JPH04243073A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH04243073A
JPH04243073A JP1490891A JP1490891A JPH04243073A JP H04243073 A JPH04243073 A JP H04243073A JP 1490891 A JP1490891 A JP 1490891A JP 1490891 A JP1490891 A JP 1490891A JP H04243073 A JPH04243073 A JP H04243073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
disk
shutter
disc
side edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP1490891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Fujisawa
裕利 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to US07/817,049 priority patent/US5467239A/en
Priority to DE69212006T priority patent/DE69212006T2/de
Priority to KR1019920000249A priority patent/KR100272809B1/ko
Priority to EP92300230A priority patent/EP0494794B1/en
Publication of JPH04243073A publication Critical patent/JPH04243073A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる磁気ディスク
や光ディスク等の如きディスクをカートリッジに収納し
てなるディスクカートリッジにおいて、上記ディスクを
外方側に臨ませる開口部を開閉するために用いられるデ
ィスクカートリッジ用シャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる磁気ディスクや光ディス
ク等の如く、情報信号の記録及び/又は再生を行うため
のディスクが提案されている。このディスクは、円盤状
のディスク基板を有し、このディスク基板の主面部に信
号記録層が設けられて構成されている。このディスクは
、中心部近傍が、このディスクに対して情報信号の記録
及び/又は再生を行ういわゆるディスクプレーヤ装置に
より保持される被チャッキング部となされている。そし
て、このディスクにおいては、上記被チャッキング部の
周囲側が、情報信号の書込み及び/又は読出しが行われ
る信号記録面となされている。
【0003】また、従来、図8に示すように、上記ディ
スク102に対する塵埃の付着や手指の接触等による傷
損を防止するとともに、該ディスク102の取扱いを容
易化するため、該ディスク102を筺体状に形成された
カートリッジ103に収納して構成されたディスクカー
トリッジ101が提案されている。このディスクカート
リッジ101においては、上記カートリッジ103に収
納されたディスク102は、このカートリッジ103内
において、回転可能となされている。そして、このカー
トリッジ103の主面部には、図9に示すように、上記
ディスク102の信号記録面の少なくとも一部を外方側
に臨ませるための開口部107が設けられている。すな
わち、上記ディスク102は、上記ディスクプレーヤ装
置によって、上記開口部107を介して、信号記録面に
対する情報信号の書込み及び/又は読出しを行われる。
【0004】そして、上記ディスクカートリッジ101
においては、上記カートリッジ103内への塵埃の侵入
を防止して上記ディスク102の保護を図るため、非使
用時において、図8に示すように、上記開口部107を
閉蓋するディスクカートリッジ用シャッタ110が用い
られている。このディスクカートリッジ用シャッタ11
0は、上記開口部107を閉蓋できる大きさに形成され
た板体部111を有して構成されている。この板体部1
11には、上記開口部107に対応する形状及び大きさ
を有する透孔109が設けられている。このディスクカ
ートリッジ用シャッタ110は、上記カートリッジ10
3の一側縁部によって一端側部分113を支持されて、
該カートリッジ103の一側縁部に沿ってスライド可能
となされている。そして、このディスクカートリッジ用
シャッタ110は、上記板体部111によって上記開口
部107を閉蓋する図8に示す第1の位置より、上記透
孔109を上記開口部107に重なる位置となして該開
口部107を開蓋させる図9に示す第2の位置に亘って
、スライド可能となされている。
【0005】上記カートリッジ103の主面部には、上
記ディスクカートリッジ用シャッタ110の板体部11
1の該カートリッジ103に対する移動軌跡に対応して
、板体部案内凹部115が設けられている。この板体部
案内凹部115は、上記板体部111の厚みに相当する
深さを有して設けられている。したがって、上記板体部
11は、上記カートリッジ103に対するスライドの全
行程において、上記カートリッジ103の主面部に対し
て、略面一状態となされている。
【0006】上記ディスクカートリッジ用シャッタ11
0は、略矩形状の金属板を屈曲形成することによって、
構成することができる。また、このディスクカートリッ
ジ用シャッタ110としては、製造の容易化を図るため
、合成樹脂板を屈曲形成して構成したものや、あるいは
、合成樹脂等の材料より一体的に成形して構成したもの
を用いることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なディスクカートリッジ用シャッタ110は、上記ディ
スクプレーヤ装置に装着されたときに、上記カートリッ
ジ103の一側縁部に支持された一端側部分113に移
動操作力を受けて、図9中矢印cで示すように、上記第
1の位置より上記第2の位置に亘ってスライド操作され
る。
【0008】このように上記ディスクプレーヤ装置によ
って上記ディスクカートリッジ用シャッタ110がスラ
イドされるとき、上記板体部111は、該板体部111
の自由端側となっている他端側部分と上記カートリッジ
103との間の摩擦力によって、上記スライドの方向に
対して傾けられるような力を受ける。そして、上記板体
部111は、図8中矢印aで示す上記カートリッジ10
3の一側縁部に沿った方向の長さが図8中矢印bで示す
該カートリッジ103の一側縁部に直交する方向の長さ
よりも短くなされて形成されていると、上記ディスクカ
ートリッジ用シャッタ110のスライドに伴って、図8
中矢印dで示すような、該スライドの方向に対する傾き
を生じ易くなる。上記板体部111が上記スライドの方
向に対する傾きを生ずると、該ディスクカートリッジ用
シャッタ110の上記カートリッジ103に対するスラ
イドが円滑に行えなくなる。
【0009】また、上記板体部111は、上記カートリ
ッジ103の一側縁部に沿った方向の長さを該カートリ
ッジ103の一側縁部に直交する方向の長さよりも短く
なすと、上記一端側部分113より他端側に向けて細長
く延設される形状となり、平坦な板体として形成するこ
とが困難となる。
【0010】そのため、上記板体部111は、上記カー
トリッジ103の一側縁部に沿った方向、すなわち、上
記ディスクカートリッジ用シャッタ110のスライド方
向の長さが、このスライド方向に直交する方向の長さよ
りも長くなされている。特に、上記板体部111を合成
樹脂により形成した場合には、この板体部111は、金
属板により形成されたものに比して低い剛性しか有し得
ないため、より一層、上記スライド方向の長さをこのス
ライド方向に直交する方向の長さよりも長くなして形成
する必要がある。
【0011】しかしながら、上記板体部111の上記ス
ライド方向の長さを長くすることによって、上記板体部
案内凹部115の上記カートリッジ103の主面部に占
める割合を大きくする必要が生じる。上記板体部案内凹
部115の上記カートリッジ103の主面部に占める割
合が大きくなると、該カートリッジ103の主面部に、
いわゆる位置決め孔を形成することや、ラベルを貼付す
ること等が困難となる。なお、この位置決め孔とは、上
記カートリッジ103の上記ディスクプレーヤ装置内に
おける位置を所定位置に位置決めするためのものである
。また、上記ラベルとは、上記ディスク102に記録さ
れた情報信号の内容等を記した紙片のことである。
【0012】また、上記板体部111の上記スライド方
向の長さを長くすることによって、上記カートリッジ1
03を大型化する必要が生ずる虞れがある。すなわち、
上記ディスクカートリッジ用シャッタ110の上記カー
トリッジ103に対するスライド可能な距離は、上記開
口部107の大きさによって決定されてしまうため、上
記板体部111の上記スライド方向の長さを長くなすと
、この板体部111がスライドされたときに上記カート
リッジ103の側縁部より突出してしまう虞れがあるか
らである。
【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、製造を困難化することなく、板
体部を小型化し、ディスクカートリッジの小型化を可能
となしながら、カートリッジに対して円滑にスライドさ
れるように構成されたディスクカートリッジ用シャッタ
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクカートリッ
ジ用シャッタは、ディスクを収納しこのディスクの信号
記録面の少なくとも一部を外方側に臨ませる開口部が形
成されたカートリッジにスライド可能に取付けられ上記
開口部を開閉するディスクカートリッジ用シャッタにお
いて、上記カートリッジに該カートリッジの一側縁部に
沿ってスライド可能に支持されるスライダ部材と、上記
開口部を閉蓋できる大きさに形成され上記スライダ部材
に支持されて該スライダ部材のスライドによって上記開
口部を閉蓋する第1の位置より該開口部を開蓋させる第
2の位置に亘って移動可能となされる板体部とを備え、
上記スライダ部材は、上記カートリッジの一側縁部に沿
う方向に突出され該カートリッジに係合する係合爪を有
する突出部を有し、上記カートリッジの一側縁部に沿う
方向の長さが上記板体部の上記一側縁部に沿う方向の長
さよりも長くなされてなるものである。
【0015】
【作用】ディスクを収納するカートリッジにスライド可
能に取付けられる本発明に係るディスクカートリッジ用
シャッタにおいては、上記カートリッジに該カートリッ
ジの一側縁部に沿ってスライド可能に支持されるスライ
ダ部材は、該カートリッジに係合する係合爪を有する突
出部を有し、該カートリッジの一側縁部に沿う方向の長
さが、該カートリッジの開口部を閉蓋できる大きさに形
成され該スライダ部材に支持された板体部の上記一側縁
部に沿う方向の長さよりも長くなされてなるので、上記
カートリッジの一側縁部に沿うスライドに伴う上記板体
部の該スライド方向に対する傾きを防止する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。この例は、本発明に係るディスクカ
ートリッジ用シャッタを、いわゆるフロッピィ・ディス
クをカートリッジに収納して構成されたディスクカート
リッジに適用した例である。
【0017】このディスクカートリッジ1は、図1に示
すように、ディスク2と、このディスク2を収納するカ
ートリッジ3とを有して構成される。上記ディスク2は
、いわゆるフロッピィ・ディスクであって、可撓性を有
する材料により円盤状に形成されたディスク基板と、こ
のディスク基板の主面部に被着形成された磁性材料から
なる信号記録層とを有して構成されている。このディス
ク2の中央部には、上記信号記録層に対して情報信号の
書込み及び/又は読出しを行ういわゆるディスクプレー
ヤ装置がこのディスク2を保持するためのディスクハブ
4が取付けられている。このディスクハブ4は、金属板
等の材料により、円盤状に形成されている。このディス
ク2において、上記ディスクハブ4の周囲側の部分は、
上記ディスクプレーヤ装置によって情報信号の書込み及
び/又は読出しが行われる信号記録面となされている。
【0018】上記カートリッジ3は、互いに対をなす上
ハーフ5及び下ハーフ6が突き合わせ結合されることに
よって、上記ディスク2を収納し得るように、略矩形状
の薄い筺体状に構成されている。すなわち、このカート
リッジ3は、上記ディスク2の主面部に沿う上側及び下
側主面部5a,6aが、一辺の長さが上記ディスク2の
直径よりもやや長い方形状となされている。また、この
カートリッジ3は、上記各主面部5a,6a間の距離、
すなわち、このカートリッジ3の厚みが、上記ディスク
ハブ4の厚みよりもやや厚くなされている。
【0019】そして、上記カートリッジ3の各主面部5
a,6aには、対をなす上側及び下側記録再生用開口部
7,8が設けられている。これら記録再生用開口部7,
8は、それぞれ略矩形状の透孔であって、各主面部5a
,6aの中心部近傍より、これら主面部5a,6aの一
方の辺部の近傍、すなわち、上記カートリッジ3の一側
縁部の近傍に亘って設けられ、上記ディスク2を介して
互いに相対向する位置となされている。上記上側記録再
生用開口部7は、上記ディスク2の上記上ハーフ5に向
かう側の信号記録面の一部を、該ディスク2の内外周に
亘って、外方側に臨ませている。また、上記下側記録再
生用開口部8は、上記ディスク2の上記下ハーフ6に向
かう側の信号記録面の一部を、該ディスク2の内外周に
亘って、外方側に臨ませている。上記ディスクプレーヤ
装置は、これら記録再生用開口部7,8を介して、磁気
ヘッド等の書込み及び/又は読出し装置を上記カートリ
ッジ3内に進入させて、上記ディスク2に対する情報信
号の書込み及び/又は読出しを行う。
【0020】また、上記下ハーフ6の主面部の中央部に
は、略円形のチャッキング用開口部9が設けられている
。このチャッキング用開口部9は、上記ディスクハブ4
の下面部を外方に臨ませている。上記ディスクプレーヤ
装置は、このチャッキング用開口部9を介して、いわゆ
るディスクテーブル等のチャッキング装置を上記カート
リッジ3内に進入させて、上記ディスク2をチャッキン
グする。
【0021】そして、上記カートリッジ3には、本発明
に係るディスクカートリッジ用シャッタであるシャッタ
部材10が取付けられる。このシャッタ部材10は、上
記各記録再生用開口部7,8を開閉するためのものであ
る。このシャッタ部材10は、図1及び図4に示すよう
に、上記カートリッジ3の一側縁部に支持されるスライ
ダ部材13と、このスライダ部材13に支持された対を
なす上側及び下側板体部11,12とを有して、例えば
ポリアセタールの如き合成樹脂材料により一体的に形成
されている。上記スライダ部材13は、略上記カートリ
ッジ3の厚みに相当する幅を有する細長棒矩形板状に形
成されている。上記各板体部11,12は、上記各記録
再生用開口部7,8を対応して閉蓋し得るように、これ
ら記録再生用開口部7,8よりもやや大型の矩形状に形
成され、例えば0.3mm程度の所定の一様な厚みを有
している。これら各板体部11,12は、上記スライダ
部材13の両側縁部に対応して該側縁部に一端側を支持
され、このスライダ部材13を共働して挟持するように
して、互いに平行となされて相対向させられている。す
なわち、上記各板体部11,12は、略上記カートリッ
ジ3の厚みに相当する間隙を隔てて、平行に相対向して
いる。
【0022】そして、上記スライダ部材13は、長手方
向の一方側に延設されるように一体的に突出形成された
突出部13aを有している。この突出部13aは、上記
スライダ部材13の上記各板体部11,12の間となる
部分と略同一の幅及び厚みを有する矩形板状に形成され
ている。この突出部13aは、上記各板体部11,12
の側縁部よりも一方側に突出させられている。
【0023】上記スライダ部材13の上記各板体部11
,12の自由端側である他端側に向かう側である内側面
部には、図1,図4及び図5に示すように、上記カート
リッジ3の一側縁部近傍に設けられた一対の支持溝部1
4,14に係合する第1及び第2の係合爪17,18が
突設されている。上記各支持溝部14,14は、上記各
ハーフ5,6の内側面部の上記一側縁部近傍に、それぞ
れ該一側縁部に沿う方向に互いに平行な一対の突条が設
けられることによって、これら突条間の空隙部として形
成されている。また、上記カートリッジ3の一側縁部に
は、上記各支持溝部14,14に沿う方向に、スリット
部14aが形成されている。
【0024】上記各係合爪17,18は、それぞれ先端
側が拡径するように膨出形成された形状を有して、上記
スライダ部材13に一体的に形成されている。上記第1
の係合爪17は、上記突出部13aの先端側に設けられ
ている。上記第2の係合爪18は、上記スライダ部材1
3の、上記突出部13aが形成された側に対向する側で
ある他方側に設けられている。
【0025】上記スライダ部材13は、図2及び図3に
示すように、上記各係合爪17,18を上記スリット部
14aを介して上記カートリッジ3内に進入させ、これ
ら係合爪17,18の先端側の膨出部を上記各支持溝部
14,14係合させることにより、上記カートリッジ3
の一側縁部に内側面部を略当接させて支持される。これ
らスライダ部材13は、上記各係合爪17,18が上記
各支持溝部14,14に沿って摺動可能となされている
ことにより、上記カートリッジ3の一側縁部に沿ってス
ライド可能となされている。
【0026】上記シャッタ部材10は、上記スライダ部
材13が上記カートリッジ3の一側縁部に支持されるこ
とにより、上記上側板体部11を上記上側主面部5aに
沿わせるとともに、上記下側板体部12を上記下側主面
部6aに沿わせて、上記カートリッジ3に支持される。 そして、このシャッタ部材10は、上記スライダ部材1
3が上記カートリッジ2に対してスライド可能となされ
ていることにより、図2及び図3に示すように、上記上
側板体部11を上記上側主面部5a上に沿わせるととも
に、上記下側板体部12を上記下側主面部6a上に沿わ
せるようにして、上記カートリッジ3に対してスライド
可能となされている。
【0027】上記上側板体部11は、上記シャッタ部材
10の上記カートリッジ3に対するスライドによって、
上記上側記録再生用開口部7を閉蓋する図2に示す第1
の位置と、上記上側記録再生用開口部7を開蓋する図3
に示す第2の位置とに亘って、スライド可能となされて
いる。また、上記下側板体部12も、上記上側板体部1
1と同様に、上記シャッタ部材10の上記カートリッジ
3に対するスライドによって、上記下側記録再生用開口
部8を閉蓋する第1の位置と、上記下側記録再生用開口
部8を開蓋する第2の位置とに亘って、スライド可能と
なされている。これら第1及び第2の位置は、上記各板
体部11,12が該第2の位置となされているときに、
上記突出部13aの突出方向である一方側に該第1の位
置が存するような位置関係となされている。
【0028】そして、上記カートリッジ3の各主面部5
a,6aには、上記シャッタ部材10の各板体部11,
12の移動軌跡に対応して、第1及び第2のシャッタ部
材案内凹部15,16が設けられている。上記上側主面
部5aに設けられた第1のシャッタ部材案内凹部15は
、上記上側板体部11の上記第1の位置より上記第2の
位置に亘る移動軌跡に対応して設けられ、上記上側主面
部5aの表面部より、上記上側板体部11の厚みに相当
する、例えば0.3mm程度の所定の深さを有して形成
されている。上記上側板体部11は、上記上側主面部5
aに上記第1のシャッタ部材案内凹部15が設けられて
いることにより、上記シャッタ部材10のスライドに伴
う上記第1の位置より第2の位置に亘る移動の全行程に
亘って、上記上側主面部5aに対して略面一状態となさ
れる。
【0029】また、上記下側主面部6aに設けられた第
2のシャッタ部材案内凹部16は、上記下側板体部12
の上記第1の位置より上記第2の位置に亘る移動軌跡に
対応して設けられ、上記下側主面部6aの表面部より、
上記下側板体部12の厚みに相当する、例えば0.3m
m程度の所定の深さを有して形成されている。上記下側
板体部12は、上記下側主面部6aに上記第2のシャッ
タ部材案内凹部16が設けられていることにより、上記
シャッタ部材10のスライドに伴う上記第1の位置より
第2の位置に亘る移動の全行程に亘って、上記下側主面
部6aに対して略面一状態となされる。
【0030】上述のように本発明に係るディスクカート
リッジ用シャッタを用いて構成されたディスクカートリ
ッジ1においては、非使用時にあっては、上記シャッタ
部材10が上記各板体部11,12を上記第1の位置と
なして上記各記録再生用開口部7,8を閉蓋し、これら
記録再生用開口部7,8よりの上記カートリッジ3への
塵埃や手指等の侵入を防止する。
【0031】このディスクカートリッジ1は、使用時に
あっては、上記ディスクプレーヤ装置に装着される。こ
のとき、上記シャッタ部材10は、上記ディスクプレー
ヤ装置によって、図3中矢印Cで示すように、上記各板
体部11,12を上記第1の位置となす位置より、上記
各板体部11,12を上記第2の位置となす位置に亘っ
て、移動操作される。上記第2の位置となされた上記各
板体部11,12は、上記各記録再生用開口部7,8を
開蓋させ、これら記録再生用開口部7,8を介しての上
記ディスク2に対する情報信号の書込み及び/又は読出
しを可能となす。
【0032】このディスクカートリッジ1のシャッタ部
材10においては、上記スライダ部材13は、上記突出
部13aを有していることにより、図2中矢印Dで示す
上記カートリッジ3の一側縁部に沿う方向、すなわち、
スライド可能な方向の長さが、図2中矢印Aで示す上記
各板体部11,12の上記一側縁部に沿う方向、すなわ
ち、スライド可能な方向の長さよりも長くなされている
。そのため、上記シャッタ部材10は、上記ディスクプ
レーヤ装置によって上記スライダ部材13に移動操作力
を受けてスライド操作されても、上記各板体部11,1
2と上記カートリッジ3との間の摩擦力に起因する該ス
ライド方向に対する傾きを生ずることが抑えられている
。なお、ここで、図2中矢印Dで示す上記スライダ部材
13の上記スライド可能な方向の長さを、図2中矢印B
で示す上記各板体部11,12の上記スライド可能な方
向に直交する方向の長さよりも長くなすと、より一層、
上記シャッタ部材10のスライドに伴う該スライド方向
に対する傾きを抑えることができる。
【0033】なお、上記シャッタ部材10は、ポリアセ
タールの如き、温湿度特性が良好な材料により形成され
ているため、温度や湿度の変化に伴って大きな変形を生
じない。また、上記シャッタ部材10は、ポリアセター
ルの如き、いわゆる自己潤滑性を有する材料により形成
されているため、上記カートリッジ3に対するスライド
によって、該カートリッジ3との間の摩擦により粉体を
生じさせるいわゆる粉落ちを発生させない。
【0034】なお、本発明に係るディスクカートリッジ
用シャッタは、上述の実施例に示したシャッタ部材10
の如く、上記スライダ部材13が一方側のみに上記突出
部13aを有して構成されたものに限定されない。すな
わち、本発明に係るディスクカートリッジ用シャッタで
あるシャッタ部材10は、図6に示すように、上記スラ
イダ部材13が、一方側に上記突出部13aを有するの
みならず、他方側に第2の突出部13bを有するように
構成してもよい。この第2の突出部13bは、上記突出
部13aと同様に、上記スライダ部材13の上記各板体
部11,12の間となる部分と略同一の幅及び厚みを有
する矩形板状に形成されている。この第2の突出部13
bは、上記各板体部11,12の側縁部よりも他方側に
突出させられている。
【0035】そして、上記シャッタ部材10を、上記ス
ライダ部材13に上記各突出部13a,13bを設けて
構成した場合には、上記第2の係合爪18は、上記第2
の突出部13bに設けるようにしてもよい。このように
構成されたシャッタ部材10においても、上記ディスク
プレーヤ装置による上記スライダ部材13に移動操作力
を作用させるスライド操作がなされても、上記各板体部
11,12と上記カートリッジ3との間の摩擦力に起因
する該スライド方向に対する傾きが抑えられている。
【0036】また、上記ディスクカートリッジ1におい
ては、上記各支持溝部14,14は、上述の実施例中に
示した如く、対をなす突条間の空隙として形成されたも
のに限定されない。すなわち、このディスクカートリッ
ジ1は、図7に示すように、上記各支持溝部14,14
に代えて、上記各ハーフ5,6の内側面部に、支持スリ
ット部19,20を設けて構成してもよい。これら支持
スリット部19,20は、上記各支持溝部14,14と
同様に、上記各係合爪17,18の先端側の膨出部が係
合されることにより、上記スライダ部材13をスライド
可能に支持する。
【0037】そして、本発明に係るディスクカートリッ
ジ用シャッタは、上述の実施例中に示した如く、両主面
部に記録再生用開口部が設けられたカートリッジを用い
て構成されたディスクカートリッジにのみ適用されるも
のではない。すなわち、このディスクカートリッジ用シ
ャッタは、片側主面部のみに記録再生用開口部が設けら
れたカートリッジを用いて構成されたディスクカートリ
ッジにも適用することができる。この場合には、上記板
体部は、上記記録再生用開口部に対応して、片側のみに
設けられる。
【0038】さらに、本発明に係るディスクカートリッ
ジ用シャッタは、上述の実施例中に示した如く、いわゆ
るフロッピィ・ディスクを用いて構成されたディスクカ
ートリッジに限定されず、光ディスクや光磁気ディスク
を用いて構成されたディスクカートリッジにも適用する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】上述のように、ディスクを収納するカー
トリッジにスライド可能に取付けられる本発明に係るデ
ィスクカートリッジ用シャッタにおいては、上記カート
リッジに該カートリッジの一側縁部に沿ってスライド可
能に支持されるスライダ部材は、該カートリッジに係合
する係合爪を有する突出部を有し、該カートリッジの一
側縁部に沿う方向の長さが、該カートリッジの開口部を
閉蓋できる大きさに形成され該スライダ部材に支持され
た板体部の上記一側縁部に沿う方向の長さよりも長くな
されている。
【0040】そのため、この上記カートリッジ用シャッ
タは、上記スライダ部材に移動操作力を受けて上記カー
トリッジの一側縁部に沿ってスライド操作されても、上
記板体部と上記カートリッジとの間の摩擦力等に起因す
る該スライド方向に対する傾きを生ずることが抑えられ
ている。
【0041】また、このディスクカートリッジ用シャッ
タは、上記スライダ部材の上記カートリッジの一側縁部
に沿う方向の長さが上記板体部の上記一側縁部に沿う方
向の長さよりも長くなされているため、板状部材よりい
わゆる打ち抜き加工等の手段を用いて構成する場合や、
合成樹脂等の材料よりいわゆる射出成形等の手段を用い
て一体的に構成する場合にあっても、上記板体部を容易
に平坦な板状体に形成することができる。
【0042】すなわち、本発明は、製造を困難化するこ
となく、板体部を小型化し、ディスクカートリッジの小
型化を可能となしながら、カートリッジに対して円滑に
スライドされるように構成されたディスクカートリッジ
用シャッタを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジ用シャッタ
を用いて構成されたディスクカートリッジの構成を示す
分解斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジにおいて上記ディス
クカートリッジ用シャッタの板体部が第1の位置となさ
れた状態を示す平面図である。
【図3】上記ディスクカートリッジにおいて上記ディス
クカートリッジ用シャッタの板体部が第2の位置となさ
れた状態を示す平面図である。
【図4】上記ディスクカートリッジ用シャッタの形状を
一部を破断して示す拡大斜視図である。
【図5】上記ディスクカートリッジの構成を一部を破断
して示す拡大側面図である。
【図6】上記ディスクカートリッジ用シャッタの形状の
他の例を一部を破断して示す拡大斜視図である。
【図7】上記ディスクカートリッジの構成の他の例を一
部を破断して示す拡大側面図である。
【図8】従来のディスクカートリッジ用シャッタを用い
て構成されたディスクカートリッジにおいて該ディスク
カートリッジ用シャッタが開口部を閉蓋した状態を示す
平面図である。
【図9】従来のディスクカートリッジ用シャッタを用い
て構成された上記ディスクカートリッジにおいて該ディ
スクカートリッジ用シャッタが開口部を開蓋した状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・ディスクカートリッジ2・
・・・・・・・・・・・ディスク 3・・・・・・・・・・・・カートリッジ7・・・・・
・・・・・・・上側記録再生用開口部8・・・・・・・
・・・・・下側記録再生用開口部10・・・・・・・・
・・・・シャッタ部材11・・・・・・・・・・・・上
側板体部12・・・・・・・・・・・・下側板体部13
・・・・・・・・・・・・スライダ部材13a・・・・
・・・・・・突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ディスクを収納しこのディスクの信号
    記録面の少なくとも一部を外方側に臨ませる開口部が形
    成されたカートリッジにスライド可能に取付けられ、上
    記開口部を開閉するディスクカートリッジ用シャッタに
    おいて、上記カートリッジに、該カートリッジの一側縁
    部に沿ってスライド可能に支持されるスライダ部材と、
    上記開口部を閉蓋できる大きさに形成され、上記スライ
    ダ部材に支持されて、該スライダ部材のスライドによっ
    て、上記開口部を閉蓋する第1の位置より該開口部を開
    蓋させる第2の位置に亘って移動可能となされる板体部
    とを備え、上記スライダ部材は、上記カートリッジの一
    側縁部に沿う方向に突出され該カートリッジに係合する
    係合爪を有する突出部を有し、上記カートリッジの一側
    縁部に沿う方向の長さが上記板体部の上記一側縁部に沿
    う方向の長さよりも長くなされてなるディスクカートリ
    ッジ用シャッタ。
JP1490891A 1991-01-11 1991-01-16 ディスクカートリッジ Pending JPH04243073A (ja)

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JP1490891A JPH04243073A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 ディスクカートリッジ
US07/817,049 US5467239A (en) 1991-01-11 1992-01-06 Disc cartridge withribbed shutter
DE69212006T DE69212006T2 (de) 1991-01-11 1992-01-10 Plattenkassette
KR1019920000249A KR100272809B1 (ko) 1991-01-11 1992-01-10 디스크 카트리지
EP92300230A EP0494794B1 (en) 1991-01-11 1992-01-10 Disc cartridge

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