JPH0887825A - モータ軸支持機構 - Google Patents

モータ軸支持機構

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Publication number
JPH0887825A
JPH0887825A JP22146094A JP22146094A JPH0887825A JP H0887825 A JPH0887825 A JP H0887825A JP 22146094 A JP22146094 A JP 22146094A JP 22146094 A JP22146094 A JP 22146094A JP H0887825 A JPH0887825 A JP H0887825A
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JP
Japan
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motor shaft
disk
motor
disc
ring member
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Application number
JP22146094A
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English (en)
Inventor
Yutaka Fukuyama
豊 福山
Jiyunzou Kumakura
淳造 熊倉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 モータ軸9に対して含油金属からなるリング
体11を該嵌装し、このリング体11の外側面部15を
バネ12によりモータ軸9に略々直交する矢印P方向に
押圧する。 【効果】 簡単な構成により、モータ軸9のいわゆる軸
ガタを吸収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ディスクを保持す
るディスクテーブルの如き回転体を回転操作するための
駆動モータのモータ軸を支持するモータ軸支持機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク、磁気ディスク、ある
いは、光磁気ディスクの如き、情報信号の記録媒体とな
る記録ディスクが提案されている。このような記録ディ
スクは、この記録ディスクに対する情報信号の記録及び
再生を行うディスクドライブ装置において、図10に示
すように、スピンドルモータ209のモータ軸201に
取り付けられたディスクテーブル212によって位置決
めされてチャッキングされる。
【0003】上記スピンドルモータ209は、モータ筐
体204を有して構成され、上記モータ軸201が突出
された該モータ筐体204の上面部を、上記ディスクド
ライブ装置のシャーシ210に取り付けられている。
【0004】上記記録ディスクは、中央部に、この記録
ディスクの信号記録面上に略々同心円状となされて螺旋
状に形成される記録トラックの曲率中心に中心を一致さ
せた円形のチャッキング用位置決め孔を有している。
【0005】上記ディスクテーブル212は、略々円盤
形状を有して形成され、上記チャッキング用位置決め孔
に嵌合される嵌合体214と、該チャッキング用位置決
め孔の周囲部が載置されるディスク載置部213とを有
して構成されている。上記嵌合体214は、略々円錐台
形状を有しており、上記ディスクテーブル212の上面
部の中央部に突設されている。上記ディスク載置部21
3は、上記嵌合体214の周囲側にフランジ状に突出さ
れている。また、このディスクテーブル212は、中心
軸に沿って、上記モータ軸201が挿入される軸挿入孔
を有している。このディスクテーブル212は、上記記
録ディスクを回転操作するための上記スピンドルモータ
209のモータ軸201の中心軸と上記嵌合体204の
中心軸とが一致する状態となされて、該モータ軸201
に取り付けられている。
【0006】上記記録ディスクは、上記ディスクテーブ
ル212の嵌合体214を上記チャッキング用位置決め
孔に嵌合されることによって、この嵌合体214に対し
て同軸状となされ、主面部に沿う方向の位置決めをなさ
れる。
【0007】また、この記録ディスクは、上記チャッキ
ング用位置決め孔の周囲部を上記ディスク載置部213
上に載置させることによって、上記主面部に対する垂直
方向、すなわち、高さ方向の位置決めをなされる。
【0008】そして、上記ディスクテーブル212に
は、金属リング203が、上記モータ軸201に同軸状
となされて取り付けられている。また、上記シャーシ2
10上には、支持ステー211介して、マグネット20
8が上記金属リング203の外周面部に接近されて配設
されている。このマグネット208は、磁力により、上
記金属リング203を上記モータ軸201に対して略々
直交する方向に吸引して付勢している。
【0009】このディスクテーブル212は、上記マグ
ネット208によって、常に、上記モータ軸201に略
々直交する一方向に付勢されていることにより、上記モ
ータ軸201の、いわゆる味噌スリ運動となる軸ブレ
(軸ガタ)の発生を防止する。したがって、このディス
クテーブル212に保持された記録ディスクは、回転中
心が移動されることなく、円滑に回転操作される。
【0010】また、上記スピンドルモータ209として
は、図9に示すように、上記モータ軸201をこのモー
タ軸201に略々直交する一方向に付勢するためのマグ
ネット208をモータ筐体204内に内蔵して構成され
たものもある。
【0011】このスピンドルモータ209においては、
上記モータ軸201は、上記モータ筐体204内におい
て、一端側及び他端側をそれぞれ回転軸受け202,2
07により回転可能に支持されている。このモータ軸2
01は、少なくとも一端側を、上記モータ筐体204の
外方側に突出させている。このモータ軸201には、上
記モータ筐体204内において、ロータとなるマグネッ
ト206が取り付けられている。そして、上記モータ筐
体204内には、上記マグネット206の外周面部に対
向して、駆動コイル205が配設されている。
【0012】そして、上記モータ軸201には、上記モ
ータ筐体204内において、金属リング203が取り付
けられている。上記モータ筐体204内には、上記金属
リング203の外周面部に対向して、マグネット208
が配設されている。
【0013】上記マグネット208は、磁力により、上
記金属リング203を上記モータ軸201に対して略々
直交する方向に吸引して付勢している。
【0014】このモータ軸201は、上記マグネット2
08によって、常に、このモータ軸201に略々直交す
る一方向に付勢されていることにより、いわゆる味噌ス
リ運動となる軸ブレ(軸ガタ)の発生を防止されてい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にスピンドルモータ209のモータ軸201の軸ブレを
防止するために上記マグネット208を用いることは、
このマグネット208を上記モータ筐体204内に配設
する場合には、このスピンドルモータ209の大型化を
招来することとなる。
【0016】また、上記マグネット208を上記シャー
シ210上に配設する場合には、このスピンドルモータ
209を用いて構成されるディスクドライブ装置の構成
の複雑化、大型化を招来することとなる。すなわち、こ
の場合、上記マグネット208は、上記シャーシ210
上に他の部材を配設することに対する障害となる虞れが
ある。
【0017】なお、上述のようなモータ軸の軸ブレは、
上述のようなスピンドルモータに限らず、駆動モータ一
般について生じる問題である。
【0018】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、構成の複雑化、大型化を招来す
ることなく、モータ軸の微細な味噌スリ運動、すなわ
ち、軸ブレを防止できるようになされたモータ軸支持機
構を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るモータ軸支持機構
は、駆動モータのモータ軸に外嵌装されたリング部材
と、このリング部材の外周面部を上記モータ軸に略々直
交する方向に押圧付勢する付勢部材とを備え、上記リン
グ部材は、少なくとも上記付勢部材が当接して押圧付勢
力を加えられる部分が、該付勢部材に当接係合して該付
勢部材に対する回転を阻止する当接係合部となされてい
るものである。
【0020】また、本発明は、上記モータ軸支持機構に
おいて、上記駆動モータは、上記モータ軸に記録ディス
クを保持するディスクテーブルが取り付けられたスピン
ドルモータであることとしたものである。
【0021】
【作用】本発明に係るモータ軸支持機構においては、駆
動モータのモータ軸に外嵌装され外周面部を該モータ軸
に略々直交する方向に付勢部材により押圧付勢されるリ
ング部材は、少なくとも該付勢部材が当接して押圧付勢
力を加えられる部分が、該付勢部材に当接係合して該付
勢部材に対する回転を阻止する当接係合部となされてい
るので、該付勢部材に対して回転することなく、該モー
タ軸に対して安定した側圧を加える。
【0022】また、上記モータ軸支持機構は、上記駆動
モータは、上記モータ軸に記録ディスクを保持するディ
スクテーブルが取り付けられたスピンドルモータである
こととすることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。
【0024】この例は、本発明に係るモータ軸支持機構
を、記録ディスクに対する情報信号の記録及び再生を行
うディスクドライブ装置を構成するスピンドルモータに
ついて適用した例である。
【0025】上記スピンドルモータは、図1に示すよう
に、モータ軸9が突出された上面部を、上記ディスクド
ライブ装置のシャーシ10の下面部に対して、螺子29
によって取り付けられている。上記モータ軸9は、上記
シャーシ10に形成された透孔を介して、該シャーシ1
0の上方側に突出されている。このモータ軸9には、上
記記録ディスクを位置決めして保持するためのディスク
テーブル1が取り付けられる。
【0026】上記ディスクテーブル1は、合成樹脂材料
により略々円盤状に形成され、上面側の中央部に、上端
側が縮径された略々円錐台状の嵌合体4が一体的に突出
形成されている。このディスクテーブル1の周縁側部
分、すなわち、上記嵌合体4の周辺側となる部分は、上
面部が、ディスク載置部3となされている。
【0027】上記ディスクテーブル1は、中心軸に沿っ
た中心孔2を有し、この中心孔2に上記スピンドルモー
タ8のモータ軸9を嵌入させて、このモータ軸9に取り
付けられる。このディスクテーブル1は、上記ディスク
ドライブ装置において、上記スピンドルモータ8によ
り、回転操作される。
【0028】上記ディスクテーブル1には、図4に示す
ように、上記記録ディスク101の中心部分が載置され
る。このとき、上記記録ディスク101は、中央部に穿
設されたチャッキング用位置決め孔104に上記嵌合体
4を嵌合させ、このチャッキング用位置決め孔104の
周囲部を上記ディスク載置部3上に載置させる。
【0029】このディスクテーブルに装着される上記記
録ディスク101としては、光磁気ディスク、または、
光ディスクが用いられる。上記光磁気ディスクは、直径
が例えば64mm程度のポリカーボネイトの如き透明合
成樹脂材料よりなるディスク基板に、磁性材料からなる
信号記録層が被着形成されて構成されている。この信号
記録層は、集光されたレーザビームの照射等の手段によ
り局所的にいわゆるキュリー温度以上に加熱され、この
加熱された部分に外部磁界が印加されることにより、情
報信号の書き込みをなされる。このように書き込まれた
情報信号は、上記信号記録層にレーザビームの如き直線
偏光光束を照射し、この光束の反射光束についての該記
信号記録層におけるいわゆるカー効果による偏光方向の
回転を検出することにより、読み出すことができる。
【0030】また、上記光ディスクは、上記光磁気ディ
スクのディスク基板と同様のディスク基板に、アルミニ
ウムの如き金属材料よりなる反射層が被着形成されて構
成されている。この光ディスクのディスク基板には、射
出成形等の手段により、情報信号に対応した微細なピッ
ト列が形成されている。この光ディスクに書き込まれて
いる情報信号は、上記ピット列にレーザビームの如きコ
ヒーレント光光束を照射し、この光束の反射光束につい
ての該記信号記録層における拡散や干渉による光量の変
化を検出することにより、読み出すことができる。
【0031】そして、上記光磁気ディスク及び光ディス
クは、図5及至図8に示すように、カートリッジ10
5,116に回転可能に収納されて、ディスクカートリ
ッジを構成している。上記光磁気ディスクを収納して記
録及び再生用ディスクカートリッジ120を構成する上
記カートリッジ105は、一辺の長さが該光磁気ディス
クの直径に略々対応した矩形状の主面部を有する薄い筐
体状に構成されている。このカートリッジ105は、図
5に示すように、上面側の主面部に、上記光磁気ディス
クの信号記録面の一部を外方に臨ませるための磁気ヘッ
ド用開口部123を有している。また、このカートリッ
ジ105は、図6に示すように、下面側の主面部の上記
磁気ヘッド用開口部123に対向する位置に光学ピック
アップ用開口部122を有し、この下面側の主面部の略
々中央部分にチャッキング用開口部113を有してい
る。この記録及び再生用ディスクカートリッジ120
は、上記ディスクテーブルを有して構成される記録及び
再生装置に対して、図5及び図6中矢印Aで示すよう
に、前方方向に挿入されて装着される。
【0032】上記記録及び再生用ディスクカートリッジ
120のカートリッジ105において、上記磁気ヘッド
用開口部123及び上記光学ピックアップ用開口部12
2は、シャッタ部材106に依って開閉可能となされて
いる。このシャッタ部材106は、これら開口部12
3,122に対応した互いに平行に相対向されたシャッ
タ板部と、これらシャッタ板部の一端側同士間を連結す
る連結部とを有して、合成樹脂材料または金属材料によ
り、一体的に構成されている。このシャッタ部材106
は、上記連結部を、上記カートリッジ105の一側部に
形成された支持溝部107に摺動可能に支持されてい
る。すなわち、上記シャッタ部材106は、上記カート
リッジ105の一側部に沿って後方にスライドされるこ
とにより上記各開口部123,122を開蓋し、後方側
より前方にスライドされて初期位置に復帰されると上記
各シャッタ板部により該各開口部123,122を閉蓋
する。そして、上記光ディスクを収納して再生専用ディ
スクカートリッジ121を構成する上記カートリッジ1
16は、一辺の長さが該光ディスクの直径に略々対応し
た矩形状の主面部を有する薄い筐体状に構成されてい
る。このカートリッジ116は、図7に示すように、上
面側の主面部には、開口部を有していない。このカート
リッジ116は、図8に示すように、下面側の主面部に
光学ピックアップ用開口部122を有し、この下面側の
主面部の略々中央部分にチャッキング用開口部113を
有している。この再生専用ディスクカートリッジ121
は、上記記録及び再生装置に対して、図7及び図8中矢
印Aで示すように、前方方向に挿入されて装着される。
【0033】上記再生専用ディスクカートリッジ121
のカートリッジ116において、上記光学ピックアップ
用開口部122は、シャッタ部材117に依って開閉可
能となされている。このシャッタ部材117は、上記光
学ピックアップ用開口部122に対応したシャッタ板部
と、このシャッタ板部の一端側に設けられた支持部とを
有して、合成樹脂材料または金属材料により、一体的に
構成されている。このシャッタ部材117は、上記支持
部を、上記カートリッジ116の一側部に形成された支
持溝部107に摺動可能に支持されている。すなわち、
上記シャッタ部材117は、上記カートリッジ116の
一側部に沿って後方にスライドされることにより上記光
学ピックアップ用開口部122を開蓋し、後方側より前
方にスライドされて初期位置に復帰されると上記シャッ
タ板部により該光学ピックアップ用開口部122を閉蓋
する。
【0034】上記各シャッタ部材106,117には、
上記連結部または上記支持部の略々中央位置に、側方側
に向けて、シャッタ閉蓋孔108が開設されている。こ
のシャッタ閉蓋孔108は、上記記録及び再生装置にお
いて上記各シャッタ部材106,117を閉蓋操作する
ための部材が係合するためのものである。
【0035】上記光磁気ディスク及び上記光ディスクの
中心部に開設された上記チャッキング用位置決め孔10
4は、円形の透孔として形成されている。このチャッキ
ング用位置決め孔104は、上面側より、チャッキング
プレート102により閉蓋されている。このチャッキン
グプレート102は、鉄やステンレスの如き、磁性を有
する金属材料により、上記チャッキング用位置決め孔1
04に略々対応した直径の円盤状に形成されている。こ
れらチャッキング用位置決め孔104及びチャッキング
プレート102は、上記チャッキング用開口部113を
介して、上記各カートリッジ105,116の外方に臨
んでいる。このチャッキング用位置決め孔104は、直
径の基準値が11.0mmで、公差が[+0.1mm,
−0.0mm]となされて形成されている。
【0036】そして、上記各カートリッジ105,11
6の下側主面部には、対をなす前方側及び後方側位置決
め穴109,110が形成されている。上記前方側位置
決め穴109は、上記光学ピックアップ用開口部122
の前方側の主面部の縁部近傍に位置しており、長径方向
が前後方向となされた長円形に形成されている。また、
上記後方側位置決め穴110は、上記光学ピックアップ
用開口部122の後方側の主面部の縁部近傍に位置して
おり、円形に形成されている。
【0037】また、上記各カートリッジ105,116
の下側主面部後方側の他側側の縁部近傍には、複数の識
別用穴124が形成されている。これら識別用穴124
は、これらカートリッジ105,116が収納している
ディスクの種別や状態、例えば情報信号の記録が可能か
否かを識別するためのものである。上記記録及び再生用
ディスクカートリッジ120のカートリッジ105内に
は、上記識別用穴124に対応して、後側面部にセーブ
ノッチ114が設けられている。このセーブノッチ11
4は、移動操作されることにより、上記識別用穴124
のうちの一の内部に進退し、この識別用穴124の深さ
を変えて、情報信号の記録可否の識別状態を切り換え
る。さらに、これら各カートリッジ105,116の下
側主面部前方側の他側側の縁部には、被係合凹部112
が形成されている。
【0038】上記記録及び再生用ディスクカートリッジ
120のカートリッジ105においては、下側主面部の
前方側縁部に、光磁気ディスク識別凹部111が形成さ
れている。また、上記再生専用ディスクカートリッジ1
21のカートリッジ116においては、下側主面部の前
方側縁部に、光ディスクディスク識別凹部118が形成
されている。これら光磁気ディスク識別凹部111と光
ディスク識別凹部118とは、互いに下側主面部よりの
深さが異なっており、この深さの違いにより、収納され
ているディスクが上記光磁気ディスクか上記光ディスク
かを識別できるようになされている。
【0039】そして、上記ディスクテーブル1の上記嵌
合体4の上面部には、上記中心孔2を囲むようにして、
円環形状のマグネット取り付け凹部5が形成されてい
る。このマグネット取り付け凹部5内には、円環形状の
ヨーク板及び円環形状のマグネット6が、嵌入されて取
り付けられている。このマグネット6は、上面部を、上
記ディスクテーブル1の上方側に臨ませている。
【0040】このマグネット6は、図4に示すように、
上記嵌合体4が上記チャッキング用位置決め孔104に
嵌合されたとき、上記チャッキングプレート102を吸
引して、上記記録ディスク101を上記ディスク載置部
3上に保持する。
【0041】このディスクテーブルに装着された記録デ
ィスク101は、上記チャッキング用位置決め孔104
の内壁部を上記嵌合体4によりガイドされることによっ
て、該チャッキング用位置決め孔104の中心を、略
々、上記ディスクテーブル1の中心孔2の中心軸上とな
す位置に位置決めされる。
【0042】なお、ディスクドライブ装置のシャーシ1
0上には、図3に示すように、光学ピックアップ装置2
0が配設されている。この光学ピックアップ装置20
は、対物レンズ19より光束を射出することにより、上
記記録ディスク101に対する情報信号の書き込み及び
読み出しが可能に構成されている。この光学ピックアッ
プ装置20は、上記シャーシ10に取り付けられたシャ
フト21及びガイド板24により、上記ディスクテーブ
ル1に対する接離方向に移動操作可能に支持されてい
る。すなわち、この光学ピックアップ装置20は、上記
シャフト21に係合して支持されるシャフト挿通部2
2,22及び上記ガイド板24に載置されて支持される
支持腕部23を有している。
【0043】また、上記シャーシ10上には、上記前方
側及び後方側位置決め穴109,110に嵌合して上記
各ディスクカートリッジ120,121の位置決めを行
う位置決めピン25,26が植設されている。また、上
記シャーシ10上には、上記カートリッジ105、11
6の底面部に当接して上記各ディスクカートリッジ12
0,121の高さ位置を規定する当接支持ピン27,2
8が植設されている。そして、上記モータ軸9には、上
記シャーシ10の上面側に位置して、リング部材11が
外嵌装されている。このリング部材11は、例えば、含
油金属の如き表面の滑性が良好な材料により形成されて
いる。このリング部材11の有する挿通孔14は、上記
モータ軸9に対して、僅かな空隙を形成して、このモー
タ軸9が挿通されるようになされている。
【0044】上記シャーシ10上には、上記リング部材
11の外周面部を、図1中矢印Pで示す上記モータ軸9
に略々直交する方向、すなわち、該シャーシ10に沿う
方向に押圧付勢する付勢部材となる捻りコイルバネ12
が配設されている。
【0045】上記捻りコイルバネ12は、図2及び図3
に示すように、コイル部分を、上記シャーシ10上に配
設された支持部材17により支持されている。そして、
この捻りコイルバネ12は、一方のアーム部を上記リン
グ部材11の外周面部に当接させ、他方のアーム部を上
記シャーシ10上に配設されたバネ係止爪16により係
止されることによって、該一方のアーム部により、該リ
ング部材11の外周面部を押圧付勢する。なお、上記シ
ャーシ10上には、図3に示すように、上記捻りコイル
バネ12の上記一方のアーム部の移動領域を規制するた
めのストッパ爪18が設けられている。
【0046】そして、上記リング部材11は、少なくと
も上記捻りコイルバネ12が当接して押圧付勢力を加え
られる部分が、該捻りコイルバネ12に当接係合して該
捻りコイルバネ12に対する回転を阻止する当接係合部
15となされている。この当接係合部15は、上記リン
グ部材11の外周面部の一部が平面状となされることに
より形成されている。この当接係合部15をなす平面
は、上記挿通孔14の中心軸に平行であり、また、該挿
通孔14の中心軸と交差する垂線の足を含んだものとな
っている。
【0047】上記当接係合部15は、上記リング部材1
1の外周面部の3箇所に形成されている。したがって、
上記リング部材11の外形形状は、略々三角柱状となっ
ている。
【0048】上記リング部材11は、上記モータ軸9が
回転しても、上記捻りコイルバネ12に対して回転する
ことなく、該モータ軸9に対して摺接しつつ、このモー
タ軸9に安定した側圧を加える。したがって、上記モー
タ軸9は、いわゆる味噌スリ運動となる軸ブレ(軸ガ
タ)を発生することなく回転操作されることができ、上
記ディスクテーブル1上に装着された記録ディスクに対
し、回転中心が移動することのない円滑な回転操作を行
う。
【0049】なお、本発明に係るモータ軸支持機構は、
上述のようなスピンドルモータ8のモータ軸9を支持す
るものに限定されず、一般的な種々の駆動モータのモー
タ軸を支持する機構として構成することができる。
【0050】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るモータ軸支
持機構においては、駆動モータのモータ軸に外嵌装され
外周面部を該モータ軸に略々直交する方向に付勢部材に
より押圧付勢されるリング部材は、少なくとも該付勢部
材が当接して押圧付勢力を加えられる部分が、該付勢部
材に当接係合して該付勢部材に対する回転を阻止する当
接係合部となされている。そのため、このリング部材
は、上記付勢部材に対して回転することなく、この付勢
部材による付勢力により、上記モータ軸に対して安定し
た側圧を加えることができる。
【0051】また、上記モータ軸支持機構においては、
上記駆動モータは、上記モータ軸に記録ディスクを保持
するディスクテーブルが取り付けられたスピンドルモー
タであることとすることができる。この場合には、本発
明は、記録ディスクに対して情報信号の記録及び再生を
行う記録及び再生装置に用いて好適な該記録ディスクの
回転操作機構を提供することができる。
【0052】すなわち、本発明は、構成の複雑化、大型
化を招来することなく、モータ軸の微細な味噌スリ運
動、すなわち、軸ブレを防止できるようになされたモー
タ軸支持機構を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ軸支持機構をディスクテー
ブルを支持するスピンドルモータに適用した場合の構成
を示す縦断面図である。
【図2】上記モータ軸支持機構の要部の構成を示す平面
図である。
【図3】上記モータ軸支持機構を適用して構成されたデ
ィスクドライブ装置を示す平面図である。
【図4】上記ディスクテーブルに記録ディスクが装着さ
れた状態を示す拡大縦断面図である。
【図5】上記ディスクテーブルに記録ディスクとして装
着される光磁気ディスクを有して構成された記録及び再
生用ディスクカートリッジの上面側の構成を示す斜視図
である。
【図6】上記記録及び再生用ディスクカートリッジの底
面側の構成を示す斜視図である。
【図7】上記ディスクテーブルに記録ディスクとして装
着される光ディスクを有して構成された再生専用ディス
クカートリッジの上面側の構成を示す斜視図である。
【図8】上記再生専用ディスクカートリッジの底面側の
構成を示す斜視図である。
【図9】従来のモータ軸支持機構の構成を示す縦断面図
である。
【図10】従来のモータ軸支持機構の構成の他の例を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクテーブル 3 ディスク載置部 4 嵌合体 8 スピンドルモータ 9 モータ軸 10 シャーシ 11 リング部材 12 捻りコイルバネ 15 当接係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータのモータ軸に外嵌装されたリ
    ング部材と、 上記リング部材の外周面部を上記モータ軸に略々直交す
    る方向に押圧付勢する付勢部材とを備え、 上記リング部材は、少なくとも上記付勢部材が当接して
    押圧付勢力を加えられる部分が、該付勢部材に当接係合
    して該付勢部材に対する回転を阻止する当接係合部とな
    されているモータ軸支持機構。
  2. 【請求項2】 駆動モータは、モータ軸に記録ディスク
    を保持するディスクテーブルが取り付けられたスピンド
    ルモータである請求項1記載のモータ軸支持機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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