JPH064971U - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH064971U
JPH064971U JP1879892U JP1879892U JPH064971U JP H064971 U JPH064971 U JP H064971U JP 1879892 U JP1879892 U JP 1879892U JP 1879892 U JP1879892 U JP 1879892U JP H064971 U JPH064971 U JP H064971U
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spring
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locking
case
disc
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JP1879892U
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直基 久保田
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株式会社加藤スプリング製作所
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シャッタ5を付勢するスプリング6が、第一
の係止部17と第二の係止部18との間に位置し内端部
19から外端部20にかけてほぼ同一平面内で徐々に拡
径する渦巻状のバネ部21を有している。 【効果】 スプリング6を形成するための線形部材6a
の線径が大きくなっても、基本的にその線径の増加分の
みがバネ部21の厚さの増加分となり、線形部材6aの
線径に制限を受けることがないため、線形部材6aの線
径を大きくしスプリング6の強度をアップさせることが
できる。またバネ部21の巻数が増加してもバネ部21
の厚さは変らないことになり、バネ部21の巻数に制限
を受けることがないため、バネ部の巻数を増加させスプ
リングの付勢力をアップさせることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防塵等の目的によりシャッタが設けられたディスクカートリッジに 関する。
【0002】
【従来の技術】
情報信号が記憶されるディスクと、該ディスクを収納するとともに、該ディス クの一部を外部に露出する窓部を有するケースと、該ケースに、前記窓部を開閉 すべく移動自在に設けられたシャッタと、該シャッタを、前記窓部を閉塞する方 向に付勢する、線形部材からなるスプリングとを具備するディスクカートリッジ においては、従来、前記スプリングとして、付勢力を主に発生するバネ部が同軸 同径に軸方向に順次重ねられた形状をなすトーションバネを採用したものがある (特公昭63−30709号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このディスクカートリッジは、そのスプリングとして、上記し たように付勢力を主に発生させるバネ部が同軸同径に軸方向に順次重ねられた形 状をなすトーションバネを採用しており、ケースの厚さとの関係上、バネ部の厚 さに制限がある。よって、トーションバネを形成する線形部材の線径を大きくす ると線径の増加分が巻数分累積されてバネ部の厚さが厚くなり、またバネ部の巻 数を増加させるとこの巻数の増加分バネ部の厚さが厚くなってしまうことになる ため、線形部材の線径およびバネ部の巻数に制限を受けることになり、スプリン グの強度や付勢力が不足するという問題があった。
【0004】 したがって、本考案の目的は、スプリングを形成する線形部材の線径およびバ ネ部の巻数に制限を受けず、スプリングの強度および付勢力を任意にアップさせ ることができるディスクカートリッジを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のディスクカートリッジは、情報信号が記 憶されるディスクと、該ディスクを収納するとともに、該ディスクの一部を外部 に露出する窓部を有するケースと、該ケースに、前記窓部を開閉すべく移動自在 に設けられたシャッタと、該シャッタを、前記窓部を閉塞する方向に付勢する、 線形部材からなるスプリングとを具備するものであって、前記スプリングは、前 記ケースおよびシャッタのうちの一方に係止される第一の係止部と、前記ケース およびシャッタのうちの他方に係止される第二の係止部と、前記第一の係止部と 第二の係止部との間に位置し、内端部から外端部にかけてほぼ同一平面内で徐々 に拡径する渦巻状のバネ部と、該バネ部の内端部と前記第一の係止部とを連結さ せる第一の腕部と、前記バネ部の外端部と前記第二の係止部とを連結させる第二 の腕部とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案のディスクカートリッジによれば、スプリングのバネ部が、内端部から 外端部にかけて同一平面内で徐々に拡径する渦巻状をなしているため、これを形 成するための線形部材の線径が大きくなっても、基本的にその線径の増加分のみ がバネ部の厚さの増加分となる。よって、線形部材の線径に制限を受けることが ない。またバネ部の巻数が増加してもバネ部の厚さは変らないため、バネ部の巻 数に制限を受けることがない。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例によるディスクカートリッジを図1〜図4を参照して以下に 説明する。なお、本実施例においては、ディスクカートリッジとしてフロッピィ ディスクを例にとり説明するが、他の種々のディスクカートリッジ(例えば光デ ィスク等)に適用可能であることは勿論である。
【0008】 図中、符号1は、本実施例のディスクカートリッジを示しており、このディス クカートリッジ1は、情報信号が記憶されるディスク2と、該ディスク2を収納 するとともに、該ディスク2の一部を外部に露出する窓部3を有するケース4と 、該ケース4に、窓部3を開閉すべく移動自在に設けられたシャッタ5と、該シ ャッタ5を、窓部3を閉塞する方向に付勢する、線形部材からなるスプリング6 とから主に構成されている。
【0009】 上記ディスク2は、円板状をなす記憶部7と、該記憶部7の中心に設けられた 円形状の図示せぬハブとから主に構成されている。
【0010】 上記ケース4は、概略四角状をなす二枚の板状部材8,9を相互に接合し、こ れら板状部材8,9を接合した状態でその内部に上記ディスク2を収納する空間 部10が形成された形状をなすものである。そして、上記ディスク2の図示せぬ ハブを挿入する図示せぬ孔部が一方(図1における紙面奥側)の板状部材8に形 成されており、この孔部にハブを挿入することによってディスク2を回転自在に 支持収納するようになっている。また、各板状部材8,9の図1における上部に は外面から一段凹んだ凹部11が所定の大きさで表裏対応する位置にそれぞれ設 けられており、この凹部11の図1における中央より若干右側には、上述したデ ィスク2の一部を外部に露出する窓部3が両板状部材8,9を貫通するよう表裏 対応する位置にそれぞれ設けられている。
【0011】 そして、ケース4の一方の板状部材8には、その凹部11に、該凹部11から さらに一段凹んだ直線状の図示せぬガイド溝がケース4の図1における上端縁部 に平行をなして設けられており、さらに、ケース4の他方(図1における紙面手 前側)の板状部材9には、その空間部10を形成する部分の図1における左上端 部に係止溝12が設けられている。
【0012】 上記シャッタ5は、一対の概略四角状の平板部13とこの平板部13の図1に おける上端縁部同士を連結させる連結部14とを有する一体成形品で、その平板 部13の一方には内側に突出する図示せぬ凸部が設けられている。そして、この 凸部が上記ケース4の図示せぬガイド溝に挿入されることにより、該シャッタ5 はケース4に装着されるとともに該ガイド溝に沿って凹部11上を、その図1に おける右端部11aから左端部11bまでの範囲で摺動可能となっている。また 、このシャッタ5の両平板部13には、図1における右側に開口部15が設けら れており、この開口部15は、該シャッタ5が凹部11の右端部11aに当接す る位置にあるときにケース4の窓部3を閉塞し、左端部11bに当接する位置に あるときに窓部3を外部に露出させるようになっている。さらに、このシャッタ 5の連結部14には、図1における下方に延在した後、左方に延出する形状の係 止片16が設けられている。
【0013】 次に、上記スプリング6について図2〜図4を主に参照して説明する。 このスプリング6は、線形部材6aにより一体成形されるもので、図2におけ る紙面手前方向に直線状に延出する第一の係止部17と、該第一の係止部17よ り図2における右方に設けられ同図における紙面を貫く方向に直線状に延出する 第二の係止部18とを有しており、これら第一の係止部17と第二の係止部18 との間には、付勢力を主に発生する、内端部19から外端部20にかけてほぼ同 一平面内で徐々に拡径する渦巻状のバネ部21が設けられている。ここで、この バネ部21は、その内端部19が第一の係止部17方向に向き、その図2におけ る下端に位置する外端部20が第二の係止部18方向に向くように、内端部19 から外端部20にかけて図2における左回りに三回巻かれており、該バネ部21 の内端部19と第一の係止部17とは、該バネ部21の図2における正面に沿っ て延在する概略直線状の第一の腕部22で連結され、また該バネ部21の外端部 20と第二の係止部18とは、概略直線状をなし第一の腕部22に対して所定の 角度で傾斜する第二の腕部23で連結されている。
【0014】 そして、第一の係止部17を上述したケース4の係止溝12に係止し、第二の 係止部18を上述したシャッタ5の係止片16に係止することにより、このスプ リング6は、シャッタ5をケース4の窓部3を閉塞する方向に付勢することにな る。そして、図1に実線で示すようにシャッタ5が窓部3を閉塞する位置におい ては、スプリング6は、シャッタ5が凹部11の図1における右端部11aに当 接した状態を維持するように若干変形して若干の付勢力を発生させており、シャ ッタ5が図1に二点鎖線で示すように開放する位置まで外力により移動されると 、該スプリング6は、係止片16の移動により大きく変形して窓部3を閉塞する 位置にシャッタ5を戻すように付勢力を増大させることになる。
【0015】 以上に述べたディスクカートリッジ1によれば、スプリング6のバネ部21が 、内端部19から外端部20にかけて同一平面内で徐々に拡径する渦巻状をなし ているため、これを形成するための線形部材の線径が大きくなっても、基本的に その線径の増加分のみがバネ部21の厚さ(図2における紙面を貫く方向の幅、 以下同)の増加分となり、ケース4の空間部10の幅以内であれば、線形部材6 aの線径に制限を受けることがない。したがって、該線形部材6aの線径を大き くしスプリング6の強度をアップさせることができる。また同様の理由により、 バネ部21の巻数が増加してもバネ部21の厚さは変らないことになるため、バ ネ部21の巻数に制限を受けることがない。したがって、ディスク2に干渉する ことがない限りバネ部21の巻数を増加させスプリング6の付勢力をアップさせ ることができる。
【0016】 なお、上記実施例においては、バネ部21の巻数を三回巻きのものを例にとり 説明したが、当然のことながら、二回巻きあるいは四回巻き以上とすることも可 能である。
【0017】 また、上記実施例において述べたスプリング6の取付方向は逆にする(すなわ ち第一の係止部17をシャッタ5の係止片16に、第二の係止部18をケース4 の係止溝12にそれぞれ係止する)ことも勿論可能である。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案のディスクカートリッジによれば、スプリングの バネ部が、内端部から外端部にかけて同一平面内で徐々に拡径する渦巻状をなし ているため、これを形成するための線形部材の線径が大きくなっても、基本的に その線径の増加分のみがバネ部の厚さの増加分となり、線形部材の線径に制限を 受けることがない。したがって、線形部材の線径を大きくしスプリングの強度を アップさせることができる。また同様の理由により、バネ部の巻数が増加しても バネ部の厚さは変らないことになるため、バネ部の巻数に制限を受けることがな い。したがって、バネ部の巻数を増加させスプリングの付勢力をアップさせるこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるディスクカートリッジ
を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例によるディスクカートリッジ
のスプリングを示す正面図である。
【図3】本考案の一実施例によるディスクカートリッジ
のスプリングを示す平面図である。
【図4】本考案の一実施例によるディスクカートリッジ
のスプリングを示す右側面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 ディスク 3 窓部 4 ケース 5 シャッタ 6 スプリング 6a 線形部材 17 第一の係止部 18 第二の係止部 19 内端部 20 外端部 21 バネ部 22 第一の腕部 23 第二の腕部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号が記憶されるディスクと、 該ディスクを収納するとともに、該ディスクの一部を外
    部に露出する窓部を有するケースと、 該ケースに、前記窓部を開閉すべく移動自在に設けられ
    たシャッタと、 該シャッタを、前記窓部を閉塞する方向に付勢する、線
    形部材からなるスプリングとを具備するディスクカート
    リッジにおいて、 前記スプリングは、 前記ケースおよびシャッタのうちの一方に係止される第
    一の係止部と、 前記ケースおよびシャッタのうちの他方に係止される第
    二の係止部と、 前記第一の係止部と第二の係止部との間に位置し、内端
    部から外端部にかけてほぼ同一平面内で徐々に拡径する
    渦巻状のバネ部と、 該バネ部の内端部と前記第一の係止部とを連結させる第
    一の腕部と、 前記バネ部の外端部と前記第二の係止部とを連結させる
    第二の腕部とを有することを特徴とするディスクカート
    リッジ。
JP1992018798U 1992-03-31 1992-03-31 ディスクカートリッジ Expired - Lifetime JPH0713098Y2 (ja)

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JPH0713098Y2 JPH0713098Y2 (ja) 1995-03-29

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