JP2000067547A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2000067547A
JP2000067547A JP10237444A JP23744498A JP2000067547A JP 2000067547 A JP2000067547 A JP 2000067547A JP 10237444 A JP10237444 A JP 10237444A JP 23744498 A JP23744498 A JP 23744498A JP 2000067547 A JP2000067547 A JP 2000067547A
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shutter
disk
opening window
opening
disk cartridge
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JP10237444A
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English (en)
Inventor
Gakuji Hashimoto
学治 橋本
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Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0308Shutters

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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の手に触れ難くして誤った開閉操作を
防止すると共に、微小なゴミや埃が侵入し難い構成とし
て、微小なゴミや埃による情報記録の損失を防止するこ
とができるようにする。 【解決手段】 光ディスク13と、第1及び第2ハーフ
15,16と、スライドシャッタ14とを備えたディス
クカートリッジにおいて、スライドシャッタ14は、第
1及び第2ハーフ15,16間に移動可能に介在させて
両ハーフ15,16で挟むように保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報、映像情
報或いはコンピュータのデータ情報等の情報信号の記録
(書込み)及び/又は再生(読出し)が可能な光ディス
ク、磁気ディスク、光磁気ディスク等のディスク状記憶
媒体をカートリッジ筐体内に回転自在に収納したディス
クカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、光磁気ディスク等のディ
スク状記憶媒体をカートリッジ筐体内に回転自在に収納
したディスクカートリッジとしては、例えば、図16に
示すようなものが知られている。このディスクカートリ
ッジ1は、直径64mmのディスク状記憶媒体が内蔵さ
れたいわゆるMD(ミニディスク)と呼ばれているもの
である。このMD1には再生専用MDと記録再生用MD
とがあり、記録再生用MDはカートリッジ筐体2と光磁
気ディスク3とから構成され、再生専用MDはカートリ
ッジ筐体と光ディスクとから構成されている。
【0003】図16は、MD1を裏面側から見た斜視図
であり、そのカートリッジ筐体2は、互いに重ね合わさ
れる上下のハーフ2a,2bを有し、両ハーフ2a,2
b内に形成されたディスク収納室内に光磁気ディスク3
が回転自在に収納されている。上下のハーフ2a,2b
は、平面から見て四角形とされており、その一辺の略中
央部には、上下方向に貫通する開口窓4がそれぞれ設け
られている。これらの開口窓4は、カートリッジ筐体2
の略中央部に向けて延在されていると共に、スライドシ
ャッタ5によって開閉可能とされている。
【0004】このスライドシャッタ5は断面形状がコ字
状をなしていて、上ハーフ2aに設けた開口窓4を閉じ
る上シャッタ片5aと、下ハーフ2bに設けた開口窓を
閉じる下シャッタ片と、両シャッタ片間を連結する側面
片5bとから構成されている。そして、カートリッジ筐
体2には、開口窓4を閉じた状態においてスライドシャ
ッタ5をロックするロック機構が設けられている。ま
た、下ハーフ2bの略中央部には、光磁気ディスク3の
ハブプレート3aを露出させるための中央穴6が設けら
れており、この中央穴6は常時開放されている。
【0005】このような構成を有するMD1は、下ハー
フ2bを下方にした状態において、ディスク記録再生装
置のカートリッジ挿入口に対して、矢印方向Xから挿入
される。これにより、ディスク記録再生装置に設けた操
作ピンによってロック機構のロックが解除されると共
に、この操作ピンがそのままスライドシャッタ5を矢印
方向Xと反対方向にスライドさせる。その結果、開口窓
4が開かれて、光学ピックアップ装置の光学ヘッドを開
口窓4に挿入させることができるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディスクカートリッジにおいては、断面コ字
状をなすスライドシャッタ5をカートリッジ筐体2の外
側に嵌め込み、上下ハーフ2a,2bの外面にシャッタ
片5aをそれぞれ摺動させて開口窓4を開閉する構成と
なっていたため、シャッタ片5aの自由端側が捲れて隙
間ができ易くなっており、その隙間から微小なゴミや埃
がカートリッジ筐体2内に入り易いという課題があっ
た。この場合、情報容量の大きな情報記憶媒体において
は、微小なゴミや埃の影響は無視することができず、微
小なゴミや埃の侵入を防ぐことができないときには、そ
のゴミや埃によってディスク状記憶媒体の情報記憶面を
傷付けるおそれがあり、情報記憶面が傷付けられると正
常な情報信号の読み書きができなくなる。
【0007】また、従来のディスクカートリッジでは、
使用者の手に触れ易いところにスライドシャッタ5が存
在するため、使用者が誤ってスライドシャッタ5を開け
てしまうおそれがあった。このように使用者がスライド
シャッタ5を開けてしまう場合には、情報記録の高密度
化に伴いゴミや埃の影響が益々大きくなることから、ゴ
ミや埃の存在によって情報記録の欠落や破損が生じるお
それがあるという課題もあった。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、使用者の手に触れ難くして誤った
開閉操作を防止すると共に、微小なゴミや埃が侵入し難
い構成として、微小なゴミや埃による情報記録の損失を
防止することができるディスクカートリッジを提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し、上記目的を達成するために、請求項1に係るデ
ィスクカートリッジは、ピックアップ装置のヘッド部に
よって情報信号の記録及び/又は再生が行われるディス
ク状記憶媒体と、このディスク状記憶媒体が回転自在に
収納されるディスク収納室を形成するため互いに重ね合
わされる一対のハーフと、一対のハーフのうち少なくと
も一方のハーフに開口して設けられ且つヘッド部が挿入
可能とされた開口窓を開閉可能とされたシャッタ部材
と、を備えたディスクカートリッジにおいて、シャッタ
部材は、一対のハーフ間に移動可能に介在させて両ハー
フで挟むように保持したことを特徴としている。
【0010】請求項2に係るディスクカートリッジは、
一対のハーフのうち開口窓がないハーフには、シャッタ
部材の自由端側を支えて撓みを防止するシャッタ支持体
を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項3に係るディスクカートリッジは、
シャッタ支持体は、開口窓がないハーフとの間でディス
ク収納室を形成するインナーケースであり、このインナ
ーケースには、開口窓があるハーフの開口窓に対応させ
て開口部を設けたことを特徴としている。
【0012】請求項4に係るディスクカートリッジは、
シャッタ部材には、開口窓の全周に渡って重なり合うこ
とにより隙間を遮蔽する重合部を設けたことを特徴とし
ている。
【0013】請求項5に係るディスクカートリッジは、
シャッタ部材には、シャッタ支持体又は開口窓を有する
ハーフに接触し且つシャッタ支持体又はハーフからの反
力により押え付けるようにして開口部又は開口窓を閉じ
る凸部を設けたことを特徴としている。
【0014】また、請求項6に係るディスクカートリッ
ジは、シャッタ部材を開口窓の閉塞位置でロックするロ
ック機構を設けたことを特徴としている。
【0015】上述のように構成したことにより、請求項
1のディスクカートリッジでは、一対のハーフ間にシャ
ッタ部材を介在させて両ハーフで挟むように保持するた
め、シャッタ部材を使用者の手に触れ難くして誤った開
閉操作を防止すると共に、微小なゴミや埃が侵入し難い
構成として微小なゴミや埃による情報記録の損失を防止
することができる。
【0016】請求項2のディスクカートリッジでは、開
口窓がないハーフに設けたシャッタ支持体でシャッタ部
材の自由端側を支持することにより、その自由端側の撓
みを防止してシャッタ部材がディスク状記憶媒体に接触
する不具合を防ぐことができる。
【0017】請求項3のディスクカートリッジでは、開
口窓がないハーフとインナーケースとで密封されたディ
スク収納室を形成してゴミや埃の侵入を防止すると共
に、インナーケースの開口部によりヘッド部をディスク
状記憶媒体に接近させることができる。
【0018】請求項4のディスクカートリッジでは、シ
ャッタ部材の重合部で開口窓の全周の隙間を遮蔽するこ
とにより、ゴミや埃がカートリッジ筐体内に侵入するの
を防止して、ディスク状記憶媒体にゴミ等が付着した
り、ゴミ等で傷付けられるのを防止することができる。
【0019】請求項5のディスクカートリッジでは、シ
ャッタ部材に設けた凸部でシャッタ部材を開口窓又は開
口部に押し付けることにより、ゴミや埃が入り込む隙間
を小さくして、ディスク状記憶媒体にゴミ等が付着した
り、ゴミ等で傷付けられるのを防止することができる。
【0020】また、請求項6のディスクカートリッジで
は、ロック機構でシャッタ部材を開口窓の閉塞位置でロ
ックすることにより、シャッタ部材が自由に開けられる
のを防いで誤った開閉操作を防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1〜図14は本発明のディ
スクカートリッジの第1の実施例を示すもので、図1は
開口窓をシャッタ部材で閉じた状態の斜視図、図2は同
じく平面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は同じ
くB−B線断面図、図5は開口窓を開いた状態の斜視
図、図6は同じく平面図、図7は分解斜視図、図8は第
1のハーフの平面図、図9A〜Dは第1のハーフの側面
図、C−C線断面図、D−D線断面図及び背面図、図1
0は第2のハーフの平面図、図11A〜Dは第2のハー
フの側面図、E−E線断面図、F−F線断面図及び背面
図、図12A及びBはインナーケースの平面図及びG−
G線断面図、図13A〜Cはシャッタ部材の正面図、側
面図及び平面図、図14A及びBはロック部材の側面図
及び正面図である。また、図15は、本発明のディスク
カートリッジの第2の実施例を示す平面図である。
【0022】この実施の例に係るディスクカートリッジ
11は、ディスク状記憶媒体の一具体例として記録可能
な光ディスク(例えば、リライタブル型光ディスク)を
使用して情報信号の再生(読出し)のみならず記録(書
込み)をも可能としたディスクカートリッジであり、カ
ートリッジ筐体12と光ディスク13とスライドシャッ
タ14とから構成されている。しかしながら、ディスク
状記憶媒体としては、この実施例のものに限定されるも
のではなく、音声や映像等の情報信号の再生を専用とし
た光ディスクは勿論のこと、音声や映像或いはコンピュ
ータのデータ情報等の情報信号の記録及び再生の双方を
可能とした磁気ディスク、光磁気ディスクその他の情報
記憶媒体を適用することができるものである。
【0023】図1〜図7に示すように、カートリッジ筐
体12は、一対の第1ハーフ15及び第2ハーフ16
と、両ハーフ15,16の内部に収納されるシャッタ支
持体の一具体例を示すシンナーケース17とを有し、両
ハーフ15,16を互いに重ね合わせることにより、一
方に若干長くした偏平で薄い長方形の匣体が構成されて
いる。第1ハーフ15の内部には円形の凹陥部15aが
設けられており、この凹陥部15a内にインナーケース
17が嵌合され、これにより第1ハーフ15及びインナ
ーケース17内に光ディスク13を収納するためのディ
スク収納室18が形成されている。
【0024】図7〜図9に示すように、第1ハーフ15
の凹陥部15aは長手方向(図8において上下方向)の
下方に若干偏倚させて設定されており、その中央部には
光ディスク13のハブ部が対向される逃げ凹部15bが
設けられている。この第1ハーフ15の長手方向幅広側
の内面縁にはガイド溝19の一方を形成する切欠き部1
9aが、長手方向と直交する短手方向の一端から他端ま
で連続して形成されている。そして、凹陥部15aを囲
む4つの角部のうち、幅広側の一方の角部にはロック機
構の一具体例を示すロックバネ20が収納される凹部1
5cが形成され、また、幅狭側の両方の角部には軽量化
等を目的とする凹部15d,15eが形成されている。
そして、2つの凹部15d,15eの近傍には、第2ハ
ーフ16に設けられる位置決め穴21,22と合致され
てその底面部となる穴21a,22aが形成されてい
る。
【0025】更に、第1ハーフ15の凹陥部15aの内
周縁には、第2ハーフ16の内枠片が嵌合される円弧状
の内凹部23aが形成されている。そして、第1ハーフ
15の外周縁のうち、幅狭側の両角部には、第2ハーフ
16のL字状の外枠片が嵌合されるL字状の外凹部23
b,23cが形成され、幅広側の一方の角部には、第2
ハーフ16の直線状の外枠片が嵌合される直線状の外凹
部23dが形成されている。この第1ハーフ15の4つ
の角部には、第1ハーフ15と第2ハーフ16をネジで
締結するための適宜数のねじ穴24が設けられている。
【0026】また、第1ハーフ15の幅狭側の凹部15
cの長手方向の端部は切欠き部19aに開口する開口部
25aが設けられており、この開口部25a近傍の凹部
15c内には支持ピン26が立設されている。この支持
ピン26にロックバネ20が支持されて、その一部がガ
イド溝19に対して進退可能に構成されている。
【0027】ロックバネ20は、図7及び図14A,B
に示すように、V字状に配置されたロック本体20a及
び弾性片20bと、これらの結合部に設けられた筒軸部
20cとを有している。ロックバネ20のロック本体2
0aは、く字状に折曲形成された比較的剛性の高いアー
ム片からなり、その先端側は弾性片20bと略平行をな
すように延在されていて、弾性片20bと反対側の面に
は爪部を係合してスライドシャッタ14をロックする爪
受部27が設けられている。また、弾性片20bは、そ
の肉厚を適宜に薄く設定することによって弾性を付与し
ている。そして、弾性片20bの先端部には、凹部15
cの壁面との間の摩擦抵抗を少なくするための半球形状
の支点部28が設けられている。
【0028】このような構成を有するロックバネ20
は、その筒軸部20cの穴に支持ピン26を回動可能に
嵌合することにより、ロック本体20aを第1ハーフ1
5の開口部25aに臨ませた状態で凹部15c内に収納
される。このとき、弾性片20bの支点部28を凹部1
5cの内壁面に接触させ、図2に示すように、ロックバ
ネ20の自由状態において、ロック本体20aの先端部
がガイド溝19内に突出されるようにする。このとき、
ロック本体20aは、第1ハーフ15の開口部25aに
連続する段部25bを設けることにより形成された本体
受部29に当接し、先端部が所定量だけガイド溝19内
に突出されることになる。
【0029】この第1ハーフ15の凹陥部15aに嵌合
されるインナーケース17は、図7及び図12A,Bに
示すような構成を有している。即ち、インナーケース1
7は、底の浅い皿状の円板体からなり、その平面部には
開口穴30が設けられている。インナーケース17の開
口穴30は、平面部の略中央部から半径方向一方に延び
て外周縁の近傍に達するよう長穴とされていて、中央部
は円形に形成されている。そして、中央側円形部の周囲
を囲うように平面部の内面には、三日月型をなす突条部
17aが設けられている。この突条部17aは、光ディ
スク13の半径方向内側の情報信号が記録されない非記
憶領域を支持するためのものである。この突条部17a
で光ディスク13の非記憶領域を支持することにより、
情報信号が記録される情報記憶領域がインナーケース1
7の内面に接触するのを防止している。
【0030】更に、インナーケース17の平面部の開口
穴30と反対側には、このインナーケース17を第2ハ
ーフ16に対して位置決めするための位置決め穴31が
設けられている。このインナーケース17は、図3及び
図4に示すように、平面の開口側から挿入することによ
って凹陥部15aに嵌合され、これにより第1ハーフ1
5とインナーケース17との間にディスク収納室18が
形成される。そして、このインナーケース17の上に第
2ハーフ16が重ね合わされる。
【0031】第2ハーフ16は、図7、図10及び図1
1に示すように、第1ハーフ15の形状に対応した形状
とされていて、長方形をなす板体の内面に、上述した第
1ハーフ15の内凹部23aに嵌まり合う円弧状の内凸
部32aと、同じく外凹部23b〜23dに嵌まり合う
L字状の外凸部32b,32c及び直線状の外凸部32
dとが設けられている。更に、第2ハーフ16の2つの
角部の内面には、第1ハーフ15の切欠き部19aの両
端部に係合される係合凸部33a,33bが設けられて
いる。これら凸部32a〜32d及び33a,33bを
凹部23a〜23d及び切欠き部19aに合致させるこ
とにより第1ハーフ15と第2ハーフ16とが互いに位
置決めされて重ね合わされる。
【0032】この第2ハーフ16には、インナーケース
17の開口穴30と対応する位置に開口窓35が設けら
れている。即ち、開口窓35は、第2ハーフ16の略中
央部から半径方向一方に延びて外周縁の近傍に達するよ
う長穴とされていて、中央部は円形に形成されている。
この開口窓35は開口穴30よりも若干大きくて略相似
形とされており、開口穴30を開口窓35に対向設置す
るために第2ハーフ16の内面には位置決め用の突起1
6aが設けられている。この突起16aを位置決め穴3
1に係合させることにより、図2及び図6等に示すよう
に、インナーケース17が第2ハーフ16に対して位置
決めされ、開口窓35と開口穴30とが重ね合わされ
る。
【0033】更に、第2ハーフ16の内面には、第1ハ
ーフ15及びインナーケース17との間にスライドシャ
ッタ14をスライド可能に収納するための隙間であるシ
ャッタ空間部36が設けられている。このシャッタ空間
部36は、図10及び図11に示すように、開口窓35
の周縁に所定の隙間を形成するように設定されていると
共に、第2ハーフ16の開口窓35が延びる方向とこれ
に直交する方向の一方との2側面に開口されている。こ
のシャッタ空間部36には、図1〜図6に示すように、
シャッタ部材の一具体例を示すスライドシャッタ14が
第1ハーフ15と第2ハーフ16との間に挟み込まれる
ように収納されている。
【0034】この第2ハーフ16には、第1ハーフ15
にねじ止めするための挿通穴37が第1ハーフ15のね
じ穴24と対応する位置に同数だけ設けられている。そ
して、第2ハーフ16の開口窓35が延びる側と反対側
の両角部には位置決め穴21,22が設けられており、
両ハーフ15,16を位置合わせして互いに重ね合わせ
ることにより、両位置決め穴21,22が位置決め用の
穴21a,22aとそれぞれ合致される。
【0035】スライドシャッタ14は、図7及び図13
A〜Cに示すように、開口窓35を開閉するシャッタ本
体14aと、このシャッタ本体14aを第2ハーフ16
に摺動可能に支持するスライド支持部14bとを有して
いる。そして、スライド支持部14bには、シャッタ本
体14aで開口窓35を閉塞した状態においてスライド
シャッタ14をロックするロック爪38が設けられてい
る。
【0036】スライドシャッタ14のシャッタ本体14
aは、第2ハーフ16の開口窓35の全周に亘って互い
に重なり合う部分(以下「重合部」という。)40がで
きるように開口窓35よりも適当に大きく形成されてい
る。従って、シャッタ本体14aとインナーケース17
との間にも、重合部40よりも若干内側に広くなった重
合部41(シャッタ本体14aがインナーケース17の
開口穴30の全周に亘って互いに重なり合う部分)が形
成されている。これら二重構造の重合部40,41を設
けることにより、シャッタ本体14aと第2ハーフ16
及びインナーケース17との間をゴミや埃が通り難くし
てディスク収納室18内へのゴミ等の侵入を防止してい
る。
【0037】更に、スライドシャッタ14のシャッタ本
体14aには、第2ハーフ16の内面に接触する凸部と
しての押圧突起42が設けられている。この押圧突起4
2を第2ハーフ16の内面に接触させてシャッタ本体1
4aを開口穴30側に押し付けることにより、シャッタ
本体14aとインナーケース17との重合部41の隙間
を可及的に狭くして、ゴミや埃がディスク収納室18内
に侵入するのをより効果的に防止することができる。こ
のスライドシャッタ14の押圧突起42はインナーケー
ス17側に突出させて設けてもよく、その場合には、イ
ンナーケース17に接触する押圧突起42の働きにより
シャッタ本体14aが開口窓35側に押し付けられて、
同様の効果を得ることができる。
【0038】スライドシャッタ14のスライド支持部1
4bは、シャッタ本体14aの長手方向の一端に連続し
てL字状に形成されている。このスライド支持部14b
の先端側の抜止め片14cは、図3に示すように、第1
ハーフ15の長手方向幅広側の背面に設けた長溝43に
係合され、これによりスライドシャッタ14の脱落が防
止される。このとき、スライド支持部14bに連続して
設けられたロック爪38は、第1ハーフ15の切欠き部
19a内に挿入され、この切欠き部19aと第2ハーフ
16とによってガイド溝19が構成される。このロック
爪38は、ロックバネ20の爪受部27に着脱可能に係
合される。
【0039】また、上述したような構成を有するカート
リッジ筐体12のディスク収納室18に収納される光デ
ィスク13としては、例えば、相変化形光ディスクを適
用することができる。この相変化形光ディスクは、Ge
TeSb系の記録膜に熱を加えることによって膜の相を
結晶状態からアモルファス状態に変化させ、相の変化に
よる光の反射率の差を利用して情報信号の記録を行うと
共に、これを光ヘッドで検出して情報信号の再生を行う
ようにしたものである。図3及び図4に示すように、光
ディスク13の中央部には、一面側に膨出するハブ部1
3aが設けられており、このハブ部13aの穴内には、
磁性材料で形成されたハブプレート45が嵌合されて固
定されている。
【0040】このハブ部13aにディスク記録再生装置
のターンテーブルを嵌合し、このターンテーブルに内蔵
された磁石でハブプレート45を吸着させて固定するこ
とにより、光ディスク13がスピンドルモータによって
回転駆動される。この光ディスク13のハブ部13aの
半径方向外側に上述した信号記憶領域が設定されてお
り、この信号記憶領域には、上述した開口窓35及び開
口穴30を介して、ディスク記録再生装置の光学ピック
アップ装置が臨まれる。
【0041】上述した第1,第2ハーフ15,16及び
ロックバネ20の材料としては、例えば、ABS樹脂
(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)その
他の合成樹脂が好適であるが、アルミニウム合金その他
の金属を用いることもできる。また、スライドシャッタ
14及びインナーケース17の材料としては、ステンレ
ス鋼等の金属が好適であるが、ABS樹脂その他のプラ
スチックを用いることもできる。
【0042】尚、図示しないが、カートリッジ筐体12
に誤消去防止機構を設け、例えば、その誤消去防止穴を
操作ツマミで開閉可能な構造とすることにより、光ディ
スク13への書き込みが可能な状態と、その書き込みを
不可とする状態とを選択できる構成とすることができ
る。
【0043】このような構成を有するディスクカートリ
ッジ11は、例えば、次のようにして簡単に組み立てる
ことができる。まず、第1ハーフ15の凹陥部15a内
に、ハブ部13aの膨出側から光ディスク13を挿入し
た後、インナーケース17を開口側から凹陥部15aに
嵌合する。このとき、インナーケース17は、その開口
穴30が延在する方向を第1ハーフ15の長手方向に合
わせて装着する。
【0044】次に、第1ハーフ15の凹部15c内にロ
ックバネ20をセットする。このロックバネ20は、凹
部15c内の支持ピン26に筒軸部20cの穴を嵌合さ
せると共に、弾性片20bの先端を凹部15cの内壁面
に当接させることにより、ロック本体20aの先端部を
ガイド溝19内に突出させる。
【0045】次いで、第1ハーフ15にスライドシャッ
タ14を装着する。この場合、スライドシャッタ14の
スライド支持部14bを第1ハーフ15の長手方向幅広
側に臨ませ、抜止め片14cを長溝43に係合すると共
にロック爪38をガイド溝19に係合して、シャッタ本
体14aで開口穴30を塞ぐようにする。
【0046】次に、スライドシャッタ14の上方に第2
ハーフ16を臨ませ、その内面に設けた内凸部32aを
第1ハーフ15の内凹部23aに位置合わせすると共
に、周縁部に設けた外凸部32b〜32dを外凹部23
b〜23dに位置合わせする。これにより、第2ハーフ
16の長手方向幅広側の両角部に設けた係合凸部33
a,33bが同時に位置合わせされる。これと同時に、
上述したようにインナーケース17を所定の姿勢で装着
しておくことにより、第2ハーフ16に設けた位置決め
用の突起16aがインナーケース17の位置決め穴31
に位置合わせされる。
【0047】そこで、第2ハーフ16を第1ハーフ15
側に押圧して両ハーフ15,16を重ね合わせることに
より、スライドシャッタ14が第2ハーフ16のシャッ
タ空間部36に収納された状態でカートリッジ筐体12
が組み立てられる。しかる後、固定ねじを第2ハーフ1
6の挿通穴37に挿通して先端のねじ部を第1ハーフ1
5のねじ穴24に螺合することにより、複数本の固定ね
じを介して両ハーフ15,16が一体化され、ディスク
カートリッジ11の組立作業が完了する。
【0048】このようにして製造されるディスクカート
リッジ11は、光ディスク等のディスク状記憶媒体を使
用することができるパーソナルコンピュータ或いはデジ
タルスチルカメラ、デジタルビデオカメラその他のディ
スク記録再生装置の記録メディアとして使用することが
できる。
【0049】次に、ディスクカートリッジ11を、例え
ば、パーソナルコンピュータ等のディスク記録再生装置
に使用する場合について説明する。このディスクカート
リッジ11は、図2において矢印で示す左側からディス
ク記録再生装置のカートリッジ挿入口に挿入するように
する。
【0050】これにより、ディスク記録再生装置に設け
た図示しないシャッタ開閉機構の操作ピンがディスクカ
ートリッジ11のガイド溝19内に入り込み、その先端
部がガイド溝19内に突出しているロックバネ20のロ
ック本体20aに当接する。更に、ディスクカートリッ
ジ11を挿入すると、図6に示すように、ロックバネ2
0の弾性片20bのばね力に抗してロック本体20aが
開口部25a内に押し込められる。
【0051】その結果、ロック本体20aの爪受部27
からロック爪38が外れ、爪受部27によるロック爪3
8のロックが解除され、スライドシャッタ14が自由に
動くことができる状態になる。そこで、ディスクカート
リッジ11を更に挿入することにより、操作ピンに押圧
されてスライドシャッタ14が移動し、このスライドシ
ャッタ14が図1及び図2に示す状態から図5及び図6
に示す状態に変化する。これにより、開口穴30が開放
されて、開口窓35及び開口穴30を介して光ディスク
13のハブ部13aと情報記憶領域の一部が露出され
る。
【0052】そこで、ターンテーブルを開口窓35及び
開口穴30に挿通し、ハブ部13aに嵌合して磁力で固
着することにより、光ディスク13がターンテーブルと
一体化されて回転可能な状態となる。そして、光学ピッ
クアップ装置の光学ヘッドを開口窓35及び開口穴30
に挿通して光ディスク13の情報記憶領域に臨ませるこ
とにより、その情報記憶領域に対する情報信号の書込み
(記録)及び読出し(再生)が可能となる。
【0053】また、ディスクカートリッジ11の排出動
作は、上述した挿入動作とは逆の動作によって確実に行
うことができる。即ち、ディスクカートリッジ11を取
り出すため、図6においてディスクカートリッジ11を
右方向へ移動すると、操作ピンに係合されてスライドシ
ャッタ14が開口穴30を閉じるように左方向へ移動す
る。
【0054】そして、スライドシャッタ14が所定距離
を移動して、図2に示すように、開口穴30を完全に閉
じると、ロック爪38がロックバネ20のロック本体2
0aの先端部を乗り越え、爪受部27に係合される。こ
れにより、スライドシャッタ14がロックバネ20でロ
ックされて、完全に閉じられた状態となる。
【0055】この場合、スライドシャッタ14は、第1
ハーフ15と第2ハーフ16との間に挟まれるようにし
て保持されており、図3及び図4に示すように、シャッ
タ本体14a及びスライド支持部14bの表面は第2ハ
ーフ16の表面よりも内側となるように構成されてい
る。そのため、これらシャッタ本体14a及びスライド
支持部14bの表面を使用者が簡単には触ることができ
ないことから、使用者が誤ってスライドシャッタ14を
開けてしまうおそれを少なくすることができ、このよう
な誤った開放操作に基づくゴミや埃の侵入を防止するこ
とができる。
【0056】また、スライドシャッタ14で開口穴30
及び開口窓35を閉塞した状態において、スライドシャ
ッタ14とインナーケース17の開口穴30との間には
重合部41を設け、スライドシャッタ14と第2ハーフ
16の開口窓35との間には重合部40を設ける構成と
したため、これら重合部40,41で開口部の周囲を密
閉して、ゴミや埃がディスク収納室18内に入り込むの
を最低限に抑制して、ゴミの侵入を効果的に防ぐことが
できる。
【0057】図15に示すディスクカートリッジ50
は、上述した実施例のロック機構を廃止したものであ
る。このディスクカートリッジ50は、3.5インチの
フロッピーディスクと同様にロック機構は設けられてお
らず、カートリッジ筐体12に内蔵される、図示しない
戻しばねにより常時開口窓35を閉じるように構成され
ている。しかしながら、戻しばねを用いない構成とする
こともできる。また、このディスクカートリッジ50の
カートリッジ挿入口に対する挿入方向は、スライドシャ
ッタ14の移動方向と交差する方向、即ち、図15にお
いて上方に設定されている。しかしながら、ディスクカ
ートリッジ50の挿入方向をスライドシャッタ14の移
動方向と同一方向に設定できることは勿論である。
【0058】以上説明したが、本発明は上記実施の例に
限定されるものではなく、例えば、上記実施の例におい
ては、ディスク状記憶媒体として再生のみならず記録も
可能な光ディスクを用いた例について説明したが、再生
専用の光ディスクは勿論のこと、磁気ディスクや光磁気
ディスクその他のディスク状記憶媒体を使用することが
できるものである。更に、上記実施例ではシャッタ支持
体として、凹陥部15aの全体を覆う円形の蓋体を用い
た例について説明したが、スライドシャッタ14のシャ
ッタ本体14aの先端側のみを支持するブリッジ状の支
持体を用いることもできる。この場合、上述した重合部
は、スライドシャッタ14と第2ハーフ16との間に形
成される1箇所のみとなる。
【0059】また、上記実施の例においては、第2ハー
フ16のみに開口窓35を設けた例について説明した
が、第1ハーフ15の対向する位置にも開口窓を設け、
上下の開口窓をスライドシャッタ14によって同時に開
閉する構成とすることもできる。この場合、ディスク状
記憶媒体をターンテーブルとの間で挟持するクランパを
ディスク記録再生装置側に設け、このクランパがチャッ
キング時に開口窓内に入り込んでターンテーブルとの間
で光ディスクを挟持できるようにする。
【0060】更に、ディスク状記憶媒体をターンテーブ
ルに圧着させる方法として、マグネットの磁力でハブプ
レートをスピンドルモータ側のターンテーブルに吸着す
るマグネット吸着方式を適用した例について説明した
が、例えば、スプリングを用いるスプリング圧着方式、
情報記録ディスクの自重によるディスク自重方式等各種
の圧着方式を適用することができる。このように、本発
明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもの
である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の請求項1
記載のディスクカートリッジによれば、一対のハーフ間
にシャッタ部材を介在させて両ハーフで挟むように保持
する構成としたため、シャッタ部材を使用者の手に触れ
難くして使用者による誤った開閉操作を防止することが
できると共に、微小なゴミや埃が侵入し難いようにして
微小なゴミや埃による情報記録の損失を防止できるディ
スクカートリッジを提供することができるという効果が
得られる。
【0062】本出願の請求項2記載のディスクカートリ
ッジによれば、開口窓がないハーフに設けたシャッタ支
持体でシャッタ部材の自由端側を支持する構成としたた
め、その自由端側の撓みを防止してシャッタ部材がディ
スク状記憶媒体に接触する不具合を防ぐことができると
いう効果が得られる。
【0063】本出願の請求項3記載のディスクカートリ
ッジによれば、開口窓がないハーフとインナーケースと
で密封されたディスク収納室を形成することにより、ゴ
ミや埃の侵入を確実に防止することができると共に、イ
ンナーケースの開口穴によりヘッド部をディスク状記憶
媒体に接近させることができるという効果が得られる。
【0064】本出願の請求項4記載のディスクカートリ
ッジによれば、シャッタ部材の重合部で開口窓の全周の
隙間を遮蔽する構成としたため、ゴミや埃がカートリッ
ジ筐体内に侵入するのを確実に防止することができ、デ
ィスク状記憶媒体にゴミ等が付着したり、ゴミ等でディ
スク状記憶媒体が傷付けられるのを防止することができ
るという効果が得られる。
【0065】本出願の請求項5記載のディスクカートリ
ッジによれば、シャッタ部材に設けた凸部でシャッタ部
材を開口窓又は開口部に押し付ける構成としたため、ゴ
ミや埃が入り込む隙間を小さくして、ディスク状記憶媒
体にゴミ等が付着したり、ゴミ等で傷付けられるのを防
止することができるという効果が得られる。
【0066】また、本出願の請求項6記載のディスクカ
ートリッジによれば、ロック機構でシャッタ部材を開口
窓の閉塞位置でロックする構成としたため、シャッタ部
材が自由に開けられるのを防いで誤った開閉操作を防止
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジの第1の実施例
を示すもので、開口窓をシャッタ部材で閉じた状態の斜
視図である。
【図2】図1に示すディスクカートリッジの開口窓をシ
ャッタ部材で閉じた状態の平面図である。
【図3】図2に示すディスクカートリッジのA−A線断
面図である。
【図4】図2に示すディスクカートリッジのB−B線断
面図である。
【図5】図1に示すディスクカートリッジの開口窓を開
いた状態の斜視図である。
【図6】図1に示すディスクカートリッジの開口窓を開
いた状態の平面図である。
【図7】図1に示すディスクカートリッジの分解斜視図
である。
【図8】図1に示すディスクカートリッジに係る上ハー
フの平面図である。
【図9】図1に示すディスクカートリッジに係る上ハー
フを示すもので、同図Aは側面図、同図Bは図8のC−
C線断面図、同図Cは図8のD−D線断面図、同図Dは
背面図である。
【図10】図1に示すディスクカートリッジに係る下ハ
ーフの平面図である。
【図11】図1に示すディスクカートリッジに係る下ハ
ーフを示すもので、同図Aは側面図、同図Bは図10の
E−E線断面図、同図Cは図10のF−F線断面図、同
図Dは背面図である。
【図12】図1に示すディスクカートリッジに係るイン
ナーケースを示すもので、同図Aは平面図、同図Bは図
AのG−G線断面図である。
【図13】図1に示すディスクカートリッジに係るスラ
イド部材を示すもので、同図Aは正面図、同図Bは側面
図、同図Cは平面図である。
【図14】図1に示すディスクカートリッジに係るロッ
ク部材を示すもので、同図Aは正面図、同図Bは側面図
である。
【図15】本発明のディスクカートリッジの第2の実施
例を示すもので、開口窓をシャッタ部材で閉じた状態の
平面図である。
【図16】従来のディスクカートリッジを示す裏面側か
ら見た斜視図である。
【符号の説明】
11,50…ディスクカートリッジ、 12…カートリ
ッジ筐体、 13…光ディスク(ディスク状記憶媒
体)、 14…スライドシャッタ(シャッタ部材)、
14a…シャッタ本体、 15…第1ハーフ、 15a
…凹陥部、 16…第2ハーフ、 17…インナーケー
ス(シャッタ支持体)、 18…ディスク収納室、 1
9…ガイド溝、 20…ロックバネ、 27…爪受部、
30…開口穴、 35…開口窓、 36…シャッタ空
間部、 38…ロック爪、 40,41…重合部、 4
2…押圧突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップ装置のヘッド部によって情
    報信号の記録及び/又は再生が行われるディスク状記憶
    媒体と、 上記ディスク状記憶媒体が回転自在に収納されるディス
    ク収納室を形成するため互いに重ね合わされる一対のハ
    ーフと、 上記一対のハーフのうち少なくとも一方のハーフに開口
    して設けられ且つ上記ヘッド部が挿入可能とされた開口
    窓を開閉可能とされたシャッタ部材と、を備えたディス
    クカートリッジにおいて、 上記シャッタ部材は、上記一対のハーフ間に移動可能に
    介在させて両ハーフで挟むように保持したことを特徴と
    するディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記一対のハーフのうち上記開口窓がないハーフには、
    上記シャッタ部材の自由端側を支えて撓みを防止するシ
    ャッタ支持体を設けたことを特徴とするディスクカート
    リッジ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記シャッタ支持体は、上記開口窓がないハーフとの間
    で上記ディスク収納室を形成するインナーケースであ
    り、当該インナーケースには、開口窓があるハーフの当
    該開口窓に対応させて開口部を設けたことを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記シャッタ部材には、上記開口窓の全周に渡って重な
    り合うことにより隙間を遮蔽する重合部を設けたことを
    特徴とするディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記シャッタ部材には、上記シャッタ支持体又は上記開
    口窓を有するハーフに接触し且つ当該シャッタ支持体又
    はハーフからの反力により押え付けるようにして上記開
    口部又は開口窓を閉じる凸部を設けたことを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記シャッタ部材を上記開口窓の閉塞位置でロックする
    ロック機構を設けたことを特徴とするディスクカートリ
    ッジ。
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