JPH0418131Y2 - - Google Patents

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JPH0418131Y2
JPH0418131Y2 JP1985151860U JP15186085U JPH0418131Y2 JP H0418131 Y2 JPH0418131 Y2 JP H0418131Y2 JP 1985151860 U JP1985151860 U JP 1985151860U JP 15186085 U JP15186085 U JP 15186085U JP H0418131 Y2 JPH0418131 Y2 JP H0418131Y2
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disk
case
magazine
plate
hole
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、内部に収納したデイスクを再生す
る際に、デイスク再生装置にデイスクと共に装着
される型式のデイスクカートリツジケースであつ
て、デイスク再生装置のピツクアツプヘツドを臨
ませるための孔を開閉するシヤツタ板を備えたデ
イスクカートリツジケースに関する。
「従来の技術」 この出願人は、先にこの種のデイスクカートリ
ツジケースとしては、第23図に示すケースを提
供した(実願昭59−81527号)。
このデイスクカートリツジケースは、上ケース
aと下ケースbとの間にデイスクcを挿入して各
ケースa,bを閉じたときに、デイスクcが上ケ
ース1の中央部に設けられたデイスクスタビライ
ザdと下ケースbの中央部に設けられたサブター
ンテーブルeとの間に保持されるように構成され
たものであり、下ケースbに、この下ケースbに
形成されたピツクアツプヘツド孔fを開閉するシ
ヤツタ板gを取り付けてなるものである。シヤツ
タ板gは、シヤツタ部hに環状の支持部iと被操
作部jとを形成してなるもので、支持部iがスタ
ビライザdの周囲の下ケースbに固定されたフラ
ンジ部材kに回動自在に支持され、被操作部jが
操作されて矢印T,S方向に回動したときにシヤ
ツタ部hがピツクアツプヘツド孔fを開閉するよ
うになつている。このシヤツタ板gは、常態にお
いてスプリング1により矢印T方向に付勢される
ことによつてピツクアツプヘツド孔fを閉じてお
り、ケースがデイスク再生装置に挿入されたとき
に被操作部jが装置の操作部材mに当接して矢印
S方向に回動することによりピツクアツプヘツド
孔fを開口させるようになつている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記のデイスクカートリツジケース
では、シヤツタ板gの支持構造として、シヤツタ
板gの支持部iがフランジ部材kによつて下ケー
スbに支持され、シヤツタ部hが単に下ケースb
の上面に載置された構造となつている。したがつ
て、このケースのシヤツタ板gの支持構造では、
シヤツタ板gの支持にフランジ部材kが必要とな
つて構成が複雑になるという欠点があり、かつま
た支持されている部分が単に支持部iだけである
のでシヤツタ部hが下ケースbから浮き上がる恐
れがあるという欠点があつた。
この考案は、上記のようなシヤツタ板を備えた
デイスクカートリツジケースにおいて、シヤツタ
板支持部の構成の簡単化、シヤツタ板支持の確実
化を問題としている。。
「問題点を解決するための手段」 この考案に係わるデイスクカートリツジケース
は、デイスク再生装置に装填自在に構成され、デ
イスク再生装置に装填された際に内部に収納され
たデイスクの再生が可能で、かつ内部に収納され
るデイスクを交換可能とすべくケースの開閉が可
能となるように構成されたものであつて、上記装
置側のピツクアツプヘツドを臨ませるピツクアツ
プヘツド孔および上記装置側のターンテーブルが
挿入されるターンテーブル挿入孔が形成され、上
記ピツクアツプヘツド孔を開閉自在とするシヤツ
タ部と、上記装置側の操作部と連係して上記シヤ
ツタ部を開閉操作する被操作部とを有するシヤツ
タ板を備えたデイスクカートリツジケースにおい
て、該デイスクカートリツジケースは、中央部に
デイスク収納孔が貫通して形成されたマガジンフ
レームの一面に、上記ピツクアツプヘツド孔およ
び上記ターンテーブル挿入孔が形成されたマガジ
ンプレートを固定し、上記マガジンフレームの他
面に、上ケースを開閉自在に取り付け、上記マガ
ジンフレームの上記マガジンプレート側には、上
記デイスク収納孔の外周囲に位置する座ぐり部を
形成し、上記マガジンフレームの座ぐり部と上記
マガジンプレートとにより形成される間隙部内
に、上記シヤツタ板を当該シヤツタ板の端部が位
置するように配置し、当該シヤツタ板を回動自在
に支持するとともに上記上ケースが開放されたと
きに当該シヤツタ板をデイスク収納部から脱落不
能に保持したことを特徴とする。
「実施例」 第1図ないし第22図はこの考案の一実施例を
示す図である。これらの図に示す実施例は、この
考案をコンパクトデイスクのケースに適用した場
合の実施例である。
第1図ないし第3図は、ここで説明するデイス
クカートリツジケースの全体構成を示している。
これらの図に示すようにデイスクカートリツジケ
ースは、上ケース1と、マガジンフレーム2と、
シヤツタ板3とマガジンプレート4とを主な構成
要素としている。
上ケース1は、第4図ないし第10図に示すよ
うに方形状の板状体である。この上ケース1は、
透明の合成樹脂製の一体成形品であり、その主壁
部1aには、その中央部に孔5が形成され、左右
両側縁にテーパ6,6が形成され、後端部に左右
の切欠部7,7が形成され、下面の後端縁に後壁
部8が形成され、前端部に左右のロツク解除操作
部10,10が形成されている。孔5は、第20
図、第21図に示すように、順次下方へ向けて階
段状に径が狭まるように形成されており、大径部
5aと中径部5bと小径部5cとからなつてい
る。後壁部8の左右外端面には、マガジンフレー
ム2に連結するためのボス11,11が形成され
ている。
上記操作部10は、マガジンフレーム2の一部
と協働して上ケース1とマガジンフレーム2とを
閉塞状態にロツクし、かつ解除操作されたときに
そのロツクを解くものであり、主壁部1aの前端
部に形成された凹部12内に形成されたものであ
る。
上記のように形成された上ケース1には、第1
図ないし第3図、第20図、第21図に示すよう
に、その孔5内にスタビライザ20が配設されて
いる。スタビライザ20は、デイスク(コンパク
トデイスク)21を保持するための部材であつ
て、合成樹脂製の円盤状の部材である。このスタ
ビライザ20には、その上面中央部にデイスク再
生装置(その詳細は後述する)のクランパ22が
係合する凹部23が形成され、下面中央部にデイ
スク再生装置のターンテーブル24に係合する凸
部25が形成され、外周部に上面がテーパ面26
となつている係合部27が形成され、下面外周縁
にデイスク保持部28が形成され、この保持部2
8の内側に溝29が形成されている。溝29内に
は、下半部を下方へ突出させてスポンジリング3
0が接着等の手段で配設されている。
また、孔5の大径部5a内には、孔5内に配設
されたスタビライザ20の上方への抜け出しを防
止するための合成樹脂製のリング31が接着、溶
着等の手段により固定されている。この構成のも
とにスタビライザ20は、その係合部27のテー
パ部26がリング31の内周面に形成されたテー
パ面32に係合することによつて上方へ抜け出る
ことがなく、また係合部27が上ケース1の上記
中径部5b、小径部5c間の段部33に係合する
ことによつて下方へ抜け出ることもなく、上記の
テーパ面32と段部33とにより規制される範囲
内で上下動自在であり、かつまた孔5内において
回転自在である。
マガジンフレーム2も、第11図ないし第19
図に示すように方形の板状体であり、合成樹脂製
の一体成形品である。このマガジンフレーム2に
は、その主壁部2aに、その中央部にデイスク収
納孔35(デイスク収納部)が形成され、後端部
に左右の切欠部36,36が形成され、上面の左
右両側縁と切欠部とに亘つて側壁部37,37が
形成され、左右両側縁の側壁部37,37の内側
はテーパ状に形成されて主壁部2aに連続されて
おり、また、主壁部2aの後端部に後壁部38が
形成され、左右の両側面にガイド溝39,39が
形成され、前端部に左右のロツク部40,40が
形成され、上記マガジンフレーム2の上記マガジ
ンプレート4が取り付けられる側の面には、上記
デイスク収納孔35の外周囲に位置する座ぐり部
41を形成し、シヤツタ板3を配置する座ぐり部
41が形成され、下面後端部の座ぐり部41内
に、この座ぐり部41より深い座ぐり部であつ
て、シヤツタ板3のシヤツタレバー42を配置す
るための深座ぐり部43が形成され、下面の四隅
にマガジンプレート4を固定するためのねじ穴4
4,44,……が形成され、後端部下面の左右方
向中央部であつて、深座ぐり部43の端部に孔4
5が形成されている。上記側壁部37の後端部は
後壁部38の側端面から一定寸法離間して位置し
ており、この後端部には上ケース1のボス11を
嵌着するための係合溝46が形成されている。ま
た、ガイド溝39,39の一方のものの底面に
は、デイスク再生装置に設けられるデイスクカー
トリツジケース送り用のピニオンと噛み合うラツ
ク47が形成されている。
上記ロツク部40は、上ケース1の操作部10
と協働して上ケース1とマガジンフレーム2とを
閉塞状態にロツクするものである。
シヤツタ板3は、第3図、第22図に示すよう
にシヤツタ部3aとシヤツタレバー42とからな
るものである。シヤツタ部3aは、合成樹脂によ
り形成されたものであつて、円形の板体の対向す
る外周部を一定寸法直線的に切截した形状に形成
されたものであり、その中心部には略長円形状の
孔54が形成され、前半部には孔54に連続する
スリツト状の孔、すなわち長孔55が形成され、
後端縁には合成樹脂製のシヤツタレバー42が溶
着、接着等の手段により固定されている。シヤツ
タレバー42は、その基端部に上方に突出する軸
部56を有し、その長さ方向中間部に後方に突出
する突起57を有し、その先端部がシヤツタ板3
の外側方へ突出する被操作部58となつている。
マガジンプレート4は、金属製の方形状の板体
である。このマガジンプレート4は上記マガジン
フレーム2の下面に(すなわち、上記座ぐり部4
1が形成された側の面)固定されるものであり、
その輪郭がマガジンフレーム2の外形に略一致し
た形状となつており、かつ、上記マガジンプレー
と4の上記面に固定された状態において、上記座
ぐり部41との間に上記シヤツタ板3の端部が位
置させられる間隙が形成されるようになつてい
る。このマガジンプレート4には、第3図に示す
ように、その中央部にターンテーブル挿入孔60
が形成され、前半部にレーザ光導入孔61(ピツ
クアツプヘツド孔)が形成され、前端部に左右の
位置決め孔62,62が形成され、四隅にマガジ
ンフレーム2への取付孔63,63……が形成さ
れている。このマガジンプレート4には第3図、
第20図、第21図に示すように、ターンテーブ
ル挿入孔60の周縁部に合成樹脂製の環状のスペ
ーサ64が接着等の手段により固定されている。
スペーサ64の上端部はマガジンプレート4の上
面より僅か上方に突出している。
上記の各部材の組立て状態は次のとおりであ
る。まず、上ケース1は、第1図ないし第3図に
示すように、その左右のボス11をマガジンフレ
ーム2の係合溝46に嵌着させることによつてマ
ガジンフレーム2に連結されており、マガジンフ
レーム2に対してボス11を中心として回動する
ことができ、デイスク収納孔35を開閉すること
ができる。
シヤツタ板3は、そのシヤツタレバー42の軸
部56をマガジンフレーム2の孔45内に嵌入さ
せると共にこのシヤツタレバー42を深座ぐり部
43内に配置した状態で、座ぐり部41内に配置
され、後述するようにマガジンフレーム2にマガ
ジンプレート4が固定されることにより座ぐり部
41と上記マガジンプレート4との間に形成され
る間隙内に位置させられ、これらの座ぐり部41
とマガジンプレート4とによつて挟み込まれるよ
うな形で保持されている。このシヤツタ板3は、
第22図に示すように軸部56を中心として矢印
S,T方向に回動自在であり、常態においてはシ
ヤツタレバー42の突起57とマガジンフレーム
2との間に介装されたシヤツタスプリング65に
より矢印S方向に付勢されている。なお、ここで
シヤツタ板3の回動範囲は、マガジンフレーム2
の座ぐり部41の側壁によつて一定の範囲に規制
される。
マガジンプレート4は、第20図、第21図に
示すようにスペーサ64の上端部をシヤツタ板3
の孔54内に挿入させた状態でマガジンフレーム
2の下面に当接され、取付孔63を通してねじ穴
44に図示しないねじを緊締することによりマガ
ジンフレーム2に固定されている。(なお、ねじ
止めに代えて、マガジンフレーム2側にボス等を
形成し、これにマガジンプレート4を嵌着させた
後、このボス等をかしめにより固定するようにし
てもよい。) この構成のもとにシヤツタ板3は、マガジンフ
レーム2とマガジンプレート4との間に挾持され
ており、軸部56を中心として矢印S,T方向に
回動自在であるが、マガジンフレーム2とマガジ
ンプレート4とに規制されて上下方向に移動でき
ないようになつている。
上記の構成において、シヤツタ板3は、常態に
おいて第22図に示すように矢印S方向に付勢さ
れており、マガジンプレート4のレーザ光導入孔
61を閉じている。このときシヤツタレバー42
の被操作部58は、マガジンフレーム2の深座ぐ
り部43の側方に開口する開口部から外部へ突出
し、矢印U方向に移動されて実線で示す位置に位
置している。
上記の構成からなるデイスクカートリツジケー
スにデイスク21を収納するには、第1図に示す
ようにマガジンフレーム2に対して上ケース1を
ボス11を中心として拡開し、外部に露出したデ
イスク収納孔35内にデイスク21を収納する。
そして上ケース1を第2図に示すように閉じてデ
イスク収納孔35を閉じ、左右のロツク解除操作
部10をマガジンフレーム2のロツク部40に係
合させ、上ケース1とマガジンフレーム2とをロ
ツクする。しかして、上ケース1とマガジンフレ
ーム2とは、不測に開放されることがない。
この状態において内部に収納されたデイスク2
1は、第20図に示すようにスタビライザ20に
固定されたスポンジリング30によつて下方へ押
圧され、その下面がスペーサ64の上面に当接し
てこのスペーサ64とスポンジリング30とによ
り挾持される。したがつて、デイスク21は、デ
イスクカートリツジケースの内部で不測に動くよ
うなことはない。
また、デイスクカートリツジケースを開いてデ
イスク21を取り出すには、ロツク解除操作部1
0を操作して第1図に示すように上ケース1をマ
ガジンフレーム2から開くようにすればよい。
そして、このようなデイスク21の収納や取り
出し操作に際して、上記シヤツタ板3がその端部
において、マガジンフレーム2の座ぐり部41と
マガジンプレート4とによつて挟み込まれるよう
にして保持されていることから、このシヤツタ板
3が、デイスク21を取り出して大きく開口され
ているデイスク収納孔35から露出させられて
も、デイスクカートリツジケースから脱落するこ
とはない。
次に、上記のデイスクカートリツジケースに収
納したデイスク21を再生する装置の構成につい
て説明する。そのようなデイスク再生装置は、デ
イスク21を収納したデイスクカートリツジケー
スが装置内に挿入されたときに、デイスクカート
リツジケースのガイド溝39,39に係合してケ
ースをプレイ可能な定位置へ案内するガイド部材
と、上記ガイド溝の一方に形成されたラツク47
に噛み合つてケースを定位置へ移送するピニオン
ギヤと、シヤツタレバー42の被操作部58を操
作する操作部材とを有する。また、デイスクカー
トリツジケースが上記の定位置に送られたとき
に、デイスクカートリツジケースの位置決め孔6
2,62と係合してケースを定位置に止める位置
決めピンと、第21図に示すようにスペーサ64
内に進入してデイスク21を保持し、プレイ時に
駆動されてデイスク21を回転させるターンテー
ブル24と、スタビライザ20を下方に押圧して
デイスク21がスタビライザ20とターンテーブ
ル24との間に保持されるようにするクランパ2
2と、レーザ光導入孔を通してデイスク21に記
録された信号を読み取る光ピツクアツプヘツドと
を有する。
上記のターンテーブル24は円盤状の部材であ
つて、その上面の中央部にデイスク21が装着さ
れる取付壁部71を有し、上面外周部にデイスク
保持部72を有する。またクランパ22も円盤状
の部材であつて、その下面中央部に突出壁部73
を有する。
この装置は、デイスクカートリツジケースが装
置内に所定量挿入されたときに、上述したピニオ
ンギヤを駆動してデイスクカートリツジケースを
第2図、第22図に示すX方向へ移送し、これを
上記の定位置へ移送する。この際デイスクカート
リツジケースのシヤツタレバー42の被操作部5
8は、装置側に配設された操作部材に当接して実
線位置から2点鎖線位置へ移動される。これによ
つてシヤツタ板3は矢印T方向に回動し、長孔5
5がレーザ光導入孔61に合致してこの61が開
口させられる。
このようにしてデイスクカートリツジケースが
定位置におかれると、ターンテーブル24がスペ
ーサ64内を通つてデイスクカートリツジケース
内に進入し、取付壁部71がデイスク21の中心
孔に嵌入する。また、同時にクランパ22がその
突出壁部73を凹部23内に嵌入してスタビライ
ザ20を下方へ押圧する。これによつてデイスク
21は、ターンテーブル24の取付壁部71に装
着された状態で、このターンテーブル24のデイ
スク保持部72とスタビライザー20のデイスク
保持部28との間に堅固に保持される。なお、こ
のときスポンジリング30は、大幅に圧縮されて
デイスク21に強く当接する。
ここで、装置にプレイの指令を与えれば、ター
ンテーブル24が回転し、これによつてデイスク
21がクランパ22、スタビライザ20と共に回
転し、光ピツクアツプヘツドがレーザ光導入孔6
1を通してデイスク21に記録された信号を読み
とつてデイスク21の再生がなされる。
上記のデイスク再生装置は、上述したデイスク
カートリツジケースを用いてデイスクの再生を行
う装置の一例である。
しかして、上述したデイスクカートリツジケー
スでは、シヤツタ板3をケースの構成部材である
マガジンフレーム2の座ぐり部41とマガジンプ
レート4とにより形成される間隙部内に位置する
ように配置し、マガジンフレーム2にマガジンプ
レート4が固定されることにより上記間隙部内に
保持するので、シヤツタ板3を支持するために特
にシヤツタ板支持専用の部材、例えば、保持のた
めのスプリング部材等を用意する必要がなく、シ
ヤツタ板3を極めて薄い材料を用いて形成するこ
とができ、かつ、デイスク21に傷をつけること
もなく、したがつて、ケースの構成を簡単にする
ことができ、ケース全体を薄形化することができ
る。また、デイスク回転時においては、デイスク
の表面が損傷される可能性は極めて小さなものと
なり、デイスクが破壊される危険性がなくなる。
また、シヤツタ板3は、マガジンフレーム2とマ
ガジンプレート4とによつて上下方向の動きが規
制されるので、従来のケースのように定められた
姿勢が崩れてしまうことがなく、常に正規の姿勢
でレーザー光導入孔61を開閉する。また、シヤ
ツタ板3によりレーザー光導入孔61を開閉する
際には、シヤツタ板3がマガジンフレーム2とマ
ガジンプレート4とに案内されるので、シヤツタ
板3の移動が極めてスムーズである。
したがつて、デイスク回転時における回転むら
やデイスクの表面の損傷等のトラブルも大幅に減
少させることができる。
「考案の効果」 この考案に係わるデイスクカートリツジケース
は、デイスク再生装置に装填自在に構成され、デ
イスク再生装置に装填された際に内部に収納され
たデイスクの再生が可能で、かつ内部に収納され
るデイスクを交換可能とすべくケースの開閉が可
能となるように構成されたものであつて、上記装
置側のピツクアツプヘツドを臨ませるピツクアツ
プヘツド孔および上記装置側のターンテーブルが
挿入されるターンテーブル挿入孔が形成され、上
記ピツクアツプヘツド孔を開閉自在とするシヤツ
タ部と、上記装置側の操作部と連係して上記シヤ
ツタ部を開閉操作する被操作部とを有するシヤツ
タ板を備えたデイスクカートリツジケースにおい
て、該デイスクカートリツジケースは、中央部に
デイスク収納孔が貫通して形成されたマガジンフ
レームの一面に、上記ピツクアツプヘツド孔およ
び上記ターンテーブル挿入孔が形成されたマガジ
ンプレートを固定し、上記マガジンフレームの他
面に、上ケースを開閉自在に取り付け、上記マガ
ジンフレームの上記マガジンプレート側には、上
記デイスク収納孔の外周囲に位置する座ぐり部を
形成し、上記マガジンフレームの座ぐり部と上記
マガジンプレートとにより形成される間隙部内
に、上記シヤツタ板を当該シヤツタ板の端部が位
置するように配置し、当該シヤツタ板を回動自在
に支持するとともに上記上ケースが開放されたと
きに当該シヤツタ板をデイスク収納部から脱落不
能に保持したことを特徴とするもので、次のよう
な優れた効果を奏する。
ケース構成部材だけでシヤツタ板を支持し得て
ケースの構成の簡単化を図ることができる。
シヤツタ板がマガジンフレームとマガジンプレ
ートとの間に支持されることによつて、シヤツタ
板の浮き等、シヤツタ板の定位置以外への移動を
防止することができる。
しかも、ケースを開放してデイスクの収納や取
り出しを行なうに際しても、上述のシヤツタ板に
対する支持作用が保持され、これによつて、シヤ
ツタ板の脱落を防止することができるとともに、
確実でかつ迅速なデイスクの着脱操作が可能とな
る。
さらに、シヤツタ板を回動させたときに、この
シヤツタ板がマガジンフレームの座ぐり部とマガ
ジンプレートとによつて案内されることとなり、
これによつてシヤツタ板の回動操作を円滑に行な
うことができるばかりでなく、デイスクとシヤツ
タ板との間隔を保持して、デイスクの損傷をも防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第22図はこの考案の一実施例を
示すものであつて、第1図は開放状態にあるデイ
スクカートリツジケースの斜視図、第2図は閉塞
状態にあるデイスクカートリツジケースの斜視
図、第3図はデイスクカートリツジケースの分解
斜視図、第4図は上ケースの平面図、第5図は同
正面図、第6図は同背面図、第7図は第4図A−
A線視断面図、第8図は第4図B−B線視断面
図、第9図は第4図C−C線視側面図、第10図
は上ケースの底面図、第11図はマガジンフレー
ムの平面図、第12図は同正面図、第13図は同
背面図、第14図は第11図D−D線視側面図、
第15図は第12図矢印Q部分の拡大図、第16
図は第11図E−E線視断面図、第17図はマガ
ジンフレームの底面図、第18図は第17図F−
F線視側面図、第19図は第17図G−G線視断
面図、第20図はデイスクを収納したデイスクカ
ートリツジケースの要部の拡大縦断面図、第21
図はデイスクを収納したデイスクカートリツジケ
ースをデイスク再生装置に装填した状態の要部を
示す拡大縦断面図、第22図はシヤツタ板の作用
を説明するための説明図、第23図は従来のデイ
スクカートリツジケースの斜視図である。 2……マガジンフレーム、3……シヤツタ板、
3a……シヤツタ部、4……マガジンプレート、
21……デイスク、24……ターンテーブル、3
5……デイスク収納部(デイスク収納孔)、41
……座ぐり部、58……被操作部、60……ター
ンテーブル挿入孔、61……ピツクアツプヘツド
孔(レーザ光導入孔)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイスク再生装置に装填自在に構成され、デイ
    スク再生装置に装填された際に内部に収納された
    デイスクの再生が可能で、かつ内部に収納される
    デイスクを交換可能とすべくケースの開閉が可能
    となるように構成されたものであつて、 上記装置側のピツクアツプヘツドを臨ませるピ
    ツクアツプヘツド孔および上記装置側のターンテ
    ーブルが挿入されるターンテーブル挿入孔が形成
    され、 上記ピツクアツプヘツド孔を開閉自在とするシ
    ヤツタ部と、上記装置側の操作部と連係して上記
    シヤツタ部を開閉操作する被操作部とを有するシ
    ヤツタ板を 備えたデイスクカートリツジケースにおいて、 該デイスクカートリツジケースは、 中央部にデイスク収納孔が貫通して形成された
    マガジンフレームの一面に、上記ピツクアツプヘ
    ツド孔および上記ターンテーブル挿入孔が形成さ
    れたマガジンプレートを固定し、 上記マガジンフレームの他面に、上ケースを開
    閉自在に取り付け、 上記マガジンフレームの上記マガジンプレート
    側には、上記デイスク収納孔の外周囲に位置する
    座ぐり部を形成し、 上記マガジンフレームの座ぐり部と上記マガジ
    ンプレートとにより形成される間隙部内に、上記
    シヤツタ板を当該シヤツタ板の端部が位置するよ
    うに配置し、 当該シヤツタ板を回動自在に支持するとともに
    上記上ケースが開放されたときに当該シヤツタ板
    をデイスク収納部から堕落不能に保持した ことを特徴とするデイスクカートリツジケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58147867A (ja) * 1982-02-26 1983-09-02 Canon Electronics Inc 磁気デイスクカセツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58147867A (ja) * 1982-02-26 1983-09-02 Canon Electronics Inc 磁気デイスクカセツト

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