JPH0755722Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

Info

Publication number
JPH0755722Y2
JPH0755722Y2 JP1989081145U JP8114589U JPH0755722Y2 JP H0755722 Y2 JPH0755722 Y2 JP H0755722Y2 JP 1989081145 U JP1989081145 U JP 1989081145U JP 8114589 U JP8114589 U JP 8114589U JP H0755722 Y2 JPH0755722 Y2 JP H0755722Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
guide member
opening
cartridge
cartridge body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989081145U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0323866U (ja
Inventor
賢二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP1989081145U priority Critical patent/JPH0755722Y2/ja
Publication of JPH0323866U publication Critical patent/JPH0323866U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755722Y2 publication Critical patent/JPH0755722Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光ディスクや磁気ディスク等のディスク状記
録媒体を収納したディスクカートリッジに関し、特にデ
ィスク状記録媒体を収納したカートリッジ本体に設けた
開口部を開閉するシャッタ部材を備えたディスクカート
リッジに関する。
〔従来の技術〕
従来、光ディスクや磁気ディスク等のディスク状記録媒
体を収納したディスクカートリッジとして、第6図に示
すように構成されたものが知られている。このディスク
カートリッジは、対をなす上ハーフ52と下ハーフ53を突
き合わせ結合して形成したカートリッジ本体51内に光デ
ィスクDを回転可能に収納している。光ディスクDを収
納したカートリッジ本体51には、光ディスクDの信号記
録面の一部を外方に臨ませる記録再生用の開口部54が形
成されている。カートリッジ本体51には、開口部54を開
閉するためのシャッタ部材55が移動可能に取付けられて
いる。このようにシャッタ部材55を取付けることによ
り、ディスクカートリッジを記録及び/又は再生装置に
装着しない不使用時に開口部54を閉塞しておくことがで
き、カートリッジ本体51内に塵埃等が侵入することを防
止し、カートリッジ本体51に収納した光ディスクDの保
護を図るようにしている。
そして、シャッタ部材55は、カートリッジ本体51の外側
面に形成した凹状部56内に開口部54を閉塞するシャッタ
部を延在させ、且つ凹状部56の範囲で移動されることに
より、カートリッジ本体51の表面から突出することなく
このカートリッジ本体51に取付けられている。また、シ
ャッタ部材55は、カートリッジ本体51内に配設されたバ
ネ部材によって開口部54を閉塞する方向に常時移動付勢
され、ディスクカートリッジが記録及び/又は再生装置
に装着されない状態では、開口部54を閉塞した位置に保
持されてなる。このシャッタ部材55は、ディスクカート
リッジを記録及び/又は再生装置に装着操作すると、装
置側に設けられたシャッタ開放操作機構によってバネ部
材の付勢力に抗して移動操作されて開口部54を開放し、
光ディスクDの一部を外方に臨まさせる。
この種のディスクカートリッジに用いられているシャッ
タ部材55は、ステンレス板等の薄い金属板を打ち抜き折
曲して断面形状がコ字状をなすように形成されてなるも
のであって、カートリッジ本体51を構成する上ハーフ52
側の開口部を閉塞する第1のシャッタ部と下ハーフ53側
の開口部54を閉塞する第2のシャッタ部55aと、これら
第1及び第2のシャッタ部の基端側を連結する連結片と
より形成されてなる。このシャッタ部材55は、第1及び
第2のシャッタ部を開口部54上に延在させてカートリッ
ジ本体51に嵌合させるように取付けられることにより、
連結片をカートリッジ本体51の一側面に沿わせて移動可
能となされている。一方、シャッタ部材55の第1及び/
又は第2のシャッタ部55aの先端側には、シャッタ部材5
5の移動方向をガイドするガイド部55bが折曲形成されて
いる。シャッタ部材55は、ガイド部55aがカートリッジ
本体51を構成する下ハーフ53の外側面に取付けられたシ
ャッタガイド部材57により支持されることにより、カー
トリッジ本体51からの浮き上がりが防止されて安定した
状態で開口部54を開閉する方向に移動可能となされてい
る。
シャッタ部材55のガイド部55bを支持するシャッタガイ
ド部材57は、シャッタ部材55の移動範囲に亘って薄肉部
57aを形成した長尺な板状体として形成され、下ハーフ5
3の外側面に形成されたシャッタ部55aが移動する凹状部
56の先端側に一段深く形成された凹部58内に取付けられ
ている。そして、シャッタ部材55は、第7図に示すよう
に、凹部58内に取付けられたシャッタガイド部材57の薄
肉部57aと凹部58と構成されるシャッタ部材挿入用間隙
内に先端側に形成したガイド部55bを挿入させている。
このように、シャッタ部材55は、シャッタ部材挿入用間
隙内に先端側に形成したガイド部55bを挿入させてカー
トリッジ本体51に取付けられているので、カートリッジ
本体51からの浮き上がりが防止され、且つ大きな負荷を
受けることなく安定して移動可能となされている。
〔考案が解決使用とする課題〕
ところで、従来用いられているシャッタガイド部材は、
金属又は合成樹脂によって形成されている。
金属によって形成したシャッタガイド部材にあっては、
カートリッジ本体に取付けるに当たり両面接着テープ等
の接着剤を用いている。接着剤を用いて取付ける用にし
た場合には、容易に剥離してしまい、安定したシャッタ
部材の支持が行えなくなってしまう。
また、合成樹脂で形成したシャッタガイド部材57にあっ
ては、第7図に示すように、薄肉部57aの部分が容易に
撓んでしまい、薄肉部57aと凹部58と構成されるシャッ
タ部材挿入用間隙を十分に確保できなくなってしまう。
特に、この撓み現象は、シャッタガイド部材57の両端部
で生じ易く、シャッタ部材55の全移動範囲Wに亘っての
移動を阻害し、開口部54の開閉を不完全なものとする原
因ともなっている。
そこで、本考案は、合成樹脂で形成されたシャッタガイ
ド部材の撓みを防止し、シャッタ部材の全移動範囲に亘
って安定した移動を保証するとともに、ディスクカート
リッジの記録及び/又は再生装置への安定した装脱を可
能となすディスクカートリッジを提供することを目的に
提案されたものである。
〔課題を達成するための手段〕
本考案に係るディスクカートリッジは、上述したような
目的を達成するため、ディスク状記録媒体を回転可能に
収納するとともに少なくとも上記ディスク状記録媒体の
一部を径方向に亘って外方に臨まさせる開口部が設けら
れたカートリッジ本体と、上記カートリッジ本体に移動
可能に支持され、上記カートリッジ本体の外側面に形成
された凹状部内を移動して上記開口部を開閉するシャッ
タ部材と、上記凹状部の先端側に連続してこの凹状部よ
り深く形成されたシャッタガイド部材取付け用凹部内に
取付けられる合成樹脂よりなるシャッタガイド部材とを
備える。そして、上記シャッタガイド部材は、上記シャ
ッタ部材の移動範囲に亘って形成された薄肉部の両端部
及長手方向の一側縁に沿って支持突部が設けられ、これ
ら支持突部に支持されて上記シャッタガイド部材取付け
用凹部内に取付けられ、上記薄肉部と上記シャッタガイ
ド部材取付け用凹部の底面との間にシャッタ部材挿入用
間隙が形成されてなり、上記シャッタ部材挿入用間隙に
上記シャッタ部材の先端部を折曲形成したガイド部を挿
入させるようにしたものである。
〔作用〕
本考案に係るディスクカートリッジは、カートリッジ本
体に取付けられたシャッタ部材が、合成樹脂で形成され
たシャッタガイド部材の薄肉部とカートリッジ本体の外
側面に形成されたシャッタガイド部材取付け用凹部の底
面との間にシャッタ部材挿入用間隙に、先端部に形成し
たガイド部を支持されて開口部を開閉する方向に移動操
作される。
また、合成樹脂からなるシャッタガイド部材は、薄肉部
の両端部及長手方向の一側縁に沿って設けられた支持突
部を介してシャッタガイド部材取付け用凹部内に取付け
られることにより、薄肉部の撓み変形が規制される。
〔実施例〕
以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照して説明す
る。
本考案に係るディスクカートリッジは、第2図に示すよ
うに、合成樹脂をモード成形して平板な方形状に形成さ
れた対をなす上ハーフ2と下ハーフ3を突き合わせ結合
して形成したカートリッジ本体1内に光磁気ディスクD
を回転可能に収納している。すなわち、一対の上下ハー
フ2,3は、下ハーフ3に設けられた貫通穴3bに挿通した
ネジ4を上ハーフ2に設けたネジ穴に螺合することによ
って一体化されてカートリッジ本体1を構成する。この
カートリッジ本体1に収納されるディスク状記録媒体
は、情報信号の光磁気ディスクDである。この光磁気デ
ィスクDの中心部には、記録及び/又は再生装置側に設
けられるディスク回転駆動機構のディスクテーブルにク
ランプするためのチャッキング部D1が設けられている。
光磁気ディスクDを収納したカートリッジ本体1は、光
磁気ディスクDの外周径を内接円とする方形状に形成さ
れてなり、その内部にディスク収納部を構成する円弧状
をなす立上り周壁6が設けられている。この立上り周壁
6は、上下ハーフ2,3の相対向する位置に設けられ、互
いに突き合わせられてディスク収納部を構成している。
そして、光磁気ディスクDは、下ハーフ2の略中央部に
設けたチャッキング穴5にチャッキング部D1を遊嵌させ
ディスク収納部に収納されることにより、カートリッジ
本体1内で移動が規制されて安定した収納状態で収納さ
れてなる。
また、カートリッジ本体1を構成する上ハーフ2及び下
ハーフ3の相対向する位置には、収納した光磁気ディス
クDの信号記録領域D2の一部を内外周に亘って外方に臨
まさせる記録再生用の開口部7,8が設けられている。こ
れら開口部7,8は、カートリッジ本体1の中央部近傍か
ら一側縁に亘って長方形状に形成され、下ハーフ3側に
設けられる開口部8は、チャッキング穴5に連続されて
いる。そして、上ハーフ2側に設けられた開口部7に
は、光磁気ディスクDに情報信号を記録する際にこの光
磁気ディスクDに外部磁界を印加するための磁気ヘッド
が臨まされ、下ハーフ3側に形成される開口部8には、
情報信号の記録再生時に光学ピックアップが臨まされ
る。光学ピックアップが臨まされる下ハーフ3側に設け
られる開口部8の一側縁側を閉塞する部分の外側面側に
は、第2図及び第4図に示すように段差部9が形成され
ている。この段差部9は、カートリッジ本体1内に収納
された光磁気ディスクDの信号記録領域D2に光学ピック
アップから出射される光ビームを集光して照射させる対
物レンズを近接して対向させるようになすためのもので
ある。すなわち、光学ピックアップの対物レンズが、光
磁気ディスクDに対し非常に近接した状態でカートリッ
ジ本体1内に進入することを許容するためのものであ
る。
そして、カートリッジ本体1には、記録再生用の開口部
7,8及びチャッキング穴5を開閉するシャッタ部材10が
取付けられている。このシャッタ部材10は、ステンレス
板等の薄い金属板を打ち抜き折曲して形成されてなるも
のであって、第2図に示すように、上ハーフ2側の開口
部7を閉塞する第1のシャッタ部16と、下ハーフ3側の
開口部及びこの開口部8に連続するチャッキング穴5を
閉塞する第2のシャッタ部17と、第1及び第2のシャッ
タ16,17の基端側を連結する連結片18と有し、全体をも
って断面コ字状をなすように形成されている。なお、連
結片18は、第1及び第2のシャッタ部16,17がカートリ
ッジ本体1の厚さに相当する間隔をもって相対向する幅
に形成されている。
このシャッタ部材10の第1のシャッタ部16は、上ハーフ
2に設けた開口部7の幅に比し略2倍の大きさに形成さ
れ、第2のシャッタ部17に対向する部分を閉塞面16bと
なし、第2のシャッタ部17と対向しない部分に開口部7
を開放するに足る大きさの窓部16aが設けられている。
一方、第2のシャッタ部17は、下ハーフ3に設けられた
開口部8及びチャッキング穴5を閉塞するに足る長さを
もって形成されている。従って、この第2のシャッタ部
17の先端側は、第1のシャッタ部16の先端からさらに突
出され、この第1のシャッタ部16より長尺に形成されて
なる。
また、シャッタ部材10には、カートリッジ本体1の外側
に嵌合配設した時、カートリッジ本体1からの抜け止め
を図るとともに移動方向をガイドするガイド片19,20が
設けられている。これらガイド片19,20は、第2図及び
第5図に示すように、連結片18の一側から第2のシャッ
タ部17の延長方向に突設された突片を先端を折り曲げて
形成されてなる。さらに、連結片18の一部を切欠くよう
にして、カートリッジ本体1に取付けられたシャッタ部
材10を開閉操作する記録及び/又は再生装置側に設けら
れるシャッタ開閉ピンが係合するシャッタ開閉ピン係合
穴22が形成されている。このシャッタ開閉ピン係合孔22
の一側側には、カートリッジ本体1に取付けられたシャ
ッタ部材10を開口部閉塞方向に付勢するカートリッジ本
体1内に配設されたトーションバネ12の一端が係止され
る係止される係止片が切起し形成されている。
上述のように形成されたシャッタ部材10は、第1及び第
2のシャッタ部16,17をそれぞれ上ハーフ2及び下ハー
フ3の外側面側に延在するようにして、カートリッジ本
体1の一側面側から嵌合される。このとき、シャッタ部
材10は、トーションバネ12が係止される係止片を上下ハ
ーフ2,3間の間隙に挿入し、各ガイド片19,20を下ハーフ
3に形成されたガイド溝23,24にそれぞれ係合させてカ
ートリッジ本体1に取付けられる。また、第1及び第2
のシャッタ部16,17は、第5図に示すように、カートリ
ッジ本体1の外側面に形成された凹状部2a,3a内に延在
される。これら凹状部2a,3aは、シャッタ部材10を構成
する金属板の厚さに略等しい深さをもってシャッタ部材
10の移動範囲に亘って形成されている。従って、第1及
び第2のシャッタ部16,17は、これら凹状部2a,3a内に延
在されることによりカートリッジ本体1の外側面から突
出することなく略面一となされる。
そして、第2のシャッタ部17が延在される下ハーフ3に
設けられた凹状部3aの先端側には、この凹状部3aに連続
してこの凹状部3aより深く形成されたシャッタガイド部
材取付け用凹部3cが形成されている。この凹部3c内に
は、シャッタガイド部材13が取付けられている。このシ
ャッタガイド部材13は、合成樹脂を成形して形成されて
なるものである。第3図A及び第3図Bに示すように、
シャッタ部材10の移動範囲に亘って、すなわち凹状部3a
の幅に略等しい長さを有する薄肉部13aを有し、この薄
肉部13aの両端部及長手方向の一側縁に沿って凹状部3a
の底面への突当て部となる支持突部13b,13c及び13eを突
設している。すなわち、これら支持突部13b,13c及び13e
は、薄肉部13aの周縁をコ字状に囲むように形成されて
いる。また、薄肉部13aの一側縁に沿って突設された支
持突部13eの端面には、シャッタガイド部材取付け用凹
部3c内に穿設した複数の嵌合孔15にそれぞれ嵌合する複
数の嵌合突起13dが突設されている。
このように形成されたシャッタガイド部材13は、第1図
に示すように、薄肉部13a側をシャッタ部材10の先端側
に位置させ、各嵌合突起13dを嵌合孔15にそれぞれ嵌合
させ、支持突部13b,13c及び13eの端面をシャッタガイド
部材取付け用凹部3cの底面に突当ててこのシャッタガイ
ド部材取付け用凹部3c内に取付けられる。なお、シャッ
タガイド部材13のシャッタガイド部材取付け用凹部3c内
への固定は、この凹部3cの底面に設けられた熱溶着部3d
を加熱溶着することによって行われる。この加熱溶着
は、例えば超音波を用いて行われる。
そして、シャッタガイド部材13は、支持突部13b,13c及
び13eをシャッタガイド部材取付け用凹部3cの底面に突
当てて取付けられることにより、薄肉部13aとシャッタ
ガイド部材取付け用凹部3cの底面との間にシャッタ部材
挿入用間隙30が形成されてなる。このシャッタ部材挿入
用間隙30には、凹状部3a内に延在された第2のシャッタ
部17の先端部を、第1のシャッタ部16に近接する方向で
あるシャッタ部材10の内方に向かって折曲形成したガイ
ド部17aが挿入されてなる。
ところで、シャッタガイド部材取付け用凹部3c内に取付
けられるシャッタガイド部材13の支持突部13b,13c及び1
3e部分の高さは、シャッタガイド部材取付け用凹部3cの
深さと略等しくされてなる。従って、シャッタガイド部
材13は、シャッタガイド部材取付け用凹部3cから突出す
ることなく、第1図に示すように、薄肉部13aの上面側
をカートリッジ本体1の外側面と面一にしてシャッタガ
イド部材取付け用凹部3c内に取付けられる。
また、シャッタガイド部材13が取付けられるシャッタガ
イド部材取付け用凹部3cは、第4図に示すように、シャ
ッタ部材10の第2のシャッタ部17が移動する凹状部3aの
幅(W1)より幅広に形成され、凹状部3aの両側に突出し
た部分に支持突部13b,13cが位置される。従って、支持
突部13b,13cによってシャッタ部材10の開口部8を開閉
する方向の移動が阻害されることもない。
上述のように構成された本願考案に係るディスクカート
リッジは、カートリッジ本体1に取付けられたシャッタ
部材10がトーションバネ12に付勢されることにより、記
録及び/又は再生装置に装着しない不使用時にあって
は、第1及び第2のシャッタ部16,17により常時開口部
7,8を閉塞している。従って、使用者が、不用意にカー
トリッジ本体1に収納した光磁気ディスクDに触れるこ
とが防止され、カートリッジ本体1内への異物や塵埃の
進入を防止することができる。
さらにこのとき、第2のシャッタ部17の先端部のガイド
部17aが、シャッタ部材挿入用間隙30内に挿入されてい
るので、第2のシャッタ部17のカートリッジ本体1から
の浮き上がりが防止され、確実に開口部8が閉塞され
る。
また、本考案に係るディスクカートリッジは、記録及び
/又は再生装置に挿入操作されると、この装置側に設け
られたシャッタ開閉ピンがシャッタ開閉ピン係合孔22に
係合し、装置内への挿入に伴ってシャッタ部材10がトー
ションバネ12の付勢力に抗して各開口部7,8及びチャッ
キング穴5を開放する方向に移動操作される。
〔考案の効果〕
上述したように本考案に係るディスクカートリッジは、
合成樹脂により形成されたシャッタガイド部材が、薄肉
部の両端部及長手方向の一側縁に沿って設けられた支持
突部を介して、シャッタ部材が移動する凹状部より深く
形成されたシャッタガイド部材取付け用凹部内に取付け
られてなるので、シャッタガイド部材取付け用凹部の底
面と共にシャッタ部材挿入用間隙を形成する薄肉部の変
形や撓みが確実に防止され、シャッタ部材挿入用間隙の
間隔を一定に維持することができるので、常に安定した
シャッタ部材の移動を実現できる。
また、シャッタガイド部材は、シャッタガイド部材取付
け用凹部内に支持突部を固定して取付けられてなるの
で、カートリッジ本体の外側面から突出することなく取
付けることができ、カートリッジ本体の外側面を平坦な
面とすることができる。従って、記録及び/又は再生装
置に対し挿脱を行うときに、一部が記録及び/又は再生
装置に引き掛かることもなく円滑な挿脱が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るディスクカートリッジを構成する
シャッタガイド部材をカートリッジ本体に取付けた状態
を示す要部断面図である。 第2図は本考案に係るディスクカートリッジの分解斜視
図である。 第3図Aはシャッタガイド部材を示す正面図であり、第
3図Bはその底面図である。 第4図はシャッタガイド部材が取付けられる前の状態を
示す下ハーフの平面図である。 第5図はシャッタガイド部材を取付けたディスクカート
リッジの下ハーフ側の平面図である。 第6図は従来のディスクカートリッジを底面側から見た
斜視図であり、第7図は従来のシャッタガイド部材をカ
ートリッジ本体に取付けた状態を示す要部断面図であ
る。 1……カートリッジ本体 3a……シャッタ部材が移動する凹状部 3c……シャッタガイド部材取付け用凹部 10……シャッタ部材 13……シャッタガイド部材 13a……薄肉部 13b,13c,13e……シャッタガイド部材の支持突部 17a……ガイド部 30……シャッタ部材挿入用間隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体を回転可能に収納する
    とともに少なくとも上記ディスク状記録媒体の一部を径
    方向に亘って外方に臨まさせる開口部が設けられたカー
    トリッジ本体と、 上記カートリッジ本体に移動可能に支持され、上記カー
    トリッジ本体の外側面に形成された凹状部内を移動して
    上記開口部を開閉するシャッタ部材と、 上記凹状部の先端側に連続してこの凹状部より深く形成
    されたシャッタガイド部材取付け用凹部内に取付けられ
    る合成樹脂よりなるシャッタガイド部材とを備え、 上記シャッタガイド部材は、上記シャッタ部材の移動範
    囲に亘って形成された薄肉部の両端部及長手方向の一側
    縁に沿って支持突部が設けられ、これら支持突部に支持
    されて上記シャッタガイド部材取付け用凹部内に取付け
    られ、上記薄肉部と上記シャッタガイド部材取付け用凹
    部の底面との間にシャッタ部材挿入用間隙が形成されて
    なり、 上記シャッタ部材挿入用間隙に上記シャッタ部材の先端
    部を折曲形成したガイド部を挿入させてなるディスクカ
    ートリッジ。
JP1989081145U 1989-07-12 1989-07-12 ディスクカートリッジ Expired - Fee Related JPH0755722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989081145U JPH0755722Y2 (ja) 1989-07-12 1989-07-12 ディスクカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989081145U JPH0755722Y2 (ja) 1989-07-12 1989-07-12 ディスクカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0323866U JPH0323866U (ja) 1991-03-12
JPH0755722Y2 true JPH0755722Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31626822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989081145U Expired - Fee Related JPH0755722Y2 (ja) 1989-07-12 1989-07-12 ディスクカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755722Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0178376U (ja) * 1987-11-13 1989-05-26
JPH0739099Y2 (ja) * 1988-03-07 1995-09-06 ティーディーケイ株式会社 ディスクカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0323866U (ja) 1991-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3178005B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2827332B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2961816B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0755722Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2003051171A (ja) ディスクカートリッジ
JP3024174B2 (ja) ディスクカートリッジ装着装置
JPH0739108Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3309412B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3829403B2 (ja) カートリッジホルダ装置
JP3097695B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3257557B2 (ja) 記録及び/又は再生装置
JP3282192B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2001250358A (ja) ディスクカートリッジ
JPH0636542Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0621099Y2 (ja) デイスクカ−トリツジ
JP3590997B2 (ja) シャッタ開閉機構及びこれを備える記録及び/又は再生装置
JP3227818B2 (ja) ディスクカ−トリッジ
JP3211293B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3309456B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3216308B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3063262B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH04289573A (ja) ディスクカートリッジ
JP3070115B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0713099Y2 (ja) ディスクカートリッジケース
JP2626567B2 (ja) ディスクカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees