JPH0135353Y2 - - Google Patents

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JPH0135353Y2
JPH0135353Y2 JP2222585U JP2222585U JPH0135353Y2 JP H0135353 Y2 JPH0135353 Y2 JP H0135353Y2 JP 2222585 U JP2222585 U JP 2222585U JP 2222585 U JP2222585 U JP 2222585U JP H0135353 Y2 JPH0135353 Y2 JP H0135353Y2
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JP
Japan
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rotating body
holder
groove
tip
compact disk
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JP2222585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、デイジタル・オーデイオ・デイク
(以下DAOと略す)のコンパクト・デイスク(以
下CDと略す)を収納するカートリツジに関する
ものである。
(従来の技術) DADのうちCDはオーデイオ・ハイ・デンシテ
イ・デイスクやミニ・デイスクあるいはマイク
ロ・デイスクに比較して指紋やゴミ等の付着防止
のためのケースの必要性は低いものであるが、
CDをカー・オーデイオ用として使用する場合に
は、運転をしながらの操作が大部分であるために
CDは一層乱暴に取扱われ易く、しかも狭い車内
において、チエンジ・レバー等硬いものとぶつか
る機会も多くなるために、CDをケースすなわち
カートリツジに収納することは有意義である。そ
こで、本出願人は、CDを収納するためのカート
リツジをいくつか開発し、出願をした。CDのカ
ートリツジとしては、第5図ないし第7図に示す
ものを既に出願した。これは、コンパクト・デイ
スク(CD)1が収納され、そのピツクアツプ装
置及び回転駆動装置(図示せず)が入り込むこと
の可能な切欠き3を有するカートリツジ本体2
と、CD1を回転可能に保持する保持装置100
が設けられた蓋体4とを備えたものである。保持
装置100はバネ5で吊下された押さえ板6とこ
の押さえ板6に接触し回転する回転体101とこ
の回転体101の上下動を規制するホルダー10
2とから成つている。ホルダー102は円筒体を
成しその底板には円孔103が開けられている。
回転体101の側周面には断面コ字状の溝104
が形成してあり、この溝104にホルダー102
の先端部102Aが緩く嵌まり込んでいる。第5
図に示す状態はターンテーブル10が上昇しCD
1を回転させ演奏可能な状態を示している。この
とき回転体101はホルダー102に接触するお
それがないように保持され、CD1、ターンテー
ブル10、回転体101、押さえ板6のそれぞれ
の中心が一致している必要がある。このように各
部材の中心が一致した状態においてターンテーブ
ル10の回転によりCD1は安定して回転される。
〔解決しようとする問題点〕
第5図及び第6図に示す従来例においては、ホ
ルダー100の先端部102Aと溝104の内面
との間には、CD1の演奏中には十分な隙間が存
在している。このような隙間が存在しないと、回
転体101がホルダー100に接触することがあ
り演奏に支障を来たすおそれがある。逆に回転体
101とホルダー102との隙間が大きいと第7
図に示すように回転体101にターンテーブル1
0が正確にセツトされずに回転体を正確な位置に
保持できなくなる。
そこで、この考案は保持装置の正確な作動を図
るようにしたコンパクト・デイスクのカートリツ
ジを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、この考案は、保持
装置が設けられた蓋体を有していて、保持装置が
バネで吊下された押さえ板とこの押さえ板に接触
し回転する回転体とこの回転体の上下動を規制す
るホルダーとから成り、蓋体に取付けられバネ及
び押さえ板を収納するホルダーの先端部が回転体
の側周面の溝に緩く嵌り込んで回転体の上下動を
規制し、回転体の溝の上部内周面又はホルダーの
先端部を含む内周面のいずれか一方若しくは両方
がテーパ部に形成してあるものである。
〔作用〕
この考案では、演奏しないときにはホルダーの
先端部と回転体の溝とがテーパ部の存在により接
触し、ターンテーブルが回転体に入り込むときに
はテーパ部が案内役となり正確に入り込んで回転
体を持ち上げることができる。
〔実施例〕
以下にこの考案の好適な実施例を図面を参照し
つつ説明する。
第1図及び第2図はこの考案の第1実施例を示
すものであり、CD1が収納され、そのピツクア
ツプ装置(図示せず)及び回転駆動装置(図示せ
ず)が入り込むことの可能な切欠き3を有するカ
ートリツジ本体2と、CD1を回転可能に保持す
る保持装置20が設けられた蓋体4とを備えてい
る。この保持装置20は、バネ5で吊下された押
さえ板6と、この押さえ板6に接触し回転する回
転体8と、この回転体8の上下動を規制するホル
ダー7とから成つている。蓋体4に取付けられバ
ネ5及び押さえ板6を収納するホルダー7の先端
部7Aが回転体8の側周面の溝9に緩く嵌り込ん
で回転体8の上下動を規制している。ホルダー7
は両端が開口したリング状に形成してあり、下面
の開口11は回転体8の直径よりも小さい直径に
形成してある。また、ホルダー7の先端部7Aを
含む内周面はテーパ部12に形成してある。回転
体8の溝9で分離された上部の鍔部8Aはホルダ
ー7の内部に入り込み、この鍔部8Aの外径がホ
ルダー7の開口11よりも大きいためにホルダー
7に入り込んだ鍔部8Aはホルダー7の先端部で
落下防止が図られている。回転体8の上面の中心
には突起13が形成してあり、この突起13が押
さえ板6の中心個所の下面に接触している。突起
13と接触する押さえ板6の個所は窪みに形成し
てありこの突起13が嵌まり込んで回転するよう
になつている。また、回転体8の下面にはターン
テーブル10の先端部が嵌り込むための溝14が
形成してある。第1図に示す状態は、バネ5の弾
力が押さえ板6を下方に押し付け押さえ板6の力
が突起13を介して回転体に伝わり、回転体8の
下面がCD1をカートリツジ本体2の内面に押し
付けている。この第1図の状態においてCD1は、
カートリツジ内において保持されている。
CD1を演奏しようとするときにはターンテー
ブル10がCD1の中心孔1A並びにカートリツ
ジ本体2の切欠き3の中心孔を通つて回転体8の
溝14に嵌り込む。ターンテーブル10の上昇あ
るいはカートリツジの下降によりターンテーブル
10が回転体8の溝14にぴつたりと嵌まり込む
ためには、回転体が所定の位置に存在することが
必要である。この考案によれば、CD1を演奏し
ないときには回転体の上部のフランジ8Aの外周
端がホルダー7のテーパ部12に接触しているの
で、ターンテーブル10は正確に回転体8の溝1
4に嵌り込む。ターンテーブル10が回転体8の
溝14に嵌り込み回転体を上昇させると、バネ5
が縮み押さえ板6も上昇すると共に回転体8の側
周面の溝9とホルダー7の先端部7Aとの間には
比較的大きな隙間ができることとなり、この状態
でターンテーブル10が回り回転体8も回転する
が、これらの回転がホルダー7により阻害される
ことはない。
第3図はこの考案の第2実施例を示し、ホルダ
ー7の側にではなく、回転体8の溝9の上部内周
面にテーパ部15を形成したものを示す。この実
施例においてもバネ5が作用して回転体8を押し
下げ、CD1を保持した状態においてはテーパ部
15とホルダー7の先端部7Aとが接触を保つて
いる。
第4図に示す実施例は、この考案の第3実施例
を示し、ホルダー7及び回転体8の両方にテーパ
部12,15を形成したものを示す。
〔効果〕
以上説明したように、この考案によれば、蓋体
に設けたCD1を保持するための保持装置がバネ
で吊下された押さえ板とこの押さえ板に接触し回
転する回転体とこの回転体の上下動を規制するホ
ルダーとから成り、蓋体に取付けられバネ及び押
さえ板を収納するホルダーの先端部が回転体の側
周面の溝に緩く嵌まり込んで回転体の上下動を規
制し、回転体の溝の上部内周面又はホルダーの先
端部を含む内周面のいずれか一方若しくは両方が
テーパ部に形成してあるので、次のような効果を
奏し得る。すなわち、CDを演奏しないときには
ホルダーと回転体との接触をテーパ部の個所で保
ち、ターンテーブルが回転体に嵌まり込むときに
回転体を傾けたり移動したりしないように規制で
きると共に、回転体がターンテーブルに嵌まり込
んで上昇したときには、ホルダーと回転体との間
には演奏に支障がないような隙間ができる。従つ
て演奏中にホルダーと回転体とが接触して演奏に
支障を来たすようなこともない。演奏しないとき
には、回転体により正しい位置でCDをしつかり
と保持しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の好適な第1実施例を示す非
演奏時の要部断面図、第2図は演奏時における要
部断面図、第3図はこの考案の第2実施例を示す
ホルダーと回転体との部分的断面図、第4図はこ
の考案の第3実施例を示すホルダーと回転体との
部分的断面図、第5図は従来例を示す断面図、第
6図は従来の一部破断の平面図、第7図は従来の
欠点を示す断面図である。 1……コンパクト・デイスク、2……カートリ
ツジ本体、3……切欠き、4……蓋体、5……バ
ネ、6……押さえ板、7……ホルダー、8……回
転体、9……溝、12,15……テーパ部、20
……保持装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンパクト・デイスクが収納され、そのピツク
    アツプ装置及び回転駆動装置が入り込むことの可
    能な切欠きを有するカートリツジ本体と、コンパ
    クト・デイスクを回転可能に保持する保持装置が
    設けられた蓋体とを備えたコンパクト・デイスク
    のカートリツジにおいて、 保持装置がバネで吊下された押さえ板とこの押
    さえ板に接触し回転する回転体とこの回転体の上
    下動を規制するホルダーとから成り、 蓋体に取付けられバネ及び押さえ板を収納する
    ホルダーの先端部が回転体の側周面の溝に緩く嵌
    まり込んで回転体の上下動を規制し、 回転体の溝の上部内周面又はホルダーの先端部
    を含む内周面のいずれか一方若しくは両方がテー
    パ部に形成してあることを特徴とするコンパク
    ト・デイスクのカートリツジ。
JP2222585U 1985-02-19 1985-02-19 Expired JPH0135353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2222585U JPH0135353Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2222585U JPH0135353Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61140479U JPS61140479U (ja) 1986-08-30
JPH0135353Y2 true JPH0135353Y2 (ja) 1989-10-27

Family

ID=30514330

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2222585U Expired JPH0135353Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003030947A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Tdk Corp ディスクカートリッジ

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JPS61140479U (ja) 1986-08-30

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