35a,35bが設けられている。これらの軸受部35
a,35bには、主ガイド軸32aが摺動自在に挿通さ
れている。
【0029】スライド部材35の長手方向の他側には、
副ガイド軸32bが摺動自在に挿通される、L字状の摺
動係合爪35cが設けられている。更に、この摺動係合
爪35cは、水平方向に幅広に形成されており、これに
より副ガイド軸32bがスライド部材35の幅方向に対
して若干傾くことができるように構成されている。従っ
て、この例では、一対のガイド軸32a,32bが互い
に平行となっていないで若干交差する状態にあっても、
スライド部材35は、第1のガイド軸32aにガイドさ
れてスムースに摺動することができる。
【0030】副ガイド軸32bは、シャーシ70に設け
た一対の軸支持片74,74間に掛け渡されており、そ
の両端部がそれぞれ板ばねからなる軸押え板41で押圧
されて所定位置に位置決め固定されている。各軸支持片
74は、シャーシ70の一部を切り起こすことによって
形成されており、シャーシ70に軸押え板41を直接ね
じ止めすることにより、第2のガイド軸32bがシャー
シ70の所定位置に位置決め固定されている。
【0031】光学ヘッド装置22は、対物レンズ37を
有する2軸アクチュエータと、この2軸アクチュエータ
を介して、映像データ、音声データ等の情報信号の記録
及び再生を行うレーザダイオードや光電変換素子等を有
する光学制御部等を備えて構成されている。2軸アクチ
ュエータの大部分はヘッドカバー38によって覆われて
おり、このヘッドカバー38に設けた開口部から対物レ
ンズ37が露出されている。この光学ヘッド装置22の
対物レンズ37が、ターンテーブル26に装着された光
ディスクの情報記録面に対向される。また、光学制御部
には、スライド部材35の上面に取り付けられた光学ヘ
ッド用コネクタ39が電気的に接続されている。このコ
ネクタ39には、上述したフレキシブル配線板28が接
続されている。
【0032】一対のガイド軸32a,32bのうち主ガ
イド軸32aは、回動板63に設けた一対の軸支持片4
0,40によって支持されている。この軸支持片40,
40は、回動板63の本体から腕状に突出せしめられて
いる。回動板63は、ガイド軸32aと同程度の長さを
有する板金製の細長い板材によって形成されている。こ
の回動板63の長手方向の両端に、その長手方向と交差
する幅方向の同側に突出する一対の軸支持片40,40
が設けられている。各軸支持片40は、先端が上方へ立
ち上げられているとともに基部がクランク状に折り曲げ
られており、これにより自由端側に、支持面から所定の
高さまで持ち上げられたL字形状の軸支持部が形成され
ている。
【0033】このような形状を有する一対の軸支持片4
0,40の各軸支持部に、主ガイド軸32aの両端部が
位置決めされて載置されている。そして、主ガイド軸3
2aの各端部は、固定ねじ42で軸支持片40にねじ止
めされた軸押え板41により押圧されて固定されてい
る。軸押え板41は、主ガイド軸32aの端部を径方向
から押圧する押圧片41aと、主ガイド軸32aの端面
に当接して軸方向への移動を阻止するストッパ片41b
と、軸押え板41の回転変位を防止する係止片41cと
を有し、適当な弾性を持った板ばねによって形成されて
いる。
【0034】軸押え板41の略中央部には固定ねじ42
が挿通される挿通孔が設けられており、この挿通孔を挟
んで一方に突出するよう押圧片41aが設けられ、他方
に突出するよう係止片41cが設けられている。そし
て、ストッパ片41bは、軸押え板41の略中央部にお
いて押圧片41aと係止片41cとを結ぶ方向と直交す
る方向に突出するよう設けられている。更に、ストッパ
片41bは、先部が押圧片41a側に突出するよう折り
曲げ形成されており、この先部を上方へ立ち上げること
によって先端部が主ガイド軸32aの端面に当接されて
いる。また、係止片41cは、軸支持片40に設けた凹
部に係止されており、これにより、ストッパ片41bに
主ガイド軸32aから大きな力が作用した場合にも軸押
え板41が回動しないようにしている。尚、一対の軸押
え板41,41は、左右対称の形状とされている。
【0035】このような構成を有する回動板63は、シ
ャーシ70に回動自在に取付けられる。また、副ガイド
軸32bは、シャーシ70に設けた一対の軸支持片4
1、41に、シャーシ70に固定ねじ42、42により
ねじ止めされた一対の軸押え板(板ばね)41、41を
用いて直に取り付けられる。
【0036】次に、回動板63に取付けられた送りねじ
駆動装置44について説明する。この送りねじ駆動装置
44は、送りねじ45と送りモータ46と支持プレート
47と動力伝達部材としての後述する送りナットとを備
えて構成されている。支持プレート47は、ねじ53、
53により、回動板63に取付けられている。送りねじ
45は、ガイド軸32a,32bよりも少々短い丸棒の
外周面に、螺旋状に延在された1条のねじ溝を軸方向の
略全長に渡って設けることによって形成されている。こ
の送りねじ45のねじ形状は、溝の両側面に若干の傾斜
を持たせた断面形状が台形をなす台形ねじが好適である
が、断面形状が四角形をなす角ねじであってもよく、ま
た、断面形状が半円形をなす半円形ねじとすることもで
き、更に、その他の周知形状のねじを適用することもで
きる。更に、この例では、送りねじ45を右ねじによっ
て形成したが、左ねじを用いることができることは勿論
である。
【0037】この送りねじ45は、駆動源である送りモ
ータ(電動モータ)46の回転軸を兼ねており、送りモ
ータ46によって直接回転駆動される。送りモータ46
のケースは、支持プレート47のモータ支持片にカシメ
等の固着手段により固定されて一体的に構成されてい
る。
【0038】上述した動力伝達部材の一具体例を示す送
りナットは、送りねじ45の回転力を直線運動に変換し
てスライド部材35に伝達するもので、第1のナット部
材55と第2のナット部材56とによって構成されてい
る。そして、第1のナット部材55と第2のナット部材
56との間に弾性部材の一具体例を示すコイル状の弾性
体であるコイルばね57が介在されている。このコイル
ばね57のバネ力で一対のナット部材55,56を互い
に離反する方向に付勢することにより、送りナット(第
1のナット部材)55と送りねじ45との間に生じる軸
方向のガタを吸収するようにしている。
【0039】第1のナット部材55に設けた駆動突起
(図示せず)には、スライド部材35に固定される突起
受け部材68が係合されており、この突起受け部材68
を介して送りナット(第1のナット部材)55の移動力
がスライド部材35に伝達される。
【0040】上述した回動板63及び支持プレート47
の材質としては、例えば、ステンレス鋼板が好適である
が、スチール鋼板その他の金属製プレートを用いること
ができることは勿論のこと、強度の大きなエンジニアリ
ングプラスチックを用いることもできる。また、送りね
じ45の材質としては、例えば、ステンレス鋼等のよう
に錆難く、十分に大きな強度を有する金属材料が好適で
ある。更に、突起受け部材68の材質としては、例え
ば、弾性の大きなステンレス鋼板が好適であるが、その
他の板材を用いることもできる。
【0041】上述した一対のガイド軸32a,32b
と、回動板63と、送りねじ駆動装置44とによって、
光学ヘッド装置22をターンテーブル26に対して、直
線上を進退動作させるための光学ヘッド駆動装置23が
構成されている。
【0042】次に、図1及び図2を参照して、第2の光
学ヘッド装置81及びそれに関連する各種手段について
説明する。89は、移動体としての光学ヘッド取付け部
材(例えば、プラスチック材料から構成される)で、こ
の光学ヘッド取付け部材89は、取付けねじ90a、9
0b、90cによって、シャーシ70上に取付けられて
いるが、この光学ヘッド取付け部材89をシャーシ70
に対し僅か移動させることによって、後述する直線駆動
手段による光学ヘッド装置81の移動方向が、ターンテ
ーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に一致す
るように調整可能とされている。
【0043】この第2の光学ヘッド装置81では、第1
の光学ヘッド装置22についての説明のところで説明し
たテーブル駆動装置21を共用する。テーブル駆動装置
21のスピンドルモータ25を両側から挟むようにガイ
ド軸84及び送りねじ86が略平行となるように、光学
ヘッド取り付け部材89上に取り付けられている。ガイ
ド軸84は、外周面が平滑とされた丸棒状の部材によっ
て形成されている。送りねじ86は、駆動源である送り
モータ(電動モータ)87の回転軸を兼ねており、送り
モータ87によって、直接回転駆動される。送りねじ8
6は、ガイド軸32a,32bよりも少々短い丸棒の外
周面に、螺旋状に延在された2条のねじ溝を軸方向の略
全長に渡って設けることによって形成されている。この
送りねじ86のねじ形状は、溝の両側面に若干の傾斜を
持たせた断面形状が台形をなす台形ねじが好適である
が、断面形状が四角形をなす角ねじであってもよく、ま
た、断面形状が半円形をなす半円形ねじとすることもで
き、更に、その他の周知形状のねじを適用することもで
きる。更に、この例では、送りねじ86を右ねじによっ
て形成したが、左ねじを用いることができることは勿論
である。
【0044】光学ヘッド装置81は、対物レンズ82を
有する2軸アクチュエータと、この2軸アクチュエータ
を介して映像データ、音声データ等の情報信号の記録及
び再生を行うレーザダイオードや光電変換素子等を有す
る光学制御部等を備えて構成されている。2軸アクチュ
エータの大部分はヘッドカバー83によって覆われてお
り、このヘッドカバー83に設けた開口部から対物レン
ズ82が露出されている。この光学ヘッド装置81の対
物レンズ82が、ターンテーブル26に装着された光デ
ィスクの情報記録面に対向される。
【0045】光学ヘッド装置81は、このガイド軸84
並びに送りねじ86及びその送りねじ86を駆動する送
りモータ87によって、ターンテーブル26に対して接
近及び離反するよう進退移動可能に支持されている。即
ち、光学ヘッド装置81は、ナット88に取り付けら
れ、そのナット88が送りねじと螺合せしめられてい
る。光学ヘッド装置81には、ガイド軸84に対し摺動
自在の摺動子92が取り付けられている。光学ヘッド装
置81には、再生データ取り出し用等のためのフレキシ
ブル配線板91が接続されている。
【0046】直線駆動手段による光学ヘッド装置81の
移動方向が、ターンテーブル26の回転中心軸に対する
所定の輻方向と平行となるように、ねじ90a、90b
等によって、光学ヘッド取付け部材89がシャーシ70
に対し可動自在にねじ止めされている。光学ヘッド取付
け部材89シャーシ70に対し、治具と共同して、ター
ンテーブル26の回転中心軸に対する所定の輻方向に対
し平行移動させるための平行駆動手段が設けられ、平行
駆動手段による光学ヘッド取付け部材89の平行移動に
よって、直線駆動手段による光学ヘッド装置81の移動
方向が、ターンテーブル26の回転中心軸に対する所定
の輻方向に一致するように調整可能とされている。
【0047】図3に、図1及び図2で説明した光ディス
ク駆動装置のターンテーブル26上に、カートリッジC
RDに収納された光ディスクが装填されている状態を示
す。この場合には、第2の光学ヘッド装置81は、退避
位置にあり、図3では図示されていない第1の光学ヘッ
ド装置22がカートリッジCRDに収納された記録可能
な光ディスクにアクセスしている。尚、カートリッジC
RDに収納された光ディスクのそのカートリッジカート
リッジCRDの構造の一例については、図5及び図6を
参照して、後述する。
【0048】図4に、図1及び図2で説明した光ディス
ク駆動装置のターンテーブル26上に、裸の光ディスク
ODが装填されている状態を示す。この場合には、第1
の光学ヘッド装置22は、退避位置にあり、図4では図
示されていない第2の光学ヘッド装置81が光ディスク
ODにアクセスしている。この光ディスクODは、上述
したように、CD又はDVDである。
【0049】上述した記録媒体駆動装置(光ディスク駆
動装置)は、ターンテーブルを共通とし、互いに記録フ
ォーマットを異にする複数種類(例えば、2種類)の記
録媒体に対応した各別の光学ヘッド装置(それぞれ個別
の直線駆動手段を備える)を設け、いずれか一つの光学
ヘッド装置が対応するフォーマットの記録媒体にアクセ
スしているときに、他の光学ヘッド装置の少なくともヘ
ッド部(対物レンズ)が、この記録媒体の投影面積外に
退避し得るように構成されている。このため、いずれか
一つの光学ヘッド装置が対応するフォーマットの記録媒
体にアクセスしているときに、その記録媒体に対し、他
の光学ヘッド装置が干渉することが回避されるので、部
品点数が削減され、他の光学ヘッド装置に対する厚み方
向の逃げのスペースや機構が不要となり、厚さの薄い記
録媒体駆動装置(光ディスク駆動装置)を得ることがで
きる。
【0050】次に、図5及び図6を参照して、図3で説
明したカートリッジCRDに収納された光ディスクのそ
のカートリッジCRDの構造の一例を説明する。図5
は、光ディスクの収納されたカートリッジの表側の外観
を示す斜視図、図6はそのカートリッジの裏側の外観を
示す斜視図である。
【0051】図5及び図6において、120はカートリ
ッジ収納型光ディスクを全体として示す。122はカー
トリッジ筐体を示し、これは上シェル123、下シェル
124及び中シェル125から構成される。そのカート
リッジ筐体122内のディスク収納室内には、光ディス
クが回転自在に収納されている。
【0052】図5に示す如く、上シェル123は、2色
のABS樹脂を用いて2色成形によって形成されてい
る。即ち、C字状をなす透し窓123Aが無色透明のA
BS樹脂によって形成されており、その他の部分は適当
な色のABS樹脂によって形成されている。この透し窓
123Aからディスク収納室内の光ディスクのレベル面
(レーベル面)(図示を省略する)を見ることができる
ようになっている。
【0053】図5において、136は誤消去防止片を示
し、その誤消去防止片136が防止片収納部内に設けら
れ、その防止片収納部は、カートリッジ筐体122の背
面に開口する操作窓137aを有し、この操作窓137
aを開閉するように誤消去防止片136がスライド可能
に取り付けられている。
【0054】図6に示すように、下シェル124の開口
部186は、ターンテーブルが出し入れされる中央部に
設定されたテーブル用開口部125aと、このテーブル
用開口部125aの前後方向の両側に延在されたヘッド
用開口部125bとから構成され、その開口部186
は、光ディスクの情報記録面に対向される。
【0055】図6において、118はシャッタ機構を示
し、一対のシャッタ部材118a、118bから構成さ
れる。又、この下シェル124の2箇所の隅部には、カ
ートリッジ収納型光ディスク120を光ディスク駆動装
置のターンテーブル26に装填するときに、図1及び図
2の光ディスク駆動装置のカートリッジ支持ピン77、
77と嵌合して、カートリッジ収納型光ディスク120
が位置決めされる円孔180h、180hが穿設されて
いる。尚、カートリッジ収納型光ディスク120を光デ
ィスク駆動装置のターンテーブル26に装填したとき
に、光ディスク駆動装置のシャーシ70の補強リブ70
aと一体に形成された、断面がL字形のカートリッジ支
持部材76、76の折り曲げ部に、下シェル124の面
が接触する。そして、カートリッジ支持ピン77、77
及びカートリッジ支持部材76、76によって、カート
リッジ収納型光ディスク120が支持される。
【0056】次に、図1及び図2並びに図7及び図8を
参照して、上述したシャーシ70について説明する。補
強用リブ70aは、絞り箱型の板金から構成されるシャ
ーシ70の底板と一体に形成されており、これによっ
て、板状のシャーシに比べて、シャーシ70の強度を飛
躍的に高くすることができる。
【0057】又、図7A、Bに示す如く、シャーシ70
には、補強用リブ70aの一部に、これと一体に、一対
の折り曲げ部を形成して、これら折り曲げ部を、上述し
たように、カートリッジ支持部材76、76としてして
いる。この折り曲げ部76、76は、シャーシ70を構
成する板金の一部が切り起こされると共に折り曲げられ
て形成される。これらカートリッジ支持部材76、76
及びシャーシ70の底板に植立された一対のカートリッ
ジ支持ピン77、77(図1及び図2参照)と共同し
て、例えば、図5及び図6に図示された如きカートリッ
ジ収納型光ディスク120のカートリッジ、即ち、その
カートリッジ筐体122を支持する。尚、上述したよう
に、カートリッジ支持ピン77、77が、カートリッジ
筐体122の下シェル124に穿設された円孔180
h、180hと嵌合することによって、カートリッジ支
持ピン77、77は位置決めピンとしての機能をも有す
る。
【0058】図1及び図2並びに図7Cに示す如く、フ
レキシブル配線板28の一部が、シャーシ70の穿設さ
れた、例えば、矩形の透孔70hを通じてシャーシ70
の下方に延在するときに、その透孔70hの縁の直角な
部分(波断面)と接触して、フレキシブル配線板28が
損傷を受けるのを回避するために、そのシャーシ70の
透孔70hの縁を一部を切り起こすと共に折り曲げて、
折り曲げ部78を形成し、その折り曲げ部78の湾曲面
にフレキシブル配線板28が接触し得るようになされて
いる。尚、損傷を回避する対象物は、フレキシブル配線
板に限られるものではない。
【0059】この折り曲げ部78の形状は、種々変形が
可能で、図8A、Bはその変形例を示している。図7C
の折り曲げ部78は、折り曲げられた互いに対向する面
の間に間隔がある場合であるが、図8Aの場合の折り曲
げ部78は、折り曲げられた互いに対向する面が互いに
接触するように構成されている。
【0060】図8Bの場合の折り曲げ部78は、断面が
略L字形となるように、シャーシ70の透孔70hの縁
を一部を切り起こすと共に折り曲げて形成した場合であ
る。
【0061】以上の実施の形態では、本発明を光ディス
ク及び光学ヘッド装置の組み合わせに適用した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、光磁気ディスク、磁気ディスク、静電容量ディスク
等の記録媒体と、この記録媒体に記録又は/及び再生を
行うヘッド装置の組み合わせにも、本発明を適用するこ
とができることは勿論である。
【0062】又、本発明は、共通ターンテーブルに対し
て、フォーマットを異にする複数種類の記録媒体にそれ
ぞれ対応した複数のヘッド装置を設けているので、いろ
いろな種類の記録方式を選択することが可能となる。更
に、複数種類の記録媒体としては、記録方式の異なる複
数種類のベアディスクであっても良いし、収納されるカ
ートリッジの形状や記録方式を異にする複数種類のカー
トリッジ収納型のディスクであっても良い。
【0063】
【発明の効果】第1の発明によれば、装着された記録媒
体を回転駆動するターンテーブル、そのターンテーブル
を駆動するスピンドルモータ、記録媒体に対する記録又
は/及び再生を行うヘッド装置及びそのヘッド装置を直
線移動させる直線駆動手段が少なくともシャーシ上に設
けられてなる記録媒体駆動装置であって、シャーシは絞
り箱型の板金からなるので、強度の高いシャーシを備え
る記録媒体駆動装置を得ることができる。
【0064】第2の発明によれば、複数種類の記録媒体
のうちの任意に選択された記録媒体を回転駆動する、複
数種類の記録媒体に共通のターンテーブル、その共通の
ターンテーブルを駆動するスピンドルモータ、複数種類
の記録媒体に対する記録又は/及び再生を行う複数のヘ
ッド装置及びその複数のヘッド装置をそれぞれ直線移動
させる複数の直線駆動手段が少なくともシャーシ上に設
けられてなる記録媒体駆動装置であって、シャーシは絞
り箱型の板金からなるので、強度の高いシャーシを備え
る記録媒体駆動装置を得ることができる。
【0065】第3の発明によれば、第1の発明の記録媒
体駆動装置において、シャーシには、板金の一部が切り
起こされると共に折り曲げられた、記録媒体がカートリ
ッジに収納されている場合におけるそのカートリッジを
支持する複数の折り曲げ部が設けられてなるので、強度
の高いシャーシを備えると共に、記録媒体がカートリッ
ジ収納型記録媒体である場合に、そのカートリッジを支
持する支持手段を、新たな部品を使用せずに設けること
のできる記録媒体駆動装置を得ることができる。
【0066】第4の発明によれば、第1の発明の記録媒
体駆動装置において、シャーシには、そのシャーシの波
断面との接触によって、対象物が損傷するおそれのある
シャーシの部位に、板金の一部が切り起こされると共に
折り曲げられた折り曲げ部が設けられてなるので、強度
の高いシャーシを備えると共に、シャーシの波断面との
接触によって、対象物が損傷するおそれのあるシャーシ
の部位に、対象物が損傷されるのを防止する損傷防止手
段を、新たな部品を使用せずに設けることのできる記録
媒体駆動装置を得ることができる。
【0067】第5の発明によれば、第2の発明の記録媒
体駆動装置において、シャーシには、板金の一部が切り
起こされると共に折り曲げられた、記録媒体がカートリ
ッジに収納されている場合におけるそのカートリッジを
支持する複数の折り曲げ部が設けられてなるので、強度
の高いシャーシを備えると共に、記録媒体がカートリッ
ジ収納型記録媒体である場合に、そのカートリッジを支
持する支持手段を、新たな部品を使用せずに設けること
のできる記録媒体駆動装置を得ることができる。
【0068】第6の発明によれば、第2の発明の記録媒
体駆動装置において、シャーシには、そのシャーシの波
断面との接触によって、対象物が損傷するおそれのある
シャーシの部位に、板金の一部が切り起こされると共に
折り曲げられた折り曲げ部が設けられてなるので、強度
の高いシャーシを備えると共に、シャーシの波断面との
接触によって、対象物が損傷するおそれのあるシャーシ
の部位に、対象物が損傷されるのを防止する損傷防止手
段を、新たな部品を使用せずに設けることのできる記録
媒体駆動装置を得ることができる。
【0069】第7の発明によれば、第3の発明の記録媒
体駆動装置において、シャーシには位置決めピンが植立
されてなり、その位置決めピンによって、カートリッジ
の位置決めを行うと共に、その位置決めピン及び複数の
折り曲げ部が共同して、カートリッジを支持するので、
強度の高いシャーシを備えると共に、記録媒体がカート
リッジ収納型記録媒体である場合に、そのカートリッジ
を支持する支持手段の一部を新たな部品を使用せずに設
けることのできる記録媒体駆動装置を得ることができ
る。
【0070】第8の発明によれば、第5の発明の記録媒
体駆動装置において、シャーシには位置決めピンが植立
されてなり、その位置決めピンによって、カートリッジ
の位置決めを行うと共に、その位置決めピン及び複数の
折り曲げ部が共同して、カートリッジを支持するので、
強度の高いシャーシを備えると共に、記録媒体がカート
リッジ収納型記録媒体である場合に、そのカートリッジ
を支持する支持手段の一部を新たな部品を使用せずに設
けることのできる記録媒体駆動装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録媒体駆動装置の例を
示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の記録媒体駆動装置の例を
示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の記録媒体駆動装置のター
ンテーブル上にカートリッジに収納された記録媒体を装
填した状態を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の記録媒体駆動装置のター
ンテーブル上に記録媒体を装填した状態を示す平面図で
ある。
【図5】記録媒体の収納されたカートリッジの表側の外
観を示す斜視図である。
【図6】記録媒体の収納されたカートリッジの裏側の外
観を示す斜視図である。
【図7】A シャーシを構成する板金の一部が切り起こ
されると共に折り曲げられて構成された、カートリッジ
を支持する折り曲げ部を示す斜視図である。 B シャーシを構成する板金の一部が切り起こされると
共に折り曲げられて構成された、カートリッジを支持す
る折り曲げ部を示す斜視図である。 C シャーシを構成する板金の一部が切り起こされると
共に折り曲げられて構成され、対象物としてのフレキシ
ブル配線板が損傷するおそれのあるシャーシの部位に設
けられた折り曲げ部を示す斜視図である。
【図8】A シャーシを構成する板金の一部が切り起こ
されると共に折り曲げられて構成され、対象物としての
フレキシブル配線板が損傷するおそれのあるシャーシの
部位に設けられた折り曲げ部の変形例を示す斜視図であ
る。 B シャーシを構成する板金の一部が切り起こされると
共に折り曲げられて構成され、対象物としてのフレキシ
ブル配線板が損傷するおそれのあるシャーシの部位に設
けられた折り曲げ部の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
70 シャーシ、70a 補強用リブ、76 カートリ
ッジ支持部材、78折り曲げ部
フロントページの続き (72)発明者 藤林 茂樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高木 秀行 静岡県浜松市新貝町1128番地 ソニー浜松 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着された記録媒体を回転駆動するター
    ンテーブル、該ターンテーブルを駆動するスピンドルモ
    ータ、上記記録媒体に対する記録又は/及び再生を行う
    ヘッド装置及び該ヘッド装置を直線移動させる直線駆動
    手段が少なくともシャーシ上に設けられてなる記録媒体
    駆動装置であって、 上記シャーシは絞り箱型の板金からなることを特徴とす
    る記録媒体駆動装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の記録媒体のうちの任意に選択
    された記録媒体を回転駆動する、上記複数種類の記録媒
    体に共通のターンテーブル、該共通のターンテーブルを
    駆動するスピンドルモータ、上記複数種類の記録媒体に
    対する記録又は/及び再生を行う複数のヘッド装置及び
    該複数のヘッド装置をそれぞれ直線移動させる複数の直
    線駆動手段が少なくともシャーシ上に設けられてなる記
    録媒体駆動装置であって、 上記シャーシは絞り箱型の板金からなることを特徴とす
    る記録媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記シャーシには、上記板金の一部が切り起こされると
    共に折り曲げられた、上記記録媒体がカートリッジに収
    納されている場合におけるそのカートリッジを支持する
    複数の折り曲げ部が設けられてなることを特徴とする記
    録媒体駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記シャーシには、該シャーシの波断面との接触によっ
    て、対象物が損傷するおそれのある上記シャーシの部位
    に、上記板金の一部が切り起こされると共に折り曲げら
    れた折り曲げ部が設けられてなることを特徴とする記録
    媒体駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記シャーシには、上記板金の一部が切り起こされると
    共に折り曲げられた、上記記録媒体がカートリッジに収
    納されている場合におけるそのカートリッジを支持する
    複数の折り曲げ部が設けられてなることを特徴とする記
    録媒体駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記シャーシには、該シャーシの波断面との接触によっ
    て、対象物が損傷するおそれのある上記シャーシの部位
    に、上記板金の一部が切り起こされると共に折り曲げら
    れた折り曲げ部が設けられてなることを特徴とする記録
    媒体駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記シャーシには位置決めピンが植立されてなり、 該位置決めピンによって、上記カートリッジの位置決め
    を行うと共に、該位置決めピン及び上記複数の折り曲げ
    部が共同して、上記カートリッジを支持することを特徴
    とする記録媒体駆動装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の記録媒体駆動装置にお
    いて、 上記シャーシには位置決めピンが植立されてなり、 該位置決めピンによって、上記カートリッジの位置決め
    を行うと共に、該位置決めピン及び上記複数の折り曲げ
    部が共同して、上記カートリッジを支持することを特徴
    とする記録媒体駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192037A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Funai Electric Co Ltd ディスクローダの揺動アーム取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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