JPH04162275A - デイスクカートリツジ - Google Patents

デイスクカートリツジ

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JPH04162275A
JPH04162275A JP28799890A JP28799890A JPH04162275A JP H04162275 A JPH04162275 A JP H04162275A JP 28799890 A JP28799890 A JP 28799890A JP 28799890 A JP28799890 A JP 28799890A JP H04162275 A JPH04162275 A JP H04162275A
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slider
cartridge
shutter
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tongue
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孝次 船渡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G1 ディスクカートリッジ全体の説明(第4図〜第5
B図) G2 記録再生装置の説明 (第6A図〜第8図) Gff スライダーの説明 (第1図〜第3図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、ディスクカートリッジであって、シャッター
をスライダーを介してカートリッジに摺動自在に取付け
たものに関する。
B 発明の概要 本発明は、ディスク状記録媒体が収納されたカートリッ
ジにスライダーを介してシャッターを摺動自在に取付け
、記録再生装置のシャッター開蓋用ピンをスライダーの
閉蓋方向側に設けられている肉厚の小さい舌片部にほぼ
直角状に当接させて開蓋方向に押圧することにより、シ
ャッターを付勢手段に抗して開蓋させ得るように構成し
たディスクカートリッジにおいて、上記スライダーの舌
片部と平行で上記カートリッジの外側に突出された耳部
を上記スライダーと一体に形成することにより、上記舌
片部に対して上記シャッター開蓋用ピンの位置がそのピ
ンの長さ方向に多少ずれても、シャッターを確実に開蓋
できるようムこしたものである。
C従来の技術 従来のディスクカートリッジとして、例えば実開昭63
−47’ 475号公報に見られるようなものがある。
この従来のディスクカートリッジは、上下ハーフからな
るカートリッジ内にディスク状記録媒体を回転自在に収
納し、スライダー本体の長さ方向の両端に肉厚の小さい
一対の舌片部を介して一対のガイドレールを一体成形し
てあるスライダーを設け、このスライダーの上記一対の
ガイドレールを上記上下ハーフの対向面間に形成したガ
イド溝内に摺動自在に係合させると共に、上記一対の舌
片部を上記上下ハーフ間を通して上記カートリッジ外に
突出させ、上記スライダーのスライダー本体に取付けた
シャッターで上記カートリッジに設けた開口を開閉する
ように構成すると共に、このシャッターを付勢手段によ
って閉蓋方向へ摺動付勢させ、記録再生装置のシャッタ
ー開蓋用ピンを上記スライダーの閉蓋方向側の舌片部ム
こほぼ直角状に当接して開蓋方向へ押圧することにより
、上記シャッターを上記付勢手段に抗して開蓋させ得る
ように構成したものである。
即ち、第9図及び第1O図に要部を示したように、カー
トリッジ1を記録再生装置に矢印e方向に挿入すると、
シャッター開蓋用ピン32がスライダー1】の閉蓋方向
側の舌片部13aの側面13a’に開蓋方向である矢印
a方向から直角状θに当接してスライダー11を矢印a
方向に押圧し、スライダー11と一体にシャッター16
を付勢手段に抗して開蓋位置まで矢印a方向に開蓋する
そして、シャッター16が開蓋位置まで摺動された時に
、シャッター開蓋用ピン32がカートリッジ2の上ハー
フ2に形成されている凹部33内に矢印f方向に相対的
に落ち込んで、スライダー11と一体にシャッター16
が閉蓋位置にそのままロックされるように構成されてい
る。
D 発明が解決しようとする課題 しかし、従来のディスクカートリッジは、第10図に2
点鎖線で示すように、舌片部13aの肉厚Gが非常に薄
かったために、舌片部13aに対してシャッター開蓋用
ピン32の位置がそのピン32の長さ方向である矢印i
方向に少しでもずれるようなことがあると、シャッター
開蓋用ピン32がカートリッジ1の凹部33内に矢印f
方向に落ち込んだ時に、シャッター開蓋用ピン32の先
端32が舌片部13aから外れてしまう。すると、シャ
ッター16を開蓋位置でロックすることができず、シャ
ッター16が付勢手段によって閉蓋方向である矢印す方
向に戻ってしまうというシャッター開蓋ミスを招き易い
という問題があった。
また、従来のディスクカートリッジは、上下ハーフ2.
3を組立てた後に、スライダー11を上下ハーフ2.3
間に矢印j方向から挿入して、ガイドレール14aを上
下ハーフ2.3の対向面2a、3a間に形成されている
両方イド溝15内に係合させることができず、スライダ
ー11のガイドレール14aを上ハーフ2又は下ハーフ
3のガイド溝15に先に組込んでから上下ハーフ2.3
を組立てるような面倒な組立て作業を行わなければなら
ず、組立てが非常に面倒であるという問題があった。
本発明は、スライダーの舌片部に対してシャッター開蓋
用ピンの位置が多少ずれても、確実にシャッターを開蓋
して開蓋位置にロックすることができ、また、上下ハー
フの組立て後に、スライダーを上下ハーフ間に挿入して
組立てることができるようにしたディスクカートリッジ
を提供することを目的としている。
E 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のディスクカートリ
ッジの請求項1は、スライダーの閉蓋方向側の舌片部と
平行で、かつ、シャッター開蓋用ピンの先端側とは反対
側でカートリッジの外側に突出された耳部をスライダー
本体に一体に形成したものである。
また、請求項2は、スライダーの一対のガイドレールの
先端から一対の舌片部にかけて、これらの肉厚の中央部
に沿ってスリットを形成したものである。
F 作用 上記のように構成されたディスクカートリッジの請求項
1は、スライダーに舌片部と平行な耳部を一体に形成し
たので、シャッター開蓋用ピンの位置がスライダーの舌
片部に対してそのピンの長さ方向に多少ずれても、その
シャッター開蓋用ピンをスライダーの耳部に確実に当接
することができる。
また、請求項2は、スライダーのガイドレールの先端か
ら舌片部にかけてこれらの中央部に沿ってスリットを形
成したので、上下ハーフを組立てた後に、ガイドレール
をスリット部分で弾性に抗して圧縮しながら上下ハーフ
間に挿入して上下ノ1−フ間のガイドレール溝内に係合
させることができる。
G 実施例 以下、本発明を光磁気ディスクを用いたディスクカート
リッジの一実施例を図面を参照して説明する。
G、 まず、第4図〜第5B図によって、ディスクカー
トリッジ全体を説明する。
方形状で扁平なカートリッジ1は合成樹脂で成形された
上下ハーフ2.3の四隅等を複数のねし4によって結合
して形成されている。このカートリッジ1内にはディス
ク状記録媒体である光磁気ディスク5が回転自在に収納
されている。この光磁気ディスク5の中心孔6aを有す
るセンターコア6は下ハーフ3のほぼ中央部に設けられ
たターンテーブル挿入用の円形の開ロア内に遊嵌されて
おり、上下ハーフ1.2内には光磁気ディスク5の外周
を位置決めするほぼ円形のリブ8が一体成形されている
。カートリッジ1の一端縁1a側のほぼ中央部には下ハ
ーフ3に上記開ロアに連続された光学ヘッド挿入用の長
方形の開口9が形成され、上ハーフ2にもマグネットコ
イル挿入用の長方形の開口10が形成されている。そし
て、これら両開口9.10の上記一端縁la側はカート
リッジ1の上下厚さの中心に沿って上下ハーフ2.3に
一体成形された肉厚の薄い架橋アーム1bによって架橋
されている。
スライダー11は合成樹脂で成形され、そのスライダー
本体12の長さ方向の両端には一対の舌片部13a、1
3bを介して一対のガイドレール14a、14bが一体
成形されている。また、上下ハーフ2.3の対向面で架
橋アーム1bの両側にカートリッジ1の一端縁1aと平
行な上下一対のガイド溝15が形成されている。そして
、スライダー11が両ガイドレール14a、14bによ
って両方イド溝15内に摺動自在に係合され、両舌片部
13a、13bが上下ハーフ2.3間を通してカートリ
ッジ1の外側に突出されて、スライダー本体12が架橋
アーム1bの外側を跨ぐように取付けられている。従っ
て、このスライダー11は両ガイド溝15で案内されて
上記一端縁1aに沿って矢印a、b方向の摺動自在に構
成されている。
シャッター16はステンレス等の金属板によってコ字状
にプレス加工されていて、下ハーフ3の両開ロア、9を
開閉する長い長方形の下シャッター板17と、上ハーフ
2の開口10を開閉する短い長方形の上シャッター板1
8と、これらを連結する連結板19とを有している。そ
して、このシャッター16の連結板19がスライダー1
1のスライダー本体12の開蓋方向側部分12aに複数
のねじ20によって固着され、上下シャッター板17.
18が上下ハーフ2.3の外側に摺動自在に重ねられて
いる。
付勢手段である捩りばね22は、はぼ7字状をなす一対
のアーム23.24の中央部にコイル25を一体に形成
したものであり、両アーム23.24の先端23a、2
4aは互いに反対方向にL字状に屈曲されている。そし
て、この捩りばね22はカートリッジ1の一端縁1aの
内側でリブ8との間に形成されたほぼ三角形状の空間2
6内に挿入されて組立てられている。そして、この捩り
ばね22の一方のアーム23の先端23aがスライダー
11の開蓋方向(矢印す方向)側の舌片部13bの端面
に形成された係止部27aに係止され、他方のアーム2
4の先端24aがカートリッジ1内に設けられた係止部
27bに係止されている。
そして、第5A図に示すように、捩りばね22によって
スライダー11と一体にシャッター16が閉蓋位置まで
閉蓋方向(矢印a方向)に摺動付勢され、閉蓋位置でシ
ャッター16の上下シャッター板17.18によってカ
ートリッジ1の開ロア、9及びlOが閉蓋されるように
構成されている。
G2 次に、第6A図〜第8図によって、記録再生装置
りこついて説明する。
まず、ディスクカートリッジが挿入されるカートリッジ
ホルダー29の上部には、支点軸30を中心に矢印c、
d方向に回動自在のシャッター開蓋用アーム31が取付
けられ、そのアーム31の先端の下部に垂直状に取付け
られたシャッター開蓋用ピン32がカートリッジホルダ
ー29の天板に設けられた円弧孔29aを挿通してカー
トリッジホルダー29内に垂直状に突出されている。
そして、第6A図及び第7A図に示すように、ディスク
カートリッジをそのカートリッジ1の一端縁1a側から
カートリッジホルダー29内に矢印e方向から水平に挿
入すると、第5A図に示すように、シャッター開蓋用ピ
ン32がカートリッジlの一端縁1aで、スライダー1
1の閉蓋方向(矢印a方向)側の舌片部13aの横に相
対的に当接される。
そして、カートリッジ1を引き続き矢印e方向に挿入し
て行くと、第6B図に示すように、シャッター開蓋用ピ
ンが一端縁1aによって矢印e方向に押されることによ
って、シャッター開蓋用アーム31が支点軸30を中心
に矢印C方向に付勢手段(図示せず)に抗して回動され
る。
この間に、第5B図に示すように、シャンター開蓋用ピ
ン32がスライダー11の舌片部13aの側面13a′
に直角状に当接して開蓋方向(矢印す方向)に押圧し、
スライダー11と一体にシャッター16が開蓋位置まで
捩りばね22に抗して矢印す方向に摺動されて、カート
リッジ1の開ロア、9.10が開蓋される。そして、こ
の開蓋状態では、スライダー11のスライダー本体12
の閉蓋方向側部分12bがカートリッジ1の架橋アーム
1bの外側に移動された状態になる。
そして、第5B図に示すように、シャッター16が開蓋
位置まで摺動された時に、シャ・ンター開蓋用ピン32
がカートリッジ1の一端縁1aである上ハーフ2の一端
縁2bに設けられた凹部33内に矢印f方向から相対的
に落ち込んで、スライダー11と一体にシャッター16
が開蓋位置にそのままロックされ葛。
そして、第6B図に示すように、カートリッジホルダー
29内へのカートリッジ1の挿入が完了された瞬間に、
ロック手段(図示せず)によってカートリッジ29がカ
ートリッジホルダー29内に自動的にロックされる。
そして、これとほぼ同時に、第7B図に1点鎖線で示す
カートリッジ挿入位置から実線で示すカートリッジ装着
位置までカートリッジホルダー29がホルダー駆動手段
(図示せず)によって矢印g方向に垂直状に自動的に下
降される。
すると、第7B図に実線で示すように、スピンドルモー
タ34のスピンドル35及びターンテーブル36がカー
トリッジ1の開ロアに下方から相対的に挿入されて、ス
ピンドル35がセンターコア6の中心孔6aに垂直に挿
入されると共にセンターコア6がターンテーブル36上
に水平にチャッキングされて、光磁気ディスク5が上下
ハーフ2.3間に浮上される。また、カートリッジ1の
開口9に光学ヘッド37が下方から相対的に挿入されて
光磁気ディスク5に近接されると共に、第6B図及び第
7B図に実線で示すように、カートリッジボルダ−29
の下條に連動して下降されたマグネットコイル38がカ
ートリッジ1の開口10に上方から水平に挿入されて光
磁気ディスク5に近接される。
以上により、ディスクカートリッジの装着動作が完了し
、スピンドルモータ34によってスピンドル35及びタ
ーンテーブル36を介して光磁気ディスク5がカートリ
ッジl内で回転駆動され、マグネットコイル38への通
電によって光磁気ディスク5に磁界をかけながら、光学
ヘッド37をヘッド駆動手段39によって光磁気ディス
ク50半径方向である矢印り方向に走査して所望の記録
を行う。なお、再生時には、マグネットコイル38への
通電を切断し、光磁気ディスク5に磁界をかけずに、光
学ヘッド37で読取る。
ところで、第6B図及び第8図に示すように、マグネッ
トコイル38は3つの平行な鉄心40a、40b、40
c間に長円形状に巻回した水平で偏平なコイルであり、
鉄心40a、40b、40c間が直線コイル部38aに
形成され、その両端が対称状の半円形コイル部38b、
38cに形成されている。そして、直線コイル部38a
を流れるt流によって下向きで垂直な磁界を発生する関
係で、直線コイル部38aの長さAによって光磁気ディ
スク5の環状の記録トラック幅Bが決定されるが、直線
コイル部38aに対する両手円形コイル部38b、38
cの突出長さC,Dは記録トラック幅Bとは無関係とな
る。しかし、記録トラック幅Bをできるだけ大きくして
、光磁気ディスク5を有効に記録するためには、直線コ
イル部38aの長さAをできるだけ長くすると共に、記
録トラック輻Bの最大周P1の直径をできるだけ大きく
する必要がある。この結果、一方の半円形コイル部38
bが光磁気ディスク5の最外周P2から外方に大きな長
さEだけはみ出してしまい、その半円形コイル部38b
がカートリッジ1の架橋アーム1b及びその外側に移動
されているスライダー本体12の閉蓋方向側部分12b
の上部に近接して跨がってしまう。
従って、このディスクカートリッジでは、半円形コイル
部38bがカートリッジ1の架橋アーム1b及びスライ
ダー本体12の閉蓋方向側部分12bに不測に当接され
ることがないように、これら架橋アーム1a及び閉蓋方
向側部分12bの肉厚Fを非常に薄くする必要がある。
なお、ディスクカートリッジの排出動作は、前述した装
着動作の逆動作となる。。
63 次に、第1図〜第3図によって、スライダー11
について説明する。
上述したように、スライダー11のスライダー本体12
の閉蓋方向側部分12bの肉厚Fを非常に薄くする必要
がある。そして、閉蓋方向側の舌片部13aはその肉厚
Fが簿い閉蓋方向側部分12bの先端に同一肉厚で一体
成形されている。しかも、その舌片部13aは上下ハー
フ2.3間を通ってカートリッジ1外に突出されている
ので、その舌片部13aの肉厚Gも同様に非常に薄くせ
ざるを得ない。
一方、前述したように、シャッター開蓋用ピン32は舌
片部13aの側面13a′に直角状θに当接して、その
側面138′を矢印す方向に押圧してシャッタ−16を
開蓋させた後、このシャッター開蓋用ピン32が上ハー
フ2に設けられた凹部33内に相対的に落ち込むべく、
このシャッター開蓋用ピン32が、肉厚Fが非常に薄い
舌片部13aの側面13a′上を矢印f方向に摺動する
ことになる。
そこで、このディスクカートリッジでは、舌片部13a
と平行でかつ、シャッター開蓋用ピン32の先端32a
側とは反対側(矢印i方向側のこと)で、カートリッジ
lの上ハーフ2の外側にL字状に突出された耳部42を
その舌片部13と一体にスライダー本体12に成形し、
その耳部42の側面42aを舌片部13aの側面13a
′と面一状に形成している。なお、このスライダー本体
12と一体の耳部42は、上ハーフ2の凹部33が設け
られている一端縁2bの外側に形成されている凹溝43
内を矢印a、b方向に移動するように構成されている。
従って、このディスクカートリッジによれば、シャッタ
ー閉蓋用ピン32が舌片部13aの側面13a′に矢印
す方向から最初に当接される時に、第1図に1点鎖線で
示すように、シャッター間蓋用ピン32が舌片部13a
に対して矢印i方向側にずれてしまった場合や、シャッ
ター開蓋用ピン32が舌片部13aの側面13a′上を
矢印f方向に摺動する途中で、第1図に実線で示すよう
に、シャッター開蓋用ピン32が舌片部13aに対して
矢印i方向側にずれてしまうようなことがあっても、こ
のシャッター開蓋用ピン32は耳部42の側面42aを
舌片部13の側面】3a′と全く同じように矢印す方向
に押圧し続けることができる。
この結果、舌片部13aに対してシャッター開蓋用ピン
32の位置が長さ方向(矢印i方向のこと)に多少ずれ
ることがあったとしても、スライダー11の耳部42の
存在によって、シャッター開蓋用ピン32によってスラ
イダー11を第5B図に示す開蓋位置まで矢印す方向に
常に確実に押圧して摺動することができ、また、そのシ
ャッター開蓋用ピン32がカートリッジlの上ハーフ2
の凹部32内に矢印f方向に落ち込んだ時に、スライダ
ー11を開蓋位置に確実にロックすることができる。
また、このディスクカートリッジでは、スライダー11
の一対のガイドレール14a、14bの先端から一対の
舌片部13a、13bにかけて、これらの肉厚の中央部
に沿ってスリット44を形成し、両ガイドレール14a
、14bの先端には先細り形状のテーバ面45を形成し
、上下ハーフ2.3の一端縁2b、3bの開放端の内側
にも外側に向かって先広がり形状のテーバ面46を形成
している。
この結果、第2図に示すように、上下ハーフ2.3を複
数のねじ4によって組立てた後に、スライダー11の一
対のガイドレール14a、14bを上下ハーフ2.3間
に矢印j方向から挿入して両方イド溝15内に容易に係
合させることができる。
即ち、両ガイドレール14a、14bを上下ハーフ2.
3間に矢印j方向から挿入すると、両テーバ面45.4
6による案内作用によって、両ガイドレール14a、1
4bの先端がスリット44の幅を縮小するように矢印に
方向に弾性に抗して自然に圧縮されるので、両ガイドレ
ール14a、14bを両方イド溝15内に容易に挿入す
ることができる。そして、その挿入後に、両ガイドレー
ル14a、14bの先端がスリット440幅を拡大する
ように矢印!方向に弾性復帰して、両ガイドレール14
a、14bが両方イド溝15内に確実に係合されて、ス
ライダー11が上下ハーフ2.3間に矢印a、b方向に
摺動自在に組立てられる。
従って、スライダー11に上ハーフ2の外側に突出され
た耳部42が一体成形されているにも拘らず、上下ハー
フ2.3の組立て後に、スライダー110両ガイドレー
ル14a、14bを上下ハーフ2.3の対向面2a、3
aに形成されている両方イド溝15内に上下ハーフ2.
3の外側から矢印j方向に挿入して容易に係合させるよ
うに組立てることができる。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記実
施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づ
いて、各種の有効な変更が可能である。
また本発明は、光磁気ディスク以外の各種のディスク状
記録媒体を使用する各種のディスクカートリッジに適用
可能である。
H発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
請求項1は、スライダーに舌片部と平行な耳部を一体に
形成して、シャッター開蓋用ピンの位置がスライダーの
舌片部に対してそのピンの長さ方向に多少ずれても、そ
のシャッター開蓋用ピンをスライダーの耳部に確実に当
接することができるようにしたので、確実にシャッター
を開蓋して、 □ロックすることができ、シャッター開
蓋ミスを未然に防止することができ、信幀性が著しく向
上する。スライダーを合成樹脂で成形する際、耳部を容
易に一体成形できるから、コストアップにはならない。
請求項2は、スライダーのガイドレールの先端から舌片
部にかけてこれらの中央部に沿ってスリットを形成して
、上下ハーフを組立てた後に、ガイドレールをスリット
部分で弾性に抗して圧縮しながら上下ハーフ間に挿入し
て上下ハーフ間のガイドレール溝内に係合させることが
できるようにしたので、カートリッジ及びスライダーの
組立て作業を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示したものであっ
て、第1図は要部を説明する第5B図のA−A矢視での
拡大断面図、第2図は要部を説明する第5A図のB−B
矢視での拡大断面図、第3図は要部を説明する斜視図、
第4図はディスクカートリッジ全体の分解斜視図、第5
A図はシャッター閉蓋状態を示すディスクカートリッジ
の平面図、第5B図はシャッター開蓋ロック状態を示す
ディスクカートリッジの平面図、第6A図及び第6B図
はシャッター開蓋用ピンによるシャッター開蓋動作を説
明する平面図、第7A図及び第7B図はディスクカート
リッジの装着動作を説明する断面側面図、第8図はマグ
ネットコイルと記録トラック幅との関係を説明する断面
側面図である。 第9図は従来例の要部を説明する平面図、第10図は第
9図のC−C矢視ての拡大断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1−・−・−一−−−−−・・・−・カートリッジ1a
・・−・−・−・−・−−−−−−−−一端縁2−・−
−−−−−−−−−−−−−・−上ハーフ2a−−−−
−・・−・−−−−−−・一対向面3−−−−−−−−
−−−−−・−下ハーフ3a−−−−−−−−一−−−
−−−−一対向面5−−−−−−−−−−−−−−−一
光磁気ディスク(ディスク状記録媒体)7−−−−−−
−−−−−−−−−−−−一開口9 、10−−−−−
−−−−−・・−関口11−・−−−−−−−−−一−
−−−−−スライダー12−m−−−−−−−−−−・
−−一−−スライダー本体13a、 13b −−−−
−一舌片部14a、14b−−−−−−−ガイドレール
i 5−−−−−−−−−−−−−−−ガイド溝16−
・−−−−m−−−−−−−−−−−・シャッター22
−−−−−・−−一−−−−−−−−−−捩りばね(付
勢手段)32−−−−−−−−−−−−一・−シャッタ
ー開蓋用ピン42−−−−−・−−−−−−−−一耳部
44−−−−−−−−−−−−−−−−−スリットa−
・・−・・−・・・−・−閉蓋方向b・−−−−一−−
−−−−−−−−−−−開蓋方向G−・−−−−−−・
−一−−−−−舌片部の肉厚である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、上下ハーフからなるカートリッジ内にディスク
    状記録媒体を回転自在に収納し、 スライダー本体の長さ方向の両端に肉厚の小さい一対の
    舌片部を介して一対のガイドレールを一体成形してある
    スライダーを設け、このスライダーの上記一対のガイド
    レールを上記上下ハーフの対向面間に形成したガイド溝
    内に摺動自在に係合させると共に、上記一対の舌片部を
    上記上下ハーフ間を通して上記カートリッジ外に突出さ
    せ、上記スライダーのスライダー本体に取付けたシャッ
    ターで上記カートリッジに設けた開口を開閉するように
    構成すると共に、このシャッターを付勢手段によって閉
    蓋方向へ摺動付勢させ、 記録再生装置のシャッター開蓋用ピンを上記スライダー
    の閉蓋方向側の舌片部にほぼ直角状に当接して開蓋方向
    へ押圧することにより、上記シャッターを上記付勢手段
    に抗して開蓋させ得るように構成したディスクカートリ
    ッジにおいて、上記スライダーの閉蓋方向側の舌片部と
    平行で、かつ、上記シャッター開蓋用ピンの先端側とは
    反対側にて上記カートリッジの外側に突出された耳部を
    上記スライダー本体に一体に形成したことを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
  2. (2)、上記スライダーの一対のガイドレールの先端か
    ら一対の舌片部にかけて、これらの肉厚の中央部に沿っ
    てスリットを形成したことを特徴とする請求項1記載の
    ディスクカートリッジ。
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