JP2010192037A - ディスクローダの揺動アーム取付構造 - Google Patents

ディスクローダの揺動アーム取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 打抜き加工によってシャーシの開口の口縁エッジ部などにバリが発生したとしても、そのバリによって揺動アームの円滑な揺動動作が損なわれることのないディスクローダの揺動アーム取付構造を提供する。併せて、揺動アームの浮き上がりや沈み込みを防ぐ。
【解決手段】 シャーシ10に揺動可能に取り付けられた揺動アーム20と揺動ガイド機構30とを有する。揺動ガイド機構30が、浮き上がり防止片51と沈み込み防止片61とを備える。浮き上がり防止片51が、支持片部55と第1突部56とを有して、シャーシ10と支持片部55との間に隙間空間S1を形成している。沈み込み防止片61が、第2突部62によって形成されて、揺動アーム20とシャーシ10との間に隙間空間S2を形成している。隙間空間S1,S2が、打抜き加工によって開口41の口縁エッジa,b部に形成されるバリの突出し幅よりも広くなっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ディスクローダの揺動アーム取付構造、特に、ディスクローダに記録媒体としてのディスクが挿入されたことを検出して動作を開始したり、他の動作機構の動作が伝達されたりする揺動アームの取付構造に関する。
スロットインタイプのディスクローダの中には、シャーシに揺動アームが取り付けられていて、その揺動アームの正方向又は逆方向の揺動動作を通じてディスクのローディング(挿入)やアンローディング(排出)が行われるようになっているものがある(たとえば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
上掲特許文献のうち、特許文献1には、スロットインタイプのディスクローダに関し、シャーシに回転軸を介して取り付けられたディスクアーム(揺動アームに相当)が上記回転軸を中心に旋回し、そのようなディスクアームの旋回動作が、ディスクの挿入動作に連動することなどが記載されている。また、ローディング途中工程でのディスクのセンタリングを、上記ディスクアームの作用を通じて確実に行わせるための対策についての記述もある。
また、特許文献2や特許文献3には、スロットインタイプのディスクローダに関し、ローディング途中工程でのディスクのセンタリング作用の安定性を高めるための対策についての記述がなされている。
上掲特許文献1〜3の記載によっても判るように、ディスクローダに係る分野では、ディスクのセンタリング作用が確実に安定して行われるようになっていることは有意義なことであり、そのようなセンタリング作用の確実性や安定性を高めるためには、揺動アームの揺動動作の確実性や安定性を向上させることが有益であると云える。
図3には従来例によるディスクローダの揺動アームの取付構造を平面図で示してある。また、図4には、図3のIV−IV線に沿う部分を拡大断面図で示してある。次に、図3及び図4を参照して従来例による揺動アームの取付構造を説明する。
図3及び図4において、10はシャーシであり、このシャーシ10は板金製である。20は樹脂成形体でなる揺動アームであり、その基部21が支軸23によって上記シャーシ10に回転自在に取り付けられている。揺動アーム20のアーム部22は、基部21から長く延び出ている。揺動アーム20は、その基部21の周囲に揺動ガイド機構30を備えている。
従来例による揺動アームの取付構造では、揺動ガイド機構30が、シャーシ10に打抜き加工によって円弧状に形成された開口41と、シャーシ10からの揺動アーム20の浮き上がりを防ぐ浮き上がり防止片51とを有していた。図4のように、浮き上がり防止片51は略L字状に形成されていて、揺動アーム20から延び出て上記開口41に遊嵌状態で挿通されている。そして、その浮き上がり防止片51の先端部52の平坦な上面が摺動部53とされていて、その摺動部53が、上記開口41の口縁部でシャーシ10の裏側に形成されている摺動面(裏側摺動面)12に摺動可能に当接している。また、シャーシ10の表面には揺動アーム20が接触状態で重なっているので、上記開口41の口縁部でシャーシ10の表側に摺動面(表側摺動面)13が形成され、その表側摺動面13に揺動アーム20の平坦な裏面25が重なり状に摺動可能に接触している。
この構成を採用している従来例による揺動アームの取付構造では、支軸23によってシャーシ10に取り付けられている揺動アーム20の停止時及び矢印Rで示した揺動動作時に、浮き上がり防止片51の摺動部53が、開口41の口縁部でシャーシの裏側摺動面12に常時当接しているので、揺動アーム20がシャーシ10の表面から離れる方向に変位することが抑制されて、その揺動アーム20の浮き上がりが防止される。なお、図3に示した揺動アーム20は、その基部21を挟んで片側に長く延び出たアーム部22を有し、他側に図示していない動作機構との連係ピン24を有している。そして、アーム部22が、ディスクローダに挿入されたディスクを検出して押し込まれる動作を行ったりする。また、連係ピン24を介して、他の動作機構の動作が揺動アームに伝達されたりする。
特開2007−58906号公報 特開2007−213691号公報 特開2008−52854号公報
図4を参照して説明した従来例による揺動アームの取付構造では、図4によって明らかなように、浮き上がり防止片51の先端部52の平坦な上面が摺動部53とされて、その摺動部53が、シャーシ10の開口41の口縁部でシャーシ10の裏側摺動面12に摺動可能に当接している。したがって、摺動部53が当接しているシャーシ10側の領域には、開口41の裏面側の口縁エッジ部aが含まれている。また、シャーシ10の表側摺動面13には揺動アーム20の平坦な裏面25が摺動可能に接触していて、揺動アーム20の裏面25が当接しているシャーシ10側の領域には、開口41の表面側の口縁エッジ部bが含まれている。さらに、開口41を、シャーシ10に段付状に形成した膨出部15の頂部に開設してある場合には、その膨出部15の頂部外縁cが、揺動アーム20の裏面25が当接しているシャーシ10側の領域に含まれる。
しかしながら、シャーシ10が板金製であると、開口41が打抜き加工によって形成され、また、膨出部15がプレス加工によって形成されるため、開口41の表裏それぞれの口縁エッジ部a,bや膨出部15の頂部外縁cに、打抜き加工やプレス加工に伴ってバリの発生することがある。そして、それらの口縁エッジ部a,bや膨出部15の頂部外縁cにバリが発生していると、そのバリが微細なものであるとしても、バリに揺動アーム20の浮き上がり防止片51の摺動部53や揺動アーム20の裏面25が引掛かって、揺動アーム20の円滑な揺動動作が損なわれるおそれがある。併せて、揺動アーム20の動作の円滑性が損なわれると、ディスクのローディングやアンローディングの動作に悪影響が及ぶほか、ディスクのセンタリング動作に悪影響が及ぶこともあり、ディスクローダの動作性能が低下することにつながるという問題がある。
本発明は以上の状況や問題に鑑みてなされたものであり、揺動アームをシャーシに沿わせて揺動させるための揺動ガイド機構を備えているにもかかわらず、打抜き加工やプレス加工が施されることによってシャーシの開口の口縁エッジ部などにバリが発生したとしても、そのバリによって揺動アームの円滑な揺動動作が損なわれるというおそれのないディスクローダの揺動アーム取付構造を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記揺動ガイド機構によって揺動アームの浮き上がりを防止することができることは勿論、揺動アームの反りなどに起因する沈み込みをも防止することのできるディスクローダの揺動アーム取付構造を提供することを目的とする。
本発明に係るディスクローダの揺動アーム取付構造は、板金製シャーシと、このシャーシに揺動可能に取り付けられた揺動アームと、上記シャーシに対する上記揺動アームの遠近方向の変位を防いでその揺動アームを上記シャーシに沿わせて揺動させるための揺動ガイド機構と、を有する。そして、上記揺動ガイド機構が、上記シャーシに打抜き加工によって開設された開口と、この開口の口縁部で上記シャーシの裏側摺動面に当接して上記揺動アームの浮き上がりを防ぐ浮き上がり防止片と、上記開口の口縁部で上記シャーシの表側摺動面に当接して上記揺動アームの沈み込みを防ぐ沈み込み防止片とを備えている。
また、上記浮き上がり防止片が、上記揺動アームから延び出して上記開口に遊嵌状態で挿通されて上記シャーシの裏面側にまで延び出た支持片部と、上記支持片部の上記シャーシの裏面との対向部位に設けられて上記シャーシの裏側摺動面に摺動可能に当接することによって上記支持片部と上記開口の口縁エッジ部との間に隙間空間を形成させる第1突部と、を有し、上記沈み込み防止片が、上記揺動アームに設けられて上記シャーシの表側摺動面に摺動可能に当接することによってその揺動アームと上記開口の口縁エッジ部との間に隙間空間を形成させる第2突部と、を有している。
この構成を有していると、浮き上がり防止片がシャーシの裏側摺動面に当接して揺動アームの浮き上がりを防ぎ、沈み込み防止片がシャーシの表側摺動面に当接して揺動アームの沈み込みを防ぐので、揺動アームに加わる負荷によって生じることのある揺動アームの反り変形が抑制される。そのため、揺動アームの円滑な揺動動作が、揺動アームの浮き上がりや沈み込みによって阻害されるという事態が生じなくなる。また、浮き上がり防止片の第1突部や沈み込み防止片の第2突部が、シャーシの開口の口縁エッジ部が浮き上がり防止片や揺動アームに接触することを阻止しているので、仮に開口の口縁エッジ部に打抜き加工に伴うバリが形成されていたとしても、そのバリに浮き上がり防止片や揺動アームが引っ掛かって揺動アームの円滑な動作が妨げられるという事態も生じなくなる。
したがって、本発明では、上記第1突部によって上記支持片部と上記開口の口縁エッジ部との間に形成される隙間空間及び上記第2突部によって上記揺動アームと上記開口の口縁エッジ部との間に形成される隙間空間が、打抜き加工によって上記開口の口縁エッジ部に形成されるバリの突出し幅よりも広くなっている。
また、本発明では、上記第1突部及び上記第2突部が、上記揺動アームの揺動経路の半径方向に位置をずらして設けられていることが望ましい。この構成を採用すると、第1突部及び第2突部がシャーシの同一部分を挟んでいる場合に比べ、シャーシに対する第1突部や第2突部の接触圧(接触力)が過多になりにくい。そのため、第1突部や第2突部がシャーシ側の裏側又は表側の摺動面に接触しているとしても、その接触圧によって揺動アームの円滑な揺動動作が阻害されにくいという利点がある。
本発明では、上記開口が、上記シャーシに段付状にプレス加工された膨出部の頂部に形成されていて、上記浮き上がり防止片の第1突部が、上記膨出部の頂部裏面に形成された上記裏側摺動面に摺動可能に当接し、上記沈み込み防止片の第2突部が、上記膨出部の根元付近で上記シャーシの非膨出部に形成された上記表側摺動面に摺動可能に当接している、という構成を採用することが可能である。
さらに、本発明では、上記揺動アームが樹脂成形体でなり、その樹脂成形体に、上記浮き上がり防止片と上記沈み込み防止片とが樹脂で一体成形されていることが望ましい。
以上のように、本発明によれば、揺動アームをシャーシに沿わせて揺動させるための揺動ガイド機構によって揺動アームの浮き上がりを防止することができることは勿論、揺動アームの反りなどに起因する沈み込みをも防止することのできる。また、揺動ガイド機構を備えているにもかかわらず、打抜き加工やプレス加工が施されることによってシャーシの開口の口縁エッジ部などにバリが発生したとしても、そのバリによって揺動アームの円滑な揺動動作が損なわれるというおそれがなくなる。そのため、バリの発生などによってディスクのローディングやアンローディングの動作に悪影響の及ぶことが防止されるほか、ディスクのセンタリング動作に悪影響の及ぶことも防止され、ディスクローダの動作性能の低下を有効に防止することが可能になる。
本発明に係るディスクローダの揺動アームの取付構造の平面図である。 図1のII−II線に沿う部分の拡大断面図である。 従来例によるディスクローダの揺動アームの取付構造の平面図である。 図3のIV−IV線に沿う部分の拡大断面図である。
図1には本発明の実施形態によるディスクローダの揺動アームの取付構造を平面図で示してある。図2には図1のII−II線に沿う部分を拡大断面図で示してある。次に、図1及び図2を参照して本発明の実施形態による揺動アームの取付構造を説明する。
図1及び図2に示した揺動アームの取付構造において、シャーシ10は板金製であり、揺動アーム20は樹脂成形体である。揺動アーム20の基部21が支軸23によって上記シャーシ10に回転自在に取り付けられている。揺動アーム20のアーム部22は、基部21から長く延び出ている。揺動アーム20は、その基部21の周囲に揺動ガイド機構30を備えている。
揺動ガイド機構30は、シャーシ10に打抜き加工によって円弧状に形成された開口41と、シャーシ10からの揺動アーム20の浮き上がりを防ぐ浮き上がり防止片51と、揺動アーム20の沈み込みを防ぐ沈み込み防止片61とを有している。
図2のように、浮き上がり防止片51は略L字状に形成されていて、揺動アーム20から延び出てシャーシ10側の上記開口41に遊嵌状態で挿通されていると共に、開口41の口縁部でシャーシ10の裏側摺動面12に当接している。すなわち、この浮き上がり防止片51は、揺動アーム20から延び出してシャーシ10側の開口41に遊嵌状態で挿通され、シャーシ10の裏面側にまで延び出た支持片部55と、この支持片部55のシャーシ10の裏面との対向部位に設けられた第1突部56とを有している。そして、第1突部56の頂部が、シャーシ10に備わっている裏側摺動面12に摺動可能に当接していることによって、支持片部55と開口41の裏側の口縁エッジ部aとの間に隙間空間S1が形成されている。この実施形態では、第1突部56を支持片部55の先端部に設けてあるけれども、第1突部56を支持片部の先端部以外の箇所に設けておいてもよい。
図2のように、沈み込み防止片61は、揺動アーム20に設けられたリブ状の第2突部62だけによって形成されている。そして、第2突部62の端部が、シャーシ10に備わっている表側摺動面16に摺動可能に当接している。また、第2突部62の端部がシャーシ10の表側摺動面16に当接していることによって、揺動アーム20と開口41の表側の口縁エッジ部bとの間に隙間空間S2が形成されている。この実施形態では、第2突部62が、アーム部20の全幅に亘ってリブ状に延びている。
以上のように構成された揺動ガイド機構30によると、浮き上がり防止片51の第1突部56の頂部がシャーシ10の裏側摺動面12に当接していることによって、揺動アーム20に加わる負荷などによって揺動アーム20がシャーシ10から許容できない程度に浮き上がったり反り変形したりすることなどが防止される。また、沈み込み防止片61の第2突部62の端部がシャーシ10の表側摺動面16に当接していることによって、揺動アーム20がシャーシ10に近付く方向に許容できない程度に沈み込んだり反り変形したりすることなどが防止される。また、第1突部56の頂部はシャーシ10の裏側摺動面12に摺動可能に当接し、第2突部61の端部はシャーシ10の表側摺動面16に摺動可能に当接しているので、第1突部56や第2突部61がシャーシに10に当接している、ということが、揺動アーム20の円滑な揺動動作を妨げることにはならない。
特に、この実施形態では、第1突部51の作用によって、浮き上がり防止片51の支持片部55と開口41の裏側の口縁エッジ部aとの間に隙間空間S1が形成されている。そのため、シャーシ10に打抜き加工を施して開口41を形成する工程で、上記口縁エンジ部aに微細なバリが生じたとしても、そのバリに浮き上がり防止片51の支持片部55が引掛かったりして揺動アーム20の円滑な揺動動作が妨げれるという事態の生じる余地がない。これと同様に、第2突部61の作用によって、揺動アーム20と開口41の表側の口縁エッジ部bとの間に隙間空間S2が形成されている。そのため、シャーシ10に打抜き加工を施して開口41を形成する工程で、上記口縁エンジ部bに微細なバリが生じたとしても、そのバリに浮き上がり防止片51の支持片部55が引掛かったりして揺動アーム20の円滑な揺動動作が妨げれるという事態の生じる余地がない。このように上記隙間空間S1,S2は、浮き上がり防止片51の支持片部55や揺動アーム10が、上記開口41の口縁エッジ部a,bに生じているバリに擦れ合うことを防ぐために確保されている。したがって、それらの隙間空間S1,S2は、打抜き加工によって上記口縁エッジ部a,bに形成される可能性のあるバリの突出し幅よりも広くなっていることが要求される。
この実施形態において、シャーシ10の開口41は、シャーシ10に段付状にプレス加工された膨出部15の頂部に形成されている。このため、開口41の形成箇所の面積がシャーシ10の全体面積に比べて小さくなり、そのことが、開口41の形成箇所の歪みや反り変形などを抑制して、揺動アーム20に円滑な揺動動作を行わせることに役立つ。加えて、膨出部15の頂部外縁cにバリが発生したとしても、その頂部外縁cと揺動アーム20との間には、第2突部61の作用によって隙間空間S3が形成されているために、バリに揺動アーム20の裏面25が引掛かって、揺動アーム20の円滑な揺動動作が損なわれる余地はない。
また、浮き上がり防止片51の第1突部56が、膨出部15の頂部裏面に形成されている上記裏側摺動面12に摺動可能に当接している。また、沈み込み防止片61を形成している第2突部61が、膨出部15の根元付近でシャーシ10の非膨出部に形成された上記表側摺動面16に摺動可能に当接している。この構成により、第1突部56及び第2突部61が、支軸23を中心とする揺動アーム20の揺動経路の半径方向に位置をずらして設けられていることになる。このため、第1突部56及び第2突部61がシャーシ10の同一部分を表裏から挟んでいる場合に比べ、シャーシ10に対する第1突部56や第2突部61の接触圧が過多になりにくくなる。その結果、第1突部56や第2突部61がシャーシ10の裏側又は表側の摺動面12,16に接触しているとしても、その接触圧によって揺動アームの円滑な揺動動作が阻害されにくいという利点がある。
以上では、揺動ガイド機構30を、揺動アーム20のアーム部22側で適用した事例を説明したけれども、同様の揺動ガイド機構を、揺動アーム20のアーム部22とは反対側、具体的には、連係ピン24の設置箇所側に適用することも可能である。
なお、図1〜図4では、説明の便宜上、同一又は相応する部分に同一符号を付してある。
10 シャーシ
12 裏側摺動面
15 膨出部
16 表側摺動面
20 揺動アーム
30 揺動ガイド機構
41 開口
51 浮き上がり防止片
55 支持片部
56 第1突部
61 沈み込み防止片
S1,S2 隙間空間
a,b 開口の口縁エッジ部

Claims (5)

  1. 板金製シャーシと、このシャーシに揺動可能に取り付けられた揺動アームと、上記シャーシに対する上記揺動アームの遠近方向の変位を防いでその揺動アームを上記シャーシに沿わせて揺動させるための揺動ガイド機構と、を有するディスクローダの揺動アーム取付構造であって、
    上記揺動ガイド機構が、上記シャーシに打抜き加工によって開設された開口と、この開口の口縁部で上記シャーシの裏側摺動面に当接して上記揺動アームの浮き上がりを防ぐ浮き上がり防止片と、上記開口の口縁部で上記シャーシの表側摺動面に当接して上記揺動アームの沈み込みを防ぐ沈み込み防止片とを備え、
    上記浮き上がり防止片が、上記揺動アームから延び出して上記開口に遊嵌状態で挿通されて上記シャーシの裏面側にまで延び出た支持片部と、上記支持片部の上記シャーシの裏面との対向部位に設けられて上記シャーシの裏側摺動面に摺動可能に当接することによって上記支持片部と上記開口の口縁エッジ部との間に隙間空間を形成させる第1突部と、を有し、
    上記沈み込み防止片が、上記揺動アームに設けられて上記シャーシの表側摺動面に摺動可能に当接することによってその揺動アームと上記開口の口縁エッジ部との間に隙間空間を形成させる第2突部と、を有している、ことを特徴とするディスクローダの揺動アーム取付構造。
  2. 上記第1突部によって上記支持片部と上記開口の口縁エッジ部との間に形成される隙間空間及び上記第2突部によって上記揺動アームと上記開口の口縁エッジ部との間に形成される隙間空間が、打抜き加工によって上記開口の口縁エッジ部に形成されるバリの突出し幅よりも広くなっている請求項1に記載したディスクローダの揺動アーム取付構造。
  3. 上記第1突部及び上記第2突部が、上記揺動アームの揺動経路の半径方向に位置をずらして設けられている請求項1又は請求項2に記載したディスクローダの揺動アーム取付構造。
  4. 上記開口が、上記シャーシに段付状にプレス加工された膨出部の頂部に形成されていて、上記浮き上がり防止片の第1突部が、上記膨出部の頂部裏面に形成された上記裏側摺動面に摺動可能に当接し、上記沈み込み防止片の第2突部が、上記膨出部の根元付近で上記シャーシの非膨出部に形成された上記表側摺動面に摺動可能に当接している請求項1ないし請求項3に記載したディスクローダの揺動アーム取付構造。
  5. 上記揺動アームが樹脂成形体でなり、その樹脂成形体に、上記浮き上がり防止片と上記沈み込み防止片とが樹脂で一体成形されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載したディスクローダの揺動アーム取付構造。
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