JP3309456B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP3309456B2
JP3309456B2 JP33124192A JP33124192A JP3309456B2 JP 3309456 B2 JP3309456 B2 JP 3309456B2 JP 33124192 A JP33124192 A JP 33124192A JP 33124192 A JP33124192 A JP 33124192A JP 3309456 B2 JP3309456 B2 JP 3309456B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、楽音信号や映像信号等
の情報信号の記録を可能とする光ディスク等の円盤状情
報記録媒体を回転自在に収納したディスクカートリッジ
に関し、特に情報記録媒体に記録された情報信号の消去
を防止する誤記録防止機構を備えたディスクカートリッ
ジに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、楽音信号や映像信号等の情報信
号の記録を可能とした光ディスク、光磁気ディスク等
(以下、光ディスクと総称する。)の円盤状情報記録媒
体を回転自在に収納したディスクカートリッジは、合成
樹脂材料を成形して方形略々浅皿状に形成された上ハー
フと下ハーフとを組合わせてカートリッジ本体を構成
し、このカートリッジ本体の内部に光ディスクを回転自
在に収納している。
【0003】この種のディスクカートリッジにあって
は、一度記録した情報信号が誤って消去されないように
するため、誤記録防止機構を備えている。この誤記録防
止機構は、ディスクカートリッジに収納した光ディスク
に対する情報信号の再記録を可能とする状態と、一度記
録した情報信号の消去を防止する記録防止状態とを自在
に選択し得るように構成されている。このような誤記録
防止機構を備えたディスクカートリッジとして、例えば
図11乃至図13に示すように構成したものが知られて
いる。
【0004】このディスクカートリッジに設けられる誤
記録防止機構は、カートリッジ本体を構成する下ハーフ
1のコ−ナ部に穿設した誤記録検出孔2と、この誤記録
検出孔2を開放、閉塞するようにして下ハーフ1に移動
自在に取付けられた誤記録防止部材3とからなる。誤記
録防止部材3は、合成樹脂材料を成形して形成され、図
12に示すように、下ハーフ1に穿設した誤記録検出孔
2を閉塞するに足る大きさを有する誤記録防止部4を基
部として、この基部から互いに相対向するようにして第
1及び第2の弾性アーム部5、6を一体に突設し、全体
でコ字状に形成されている。
【0005】下ハーフ1の内面には、誤記録防止部材3
の移動方向をガイドするスライドガイド片7が、下ハー
フ1の外周縁に立上がり形成された立上り周壁8と略平
行に立ち上がり形成されている。スライドガイド片7
は、その下ハーフ1の立上り周壁8と対向する側面に、
誤記録防止部材3の第1弾性アーム部5の先端側の外側
面に突出形成された係止凸部9と相対係合する第1及び
第2の係合凹部10、11が形成されている。
【0006】第1及び第2の係合凹部10、11は、誤
記録防止部材3の誤記録防止部4が誤記録検出孔2を閉
塞した第1の位置と誤記録防止部4が誤記録検出孔2を
開放した第2の位置とに移動されたとき、それぞれ係止
凸部9が選択的に相対係合し得る位置に形成されてい
る。
【0007】また、下ハーフ1に一体に形成された立上
り周壁8には、誤記録防止部材3の第2の弾性アーム6
の先端側の外側面に突出形成された操作部12をカート
リッジ本体の外方に臨ませる操作ガイド穴13が形成さ
れている。この操作ガイド穴13は、誤記録防止部材3
をその誤記録防止部4が誤記録検出孔2を閉塞した第1
の位置及び誤記録検出孔2を開放した第2の位置に移動
されるに足る長さをもって下ハーフ1の立上り周壁8に
開設されている。
【0008】なお、下ハーフ1内には、立上り周壁8に
開設した操作開口部13の全幅に亘って相対向し、スラ
イドガイド片7と平行に遮蔽壁14が立上がり形成され
ている。
【0009】誤記録防止部材3は、図12に示すよう
に、誤記録防止部4を誤記録検出孔2に対向する側に位
置させ、第1及び第2弾性アーム部5、6がスライドガ
イド片7と立上り周壁8との間に延在するようにして下
ハーフ1内に配設される。この状態において、誤記録防
止部材3の第2弾性アーム部6に形成された操作部12
は、その先端が下ハーフ1の側面と略同一面を構成する
ように、操作ガイド穴13を介してカートリッジ本体の
外方に臨んでいる。
【0010】第1弾性アーム部5と第2弾性アーム部6
との間隔Wは、スライドガイド片7と立上り周壁8との
間隔Xより大きな幅に設定され、これら第1弾性アーム
部5と第2弾性アーム部6は、下ハーフ1内に誤記録防
止部材3を組付けた状態では互いに近接する方向に弾性
変位されてスライドガイド片7と立上り周壁8にそれぞ
れ圧接する。
【0011】以上の構成において、誤記録防止部4が、
図12に示すように、誤記録検出孔2を閉塞した第1の
位置にあるとき、誤記録防止部材3は、第1弾性アーム
5部に形成した係止凸部9がスライドガイド片7に形成
した第1係合凹部10に相対係合することによって、誤
記録検出孔2を閉塞した状態に保持される。
【0012】誤記録防止部材3が操作部12を介して図
12矢印A方向に移動され、誤記録防止部4が、図13
に示すように、誤記録検出孔2を開放した位置に至る
と、第1弾性アーム部5に形成した係止凸部9がスライ
ドガイド片7に形成した第2係合凹部11に相対係合す
ることによって、誤記録検出孔2を開放した状態に保持
される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したディスクカー
トリッジは、その全体が極めて薄く、操作ガイド穴13
の幅も小さいばかりでなく、ディスクカートリッジを持
運び等するに際して誤って移動されたりしないように、
誤記録防止部材3は、その操作部12の先端面が少なく
ともカートリッジ本体の側面と略同一面を構成する程度
に操作ガイド穴13から外方へ臨むようにしている。
【0014】したがって、手指をもって、操作部12を
介して誤記録防止部材3を、誤記録検出孔2を閉塞した
第1の位置と誤記録検出孔2を閉塞した第2の位置との
2位置に確実に選択移動させることは極めて困難であ
り、一般にはピンセット等の操作部材を操作部12と操
作ガイド穴13との間に強引にこじ入れて誤記録防止部
材3を移動させている。
【0015】このようにピンセット等の操作部材を用い
て誤記録防止部材3の移動操作を行った場合には、この
誤記録防止部材3或いはカートリッジ本体を傷つけたり
破損してしまい、誤記録防止機構の機能を不能としてし
まうことがあった。
【0016】そこで、本発明は、誤記録防止部材を、持
運び等に際しては誤って移動されないようにするととも
に、移動操作する際しては簡単かつ確実に操作し得るよ
うにしたディスクカートリッジを提供することを目的に
提案されたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために提案される本発明は、上下一対のハーフを組
み合わせて構成したカートリッジ本体内に円盤状の情報
記録媒体を回転自在に収納したディスクカートリッジに
おいて、前記カートリッジ本体に形成され前記情報記録
媒体に対する情報信号の記録可否を表示する誤記録検出
孔を開閉する誤記録防止部と、この誤記録防止部から相
対向して平行に突出され、前記カートリッジ本体に設け
たスライドガイド片に係合して前記誤記録防止部を前記
誤記録検出孔を開放する第1の位置と前記誤記録検出孔
を閉塞する第2の位置とに保持する第1及び第2弾性ア
ームからなる保持部と、前記第1及び第2弾性アーム部
と平行に前記誤記録防止部から突出され、前記カートリ
ッジ本体の側面に形成された操作ガイド穴より少なくと
もその一部が外方に臨む操作部とが一体に形成され、
記カートリッジ本体にその側面と平行に移動自在に組込
まれた誤記録防止部材を備え、前記誤記録防止部材の移
動範囲に亘る長さを有する前記操作ガイド穴の、前記誤
記録防止部材の移動方向と直交する少なくとも一方の側
壁と、前記誤記録防止部材の前記操作部との間に、操作
開口部を構成したものである。
【0018】また、本発明に係るディスクカートリッジ
は、カートリッジ本体の側面に形成された前記操作ガイ
ド穴の、前記誤記録防止部材の移動方向と直交する側壁
部に表面側から切欠き凹部を形成し、前記誤記録防止部
材の前記操作部との間に操作開口部を構成したものであ
る。
【0019】さらに、本発明に係るディスクカートリッ
ジは、カートリッジ本体を構成する上ハーフ又は下ハー
フの少なくとも一方のハーフの前記操作ガイド穴を構成
する前記誤記録防止部材の移動方向と平行する上側側面
又は下側側面の表面側から、前記誤記録防止部材の移動
範囲に亘って切欠き凹部を形成し、前記誤記録防止部材
の移動方向と平行する前記操作部の上側面又は下側面と
の間にその移動範囲に亘る操作開口部を構成したもので
ある。
【0020】さらにまた、本発明に係るディスクカート
リッジは、前記カートリッジ本体の前記操作ガイド穴を
囲む周縁部の表面側から切欠き凹部を形成し、前記操作
ガイド穴と前記誤記録防止部材の前記操作部との間に操
作開口部を構成したものである。
【0021】さらにまた、本発明に係るディスクカート
リッジは、前記カートリッジ本体の側面に形成された前
記操作ガイド穴の前記誤記録防止部材の移動方向と直交
する側壁部に設けた面取りの曲率を前記誤記録防止部材
の前記操作部に設けた面取りの曲率よりも大ならしめる
ことによって、前記誤記録防止部材の前記操作部との間
に操作開口部を構成したものである。
【0022】
【作用】本発明に係るディスクカートリッジは、操作ガ
イド穴と誤記録防止部材の操作部との間に構成された操
作開口部に、手指の一部を挿入して誤記録防止部材の移
動操作が行われる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して説明する。
【0024】本発明に係るディスクカートリッジは、一
度記録した情報信号を消去し、新たな情報信号の再記録
を可能としたものであって、図2に示すように、合成樹
脂材料を成形して方形略浅皿状に形成された上ハーフ2
0と下ハーフ30とを組合わせたカートリッジ本体40
を備え、このカートリッジ本体40内に円盤状をなす情
報記録媒体である光ディスク45を回転可能に収納して
いる。
【0025】上下ハーフ20、30の外周囲には、互い
に突合わされてカートリッジ本体40の外周壁41を構
成する立上り周壁20a、30aとがそれぞれ立設され
ており、また、これら上下ハーフ20、30の相対向す
る内面には、立上り周壁20a、30aに内接する円弧
壁として形成され、互いに突合わされてディスク収納部
を構成するディスク収納部形成壁30bと、複数個の突
合わせ嵌合突起20c、30cとがそれぞれ立設されて
いる。
【0026】上下ハーフ20、30は、各立上り周壁2
0a、30a及び各ディスク収納部形成壁30bとを突
合わせ、各突合わせ嵌合突起30cを嵌合して超音波溶
着等することによって一体化されてカートリッジ本体4
0を構成する。
【0027】下ハーフ30の略中央部には円形の開口3
1が開設されており、この開口31はディスクカートリ
ッジを情報記録再生装置に装着したとき、カートリッジ
本体40に収納された光ディスク45を駆動する情報記
録再生装置のディスクテ−ブルが進入するディスク進入
用開口部として機能する。このディスク進入用開口部3
1は、具体的にはカートリッジ本体40に収納された光
ディスク45のセンタ孔を閉塞して設けられるマグネッ
トクランプ用の金属板46を外方に臨ませる。
【0028】また、カートリッジ本体40の上下面、す
なわち上下ハーフ20、30には、収納された光ディス
ク45の少なくとも信号領域の一部を内外周に亘って外
方に臨ませる情報信号記録再生用開口部22、32が相
対向して開設されており、これら情報信号記録再生用開
口部22、32は、図2に示すように、ディスク進入用
開口部31に近接する位置からカートリッジ本体40の
前面側に亘ってカートリッジ本体40の左右方向の略中
央に位置して方形に形成されている。
【0029】カートリッジ本体40には、その情報信号
記録再生用開口部22、32からカートリッジ本体40
の内部に塵埃等が進入して収納された光ディスク45に
付着することを防止するシャッタ部材50が移動可能に
取り付けられている。シャッタ部材50は、薄い金属板
をプレス加工して形成したもので、情報信号記録再生用
開口部22、32を開閉する一対のシャッタ部51、5
2と、これらシャッタ部51、52の基端側を連結する
連結片53とからなり、全体としてコ字状に形成されて
いる。
【0030】カートリッジ本体40の前面側には、シャ
ッタ部材50を移動させる情報記録再生装置側に配設さ
れるシャッタ開放部材(図示せず)が進入するシャッタ
開放部材挿入溝44が形成されている。このシャッタ開
放部材挿入溝44は、カートリッジ本体40の一側面に
開口端44aを有し、シャツタ部材50の移動方向に亘
って形成されている。
【0031】シャツタ開放部材挿入溝44内には、下ハ
ーフ30の内側面から立ち上がり形成したシャッタスラ
イドガイド壁33が設けられ、このシャッタスライドガ
イド壁33にシャッタ部材50の連結片53から両側に
突出形成したガイド部54、55が係合することによっ
てシャッタ部材50の安定した動作が保証されている。
シャッタ部材50は、カートリッジ本体40に、情報記
録再生用開口部22、32を閉塞する閉塞位置と開放す
る開放位置との間に亘って移動自在に組付けられる。
【0032】カートリッジ本体40は、シャッタ部材5
0を情報信号記録再生用開口部22、32を閉塞した閉
塞位置に保持するシャッタロック部材60を備えてい
る。シャッタロック部材60は、合成樹脂材料を成形し
たもので、基端部にカートリッジ本体40を構成する下
ハーフ30の内面に立設したシャッタロック部材支持軸
34に挿通される挿通孔を穿設した枢支部62と、中央
部を膨出するようにした略く字状に形成されるとともに
この中央膨出部の頂上部分にシャッタ部材50に形成し
た係合片56が相対係合する係合凹部を設けたロックア
ーム部63と、このロックアーム部63と対向するよう
にして枢支部62から一体に延設されその自由端には断
面半円状に膨出した当接部が形成された弾性変位部65
とからなる。
【0033】シャッタロック部材60は、シャッタロッ
ク部材支持軸34を枢支部62の挿通孔に挿通すること
によって下ハーフ30のコ−ナ部35に配設され、シャ
ッタ部51、52が情報信号記録再生用開口部22、3
2を閉鎖した開口部閉鎖状態において、シャッタ部材5
0の一方のガイド部54に形成した係合片56とシャッ
タロック部材60の係合凹部とが相対係合することによ
って、シャッタ部材50をロック状態に保持する。
【0034】カートリッジ本体40を構成する下ハーフ
30の、シャッタロック部材60を配設したコ−ナ部3
5とディスクテ−ブル進入用開口部31を挟んだ対角位
置のコ−ナ部36には、誤記録検出孔37及び誤記録防
止部材70を含む誤記録防止機構が配設されている。
【0035】誤記録防止部材70は、合成樹脂材料を成
形したもので、図1に示すように、少なくとも下ハーフ
30に穿設した誤記録検出孔37を閉塞するに足る大き
さの略方形をなす誤記録防止部71と、この誤記録防止
部71の中央部から突出された第1弾性アーム部72
と、この第1弾性アーム部72に対してそれぞれ両側に
平行に対峙するようにして一体に突設された第2弾性ア
ーム部73及び操作アーム部74とからなり、全体形状
が略々E字状を呈している。
【0036】第1弾性アーム部72は、第2弾性アーム
部73及び操作アーム部74に対して長尺に形成され、
第1弾性アーム部72及び第2弾性アーム部73の各先
端には相対向する方向に突出するようにして係止凸部7
5、76がそれぞれ一体に形成されている。第1弾性ア
ーム部72を第2弾性アーム部73に対して、長尺に形
成したことにより、係止凸部75、76は互いに隣接す
るようにして位置されている。
【0037】操作アーム部74の先端には、第1及び第
2弾性アーム部72、73に対して反対方向の外方に突
出するように操作部77が一体に形成されている。な
お、誤記録防止部材70の誤記録防止部71には傾斜ガ
イド面78が形成されており、この傾斜ガイド面78は
下ハーフ30に立設したガイド突片38cと係合し、誤
記録防止部71が誤記録検出孔37を確実に閉塞するよ
うに誤記録防止部材70をガイドする。
【0038】この誤記録防止部材70を配設した下ハー
フ30のコ−ナ部36の内面には、スライドガイド片3
8が一体に立設されている。このスライドガイド片38
は、図1に示すように、誤記録防止部材70の第1及び
第2弾性アーム部72、73の移動方向をガイドすると
ともに、これら第1及び第2弾性アーム部72、73に
よって挟持される。このスライドガイド片38は、図4
及び図5に示すように、カートリッジ本体40の周壁を
構成する下ハーフ30から立上がり形成された立上り周
壁30aと平行に形成されており、外側に湾曲する第1
及び第2のクリック凹部38a、38bが設けられてい
る。
【0039】これら第1、第2クリック凹部38a、3
8bは、図4及び図5に示すように、誤記録防止部材7
0の誤記録防止部71が誤記録検出孔37を閉塞した第
1の位置と、誤記録検出孔37を開放した第2の位置に
移動されたとき、それぞれ第2弾性アーム部73の係合
凸部76が係合し得る位置に形成されている。
【0040】カートリッジ本体40の周壁を構成する上
下ハーフ20、30から立上がり形成された立上り周壁
20a、30aには、図6及び図7に示すように、誤記
録防止部材70を配設したコ−ナ部36に対応する位置
においてその一部に切欠き47a、47bが設けられて
おり、これら切欠き47a、47bは、上下ハーフ2
0、30を組合わせたとき、互いに突合わされて操作ガ
イド穴47を構成する。
【0041】切欠き47a、47bによって構成される
操作ガイド穴47は、誤記録防止部材70の操作部77
を外方に臨ませるとともに、誤記録防止部71が誤記録
検出孔37を閉塞した第1の位置と、誤記録検出孔37
を開放した第2の位置に移動されるに足る長さを有して
いる。
【0042】ところで、操作ガイド穴47は、上述した
誤記録防止部材70の移動動作を容易にかつ正確に行う
ことができるように、誤記録防止部材70の移動方向と
直交する両側壁部に操作開口部49が形成されている。
すなわち、操作ガイド穴47は、その誤記録防止部材7
0の移動方向と直交する両側壁、換言すれば、操作ガイ
ド穴47の長手方向両側壁部は、表面側から切欠き凹部
(48a、48b)、(48c、48d)をそれぞれ形
成することによって段付きの側壁として構成され、カー
トリッジ本体40の内側開口部分の側壁間の間隔に対し
て外側開口部分の側壁間の間隔が大となる操作ガイド穴
47として構成されている。
【0043】誤記録防止部71が誤記録検出孔37を閉
塞した第1の位置においては、図6に示すように、切欠
き凹部48a、48bを形成することによって側壁が段
付きとされた操作ガイド穴47の一方側壁と、これに相
対向する誤記録防止部材70の操作アーム部74の先端
に形成された操作部77の右側側面部との間には、操作
開口部49Aが構成される。
【0044】また、誤記録防止部71が誤記録検出孔3
7を開放した第2の位置においては、操作ガイド穴47
の切欠き凹部48c、48dとこれに相対向する誤記録
防止部材70の操作アーム部74の先端に形成された操
作部77の左側側面部との間に操作開口部49Bが構成
される。
【0045】このように、操作ガイド穴47の長手方向
両側壁部に表面側から形成した切欠き凹部(48a、4
8b)、(48c、48d)によって、操作ガイド穴4
7と誤記録防止部材70の操作部77の両側面部との間
に操作開口部49A、49Bを構成したことによって、
スライドガイド片38を挟持する第1、第2弾性アーム
72、73によって固く保持されている誤記録防止部材
70を、ピンセット等の操作部材を用いることなく、こ
れら操作開口部49A、49Bに指の爪を入れて簡単か
つ容易に移動操作することができる。
【0046】操作ガイド穴47の内側に位置して、下ハ
ーフ30の内面にはスライドガイド片38と平行に遮蔽
壁39が立上がり形成されている。この遮蔽壁39は、
誤記録防止部材70の操作アーム部74のカートリッジ
本体40内方への弾性変位を規制するとともに操作ガイ
ド穴47を覆ってカートリッジ本体40内部の透視を規
制する。
【0047】なお、誤記録防止部材70の操作部77
は、下ハーフ30に組込まれた状態において、その先端
面が下ハーフ30の側面と略同一面を構成するように操
作ガイド穴47を介して外方へ臨むような突出寸法とさ
れている。
【0048】以上のように構成した誤記録防止機構は、
誤記録防止部材70が、図4に示すように、誤記録防止
部71を誤記録検出孔37に対向する側に位置され、第
1、第2弾性アーム部72、73でスライドガイド片3
8を挟持し、操作アーム部74を立上り周壁20a、3
0aと遮蔽壁39間に延在させるようにして下ハーフ3
0の内面上に配設される。
【0049】この誤記録防止部材70を、その誤記録防
止部71が誤記録検出孔37を閉塞した第1の位置から
誤記録検出孔37を開放した第2の位置へと移動させる
に際しては、操作開口部49Aに手指の一部を差し入
れ、操作ガイド穴47を介してカートリッジ本体40の
背面側の外方に臨ませた操作部77を引掛けて図4矢印
B方向へとスライドさせる。
【0050】同様にして、誤記録防止部材70を、その
誤記録防止部71が誤記録検出孔37を開放した第2の
位置から誤記録検出孔37を閉塞した第1の位置へと移
動させるに際しては、操作開口部49Bに手指の一部を
差し入れて誤記録防止部材70の操作部77を引掛けて
図5矢印C方向へとスライドさせる。
【0051】誤記録防止部材70は、誤記録防止部71
が誤記録検出孔37を閉塞した第1の位置にあるとき、
図4に示すように、第2弾性アーム部73の先端の係止
凸部76がスライドガイド片38に形成した第1クリッ
ク凹部38aに相対係合することによって、誤記録検出
孔37を閉塞した状態で保持される。
【0052】誤記録防止部71が誤記録検出孔37を閉
塞状態においては、例えば情報記録再生装置側に備えら
れる誤記録検出手段の誤記録検出孔37への進入が阻止
され、カートリッジ本体40に収納された光ディスク4
5に対する情報信号の記録を可能な状態とする。
【0053】誤記録防止部材70が図4矢印B方向へと
スライドされ、誤記録防止部71が誤記録検出孔37を
開放した第2の位置にあるとき、図5に示すように、第
2弾性アーム部73の先端の係止凸部76がスライドガ
イド片38に形成した第2クリック凹部38bに相対係
合することによって、誤記録検出孔37を開放した状態
で保持される。
【0054】この誤記録防止部71が誤記録検出孔37
を開放状態においては、例えば情報記録再生装置側に備
えられる誤記録検出手段が誤記録検出孔37へ進入し、
カートリッジ本体40に収納された光ディスク45に対
する情報信号の記録を禁止する。
【0055】さらに、誤記録防止部材70は、誤記録防
止部71が誤記録検出孔37を閉塞した第1の位置から
誤記録検出孔37を開放する第2の位置へとスライド動
作されるとき、第1弾性アーム部72の先端に形成した
係止凸部75が第1のクリック凹部38aの湾曲した背
面側壁を乗上げて移動し、誤記録防止部71が誤記録検
出孔37を開放した第2の位置に至るとスライドガイド
片38に圧接し、これによって、第1の位置方向への移
動が規制される。
【0056】本発明に係るディスクカートリッジを、情
報記録再生装置内に配設したカートリッジホルダ等を備
えたカートリッジ装着部に挿入すると、カートリッジ本
体40の前面側に形成したシャッタ開閉部材挿入溝44
に情報記録再生装置側に設けたシャッタ開放部材が進入
していく。ディスクカートリッジの情報記録再生装置の
ディスク装着部への挿入にともなって、シャツタ開放部
材がシャッタロック部材60のロックアーム部63の基
端側外側面から先端側に向かって乗上げていき、ロック
アーム部63をカートリッジ本体40の内方へと押圧す
る。
【0057】シャッタロック部材60は、ロックアーム
部63が、シャッタ開放部材によってカートリッジ本体
40の内方へと押圧されることによって、シャッタロッ
ク部材支持軸34に枢支された枢支部62を中心として
回動し、また弾性変位部65が弾性変位される。このシ
ャッタロック部材60の回動動作によって、シャッタ部
材50は、その係合片56とシャッタロック部材60の
係合凹部との係合が解除されることによって、移動自由
な状態となる。
【0058】シャッタ部材50が移動自由な状態となっ
た後、さらにディスクカートリッジをカートリッジ装着
部に挿入していくと、シャッタ部材50はシャッタ開放
部材に押圧されながら開口部開放位置方向へと摺動し、
そのシャッタ部51、52によるカートリッジ本体40
の情報信号記録再生開口部22、32の閉塞状態が開放
される。
【0059】シャッタ部材50が開口部開放位置までス
ライドすると、シャッタ開放部材によるロックアーム部
63の押圧動作が解除され、弾性変位されていた弾性変
位部65が弾性復帰し、シャッタロック部材60は枢支
部62を中心に回動復帰してシャッタ開放部材挿入溝4
4にその係合凹部が臨んだ状態となる。
【0060】情報信号の記録又は再生操作を終え、ディ
スクカートリッジのイジェクト操作が行われると、シャ
ッタ部材50はカートリッジ本体40に対して相対移動
されて開口部閉塞位置方向に移動する。このシャッタ部
材50の動作により、係合片56が回動復帰された状態
にあるシャッタロック部材60のロックアーム部63の
先端に設けたガイド面上に乗上げていき、ロックアーム
部63をカートリッジ本体40の内方へと押圧し、これ
によって、シャッタロック部材60の弾性変位部65は
弾性変位する。
【0061】さらにディスクカートリッジを引出し操作
すると、シャッタ部材50の係合片56とシャッタロッ
ク部材60の係合凹部とが再係合し、シャッタ部材50
は開口部閉塞位置でロック状態に保持される。
【0062】ところで、上述した実施例では、操作ガイ
ド穴47の長手方向両側壁部に切欠き凹部(48a、4
8b)、(48c、48d)を形成することによって操
作ガイド穴47の両側壁と誤記録防止部材70の操作部
77の両側面部とに間に操作開口部49を構成したもの
を示したが、本発明によれば以下に紹介する各実施例の
態様によって操作開口部を有する種々の操作ガイド穴を
構成することができる図7に示す第2の実施例は、カー
トリッジ本体40を構成する下ハーフ30の立上り周壁
30aに、その表面側であって、操作ガイド穴47を構
成する切欠き47bの下側開口壁に沿って、下ハーフ3
0の主面部分に至る切欠き凹部48eを設けてなる。こ
の切欠き48eは、誤記録防止部材70の操作部77の
移動範囲に亘る幅を有しており、カートリッジ本体40
の表面側において、操作ガイド穴47の下側部分に、誤
記録防止部材70の移動方向と平行な操作開口部49C
が構成される。
【0063】したがって、操作ガイド穴47には、誤記
録防止部材70の操作部77の下側面部に対応してその
移動範囲に亘る操作開口部49Cが構成され、誤記録防
止部材70は、操作ガイド穴47より先端面がカートリ
ッジ本体40と略同一平面を構成するように外方へ臨ま
された操作部77に、操作開口部49Cをガイドとして
指の爪が当てがわれて極めて簡単かつ正確にスライド動
作される。
【0064】図8に示す第3の実施例は、カートリッジ
本体40を構成する上ハーフ20の立上り周壁20a
に、その表面側であって、操作ガイド穴47を構成する
切欠き47aの上側開口壁に沿って、上ハーフ20の主
面部分に至る切欠き凹部48fを設けてなる。この切欠
き48fは、誤記録防止部材70の操作部77の移動範
囲に亘る幅を有しており、しかして、カートリッジ本体
40の表面側において、操作ガイド穴47の下側部分
に、誤記録防止部材70の移動方向と平行な操作開口部
49Dが構成される。
【0065】したがって、操作ガイド穴47には、誤記
録防止部材70の操作部77の上側面部に対応してその
移動範囲に亘る操作開口部49Cが構成され、誤記録防
止部材70は、操作ガイド穴47より先端面がカートリ
ッジ本体40と略同一平面を構成するように外方へ臨ま
された操作部77に、操作開口部49Dをガイドとして
指の爪が当てがわれて極めて簡単かつ正確にスライド動
作される。
【0066】図9に示す第4の実施例にあつては、カー
トリッジ本体40を構成する上下ハーフ20、30の立
上り周壁20a、30aに、その表面側であって切欠き
47a、47bによって構成された操作ガイド穴47の
全周を囲む部分全体に亘ってそれぞれ切欠き凹部48
g、48hを形成したものである。
【0067】このように切欠き凹部48g、48hを設
けることによって、操作ガイド穴47には、その周辺全
体に亘って先端面がカートリッジ本体40と略同一平面
を構成するように外方へ臨まされた誤記録防止部材70
の操作部77との間に操作開口部49Eが構成され、こ
の操作開口部49Eをガイドとして指の爪が当てがわれ
て極めて簡単かつ正確にスライド動作される。
【0068】図10に示す第5の実施例は、カートリッ
ジ本体40を構成する上ハーフ20及び下ハーフ30の
立上り周壁20a、30aにそれぞれ形成されて操作ガ
イド穴47を構成する切欠き47a、47bの、誤記録
防止部70の移動方向と直交する側壁に、表面側が広く
開口するように大きな曲率の面取り48i、48jを施
してなる。この面取り48i、48jは、誤記録防止部
材70の操作部77の先端に施した面取りの曲率よりも
大ならしめられている。
【0069】したがって、操作ガイド穴47には、誤記
録防止部材70の操作部77の移動方向の両側面部に対
応して、この操作部77及び切欠き47a、47bの側
壁に施した面取りによって操作開口部49F(49G)
が構成され、誤記録防止部材70は、操作ガイド穴47
より先端面がカートリッジ本体40と略同一平面を構成
するように外方へ臨まされた操作部77に、操作開口部
49F(49G)をガイドとして指の爪が当てがわれて
極めて簡単かつ正確にスライド動作される。
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、極め
て薄形に構成されたカートリッジ本体に開設した操作ガ
イド穴より、操作部の先端面がカートリッジ本体と略同
一平面を構成するように外方へ臨まされた誤記録防止部
材は、操作部と操作ガイド穴との間に形成した操作開口
部を介して、手指をもって容易かつ確実に移動操作する
ことができ、カートリッジ本体に収納された情報記録媒
体に記録された情報信号を誤って消去してしまうような
ことを確実に確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジを構成する
誤記録防止機構部を示す要部分解斜視図である。
【図2】本発明に係るディスクカートリッジの分解斜視
図である。
【図3】上記ディスクカートリッジを背面側から見た斜
視図である。
【図4】誤記録防止機構部を示す部分平面図であって、
誤記録検出孔を閉塞した第1の状態を示す。
【図5】誤記録防止機構部を示す部分平面図であって、
誤記録検出孔を開放した第2の状態を示す。
【図6】ディスクカートリッジの操作ガイド穴の構成を
示す部分側面図である。
【図7】本発明に係るディスクカートリッジの第2の実
施例における操作ガイド穴の構成を示す部分側面図であ
る。
【図8】本発明に係るディスクカートリッジの第3の実
施例における操作ガイド穴の構成を示す部分側面図であ
る。
【図9】本発明に係るディスクカートリッジの第4の実
施例における操作ガイド穴の構成を示す部分側面図であ
る。
【図10】本発明に係るディスクカートリッジの第5の
実施例における操作ガイド穴の構成を示す部分平面図で
ある。
【図11】従来のディスクカートリッジにおける誤記録
防止機構部示す要部分解斜視図である。
【図12】従来のディスクカートリッジの部分平面図で
あって、誤記録検出孔を閉塞した第1の状態を示す。
【図13】従来のディスクカートリッジの部分平面図で
あって、誤記録検出孔を閉塞した第2の状態を示す。
【符号の説明】
20 上ハーフ、 30 下ハーフ、 37 誤記録検
出孔、 38 スライドガイド片、 クリック凹部、
39 遮蔽壁、 40 カートリッジ本体、45 光デ
ィスク、 47 操作ガイド穴、 49 操作開口部、
70 誤記録防止部材、 71 誤記録防止部、 7
2 第1弾性アーム部、 73 第2弾性アーム部、
77 操作部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ハーフと下ハーフとを組合わせてカー
    トリッジ本体を構成し、その内部に円盤状の情報記録媒
    体を回転自在に収納してなるディスクカートリッジにお
    いて、 前記カートリッジ本体に形成され前記情報記録媒体に対
    する情報信号の記録可否を表示する誤記録検出孔を開閉
    する誤記録防止部と、この誤記録防止部から相対向して
    平行に突出され、前記カートリッジ本体に設けたスライ
    ドガイド片に係合して前記誤記録防止部を前記誤記録検
    出孔を開放する第1の位置と前記誤記録検出孔を閉塞す
    る第2の位置とに保持する第1及び第2弾性アームから
    なる保持部と、前記第1及び第2弾性アーム部と平行に
    前記誤記録防止部から突出され、前記カートリッジ本体
    の側面に形成された操作ガイド穴より少なくともその一
    部が外方に臨む操作部とが一体に形成され、前記カート
    リッジ本体にその側面と平行に移動自在に組込まれた誤
    記録防止部材を備え、 前記誤記録防止部材の移動範囲に亘る長さを有する前記
    操作ガイド穴の、前記誤記録防止部材の移動方向と直交
    する少なくとも一方の側壁と、前記誤記録防止部材の前
    記操作部との間に、操作開口部を構成したことを特徴と
    するディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ本体の側面に形成され
    た前記操作ガイド穴の、前記誤記録防止部材の移動方向
    と直交する側壁部に表面側から切欠き凹部を形成し、前
    記誤記録防止部材の前記操作部との間に操作開口部を構
    成したことを特徴とする請求項1記載のディスクカート
    リッジ。
  3. 【請求項3】 上ハーフと下ハーフとを組合わせてカー
    トリッジ本体を構成し、その内部に円盤状の情報記録媒
    体を回転自在に収納してなるディスクカートリッジにお
    いて、 前記カートリッジ本体に形成され前記情報記録媒体に対
    する情報信号の記録可否を表示する誤記録検出孔を開閉
    する誤記録防止部と、この誤記録防止部から相対向して
    平行に突出され、前記カートリッジ本体に設けたスライ
    ドガイド片に係合して前記誤記録防止部を前記誤記録検
    出孔を開放する第1の位置と前記誤記録検出孔を閉塞す
    る第2の位置とに保持する第1及び第2弾性アームから
    なる保持 部と、前記第1及び第2弾性アーム部と平行に
    前記誤記録防止部から突出され、前記カートリッジ本体
    の側面に形成された操作ガイド穴より少なくともその一
    部が外方に臨む操作部とが一体に形成され、前記カート
    リッジ本体にその側面と平行に移動自在に組込まれた誤
    記録防止部材を備え、 前記上ハーフ又は下ハーフの少なくとも一方のハーフの
    前記操作ガイド穴を構成する前記誤記録防止部材の移動
    方向と平行する上側側面又は下側側面の表面側から、前
    記誤記録防止部材の移動範囲に亘って切欠き凹部を形成
    し、前記誤記録防止部材の移動方向と平行する前記操作
    部の上側面又は下側面との間にその移動範囲に亘る操作
    開口部を構成したことを特徴とするディスクカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 上ハーフと下ハーフとを組合わせてカー
    トリッジ本体を構成し、その内部に円盤状の情報記録媒
    体を回転自在に収納してなるディスクカートリッジにお
    いて、 前記カートリッジ本体に形成され前記情報記録媒体に対
    する情報信号の記録可否を表示する誤記録検出孔を開閉
    する誤記録防止部と、この誤記録防止部から相対向して
    平行に突出され、前記カートリッジ本体に設けたスライ
    ドガイド片に係合して前記誤記録防止部を前記誤記録検
    出孔を開放する第1の位置と前記誤記録検出孔を閉塞す
    る第2の位置とに保持する第1及び第2弾性アームから
    なる保持部と、前記第1及び第2弾性アーム部と平行に
    前記誤記録防止部から突出され、前記カートリッジ本体
    の側面に形成された操作ガイド穴より少なくともその一
    部が外方に臨む操作部とが一体に形成され、前記カート
    リッジ本体にその側面と平行に移動自在に組込まれた誤
    記録防止部材を備え、 前記カートリッジ本体の前記操作ガイド穴を囲む周縁部
    の表面側から切欠き凹部を形成し、前記操作ガイド穴と
    前記誤記録防止部材の前記操作部との間に操作開口部を
    構成したことを特徴とするディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 上ハーフと下ハーフとを組合わせてカー
    トリッジ本体を構成し、その内部に円盤状の情報記録媒
    体を回転自在に収納してなるディスクカートリッジにお
    いて、 前記カートリッジ本体に形成され前記情報記録媒体に対
    する情報信号の記録可否を表示する誤記録検出孔を開閉
    する誤記録防止部と、この誤記録防止部から相 対向して
    平行に突出され、前記カートリッジ本体に設けたスライ
    ドガイド片に係合して前記誤記録防止部を前記誤記録検
    出孔を開放する第1の位置と前記誤記録検出孔を閉塞す
    る第2の位置とに保持する第1及び第2弾性アームから
    なる保持部と、前記第1及び第2弾性アーム部と平行に
    前記誤記録防止部から突出され、前記カートリッジ本体
    の側面に形成された操作ガイド穴より少なくともその一
    部が外方に臨む操作部とが一体に形成され、前記カート
    リッジ本体にその側面と平行に移動自在に組込まれた誤
    記録防止部材を備え、 前記カートリッジ本体の側面に形成された前記操作ガイ
    ド穴の前記誤記録防止部材の移動方向と直交する側壁部
    に設けた面取りの曲率を前記誤記録防止部材の前記操作
    部に設けた面取りの曲率よりも大ならしめることによっ
    て、前記誤記録防止部材の前記操作部との間に操作開口
    部を構成したことを特徴とするディスクカートリッジ。
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