JPS6316053Y2 - - Google Patents

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JPS6316053Y2
JPS6316053Y2 JP19825982U JP19825982U JPS6316053Y2 JP S6316053 Y2 JPS6316053 Y2 JP S6316053Y2 JP 19825982 U JP19825982 U JP 19825982U JP 19825982 U JP19825982 U JP 19825982U JP S6316053 Y2 JPS6316053 Y2 JP S6316053Y2
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JP
Japan
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shutter
end edge
cassette
guide groove
cassette housing
Prior art date
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JP19825982U
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JPS5999268U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、各種のアナログ、デイジタル信号等
の記録再生用デイスクカセツトであつて、特に、
上及び下ハーフから構成され、その上及び下ハー
フの少なくとも一方にヘツド挿入孔が形成されて
成るカセツト筐体と、そのカセツト筐体内に回転
自在に収納されたデイスク状記録媒体と、上及び
下片が一体に設けられて断面がほゞコ字状をな
し、前記カセツト筐体の一端縁側から前記上及び
下ハーフの外側に挿入されてその一端縁に沿つて
移動自在に取付けられて前記上又は下片の少なく
とも一方で前記ヘツド挿入孔を開閉するようにな
されたシヤツターと、前記カセツト筐体の一端縁
の近傍位置で前記下ハーフに設けられたその一端
縁と平行なガイド溝と、前記シヤツターの下片の
内側に前記ガイド溝の長さ方向に間隔を隔てた状
態で一体に設けられて前記ガイド溝に係合される
複数個の突起とを有する記録再生用デイスクカセ
ツトに関するものである。
背景技術とその問題点 本願出願人の先願発明(特願昭57−182630号)
では、金属板にプレス加工されたシヤツターの下
片に3個の突起を互に間隔を隔てゝ設け、これら
3個の突起のうち両端の突起はその下片にプレス
加工にて切り起された切起し片にて構成する一
方、中央部の突起は絞り加工された断面ほゞ半円
弧状の突起に構成し、シヤツターをカセツト筐体
に組立てる際、一方の切起し片からなる突起をカ
セツト筐体の一端縁に設けられた誤挿入防止用の
切欠き部分からガイド溝内に斜めに挿入した後、
シヤツターを回動させて他方の切起し片からなる
突起を下ハーフの一端縁に設けた誘導溝を通過さ
せてガイド溝内に挿入させ、かつその際中央部の
絞り加工された突起を下片の弾性を利用して下ハ
ーフの一端縁を乗り越えさせてガイド溝内にパチ
ンと挿入させるようにしたものであつた。
この先願発明によれば、シヤツターの組立てを
比較的無理の少ない状態で、簡単に行えて好都合
なものであるが、3個の突起をプレス加工と絞り
加工との2工程に分けて加工しなければならず、
加工工数が多い欠陥があつた。またシヤツターの
組立ては簡単ではあるが、それでも、シヤツター
をカセツト筐体の一端縁から単純に直線的に挿入
させるだけで組立てることが出来るものがあれ
ば、そのものに比べてやゝ面倒であつた。
考案の目的 本考案は、上述の如き欠陥を是正出来るものを
提供しようとするものである。
考案の概要 本考案は、前記複数個の全突起を夫々プレス加
工にて前記シヤツターの下片の内側に切り起され
た切起し片にて構成し、前記下ハーフの一端縁側
には前記ガイド溝に至るテーパー面を設け、前記
シヤツターを前記カセツト筐体の一端縁側から前
記上及び下ハーフの外側に弾性に抗して挿入させ
ることにより、前記複数個の突起を前記テーパー
面にて案内して前記ガイド溝内に誘導して係合さ
せるように構成した記録再生用デイスクカセツト
であり、加工工数が少なく、またシヤツターの組
立てを非常に簡単に行えるものである。
実施例 以下本考案を適用した記録再生用デイスクカセ
ツトの実施例を図面に基き説明する。
先づ第1図において、カセツト筐体1はほゞ正
方形状をなす薄い筐体に構成されている。そして
このカセツト筐体1は上ハーフ2と下ハーフ3と
で構成されており、これら上下ハーフ2,3は上
下から相互に嵌合されて周囲を接着されるか又は
四隅を溶着やビス止め等の適宜固着方法によつて
固着されて一体に結合されている。なお上下ハー
フ2,3はABS樹脂の如き適度な弾性を有する
合成樹脂にて成形されている。そしてカセツト筐
体1内には磁気シートにて構成された磁気デイス
ク等の如きデイスク状記録媒体(以下単にデイス
クと記載する)4が回転自在に収納されている。
なお第1図に示されるようにデイスク4はその中
央に一体に固着された磁性体からなる円板5によ
つて下ハーフ3の中央部に設けられた円形孔6に
嵌合された状態で回転自在に収納されている。ま
た上ハーフ2と下ハーフ3とには夫々パツド及び
ヘツドの挿入孔8とが設けられている。これら両
挿入孔8はデイスク4の半径方向に延びる長孔に
て構成されていて上下から相対向する状態に配置
されている。そしてデイスク4の記録再生面はヘ
ツド挿入孔8と対向するように下向きに配置され
ている。
次にカセツト筐体1にはシヤツター11が移動
自在に取付けられている。このシヤツター11は
ステンレス、アルミニウム等の金属板にほゞコ字
状にプレス加工されたものであつて、その直方形
状をなす上片11a及び下片11bの一端側には
前記両挿入孔8に一致される一対の窓孔13が設
けられている。一方カセツト筐体1の一端縁1a
側の上下面には夫々長方形状をなす凹部14が形
成されている。そしてシヤツター11はカセツト
筐体1を上下に跨ぐようにしてその上下片11
a,11bを上下両凹部14内に嵌合させた状態
で、カセツト筐体1の一端縁1aに沿つて直線的
に往復動自在に取付けられている。
次に第2A図及び第2B図はシヤツター11に
よる両挿入孔8の開閉状態を示したものであり、
シヤツター11を第2A図の如く一側方の開放位
置へ移動させると、両窓孔13が両挿入孔8上に
重ねられて、これら両挿入孔8が開放される。ま
たシヤツター11を第2B図の如く他側方の閉塞
位置へ移動されると、両窓孔13が両挿入孔8上
から横にずれて、これら両挿入孔8が上下片11
a,11bにて閉塞される。
なお第5図に示す如く、シヤツター11の上下
片11a,11bの折曲げ中間部に位置されてい
る垂直片11cの一部に折曲げ加工等にて形成さ
れた係止部15と、第1図に示す如く、カセツト
筐体1の一端縁1aの一部で例えば上ハーフ2に
一体成形して設けられた係止部16とに両端が係
止されたスプリング17がシヤツター11内に配
置されている。そしてシヤツター11はスプリン
グ17によつて開放位置から閉塞位置(矢印a方
向)へ移動附勢されている。そしてシヤツター1
1を開放位置(矢印b方向)に移動されるとスプ
リング17が引張られる。なおシヤツター11は
第2A図の開放位置にて、下片11bの端部に設
けられた係合用切欠き29を下ハーフ30に一体
成形されているロツク爪30に係合されてロツク
される。またシヤツター11の開放位置でのロツ
ク状態で、上下ハーフ2,3の第1図に示した角
部2a,3aを矢印c及びd方向から押圧する
と、ロツク爪30が係合用切欠き29の内側に外
されてシヤツター11のロツクが解除され、その
シヤツター11がスプリング17によつて閉塞位
置(矢印a方向)へ自動的に復動されるように構
成されている。
また第3図に示す如く、シヤツター11の下片
11bの内側に形成された第1,第2,第3の突
起18,19,20が、第2A図及び第2B図に
示す如く下ハーフ3の前記凹部14部分に設けら
れた前記一端縁1aと平行な第1及び第2のガイ
ド溝21,22に夫々係合されていて、シヤツタ
ー11はそのガイド溝21,22にて案内されて
開放位置と閉塞位置との間で摺動されるように構
成されている。なおこの時第2A図及び第2B図
に示す如くシヤツター11の上下片11a,11
bのカセツト筐体1の中心側の先端縁11dが、
これに対向するカセツト筐体1の両凹部14のカ
セツト筐体1の中心側に形成されている前記一端
縁1aと平行な段部14aに平行に当接して摺動
されるように構成されている。
またこの記録再生用デイスクカセツトは、例え
ばシヤツター11を第2A図の如く開放位置へ移
動させた状態でロツクして記録再生装置に装着さ
れる。なお記録再生装置へのカセツトの挿入動作
を利用してシヤツター11を開放させることも可
能である。すると記録再生装置に設けられている
デイスク駆動用回転台上にデイスク4が円板5に
よつてマグネツト吸着されて位置決めされる。そ
してヘツド挿入孔8からカセツト筐体1内に挿入
された磁気ヘツド等からなる記録再生用ヘツドが
デイスク4の記録再生面に接触されると共に、パ
ツド挿入孔8からカセツト筐体1内に挿入された
パツドにてデイスク4の上面側が抑えられる。そ
してその状態でデイスク4が回転駆動されると共
に記録再生用ヘツドがデイスク4を半径方向に走
査して、所望の記録再生動作が行われるものであ
る。
次に第3図〜第6図によつてカセツト筐体1へ
のシヤツター11の組立て構造を説明する。
先づ第3図に示す如く、シヤツター11の下片
11bの内側に形成された第1,第2、第3の3
個の突起18,19,20は1回のプレス工程で
同時にプレス加工されたものであつて、これらの
突起18,19,20は下片11bの内側にほゞ
直角状に切り起された切起し片にて構成されてい
る。
一方この種記録再生用デイスクカセツトでは、
これを記録再生装置に挿入する際の誤挿入防止検
出用の切欠き32が第1図及び第2A図に示す如
くカセツト筐体1の一端縁1aの一部に設けられ
ている。なおこの切欠き32はシヤツター11の
前記閉塞位置側に偏倚された位置で、第1のガイ
ド溝21の中間部分を横切る深さで前記上下ハー
フ2,3を上下に貫通する状態に形成されてい
る。そして記録再生用デイスクカセツトを記録再
生装置に挿入した時、その挿入の向きが正しい時
には記録再生装置に設けられている誤挿入検出部
材が上記切欠き32内に相対的に挿入されて、そ
の挿入を可能にする一方、その挿入の向きが誤つ
ている時には上記誤挿入検出部材が切欠き32内
に挿入されずにカセツト筐体1の一端縁1aにて
押圧可動されて、その誤挿入を検出するように構
成されている。従つて誤挿入検出部材の可動スト
ロークを或る程度以上に大きくとる必要があるこ
とから、切欠き32は第1のガイド溝21を横切
る深さまで深く切込まれた状態に形成されてい
る。
また第5図及び第6図に示す如く、下ハーフ3
の一端縁1aと第1及び第2ガイド溝21,22
との間には一対のテーパー面35,36が形成さ
れている。そしてこれら一対のテーパー面35,
36は第4図に示す如く切欠き32を基準にして
所定の間隔l1及びl2を有して形成されているが、
その間隔l1とl2とは、第1の突起18を基準とす
る第2及び第3の突起19,20の間隔と同間隔
に規定されている。なおこのテーパー面は下ハー
フ3の一端縁1aと第1及び第2ガイド溝21,
22との間でこれらのガイド溝21,22の全長
に亘つて連続的に形成しても良い。
しかしてシヤツター11を組立てる際には、先
づ第4図に仮想線で示す如く、スプリング17の
両端を両係止部15,16間に斜めに係止した
後、シヤツター11をその上下片11a,11b
によつてカセツト筐体1の一端縁1a側から上下
ハーフ2,3の外側に両ガイド溝21,22に対
して直角な方向である矢印e方向に、その上下片
11a,11bの弾性に抗して直線挿入させる。
この際第1の突起18を切欠き32に対応させる
と、第2及び第3の突起19,20が夫々テーパ
ー面35,36に対応される。従つてその夫々に
対応された状態でシヤツター11を矢印e方向に
挿入すると、第1の突起18は切欠き32から第
1のガイド溝21内に挿入され、また第2及び第
3の突起19,20は夫々第5図及び第6図に仮
想線で示す如く夫々テーパー面35,36にて案
内されて弾性に抗して外側に撓みながら第5図及
び第6図に実線で示す如く第1及び第2のガイド
溝21,22内に誘導されてパチンと簡単に挿入
される。
考案の効果 本考案は、シヤツターの下片の内側に設けた複
数個の全突起を夫々プレス加工にて切り起された
切起し片にて構成して、これらの全突起を1回の
プレス加工にて形成出来るようにしたものである
から、従来複数個の突起の加工にプレス加工と絞
り加工との2回の加工工数が必要であつたものに
比べれば、その突起の加工工数を少なく出来て、
低コスト化を図ることが出来る。
しかもシヤツターの組立て時には、切起し片に
て構成された複数個の突起をカセツト筐体の下ハ
ーフに設けられたテーパー面にて案内させて、こ
れらの突起を下ハーフのガイド溝内に誘導して係
合させるようにしたので、シヤツターをカセツト
筐体の一端縁側から上及び下ハーフの外側に弾性
に抗して単純に直線的に挿入するだけで、シヤツ
ターを非常に簡単に組立てることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を適用した記録再生用デイスクカ
セツトの実施例を示したものであつて、第1図は
シヤツターを分解して示したカセツト筐体の斜視
図、第2A図及び第2B図はシヤツターによるカ
セツト筐体のヘツド挿入孔の開閉状況を説明する
要部の下面図、第3図はシヤツターの一部切欠き
斜視図、第4図はシヤツターの組立て要領を説明
する要部の下面図、第5図は第4図−線での
拡大断面図、第6図は第4図−線での拡大断
面図である。 また図面に用いられた符号において、1……カ
セツト筐体、1a……カセツト筐体の一端縁、2
……上ハーフ、3……下ハーフ、4……デイスク
状記録媒体、8……挿入孔、11……シヤツタ
ー、11a……シヤツターの上片、11b……シ
ヤツターの下片、11c……シヤツターの垂直
片、13……窓孔、18……第1の突起、19…
…第2の突起、20……第3の突起、21……第
1のガイド溝、22……第2のガイド溝、32…
…切欠き、35,36……テーパー面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上及び下ハーフから構成され、その上及び下ハ
    ーフの少なくとも一方にヘツド挿入孔が形成され
    て成るカセツト筐体と、そのカセツト筐体内に回
    転自在に収納されたデイスク状記録媒体と、上及
    び下片が一体に設けられて断面がほゞコ字状をな
    し、前記カセツト筐体の一端縁側から前記上及び
    下ハーフの外側に挿入されてその一端縁に沿つて
    移動自在に取付けられて前記上又は下片の少なく
    とも一方で前記ヘツド挿入孔を開閉するようにな
    されたシヤツターと、前記カセツト筐体の一端縁
    の近傍位置で前記下ハーフに設けられたその一端
    縁と平行なガイド溝と、前記シヤツターの下片の
    内側に前記ガイド溝の長さ方向に間隔を隔てた状
    態で一体に設けられて前記ガイド溝に係合される
    複数個の突起とを有する記録再生用デイスクカセ
    ツトにおいて、前記複数個の全突起を夫々プレス
    加工にて前記シヤツターの下片の内側に切り起さ
    れた切起し片にて構成し、前記下ハーフの一端縁
    側には前記ガイド溝に至るテーパー面を設け、前
    記シヤツターを前記カセツト筐体の一端縁側から
    前記上及び下ハーフの外側に弾性に抗して挿入さ
    せることにより、前記複数個の突起を前記テーパ
    ー面にて案内して前記ガイド溝内に誘導して係合
    させるように構成したことを特徴とする記録再生
    用デイスクカセツト。
JP19825982U 1982-12-24 1982-12-24 記録再生用デイスクカセツト Granted JPS5999268U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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Publication Number Publication Date
JPS5999268U JPS5999268U (ja) 1984-07-05
JPS6316053Y2 true JPS6316053Y2 (ja) 1988-05-09

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