JPH06150507A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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Publication number
JPH06150507A
JPH06150507A JP4300203A JP30020392A JPH06150507A JP H06150507 A JPH06150507 A JP H06150507A JP 4300203 A JP4300203 A JP 4300203A JP 30020392 A JP30020392 A JP 30020392A JP H06150507 A JPH06150507 A JP H06150507A
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JP
Japan
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cartridge
lever
shutter
opening
disk
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Application number
JP4300203A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Shimizu
裕彦 清水
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光磁気ディスクを収容したカートリッジがホ
ルダーに約半分位まで挿入された状態で、シャッターが
開き終わるようにする。 【構成】 シャッター開閉レバー20を、ホルダー10
にピン22で枢支され、先端側をホルダー10のカート
リッジ100の挿入側まで延ばした第1レバー21と、
この第1レバー21にピン24で枢支され、先端側にカ
ートリッジ100のシャッター103を開閉するピン2
5を有した第2レバー23とで構成してある。このピン
25はホルダー10の上部中央に取付けられた磁界発生
ヘッド30に対して平行に延びる直線状部分13bと円
弧状部分13aから成る案内溝孔13に沿って移動す
る。これにより、カートリッジ100がホルダー10に
約半分位挿入された時点でシャッター103がヘッド挿
入孔101aを全開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヘッド挿入孔を開閉
するシャッターを有すると共に光磁気ディスク等のディ
スクを収容したディスクカートリッジを使用するディス
ク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シャッターを具備したディス
クカートリッジが知られている。これを、図6によって
簡単に説明すると、図6中符号100はディスクカート
リッジであり、そのカートリッジ筐体101は合成樹脂
製の上下シェルを接合することにより構成されている。
このカートリッジ筐体101内には、例えば3.5イン
チの光磁気ディスク102を回転自在に収納してある。
また、このカートリッジ筐体101の上側中央の各シェ
ルにはヘッド挿入孔101aをそれぞれ形成してあると
共に、この各ヘッド挿入孔101aから図中左側面にか
けて少し凹んだ部分がシャッター摺動面101bになっ
ている。このシャッター摺動面101bに上記各ヘッド
挿入孔101aを開閉する金属製で断面コ字状のシャッ
ター103を摺動自在に支持してある。このシャッター
103のカートリッジ筐体101の天面101cの図中
右側には開閉用突出部(所謂リセス部)103aを突設
してある。尚、上記カートリッジ筐体101の図中左端
にはテーパ面101dを形成してあると共に、図中右端
には凸部101eを形成してある。また、上記シャッタ
ー103は図示しないトーションバネにより各ヘッド挿
入孔101aを常に閉じる方向に付勢される。
【0003】上記構成のディスクカートリッジ100
は、図7〜9に示す光磁気ディスク駆動装置のカートリ
ッジホルダー200に挿入,保持されて光磁気ディスク
駆動装置の図示しないスピンドルモータ上に下降して装
着されるようになっている。このカートリッジホルダー
200の両側部200a,200aは互いに向き合うコ
字状に形成してあり、この両側部200a,200a間
に上記ディスクカートリッジ100が挿入,保持され
る。このカートリッジホルダー200の上側中央には、
図示しない外部磁界発生手段としての磁界発生ヘッドが
上下動する開口部200bを形成してあると共に、この
開口部200bの図中右寄りの上端から右側部200a
の中央にかけて円弧状の案内溝孔200cを形成してあ
る。また、上記カートリッジホルダー200の上面の略
中央には、く字形のシャッター開閉レバー201をピン
202により回動(揺動)自在に枢支してあり、その先
端の下側に突設したピン203が上記円弧状の案内溝孔
200cに沿って往復移動するようになっている。この
シャッター開閉レバー201は引張りコイルバネ204
により先端のピン203側が案内溝孔200cの右端側
に来るように付勢されている。
【0004】そして、図7に示すカートリッジホルダー
200にディスクカートリッジ100を挿入すると、図
8に示すように、ディスクカートリッジ100がカート
リッジホルダー200にほぼ半分まで入ってからシャッ
ター開閉レバー201の先端のピン203がディスクカ
ートリッジ100の天面101cに押される。これによ
り、シャッター開閉レバー201が図中反時計方向に回
転し、シャッター開閉レバー201のピン203により
シャッター103の開閉用突出部103aが押される。
上記ディスクカートリッジ100がカートリッジホルダ
ー200内にほぼ入り終えた段階で、図9に示すよう
に、シャッター103が図中右側に移動してディスクカ
ートリッジ100の各ヘッド挿入孔101aを全開させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、ディスクカートリッジ100を抱き込み昇降動させ
るカートリッジホルダー200にディスクカートリッジ
100が半分位挿入された時点でディスクカートリッジ
100のシャッター103が開き始め、ほぼ完全に挿入
された時点でシャッター103によりディスクカートリ
ッジ100の各ヘッド挿入孔101aが全開される構造
となっているので、ディスクカートリッジ100の各ヘ
ッド挿入孔1001aが全開された状態で磁気発生ヘッ
ドを下降させてカートリッジホルダー100の開口部2
00b内に配置するようにしなければならず、磁気発生
ヘッドを昇降動させる機構等が必要不可欠であり、その
分装置全体の構造が複雑になる欠点があった。また、上
記ディスクカートリッジ100内に収容されている3.
5インチの光磁気ディスク102が3.5インチの磁気
ディスクと比べてディスク自体の厚さが厚いことと相俟
って、上記磁界発生ヘッドをシャッター103の開閉動
に邪魔にならない位置までカートリッジホルダー200
に対して昇降動させる必要があるため、光磁気ディスク
駆動装置の薄型化を図ることが難しかった。
【0006】そこで、この発明は、装置全体の薄型化を
図ると共に構造の簡略化を図ることができるディスク駆
動装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】ディスクを収容しヘッド
挿入孔をシャッターにより開閉自在にしたディスクカー
トリッジをカートリッジホルダーに挿入,保持させ、こ
のカートリッジホルダーの上記ディスクカートリッジを
保持する反対側の面に上記シャッターの開閉用突出部を
移動させて該シャッターを開閉動させるシャッター開閉
レバーを回動自在に支持したディスク駆動装置におい
て、上記シャッター開閉レバーを、基部を上記カートリ
ッジホルダーの略中央に枢支し、先端側をカートリッジ
ホルダーのディスクカートリッジ挿入側に延ばした第1
レバーと、この第1レバーの先端に基部を枢支して先端
側にシャッターを開閉する突起部を有した第2レバーと
で構成し、上記カートリッジホルダーのディスクカート
リッジのヘッド挿入孔に対向する位置に開口部を形成す
ると共に、該カートリッジホルダーのディスクカートリ
ッジ挿入側の一端側から略中央に延びる円弧状部分とこ
の円弧状部分より上記開口部側に延びる直線状部分から
成る案内溝孔を形成し、この案内溝孔に沿って上記第2
レバーの突起部を移動自在に配設し、この突起部が上記
案内溝孔の円弧状部分に位置するディスクカートリッジ
のカートリッジホルダーへの挿入,排出過程で上記シャ
ッターを開閉自在に構成してある。
【0008】
【作用】カートリッジホルダーにディスクカートリッジ
を挿入すると、ディスクカートリッジがカートリッジホ
ルダーに少し入った時点で、ディスクカートリッジの天
面によりシャッター開閉レバーの第2レバーの突起部が
押されて該第2レバーが所定方向に回転する。そして、
ディスクカートリッジがカートリッジホルダーに約半分
位まで挿入されると、第2レバーの突起部がカートリッ
ジホルダーの上面の案内溝孔の円弧状部分に沿って直線
状部分の境目まで移動する。この間に第2レバーの突起
部によりシャッターの開閉用突出部が押されて該シャッ
ターが所定方向に移動してディスクカートリッジのヘッ
ド挿入孔が全開する。このように、カートリッジホルダ
ーにディスクカートリッジを約半分位挿入した状態でシ
ャッターが全開するので、外部磁界発生手段がカートリ
ッジホルダーの開口部内に直接取付けられる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。尚、図6のカートリッジ筐体101内に光磁気デ
ィスク102を収容したディスクカートリッジ100は
援用する。
【0010】図5において、1は光磁気ディスク駆動装
置1であり、記録,再生媒体として上記ディスクカート
リッジ100を用いるものである。この光磁気ディスク
駆動装置1は、前面にフロントパネル3を有した筐体2
と、この筐体2内の下側に配置されたシャーシ4と、こ
のシャーシ4の中央より前側に配置され、チャッキング
テーブル5aを有したスピンドルモータ5と、上記筐体
2内の中央より後方において図示しないリニアモータ等
の手段により前後方向に往復移動する光学ピックアップ
等から成る光学ブロック6と、上記筐体2内の両側に配
置された側板7の傾斜ガイド溝7a等により例えば前後
方向に5ミリ上下方向に3ミリ昇降動して、上記フロン
トパネル3より挿入されるディスクカートリッジ100
内の光磁気ディスク102を上記スピンドルモータ5の
チャッキングテーブル5a上に装着させるカートリッジ
ホルダー10とで大略構成されている。尚、図5中符号
8は位置決めピンである。
【0011】図1〜4に示すように、上記カートリッジ
ホルダー10は略正方形の板状に形成してあり、その両
側に互いに向き合うコ字状に形成した両側部11,11
間に上記ディスクカートリッジ100を挿入,保持する
ようになっている。このカートリッジホルダー10の上
面(ディスクカートリッジを保持する反対側の面)10
aには、シャッター103の開閉用突出部103aを移
動させて該シャッター103を開閉動させるシャッター
開閉レバー20を回動(揺動)自在に支持してある。ま
た、このカートリッジホルダー10の上記ディスクカー
トリッジ100の上シェル101A側のヘッド挿入孔1
01aに対向する位置には略矩形の開口部12を形成し
てあると共に、該カートリッジホルダー10の図中右側
にはその右端(ディスクカートリッジ挿入側の一端)側
から略中央に延びる円弧状部分13aとこの円弧状部分
13aより上記開口部12に沿って平行に延びる直線状
部分13bから成る案内溝孔13を形成してある。この
開口部12には、光磁気ディスク102にデータを記録
したり消去する時に使用する電磁コイル等から成る磁界
発生ヘッド(外部磁界発生手段)30をプレート31等
を介して取付けてある。さらに、上記カートリッジホル
ダー10の両側部11,11の外面には前記側板7の各
傾斜ガイド溝7aに遊嵌される各ピン14をそれぞれ突
設してあると共に、このカートリッジホルダー10の図
中左側の側部11の前側には切欠部15を形成してあ
る。
【0012】上記シャッター開閉レバー20は、基部2
1aを上記カートリッジホルダー10の上面10aの略
中央にピン22により回動自在に枢支させ、その先端2
1b側をカートリッジホルダー10の前側(ディスクカ
ートリッジ挿入側)に延ばした第1レバー21と、この
第1レバー21の先端21b上に基部23aをピン24
により揺動自在に枢支させ、その先端23bの下側にシ
ャッター103の開閉用突出部103aを押圧して該シ
ャッター103を開閉動させるピン(突起部)25を突
設させた第2レバー23と、上記第1レバー21の中央
に形成された突部21cと上記第2レバー23の基端部
23cとの間に介在された引張りコイルバネ26とで構
成されている。この第2レバー23の先端23bのピン
25は上記案内溝孔13に沿って往復移動するようにな
っており、該ピン25が案内溝孔13の円弧状部分13
aに位置するディスクカートリッジ100のカートリッ
ジホルダー10への挿入,排出過程でシャッター103
が開閉されるようになっている。さらに、上記第2レバ
ー23のピン25が上記案内溝孔13の直線状部分13
bに位置する時に上記第1レバー21が回動するように
なっている。
【0013】また、上記カートリッジホルダー10の上
面10aの図中左側中央には、ディスクカートリッジ1
00の誤挿入を防止する誤挿入防止レバー40の基部4
0aをピン41により回動自在に枢支してある。この誤
挿入防止レバー40の先端40bの下側にはディスクカ
ートリッジ100の誤挿入を防止するピン(突起部)4
2を突設してある。即ち、このピン42はディスクカー
トリッジ100がカートリッジホルダー10に正しく挿
入された時に、該ディスクカートリッジ100の天面1
01cの左端側のテーパ面101dにより外側に押圧さ
れて誤挿入防止レバー40の先端40b側を切欠部15
から離れる方向に移動させ、また、ディスクカートリッ
ジ100が裏表逆に誤ってカートリッジホルダー10に
挿入された時には、該ディスクカートリッジ100の天
面101cの右端側の凸部101eがピン42とカート
リッジホルダー10の左側の側部11間に挾まってディ
スクカートリッジ100がカートリッジホルダー10の
両側部11,11間に挿入できないようになっている。
【0014】さらに、上記誤挿入防止レバー40の基端
部40d上にはピン(突起部)43を突設してある。こ
のピン43は上記第1レバー21の基端部に設けた逃げ
溝孔21dに挿入係合してある。また、上記誤挿入防止
レバー40の中央に形成された突部40cと上記第1レ
バー21の突部21cとの間には引張りコイルバネ44
を介在してある。図2に示すように、誤挿入防止レバー
40の初期状態において、該誤挿入防止レバー40の基
端部40c上のピン43は第1レバー21の逃げ溝孔2
1dの図中左端の係合部21eに位置しており、カート
リッジホルダー10にディスクカートリッジ100が正
しく挿入されて該誤挿入防止レバー40の先端40bが
外側に少し回転した時にはじめて第1レバー21の回転
を許容するようになっている。
【0015】以上実施例の光磁気ディスク駆動装置1に
よれば、図2に示す状態のカートリッジホルダー10の
両側部11,11の前側に、図5に示す筐体2のフロン
トパネル3よりディスクカートリッジ100を手で挿入
すると、ディスクカートリッジ100のテーパ面101
dによりピン42を介して誤挿入防止レバー40の先端
40b側が図中時計方向に回転する。これにより、誤挿
入防止レバー40の基端部40dのピン43がシャッタ
ー開閉レバー20の第1レバー21の逃げ溝孔21dの
係合部21eより離れて該第1レバー21を回転できる
状態にする。そして、図3に示すように、ディスクカー
トリッジ100がカートリッジホルダー10に約1/5
位入った時点で、ディスクカートリッジ100の天面1
01cによりシャッター開閉レバー20の第2レバー2
3のピン25が押されて該第2レバー23が図中反時計
方向に回転し始める。
【0016】図4に示すように、ディスクカートリッジ
100がカートリッジホルダー10に約半分位まで入り
終えた段階で第2レバー23の回転は終わる。この第2
レバー23の回転、即ち第2レバー23のピン25がカ
ートリッジホルダー10の上面10aの案内溝孔13の
円弧状部分13aに沿って直線状部分13bの境目まで
移動する間に該ピン25によりシャッター103の開閉
用突出部103aが押されて該シャッター103が図中
左側に移動してディスクカートリッジ10の一対のヘッ
ド挿入孔101a,101aが全開する。この後、ディ
スクカートリッジ100を更に手でカートリッジホルダ
ー10内に挿入すると、第1レバー21が図中反時計方
向に回転し始め、第2レバー23の先端23bのピン2
5はディスクカートリッジ100の天面101cに押さ
れ続けて案内溝孔13の直線状部分13bを後退し、図
1に示すように、ディスクカートリッジ100のカート
リッジホルダー10への挿入が終わる。
【0017】この3.5インチの光磁気ディスク102
を収容したディスクカートリッジ100では、3.5イ
ンチの磁気ディスクを収容したものと違い、シャッター
103の開閉用突出部103aが薄くできているため、
シャッター103を開いてしまえば、スピンドルモータ
5のチャッキングテーブル5aと磁界発生ヘッド30の
間隔(図5中符号hで示す)は上記開閉用突出部103
aの厚さより大きければよく(但し、光磁気ディスク1
02がガタ付けるための余裕が少し必要)、上記間隔h
を十分に小さくすることができる。その結果、カートリ
ッジホルダー10のアップダウン量を従来より少なくし
てもディスクカートリッジ100の挿入排出ができるた
め、光磁気ディスク駆動装置1全体の薄型化をより一段
と図ることができる。
【0018】また、図5に示すように、光磁気ディスク
102の上面と開閉用突出部103aの上面は余り高さ
の差がない。このため、シャッター103が開いている
状態では、磁界発生ヘッド30を上昇させなくても、デ
ィスクカートリッジ100の出し入れは可能である。即
ち、カートリッジホルダー10にディスクカートリッジ
100を約半分挿入した状態でシャッター103は全開
するので、磁界発生ヘッド30をカートリッジホルダー
10の開口部12内にプレート31を介して直接取付け
ても不都合がない。その結果、磁界発生ヘッド30を昇
降動させる機構等が不要となり、その分低コスト化を図
ることができると共に、光磁気ディスク駆動装置1全体
の構造を簡略化することができる。
【0019】さらに、ディスクカートリッジ100が裏
表逆に誤ってカートリッジホルダー10に挿入される
と、ディスクカートリッジ100の天面101cの右端
側の凸部101eが誤挿入防止レバー40のピン42と
カートリッジホルダー10の左側の側部11間に挾まっ
てしまうので、ディスクカートリッジ100をカートリ
ッジホルダー10の両側部11,11間に挿入すること
ができない。その結果、カートリッジホルダー10への
ディスクカートリッジ100の誤挿入を確実に防止する
ことができる。
【0020】尚、前記実施例によれば、現在実用になっ
ている国際標準化機関(IOS)規格基準の光磁気ディ
スクを収容したディスクカートリッジを用いる光磁気デ
ィスク駆動装置について説明したが、オーバライト(デ
ータの重ね書き)可能な記録膜に記録層と補助層とを持
つ光強度変調方式の光磁気ディスク等を収容したディス
クカートリッジを用いる光磁気ディスク駆動装置や、磁
気ディスクを収容したディスクカートリッジ用いる磁気
ディスク駆動装置に適用してもよい。また、外部磁界発
生手段として電磁コイル等から成る磁界発生ヘッドを用
いたが、永久磁石とバックヨーク等から成る磁界発生ヘ
ッド等を用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ディ
スクを収容しヘッド挿入孔をシャッターにより開閉自在
にしたディスクカートリッジをカートリッジホルダーに
挿入,保持させ、このカートリッジホルダーの上記ディ
スクカートリッジを保持する反対側の面に上記シャッタ
ーの開閉用突出部を移動させて該シャッターを開閉動さ
せるシャッター開閉レバーを回動自在に支持したディス
ク駆動装置において、上記シャッター開閉レバーを、基
部を上記カートリッジホルダーの略中央に枢支し、先端
側をカートリッジホルダーのディスクカートリッジ挿入
側に延ばした第1レバーと、この第1レバーの先端に基
部を枢支して先端側にシャッターを開閉する突起部を有
した第2レバーとで構成し、上記カートリッジホルダー
のディスクカートリッジのヘッド挿入孔に対向する位置
に開口部を形成すると共に、該カートリッジホルダーの
ディスクカートリッジ挿入側の一端側から略中央に延び
る円弧状部分とこの円弧状部分より上記開口部側に延び
る直線状部分から成る案内溝孔を形成し、この案内溝孔
に沿って上記第2レバーの突起部を移動自在に配設し、
この突起部が上記案内溝孔の円弧状部分に位置するディ
スクカートリッジのカートリッジホルダーへの挿入,排
出過程で上記シャッターを開閉自在に構成したので、カ
ートリッジホルダーにディスクカートリッジを約半分位
挿入した時点でシャッターを全開させることができ、シ
ャッターを開閉する時間を短くすることができる。これ
により、ディスク駆動装置をより一層薄型化することが
できる。
【0022】また、請求項2記載のディスク駆動装置に
よれば、上記ディスクとして光磁気ディスクを用い、上
記カートリッジホルダーの開口部内に外部磁界発生手段
を取付けたので、外部磁界発生手段をカートリッジホル
ダーに対して昇降動させる機構が不要となり、その分デ
ィスク駆動装置の構造を簡略化することができると共に
低コスト化を図ることができる。
【0023】さらに、請求項3のディスク駆動装置によ
れば、上記第2レバーの突起部が上記カートリッジホル
ダーの案内溝孔の直線状部分に位置する時に上記第1レ
バーを揺動自在にしたので、第1レバーと第2レバーと
をそれぞれ別々に回動させることができ、第1レバーと
第2レバーから成るシャッター開閉レバー全体をコンパ
クトにすることができる。
【0024】さらにまた、請求項4記載のディスク駆動
装置によれば、上記カートリッジホルダーのディスクカ
ートリッジを保持する反対側の面に、ディスクカートリ
ッジの誤挿入を防止する誤挿入防止レバーの基部を枢支
し、この誤挿入防止レバーの先端側にディスクカートリ
ッジの誤挿入を防止する突起部を設けると共に、該誤挿
入防止レバーの基端部に設けた突起部を上記第1レバー
の基端部に設けた逃げ溝孔に係合させたので、ディスク
カートリッジの誤挿入を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すディスク駆動装置の
カートリッジホルダーにディスクを完全に挿入して保持
した状態の平面図。
【図2】上記カートリッジホルダーにディスクカートリ
ッジが入る前の平面図。
【図3】上記カートリッジホルダーにディスクカートリ
ッジが挿入され、シャッターが開き始める直前の平面
図。
【図4】上記カートリッジホルダーのシャッターが開き
終えた状態の平面図。
【図5】上記ディスク駆動装置の概略断面図。
【図6】上記ディスクカートリッジの平面図。
【図7】従来のカートリッジホルダーにディスクカート
リッジが入る前の平面図。
【図8】上記従来のカートリッジホルダーにディスクカ
ートリッジが挿入され、シャッターが開き始める直前の
平面図。
【図9】上記従来のカートリッジホルダーのシャッター
が開き終えた状態の平面図。
【符号の説明】
1…光磁気ディスク駆動装置(ディスク駆動装置) 10…カートリッジホルダー 12…開口部 13…案内溝孔 13a…円弧状部分 13b…直線状部分 20…シャッター開閉レバー 21…第1レバー 21a…基部 21b…先端 21d…逃げ溝孔 23…第2レバー 23a…基部 23b…先端 25…ピン(突起部) 30…磁界発生ヘッド(外部磁界発生手段) 40…誤挿入防止レバー 40a…基部 40b…先端 40d…基端部 42,43…ピン(突起部) 100…ディスクカートリッジ 101a…ヘッド挿入孔 102…ディスク 103…シャッター 103a…開閉用突出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収容しヘッド挿入孔をシャッ
    ターにより開閉自在にしたディスクカートリッジをカー
    トリッジホルダーに挿入,保持させ、このカートリッジ
    ホルダーの上記ディスクカートリッジを保持する反対側
    の面に上記シャッターの開閉用突出部を移動させて該シ
    ャッターを開閉動させるシャッター開閉レバーを回動自
    在に支持したディスク駆動装置において、 上記シャッター開閉レバーを、基部を上記カートリッジ
    ホルダーの略中央に枢支し、先端側をカートリッジホル
    ダーのディスクカートリッジ挿入側に延ばした第1レバ
    ーと、この第1レバーの先端に基部を枢支して先端側に
    シャッターを開閉する突起部を有した第2レバーとで構
    成し、上記カートリッジホルダーのディスクカートリッ
    ジのヘッド挿入孔に対向する位置に開口部を形成すると
    共に、該カートリッジホルダーのディスクカートリッジ
    挿入側の一端側から略中央に延びる円弧状部分とこの円
    弧状部分より上記開口部側に延びる直線状部分から成る
    案内溝孔を形成し、この案内溝孔に沿って上記第2レバ
    ーの突起部を移動自在に配設し、この突起部が上記案内
    溝孔の円弧状部分に位置するディスクカートリッジのカ
    ートリッジホルダーへの挿入,排出過程で上記シャッタ
    ーを開閉自在に構成したことを特徴とするディスク駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク駆動装置におい
    て、上記ディスクとして光磁気ディスクを用い、上記カ
    ートリッジホルダーの開口部内に外部磁界発生手段を取
    付けたことを特徴とするディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスク駆動装置におい
    て、上記第2レバーの突起部が上記カートリッジホルダ
    ーの案内溝孔の直線状部分に位置する時に上記第1レバ
    ーを回動自在にしたことを特徴とするディスク駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディスク駆動装置におい
    て、上記カートリッジホルダーのディスクカートリッジ
    を保持する反対側の面に、ディスクカートリッジの誤挿
    入を防止する誤挿入防止レバーの基部を枢支し、この誤
    挿入防止レバーの先端側にディスクカートリッジの誤挿
    入を防止する突起部を設けると共に、該誤挿入防止レバ
    ーの基端部に設けた突起部を上記第1レバーの基端部に
    設けた逃げ溝孔に係合させたことを特徴とするディスク
    駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192037A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Funai Electric Co Ltd ディスクローダの揺動アーム取付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192037A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Funai Electric Co Ltd ディスクローダの揺動アーム取付構造

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