JP3610587B2 - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ディスクカートリッジの如き記録媒体を用いて情報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ディスク、磁気ディスク、または、光磁気ディスクの如き記録ディスクをカートリッジに収納して構成されたディスクカートリッジを記録媒体として用いて、情報信号の記録及び/又は再生を行うように構成された記録及び/又は再生装置が提案されている。
【0003】
上記記録媒体として光磁気ディスクをカートリッジに収納して構成されたディスクカートリッジを用いる記録及び再生装置は、光学ピックアップ装置及び磁気ヘッド装置を有して構成された記録及び/又は再生部を備えている。この記録及び再生部は、この記録及び再生装置のシャーシ上に配設されている。上記光学ピックアップ装置は、上記シャーシに支持されて上方側に向けて配設されている。上記磁気ヘッド装置は、上記光学ピックアップ装置に基端側を支持されたヘッドアームの先端側に取り付けられ、該光学ピックアップ装置の対物レンズに対向して下方側に向けて配設されている。
【0004】
そして、この記録及び再生装置は、上記ディスクカートリッジを保持して、このディスクカートリッジを上記記録及び再生部に装着させるためのホルダとしてカートリッジホルダを備えている。
【0005】
上記カートリッジホルダは、上記ディスクカートリッジが前方側より挿入されてこのディスクカートリッジを保持し得る薄い筐体状に構成され、後端側を上記シャーシに回動可能に支持されている。このカートリッジホルダは、上記光学ピックアップ装置と上記磁気ヘッド装置との間に位置して配設されている。このカートリッジホルダは、上記シャーシより上方側に離間されたアンローディング位置となされているときに、上記ディスクカートリッジの挿入操作及び取り出し操作をなされる。そして、このカートリッジホルダは、上記ディスクカートリッジを保持している状態で、上記シャーシに近接されたローディング位置となされると、このディスクカートリッジを、上記記録及び再生部に装着させる。
【0006】
そして、この記録及び再生装置においては、上記カートリッジホルダ及び上記ヘッドアーム上には、上蓋が配設されている。この上蓋は、上記カートリッジホルダ及び上記ヘッドアームを覆い得るように下方側が開放された略々筐体状に構成され、後端側を回動可能に支持されている。この上蓋は、上記シャーシより離間する上方側に回動されて開蓋されると、上記カートリッジホルダを吊り上げて回動させて、上記アンローディング位置となすようになされている。
【0007】
上記記録及び再生部において、上記ヘッド装置は、上記カートリッジホルダが上記ローディング位置となされたときに、このカートリッジホルダに開設された透孔を介して、上方側よりこのカートリッジホルダ内に進入され、上記ディスクカートリッジを構成する記録ディスクに近接される。そして、このヘッド装置は、上記カートリッジホルダが上記アンローディング位置となされたときには、上記カートリッジホルダ内より上方側に退出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のような記録及び再生装置においては、上記上蓋が開蓋状態となされ、上記カートリッジホルダが上記アンローディング位置となされたときには、上記磁気ヘッド装置は、これらカートリッジホルダと上蓋との間に位置し、該カートリッジホルダに挿入操作されるディスクカートリッジに衝突されないようになされている。
【0009】
ところが、このとき、上記カートリッジホルダまたは上記上蓋が外力により回動されて、これらカートリッジホルダと上蓋とが互いに接近されると、上記磁気ヘッド装置は、該カートリッジホルダ内に進入されてしまう虞れがある。このような状態で上記ディスクカートリッジの上記カートリッジホルダへの挿入操作が行われると、このディスクカートリッジが上記磁気ヘッド装置に衝突して、この磁気ヘッド装置が破損される虞れがある。このような上記カートリッジホルダの回動は、このカートリッジホルダに上記ディスクカートリッジが挿入されるときの、これらカートリッジホルダとディスクカートリッジとの間の摩擦により生ずる虞れがある。
【0010】
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、記録媒体を保持するホルダ内に対して進退されるヘッド装置を有し、このホルダへ挿入操作される記録媒体の該ヘッド装置への衝突が確実に防止された記録及び/又は再生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本発明に係る記録及び/又は再生装置は、記録媒体を記録及び/又は再生する記録及び/又は再生手段が配設されたシャーシと、上記シャーシに対して後端側を回動可能に支持され、該シャーシより離間し記録媒体が挿入されるアンローディング位置と、該シャーシ側に近接し上記記録媒体が記録及び/又は再生されるローディング位置との間において上記記録媒体を保持するホルダと、上記ホルダの上方に配設され、基端側を上記シャーシの後方側において回動可能に支持され先端側にヘッド装置が取り付けられたヘッドアームと、上記ヘッドアーム側に突設されたヘッドアーム当接突片部を有し、上記ホルダに対して記録媒体の挿脱方向にスライド可能に支持されるスライダと、上記シャーシと上記スライダとに両端部を回動可能に連接されたリンク部材とを備え、上記ホルダがアンローディング位置に回動されたとき、上記リンク部材を介して上記スライダが記録媒体挿入方向にスライドされ、上記ヘッドアーム当接突片部が上記ヘッドアームと当接することにより上記ヘッドアームを上記ホルダに対して挿入される記録媒体の移動軌跡より退避させる位置へ移動させることを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、上述の記録及び/又は再生装置において、上記ホルダ及び上記ヘッドアームの上方側に配設され、上記シャーシより離間した開蓋位置と、該シャーシ側の閉蓋位置との間において回動可能に後端側を支持される上蓋を備え、上記スライダは上記上蓋側に突出した上蓋当接突片部を有し、上記ホルダがアンローディング位置に回動されたとき、上記リンク部材を介して上記スライダが記録媒体挿入方向にスライドされ、上記上蓋当接突片部が上記上蓋と当接することにより上記上蓋の上記ホルダへの接近を阻止することを特徴とする。
また、本発明は、上述の記録及び/又は再生装置において、上記上蓋当接突片部は、上記上蓋が開蓋位置に回動されたとき上記ホルダと上記上蓋とを、該上蓋が上記閉蓋位置であるときの該ホルダと該上蓋との距離よりも離間した位置に保持することを特徴とする
【0013】
また、本発明に係る記録及び/又は再生装置は、記録媒体を記録及び/又は再生する記録及び/又は再生手段が配設されたシャーシと、上記シャーシに対して後端側を回動可能に支持され、該シャーシより離間し記録媒体が挿入されるアンローディング位置と、該シャーシ側に近接し上記記録媒体が記録及び/又は再生されるローディング位置との間において上記記録媒体を保持するホルダと、上記ホルダの上方に配設され、基端側を上記シャーシの後方側において回動可能に支持され先端側にヘッド装置が取り付けられたヘッドアームと、上記ホルダに対して記録媒体の挿脱方向にスライド可能に支持されるスライダと、上記シャーシと上記スライダとに両端部を回動可能に連接されたリンク部材と、上記ホルダに回動可能に取付けられ、上記ヘッドアームと当接する当接部を有する回動レバーとを備え、上記ホルダがアンローディング位置に回動されたとき、上記リンク部材を介して上記スライダが記録媒体挿入方向にスライドされて上記回動レバーに当接し、該回動レバーが回動することにより上記当接部を上記ヘッドアームに当接させ、該ヘッドアームを上記ホルダに対して挿入される記録媒体の移動軌跡より退避させる位置へ移動させることを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、上述の記録及び/又は再生装置において、上記ホルダ及び上記ヘッドアームの上方側に配設され、上記シャーシより離間した開蓋位置と、該シャーシ側の閉蓋位置との間において回動可能に後端側を支持される上蓋を備え、上記回動レバーは、上記上蓋と当接するストッパ部を有し、上記ホルダがアンローディング位置に回動されたとき、上記リンク部材を介して上記スライダが記録媒体挿入方向にスライドされて、該スライダが上記回動レバーに当接し、該回動レバーが回動することにより上記ストッパ部を上記上蓋に当接させ、該上蓋の上記ホルダへの接近を阻止することを特徴とする。
また、本発明は、上述の記録及び/又は再生装置において、上記ストッパ部は、上記上蓋が開蓋位置に回動されたとき上記ホルダと上記上蓋とを、該上蓋が上記閉蓋位置であるときの該ホルダと該上蓋との距離よりも離間した位置に保持することを特徴とする。
【0015】
【作用】
本発明に係る記録及び/又は再生装置においては、先端側にヘッド装置が設けられたヘッドアームと当接されるヘッドアーム当接片部が形成されたスライダをホルダに対して記録媒体の挿脱方向にスライド自在に設け、ホルダのアンローディング位置への回動に応じてこのスライダをリンク機構によってスライド操作し、ヘッドアーム当接突片部をヘッドアームに当接させて、ヘッドアームの先端側に設けられたヘッド装置をホルダ内より退避させる。このように、ホルダのアンローディング位置への回動操作とリンクしてスライダが記録媒体の挿入方向にスライドされることにより、スライダに設けられたヘッドアーム当接片部をヘッドアームに当接させて、ヘッドアームの先端に設けられたヘッド装置をホルダ内より退避させることができる。
【0016】
また、上述の記録及び/又は再生装置においては、さらにヘッドアームの上方に上蓋を備えるとともに、上蓋当接突片部が設けられたスライダを備えることにより、ホルダのアンローディング位置への回動に応じてこのスライダをリンク機構によってスライド操作し、上蓋当接突片部を上蓋に当接させて、ホルダと上蓋との間に一定の間隙を確保するものである。これにより、ホルダがアンローディング位置へ回動されたときに、上蓋がホルダ側に回動されヘッドアームに当接されることにより、ヘッド装置がホルダ内に進入してしまう事態を防止することができる。
【0017】
また、本発明に係る記録及び/又は再生装置においては、先端側にヘッド装置が設けられたヘッドアームと当接される当接部が形成された回動レバーをホルダに対して回動自在に設け、ホルダのアンローディング位置への回動に応じてスライダをリンク機構によってスライド操作することにより回動レバーを回動させて、当接部によってヘッドアームの先端側に設けられたヘッド装置をホルダ内より退避させるものである。このように、ホルダのアンローディング位置への回動操作とリンクしてスライダが記録媒体の挿入方向にスライドされることにより、ホルダに設けられた回動レバーに形成された当接部をヘッドアームに当接させて、ヘッドアームの先端に設けられたヘッド装置をホルダ内より退避させることができる。
【0018】
また、上述の記録及び/又は再生装置においては、さらにヘッドアームの上方に上蓋を備えるとともに、ストッパ部が設けられた回動レバーを備えることにより、ホルダのアンローディング位置への回動に応じてスライダをリンク機構によってスライド操作することにより回動レバーを回動させてストッパ部を上蓋に当接させて、ホルダと上蓋との間に一定の間隙を確保するものである。これにより、ホルダがアンローディング位置へ回動されたときに、上蓋がホルダ側に回動されヘッドアームに当接されることにより、ヘッド装置がホルダ内に進入してしまう事態を防止することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説明する。
この例は、本発明に係る記録及び/又は再生装置を、光磁気ディスクをカートリッジに収納して構成された記録及び再生用カートリッジを記録媒体として用いた情報信号の記録及び再生、並びに、光ディスクをカートリッジに収納して構成された再生専用カートリッジを記録媒体として用いた情報信号の再生を行う記録及び再生装置として構成した例である。
【0020】
[1]ディスクカートリッジの構成
この記録及び再生装置において使用される光磁気ディスクは、直径が例えば64mm程度のポリカーボネイトの如き透明合成樹脂材料よりなるディスク基板に、磁性材料からなる信号記録層が被着形成されて構成されている。この信号記録層は、集光されたレーザビームの照射等の手段により局所的にいわゆるキュリー温度以上に加熱され、この加熱された部分に外部磁界が印加されることにより、情報信号の書き込みをなされる。このように書き込まれた情報信号は、上記信号記録層にレーザビームの如き直線偏光光束を照射し、この光束の反射光束についての該記信号記録層におけるいわゆるカー効果による偏光方向の回転を検出することにより、読み出すことができる。
【0021】
また、この記録及び再生装置において使用される上記光ディスクは、上記光磁気ディスクのディスク基板と同様のディスク基板に、アルミニウムの如き金属材料よりなる反射層が被着形成されて構成されている。この光ディスクのディスク基板には、射出成形等の手段により、情報信号に対応した微細なピット列が形成されている。この光ディスクに書き込まれている情報信号は、上記ピット列にレーザビームの如きコヒーレント光光束を照射し、この光束の反射光束についての該記信号記録層における拡散や干渉による光量の変化を検出することにより、読み出すことができる。
【0022】
そして、上記光磁気ディスク及び光ディスクは、図9及至図12に示すように、カートリッジ105,116に回転可能に収納されて、ディスクカートリッジを構成している。上記光磁気ディスクを収納して記録及び再生用ディスクカートリッジ120を構成する上記カートリッジ105は、一辺の長さが該光磁気ディスクの直径に略々対応した矩形状の主面部を有する薄い筐体状に構成されている。このカートリッジ105は、図9に示すように、上面側の主面部に、上記光磁気ディスクの信号記録面の一部を外方に臨ませるための磁気ヘッド用開口部123を有している。また、このカートリッジ105は、図11に示すように、下面側の主面部の上記磁気ヘッド用開口部123に対向する位置に光学ピックアップ用開口部122を有し、この下面側の主面部の略々中央部分にチャッキング用開口部113を有している。この記録及び再生用ディスクカートリッジ120は、上記記録及び再生装置に対して、図9及び図11中矢印Eで示すように、前方方向に挿入されて装着される。
【0023】
上記記録及び再生用ディスクカートリッジ120のカートリッジ105において、上記磁気ヘッド用開口部123及び上記光学ピックアップ用開口部122は、シャッタ部材106に依って開閉可能となされている。このシャッタ部材106は、これら開口部123,122に対応した互いに平行に相対向されたシャッタ板部と、これらシャッタ板部の一端側同士間を連結する連結部とを有して、合成樹脂材料または金属材料により、一体的に構成されている。このシャッタ部材106は、上記連結部を、上記カートリッジ105の一側部に形成された支持溝部107に摺動可能に支持されている。すなわち、上記シャッタ部材106は、上記カートリッジ105の一側部に沿って後方にスライドされることにより上記各開口部123,122を開蓋し、後方側より前方にスライドされて初期位置に復帰されると上記各シャッタ板部により該各開口部123,122を閉蓋する。
【0024】
そして、上記光ディスクを収納して再生専用ディスクカートリッジ121を構成する上記カートリッジ116は、一辺の長さが該光ディスクの直径に略々対応した矩形状の主面部を有する薄い筐体状に構成されている。このカートリッジ116は、図10に示すように、上面側の主面部には、開口部を有していない。このカートリッジ116は、図12に示すように、下面側の主面部に光学ピックアップ用開口部122を有し、この下面側の主面部の略々中央部分にチャッキング用開口部113を有している。この再生専用ディスクカートリッジ121は、上記記録及び再生装置に対して、図10及び図12中矢印Eで示すように、前方方向に挿入されて装着される。
【0025】
上記再生専用ディスクカートリッジ121のカートリッジ116において、上記光学ピックアップ用開口部122は、シャッタ部材117に依って開閉可能となされている。このシャッタ部材117は、上記光学ピックアップ用開口部122に対応したシャッタ板部と、このシャッタ板部の一端側に設けられた支持部とを有して、合成樹脂材料または金属材料により、一体的に構成されている。このシャッタ部材117は、上記支持部を、上記カートリッジ116の一側部に形成された支持溝部107に摺動可能に支持されている。すなわち、上記シャッタ部材117は、上記カートリッジ116の一側部に沿って後方にスライドされることにより上記光学ピックアップ用開口部122を開蓋し、後方側より前方にスライドされて初期位置に復帰されると上記シャッタ板部により該光学ピックアップ用開口部122を閉蓋する。
【0026】
上記各シャッタ部材106,117には、上記連結部または上記支持部の略々中央位置に、側方側に向けて、シャッタ閉蓋孔108が開設されている。このシャッタ閉蓋孔108は、上記記録及び再生装置において上記各シャッタ部材106,117を閉蓋操作するための部材が係合するためのものである。
【0027】
上記光磁気ディスク及び上記光ディスクの中心部には、円形のチャッキング孔104が開設されている。このチャッキング孔104は、上面側より、チャッキングプレート102により閉蓋されている。このチャッキングプレート102は、鉄やステンレスの如き、磁性を有する金属材料により、上記チャッキング孔104に略々対応した直径の円盤状に形成されている。これらチャッキング孔104及びチャッキングプレート102は、上記チャッキング用開口部113を介して、上記各カートリッジ105,116の外方に臨んでいる。
【0028】
そして、上記各カートリッジ105,116の下側主面部には、対をなす前方側及び後方側位置決め穴109,110が形成されている。上記前方側位置決め穴109は、上記光学ピックアップ用開口部122の前方側の主面部の縁部近傍に位置しており、長径方向が前後方向となされた長円形に形成されている。また、上記後方側位置決め穴110は、上記光学ピックアップ用開口部122の後方側の主面部の縁部近傍に位置しており、円形に形成されている。
【0029】
また、上記各カートリッジ105,116の下側主面部後方側の他側側の縁部近傍には、複数の識別用穴124が形成されている。これら識別用穴124は、これらカートリッジ105,116が収納しているディスクの種別や状態、例えば情報信号の記録が可能か否かを識別するためのものである。上記記録及び再生用ディスクカートリッジ120のカートリッジ105内には、上記識別用穴124に対応して、後側面部にセーブノッチ114が設けられている。このセーブノッチ114は、移動操作されることにより、上記識別用穴124のうちの一の内部に進退し、この識別用穴124の深さを変えて、情報信号の記録可否の識別状態を切り換える。さらに、これら各カートリッジ105,116の下側主面部前方側の他側側の縁部には、被係合凹部112が形成されている。
【0030】
上記記録及び再生用ディスクカートリッジ120のカートリッジ105においては、下側主面部の前方側縁部に、光磁気ディスク識別凹部111が形成されている。また、上記再生専用ディスクカートリッジ121のカートリッジ116においては、下側主面部の前方側縁部に、光ディスクディスク識別凹部118が形成されている。これら光磁気ディスク識別凹部111と光ディスク識別凹部118とは、互いに下側主面部よりの深さが異なっており、この深さの違いにより、収納されているディスクが上記光磁気ディスクか上記光ディスクかを識別できるようになされている。
【0031】
[2]記録及び再生装置の構成の概要
この記録及び再生装置は、図1に示すように、外筐本体1及び上蓋2からなる外筐体を有して構成される。上記外筐本体1は、図2及び図3に示すように、上面側が開放されて構成されており、この上面側を上記上蓋2により開閉可能となされている。上記上蓋2は、後端側を、上記外筐本体1の後端側に対して、この上蓋2の回動中心軸となる上蓋支軸3を介して回動可能に支持されている。この上蓋2は、図1及び図3中矢印Aで示すように、上記上蓋支軸3を中心に上方側に回動操作されることにより、図3に示すように、上記外筐本体1の上面側を開蓋する。なお、上記上蓋2は、上記外筐本体1に対し、掛止部材により閉蓋状態に掛止され、該外筐本体1に設けられた掛止解除ノブ9を操作することにより、該掛止部材による掛止を解除される。
【0032】
この記録及び再生装置においては、上記上蓋2を開蓋して、上記外筐体内に上記記録及び再生用ディスクカートリッジ120または再生専用ディスクカートリッジ121を装着することにより、上記光磁気ディスクに対する情報信号の記録または再生、並びに、上記光ディスクよりの情報信号の再生を行うことができる。
【0033】
上記外筐体の外面部には、この記録及び再生装置に対して種々の動作モードの実行を指示するための複数の操作釦が配設されている。すなわち、上記外筐体の外面部には、再生釦4、停止釦5、フォワードトラックジャンプ釦6、リバーストラックジャンプ釦7、録音釦8が配設され、これら各釦は、上記外筐体内に配設されこの記録及び再生装置の動作を制御する制御回路に接続されている。また、上記外筐体外面部には、上記制御回路または上記外筐体内に配設される信号処理回路に接続された複数の接続ジャック10,12,13,14が設けられている。これら接続ジャックは、情報信号の出力用、情報信号の入力用、リモートコントロール信号の入力用に使用されるものである。また、上記上蓋2の上面部には、上記制御回路に接続され、種々の情報を文字や図形により表示する表示デバイス11が配設されている。
【0034】
さらに、上記外筐体には、この記録及び再生装置に駆動電源を供給するための電池が収納される電池室15が設けられている。
【0035】
[3]記録及び再生装置の構成
上記外筐本体1内には、略々平板状のシャーシ20が固定して配設されている。このシャーシ20上には、記録媒体装着部を構成するディスクテーブル54及びカートリッジ位置決めピン46,47、が配設されている。
【0036】
上記ディスクテーブル54は、上記シャーシ20の下面部に取り付けられたスピンドルモータ52の駆動軸に取り付けられている。この駆動軸は、上記シャーシ20に設けられた透孔を介して、このシャーシ20の上面側に突出されている。上記ディスクテーブル54は、略々円盤状に形成されており、上記カートリッジ105,116のチャッキング用開口部113を介して該カートリッジ105,116内に進入され得るようになされている。このディスクテーブル54は、上面部に上記チャッキング孔104に嵌入する突起部及び上記チャッキングプレート102を吸引するマグネットを有している。このディスクテーブル54は、上記チャッキング用開口部113を介して上記カートリッジ105,116内に進入すると、外周縁部近傍に上記チャッキング孔104の周囲部を載置させるとともに、上記突起部を該チャッキング孔104内に嵌入させ、さらに、上記マグネットにより上記チャッキングプレート102を吸引することによって、上記光磁気ディスクまたは上記光ディスクを位置決めして保持することができる。このように上記ディスクテーブル54により保持された光磁気ディスクまたは光ディスクは、上記スピンドルモータ52により回転操作される。
【0037】
上記カートリッジ位置決めピン46,47は、上記シャーシ20上に突設されており、このシャーシ20上に上記記録及び再生用ディスクカートリッジ120または上記再生専用ディスクカートリッジ121が載置されると、上記カートリッジ105,116の前方側及び後方側位置決め穴109,110に対応して嵌合されて、該カートリッジ105,116の位置決めを行う。
【0038】
上記シャーシ20の下面側には、光学ピックアップ装置38が配設されている。この光学ピックアップ装置38は、レーザダイオードの如き光源、この光源より発する光束を導く種々の光学デバイス及び受光素子を有し、対物レンズを介して上記光磁気ディスク及び上記光ディスクに光束を照射して、該光磁気ディスク及び光ディスクよりの情報信号の読み出しが行えるように構成されている。この光学ピックアップ装置38は、上記シャーシ20の下面側に互いに平行となされて配設された一対のガイドシャフト39,40により、これらガイドシャフト39,40に沿って移動可能に支持されている。この光学ピックアップ装置38は、上記各ガイドシャフト39,40に沿って移動されることにより、上記スピンドルモータ52により回転操作される光磁気ディスク及び光ディスクの信号記録領域の全域よりの情報信号の読み出しが行えるようになされている。
【0039】
上記光学ピックアップ装置38には、連結アーム37及びヘッドアーム42を介して、ヘッド装置である磁気ヘッド装置45が取り付けられている。上記連結アーム37は、上記光学ピックアップ装置38に基端側を取り付けられ、先端側を上記シャーシ20の後端縁よりも後方側に延在させている。この連結アーム37の先端側は、上方側に屈曲され、先端部を上記シャーシ20の上面部よりも高い位置となしている。この連結アーム37の先端部には、支軸41を介して、上記ヘッドアーム42の基端側が回動可能に取り付けられている。上記磁気ヘッド装置45は、上記ヘッドアーム42の先端側に、ジンバルバネ44を介して、下方側に向いて取り付けられており、上記光学ピックアップ装置38の対物レンズに対向している。この磁気ヘッド装置45は、上記ヘッドアーム42が上記支軸41回りに回動操作されることにより、上記対物レンズに対する接離方向に移動操作される。
【0040】
上記シャーシ20上には、上記光学ピックアップ装置38と上記磁気ヘッド装置45との間に介在されて、ホルダとなるカートリッジホルダ16が配設されている。すなわち、上記ヘッドアーム42は、上記上蓋2とこのカートリッジホルダ16との間に位置している。このカートリッジホルダ16は、上記記録及び再生用ディスクカートリッジ120及び上記再生専用ディスクカートリッジ121が開放された前方側より挿入され得る薄い筐体状に形成されている。このカートリッジホルダ16は、後端側を、上記シャーシ20の後方側に設けられた支持偏部21に対して、このカートリッジホルダ16の回動中心軸となるカートリッジホルダ支軸19を介して、回動可能に支持されている。このカートリッジホルダ16は、図3に示すように、上記シャーシ20より離間する上方側に回動された位置であるアンローディング位置となされることにより、図3中矢印B及び矢印Cで示すように、前方側よりの上記各ディスクカートリッジ120,121の挿入操作及び前方側への該各ディスクカートリッジ120,121の取り出し操作が行えるようになされている。前方側より上記ディスクカートリッジ120,121を挿入されたカートリッジホルダ16は、挿入されたディスクカートリッジ120,121を保持する。また、ディスクカートリッジ120,121は、上記カートリッジホルダ16に挿入されることにより、上記シャッタ部材106,117を開蓋される。
【0041】
そして、このカートリッジホルダ16は、上面側に上記ヘッド装置45が進入するための透孔が開設されており、また、下面側に上記ディスクテーブル54及び上記各カートリッジ位置決めピン46,47が進入するとともに上記光学ピックアップ装置38が上記各ディスクカートリッジ120,121に臨むための開口部が形成されている。このカートリッジホルダ16は、上記ディスクカートリッジ120,121を保持した状態で、上記シャーシ20に近接する下方側に回動された位置であるローディング位置となされると、保持しているディスクカートリッジ120,121を上記記録媒体装着部に装着させる。すなわち、上記ローディング位置となされたカートリッジホルダ16に保持されているディスクカートリッジ120,121は、上記カートリッジ105,116を上記各カートリッジ位置決めピン46,47により位置決めされるとともに、上記光磁気ディスクまたは上記光ディスクを上記ディスクテーブル54により位置決めされて保持される。このように上記記録媒体装着部に装着された上記記録及び再生用ディスクカートリッジ120においては、上記光磁気ディスクに対して、上記光学ピックアップ装置38の対物レンズ及び上記磁気ヘッド装置45が両面側より対向される。この記録及び再生装置が記録モードとなされたときには、上記磁気ヘッド装置45は、上記カートリッジホルダ16の上面側に開設された透孔を介して、該カートリッジホルダ16内に進入し、上記光磁気ディスクに摺接される。また、上記記録媒体装着部に装着された上記再生専用ディスクカートリッジ121においては、上記光ディスクに対して、上記光学ピックアップ装置38の対物レンズが対向される。
【0042】
この記録及び再生装置においては、上記記録及び再生用ディスクカートリッジ120が上記記録媒体装着部に装着されることより、この記録及び再生用ディスクカートリッジ120の光磁気ディスクに対する情報信号の記録及び再生を行うことができる。また、この記録及び再生装置においては、上記再生専用ディスクカートリッジ121が上記記録媒体装着部に装着されることより、この再生専用ディスクカートリッジ121の光ディスクよりの情報信号の再生を行うことができる。
【0043】
上記上蓋2の下面部には、前方側に位置して、上記カートリッジホルダ16を上方側に吊り上げるための鈎状突片18が設けられている。上記カートリッジホルダ16の一側部の前方側には、上記鈎状突片18に対応して、掛合片17が設けられている。上記カートリッジホルダ16が上記ローディング位置となされ、上記上蓋2が上記筐体本体1の上面部を閉蓋する閉蓋位置となされているときには、図2に示すように、上記鈎状突片18の先端側部分は、上記掛合片17の下方側、すなわち、上記シャーシ20側に、該掛合突片17に対して所定の距離を隔てて位置している。上記上蓋2が上方側に回動されると、まず、上記鈎状突片18の先端側部分が、上記掛合片17の下面部に当接する。このとき、上記カートリッジホルダ16は、未だ、上記ローディング位置となされている。そして、さらに、上記上蓋2が上方側に回動されて、図3に示す開蓋位置となされると、上記カートリッジホルダ16は、上記掛合片17を上記鈎状突片18により吊り上げられて、上記アンローディング位置まで回動される。このとき、上記上蓋2と上記カートリッジホルダ16との間には、図3中矢印Dで示すように、該上蓋2が上記閉蓋位置であるときよりも広い空隙が形成されている。このように、上記鈎状突起18の先端側部分と上記掛合片17とが当接したときに上記上蓋2とカートリッジホルダ16との間に形成された空隙は、このカートリッジホルダ16が上記ローディング位置より上記アンローディング位置までに亘って回動されるとき、一定の距離に維持される。
【0044】
上記開蓋位置となされた上蓋2を下方側に回動させると、先ず、上記カートリッジホルダ16が上記ローディング位置まで回動され、次いで、上記鈎状突起18の先端側部分と上記掛合片17とが離間され、そして、この上蓋2が上記閉蓋位置となされる。
【0045】
上記カートリッジホルダ16の一側面部には、ストッパ手段を構成するスライダ26が、取り付けられている。このスライダ26は、上記カートリッジホルダ16の一側面部に突設された前後一対の支持ピン28,27を前後一対の長穴30,29に対応させて挿通させることにより、前後方向にスライド可能に支持されている。このスライダ26の略々中央部には、支軸25を介して、略々直線状のリンク24の一端側が回動可能に取り付けられている。このリンク24の他端側は、上記シャーシ20に設けられた支持片22に、支軸23を介して、回動可能に取り付けられている。上記スライダ26は、図2及び図3に示すように、上記カートリッジホルダ16の上記シャーシ20に対する回動に連動して、上記リンク24によって、前後方向にスライド操作される。すなわち、このスライダ26は、上記カートリッジホルダ16が上記ローディング位置にあるときには、図2に示すように、前方側位置となされ、該カートリッジホルダ16が上記アンローディング位置にあるときには、図3に示すように、後方側位置となされる。
【0046】
上記スライダ26の後端側には、上方側に向けて突設された当接突片部35が設けられている。そして、このスライダ26の前端側には、ヘッドアッパ手段となるヘッドアーム当接突片部36が上方側に向けて突設されている。上記当接突片部35の上端側の後方側部分は、後方側に傾斜された当接テーパ部31となされている。また、上記ヘッドアーム当接突片部36の上端側の後方側部分は、後方側に傾斜されたヘッドアーム当接テーパ部32となされている。
【0047】
上記上蓋2の下面部には、上記スライダ26が前方側位置であるときに上記当接突片部35の後方側となる位置に、当接突起部33が下方側に向けて突設されている。この当接突起部33の下端部の前方側部分は、前方側に向けて傾斜された当接テーパ部34となされている。
【0048】
上記ヘッドアーム42の先端側には、上記スライダ26が前方側位置であるとのに上記ヘッドアーム当接突片部36の後方側位置に延在される被当接片部43が突設されている。
【0049】
上記スライダ26は、上記上蓋2が開蓋位置となされ、上記カートリッジホルダ16が上記アンローディング位置となされることにより、後方側にスライドされると、図3に示すように、上記当接突片部35の当接テーパ部31を上記当接突起部33の当接テーパ部34に当接させる。このように、上記当接突片部35と上記当接突起部33とが互いに当接すると、上記カートリッジホルダ16と上記上蓋2とは、互いに近接する方向の回動が阻止され、互いの間に一定距離の空隙部を保持する。
【0050】
また、このように後方側にスライドされた上記スライダ26は、上記ヘッドアーム当接突片部36のヘッドアーム当接テーパ部32を上記ヘッドアーム42の被当接片部43に当接させ、このヘッドアーム42を上方側に回動させる。このようにスライダ26により上方側に回動されたヘッドアーム42は、上記磁気ヘッド装置45を上記カートリッジホルダ16内より上方側に退出させている。このように上方側に回動されたヘッドアーム42は、上記上蓋2と上記カートリッジホルダ16とが外力により互いに接近されることがないので、該外力により上記磁気ヘッド装置45を該カートリッジホルダ16内に進入させてしまうことがない。
【0051】
そして、上記上蓋2が下方側に回動されるときには、上記カートリッジホルダ16が上記ローディング位置に至るまでに上記スライダ26が前方側にスライドされるので、該カートリッジホルダ16が該ローディング位置に至った後の該上蓋2の下方側への回動が阻害されることがない。
【0052】
[4]記録及び再生装置の構成の他の例(1)
この記録及び再生装置において、上記ストッパ手段は、図4及び図5に示すように、上記上蓋2の下面部に下方に向けて突設された第1の突起部48と、上記カートリッジホルダ16の上面部に上方に向けて突設された第2の突起部50とから構成されるものとしてもよい。この場合には、上記スライダ26に上記当接突片部35は形成されず、また、上記上蓋2に上記当接突起部33は配設されない。
【0053】
上記第1及び第2の突起部48,50は、図4に示すように、上記上蓋2が上記閉蓋位置となされ上記カートリッジホルダ16が上記ローディング位置となっているときには互いに前後方向に配列された状態に位置している。そして、上記上蓋2が上方側に回動され、上記鈎状突起18の先端側部分が上記掛合片17に当接したときには、上記第1及び第2の突起部48,50は、前後方向の位置関係を維持したまま、該第1の突起部48の下端部49が該第2の突起部50の上端部51よりも上方となる位置関係となされる。そして、上記上蓋2が上記開蓋位置まで回動され、上記カートリッジホルダ16が上記アンローディング位置まで回動されるときには、この上蓋2が、該カートリッジホルダ16を支持する上記カートリッジホルダ支軸19とは異なる位置に上記上蓋支軸3を有していることにより、上記第1及び第2の突起部48,50は、前後方向の位置関係を、互いに接近する方向に変化される。そして、上記上蓋2が上記開蓋位置まで回動されると、図5に示すように、上記第1及び第2の突起部48,50は、互いに下端部49及び上端部51を当接させる。
【0054】
このように、上記第1の突起部48の下端部49と上記第2の突起部50の上端部51とが当接させた状態においては、上記カートリッジホルダ16と上記上蓋2とは、互いに近接する方向の回動が阻止され、互いの間に一定距離の空隙部を保持する。このとき、上記スライダ26は、後方側にスライドされ、上記ヘッドアーム当接突片部36のヘッドアーム当接テーパ部32を上記ヘッドアーム42の被当接片部43に当接させ、このヘッドアーム42を上方側に回動させている。このとき、上記ヘッドアーム42は、上記磁気ヘッド装置45を上記カートリッジホルダ16内より上方側に退出させている。このように上方側に回動されたヘッドアーム42は、上記上蓋2と上記カートリッジホルダ16とが外力により互いに接近されることがないので、該外力により上記磁気ヘッド装置45を該カートリッジホルダ16内に進入させてしまうことがない。
【0055】
そして、上記上蓋2が下方側に回動されるときには、上記カートリッジホルダ16が上記ローディング位置に至るまでに、上記第1及び第2の突起部48,50は、互いに前後方向に移動されるので、該カートリッジホルダ16が該ローディング位置に至った後の該上蓋2の下方側への回動を阻害しない。
【0056】
[5]記録及び再生装置の構成の他の例(2)
この記録及び再生装置において、上記ストッパ手段及びヘッドアッパ手段は、図6及至図8に示すように、上記カートリッジホルダ16により前後方向にスライド可能に支持された上記スライダ26と、このスライダ26及び上記シャーシ20に両端側を回動可能に連結された上記リンク24と、該カートリッジホルダ16に回動可能に取り付けられストッパ部63及びヘッドアッパ部64を有する回動レバー60とから構成されたものとしてもよい。
【0057】
なお、この場合には、上記スライダ26に上記当接突片部35及び上記ヘッドアーム当接突片部36は形成されず、また、上記上蓋2に上記当接突起部33及び上記第1の突起部48は配設されず、さらに、上記カートリッジホルダ16に上記第2の突起部50は配設されない。
【0058】
上記回動レバー60は、図8に示すように、上記カートリッジホルダ16の側面部に、支軸61を介して回動可能に取り付けられている。この回動レバー60は、上記ヘッドアーム42の移動可能範囲に亘ってこのヘッドアーム42と上記カートリッジホルダ16との間に延在された上記ヘッドアッパ部64と、該ヘッドアーム42の移動範囲外の該カートリッジホルダ16上に位置するストッパ部63とを有して、一体的に形成されている。これらヘッドアッパ部64及びストッパ部63は、上記支軸61よりも後方側に延設されている。また、この回動レバー60は、上記支軸61の下方側に延設された被当接部62を有している。この回動レバー60は、上記スライダ26の後方側に位置して配設されている。
【0059】
上記スライダ26の後端部には、当接部65が設けられている。この当接部65は、上記回動レバー60の上記被当接部62に対向している。
【0060】
この記録及び/又は再生装置においては、上記カートリッジホルダ16がローディング位置であるときには、図6に示すように、上記スライダ26は、上記リンク24により前方側にスライドされ、上記回動レバー60より離間した位置となされている。そして、上記上蓋2が開蓋位置となされ上記カートリッジホルダ16がアンローディング位置となされたときには、図7に示すように、上記スライダ26は、後方側にスライドされ、上記回動レバー60の被当接部62に上記当接部65を当接させて、この回動レバー60を、図7中矢印Fで示すように、上記ストッパ部63及び上記ヘッドアッパ部64が上昇する方向に回動させる。
【0061】
上記スライダ26により回動された回動レバー60は、上記ストッパ部63を上記上蓋2に当接させ、上記カートリッジホルダ16の該上蓋2への接近を阻止する。また、このとき、上記回動レバー60は、上記ヘッドアッパ部64を上記ヘッドアーム42に当接させ、このヘッドアーム42の上記カートリッジホルダ16への接近を阻止する。したがって、このとき、上記ヘッドアーム42は、上記磁気ヘッド装置45を上記カートリッジホルダ16内より上方側に退出させている。
【0062】
このように上方側に回動されたヘッドアーム42は、上記上蓋2と上記カートリッジホルダ16とが外力により互いに接近されることがなく、また、上記ヘッドアッパ部64に支持されているので、該外力により上記磁気ヘッド装置45を該カートリッジホルダ16内に進入させてしまうことがない。
【0063】
そして、上記上蓋2が下方側に回動されるときには、上記カートリッジホルダ16が上記ローディング位置に至るまでに、上記スライダ26が前方側にスライドされて上記回動レバー60が上記ストッパ部63及び上記ヘッドアッパ部64を降下させる方向に回動されるので、該カートリッジホルダ16が該ローディング位置に至った後の該上蓋2の下方側への回動が阻害されることがない。
【0064】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係る記録及び/又は再生装置においては、先端側にヘッド装置が設けられたヘッドアームと当接されるヘッドアーム当接片部が形成されたスライダをホルダに対して記録媒体の挿脱方向にスライド自在に設け、ホルダのアンローディング位置への回動に応じてこのスライダをリンク機構によってスライド操作し、ヘッドアーム当接突片部をヘッドアームに当接させて、ヘッドアームの先端側に設けられたヘッド装置をホルダ内より退避させる。したがって、ホルダのアンローディング位置への回動操作とリンクしてスライダが記録媒体の挿入方向にスライドされることにより、スライダに設けられたヘッドアーム当接片部をヘッドアームに当接させて、ヘッドアームの先端に設けられたヘッド装置をホルダ内より退避させることができる。
【0065】
また、上述の記録及び/又は再生装置においては、さらにヘッドアームの上方に上蓋を備えるとともに、上蓋当接突片部が設けられたスライダを備えることにより、ホルダのアンローディング位置への回動に応じてこのスライダをリンク機構によってスライド操作し、上蓋当接突片部を上蓋に当接させて、ホルダと上蓋との間に一定の間隙を確保するものである。したがって、ホルダがアンローディング位置へ回動されたときに、上蓋がホルダ側に回動されヘッドアームに当接されることにより、ヘッド装置がホルダ内に進入してしまう事態を防止することができる。
【0066】
また、上述したように、本発明に係る記録及び/又は再生装置においては、先端側にヘッド装置が設けられたヘッドアームと当接される当接部が形成された回動レバーをホルダに対して回動自在に設け、ホルダのアンローディング位置への回動に応じてスライダをリンク機構によってスライド操作することにより回動レバーを回動させて、当接部によってヘッドアームの先端側に設けられたヘッド装置をホルダ内より退避させるものである。したがって、ホルダのアンローディング位置への回動操作とリンクしてスライダが記録媒体の挿入方向にスライドされることにより、ホルダに設けられた回動レバーに形成された当接部をヘッドアームに当接させて、ヘッドアームの先端に設けられたヘッド装置をホルダ内より退避させることができる。
【0067】
また、上述の記録及び/又は再生装置においては、さらにヘッドアームの上方に上蓋を備えるとともに、ストッパ部が設けられた回動レバーを備えることにより、ホルダのアンローディング位置への回動に応じてスライダをリンク機構によってスライド操作することにより回動レバーを回動させてストッパ部を上蓋に当接させて、ホルダと上蓋との間に一定の間隙を確保するものである。したがって、ホルダがアンローディング位置へ回動されたときに、上蓋がホルダ側に回動されヘッドアームに当接されることにより、ヘッド装置がホルダ内に進入してしまう事態を防止することができる。
【0069】
すなわち、本発明は、記録媒体を保持するホルダ内に対して進退されるヘッド装置を有し、このホルダへ挿入操作される記録媒体の該ヘッド装置への衝突が確実に防止された記録及び/又は再生装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録及び/又は再生装置の外観の構成を示す斜視図である。
【図2】上記記録及び/又は再生装置の内部の構成を示す側面図である。
【図3】上記記録及び/又は再生装置が開蓋操作された状態を示す側面図である。
【図4】本発明に係る記録及び/又は再生装置の内部の構成の他の例を示す側面図である。
【図5】上記図4に示した記録及び/又は再生装置が開蓋操作された状態を示す側面図である。
【図6】本発明に係る記録及び/又は再生装置の内部の構成のさらに他の例を示す側面図である。
【図7】上記図6に示した記録及び/又は再生装置が開蓋操作された状態を示す側面図である。
【図8】上記図6に示した記録及び/又は再生装置の要部となる回動レバーの構成を示す要部拡大斜視図である。
【図9】上記記録及び/又は再生装置において記録媒体として使用される記録及び再生用ディスクカートリッジの構成を示す上面側より臨んだ斜視図である。
【図10】上記記録及び/又は再生装置において記録媒体として使用される再生専用ディスクカートリッジの構成を示す上面側より臨んだ斜視図である。
【図11】上記記録及び再生用ディスクカートリッジの構成を示す底面側より臨んだ斜視図である。
【図12】上記再生専用ディスクカートリッジの構成を示す底面側より臨んだ斜視図である。
【符号の説明】
2・・・・・・・・・・・・上蓋
3・・・・・・・・・・・・上蓋支軸
16・・・・・・・・・・・・カートリッジホルダ
19・・・・・・・・・・・・カートリッジホルダ支軸
20・・・・・・・・・・・・シャーシ
24・・・・・・・・・・・・リンク
26・・・・・・・・・・・・スライダ
32・・・・・・・・・・・・ヘッドアーム当接テーパ部
33・・・・・・・・・・・・当接突起部
38・・・・・・・・・・・・光学ピックアップ装置
42・・・・・・・・・・・・ヘッドアーム
45・・・・・・・・・・・・磁気ヘッド装置
46,47・・・・・・カートリッジ位置決めピン
48・・・・・・・・・・・・第1の突起部
50・・・・・・・・・・・・第2の突起部
54・・・・・・・・・・・・ディスクテーブル
60・・・・・・・・・・・・回動レバー
63・・・・・・・・・・・・ストッパ部
64・・・・・・・・・・・・ヘッドアッパ部
120・・・・・・・・・・・・記録及び再生用ディスクカートリッジ
121・・・・・・・・・・・・再生専用ディスクカートリッジ
Claims (6)
- 記録媒体を記録及び/又は再生する記録及び/又は再生手段が配設されたシャーシと、
上記シャーシに対して後端側を回動可能に支持され、該シャーシより離間し記録媒体が挿入されるアンローディング位置と、該シャーシ側に近接し上記記録媒体が記録及び/又は再生されるローディング位置との間において上記記録媒体を保持するホルダと、
上記ホルダの上方に配設され、基端側を上記シャーシの後方側において回動可能に支持され先端側にヘッド装置が取り付けられたヘッドアームと、
上記ヘッドアーム側に突設されたヘッドアーム当接突片部を有し、上記ホルダに対して記録媒体の挿脱方向にスライド可能に支持されるスライダと、
上記シャーシと上記スライダとに両端部を回動可能に連接されたリンク部材とを備え、
上記ホルダがアンローディング位置に回動されたとき、上記リンク部材を介して上記スライダが記録媒体挿入方向にスライドされ、上記ヘッドアーム当接突片部が上記ヘッドアームと当接することにより上記ヘッドアームを上記ホルダに対して挿入される記録媒体の移動軌跡より退避させる位置へ移動させることを特徴とする記録及び/又は再生装置。 - 上記ホルダ及び上記ヘッドアームの上方側に配設され、上記シャーシより離間した開蓋位置と、該シャーシ側の閉蓋位置との間において回動可能に後端側を支持される上蓋を備え、
上記スライダは上記上蓋側に突出した上蓋当接突片部を有し、上記ホルダがアンローディング位置に回動されたとき、上記リンク部材を介して上記スライダが記録媒体挿入方向にスライドされ、上記上蓋当接突片部が上記上蓋と当接することにより上記上蓋の上記ホルダへの接近を阻止することを特徴とする請求項1記載の記録及び/又は再生装置。 - 上記上蓋当接突片部は、上記上蓋が開蓋位置に回動されたとき上記ホルダと上記上蓋とを、該上蓋が上記閉蓋位置であるときの該ホルダと該上蓋との距離よりも離間した位置に保持することを特徴とする請求項2記載の記録及び/又は再生装置。
- 記録媒体を記録及び/又は再生する記録及び/又は再生手段が配設されたシャーシと、
上記シャーシに対して後端側を回動可能に支持され、該シャーシより離間し記録媒体が挿入されるアンローディング位置と、該シャーシ側に近接し上記記録媒体が記録及び/又は再生されるローディング位置との間において上記記録媒体を保持するホルダと、
上記ホルダの上方に配設され、基端側を上記シャーシの後方側において回動可能に支持され先端側にヘッド装置が取り付けられたヘッドアームと、
上記ホルダに対して記録媒体の挿脱方向にスライド可能に支持されるスライダと、
上記シャーシと上記スライダとに両端部を回動可能に連接されたリンク部材と、
上記ホルダに回動可能に取付けられ、上記ヘッドアームと当接する当接部を有する回動レバーとを備え、
上記ホルダがアンローディング位置に回動されたとき、上記リンク部材を介して上記スライダが記録媒体挿入方向にスライドされて上記回動レバーに当接し、該回動レバーが回動することにより上記当接部を上記ヘッドアームに当接させ、該ヘッドアームを上記ホルダに対して挿入される記録媒体の移動軌跡より退避させる位置へ移動させることを特徴とする記録及び/又は再生装置。 - 上記ホルダ及び上記ヘッドアームの上方側に配設され、上記シャーシより離間した開蓋位置と、該シャーシ側の閉蓋位置との間において回動可能に後端側を支持される上蓋を備え、
上記回動レバーは、上記上蓋と当接するストッパ部を有し、上記ホルダがアンローディング位置に回動されたとき、上記リンク部材を介して上記スライダが記録媒体挿入方向にスライドされて、該スライダが上記回動レバーに当接し、該回動レバーが回動することにより上記ストッパ部を上記上蓋に当接させ、該上蓋の上記ホルダへの接近を阻止することを特徴とする請求項4記載の記録及び/又は再生装置。 - 上記ストッパ部は、上記上蓋が開蓋位置に回動されたとき上記ホルダと上 記上蓋とを、該上蓋が上記閉蓋位置であるときの該ホルダと該上蓋との距離よりも離間した位置に保持することを特徴とする請求項5記載の記録及び/又は再生装置。
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