JP3070115B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP3070115B2
JP3070115B2 JP3058011A JP5801191A JP3070115B2 JP 3070115 B2 JP3070115 B2 JP 3070115B2 JP 3058011 A JP3058011 A JP 3058011A JP 5801191 A JP5801191 A JP 5801191A JP 3070115 B2 JP3070115 B2 JP 3070115B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号の記録媒体と
して用いられる光ディスクや光磁気ディスク等のディス
クを収納してなるディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号の記録媒体として用いら
れる光ディスクや光磁気ディスク等のディスクは、塵埃
の付着や異物との接触による損傷を防止するため、カー
トリッジに収納され、カートリッジとともに記録及び/
又は再生装置に装着される。
【0003】情報信号の記録媒体として用いられるディ
スクを収納したディスクカートリッジは、ディスクを回
転可能に収納したカートリッジの一方の主面の中央部
に、ディスクの中央部に設けられた被チャッキング部を
外方に臨ませるチャッキング用開口部を設けている。さ
らに、カートリッジの相対向する両主面には、チャッキ
ング用開口部に近傍からカートリッジの一側面側に亘っ
てディスクの両主面の少なくとも一部をそれぞれ内外周
に亘って外方側に臨ませるため記録再生用開口部が設け
られている。
【0004】ディスクを収納したディスクカートリッジ
には、カートリッジ内への塵埃の侵入を防止してディス
クの保護を図るため、非使用時において、少なくとも各
記録再生用開口部を閉塞するシャッタ部材が取り付けら
れている。このシャッタ部材は、各記録再生用開口部を
閉塞するに足る大きさに形成された一対の板状部を備え
る。シャッタ部材は、カートリッジの一側面側に基端部
側を支持されて、カートリッジの一側面に沿って記録再
生用開口部を開閉する方向に移動可能に支持されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なディスクカートリッジに収納されたディスクが情報信
号の再記録を可能とする光磁気ディスクである場合に、
この光磁気ディスクに情報信号の記録を行う場合には、
光磁気ディスクの一方の主面に記録再生装置側に設けら
れる光ピックアップ装置から出射される光ビームが集光
照射されるとともに、他方の主面側に磁気ヘッド装置に
より外部磁界が印加される。したがって、情報信号の再
記録を可能とする光磁気ディスクを収納したディスクカ
ートリッジにあっては、カートリッジの相対向する両主
面にそれぞれ記録再生用開口部を設ける必要がある。
【0006】ところで、予め記録された情報信号を専ら
再生するために用いられる光ディスクあるいは光磁気デ
ィスクにあっては、これらディスクに記録された情報信
号を読み出すために光ビームを照射するのみで足る。し
たがって、再生専用の光ディスクあるいは光磁気ディス
クを収納したディスクカートリッジにあっては、カート
リッジの一方の面にのみ再生用の開口部を設けるだけで
足る。
【0007】このように、一方の面にのみ開口部を設け
たディスクカートリッジにあっては、開口部を設ける必
要のない他方の主面を平坦な面として、ディスクに記録
されている情報の表題などの内容を示す表示を施したラ
ベルの貼着部や印刷部として用いることが可能となる。
カートリッジの開口部を設ける必要のない他方の主面を
ラベル貼着部などに用いる場合には、この主面側にシャ
ッタ部材の一部が延在しないようにする必要がある。
【0008】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、カートリッジの一方の主面に設
けられた再生用開口部のみをシャッタ部材により確実に
開閉し、開口部を設ける必要のない他方の主面を大きく
開放し、大きな面積のラベル貼着部などを構成すること
を可能とするディスクカートリッジを提供しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明は、ディスクを収納し、一
方の主面に支持溝と上記ディスクの一方の主面の一部を
内外周に亘って外方に臨ませる開口部とが形成され、上
記主面に垂直な一側面に溝部が形成されたカートリッジ
と、このカートリッジの一側面に沿って移動自在に設け
られて上記開口部を開閉するシャッタ部材とを備える。
ここで、シャッタ部材は、上記開口部を閉塞する第1の
板状部と、当該第1の板状部よりも短い第2の板状部と
上記第1の板状部の基端部と上記第2の板状部の基端部
とを断面ほぼコ字状に連結する連結部と、上記第1の板
状部の基端側に設けられ上記支持溝と係合する係合部を
有し、上記第2の板状部を上記溝部に挿入するとともに
上記係合部が上記支持溝に係合されることにより、上記
カートリッジの一側面側を保持して移動自在にカートリ
ッジに取り付けられる。
【0010】ここで、係合部は、カートリッジに設けた
支持溝と係合する係合片と係合突部から構成されてい
る。
【0011】
【作用】本発明を構成するシャッタ部材は、第1の板状
部の基端側に設けられ係合部をカートリッジに設けた支
持溝に係合し、第1の板状部よりも短い第2の板状部を
カートリッジの一側面に設けた溝部に挿入してカートリ
ッジに設けられるので、カートリッジの一方の主面側に
のみ第1の板状部を延在させ、他方の主面側を開放して
おくことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。
【0013】この例は、予め情報信号を記録された再生
専用の光ディスクを収納したディスクカートリッジに適
用した例を示すものであって、このディスクカートリッ
ジは、図1及び図4に示すように、情報信号が予め記録
された光ディスク1をカートリッジ2に回転可能に収納
している。
【0014】カートリッジ2に収納される光ディスク1
は、透明な合成樹脂等により形成されたディスク基板の
主面に光ビームの反射膜として機能する金属材料等を被
着した信号記録層が設けられている。この光ディスク1
は、直径を約64mmとして形成され、中央部に、ディ
スクプレーヤ側に設けられるディスク回転駆動機構に位
置決めされて一体に装着されるようにセンターホール1
aが設けられるとともにこのセンターホール1aを閉塞
するように金属などに形成されたディスクハブ3が取り
付けられ、このディスクハブの外周側の領域に情報信号
の記録領域が構成される。
【0015】なお、センターホール1aは、ディスク基
板の中心部に貫通して設けられ、記録領域には、センタ
ーホール1aを中心として同心円状若しくは螺旋状に情
報信号が記録された記録トラックが形成されている。
【0016】上述のように構成された光ディスク1を回
転可能に収納するカートリッジ2は、図1及び図2に示
すように、略矩形状に形成された一対の上ハーフ4と下
ハーフ5とを突き合わせ結合されることによって形成さ
れる。直径を約64mmの大きさの光ディスク1を収納
するカートリッジ2は、一辺の長さを約68mm乃至7
2mmとする矩形状に形成されている。そして、光ディ
スク1は、ディスクプレーヤ側に設けられる光ピックア
ップ装置から出射される光ビームが照射される情報信号
の読み出し面側となる一方の主面をカートリッジ2の一
方の主面5aを構成する下ハーフ5に対向させてカート
リッジ2に収納される。
【0017】そして、カートリッジ2の一方の主面5a
を構成する下ハーフ5には、図4に示すように、このカ
ートリッジ2に収納された光ディスク2に記録された情
報信号を読み出すために用いられる再生用開口部6が設
けられている。この再生用開口部6は、カートリッジ2
に収納された光ディスク1の信号記録領域の一部を内外
周に亘って外方に臨ませるように、下ハーフ5の中心部
近傍よりカートリッジ2の一側面側に亘って矩形状に形
成されている。
【0018】また、下ハーフ5の中央部には、図3及び
図4に示すように、光ディスク1の中央部に設けられた
センターホール1a及びディスクハブ3を外方に臨ませ
る円形のチャッキング用開口部7が設けられている。カ
ートリッジ2に収納された光ディスク1は、チャッキン
グ用開口部7を介してディスクプレーヤ側に設けられる
ディスク回転駆動機構に一体に回転するように装着され
る。
【0019】上述のように光ディスク1を収納したカー
トリッジ2には、図1乃至図5に示すように、下ハーフ
5側に設けられた再生用開口部6を開閉するシャッタ部
材8が取り付けられる。このシャッタ部材8は、カート
リッジ2に設けた再生用開口部6を閉塞する第1の板状
部10と、この第1の板状部10よりも短い第2の板状
部11と第1の板状部10基端部と第2の板状部11の
基端部とを断面ほぼコ字状に連結する連結部9とを備え
る。
【0020】なお、シャッタ部材8は、0.3mm程度
の一様な厚さの金属板を用いて形成されている。
【0021】シャッタ部材8の第1の板状部10は、再
生用開口部6を閉塞するに足る大きさであって、例えば
長手方向の長さを25mm乃至30mm程度とした矩形
状に形成されている。また、連結部9は、カートリッジ
2の厚みの約半分に相当する幅を有する細長の矩形状に
形成され、一端側が第1の板状部10の一側から突出す
るような長さに形成されている。この連結部9の一側に
は、第1の板状部10の基端部が連結され、他側には第
2の板状部11の基端部が連結され、第1及び第2の板
状部10,11が平行に相対向している。なお、第2の
板状部11は、連結部9からの突出する長さが4mm程
度されている。また、第1及び第2の板状部10,11
は、等しい幅を有する。
【0022】そして、第2の板状部11の先端側の一側
には、図1に示すように、この板状部11の一部を切り
起こすようにして略矩形状のシャッタ開放操作片11a
が突設されている。このシャッタ開放操作片11aは、
連結部9に平行に、すなわち、第2の板状部11に略垂
直に第1の板状部10とは反対側に突設されている。シ
ャッタ開放操作片11aは、第2の板状部11からの高
さを1mm乃至2mm程度となし幅を4mm程度として
形成されている。また、第2の板状部11には、図1に
示すように、被係止部21が設けられている。この被係
止部21は、図1に示すように、第2の板状部11の先
端側から連結部9側に亘る部分を切り欠いて形成されい
てる。なお、被係止部21は、シャッタ開放操作片11
aを切り起こし形成することにより、このシャッタ開放
操作片11aの側部に形成されるようにすることができ
る。そして、第1の板状部10の連結部9に連結された
基端部側には、図3及び図4に示すように、カートリッ
ジ2の一方の主面5aの一側面側に形成された支持溝1
2に係合する係合部を構成する一対の係合片13,13
及び一対の係合突部18,18が設けられている。一対
の係合片13,13は、第1の板状部10の一部を切り
起こして形成され、一対の係合突部18,18は、第1
の板状部10の一部を屈曲させて膨出することにより形
成される。カートリッジ2側に設けられる各支持溝12
は、カートリッジ2の一側面に沿ってこの一側面と平行
に形成されている。
【0023】また、カートリッジ2の再生用開口部6が
設けられる下ハーフ5によって構成される主面に垂直な
一側面には、シャッタ開放操作用溝部14が設けられて
いる。このシャッタ開放操作用溝部14は、ディスクカ
ートリッジのディスクプレーヤに対する図1及び図3中
矢印B方向の挿入側となる面に直交する一側面に形成さ
れている。そして、シャッタ開放操作用溝部14は、シ
ャッタ部材8に設けたシャッタ開放操作片11aが挿入
されるに足る幅をもってカートリッジ2の一側面に形成
され、ディスクカートリッジのディスクプレーヤへの挿
入端側となる面に開放端が臨むように形成されている。
【0024】シャッタ部材8は、図3及び図4に示すよ
うに、第1の板状部10をカートリッジ2の一方の主面
5a側に設けた再生用開口部6上に延在させ、図5に示
すように、各係合片13,13及び各係合突部18,1
8をカートリッジ2に設けた支持溝12に係合させると
ともに、第2の板状部11をシャッタ開放操作用溝部1
4に挿入することによって、連結部9側でカートリッジ
2の一側面側を挟持するように保持して、このカートリ
ッジ2に取り付けられる。このようにカートリッジ2に
取り付けられたシャッタ部材8は、係合片13,13及
び各係合突部18,18が支持溝12にガイドされ、図
3に示す第1の板状部10により再生用開口部6を閉塞
した位置と、図4に示す再生用開口部6を開放した位置
との間に亘って図1中矢印D方向及び矢印E方向に移動
する。
【0025】上述のようにシャッタ部材8が取り付けら
れたカートリッジ2内には、図3に示すように第1の板
状部10が再生用開口部6を閉塞する位置にあるとき、
シャッタ部材8を閉塞位置に保持するためのシャッタロ
ック部材15が設けられている。このシャッタロック部
材15は、図1に示すように、合成樹脂などの可撓性を
有する材料によりアーム形状に形成され、基端部側をカ
ートリッジ2内に固定し、自由端側となる先端側をシャ
ッタ開放操作用溝部14内に臨ませてカートリッジ2内
に取り付けられている。このシャッタロック部材15の
先端側のシャッタ開放操作用溝部14内に臨む面には、
シャッタ部材8に設けた被係止部21に係合する係止部
15aが突設されている。
【0026】そして、シャッタ部材8は、第1の板状部
10が再生用開口部6を閉塞する閉塞位置に移動される
と、被係止部21に係止部15aが係合することによっ
て閉塞位置に係止される。閉塞位置に係止されたシャッ
タ部材8は、ディスクカートリッジがディスクプレーヤ
に挿入され、シャッタ開放操作用溝部14に進入するデ
ィスクプレーヤ側に設けられた押圧ピン等によりシャッ
タロック部材15が図1中矢印C方向のカートリッジ2
の内方側に弾性変位されることにより、被係止部21と
係止部15aとの係合が解除され、再生用開口部6を開
放する方向に移動可能となとなる。
【0027】なお、連結部9には、シャッタ閉塞操作用
孔17が穿設されている。このシャッタ閉塞操作用孔1
7は、ディスクカートリッジをディスクプレーヤからイ
ジェクトするとき、ディスクプレーヤ側に設けた係合ピ
ン等が係合することにより、シャッタ部材8をカートリ
ッジ2に対して、図1中矢印E方向の再生用開口部6を
閉塞する方向に相対移動するためのものである。そし
て、カートリッジ2の一側面に設けたシャッタ開放操作
用溝部14の側部には、このシャッタ開放操作用溝部1
4に沿って閉塞操作ピン逃げ溝16が設けられている。
この閉塞操作ピン逃げ溝16は、シャッタ閉塞操作用孔
17にディスクプレーヤ側に設けた係合ピン等が挿入さ
れたときに、この係合ピン等がカートリッジ2の一側面
に当接しないようにするためのものである。
【0028】上述のように構成されたディスクカートリ
ッジは、ディスクプレーヤに装着されない非使用時に、
シャッタ部材8が第1の板状部10によって再生用開口
部6を閉塞し、この再生用開口部6からカートリッジ2
への塵埃や手指等の侵入を防止している。
【0029】そして、このディスクカートリッジは、図
2に示すように、カートリッジ2の上ハーフ4によって
構成される他方の主面4a側には、開口部が設けられる
ことなく且つシャッタ部材8も延在されることなく外方
に臨まされている。したがって、カートリッジ2の他方
の主面4aの全面を、図2に示すように、このディスク
カートリッジに収納された光ディスク1に記録された情
報の表題などの内容を示す表示を施したラベル23の貼
着部や印刷部として用いることが可能となる。そして、
カートリッジ2の他方の主面4aには、ラベル23を貼
付してもこのラベル23が他方の主面4aに対して面一
となるように、ラベル23の厚み及び大きさに対応した
ラベル貼着用凹部22が設けられている。
【0030】また、このディスクカートリッジは、シャ
ッタ部材8がカートリッジ2の他方の主面5a側に設け
られる再生用開口部6を閉塞する第1の板状部10のみ
を設けるのみで足りるため、小型化が可能であり、ひい
ては、カートリッジ2の小型化も可能となる。
【0031】さらにまた、ディスクカートリッジは、デ
ィスクプレーヤ内に設けられたカートリッジ装着部に装
着されると、図3及び図4に示すように、カートリッジ
2の一方の主面5a側に設けた複数の位置決め孔19,
20にカートリッジ装着部側に設けた複数の位置決めピ
ンがそれぞれ係合することにより、カートリッジ装着部
に位置決めされる。また、このディスクカートリッジ
は、ディスクプレーヤに挿入されると、ディスクプレー
ヤ側に設けた押圧ピン等により、シャッタロック部材1
5が図1中矢印C方向に弾性変形され、このシャッタロ
ック部材15に対するシャッタ部材8の係合が解除され
る。ディスクカートリッジは、シャッタ部材8のシャッ
タロック部材15への係合が解除された後さらにディス
クプレーヤ内に挿入されると、押圧ピン等によりシャッ
タ開放操作片11aが押圧され、シャッタ部材8が図3
に示す再生用開口部6を閉塞した位置より図4に示す再
生用開口部6を開放した位置に向かって図1中矢印D方
向に移動操作され、再生用開口部6を開放する。再生用
開口部6が開放されることにより、この開口部6を介し
てのディスクカートリッジに収納した光ディスク1に記
録された情報信号の読み出しが可能となる。
【0032】ディスクカートリッジに収納された光ディ
スク1は、ディスクプレーヤのディスク回転駆動機構を
構成するディスクテーブル上に載置される。このディス
クテーブルは、チャッキング用開口部7よりも小径で、
且つセンターホール1aよりも大径の円板状に形成さ
れ、駆動モータによって回転操作される。このディスク
テーブルは、カートリッジ2がカートリッジ装着部に位
置決め装着されると、チャッキング用開口部7を介して
カートリッジ2内に進入し、光ディスク1のセンターホ
ール1aの周囲を支持して一体に回転するように保持す
る。
【0033】なお、ディスクプレーヤに設けられるディ
スク回転駆動機構を構成するディスクテーブルは、光デ
ィスク1が載置される上面側の中央部に略円錐台状のセ
ンタリング用突起を有し、このセンタリング用突起を光
ディスク1のセンターホール1aに係合させることによ
り、光ディスク1の回転中心とディスクテーブルの回転
中心を一致させるセンタリング操作を行う。また、セン
タリング用突起内には、ディスクハブ3を吸引するため
のマグネットが内蔵されている。ディスクテーブルは、
このディスクテーブルの上面とセンタリング用突起とに
より、光ディスク1のセンタリングを図ってディスクテ
ーブルに載置し、マグネットによりディスクハブを吸引
することにより、光ディスク1を一体に回転するように
保持する。そして、ディスクプレーヤは、ディスクテー
ブルに装着されてこのディスクテーブルと一体に回転操
作される光ディスク1の信号記録領域を光ピックアップ
装置から出射される光ビームにより走査することによ
り、光ディスク1に記録された情報信号の読み出しを行
う。
【0034】上述した説明では、再生専用の光ディスク
1を収納したディスクカートリッジに適用した例を挙げ
て説明したが、本発明は、再生専用のみならず、情報信
号の再記録を可能とするその他の光ディスクや光磁気デ
ィスク、さらに磁気ディスクを収納したものにも適用す
ることができ、上述した例と同様の利点を得ることがで
る。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明は、シャッタ部材
を第1の板状部の基端側に設けられ係合部をカートリッ
ジに設けた支持溝に係合し、第1の板状部よりも短い第
2の板状部をカートリッジの一側面に設けた溝部に挿入
してカートリッジに設けられるので、カートリッジの一
方の主面側にのみ第1の板状部を延在させ、他方の主面
側を開放しておくことができるので、カートリッジの他
方の主面側に大きな面積のラベル貼着部や印刷部を設け
ることができ、しかも、カートリッジからの脱落を確実
に防止して確実に支持させておくことができ、しかも、
シャッタ部材のカートリッジに対する安定した移動を保
証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジを上ハーフ
側から見た分解斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジを上ハーフ側から見
た斜視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジを下ハーフ側から見
た斜視図である。
【図4】上記ディスクカートリッジにおいてシャッタ部
材がカートリッジに設けた開口部を開放した状態を示す
斜視図である。
【図5】カートリッジにシャッタ部材が取り付けられた
状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク、 2 カートリッジ、 5a カート
リッジの一方の主面、6 再生用開口部、 8 シャッ
タ部材、 9 連結部、 10 第1の板状部、 11
第2の板状部、 12 支持溝、 13 係合片、
14 シャッタ開放操作用溝部、 18 係合突部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収納し、一方の主面に支持溝
    と上記ディスクの一方の主面の一部を内外周に亘って外
    方に臨ませる開口部とが形成され、上記主面に垂直な
    側面に溝部が形成されたカートリッジと、 上記カートリッジの一側面に沿って移動自在に設けられ
    て上記開口部を開閉するシャッタ部材とを備え、 上記シャッタ部材は、上記開口部を閉塞する第1の板状
    部と、当該第1の板状部よりも短い第2の板状部と、上
    記第1の板状部の基端部と上記第2の板状部の基端部と
    を断面ほぼコ字状に連結する連結部と、上記第1の板状
    部の基端側に設けられ上記支持溝と係合する係合部を有
    し、上記第2の板状部を上記溝部に挿入するとともに上
    記係合部が上記支持溝に係合されることにより上記カー
    トリッジの上記一側面側を保持して移動自在に上記カー
    トリッジに取り付けられたディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記係合部は、上記支持溝と係合する係
    合片と係合突部から構成されている請求項1記載のディ
    スクカートリッジ。
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