JPH0110789Y2 - - Google Patents

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JPH0110789Y2
JPH0110789Y2 JP7047984U JP7047984U JPH0110789Y2 JP H0110789 Y2 JPH0110789 Y2 JP H0110789Y2 JP 7047984 U JP7047984 U JP 7047984U JP 7047984 U JP7047984 U JP 7047984U JP H0110789 Y2 JPH0110789 Y2 JP H0110789Y2
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disk
turntable
disc
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、内部に収納したデイスクを再生す
る際に、デイスク再生機器にデイスクと共に装着
される形式のデイスクケースに関する。
〔従来技術〕
従来のデイスクケースとして、コンパクトデイ
スク、光学式ビデオデイスク等を対象としたデイ
スク保存用のケースがあるが、このケースはあく
までデイスクを保存するために用いられるもので
あつて、デイスク再生時にデイスクと共に機器に
装填されるものではない。従来上記のようなデイ
スクは、裸のまま人手により取り扱われ、機器に
装填されていたため、デイスクに指紋が付着した
り、デイスクを機器等に当接させた場合にデイス
クに外力が直接加わる不都合があり、更に機器等
に装着されたデイスクが機器の発熱によつて高温
に晒されるという不都合があつた。
また、従来のデイスクケースとして、オフイス
オートメーシヨン機器等に使用されているフロツ
ピデイスクのケースがある。このケースは、ケー
ス内にフロツピーデイスクが封入され、デイスク
の再生時にデイスクがケースと共に機器に装填さ
れるものであり、したがつて指紋の付着を防止で
きる等デイスクを保護することができる。しかし
ながら、このケースでは、デイスクはケースから
取出し不可能に構成されデイスクの交換が全くで
きない欠点があり、更には自動装填機構を構成す
る際その構成を全て機器側に設けることを前提と
しているため、これら機器側の機構は極めて複雑
になつてしまうという欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、デイスクを交換可能に収納
しデイスク再生時にデイスクと共に機器に装填で
きるようにしてデイスクの保護、デイスクの取扱
いの容易化を図り、かつ機器側の自動装填機構の
構成の簡単化を図ることのできるデイスクケース
を提供することにある。
〔考案の構成〕
この考案は、デイスクを交換可能、かつ再生可
能な状態に収納するようにしたデイスクケースに
おいて、ケースの表面に機器へ自動装填するため
のラツクギヤを形成したことを特徴としている。
上記のラツクギヤは、例えばケースの表面に移
送時のガイド溝を形成して、その底面に形成する
ことができる。
〔実施例〕
ここで説明する実施例は、この考案をコンパク
トデイスクのケースに適用した場合の実施例であ
る。
第1図ないし第10図はこの考案によるデイス
クケースAの構成を示す図であり、第11図ない
し第15図はデイスクケースAに収納されたデイ
スクを再生する機器(コンパクトデイスクプレー
ヤ)の一例を示す図である。
まず、第1図ないし第10図に示すデイスクケ
ースAの構成について説明すると、デイスクケー
スAは、デイスク(コンパクトデイスク)31を
交換可能、かつ再生可能な状態に収納することが
できるように構成されたものであつて、透明の合
成樹脂製の上ケース32、中ケース33、下ケー
ス34を主な構成要素とするものである。
上ケース32は、矩形の天板部35の後端左右
両側部に側壁部36,37を形成し、これら側壁
部36,37の表面に各々ガイド溝38,39を
形成すると共に第5図に示すように内面に軸部4
0を形成し、天板部35の後端部に切欠部41を
形成してなるものである。
中ケース33は、矩形の板部42の前端部、左
右両側部に、この板部42の上下方向に突出する
ように各前壁部43、側壁部44,45を形成
し、また板部42の後端部に後壁部46を形成し
てなるものである。ここで、板部42の中央部に
は孔47が形成されると共にこの孔47の周囲に
スラスト受板固定孔48が形成され、側壁部4
4,45の表面には各々ガイド溝49,50が形
成され、ガイド溝49の底面前半部にはラツクギ
ヤ51が形成され、ガイド溝50の底面所定箇所
には凹部52が形成され、側壁部44の下端中央
部には切欠部53が形成され、側壁部44,45
の後端部はその表面側が切り欠かれて薄厚に形成
され、これら薄厚部分の後端部には第6図に示す
ようにその表面側に穴54が形成されると共に内
面側に軸部55が形成されている。
上記孔47内には、第3図、第4図、第9図に
示すようにクランパ57が配設されている。クラ
ンパ57は、その下面がテーパ面58となつてい
る突出部59を有する環状体であり、その内面側
にはばね鋼からなるスラストスプリング60が固
定され、このスラストスプリング60の中心には
ボール支持部材61が固定され、この支持部材6
1に形成された略半球状の凹部62にはスチール
ボール63が嵌着されている。なお、これらクラ
ンパ57、スラストスプリング60、ボール支持
部材61はインサート成形により一体的に形成さ
れたものである。クランパ57およびこれに固定
された上記の各部材は、上記テーパ面58を孔4
7内に形成されたテーパ面64に係合させて下方
へ落下不可能な状態に配置されている。中ケース
33の上記スラスト受板固定孔48が形成されて
いる部分は円形の凹部65となつており、この凹
部65内には円盤状のスラスト受板66が嵌着さ
れると共にその下面に形成された突起67が固定
孔48に挿入され、これが中ケース33側に溶着
されている。この構成のもとにクランパ57およ
びこれに固定された部材は上方への抜け出しも不
可能であり、スラスト受板66の下面に形成され
た凹部68の底面に当接するスチールボール63
を中心として回転自在である。
下ケース34は、矩形の底板部70の後端部に
後壁部71を形成すると共にこの後壁部71の左
右端部に連結壁部72を形成してなるものであ
る。ここで、底板部70には、その中央部にター
ンテーブル挿入孔73が形成され、その前部にレ
ーザー光導入孔74が形成され、後部に位置決め
用の左右2つの係合孔75が形成され、更に前部
に上面に円弧状の溝76が形成されている。ま
た、後壁部71には第7図に示すように上方に開
口する背表紙挿入溝77が形成され、連結壁部7
2には第8図に示すように孔78が形成されてい
る。
上記底板部70のターンテーブル挿入孔73に
はサブターンテーブル79が配設されている。サ
ブターンテーブル79は、上記クランパ57と協
働してデイスク31を挾持する円盤状の部材であ
つて、その上面中央部にはデイスク取付壁部80
が形成され、外周部上面には上方に突出するデイ
スク保持壁部81が形成され、外周部下部には側
面がテーパ面82となつている係合壁部83が形
成されている。このサブターンテーブル79は、
底板部70に形成された挿入孔73内のテーパ面
84に係合することにより下方へ抜け出ないよう
になつている。底板部70上面の挿入孔70の周
囲には円形の凹部85が形成されており、この凹
部85内にはシヤツタ板86のフランジ部87が
挿入されている。シヤツタ板86の詳細は、第3
図、第4図、第9図、第10図に示されている。
シヤツタ板86は、上記レーザ光導入孔74を開
閉し、かつサブターンテーブル79の上方への抜
け出しを防止するものであり、中心孔88側が僅
か上方へ膨出しているフランジ部87の外周部に
半径方向外方に延出するシヤツタ部89を連接
し、シヤツタ部89に側方へ延出する側板部90
を連接し、この側板部90の外端縁91を中心孔
88と同心の円弧状に形成し、更にシヤツタ部8
9の外側端に掛止部92を形成すると共に側板部
90の外側端に係合部93を形成してなるもので
ある。このシヤツタ板86は、そのシヤツタ部8
9をレーザ光導入孔74に位置させ、フランジ部
87を凹部85内に位置させて配設されている。
上記底板部70の上面には、上記凹部85からフ
ランジ部87が抜け出るのを防止するフランジ部
材94が固定されている。
一方、底板部70の溝76内には、一端をこの
溝76の端部に掛止させ、他端をシヤツタ板86
の掛止部92に掛止させてシヤツタスプリング9
5が配設されている。このシヤツタスプリング9
5は、底板部70に固定されたスプリング押え部
96を有する押え部材97によつて溝76内での
み伸縮するように保持されている。この構成のも
とに、シヤツタ板86は、凹部85内に保持され
ているフランジ部87を中心として第10図中の
矢印E,F方向へ回転自在であり、常時はシヤツ
タスプリング95に付勢されることによりシヤツ
タ部89がレーザ光導入孔74を閉塞している。
そして、上記の係合部93は、第10図に示すよ
うに底板部70の側縁から僅か外方へ突出して位
置している。また、上記のサブターンテーブル7
9は、挿入孔73内において僅か上下方向に移動
することができるが、凹部85内に保持されてい
る上記フランジ部87によつて上方へ抜け出るこ
とができない。
上記のように形成され、かつ上記の各部材が取
り付けられた上ケース32、中ケース33、下ケ
ース34は、各ケースの前後左右を揃えて第4図
に示すように位置させて、上ケース32の左右の
軸部40を中ケース33の左右の穴54に係合さ
せ、中ケース33の左右の軸部55を下ケース3
4の左右の孔78に係合させて互いに連結されて
いる。このように連結された各ケース32,3
3,34は、互いに軸部40,55を中心として
第1図ないし第3図に示すように開閉することが
できるが、この際ケース32,33,34を閉じ
た場合には、各ケースに形成された凹部および凸
部(図示せず)が係合することによつて不用意に
開かないようになつている。ここで、上ケース3
2と中ケース33とを閉じた場合には、天板部3
5と板部42との間に僅かの空間が形成され、こ
の空間はデイスク31の記録内容を詳細に示すラ
イナノート98等を挿入する空間として利用され
る。また、この際上ケース32のガイド溝38,
39は、各々中ケース33のガイド溝49,50
と同一線上に位置する。また、中ケース33の後
壁部46は上ケース32の切欠部41内に位置す
る。下ケース34の後壁部71に形成された背表
紙挿入溝77は、デイスク31の主な内容を示す
背表紙等を挿入するために使用され、この溝77
は中ケース33と下ケース34とを閉じた場合に
後壁部46によつて閉塞される。中ケース33と
下ケース34との間の空間はデイスク31を収納
する空間である。シヤツタ板86の係合部93
は、ケース33,34を閉じた状態において、中
ケース33の切欠部53から外部に突出する。
上記の構成からなるデイスクケースAの使用方
法について説明すると、まず、デイスク31の内
容に対応した背表紙(図示せず)とライナノート
98とを用意し、中ケース33と下ケース34と
を開いて挿入溝77内に背表紙を挿入し、上ケー
ス32と中ケース33とを開いてこれらの間にラ
イナノート98を挿入する。背表紙、ライナノー
ト98の内容は、上記の各ケースを閉じた状態に
おいて、各ケースが透明の料材によつて形成され
ていることから、外部から容易に読み取ることが
できる。デイスク31を収納するには、上ケース
32と中ケース33とを閉じた状態において、中
ケース33と下ケース34とを拡開し、デイスク
31を、その中心孔内にサブターンテーブル79
の取付壁部80を相対的に進入させて、サブター
ンテーブル79に装着する。そして、中ケース3
3と下ケース34とを閉じる。この状態において
デイスク31は、第9図に示すように、サブター
ンテーブル79の取付壁部80に装着された状態
で、このサブターンテーブル79の保持壁部81
とクランパ57との間に挾持される。第9図は、
デイスクケースAを機器に装填してサブターンテ
ーブル79が上方へ押し上げられた状態を示して
おり、機器に装填しない状態においてはデイスク
31、クランパ57、サブターンテーブル79が
図より下方に位置する。すなわち、クランパ57
はスラストスプリング60の力により下方へ付勢
されており、デイスク31をサブターンテーブル
79側に押し付ける。したがつてサブターンテー
ブル79は、そのテーパ面82を下ケース34の
テーパ面84に当接させ、挿入孔73を閉塞して
位置する。この結果デイスク31は、クランパ5
7とサブターンテーブル79との間にスプリング
60の付勢力をもつて挟持されることになるの
で、ケース内において不用意に動くことがない。
また、第9図に示すようにサブターンテーブル7
9を上方に押し上げた場合には、デイスク31、
クランパ57、サブターンテーブル79をスチー
ルボール63を中心として回転させることができ
る。
上記のようにデイスク31をデイスクケースA
内に収納すれば、デイスク31を取り扱う場合に
デイスク31を直接把持しないで済むため、デイ
スク31に指紋が付着するのを防止することがで
きる。またこのデイスクケースAにおいては、挿
入孔73がサブターンテーブル79で閉塞され、
レーザ光導入孔74がシヤツタ板86で閉塞され
るので、デイスク31の外側の略全域を覆うこと
ができ、これによつてデイスクを外力、塵埃類等
から確実に保護することができる。
上記のデイスクケースAからデイスク31を取
り出すのは、上記と逆順に中ケース33と下ケー
ス34とを拡開し、サブターンテーブル79から
デイスク31を取り外せばよい。かくしてこのケ
ースAでは、デイスクの交換が可能であり、かつ
その交換作業は極めて簡単となる。
なお、この実施例では、クランパ57、スラス
トスプリング60、ボール支持部材61の三者を
インサート成形により一体成形したので、部品点
数の削減、組立ての容易化、コストの低減を図る
ことができると共にケース全体を薄く構成でき
る。
上記のデイスクケースAを機器に装填した場合
の各部の作用の詳細は後述するが、ガイド溝3
8,49と39,50との各組はケースの移送方
向を規制するガイドとして利用され、ラツクギヤ
51は機器側のピニオンギヤと協働してケースを
移送する機構として利用され、凹部52はケース
の移送を制御するに際してケースの位置を検出す
る被検出部として利用され、係合孔75は機器装
填時、機器に対するケースの位置決めに利用さ
れ、シヤツタ板86の係合部93はレーザ光導入
孔73を開閉させる操作子として利用される。
次に、上記のデイスクケースAを装填してデイ
スク31の再生を行う機器について説明する。第
11図ないし第18図は、デイスクケースAが装
填される機器Bの構成を示す図である。第11図
ないし第14図において、符号100は機器の外装
ケースであり、この外装ケース100の内部にはシ
ヤーシ101が配設されている。シヤーシ101
にはデイスクモータ102が取り付けられてお
り、その回転軸にはターンテーブル103が固定
されている。ターンテーブル103は円盤状に形
成されたものであつて、上記デイスクケースAの
挿入孔73を通してサブターンテーブル79に動
力伝達可能に係合することができる。また、シヤ
ーシ101にはローデイングモータ104が取り
付けられており、その回転力は駆動力伝達機構を
介してシヤーシ101に回転自在に支持された軸
105に伝達されるようになつている。軸105
にはピニオンギヤ106が上下方向移動自在、か
つ動力伝達可能な状態に取り付けられている。
また、シヤーシ101には、左右のロケーシヨ
ンピン108が固定され、更にハウジング109
が支持されている。ロケーシヨンピン108は、
第15図に示すように上端に係合部110を有す
る円柱状の部材であり、係合部110が第16図
に示すようにデイスクケースAの係合孔75に係
合することができる。ハウジング109は、リン
ク111、ピン112を用いてシヤーシ101に
支持されており、リンク111を回動させてシヤ
ーシ101に離接自在である。このハウジング1
09には、ターンテーブル103、ピニオンギヤ
106、ロケーシヨンピン108およびシヤーシ
101に取り付けられた光学ヘツド(図示せず)
の位置する部分に孔が形成されており、上記の各
部材がこのハウジング109の上方に突出、また
は上方に露出するようになつている。またこのハ
ウジング109の上面には、その左右に突部11
4を有するガイド部材115が取り付けられてい
る。ガイド部材115は、突部114をデイスク
ケースAのガイド溝38,49,39,50内に
位置させてこのケースを矢印G,H方向にガイド
するものである。また、ハウジング109の上面
には、第11図、第17図、第18図に示くよう
にマイクロスイツチ116が取り付けられてい
る。このスイツチ116は、アクチユエータ11
7をデイスクケースAの上記ガイド溝、凹部52
に当接、係合することにより切り換えられてロー
デイングモータ104のオン、オフを制御するも
のである。そしてこのハウジング109は、シヤ
ーシ101との間に張設されたクランプスプリン
グ118により下方へ付勢されている。
上記シヤーシ101の後端部には、ピン120
を中心とし回転自在であり、かつロツクスプリン
グ121により矢印I方向に付勢されたロツク板
122が設けられている。このロツク板122
は、ハウジング109が上方へ移動したときにそ
の後端縁を係合凹部123に係合させてハウジン
グ109をその位置にロツクするものである。ま
た、シヤーシ101の後端部には、図示しない駆
動機構により操作されてハウジング109を上方
へ押し上げるイジエクトレバー124が設けられ
ている。
この機器Bにおいて、各種の動作指令は、図示
しない操作釦を操作することによりなされるよう
になつている。
上記の機器Bによりデイスクの再生を行うに
は、まず、前述したようにデイスク31を収納し
たデイスクケースAを第11図に2点鎖線で示す
位置、すなわち、ガイド溝50の底面が上記アク
チユエータ117に当接し、ラツクギヤ51の端
部がピニオンギヤ106に当接する位置まで挿入
する。機器Bは、当初ハウジング109が第14
図に示すように上昇位置にあり、ロツク板122
がこのハウジング109に係合している。デイス
クケースAの挿入に際しては、ガイド部材115
の突部114がガイド溝38,39内に位置して
ケースAを矢印G方向にガイドする。アクチユエ
ータ117がガイド溝50に当接して変位する
と、マイクロスイツチ116が切り換えられ、こ
れにより図示しない制御回路がローデイングモー
タ104をオンさせる。モータ104がオンする
と、このときピニオンギヤ106が第11図にお
いて時計方向に回転させられ、これによつてピニ
オンギヤ106がラツクギヤ51に噛合してデイ
スクケースAが更に矢印G方向に移送される。こ
こで、デイスクケースAがガイド部材115をガ
イドとして矢印G方向に挿入され、移送された場
合には、第10図に示すようにシヤツタ板86の
係合部93がガイド部材115に係合し、これに
よりシヤツタ板86がシヤツタスプリング95の
付勢力に抗して矢印E方向に回動させ、シヤツタ
板部86により閉塞されていたレーザ光導入孔7
4が開口する。
デイスクケースAは、第11図、第13図に実
線で示す位置に移送されたときにロツク板122
の上端部を押し、ロツク板122とハウジング1
09との係合を解く。一方、このときマイクロス
イツチ116は、そのアクチユエータ117がデ
イスクケースAの凹部52に係合して切り換えら
れ、これにより制御回路がローデイングモータ1
04をオフさせる。ロツク板122がハウジング
109から外れると、ハウジング109がクラン
プスプリング118の付勢力により下方へ移動す
る。このときターンテーブル103は、デイスク
ケースAの挿入孔73を通してケース内に相対的
に侵入し、第9図に示すようにサブターンテーブ
ル79の下面に係合する。また左右のロケーシヨ
ンピン108はデイスクケースAの係合孔75に
係合し、このケースをその位置に保持する。
ここでプレイ釦を操作すれば、デイスクモータ
102がオンしてターンテーブル103が回転
し、この回転力がサブターンテーブル79に伝達
されてデイスク31が回転する。ここで光学ヘツ
ドは、シヤーシ101側からデイスクケースAの
レーザ光導入孔74を通して、デイスク31にレ
ーザ光を照射し、その反射光を検出してデイスク
31に記録された信号を読み取る。この信号は図
示しない再生回路、増幅器等を通して音響信号と
して再生される。
また、デイスク31の再生を終了してデイスク
ケースAを取り出すには、イジエクト釦を操作す
る。これにより、駆動機構がイジエクトレバー1
24を下方に駆動してハウジング109が上昇さ
れ、ロツク板122がスプリング121の付勢力
によりハウジング109に係合してこれが上昇位
置に保持される。このとき制御回路がローテイン
グモータ104をオンさせることによりピニオン
ギヤ106が第11図中反時計方向に回転し、こ
れによつてデイスクケースAがH方向に移動され
る。この移動は、マイクロスイツチ116のアク
チユエータ117がガイド溝50から離れた時点
で停止する。なお、デイスクケースAを機器Bか
ら取り出した場合には、シヤツタ板86がスプリ
ング95に付勢されて第10図に示す矢印F方向
に回動し、このシヤツタ板86によりレーザ光導
入孔74が閉塞される。
かくして、上記のデイスクケースAは、機器B
に対して自動装填することができ、機器Bに装填
させたままデイスク31の再生を行うことができ
る。
第19図は、この考案の別の実施例を示す図で
ある。この実施例では、上記の実施例の構成に加
えて、上ケース32のガイド溝38,39の終端
部にストツプ片160を形成してある。この構成
によれば、これを第20図に示すように後端部側
から機器Bに挿入しようとした場合、ストツプ片
160がガイド部材115の突部114に当接し
て挿入が不可能であり、これによりデイスクケー
スの誤挿入を防止することができる。
なお、上記の実施例においては、デイスクケー
スに形成するロケーシヨンピンの係合孔75を下
ケースだけに形成したが、この孔は中ケース、上
ケースを貫通させた構成としてもよい。またこの
係合孔に代えて、デイスクケース側に突部を形成
し、この突部を機器側に形成した凹部、孔等に係
合させてケースの位置決めを行うようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
この考案によれば、デイスクを常に内部に収納
した状態で取り扱うことができるので、デイスク
を指紋、外力、塵埃類等から保護し得てデイスク
の取扱いを容易に行うことができ、デイスクケー
スに対するデイスクの交換が可能であるから、従
来デイスクが裸の状態で用いられていたコンパク
トデイスク等にも適用できるし、また、デイスク
を収納するケースの表面に自動装填機構用のラツ
クギヤを形成したので、機器側における自動装填
機構の構成を大巾に簡単化することができる。
また、ケースの表面に移送時のガイド溝を形成
してその底面に上記ラツクギヤを形成すれば、ラ
ツクギヤが直接機器等に当接するのを防止し得て
このギヤを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図はこの考案の一実施例と
して示したデイスクケースAの構成を示す図であ
つて、第1図はその斜視図、第2図は上ケースと
中ケースを開いた状態を示す斜視図、第3図は中
ケースと下ケースを開いた状態を示す斜視図、第
4図は分解斜視図、第5図は第4図−線視断
面図、第6図は第5図−線視断面図、第7図
は第4図−線視断面図、第8図は第4図−
線視断面図、第9図はデイスクを支持する部分
の拡大断面図、第10図はシヤツタ板の作用を説
明する説明図、第11図ないし第15図はデイス
クケースAを用いてデイスクの再生を行う機器B
の構成を示す図であつて、第11図はデイスクケ
ースAを装着した状態にある機器Bの要部の平面
図、第12図は第11図XII−XII線視正面図、第1
3図は第11図−線視側面図、第14図
は機器Bを第13図と同一方向から視た側面図で
あつて、ハウジングが上昇位置におかれた状態を
示す図、第15図はロケーシヨンピンの要部の拡
大斜視図、第16図はデイスクケースAとロケー
シヨンピンの係合状態を示す説明図、第17図は
デイスクケースAとガイド部材、ピニオンギヤ、
マイクロスイツチの位置関係を示す図、第18図
は第17図矢印Z部分の詳細を示す説明図、第1
9図はこの考案の別の実施例を示す斜視図、第2
0図は第19図に示すデイスクケースの作用を説
明するための説明図である。 A……デイスクケース、B……機器、31……
デイスク、32……上ケース、33……中ケー
ス、34……下ケース、38,39,49,50
……ガイド溝、51……ラツクギヤ、106……
ピニオンギヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) デイスクを交換可能かつ再生可能な状態に収
    納するようにしたデイスクケースにおいて、ケ
    ースの表面に、機器へ自動装填するためのラツ
    クギヤを形成してなることを特徴とするデイス
    クケース。 (2) ケースの表面には移送時のガイド溝が形成さ
    れ、このガイド溝の底面にラツクギヤが形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のデイスクケース。
JP7047984U 1984-05-15 1984-05-15 デイスクケ−ス Granted JPS60183973U (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7047984U JPS60183973U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 デイスクケ−ス
US06/731,909 US4694448A (en) 1984-05-15 1985-05-08 Disc case
EP88104681A EP0298201B1 (en) 1984-05-15 1985-05-14 Disc cartridge
EP85105913A EP0164597B1 (en) 1984-05-15 1985-05-14 Disc case
DE8888104681T DE3586464T2 (de) 1984-05-15 1985-05-14 Plattenkassette.
DE8585105913T DE3573349D1 (en) 1984-05-15 1985-05-14 Disc case

Applications Claiming Priority (1)

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JP7047984U JPS60183973U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 デイスクケ−ス

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JPS60183973U JPS60183973U (ja) 1985-12-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2518069Y2 (ja) * 1986-08-25 1996-11-20 株式会社東芝 光学式デイスクレコ−ド再生装置
US4749081A (en) * 1987-02-27 1988-06-07 Eastman Kodak Company Carrier for rigid data storage disk

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JPS60183973U (ja) 1985-12-06

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