JPH04289573A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH04289573A
JPH04289573A JP3077263A JP7726391A JPH04289573A JP H04289573 A JPH04289573 A JP H04289573A JP 3077263 A JP3077263 A JP 3077263A JP 7726391 A JP7726391 A JP 7726391A JP H04289573 A JPH04289573 A JP H04289573A
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JP
Japan
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disk
cartridge
disc
positioning
shutter
Prior art date
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Withdrawn
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JP3077263A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takegawa
洋 武川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる光ディスクや
光磁気ディスク等の如きディスクをカートリッジに収納
してなるディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる光ディスクや光磁気ディ
スク等の如く、情報信号の記録及び/又は再生を行うた
めのディスクが提案されている。このディスクは、透明
な合成樹脂等の材料よりなる円盤状のディスク基板を有
してなる。このディスク基板の一方の主面部は、信号記
録面となされている。すなわち、このディスクにおいて
は、上記ディスク基板の他方の主面部に信号記録層が設
けられており、このディスクに対する情報信号の書込み
及び/又は読出しを行うにあたっては、上記信号記録面
より、上記ディスク基板を透して、上記信号記録層にレ
ーザビーム等の光束を集光照射する。このディスクは、
中央部分が、このディスクに対して情報信号の書込み及
び/又は読出しを行ういわゆるディスクプレーヤ装置に
より保持される被チャッキング部となされている。そし
て、このディスクにおいては、上記被チャッキング部の
周囲側が、上記信号記録面となされている。
【0003】そして、従来、上記ディスクに対する塵埃
の付着や手指の接触等による傷損を防止するとともに、
該ディスクの取扱いを容易化するため、該ディスクを薄
い筺体状に形成されたカートリッジに収納して構成され
たディスクカートリッジが提案されている。このカート
リッジは、上ハーフと下ハーフとが、互いに突き合わせ
結合されて構成されている。
【0004】このディスクカートリッジにおいては、上
記カートリッジに収納されたディスクは、このカートリ
ッジ内において、回転可能となされている。そして、こ
のカートリッジの一方の主面部には、上記ディスクの被
チャッキング部を外方側に臨ませるためのチャッキング
用開口部が設けられている。また、このカートリッジの
両主面部には、上記ディスクの両主面部のそれぞれ少な
くとも一部を内外周に亘って外方側に臨ませるため、一
対の記録再生用開口部が設けられている。すなわち、上
記ディスクは、上記ディスクプレーヤ装置によって、上
記チャッキング用開口部を介して上記被チャッキング部
を保持されるとともに、上記記録再生用開口部を介して
上記信号記録層に対する情報信号の書込み及び/又は読
出しを行われる。
【0005】このディスクカートリッジは、上記ディス
クプレーヤ装置に装着されると、まず、上記カートリッ
ジが、該ディスクプレーヤ装置のシャーシ等の位置決め
基準となる部材に対し、位置決めされる。この位置決め
は、上記カートリッジに設けられた位置決め孔等の被位
置決め部に、上記シャーシ等に設けられた位置決めピン
を嵌入させる等の手段により、行われる。上記被位置決
め部は、上記上下ハーフのいずれか一方に設けられてい
る。
【0006】このとき、上記ディスクは、上記シャーシ
等に対し、上記カートリッジ内において移動可能な範囲
内に位置させられている。次に、上記ディスクは、上記
被チャッキング部を保持するチャッキング機構によって
、保持される。このチャッキング機構は、上記ディスク
を、いわゆるセンタリング操作し、該チャッキング機構
を基準とする位置に位置決めして保持する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なディスクカートリッジにおいては、上記カートリッジ
内において上記ディスクを位置規制するディスク位置決
め部は、上記上下ハーフの双方に設けられた部材により
構成されている。すなわち、上記ディスク位置決め部は
、上記上ハーフの上記下ハーフに対向する側及び上記下
ハーフの上記上ハーフに対向する側に、それぞれ位置規
制突条が設けられることにより構成されている。
【0008】ここで、上記カートリッジが、上記上下ハ
ーフがこれら各ハーフの主面部に沿う方向に位置ずれし
た状態で互いに突き合わせ結合されて構成されていると
、このカートリッジ内における上記ディスクの移動可能
な範囲は、所定の範囲よりも縮小される。このカートリ
ッジを構成するにあたって、上記上下ハーフを、僅かな
位置ずれもなく突き合わせ結合することは困難である。 そして、上記カートリッジ内における上記ディスクの移
動可能な範囲が縮小されると、上記ディスクは、上記チ
ャッキング機構により保持されたときに、上記ディスク
位置決め部に当接する虞れがある。上記ディスクが上記
ディスク位置決め部に当接すると、上記信号記録層に対
する情報信号の良好な書込み及び/又は読出しが行えな
い。
【0009】そのため、上記ディスクカートリッジにお
いては、上記カートリッジ内における上記ディスクの移
動可能な範囲は、上記各ハーフ同士の位置ずれによる該
範囲の縮小を見越して、やや大きめに設定されている。 したがって、上記ディスクプレーヤ装置のチャッキング
機構は、このように大きめに設定された上記ディスクの
上記カートリッジ内における移動可能な範囲内で該ディ
スクが最大に位置ずれした位置である場合にも、該ディ
スクをセンタリング操作して保持できるように構成する
必要がある。
【0010】上記チャッキング機構は、上記ディスクを
センタリング操作して保持できる該ディスクの移動可能
な範囲を大きくすると、装置構成が大型化、複雑化し、
ディスクプレーヤ装置全体の装置構成の小型化、簡素化
を困難となす。
【0011】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、ディスクプレーヤ装置のチャッ
キング機構の構成の大型化、複雑化を招来することなく
、このチャッキング機構によりディスクが良好に位置決
めされて保持されるようになされたディスクカートリッ
ジを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクカートリッ
ジは、ディスクと、このディスクを収納しこのディスク
の主面部の少なくとも一部を外方側に臨ませる記録再生
用開口部を有するカートリッジとを備え、上記カートリ
ッジは、少なくとも、このカートリッジが位置決めされ
るための被位置決め部と、このカートリッジ内における
上記ディスクの位置決めをするディスク位置決め部とが
、一体的に設けられてなるものである。
【0013】
【作用】本発明に係るディスクカートリッジにおいては
、ディスクを収納するカートリッジは、少なくともこの
カートリッジが位置決めされるための被位置決め部とこ
のカートリッジ内における上記ディスクの位置決めをす
るディスク位置決め部とが一体的に設けられてなるので
、上記カートリッジに対する位置決めの基準に対して、
該カートリッジに対する位置決めと略々同様の精度で、
上記ディスクを位置決めする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。この例は、本発明に係るディスクカ
ートリッジを、情報信号の書込み及び/又は読出しに用
いられるいわゆる光磁気ディスクをカートリッジに収納
して構成した例である。
【0015】このディスクカートリッジは、図1及び図
2に示すように、ディスク1と、このディスク1を収納
するカートリッジ2とを有して構成される。上記ディス
ク1は、いわゆる光磁気ディスクであって、透明な合成
樹脂等の材料により円盤状に形成され、一方の主面部が
信号記録面となされるディスク基板を有して構成される
。このディスク基板の他方の主面部には、磁性材料を被
着形成して構成される信号記録層が設けられている。 すなわち、このディスク1の信号記録層に対する情報信
号の書込み及び/又は読出は、上記信号記録面より、上
記ディスク基板を透して、該信号記録層に対してレーザ
ビーム等の光束を集光して照射することにより行われる
。このディスク1は、例えば64mm程度の所定の直径
を有して形成されている。
【0016】このディスク1の中央部分には、図2及び
図3に示すように、上記信号記録層に対して情報信号の
書込み及び/又は読出しを行ういわゆるディスクプレー
ヤ装置がこのディスク1を保持するための被チャッキン
グ部を構成するセンターホール19及びディスクハブ1
6が設けられている。すなわち、このディスク1におい
ては、一方の主面部の上記センターホール19の周囲側
の部分が、上記信号記録面となされている。
【0017】上記センターホール19は、上記ディスク
1の一方の主面部より他方の主面部に亘って貫通された
円形の透孔であって、上記信号記録層上に略々同心円状
となされて螺旋状に形成される記録トラックの曲率中心
に中心を一致させて形成されている。上記ディスクハブ
16は、金属板等の材料により、上記センターホール1
9よりもやや大径の円盤状に形成されている。このディ
スクハブ16は、上記センターホール19を閉蓋するよ
うにして、該センターホール19に略々同心状となされ
て、上記ディスク1の他方の主面部に取付けられている
【0018】上記カートリッジ2は、図4に示すように
、上面側が開放された筺体状の本体部3と、この本体部
3の開放された上面側を閉蓋する蓋体部4とが、互いに
結合されて、上記ディスク1を収納し得るように、略々
矩形状の薄い筺体状に構成されている。すなわち、この
カートリッジ2は、上記ディスク1の各主面部に沿う上
側及び下側の主面部が、上記ディスク1の直径よりもや
や長い、すなわち、例えば68mm乃至72mm程度の
辺を有する略々方形状となされている。このカートリッ
ジ2には、上記ディスク1が、上記信号記録面となされ
た一方の主面部を上記本体部3の底面部に臨ませ、他方
の主面部を上記蓋体部4に臨ませて、収納されている。
【0019】そして、上記本体部3の底面部には、記録
再生用開口部である光学ピックアップ装置用開口部24
が設けられている。この光学ピックアップ装置用開口部
24は、略々矩形状の透孔であって、上記本体部3の底
面部の中心部近傍より、この底面部の一方の辺部の近傍
、すなわち、上記カートリッジ2の一側縁部の近傍に亘
って設けられている。この光学ピックアップ装置用開口
部24は、上記ディスク1の信号記録面の一部を、該デ
ィスク1の内外周に亘って、外方側に臨ませる。上記デ
ィスクプレーヤ装置は、上記信号記録層に対して情報信
号の書込みまたは読出しを行うときに、この光学ピック
アップ装置用開口部24を介して、光学ピックアップ装
置等により、上記ディスク1に対して光束の照射を行う
【0020】また、上記蓋体部3には、記録再生用開口
部である磁気ヘッド装置用開口部15が設けられている
。この磁気ヘッド装置用開口部15は、上記光学ピック
アップ装置用開口部24と同様の略々矩形状の透孔であ
って、該光学ピックアップ装置用開口部24に相対向す
る位置に設けられている。この磁気ヘッド装置用開口部
15は、上記ディスク1の他方の主面部の一部を、該デ
ィスク1の内外周に亘って、外方側に臨ませる。上記デ
ィスクプレーヤ装置は上記信号記録層に情報信号を書込
むときに、この磁気ヘッド装置用開口部15を介して、
磁気ヘッド装置等により、上記ディスク1に対して磁界
の印加を行う。
【0021】そして、上記本体部3の底面部の中央部に
は、略々円形のチャッキング用開口部20が設けられて
いる。このチャッキング用開口部20は、図3に示すよ
うに、上記センターホール19及び上記ディスクハブ1
6からなる被チャッキング部を外方に臨ませている。上
記ディスクプレーヤ装置は、このチャッキング用開口部
20を介して、ディスクテーブルを上記カートリッジ2
内に進入させて、上記ディスク1を保持する。
【0022】そして、上記カートリッジ2には、シャッ
タ部材5が取付けられている。このシャッタ部材5は、
上記光学ピックアップ装置用開口部24及び上記磁気ヘ
ッド装置用開口部15を開閉するためのものである。こ
のシャッタ部材5は、図1乃至図3に示すように、上記
光学ピックアップ装置用開口部24に対応する第1のシ
ャッタ板部7と、上記磁気ヘッド装置用開口部15に対
応する第2のシャッタ板部8と、これら第1及び第2の
シャッタ板部7,8の基端側部分同士を連結するスライ
ダ部6とを有して、例えば金属板等の材料により一体的
に屈曲形成されている。
【0023】上記スライダ部6は、略々上記カートリッ
ジ2の厚みに相当する幅を有する細長矩形板状に形成さ
れている。上記各シャッタ板部7,8は、上記各開口部
24,15を対応して閉蓋し得るように、これら開口部
24,15よりもやや大型の矩形状に形成され、例えば
0.3mm程度の所定の一様な厚みを有している。これ
ら各シャッタ板部7,8は、上記スライダ部6の両側縁
部に対応して該側縁部にそれぞれ一端側を支持され、こ
のスライダ部6を共働して挟持するようにして、互いに
平行となされて相対向させられている。すなわち、上記
各シャッタ板部7,8は、略々上記カートリッジ2の厚
みに相当する間隙を隔てて、平行に相対向している。
【0024】そして、上記スライダ部6は、長手方向の
一方側に延設されるように一体的に突出形成された突出
部を有している。この突出部は、上記スライダ部6の幅
の略半分の幅を有する矩形板状に形成されている。この
突出部は、上記各シャッタ板部7,8の側縁部よりも一
方側に突出させられている。なお、上記第1のシャッタ
板部7の上記スライダ部6に支持される一端側は、上記
スライダ部6が突出部を有していることに対応して、該
スライダ部6との連結部に向けて徐々に拡幅されている
【0025】上記突出部には、挿入板部9が設けられて
いる。この挿入板部9は、上記突出部に垂直となされて
上記各シャッタ板部7,8に平行となされ、これらシャ
ッタ板部7,8の自由端側である他端側方向に、これら
シャッタ板部7,8よりも短い長さを有して突設されて
いる。また、この挿入板部9は、上記各シャッタ板部7
,8を含む平面の略々中間となる平面上となるように設
けられている。この挿入板部9には、シャッタ開放操作
用突片10が設けられている。このシャッタ開放操作用
突片10は、上記挿入板部9に対して垂直となされて上
記スライダ部6に平行となされ、上記第2のシャッタ板
部8の側に向けて突設されている。また、上記挿入板部
9には、後述するロック部材12に掛止される被掛止切
り欠き部11が設けられている。
【0026】上記第1のシャッタ板部7の拡幅された一
端側には、図3に示すように、上記本体部3の下側の主
面部の一側縁部近傍に設けられた支持溝部23に係合す
る一対の係合爪17,17及び一対の係合突起18,1
8が設けられている。上記支持溝部23は、上記本体部
3の一側縁部に沿う方向に形成されている。上記一対の
係合爪17,17は、上記第1のシャッタ板部7の一部
によりいわゆる切り起こし形成により設けられている。 また、上記一対の係合突起18,18は、上記第1のシ
ャッタ板部7の一部が膨出形成されることにより設けら
れている。
【0027】上記シャッタ部材5は、図2乃至図5に示
すように、上記各係合爪17,17及び上記各係合突起
18,18を支持溝部23に係合させることにより、上
記カートリッジ2の一側面部に上記スライダ部6を略々
当接させ、上記第1のシャッタ板部7を上記本体部3の
下側の主面部に沿わせるとともに、上記第2のシャッタ
板部8を上記蓋体部4の上側の主面部に沿わせて、上記
カートリッジ3に支持される。このとき、上記挿入板部
9は、上記カートリッジ2の一側面部に、該カートリッ
ジ2の一側縁部に沿う方向に形成されたシャッタ開放操
作用溝部14に挿入される。このシャッタ開放操作用溝
部14は、上記シャッタ開放操作用突片10の高さに相
当する幅を有して、上記本体部3と上記蓋体部4との間
の空隙として形成されている。上記カートリッジ2に上
記シャッタ部材5が取付けられたとき、上記シャッタ開
放操作用突片10は、上記シャッタ開放操作用溝部14
内に挿入される。
【0028】そして、上記シャッタ部材5は、上記各係
合爪17,17及び上記各係合突起18,18が上記支
持溝部23に沿って摺動可能となされていることにより
、上記カートリッジ2の一側面部に沿って、図1及び図
3中矢印Bで示すように、上記シャッタ開放操作用溝部
14に沿ってスライド可能となされている。上記第1の
シャッタ板部7は、上記シャッタ部材5の上記カートリ
ッジ2に対するスライドによって、図3に示す上記光学
ピックアップ装置用開口部24を閉蓋する位置と、上記
光学ピックアップ装置用開口部24を開蓋する位置とに
亘って、スライド可能となされている。また、上記第2
のシャッタ板部8も、上記第1のシャッタ板部7と同様
に、上記シャッタ部材5の上記カートリッジ2に対する
スライドによって、図1に示す上記磁気ヘッド装置用開
口部15を閉蓋する位置と、上記磁気ヘッド装置用開口
部15を開蓋する位置とに亘って、スライド可能となさ
れている。このシャッタ部材5のスライド方向は、図1
乃至図3中矢印Aで示すこのディスクカートリッジの上
記ディスクプレーヤ装置への挿入操作方向に平行となさ
れている。なお、上記突出部は、上記各シャッタ板部7
,8が上記各開口部24,15を開蓋しているときに、
上記各開口部24,15の側に突出されるように設けら
れている。
【0029】また、上記カートリッジ2内には、ロック
部材12が設けられている。このロック部材12は、可
撓性及び弾性を有する材料により、屈曲されたアーム状
に形成されている。このロック部材12は、基端側を上
記本体部3内に植立された支持ピン25に支持され、先
端側を上記シャッタ開放操作用溝部14内に臨ませてい
る。このロック部材12の先端側には、上記カートリッ
ジ2の外方側に向けて、掛止部13が設けられている。 この掛止部13は、上記シャッタ部材5が上記各開口部
24,15を閉蓋する位置にて、このロック部材12の
弾性力によって上記被掛止切り欠き部11に係合し、該
シャッタ部材5を閉蓋位置にて掛止する。
【0030】そして、上記本体部3内には、ディスク位
置決め部となるディスク位置規制突条26が設けられて
いる。このディスク位置規制突条26は、上記本体部3
の底面部に、該本体部3に一体的に突出形成されている
。このディスク位置規制突条26は、上記ディスク1を
、このディスク1の外周縁部に当接することにより、上
記カートリッジ2内における基準位置を中心として所定
の範囲内となるように位置規制する。
【0031】本体部3の下側の主面部には、被位置決め
部となる第1の位置決め孔21及び第2の位置決め孔2
2が設けられている。これら各位置決め孔21,22は
、上記本体部3に一体的に形成されており、上記カート
リッジ2が上記ディスクプレーヤ装置内において位置決
めされるときの位置基準となる。
【0032】このディスクカートリッジが上記ディスク
プレーヤ装置に装着されるとき、このディスクプレーヤ
装置のシャッタ開放操作用ピン等が上記シャッタ開放操
作用溝部14内に進入する。このシャッタ開放操作用ピ
ンは、上記ロック部材12に当接し、このロック部材1
2を、このロック部材12の弾性力に抗して上記カート
リッジ2の内方側に弾性変位させる。すると、このロッ
ク部材12の掛止部13の上記被掛止切り欠き部11に
対する掛止が解除され、上記シャッタ部材5が上記カー
トリッジ2に対してスライド可能となされる。そして、
このシャッタ開放操作用ピンは、上記シャッタ開放操作
用突片10を押圧して、上記シャッタ部材5を上記カー
トリッジ2に対してスライド操作し、上記各開口部24
,15を開蓋させる。
【0033】上述のように構成された本発明に係るディ
スクカートリッジにおいては、非使用時にあっては、上
記シャッタ部材5が上記各シャッタ板部7,8により上
記各開口部24,15を閉蓋し、これら開口部24,1
5よりの上記カートリッジ2への塵埃や手指等の侵入を
防止している。そして、このディスクカートリッジは、
使用時にあっては、上記ディスクプレーヤ装置に装着さ
れる。このとき、上記シャッタ部材5は、上記ディスク
プレーヤ装置のシャッタ開放操作ピン等により、上記ロ
ック部材12によるロックを解除され、上記各開口部2
4,15を開蓋させる方向に移動操作されて、上記各開
口部24,15を開蓋する。このとき、上記各開口部2
4,15を介しての上記ディスク1に対する情報信号の
書込み及び/又は読出しが可能となされる。
【0034】このディスクカートリッジは、上記ディス
クプレーヤ装置に装着されると、図5に示すように、上
記本体部3が、上記ディスクプレーヤ装置のシャーシ3
0に対して位置決めされる。すなわち、上記本体部3は
、上記各位置決め孔21,22に、上記シャーシ30上
に植立された複数の位置決めピン31,32の先端側が
挿入されることにより、該シャーシ30に対して位置決
めされる。そして、上記ディスク1は、上記シャーシ3
0上に設けられたディスクテーブル33上に載置されて
保持される。
【0035】上記ディスクテーブル33は、略々円盤状
に形成され、上記シャーシ30に取付けられたスピンド
ルモータ34の駆動軸35に取付けられている。このデ
ィスクテーブル33上には、略円錐台状のセンタリング
部材が設けられている。また、このセンタリング部材内
には、上記ディスクハブ16を吸引するためのマグネッ
トが内蔵されている。このディスクテーブル33は、上
記チャッキング用開口部20を介して上記カートリッジ
2内に進入し、上記センタリング部材を上記センターホ
ール19に中途部まで挿入させることによって、上記デ
ィスク1の中心を上記駆動軸35の軸心に一致させるい
わゆるセンタリング操作を行い、さらに、上記マグネッ
トにより上記ディスクハブ16を吸引して、上記ディス
ク1を位置決めして保持する。
【0036】ここで、このディスクカートリッジにおい
ては、上記各位置決め孔21,22と上記ディスク位置
規制突条26とがそれぞれ上記本体部3に対して一体的
に設けられ、これら各位置決め孔21,22とディスク
位置規制突条26との相対位置が正確に所定の位置とな
されているため、上記ディスク位置規制突条26による
上記ディスク1に対する位置規制は、略々上記各位置決
めピン31,32を基準とした位置規制と同様の精度を
有している。したがって、上記シャーシ30上に装着さ
れたディスクカートリッジのディスク1は、該シャーシ
30に対して位置決めされて設けられたディスクテーブ
ル33を基準として位置規制された位置となされており
、該ディスクテーブル33による上記ディスク1の保持
が容易化されている。
【0037】なお、本発明に係るディスクカートリッジ
は、上述の実施例中に示した如く、いわゆる光磁気ディ
スクを用いて構成されたディスクカートリッジに限定さ
れず、光ディスクや磁気ディスクを用いて構成されたデ
ィスクカートリッジとしても構成することができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスクカ
ートリッジにおいては、ディスクを収納するカートリッ
ジは、少なくともこのカートリッジが位置決めされるた
めの被位置決め部とこのカートリッジ内における上記デ
ィスクの位置決めをするディスク位置決め部とが一体的
に設けられている。
【0039】そのため、このディスクカートリッジにお
いては、上記カートリッジは、このカートリッジに対す
る位置決めの基準に対して、該カートリッジに対する位
置決めと略々同様の精度で、上記ディスクを位置決めす
る。
【0040】したがって、このディスクカートリッジを
用いて情報信号の記録及び/又は再生を行うディスクプ
レーヤ装置においては、上記ディスクを保持するチャッ
キング機構は、上記ディスクをセンタリング操作して保
持できる該ディスクの移動可能な範囲を大きくする必要
がなく、装置構成の小型化、簡素化が可能であり、ひい
ては、ディスクプレーヤ装置全体の装置構成の小型化、
簡素化を容易化する。
【0041】すなわち、本発明は、ディスクプレーヤ装
置のチャッキング機構の構成の大型化、複雑化を招来す
ることなく、このチャッキング機構によりディスクが良
好に位置決めされて保持されるようになされたディスク
カートリッジを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの構成を示
す斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジの構成を一部を分解
して示す斜視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジの構成を示す底面側
より臨んだ斜視図である。
【図4】上記ディスクカートリッジのカートリッジの構
成を示す分解斜視図である。
【図5】上記ディスクカートリッジがディスクプレーヤ
装置に装着された状態を示す図1中のC−C´断面であ
る縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・ディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ディスクと、上記ディスクを収納し、
    このディスクの主面部の少なくとも一部を外方側に臨ま
    せる記録再生用開口部を有するカートリッジとを備え、
    上記カートリッジは、少なくとも、このカートリッジが
    位置決めされるための被位置決め部と、このカートリッ
    ジ内における上記ディスクの位置決めをするディスク位
    置決め部とが、一体的に設けられてなるディスクカート
    リッジ。
JP3077263A 1991-03-18 1991-03-18 ディスクカートリッジ Withdrawn JPH04289573A (ja)

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JP3077263A JPH04289573A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 ディスクカートリッジ

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JP3077263A JPH04289573A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 ディスクカートリッジ

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