JPH11316994A - ディスク装置のシャッタ―開閉ア―ム組立装置 - Google Patents
ディスク装置のシャッタ―開閉ア―ム組立装置Info
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- JPH11316994A JPH11316994A JP11067879A JP6787999A JPH11316994A JP H11316994 A JPH11316994 A JP H11316994A JP 11067879 A JP11067879 A JP 11067879A JP 6787999 A JP6787999 A JP 6787999A JP H11316994 A JPH11316994 A JP H11316994A
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Abstract
ガーアーム兼用のシャッター開閉アームをカセットホル
ダー上に簡単に組立てることができるようにすること。 【構成】 トリガーアーム兼用のシャッター開閉アーム
26に形成した支点穴63をカセットホルダー8上に形
成した支点軸71に上方から嵌合させるようにしてシャ
ッター開閉アーム26をカセットホルダー8上に回転自
在に取り付ける際に、シャッター開閉アーム26の支点
穴周辺部分60の一部60aをカセットホルダー8上に
形成したシャッター開閉アーム押え部72の下側の隙間
73内に回転自在に挿通する。そして、カセットホルダ
ー8上に取り付けた捩りコイルバネでシャッター開閉ア
ーム26をその支点穴周辺部分60の一部60aがシャ
ッター開閉アーム押え部72から上方へは外れなくなる
位置であると共に、カセットのシャッターの開蓋開始の
ための位置へ回転付勢するようにしたもの。
Description
フロッピーディスクを記録、再生するディスク装置に適
用するのに最適なトリガーアーム兼用のシャッター開閉
アームの組立装置に関するものである。
ィスクを記録、再生するディスク装置には、フロッピー
ディスクが収納されたカセットをローディング部材であ
るカセットホルダー内に挿入する際に、カセットホルダ
ー上に回転自在に取り付けられたトリガーアーム兼用の
シャッター開閉アームによってカセットのシャッターを
開蓋すると共に、そのカセットの挿入完了により駆動部
材であるスライド板の復動位置でのロックを解除して、
このスライド板を引張りコイルバネによって復動位置か
ら往動位置へ移動させることにより、このスイラド板に
よってカセットホルダーをローディング開始位置からロ
ーディング位置へ駆動して、カセット内のフロッピーデ
ィスクをスピンドル及びディスクテーブルにローディン
グするように構成したものが考えられている。
ャッター開閉アームをカセットホルダー上に回転自在に
組立てる際、支点軸を構成するフランジ付加締軸をシャ
ッター開閉アーム及びカセットホルダーに挿通し、その
フランジ付加締軸の下端をカセットホルダーに加締めて
固着していた。
に、フランジ付加締軸の加締方法によって、トリガーア
ーム兼用のシャッター開閉アームをカセットホルダー上
に組立てるものでは、部品点数、加工工数及び組立工数
が多く、加締用治具も必要であり、組立て作業に時間が
かかり、コスタ高につくと言う問題があった。
セットホルダーに加締める方式では、シャッター開閉ア
ームをカセットホルダーから分解して修理することがで
きないと言う問題があった。
されたものであって、フランジ付加締軸を使用すること
なく、トリガーアーム兼用のシャッター開閉アームをロ
ーディング部材上に簡単に組立てることができるように
したディスク装置のシャッター開閉アーム組立装置を提
供することを目的としている。
めの本発明のディスク装置のシャッター開閉アーム組立
装置は、ディスクが収納されたカセットをローディング
開始位置からローディング位置へローディングするロー
ディング部材と、復動位置から往動位置への移動により
ローディング部材をローディング開始位置からローディ
ング位置へ駆動する駆動部材と、ローディング部材上に
回転自在に取り付けられ、ローディング開始位置にてこ
のローディング部材内に挿入されるカセットのシャッタ
ーを開蓋させると共に、そのカセットの挿入完了により
駆動部材の復動位置でのロックを解除して、この駆動部
材を復動位置から往動位置へ移動させるトリガーアーム
兼用のシャッター開閉アームとを備えたディスク装置に
おいて、ローディング部材上又はシャッター開閉アーム
下に支点軸を形成し、その支点軸に嵌合される支点穴を
シャッター開閉アーム又はローディング部材に形成し、
その支点軸又は上記支点穴の近傍位置で上記ローディン
グ部材上にシャッター開閉アーム押え部を突設し、これ
ら支点穴と支点軸を上方から嵌合させるようにしてロー
ディグ部材上に回転自在に取り付けられたシャッター開
閉アームの支点穴又は支点軸の周辺部分の一部が回転自
在に挿通される隙間をシャッター開閉アーム押え部とロ
ーディング部材との間に形成し、ローディング部材上に
取り付けられた回転付勢手段によってシャッター開閉ア
ームを上記周辺部分の一部がシャッター開閉アーム押え
部から上方へは外れなくなる位置であると共に、シャッ
ターの開蓋開始のための位置へ回転付勢するように構成
したものである。
のシャッター開閉アーム組立装置は、カッセットのロー
ディング部材を駆動する駆動部材の複動位置でのロック
を解除して、その駆動部材を複動位置から往動位置へ移
動させることにより、ローディング部材によってカセッ
トをローディング開始位置からローディング位置へロー
ディングするためのトリガーアーム兼用のシャッター開
閉アームをローディング部材上に組立てる際、これらの
支点穴を支点軸に嵌合させてローディング部材上に取り
付けたシャッター開閉アームの支点穴又は支点軸の周辺
部分の一部をローディング部材上に突設されているシャ
ッター開閉アーム押え部とローディング部材との間の隙
間内に回転自在に挿通する。次に、ローディング部材上
に取り付けられた回転付勢手段によってシャッター開閉
アームを上記周辺部分の一部が上記シャッター開閉アー
ム押え部から上方へは外れなくなる位置である共に、カ
セットのシャッターの開蓋開始のための位置へ回転付勢
するようにしたものである。従って、フランジ付加締軸
を使用することなく、トリガーアーム兼用のシャッター
開閉アームをカセットホルダー上に簡単に組立てること
ができる。
ィスクを記録、再生するディスク装置に適用した一実施
例を図を参照して説明する。
によってディスク装置の概要を説明する。
5インチのフロッピーディスク1はカセット2内に収納
されていて、カセット1の上下ハーフには上下一対のヘ
ッド挿入穴3a、3bが形成され、下ハーフにはフロッ
ピーディスク1のセンターコア1aが遊嵌されるディス
クテーブル挿入穴4が形成されている。なお、カセット
1には上下一対のヘッド挿入穴3a、3bを開閉するシ
ャッター(図示せず)が取り付けられている。
の上部に垂直に形成された左右一対の側板6bによって
断面形状が上向きのコ字状に形成されている。ローディ
ング部材であるカセットホルダー8は、天板8aとその
下部に垂直及び水平に形成されたL字状の左右一対のカ
セット挿入ガイド8bとによって断面形状が下向きのほ
ぼコ字状に形成されている。そして、これら左右一対の
カセット挿入ガイド8b内にカセット2が矢印a方向か
ら挿入され、矢印a′方向にエジェクトされるように構
成されている。駆動部材であるスライド板10は、天板
10aとその下部に垂直に形成された左右一対の側板1
0bとによって断面形状が下向きのコ字状に形成されて
いる。
a′方向側にはスピンドルモータ12が取り付けられ、
その垂直なスピンドル13には水平なディスクテーブル
14が取り付けられている。また、シャーシ6の底板6
aで矢印a方向側にはヘッド移動機構16が取り付けら
れている。このヘッド移動機構16は、ヘッドキャリッ
ジ17と、それに板バネ18を介して取り付けられたヘ
ッドアーム19と、これらの先端の上下対向面に取り付
けられた記録、再生用のヘッドである上下一対の磁気ヘ
ッド20a、20bとからなるヘッドブロックと、この
ヘッドブロックを移送するステッピングモータ21及び
リードスクリュー22と、ガイド軸23等によって構成
されている。
板8bの左右両側面の矢印a、a′方向の中央及び両端
に水平なガイドピン25a、25bが形成されており、
天板8aの矢印a方向側の一側部にはトリガーアーム兼
用のシャッター開閉アーム26が取り付けられている。
そして、カセットホルダー8がシャーシ6の左右一対の
側板6b間に水平に配置され、中央の左右一対のガイド
ピン25aが左右一対の側板6bに形成された垂直ガイ
ド溝27内に遊嵌されている。
0bには矢印a、a′方向の両端側に一対の傾斜ガイド
溝29と水平な前後一対のガイドピン30とが形成され
ている。そして、スライド板10がカセットホルダー8
の上面及び左右両側面に被せられるようにしてシャーシ
6の左右一対の側板6b間に水平に配置され、左右合計
4つのガイドピン30が左右一対の側板6bに形成され
た合計4つの水平ガイド溝31内に遊嵌されて、このス
ライド板10がシャーシ6内で矢印a、a′方向に水平
に移動自在に架設されている。
ガイドピン25bがスライド板10の合計4つの傾斜ガ
イド溝29内に遊嵌されている。また、スライド板10
とカセットホルダー8の天板10a、8a間に架設され
た左右一対の引張りコイルバネ32によってスライド板
10がシャーシ6及びカセットホルダー8に対して矢印
a′方向に移動付勢されている。なお、スライド板10
の天板10aの矢印a方向側の一側部にはトリガーアー
ム26によってロック及びロック解除される被ロック部
33が形成されており、トリガーアーム26はバネ34
によって矢印b′方向に復動付勢されている。
る。
9及び図12の(A)に示すように、スライド板10が
引張りコイルバネ32に抗して矢印a方向に復動され
て、捩りコイルバネ34によって矢印b′方向に復動さ
れたシャッター開閉アーム26によって被ロック部33
がロックされている。そして、カセットホルダー8のガ
イドピン25bがスライド板10の傾斜ガイド溝29の
上端の水平な段部29a上に押上げられて、カセットホ
ルダー8のガイドピン25aがシャーシ6の垂直ガイド
溝27内を垂直に案内されて、このカセットホルダー8
が図12の(A)に示す上昇位置であるローディング開
始位置まで矢印c′方向に垂直に上昇されている。
するヘッドダンピング機構によって、ヘッドアーム19
が板バネ18に抗して上方である矢印d′方向に押し上
げられて、上側磁気ヘッド20bがカセット2の上方の
待避位置へ待避されている。
2の(A)に示すように、カセット2をカセットホルダ
ー8の左右一対のカセット挿入ガイド8b内に矢印a方
向から水平に挿入する。、このカセット2の挿入によ
り、シャッター開閉アーム26が図10で矢印b方向に
捩りコイルバネバネ34に抗して回転されてカセット2
のシャッター(図示せず)が開蓋される。
印a方向から挿入されたカセット2のフロッピーディス
ク1がスピンドル13の真上位置に達して、カセット2
が挿入完了状態となった瞬間に、図10に示すように、
シャッター開閉アーム26の被ロック部33のロックが
解除される。
(B)に示すように、スライド板10が引張りコイルバ
ネ32によって矢印a′方向に往動される。この時、ス
ライド板10の傾斜ガイド溝29によってカセットホル
ダー8のガイドピン25bが下方である矢印c方向に押
し下げられて、カセットホルダー8のガイドピン25a
がシャーシ6の垂直ガイド溝27内を垂直に案内され
て、このカセットホルダー8が図12の(B)に示す下
降位置であるローディング位置まで矢印c方向に垂直に
下降される。
セットホルダー8の下側ヘッド挿入穴3a及びディスク
テーブル挿入穴4内に下側磁気ヘッド20a及びディス
クテーブル14が下方から相対的に挿入されて、フロッ
ピーディスク1のセンターコア1aがスピンドル13及
びディスクテーブル14上に矢印c方向からマグネット
チャッキングされると共に、フロッピーディスク1の下
面が下側磁気ヘッド20a上に接触される。
機構により、図11の(B)に示すように、ヘッドアー
ム19が矢印d方向に低速度で回転され、上側磁気ヘッ
ド20bがカセット2の上側ヘッド挿入穴3b内の動作
位置まで低速度で矢印d方向に下降して、この上側磁気
ヘッド20bがフロッピーディスク1の上面にソフトラ
ンディング動作によって接触されて、一連のローディン
グ動作が終了する。
ンドルモータ12のスピンドル13及びディスクテーブ
ル14と一体にフロッピーディスク1がカセット2内で
回転駆動され、ヘッド移動機構16によって上下一対の
磁気ヘッド20a、20bがフロッピーディスク1の半
径方向である図11の(B)で矢印a、a′方向に走査
されて、フロッピーディスク1の記録、再生が行われ
る。
ィング動作の逆動作であり、スライド板10の矢印a′
方向側の一側部に形成されたエジェクト釦35を図10
及び図11の(B)で矢印a方向に押して、スライド板
10を引張りコイルバネ32に抗して矢印a方向に復動
する。すると、ヘッドアーム19が図11の(A)の待
避位置まで矢印d′方向に押し上げられながら、カセッ
トホルダー8が図12の(A)のローディング開始位置
まで矢印c′方向に上昇された後、スライド板10の被
ロック部33がトリガーアーム26によってロックさ
れ、カセット2がシャッター開閉アーム26によってカ
セットホルダー8内から図9で矢印a′方向にエジェク
トされる。
10、図13及び図14によって、ヘッドダンピング機
構37を説明する。
ヘッドアーム19の一側部に板状のロードアーム38が
矢印a、a′方向と平行な一対の支点ピン39を介して
上下方向である矢印f、f′方向に回転自在に取り付け
られている。そして、このヘッドアーム19の一端縁に
矢印a、a′と平行に形成されたヘッド支持部38a上
に、ヘッドアーム19の一側面から水平に突設された突
起40が当接されている。
ロードアーム38の一側部に水平なロードスライダー4
1が複数のガイド溝42及びガイド突起43によって案
内されて矢印a、a′方向に水平に摺動自在に取り付け
られている。そして、このロードスライダー41の一側
部に垂直なカム板44が一体に形成され、このカム板4
4の先端の下面に形成されて上下方向に傾斜するカム面
44aが、ロードアーム38の他端側に突設されたカム
従動片38b上に当接されている。そして、これらカム
44aとカム従動片38bとによってロードアーム38
の回転制御部45が形成されている。
との間に架設された引張りコイルバネ46によって矢印
a′方向に摺動付勢されていて、このロードスライダー
41の一側部に垂直に形成された突起47がスライド板
10の一部に形成された水平なストッパー48に矢印
a′方向から直角状に当接されている。また、ロードア
ーム38は天板8a上に取り付けられた板バネ49によ
って矢印f方向に回転付勢されている。
a方向側の端部にロータリーダンパー51が水平に取り
付けられている。そして、ロータリーダンパー51の水
平で偏平なハウジング52上に回転軸53が垂直に突出
され、その回転軸53の外周に偏平なピニオン54が固
着されている。
側の端部に板バネからなるラック板56が取り付けられ
ていて、そのラック板56の先端側の一側面に形成され
たラック57がロータリーダンパー51のピニオン54
の側面に水平に噛合されている。
説明する。
13に示すように、スライド板10のストッパー48に
よって突起47を介してロードスライダー41が引張り
コイルバネ46に抗して矢印a方向に復動されている。
そして、カム板44のカム面44aがロードアーム38
のカム従動片38b上に完全に乗上げていて、ロードア
ーム38が板バネ49に抗して矢印f′方向に回転され
ている。
ダー41がカセットホルダー8によって図12の(A)
に示すローディング開始位置まで矢印c′方向に上昇さ
れていて、ロードアーム38のヘッド支持部38aによ
って突起40を介してヘッドアーム19が図11の
(A)に示す位置まで矢印d′方向に板バネ18に抗し
て上昇されて、上側磁気ヘッド20bが待避位置へ上昇
されている。
したように、カセットホルダー8内へのカセット2の矢
印a方向への挿入完了により、スライド板10が矢印
a′方向に往動されて、カセットホルダー8が図12の
(A)のローディング開始位置から図12の(B)のロ
ーディング位置まで矢印c方向に下降されると、ロード
アーム38とロードスライダー41が一緒にローディン
グ開始位置からローディング位置まで矢印c方向に下降
される。
グ開始位置からローディング位置まで矢印c方向に素早
く下降されるので、フロッピーディスク1のスピンドル
13及びディスクテーブル14へのローディング動作を
素早く行える。一方、カセットホルダー8がローディン
グ開始位置からローディング位置へ下降されたことによ
って、ロータリーダンパー51のピニオン54とロード
スライダー41との間に段差ができるが、この時、板バ
ネからなるロック板56が下方に撓んで、上記段差に対
応することができる。
往動されると、ストッパー48がロードスライダー41
の突起47から図13で矢印a′方向に離れる。
イダー41が引張りコイルバネ46によって矢印a′方
向に摺動されて、ラック板56のラック57がロータリ
ーダンパー51のピニオン54を矢印g方向に回転駆動
する。この時、ピニオン54はロータリーダンパー51
の回転抵抗によって矢印g方向に低速度で回転して、ロ
ードスライダー41を矢印a′方向に低速度で摺動させ
る。
イダー41のカム面44aがロードアーム38のカム従
動片38b上から矢印a′方向に低速度で逃げることに
なり、これに伴って、図11の(B)に示すように、ロ
ードアーム38が板バネ49及びヘッドアーム19の荷
重によって矢印f方向に低速度で回転される。
方向への水平運動が、回転制御部45によってロードア
ーム38の矢印f方向の回転運動に変換されて、ヘッド
アーム19が矢印f方向に低速度で回転制御される。
38a上に突起40を介して支持されているヘッドアー
ム19が図11の(B)に示すように、矢印d方向に低
速度で下降され、上側磁気ヘッド20bが図11の
(A)に示す待避位置から図11の(B)に示す動作位
置まで矢印d方向に低速度で下降されて、その上側磁気
ヘッド20aがフロッピーディスク1の上面にソフトラ
ンディングされる。
向への移動速度をロータリーダンパー51がダンピング
することになる。そして、ローディング完了状態では、
図14に示すように、ロードスライダー41が突起47
を介してスライド板10のストッパー48に矢印a′方
向から当接されて停止される。
ーディング動作の逆動作が行われ、スライド板10の矢
印a方向側への復動により、ストッパー48が突起47
を介してロードスライダー41を引張りコイルバネ46
に抗して図13に示すように矢印a方向に復動する。
タリーダンパー51のピニオン54を図13で矢印g′
方向に回転駆動するが、この矢印g′方向の回転に対し
てロータリーダンパー51の回転がフリーとなるため、
ロードスライダー41はスライド板10によって矢印a
方向にスムーズに復動する。
うに、ロードスライダー41のカム面44aがロードア
ーム38のカム従動片38b上に矢印a方向から再び乗
り上げるため、ロードアーム38が板バネ49に抗して
矢印f′方向にスムーズに回転される。
動により図12の(B)のローディング位置から図12
の(A)のローディング開始位置まで矢印c′方向に上
昇されるカセットホルダー8によって、ロードアーム3
8とロードスライダー41が一緒に矢印c′方向に上昇
される。
位置からローディング開始位置まで矢印c′方向に上昇
されながら矢印f′方向にスムーズに回転する。そし
て、ヘッド支持部38aによって突起40を介してヘッ
ドアーム19を図11の(B)に示す動作位置から図1
1に示す待避位置まで板バネ18に抗して矢印d′方向
に押上げて、上側磁気ヘッド20aを待避位置までスム
ーズに上昇させる。
明」図1〜図5によって、トリガーアーム兼用のシャッ
ター開閉アーム26の組立装置59を説明する。
閉アーム26は板金によってプレス加工されたものであ
り、支点穴63が形成されていて、本発明で言う支点穴
又は支点軸の周辺部分に相当する支点穴周辺部分60の
両側に一体に形成された直線アーム61と扇形アーム6
2とによって全体としてほぼL型に形成されている。そ
して、支点穴周辺部分60の外周の一部63aに支点穴
63の中心に向って切り込まれたスリット64が形成さ
れている。そして、直線アーム61の先端側の一側面か
ら下方に被ガイド片兼用のシャッター係合片65が垂直
に切り下げられ、そのシャッター係合片65の先端にカ
ールされたシャッター係合部66が形成されている。ま
た、直線アーム61の中間部の他側面から上方にストッ
パー片67が垂直に切り起され、そのストッパー片67
の先端にほぼV字型に屈曲されたバネ係止部68が形成
されている。なお、直線アーム61の先端の下面には小
凸部69が膨出加工されている。
ルダー8は板金によってプレス加工されたものであり、
その天板8aの矢印a方向側の一側部の上部にはバーリ
ング加工された支点軸71が一体に形成され、その支点
軸71の近傍位置で天板8a上にはシャッター開閉アー
ム押え部72が垂直に切り起されている。なお、このシ
ャッター開閉アーム押え部72の先端は支点軸71の中
心に向う放射状に形成されていて、このシャッター開閉
アーム押え部72の先端の下面と天板8aの上面との間
にはシャッター開閉アーム26の板厚に見合う隙間73
が形成されている。また、天板8aにはシャッター開閉
アーム26のシャツター係合片65の小巾の付根部65
aを案内する円弧状長孔74が形成されている。また、
天板8aの円弧状長孔74を挟んで支点軸71とは反対
側の上部にはバネ係止片75a、75bが切り起されて
いる。
金によってプレス加工されたものであり、その天板10
aの矢印a方向側の一側部にはシャッター開閉アーム2
6の回転範囲の一側部の上部に重ねられる水平なストッ
パー部77が一体に形成されている。そして、このスト
ッパー部77の一側面がシャッター開閉アーム26のス
トッパー片67を受け止めるストッパー面78に形成さ
れている。また、このストッパー部77の矢印a方向側
の端部から下方に被ロック部33が垂直に切り下げられ
ていて、その近傍位置でストッパー部77の下面には小
凸部79が膨出加工されている。
序を説明する。
ャッター開閉アーム26のシャッター係合片65をカセ
ットホルダー8の天板8aの円弧状長孔74に上方から
斜めに挿入して下方に貫通させた後、図2及び図5の
(A)(B)に示すように、シャッター開閉アーム26
の支点穴63をカセットホルダー8の支点軸71に上方
から嵌合して、シャッター開閉アーム26を天板8a上
に水平に載置する。
穴周辺部分60のスリット64をシャッター開閉アーム
押え部72の下位置である隙間73まで挿入する。する
と、図5の(A)に示すように、直線アーム61の小凸
部69が天板8a上に当接され、シャッター係合片65
が天板8aを下方から挟み込むようになって、その付根
部65が円弧状長孔74内に遊嵌される。
に、シャッター開閉アーム26を支点軸71を中心に一
側方である矢印b方向に回転して、スリット64をシャ
ッター開閉アーム押え部72の一側方である矢印b方向
に偏位させることにより、支点穴周辺部分60の一部6
0aをシャッター開閉アーム押え部72とカセットホル
ダー8との間の隙間73内に回転自在に挿通(入り込ま
せること)させて、そのシャッター開閉アーム26がカ
セットホルダー8の上方に浮き上がって、シャッター開
閉アーム26が支点軸71から上方に脱落することをシ
ャッター開閉アーム押え部72で防止する。
に、カセットホルダー8及びスライド板10をシャーシ
6に前述したように組立てて、図3及び図5の(A)
(B)に示すように、スライド板10のストッパー部7
7をカセットホルダー8の天板8aの上部に水平に重ね
る。この時、ストッパー部77の小凸部79で支点穴周
辺部分60の支点軸71を挟んでシャッター開閉アーム
押え部72とは反対側を上方から押え込む。
アーム26の回転付勢手段である捩りコイルバネ34の
コイル部34aをカセットホルダー8のバネ係止片75
aに係止し、その両端34b、34cをシャッター開閉
アーム26のバネ係止部68及びカセットホルダー8の
バネ係止片75bに係止して、シャッター開閉アーム2
6を捩りコイルバネ34によって他側方である矢印b′
方向に回転付勢する。そして、シャッター開閉アーム2
6のストッパー片67をスライド板10のストッパー部
77のストッパー面78に矢印b′方向から当接して停
止する。
77によってシャッター開閉アーム26の矢印b′方向
の復動位置が規制されて、スリット64がシャッター開
閉アーム押え部72と重なる位置(図2に示す位置)ま
で矢印b′方向に戻ることができなくなるので、そのシ
ャッター開閉アーム26の周辺部分60の一部60aを
シャッター開閉アーム押え部72の上方へは外せなくな
る。従って、シャッター開閉アーム26がカセットホル
ダー8から上方へは外れなくなって、シャッター開閉ア
ーム26の組立てが完了する。そして、シャッター開閉
アーム26が捩りコイルバネ34によってストッパー部
77に矢印b′から当接して停止された位置は図6に示
すようなカセット2のシャッター81の開蓋開始のため
の位置となる。
トホルダー8上から分解する時には、上述した組立て操
作の逆操作を行えば良い。
ー開閉アーム26の動作を説明する。
セットホルダー8が図12の(A)に示すローディング
位置まで矢印c′方向に上昇されて、その天板8aがス
ライド板10の天板10aの下面に近接されている。そ
して、シャッター開閉アーム26が図3に示す復動位置
まで捩りコイルバネ34によって矢印b′方向に復動さ
れて、そのストッパー片67がスライド板10のストッ
パー面78に当接して停止している。
向に復動されて、一対の引張りコイルバネ32によって
矢印a′方向に移動付勢されているスライド板15の被
ロック部33が、図3に示すように、シャッター開閉ア
ーム26の扇形アーム62の支点軸71を中心とする円
弧状の外周面62aに矢印a′方向から当接されてロッ
クされている。
うに、カセットホルダー8内にカセット2を矢印a方向
から水平に挿入すると、図6に示すように、シャッター
開閉アーム26のシャッター係合部66がカセット2の
前端面2aと、その前端面2aに沿って矢印k、k′方
向に摺動自在に取り付けられているシャッター81の一
側面81aとのコーナー部分に当接される。
に押し込むと、図7に示すように、シャッター開閉アー
ム26がカセット2の前端面2aで矢印a方向に押され
て捩りコイルバネ34に抗して矢印b方向に回転される
と共に、そのシャッター開閉アーム26のシャッター係
合部65がシャッター81を内蔵バネ(図示せず)に抗
して矢印k方向に押し開き、シャッター81の上下一対
の開口82がカセット2の上下一対のヘッド挿入穴3
a、3bと重なるように、シャッター81が開蓋され
る。そして、カセット2はカセットホルダー8の天板8
aの矢印a方向側の端部から下方に切り下げられたカセ
ットストッパー83に当接されて停止される。
4に示すように、シャッター開閉アーム26が往動位置
まで矢印b方向に往動された瞬間に、シャッター開閉ア
ーム26の扇形アーム62がスライド板10の被ロック
部33から矢印b方向に外れて、スライド板10の復動
位置でのロックが解除される。(このロック解除動作が
スライド板10への機械的トリガー動作である)。
ライド板10が図12の(A)に示す復動位置から図1
2の(B)に示す往動位置まで矢印a′方向に往動さ
れ、カセットホルダー8が図12の(A)に示すローデ
ィング開始位置から図12の(B)に示すローディング
位置まで矢印c方向に下降されて、フロッピーディスク
1のローディング動作が行われる。
アーム62の一側面62bにスライド板10の被ロック
部33が矢印a′方向に入り込む。そして、シャッター
開閉アーム26がカセットホルダー8と一体に図12の
(B)に示すローディング位置まで矢印c方向に下降さ
れる際、その扇形アーム62の一側面62bが被ロック
部33の一側面33aに当接したまま下降される。従っ
て、シャッター開閉アーム26は図4に示す往動位置で
被ロック部33によってロックされた状態でカセットホ
ルダー8と一体に矢印c方向に下降されることになり、
シャッター81が開蓋状態にロックされて、フロッピー
ディスク1のローディング動作が行われる。
ィング動作の逆動作であり、エジェクト釦35が押され
て、スライド板10が図4の往動位置から図3の復動位
置まで矢印a方向に復動されると、被ロック部33の一
側面33aがシャッター開閉アーム26の扇形アーム6
2の一側面62bから矢印a方向に外れて、シャッター
開閉アーム26の往動位置でのロックが解除される。
コイルバネ34によって図3に示す復動位置まで矢印
b′方向に復動され、図6に示すように、シャッター8
1が内蔵バネによって矢印k′方向に閉蓋されると共
に、シャッター開閉アーム26のシャッター係合部66
がカセット2の前端面2aを矢印a′方向に押し出すた
めに、図9に示すように、カセット2がカセットホルダ
ー8内から矢印a′方向にエジェクトされる。
すと、図3に示すように、スライド板10が一対の引張
りコイルバネ32によって矢印a′方向に移動付勢され
て、被ロック部33がシャッター開閉アーム26の扇形
アーム62の外周面62aに矢印a′方向から当接され
て、スライド板10が矢印a方向の復動位置にそのまま
ロックされる。
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例え
ば、上記の実施例では、シャッター開閉アームの組立装
置において、支点軸71をカセットホルダー8の天板8
a上にバーリング加工し、支点穴63をシャッター開閉
アーム26に形成したが、その逆に、支点軸71をシャ
ッター開閉アーム26の下面にバーリング加工し、支点
穴63をカセットホルダー8の天板8aに形成しても良
い。また本発明は、フロッピーディスク用のディスク装
置に限定されることなく、各種のディスクを記録、再生
する各種のディスク装置に適用可能である。
ク装置は次のような効果を奏する。
リガーアーム兼用のシャッター開閉アームをカセットホ
ルダー上に簡単に組立てることができるようにしたの
で、部品点数、加工工数及び組立工数を大巾に削減で
き、加締め用治具も不要にできる等、組立て作業時間を
大巾に短縮できて、大巾なコストダウンを図ることがで
きる。
ター開閉アーム組立装置を説明する分解斜視図である。
作を説明する平面図である。
了を示す平面図である。
説明する平面図である。
図であり、図5の(B)は図3のB−B矢視での断面側
面図である。
明する平面図である。
明する平面図である。
前の平面図である。
の平面図である。
側面図であり、図11の(B)は図10のD−D矢視で
の断面側面図である。
図であり、図12の(B)は図10のF−F矢視での側
面図である。
ピング開始前を示した斜視図である。
ピング終了時の斜視図である。
8はカセットホルダー(ローディング部材)、10はス
ライド板(駆動部材)、26はトリガーアーム兼用のシ
ャッター開閉アーム、34は捩りコイルバネ(回転付勢
手段)、59はシャッター開閉アーム組立装置、60は
支点穴周辺部分(周辺部分)、60aは支点周辺部分の
一部、63は支点穴、64はスリット、 71は支点
軸、72はシャッター開閉アーム押え部、73は隙間、
77はストッパー部、 81はカセットのシャッターで
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクが収納されたカセットをローディ
ング開始位置からローディング位置へローディングする
ローディング部材と、 復動位置から往動位置への移動により上記ローディング
部材をローディング開始位置からローディング位置へ駆
動する駆動部材と、 上記ローディング部材上に回転自在に取り付けられ、ロ
ーディング開始位置にてこのローディング部材内に挿入
される上記カセットのシャッターを開蓋すると共に、そ
のカセットの挿入完了により上記駆動部材の復動位置で
のロックを解除して、この駆動部材を復動位置から往動
位置へ移動させるトリガーアーム兼用のシャッター開閉
アームとを備えたディスク装置において、 上記ローディング部材上又は上記シャッター開閉アーム
下に形成された支点軸と、 上記シャッター開閉アーム又は上記ローディング部材に
形成されて、上記支点軸に嵌合される支点穴と、 上記支点軸又は上記支点穴の近傍位置で上記ローディン
グ部材上に突設されたシャッター開閉アーム押え部と、 上記シャッター開閉アーム押え部と上記ローディング部
材との間に形成されて、上記支点穴と上記支点軸を上方
から嵌合させるようにして上記ローディグ部材上に回転
自在に取り付けられた上記シャッター開閉アームの上記
支点穴又は上記支点軸の周辺部分の一部が回転自在に挿
通される隙間と、 上記ローディング部材上に取り付けられて、上記シャッ
ター開閉アームの上記周辺部分の一部が上記シャッター
開閉アーム押え部から上方へは外れなくなる位置である
と共に、上記シャッターの開蓋開始のための位置へ上記
シャッター開閉アームを回転付勢する回転付勢手段とを
備えたことを特徴とするディスク装置のシャッター開閉
アーム組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11067879A JP3114720B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11067879A JP3114720B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | ディスク装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04088299A Division JP3092303B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11316994A true JPH11316994A (ja) | 1999-11-16 |
JP3114720B2 JP3114720B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=13357647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11067879A Expired - Lifetime JP3114720B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114720B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010192037A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Funai Electric Co Ltd | ディスクローダの揺動アーム取付構造 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11067879A patent/JP3114720B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010192037A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Funai Electric Co Ltd | ディスクローダの揺動アーム取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3114720B2 (ja) | 2000-12-04 |
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