JPH0223948B2 - - Google Patents
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- JPH0223948B2 JPH0223948B2 JP59073584A JP7358484A JPH0223948B2 JP H0223948 B2 JPH0223948 B2 JP H0223948B2 JP 59073584 A JP59073584 A JP 59073584A JP 7358484 A JP7358484 A JP 7358484A JP H0223948 B2 JPH0223948 B2 JP H0223948B2
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- JP
- Japan
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- case
- disk
- turntable
- optical
- upper case
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、光ヘツドで光学的に情報再生する
ような光デイスクを裸のままでなく、ケース内に
収納して用いるという新規な発想に基づくデイス
クケースであつて、内部に収納したデイスクを再
生する際に、デイスク再生装置にデイスクと共に
装着される形式のデイスクケースに関する。
ような光デイスクを裸のままでなく、ケース内に
収納して用いるという新規な発想に基づくデイス
クケースであつて、内部に収納したデイスクを再
生する際に、デイスク再生装置にデイスクと共に
装着される形式のデイスクケースに関する。
光デイスクのためのデイスクケースではない
が、従来のこの種のデイスクケース類似のものと
しては、各種のオフイスオートメーシヨン機器に
使用されているフロツピデイスクのケース(カー
トリツジ)がある。このケースの構造は、例えば
第1図、第2図に示すように、ハブ1が固定され
たデイスク2を収納するケース3に、デイスク再
生装置の磁気ヘツドを挿入する孔4、およびター
ンテーブルをハブ1に連結させるための孔5を形
成した構造となつている。
が、従来のこの種のデイスクケース類似のものと
しては、各種のオフイスオートメーシヨン機器に
使用されているフロツピデイスクのケース(カー
トリツジ)がある。このケースの構造は、例えば
第1図、第2図に示すように、ハブ1が固定され
たデイスク2を収納するケース3に、デイスク再
生装置の磁気ヘツドを挿入する孔4、およびター
ンテーブルをハブ1に連結させるための孔5を形
成した構造となつている。
ところで、フロツピデイスクは、それ自体剛性
が乏しく、その単独使用は現実的に有り得ない。
したがつて、上記のようなフロツピデイスクのケ
ースは、通常硬質プラスチツク等の剛性材料によ
り一体的に形成され、ケースが常にデイスクと共
に取り扱われることからして、デイスクがケース
から取り出せないように構成されている。しかし
て、このようなケースは、デイスクを外力、塵埃
類等から保護することができるが、デイスクの交
換ができないことから汎用性がなく、使い勝手が
悪いという欠点があつた。
が乏しく、その単独使用は現実的に有り得ない。
したがつて、上記のようなフロツピデイスクのケ
ースは、通常硬質プラスチツク等の剛性材料によ
り一体的に形成され、ケースが常にデイスクと共
に取り扱われることからして、デイスクがケース
から取り出せないように構成されている。しかし
て、このようなケースは、デイスクを外力、塵埃
類等から保護することができるが、デイスクの交
換ができないことから汎用性がなく、使い勝手が
悪いという欠点があつた。
また、デイスク自体が剛性を有さなかつたり、
あるいはデイスク接触再生形のものにおいては、
上記観点から当該デイスクを何らかの形で保護ケ
ースに入れる例が多く見られるが、最近出現した
コンパクトデイスク等の光デイスクは、それ自体
が裸のままで使用されることを前提にしており、
又デイスク表面の塵埃類、指紋等に対しても影響
の少ないことを特徴としているため、この種ケー
スの提案は未だ見られなかつた。
あるいはデイスク接触再生形のものにおいては、
上記観点から当該デイスクを何らかの形で保護ケ
ースに入れる例が多く見られるが、最近出現した
コンパクトデイスク等の光デイスクは、それ自体
が裸のままで使用されることを前提にしており、
又デイスク表面の塵埃類、指紋等に対しても影響
の少ないことを特徴としているため、この種ケー
スの提案は未だ見られなかつた。
この発明の目的は、光デイスクと共にデイスク
再生装置に装着されるデイスクケースであつて、
光デイスクの略全域をデイスクケースで被覆する
ことによつて、当該光デイスクを外力、塵埃類、
指紋等から確実に保護することができると共に、
デイスク挾持板によつてデイスクをケース内部に
非接触状態に保つことが容易に実現でき、さらに
は、デイスクの交換等も極めて容易にできる、汎
用性、使い勝手、保護性の良好なデイスクケース
を提供することにある。
再生装置に装着されるデイスクケースであつて、
光デイスクの略全域をデイスクケースで被覆する
ことによつて、当該光デイスクを外力、塵埃類、
指紋等から確実に保護することができると共に、
デイスク挾持板によつてデイスクをケース内部に
非接触状態に保つことが容易に実現でき、さらに
は、デイスクの交換等も極めて容易にできる、汎
用性、使い勝手、保護性の良好なデイスクケース
を提供することにある。
この発明のデイスクケースは、剛性を有する硬
質材で形成されたデイスク媒体上に光学的に情報
を記録してありこの記録された情報を光ヘツドに
より非接触再生するように構成された光デイスク
を、ケースに対して交換可能で、かつケース内で
再生可能な状態に収納するデイスクケースであつ
て、 略矩形平板材で形成される上側ケースと下側ケ
ースとが、これらケースのいずれか一方または双
方の一辺側に設けられた回動支承部材で開閉可能
に連結されて構成され、これら上側ケースと下側
ケースには、ケース閉塞時にこの閉塞状態を維持
するロツク機構が設けられ、 上記下側ケースには、収納される光デイスクの
中心に対応する位置に、ターンテーブルが臨むタ
ーンテーブルの挿入孔が形成されるとともに、上
記光ヘツドからの光ビームが通過する光ビーム導
入孔が形成され、 上記上側ケースには、上記ターンテーブルの挿
入孔に対応する位置に、該上側ケースに対し回転
可能でかつ該上側ケースから滑落不可能に構成さ
れた挾持板が配設されてなり、 収納された光デイスクの中心近傍部を、上記挾
持板と上記ターンテーブルとの間でケース内部所
定高さに挾持保持することにより、当該光デイス
クの外周情報記録部を、周囲のケース構成部材に
接触させることなくケース内部空間に自立保持す
るとともに、上記下側ケースの光ビーム導入孔以
外の部分では当該光デイスクを外部空間から被覆
するように構成してなることを特徴とするもので
ある。
質材で形成されたデイスク媒体上に光学的に情報
を記録してありこの記録された情報を光ヘツドに
より非接触再生するように構成された光デイスク
を、ケースに対して交換可能で、かつケース内で
再生可能な状態に収納するデイスクケースであつ
て、 略矩形平板材で形成される上側ケースと下側ケ
ースとが、これらケースのいずれか一方または双
方の一辺側に設けられた回動支承部材で開閉可能
に連結されて構成され、これら上側ケースと下側
ケースには、ケース閉塞時にこの閉塞状態を維持
するロツク機構が設けられ、 上記下側ケースには、収納される光デイスクの
中心に対応する位置に、ターンテーブルが臨むタ
ーンテーブルの挿入孔が形成されるとともに、上
記光ヘツドからの光ビームが通過する光ビーム導
入孔が形成され、 上記上側ケースには、上記ターンテーブルの挿
入孔に対応する位置に、該上側ケースに対し回転
可能でかつ該上側ケースから滑落不可能に構成さ
れた挾持板が配設されてなり、 収納された光デイスクの中心近傍部を、上記挾
持板と上記ターンテーブルとの間でケース内部所
定高さに挾持保持することにより、当該光デイス
クの外周情報記録部を、周囲のケース構成部材に
接触させることなくケース内部空間に自立保持す
るとともに、上記下側ケースの光ビーム導入孔以
外の部分では当該光デイスクを外部空間から被覆
するように構成してなることを特徴とするもので
ある。
この発明の一態様では、内部に収納するデイス
クがコンパクトデイスクである。
クがコンパクトデイスクである。
この実施例は、この発明をコンパクトデイスク
のケースに適用した場合の実施例である。
のケースに適用した場合の実施例である。
第3図ないし第8図は、この発明によるデイス
クケースAの構成を示す図であり、第9図、第1
0図はデイスクケースAに収納された光デイスク
を再生する機器B(コンパクトデイスクプレーヤ)
の一例を示す図である。
クケースAの構成を示す図であり、第9図、第1
0図はデイスクケースAに収納された光デイスク
を再生する機器B(コンパクトデイスクプレーヤ)
の一例を示す図である。
まず、第3図ないし第8図に示すデイスクケー
スAの構成について説明すると、デイスクケース
Aはコンパクトデイスク(光デイスク)31を収
納するもので、略矩形平板材で形成される上側ケ
ース32と下側ケース33とを開閉自在に連結
し、その内部にデイスク31を回転自在に支承す
る部材を配置してなるものである。上側ケース3
2は、矩形の天板部34の周縁部下面に前後壁部
35,36と左右の側壁部37,38を形成し、
更に天板部34の中央部の孔39を形成してなる
ものである。この場合後壁部36は、その前後幅
が他の壁部より広く、下方への突出寸法も他の壁
部より僅か大である。天板部34の孔39が形成
されている部分の詳細は第6図、第7図に示され
ている。これらの図に示すように、天板部34の
孔39が形成されている部分はその下面が下方へ
膨出しており、上記孔39は上方へ開口する孔部
39aとこの孔部39aより僅か小径の孔部39
bと、この孔部39bより僅か小径で上下方向に
貫通する孔部39cとからなるものである。な
お、以下の説明において、孔部39bが形成され
ている部分を取付壁部43、孔部39cが形成さ
れている部分を係合壁部44という。また、上記
後壁部36の左右両側面には、それぞれ連結穴4
5が形成され、前壁部35近傍の側壁部37,3
8の各側面には係合穴46が形成されている。
スAの構成について説明すると、デイスクケース
Aはコンパクトデイスク(光デイスク)31を収
納するもので、略矩形平板材で形成される上側ケ
ース32と下側ケース33とを開閉自在に連結
し、その内部にデイスク31を回転自在に支承す
る部材を配置してなるものである。上側ケース3
2は、矩形の天板部34の周縁部下面に前後壁部
35,36と左右の側壁部37,38を形成し、
更に天板部34の中央部の孔39を形成してなる
ものである。この場合後壁部36は、その前後幅
が他の壁部より広く、下方への突出寸法も他の壁
部より僅か大である。天板部34の孔39が形成
されている部分の詳細は第6図、第7図に示され
ている。これらの図に示すように、天板部34の
孔39が形成されている部分はその下面が下方へ
膨出しており、上記孔39は上方へ開口する孔部
39aとこの孔部39aより僅か小径の孔部39
bと、この孔部39bより僅か小径で上下方向に
貫通する孔部39cとからなるものである。な
お、以下の説明において、孔部39bが形成され
ている部分を取付壁部43、孔部39cが形成さ
れている部分を係合壁部44という。また、上記
後壁部36の左右両側面には、それぞれ連結穴4
5が形成され、前壁部35近傍の側壁部37,3
8の各側面には係合穴46が形成されている。
下側ケース33は、矩形の底板部47の左右両
側縁上面に左右の側壁部48,49を形成し、底
板部47にその中央部に機器のターンテーブルの
挿入孔50を形成すると共に光ビーム導入孔51
を形成してなるものである。この場合側壁部4
8,49の後端部は、底板部47の後端面より所
定寸法後方へ突出している。ここで、左右の側壁
部48,49の寸法は第3図に示すように上側ケ
ース32を収納し得る寸法であり、側壁部47,
49の前後方向の長さは上側ケース32の前後方
向の長さと等しい。上記底板部47の挿入孔50
は、第6図、第7図に示すように底板部47の上
面から下方へ向けて漸次径が小さくなるテーパ部
50aとこのテーパ部に連結する極僅かの長さの
同径部50bとからなるものである。また、上記
側壁部48,49の後端部内面にはそれぞれ内方
に突出する支承軸52(回動支承部材)が形成さ
れ、前端部内面には係合突起53が形成されてい
る。ここで係合突起53は、上側ケース32の係
合穴46と共に上側ケース32、下側33を閉塞
状態にロツクするロツク機構を構成している。
側縁上面に左右の側壁部48,49を形成し、底
板部47にその中央部に機器のターンテーブルの
挿入孔50を形成すると共に光ビーム導入孔51
を形成してなるものである。この場合側壁部4
8,49の後端部は、底板部47の後端面より所
定寸法後方へ突出している。ここで、左右の側壁
部48,49の寸法は第3図に示すように上側ケ
ース32を収納し得る寸法であり、側壁部47,
49の前後方向の長さは上側ケース32の前後方
向の長さと等しい。上記底板部47の挿入孔50
は、第6図、第7図に示すように底板部47の上
面から下方へ向けて漸次径が小さくなるテーパ部
50aとこのテーパ部に連結する極僅かの長さの
同径部50bとからなるものである。また、上記
側壁部48,49の後端部内面にはそれぞれ内方
に突出する支承軸52(回動支承部材)が形成さ
れ、前端部内面には係合突起53が形成されてい
る。ここで係合突起53は、上側ケース32の係
合穴46と共に上側ケース32、下側33を閉塞
状態にロツクするロツク機構を構成している。
上記の上側ケース32と下側ケース33は、下
側ケース33の左右の側壁部48,49内に上側
ケース32を位置させ、下側ケース33の左右の
支承軸52を上側ケース32の左右の連結穴45
に係合させることにより互いに連結され、これら
ケース32,33は、上記の支承軸52を回動中
心として開閉自在である。ここで、ケース32,
33を閉じた場合には、第3図に示すように上側
ケース32の内部空間が下側ケース33の底板部
47によつて閉じられる。また、この際下側ケー
ス33の係合突起53が上側ケース32の係合穴
46に係合し、これらケース32,33は不用意
に開くことがない。
側ケース33の左右の側壁部48,49内に上側
ケース32を位置させ、下側ケース33の左右の
支承軸52を上側ケース32の左右の連結穴45
に係合させることにより互いに連結され、これら
ケース32,33は、上記の支承軸52を回動中
心として開閉自在である。ここで、ケース32,
33を閉じた場合には、第3図に示すように上側
ケース32の内部空間が下側ケース33の底板部
47によつて閉じられる。また、この際下側ケー
ス33の係合突起53が上側ケース32の係合穴
46に係合し、これらケース32,33は不用意
に開くことがない。
上記上側ケース32には、デイスク31を挾持
するための一方の部材である挾持板55が取付け
られている。挾持板55は円盤状に形成されたも
のであつて、第6図、第7図に示すようにその主
壁部55aの中央部は下方へ膨出する係合部56
となつている。主壁部55aの周縁部には上方へ
突出する環状の突出壁部57と下方へ突出する環
状の挾持壁部58とが形成され、上記係合部56
の中心部(この挾持板55全体の中心部)上面に
は突出部59が形成され、上記突出壁部57の外
周部にはこの挾持板55の半径方向外方へ突出す
る係合壁部60が形成され、上記係合部56の下
面外周部分はテーパ面61となつている。この挾
持板55は、その係合壁部60を上側ケース32
の係合壁部44の上面に係合させた状態で、孔3
9の孔部39c内に配置されている。
するための一方の部材である挾持板55が取付け
られている。挾持板55は円盤状に形成されたも
のであつて、第6図、第7図に示すようにその主
壁部55aの中央部は下方へ膨出する係合部56
となつている。主壁部55aの周縁部には上方へ
突出する環状の突出壁部57と下方へ突出する環
状の挾持壁部58とが形成され、上記係合部56
の中心部(この挾持板55全体の中心部)上面に
は突出部59が形成され、上記突出壁部57の外
周部にはこの挾持板55の半径方向外方へ突出す
る係合壁部60が形成され、上記係合部56の下
面外周部分はテーパ面61となつている。この挾
持板55は、その係合壁部60を上側ケース32
の係合壁部44の上面に係合させた状態で、孔3
9の孔部39c内に配置されている。
上記の挾持板55の上面には、スラストスプリ
ング65が装着されている。スラストスプリング
65は、ばね鋼からなる板体を十字形に形成し、
その各突出部66の先端を僅かに下方へ折曲させ
ると共に中心部に孔67を形成してなるものであ
る。このスラストスプリング65は、突出部66
の先端を上記突出壁部57の内面に係合させて挾
持板55の主壁部55aの上面に装着されてい
る。
ング65が装着されている。スラストスプリング
65は、ばね鋼からなる板体を十字形に形成し、
その各突出部66の先端を僅かに下方へ折曲させ
ると共に中心部に孔67を形成してなるものであ
る。このスラストスプリング65は、突出部66
の先端を上記突出壁部57の内面に係合させて挾
持板55の主壁部55aの上面に装着されてい
る。
上記スラストスプリング65の孔67部分に
は、スチールボール68が載置され、スチールボ
ール68は上側ケース32に固着されたスラスト
受板69によつて下方に押圧されている。この場
合、受板69にはその下面に短円柱状の保持凹部
70が形成され、この保持凹部70の下側面はテ
ーパ状に面取りされている。そして上記スチール
ボール68はこの保持凹部70内に保持されてい
る。また、受板69は円形の板体であつて、上側
ケース32の孔39の孔部39a内に挿入配置さ
れ、その周縁部が接着手段によつて上側ケース3
2に固着されている。
は、スチールボール68が載置され、スチールボ
ール68は上側ケース32に固着されたスラスト
受板69によつて下方に押圧されている。この場
合、受板69にはその下面に短円柱状の保持凹部
70が形成され、この保持凹部70の下側面はテ
ーパ状に面取りされている。そして上記スチール
ボール68はこの保持凹部70内に保持されてい
る。また、受板69は円形の板体であつて、上側
ケース32の孔39の孔部39a内に挿入配置さ
れ、その周縁部が接着手段によつて上側ケース3
2に固着されている。
上記の構成のもとに、挾持板55は孔39内か
ら滑落不可能となつている。この挾持板55は、
スラストスプリング65により常に下方に付勢さ
れ、常態において第6図に示すようにその係合壁
部60が上側ケース32の係合壁部44の上面に
係合した状態におかれる。また、後述するように
デイスクケースAを機器に装填した場合には、こ
の挾持板55は第7図に示すようにターンテーブ
ル103によつて相対的に上方へ押圧されデイス
ク31の後述のサブターンテーブル73との間に
挾んだ状態で上方へ移動し、係合壁部60が係合
壁部44から離間した状態におかれる。この状態
において挾持板55は、スラストスプリング65
共々受板69の保持凹部70下面に当接するスチ
ールボール68を中心として回転することができ
る。
ら滑落不可能となつている。この挾持板55は、
スラストスプリング65により常に下方に付勢さ
れ、常態において第6図に示すようにその係合壁
部60が上側ケース32の係合壁部44の上面に
係合した状態におかれる。また、後述するように
デイスクケースAを機器に装填した場合には、こ
の挾持板55は第7図に示すようにターンテーブ
ル103によつて相対的に上方へ押圧されデイス
ク31の後述のサブターンテーブル73との間に
挾んだ状態で上方へ移動し、係合壁部60が係合
壁部44から離間した状態におかれる。この状態
において挾持板55は、スラストスプリング65
共々受板69の保持凹部70下面に当接するスチ
ールボール68を中心として回転することができ
る。
また、下側ケース33の挿入孔50内にはサブ
ターンテーブル73が配置されている。サブター
ンテーブル73は、デイスク31を装着する円板
状の部材であつて、下側ケース33の挿入孔50
を閉じる蓋体を兼ねるものである。このサブター
ンテーブル73の主壁部73aの径は、上記挾持
板55の主壁部55aの径と略同一径である。主
壁部73aには、その上面中央部に上方へ突出す
る環状のデイスク取付壁部74が形成され、その
上面周縁部に上方へ突出する挾持壁部75が形成
され、下面に下方に向けて径が拡開するテーパ面
76を有する環状の溝77が形成されている。主
壁部73aの外周面下部は下方に向けて径が小さ
くなるテーパ面78となつている。デイスク取付
壁部74の外径はデイスク31の中心孔にガタツ
キなく挿入し得る径となつており、またその内面
は上記挾持板55の係合部56のテーパ面61が
緩く嵌合し得るようなテーパ面79となつてい
る。このような形状を有するサブターンテーブル
73は、常態において第6図に示すようにテーパ
面78をテーパ面50aに係合させて下側ケース
33の孔50内に配置されている。
ターンテーブル73が配置されている。サブター
ンテーブル73は、デイスク31を装着する円板
状の部材であつて、下側ケース33の挿入孔50
を閉じる蓋体を兼ねるものである。このサブター
ンテーブル73の主壁部73aの径は、上記挾持
板55の主壁部55aの径と略同一径である。主
壁部73aには、その上面中央部に上方へ突出す
る環状のデイスク取付壁部74が形成され、その
上面周縁部に上方へ突出する挾持壁部75が形成
され、下面に下方に向けて径が拡開するテーパ面
76を有する環状の溝77が形成されている。主
壁部73aの外周面下部は下方に向けて径が小さ
くなるテーパ面78となつている。デイスク取付
壁部74の外径はデイスク31の中心孔にガタツ
キなく挿入し得る径となつており、またその内面
は上記挾持板55の係合部56のテーパ面61が
緩く嵌合し得るようなテーパ面79となつてい
る。このような形状を有するサブターンテーブル
73は、常態において第6図に示すようにテーパ
面78をテーパ面50aに係合させて下側ケース
33の孔50内に配置されている。
次に、第9図、第10図に示す機器Bの構成に
ついて説明すると、図において符号100は機器
の外装ケースであり、この外装ケース100の内
部にはシヤーシ101が配置されている。シヤー
シ101にはモータ102が固定され、モータ1
02の回転軸にはターンテーブル103が固定さ
れている。ターンテーブル103は円盤状に形成
されたものであつて、その上面には第7図に示す
ようにデイスクケースAのサブターンテーブル7
3の下面に形成された溝76に係合し得るテーパ
面104を有する環状突部105が形成されてい
る。また、シヤーシ101の上面には、デイスク
ケースAを外装ケース100の外部から内部へ、
また逆に内部から外部へ移送するトレー106が
支持され、更に外装ケース100の内部に移送さ
れたデイスクケースAをターンテーブル103上
に付勢するクランパ107が設けられている。ト
レー106はその上面にデイスク載置部108を
有するもので、第9図に実線で示す外装ケース1
00内に収納された位置と同図に2点鎖線で示す
外装ケース100に形成された開口部を通して外
部に引き出された位置との間を矢印A,B方向に
移動できるようになつている。クランパ107
は、第10図に実線で示すようにデイスクケース
Aをターンテーブル103に固定する位置と同図
に2点鎖線で示す上昇位置との間に支点110を
中心として矢印C,D方向に回動し得るようにな
つている。
ついて説明すると、図において符号100は機器
の外装ケースであり、この外装ケース100の内
部にはシヤーシ101が配置されている。シヤー
シ101にはモータ102が固定され、モータ1
02の回転軸にはターンテーブル103が固定さ
れている。ターンテーブル103は円盤状に形成
されたものであつて、その上面には第7図に示す
ようにデイスクケースAのサブターンテーブル7
3の下面に形成された溝76に係合し得るテーパ
面104を有する環状突部105が形成されてい
る。また、シヤーシ101の上面には、デイスク
ケースAを外装ケース100の外部から内部へ、
また逆に内部から外部へ移送するトレー106が
支持され、更に外装ケース100の内部に移送さ
れたデイスクケースAをターンテーブル103上
に付勢するクランパ107が設けられている。ト
レー106はその上面にデイスク載置部108を
有するもので、第9図に実線で示す外装ケース1
00内に収納された位置と同図に2点鎖線で示す
外装ケース100に形成された開口部を通して外
部に引き出された位置との間を矢印A,B方向に
移動できるようになつている。クランパ107
は、第10図に実線で示すようにデイスクケース
Aをターンテーブル103に固定する位置と同図
に2点鎖線で示す上昇位置との間に支点110を
中心として矢印C,D方向に回動し得るようにな
つている。
上記のトレー106およびクランパ107は、
図示しない駆動機構によつて上記の2つの位置の
間を互いに同期して移動するように構成されてい
る。またトレー106には、デイスク載置部10
8に載置されたデイスクケースAを常態において
所定寸法上昇させておき、このデイスクケースA
がターンテーブル103の上方に移動されたとき
にのみこれをターンテーブル103上に下降させ
る昇降機構(図示せず)が設けられている。ま
た、上記のシヤーシ101にはデイスクに記録さ
れた信号を読み取る光ヘツド111が取り付けら
れている。
図示しない駆動機構によつて上記の2つの位置の
間を互いに同期して移動するように構成されてい
る。またトレー106には、デイスク載置部10
8に載置されたデイスクケースAを常態において
所定寸法上昇させておき、このデイスクケースA
がターンテーブル103の上方に移動されたとき
にのみこれをターンテーブル103上に下降させ
る昇降機構(図示せず)が設けられている。ま
た、上記のシヤーシ101にはデイスクに記録さ
れた信号を読み取る光ヘツド111が取り付けら
れている。
なお、上記のトレー106、クランパ107の
動作、プレイ動作等の機器を動作させる指令は、
図示しない操作釦を操作することによりなされる
ようになつている。
動作、プレイ動作等の機器を動作させる指令は、
図示しない操作釦を操作することによりなされる
ようになつている。
次いで、上記のデイスクケースAの取扱い方法
およびデイスクケースAに収納したデイスクを再
生する方法について説明する。
およびデイスクケースAに収納したデイスクを再
生する方法について説明する。
まず、デイスクケースAの取扱い方法について
説明すると、デイスクケースAにデイスク31を
収納するには、上側ケース32と下側ケース32
とを各別に把持してこれらケース32,33を支
承軸52を中心として回動し、拡開する。そし
て、下側ケース33の挿入孔50内に配置されて
いるサブターンテーブル73の上面にデイスク3
1を装着する。すなわち、サブターンテーブル7
3のデイスク取付壁部74をデイスク31の中心
孔内相対的に挿入する。そして、ケース32,3
3を支承軸52を中心として回動してこれらケー
ス32,33を第3図に示すように閉じる。ここ
でケース32,33は、ケース33の係合突起5
3とケース32の係合穴46とが係合することに
より閉じられた状態にロツクされる。
説明すると、デイスクケースAにデイスク31を
収納するには、上側ケース32と下側ケース32
とを各別に把持してこれらケース32,33を支
承軸52を中心として回動し、拡開する。そし
て、下側ケース33の挿入孔50内に配置されて
いるサブターンテーブル73の上面にデイスク3
1を装着する。すなわち、サブターンテーブル7
3のデイスク取付壁部74をデイスク31の中心
孔内相対的に挿入する。そして、ケース32,3
3を支承軸52を中心として回動してこれらケー
ス32,33を第3図に示すように閉じる。ここ
でケース32,33は、ケース33の係合突起5
3とケース32の係合穴46とが係合することに
より閉じられた状態にロツクされる。
上記のようにしてデイスクケースA内に収納さ
れたデイスク31は、第6図に示すようにサブタ
ーンテーブル73のデイスク取付壁部74に取り
付けられた状態でこのサブターンテーブル73の
挾持壁部75と挾持板55の挾持壁部58との間
に挾持される。すなわち、上側ケース32に取り
付けられた挾持板55はスラストスプリング65
により下方へ押圧付勢されているので、その挾持
壁部58でデイスク31をサブターンテーブル7
3の挾持壁部75に押し付け、これによつてサブ
ターンテーブル73のテーパ面78を下側ケース
33のテーパ部50aに押し付け、このサブター
ンテーブル73と協動してデイスク31をその位
置に挾持する。ここで、デイスク31(コンパク
トデイスク)は、剛性を有する硬質材(硬質プラ
スチツク)から形成されているので、変形するこ
となくサブターンテーブル73と挾持板55との
間に挾持される。この場合挾持板55は、デイス
ク31を下方に押圧するに際して、係合部56を
サブターンテーブル73のデイスク取付壁部74
の内部に緩く嵌合する。ここで係合部56の外周
面とデイスク取付壁部74の内面は各々テーパ面
61,79となつているので、挾持板55とサブ
ターンテーブル73との中心がずれていた場合に
も、テーパ面61,79が互いに案内し合つて挾
持板55とサブターンテーブル73との心出しが
行われる。
れたデイスク31は、第6図に示すようにサブタ
ーンテーブル73のデイスク取付壁部74に取り
付けられた状態でこのサブターンテーブル73の
挾持壁部75と挾持板55の挾持壁部58との間
に挾持される。すなわち、上側ケース32に取り
付けられた挾持板55はスラストスプリング65
により下方へ押圧付勢されているので、その挾持
壁部58でデイスク31をサブターンテーブル7
3の挾持壁部75に押し付け、これによつてサブ
ターンテーブル73のテーパ面78を下側ケース
33のテーパ部50aに押し付け、このサブター
ンテーブル73と協動してデイスク31をその位
置に挾持する。ここで、デイスク31(コンパク
トデイスク)は、剛性を有する硬質材(硬質プラ
スチツク)から形成されているので、変形するこ
となくサブターンテーブル73と挾持板55との
間に挾持される。この場合挾持板55は、デイス
ク31を下方に押圧するに際して、係合部56を
サブターンテーブル73のデイスク取付壁部74
の内部に緩く嵌合する。ここで係合部56の外周
面とデイスク取付壁部74の内面は各々テーパ面
61,79となつているので、挾持板55とサブ
ターンテーブル73との中心がずれていた場合に
も、テーパ面61,79が互いに案内し合つて挾
持板55とサブターンテーブル73との心出しが
行われる。
上記のようにデイスク31を収納するデイスク
ケースAは、各部がデイスク31の外側の略全域
を覆うので、デイスク31を外力、温度、塵埃類
等から保護することができる。この際特にサブタ
ーンテーブル73は、下側ケース33の挿入孔5
0を閉塞して上記の保護を確実なものをするよう
に作用する。また、デイスク31を挾持板55と
サブターンテーブル73とにより挾持するので、
デイスク31をガタツキのない状態で保持するこ
とができる。
ケースAは、各部がデイスク31の外側の略全域
を覆うので、デイスク31を外力、温度、塵埃類
等から保護することができる。この際特にサブタ
ーンテーブル73は、下側ケース33の挿入孔5
0を閉塞して上記の保護を確実なものをするよう
に作用する。また、デイスク31を挾持板55と
サブターンテーブル73とにより挾持するので、
デイスク31をガタツキのない状態で保持するこ
とができる。
また、上記のようにデイスク31を収納したデ
イスクAからデイスク31を取り出すには、上記
と逆順に上側ケース32と下側ケース33とを拡
開し、サブターンテーブル73からデイスク31
を取り外せばよい。かくしてこのデイスクケース
Aでは、ケースに対してデイスクの交換を行うこ
とができる。
イスクAからデイスク31を取り出すには、上記
と逆順に上側ケース32と下側ケース33とを拡
開し、サブターンテーブル73からデイスク31
を取り外せばよい。かくしてこのデイスクケース
Aでは、ケースに対してデイスクの交換を行うこ
とができる。
次に、デイスク31を再生する方法について説
明する。まず、機器Bのトレー引出し用の操作釦
を操作してトレー106を矢印A方向に移動さ
せ、このトレー106のデイスク載置部108を
外装ケース100の外方に露出させ、デイスク載
置部108に上記のようにデイスク31を収納し
たデイスクケースAを載置する。そして、トレー
収納用の操作釦を操作してトレー106を矢印B
方向に移動させ、デイスクケースAをターンテー
ブル103の上方に到らせる。
明する。まず、機器Bのトレー引出し用の操作釦
を操作してトレー106を矢印A方向に移動さ
せ、このトレー106のデイスク載置部108を
外装ケース100の外方に露出させ、デイスク載
置部108に上記のようにデイスク31を収納し
たデイスクケースAを載置する。そして、トレー
収納用の操作釦を操作してトレー106を矢印B
方向に移動させ、デイスクケースAをターンテー
ブル103の上方に到らせる。
ここで、クランパ107はトレー106の動き
に連動して2点鎖線で示す位置から矢印C方向に
回動し、トレー106の動きが停止してデイスク
ケースAがターンテーブル103の上方に位置し
たときのこのデイスクケースAをターンテーブル
103に押し付ける。
に連動して2点鎖線で示す位置から矢印C方向に
回動し、トレー106の動きが停止してデイスク
ケースAがターンテーブル103の上方に位置し
たときのこのデイスクケースAをターンテーブル
103に押し付ける。
このときデイスクケースAは、第7図に示すよ
うに下側ケース33の挿入孔50の中心がターン
テーブル103の中心に一致するように位置して
おり、クランパ107によつて下方へ押圧される
ことにより挿入孔50内にターンテーブル103
を相対的に進入させる。この際ターンテーブル1
03は挿入孔50を閉塞しているサブターンテー
ブル73の下面に当接し、スラストスプリング6
5の付勢力に抗してサブターンテーブル73、デ
イスク31、挾持板55を相対的に一定寸法上昇
させる。ターンテーブル103がサブターンテー
ブル73に当接する際には、ターンテーブル10
3の環状突部105がサブターンテーブル73の
溝77内に係合し、この際テーパ面104がテー
パ面76を案内することによつてターンテーブル
103に対するサブターンテーブル73の心出
し、すなわちデイスク31の心出しが行われる。
かくしてデイスクケースAは、サブターンテーブ
ル73をターンテーブル103の当接させた状態
で、クランパ107と上記ターンテーブル103
との間に保持されることになる。この状態におい
て挾持板55の係合壁部60およびサブターンテ
ーブル73のテーパ面78は、各々上側ケース3
2の係合壁部44、下側ケース33のテーパ部5
0aから所定寸法上方に離隔して位置している。
また、挾持板55およびサブターンテーブル73
は、スラストスプリング65の付勢力が強まるた
めデイスクを強い力で挾持する。しかして、デイ
スク31の中心近傍部を挾持板55とサブターン
テーブル73、ターンテーブル103との間でケ
ース内部所定高さに挾持保持することにより、当
該デイスク31はその外周情報記録部が周囲のケ
ース構成部材に接触することなくケース内部空間
に自立保持された状態となる。
うに下側ケース33の挿入孔50の中心がターン
テーブル103の中心に一致するように位置して
おり、クランパ107によつて下方へ押圧される
ことにより挿入孔50内にターンテーブル103
を相対的に進入させる。この際ターンテーブル1
03は挿入孔50を閉塞しているサブターンテー
ブル73の下面に当接し、スラストスプリング6
5の付勢力に抗してサブターンテーブル73、デ
イスク31、挾持板55を相対的に一定寸法上昇
させる。ターンテーブル103がサブターンテー
ブル73に当接する際には、ターンテーブル10
3の環状突部105がサブターンテーブル73の
溝77内に係合し、この際テーパ面104がテー
パ面76を案内することによつてターンテーブル
103に対するサブターンテーブル73の心出
し、すなわちデイスク31の心出しが行われる。
かくしてデイスクケースAは、サブターンテーブ
ル73をターンテーブル103の当接させた状態
で、クランパ107と上記ターンテーブル103
との間に保持されることになる。この状態におい
て挾持板55の係合壁部60およびサブターンテ
ーブル73のテーパ面78は、各々上側ケース3
2の係合壁部44、下側ケース33のテーパ部5
0aから所定寸法上方に離隔して位置している。
また、挾持板55およびサブターンテーブル73
は、スラストスプリング65の付勢力が強まるた
めデイスクを強い力で挾持する。しかして、デイ
スク31の中心近傍部を挾持板55とサブターン
テーブル73、ターンテーブル103との間でケ
ース内部所定高さに挾持保持することにより、当
該デイスク31はその外周情報記録部が周囲のケ
ース構成部材に接触することなくケース内部空間
に自立保持された状態となる。
上記のようにデイスク31およびデイスクケー
スAが機器本体Bに装填されたのちにプレイ釦を
操作すれば、モータ102が始動してターンテー
ブル103が回転し、これによつてデイスク31
がサブターンテーブル73、挾持板55、スラス
トスプリング65、スチールボール68と共に回
転し、光ヘツド111が光ビーム導入孔51を通
してデイスク31に光ビームを照射し、その反射
光を再び検出してデイスク31上に記録された信
号を読み取り、デイスク31の再生が行われる。
スAが機器本体Bに装填されたのちにプレイ釦を
操作すれば、モータ102が始動してターンテー
ブル103が回転し、これによつてデイスク31
がサブターンテーブル73、挾持板55、スラス
トスプリング65、スチールボール68と共に回
転し、光ヘツド111が光ビーム導入孔51を通
してデイスク31に光ビームを照射し、その反射
光を再び検出してデイスク31上に記録された信
号を読み取り、デイスク31の再生が行われる。
かくして、このデイスクケースAは、上記のよ
うにデイスクごと機器Bへ装填することができ、
かつ機器Bから取り出した状態でデイスクの交換
を行うことができる。
うにデイスクごと機器Bへ装填することができ、
かつ機器Bから取り出した状態でデイスクの交換
を行うことができる。
なお、この発明のデイスクケースは、上記のデ
イスクケースAの構成を基本として種々の変形が
可能である。
イスクケースAの構成を基本として種々の変形が
可能である。
例えば、下側ケース33に形成された光ビーム
導入孔51を透明の板体で塞ぐように構成しても
よく、このように構成した場合には塵埃類の侵入
をより確実に防止することができ、かつ高温から
のデイスクの保護をより確実なものとすることが
できる。
導入孔51を透明の板体で塞ぐように構成しても
よく、このように構成した場合には塵埃類の侵入
をより確実に防止することができ、かつ高温から
のデイスクの保護をより確実なものとすることが
できる。
また、上側ケース32と下側ケース33とを閉
じたときのロツク機構は、上記のように左右両側
部前端にて凹凸嵌合させる構成に限る必要はな
く、両ケース係合箇所のいずれに設けてもよく、
また閉じられた両ケースをロツクピンでロツクイ
ンしたり、両ケースに適宜形状の弾性係合片と被
係合片とを設けてこれら係合片を係合させてロツ
クするようにしてもよい。
じたときのロツク機構は、上記のように左右両側
部前端にて凹凸嵌合させる構成に限る必要はな
く、両ケース係合箇所のいずれに設けてもよく、
また閉じられた両ケースをロツクピンでロツクイ
ンしたり、両ケースに適宜形状の弾性係合片と被
係合片とを設けてこれら係合片を係合させてロツ
クするようにしてもよい。
この発明のデイスクケースによれば、光デイス
クをケースに対して交換可能に構成すると共に、
ケース内にて再生可能な状態に収納すべく構成し
たので、光デイスクごと機器へ装填してデイスク
の再生ができる一方、光デイスクの略全域をデイ
スクケースで被覆することによつて、当該光デイ
スクケースを外力、塵埃類、指紋等から確実に保
護することができ、デイスク挾持板によつてデイ
スクをケース内部に非接触状態に保つことが容易
に実現でき、さらには光デイスクの交換等を極め
て容易にできる利点がある。
クをケースに対して交換可能に構成すると共に、
ケース内にて再生可能な状態に収納すべく構成し
たので、光デイスクごと機器へ装填してデイスク
の再生ができる一方、光デイスクの略全域をデイ
スクケースで被覆することによつて、当該光デイ
スクケースを外力、塵埃類、指紋等から確実に保
護することができ、デイスク挾持板によつてデイ
スクをケース内部に非接触状態に保つことが容易
に実現でき、さらには光デイスクの交換等を極め
て容易にできる利点がある。
また、コンパクトデイスク等の光デイスクのよ
うに専用のケースを有しない光デイスクのケース
として使用することができ、汎用性、使い勝手、
保護性が良好である等の利点がある。
うに専用のケースを有しない光デイスクのケース
として使用することができ、汎用性、使い勝手、
保護性が良好である等の利点がある。
第1図は従来のデイスクケースの一例を示す斜
視図、第2図は第1図−線視拡大断面図、第
3図ないし第9図はこの発明の一実施例として示
したデイスクケースAの構成を示す図であつて、
第3図はデイスクケースAの裏面を上にした場合
の斜視図、第4図はデイスクケースAの分解斜視
図、第5図はデイスクケースAの上側ケースの裏
面を上にした場合の斜視図、第6図はデイスクを
収納したデイスクケースAの要部(第3図−
線視部分)の拡大断面図、第7図はデイスクを収
納したデイスクケースを機器の定位置(プレイ動
作可能位置)に装填した場合の要部(第3図−
線視部分)の拡大断面図、第8図はデイスクケ
ースを第7図と同じ状態においた場合の光ビーム
導入孔部分(第3図−線視部分)の拡大断面
図、第9図、第10図はデイスクケースAを装填
して使用されるデイスク再生機器Bの構成を示す
図であつて、第9図は機器Bの要部の概略構成を
示す平面図、第10図は第9図−線視断面図
である。 A……デイスクケース、B……機器、31……
デイスク、32……上側ケース、33……下側ケ
ース、46……係合穴(ロツク機構)、50……
挿入孔、51……光ビーム導入孔、52……回動
支承部材(支承軸)、53……係合突起(ロツク
機構)、55……挾持板、73……サブターンテ
ーブル、103……ターンテーブル、111……
光ヘツド。
視図、第2図は第1図−線視拡大断面図、第
3図ないし第9図はこの発明の一実施例として示
したデイスクケースAの構成を示す図であつて、
第3図はデイスクケースAの裏面を上にした場合
の斜視図、第4図はデイスクケースAの分解斜視
図、第5図はデイスクケースAの上側ケースの裏
面を上にした場合の斜視図、第6図はデイスクを
収納したデイスクケースAの要部(第3図−
線視部分)の拡大断面図、第7図はデイスクを収
納したデイスクケースを機器の定位置(プレイ動
作可能位置)に装填した場合の要部(第3図−
線視部分)の拡大断面図、第8図はデイスクケ
ースを第7図と同じ状態においた場合の光ビーム
導入孔部分(第3図−線視部分)の拡大断面
図、第9図、第10図はデイスクケースAを装填
して使用されるデイスク再生機器Bの構成を示す
図であつて、第9図は機器Bの要部の概略構成を
示す平面図、第10図は第9図−線視断面図
である。 A……デイスクケース、B……機器、31……
デイスク、32……上側ケース、33……下側ケ
ース、46……係合穴(ロツク機構)、50……
挿入孔、51……光ビーム導入孔、52……回動
支承部材(支承軸)、53……係合突起(ロツク
機構)、55……挾持板、73……サブターンテ
ーブル、103……ターンテーブル、111……
光ヘツド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 剛性を有する硬質材で形成されたデイスク媒
体上に光学的に情報を記録してありこの記録され
た情報を光ヘツドにより非接触再生するように構
成された光デイスクを、ケースに対して交換可能
で、かつケース内で再生可能な状態に収納するデ
イスクケースであつて、 略矩形平板材で形成される上側ケースと下側ケ
ースとが、これらケースのいずれか一方または双
方の一辺側に設けられた回動支承部材で開閉可能
に連結されて構成され、これら上側ケースと下側
ケースには、ケース閉塞時にこの閉塞状態を維持
するロツク機構が設けられ、 上記下側ケースには、収納される光デイスクの
中心に対応する位置に、ターンテーブルが臨むタ
ーンテーブルの挿入孔が形成されるとともに、上
記光ヘツドからの光ビームが通過する光ビーム導
入孔が形成され、 上記上側ケースには、上記ターンテーブルの挿
入孔に対応する位置に、該上側ケースに対し回転
可能でかつ該上側ケースから滑落不可能に構成さ
れた挾持板が配設されてなり、 収納された光デイスクの中心近傍部を、上記挾
持板と上記ターンテーブルとの間でケース内部所
定高さに挾持保持することにより、当該光デイス
クの外周情報記録部を、周囲のケース構成部材に
接触させることなくケース内部空間に自立保持す
るとともに、上記下側ケースの光ビーム導入孔以
外の部分では当該光デイスクを外部空間から被覆
するように構成してなることを特徴とするデイス
クケース。 2 内部に収納する光デイスクがコンパクトデイ
スクであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のデイスクケース。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7358484A JPS60217575A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | デイスクケ−ス |
EP85104427A EP0158359B1 (en) | 1984-04-12 | 1985-04-11 | Disc case |
DE8585104427T DE3585395D1 (de) | 1984-04-12 | 1985-04-11 | Plattengehaeuse. |
US07/214,818 US4821124A (en) | 1984-04-12 | 1988-07-01 | Disc case having removable disc and sub-turntable |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7358484A JPS60217575A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | デイスクケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60217575A JPS60217575A (ja) | 1985-10-31 |
JPH0223948B2 true JPH0223948B2 (ja) | 1990-05-25 |
Family
ID=13522498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7358484A Granted JPS60217575A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | デイスクケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60217575A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0834008B2 (ja) * | 1986-11-26 | 1996-03-29 | ソニー株式会社 | クリ−ナデイスク |
JPH03185689A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-13 | Fujitsu Ltd | 光ディスクカートリッジおよび光ディスク装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534096U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948101U (ja) * | 1972-07-31 | 1974-04-26 |
-
1984
- 1984-04-12 JP JP7358484A patent/JPS60217575A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534096U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60217575A (ja) | 1985-10-31 |
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