JP4557836B2 - 感光性記録媒体用カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、感光性記録媒体を収容する感光性録媒体用カートリッジに関し、特に、カートリッジ本体に設けられた開口を開閉するシャッタと、シャッタの外側に配設された遮光板とを備えた感光性記録媒体用カートリッジの改良に関する。
データをホログラムによって記録するホログラム記録媒体が発明されている(例えば、特許文献1参照)。このホログラム記録媒体は、円板形状の支持体上に感光性材料からなるホログラム記録層が層設された感光性記録媒体であり、データをレーザ光の干渉縞として多層記録することにより、従来普及している記録媒体であるDVDよりも大きなデータ記録容量を得ることができる。このホログラム記録媒体は、ホログラム記録層が曝光され、または塵芥が付着することによりその性能に悪影響が及ぶため、遮光機能及び防塵機能を有するカートリッジに収容されて取り扱われている(例えば、特許文献2参照)。
また、ディスク状記録媒体を収容するカートリッジとしては、ディスク状記録媒体を外部に露出させる開口が形成されたカートリッジ本体、および該開口を開閉するシャッタを備えたカートリッジ(例えば、特許文献3参照)や、シャッタの外側に更に遮光板(シャッタカバー)を備えたカートリッジが知られている(例えば、特許文献4参照)。
特許文献1に記載の発明は、DVD-RAMのカートリッジに類似したカートリッジにホログラム記録媒体を収容している。このカートリッジは、ホログラム記録層に影響を与える波長域の光線の透過率が小さい材質で形成されている。特許文献1には、カ一トリッジの詳しい構成は記載されていないものの、特許文献2に記載されているカートリッジと同様の構成を有しているものと考えられる。
特許文献2に記載の発明は、ホログラム記録層の感応色を遮光する材質でカートリッジを形成し、ホログラム記録媒体を外部に露呈させる可動部分の合せ目には、スポンジ状の遮光材を貼付している。また、記録媒体を回転自在な状態で収容するカートリッジ本体と、このカートリッジ本体に設けられ、記録媒体の一部を外部に露呈させる開口と、この開口を開閉するシャッタとを備えたカートリッジが記載されている。
特許文献3に記載の発明は、主に光磁気ディスクを収容することを目的としたカートリッジであるが、シャッタからシャッタ閉じ方向に延設された延設部に開放駆動用凹部が設けられたカートリッジが記載されている。具体的には、図9に示すように、カートリッジ100は、開口103が形成されたカートリッジ本体101内に記録媒体102が回動自在に収容されている。カートリッジ本体101の外側には、シャッタ104がスライド自在に配置されて開口103を開閉する。カートリッジ本体101の前端面を覆うシャッタ104の先端部には、シャッタ104の閉じ方向に延びる延設部104bが設けられている。延設部104bに形成された凹溝104aには、記録再生装置に配設されたシャッタ開放部材(図示せず)が係合してシャッタ104を矢印Y方向に移動させて開閉する。
また、特許文献4に記載の発明は、シャッタと、シャッタに固着されたスライド部材と、シャッタの外側に設けられた遮光板とを備え、スライド部材を介してシャッタを開閉するカートリッジについて記載されている。
特開2004―029476号公報 特開2003―317422号公報 特開平7―210912号公報 特開2001―216754号公報
ホログラム記録媒体を収容するカートリッジは、カートリッジ本体とシャッタとの間の遮光及び防塵が適切に行なわれないと、光や塵芥がカ一トリッジ内に進入し、ホログラム記録媒体に悪影響を与えてしまう。しかし、特許文献1には、カートリッジ本体とシャッタとの間の遮光及び防塵構造に関する記載がない。
また、特許文献2に記載のカートリッジは、カートリッジ本体とシャッタとの間をスポンジ状の遮光材で遮光しているが、この遮光材が剥がれ、または劣化した場合に適切な遮光及び防塵が行なえなくなるという問題がある。また、シャッタ開閉機構については、言及されていない。更に、特許文献2記載のカートリッジは、遮光板を備えておらず、遮光性が必ずしも十分でないおそれがあった。また、シャッタが直接外部に露出しているので、シャッタが誤って開放されたり、大きな外力が作用した場合にシャッタが変形するおそれがあり、ホログラム記録媒体が感光して使用できなくなる可能性があった。
特許文献3に記載のカートリッジ100は、遮光板を備えておらず、特許文献2記載のカートリッジと同様に遮光性の問題があり、感光性記録媒体を収容するカートリッジとしては不十分であった。この問題を解決するために、カートリッジ100に図9中に破線で示す遮光板105を設けると、シャッタ104が開かれたとき、凹溝104aが遮光板105で隠される位置となる。即ち、シャッタ104は、凹溝104aが遮光板105の端部105aと一致する位置までしか移動させることができず、遮光板105が障害となってシャッタ104の移動距離が制限されて、ストロークを大きくすることができず、シャッタ104による開口103の開閉に支障が生じるおそれがあった。
単に、遮光板105との干渉をなくしてシャッタ104の移動距離を大きくするだけであれば、遮光板105の前面105bに切欠105cを設けて干渉を回避することは可能ではある。しかし、切欠105cが開口103の近くまで形成されると遮光性能が低下してしまい、記録媒体102がホログラム記録媒体などの感光性記録媒体である場合、好ましくない。
一方、シャッタ104の面積を広げ、開口103との重なり量を大きくして遮光性を向上させることが望ましいが、このようにするとシャッタ104の必要移動距離が大きくなる。従って、遮光性の向上と、シャッタ104の移動距離とは相反し、両立させることが困難である。
特許文献4に記載のカートリッジは、遮光板を備えると共に、シャッタ操作部が設けられたスライド部材をシャッタに固着している。これにより、シャッタ操作部を遮光板から離間させて配置し、シャッタの移動距離を確保するようになっているが、スライド部材の形状、開閉機構などが具体的に記載されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、シャッタの外側に遮光板を配置して遮光性の向上を図ると共に、遮光板の設置によるシャッタ移動距離の制約を排除して容易且つ確実にシャッタを開閉することができる感光性記録媒体用カートリッジを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記観光性記録媒体用カートリッジによって達成される。
(1)ディスク状の感光性記録媒体と、前記感光性記録媒体を回転自在に収容すると共に前記感光性記録媒体の中心と記録面の両面とを外部に露呈させる第1の開口を有するカートリッジ本体と、前記カートリッジ本体の外側の両面に取り付けられ前記第1の開口に対面して前記感光性記録媒体の中心と記録面とを外部に露呈させる第2の開口を有する遮光板と、前記カートリッジ本体と前記遮光板との間に組み込まれて前記第1の開口を閉じる閉じ位置と前記第1の開口を開放する開き位置との間で移動自在に配設され前記第1の開口及び前記第2の開口よりも大きな外形を有するシャッタと、を備える感光性記録媒体用カートリッジであって、
前記遮光板が、前記カートリッジ本体の一方の面に対面する第1の板部と、前記カートリッジ本体の他方の面に対面する第2の板部と、前記第1の板部と前記第2の板部とを連設させ、前記カートリッジ本体の挿入方向を覆う第3の板部とを有し、
前記感光性記録媒体にデータを記録し、また記録されたデータを再生する記録再生装置のシャッタ開放部材に係合して前記シャッタを開閉する係止部が、前記シャッタが前記開き位置に移動したときに前記遮光板の前記第3の板部に当接しないように、前記シャッタの閉じ位置側の端部に形成されたことを特徴とする感光性記録媒体用カートリッジ。
(2)前記遮光板は、前記第3の板部に、前記シャッタが前記開き位置に移動したときに前記係止部の移動範囲を得るための切欠が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の感光性記録媒体用カートリッジ。
)前記シャッタは、前記第1の開口を開閉するシャッタ部材と、前記シャッタ部材に固着されて前記シャッタ部材から前記シャッタを閉じる方向に延設されたスライド部材とからなり、
前記スライド部材は、前記シャッタを閉じる方向の端部から前記感光性記録媒体用カートリッジの挿入方向前方に突出して形成された前記係止部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の感光性記録媒体用カートリッジ。
)前記感光性記録媒体は、ホログラム記録媒体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の感光性記録媒体用カートリッジ。
上記構成の感光性記録媒体用カートリッジによれば、記録再生装置のシャッタ開放部材と係合してシャッタを開閉する係止部が、遮光板からシャッタを閉じる方向に大きく離間したシャッタの端部に形成されているので、シャッタの移動距離を遮光板に制約されることなく大きくすることかできる。これにより、シャッタが開き位置に移動しても遮光板に当接することが防止されるので、シャッタおよび遮光板の面積を広げてシャッタにより開口を十分に覆うことができ、遮光性を向上させることができる。
上記構成の感光性記録媒体用カートリッジによれば、係止部がスライド部材のシャッタ閉じ方向の端部に配置されているので、シャッタの移動距離が遮光板によって制約されることなく、大きくすることができる。また、係止部が感光性記録媒体用カートリッジの挿入方向前方に突出して形成されているので、シャッタ開放部材との係合面を広くすることができ、確実に係合させることができる。
上記構成の感光性記録媒体用カートリッジによれば、ホログラム記録媒体を感光させることなく、且つ清浄な状態でカートリッジ本体内に保持し、且つ容易にシャッタを開閉することができる。
本発明の感光性記録媒体用カートリッジによれば、シャッタの外側に遮光板を配置して遮光性の向上を図ると共に、遮光板の設置によるシャッタ移動距離の制約を排除して容易且つ確実にシャッタを開閉することができる感光性記録媒体用カートリッジを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1は本発明の実施形態であるホログラム記録媒体用カートリッジ(以下、カートリッジと省略する)の一方の面を上方にした状態を示す斜視図、図2はシャッタが開き位置にあり、ディスク収容部に円板形状のホログラム記録媒体(以下、記録ディスクと称する)が回転自在に収容された状態を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、カートリッジ2は、このカートリッジを取り扱うホログラム記録装置等に対し、矢印C方向から装填される。カートリッジ2のディスク収容部3内に回転自在に収容される記録ディスク4は、中心部に穴をあけてディスク状にしたホログラム記録ディスクであり、両面にホログラム記録層が設けられている。
このホログラム記録層には、例えば、緑色532nm〜青色405nmの波長域のレーザ光により、データがレーザ光の干渉縞として多層記録される。なお、記録ディスク4の穴部に補強材を付加してもよい。カートリッジ2は、記録ディスク4の両面の記録面に記録を行なうために、A面2aまたはB面2bのいずれかを上にしてホログラム記録装置にセットされる。
カートリッジ2は、ディスク収容部3が設けられたカートリッジ本体11と、このカートリッジ本体11の外側を挟み込むようにして取り付けられる遮光板12と、カートリッジ本体11と遮光板12との間に組み込まれるシャッタ13とを備えている。遮光板12の上下面には、第2の開口である略長方形の外部開口14、15が形成されている。これらの外部開口14,15は、シャッタ13が閉じ位置にあるときに、第1シャッタ55a,第2シャッタ55bによって閉じられている。
図2に示すように、シャッタ13が矢印D方向の開き位置に向けて移動すると、外部開口14,15とともに、外部開口14,15に対面するようにカートリッジ本体11に設けられている同形状の内部開口18,19が開放される。これにより、ディスク収容部3内に収容されている記録ディスク4の中心部4aと、記録面4bとが外部に露呈される。シャッタ13は、内蔵するシャッタバネによって閉じ位置に付勢されている。
図3はカートリッジの構成を示す分解斜視図、図4はカートリッジの要部拡大斜視図、図5は図4におけるV−V矢視断面図、図6はカートリッジの装填方向の断面図であり、(A)は全体図、(B)は(A)の端縁部の拡大図、図7はスライド部材の要部拡大斜視図である。
図3に示すように、カートリッジ本体11は、略板状の第1シェル25と、この第1シェル25に接合される第2シェル26とから構成されている。第1シェル25と第2シェル26は、例えば、遮光性物質と滑剤とが添加された同一または類似の熱可塑性プラスチックを用いて、射出成形により形成されている。カートリッジ2の端縁部の拡大した断面図である図6(B)に示すように、第1シェル25の内面には、記録ディスク4の外径よりも大きな径で形成された突条である第1の遮光壁30と、この第1の遮光壁30の外側に設けられた第2の遮光壁31と、端縁全周に設けられた突条32とが設けられている。第1の遮光壁30の内側には、記録ディスク4の中心部4aと記録面4bとを外部に露呈させる内部開口18が設けられている。
第2シェル26の内面には、記録ディスク4の外径よりも大きな径で形成された突条であり、第1シェル25の第1の遮光壁30と第2の遮光壁31との間に挿入される第3の遮光壁35と、端縁全周に設けられた突条36とが設けられている。第3の遮光壁35の内側には、記録ディスク4の中心部4aと記録面4bとを外部に露呈させる内部開口19が設けられている。
第2シェル26の第3の遮光壁35の内側に記録ディスク4を乗せ、第1シェル25を第2シェル26の上面に重ね合わせると、第3の遮光壁35が第1の遮光壁30と第2の遮光壁31との間に挿入され、第3の遮光壁35の先端が第1シェル25の内面25eに当接する。ディスク収容部3は、これらの遮光壁30、31、35と、第1シェル25及び第2シェル26の内面とによって形成される。ディスク収容部3の側壁は、3枚の遮光壁30,31,35が入り組んで形成されたラビリンス状の遮光構造となる。そのため、第1シェル25及び第2シェル26の合せ目から光や塵芥が入り込んでも、これらがディスク収容部3内にまで進入することはない。
また、第2シェル26の第3の遮光壁35の先端は、超音波溶着によって第1シェル25の内面25eに固着される。これにより、第1シェル25と第2シェル26とが強固に接合されるため、両者の合せ目に隙間が開くようなことはない。
図3及び図6に示すように、第1シェル25及び第2シェル26の外面には、遮光板12の形状より僅かに大きく、且つ遮光板12の厚み以上の深さの段差部25d,26dを有し、内側にオフセットさせた遮光板取付面25a,26aが形成されている。
遮光板12の材質には、遮光性、耐食性、装飾性、加工性を得ることができ、かつ軽量で強度のあるものとして、例えばアルミニウム合金が用いられている。なお、遮光板12はプラスチックで形成してもよいが、遮光性と、シャッタ13の滑り性とを確保するために、遮光性物質と滑剤とが添加されたプラスチックを用いるとよい。
図3及び図4に示すように、遮光板12は、アルミニウム合金の薄板に外部開口14,15と、シャッタ13の移動範囲を得るための切欠40とを形成し、断面が略コ字形状となるように屈曲させたものである。これにより、遮光板12には、外部開口14,15をそれぞれ有する第1の板部12a及び第2の板部12bと、切欠40を有し第1の板部12aと第2の板部12bとを連設させる第3の板部12cとが設けられている。
第3の板部12cと第1の板部12a及び第2の板部12bとの稜線部、およびカートリッジ2の装填方向C両側の2辺と装填方向Cと直交する方向の1辺との各交差部には切り込みが入れられて、第1の板部12a及び第2の板部12bの外周端部が互いに接近する方向(換言すれば、カートリッジ本体11に取り付けられたときカートリッジ本体11に向かう方向)に略ヘの字形に曲げられている。これにより、第1の板部12a及び第2の板部12bの外周端部には、略ヘの字形の屈曲部12dが形成されている。この屈曲部12dは、外周端部の3辺すべてに形成するのが遮光性能上から望ましいが、これに限定されない。
遮光板12は、第1の板部12a及び第2の板部12bでカートリッジ本体11のB面2b及びA面2aを挟み込み、かつ第3の板部12cでカートリッジ本体11の装填方向Cの先端を覆うようにして、カートリッジ本体11の遮光板取付面25a,26aに取り付けられる。遮光板取付面25a,26aは、遮光板12の厚み以上の深さで内側にオフセットされているので、カートリッジ本体11に取り付けられた遮光板12の外面は、カートリッジ2の表面から突出することはない。また、図4および図6に示すように、第1の板部12a及び第2の板部12bの各屈曲部12dの先端は、それぞれ第1シェル25及び第2シェル26の段差部25d,26dに対向して位置する。
図3に示すように、遮光板12の第1の板部12a及び第2の板部12bの外周には、略等間隔で小さな穴49が形成されている。また、第1シェル25及び第2シェル26の遮光板取付面25a,26aには、遮光板12の穴49に対応する位置に、遮光板12の厚みよりも僅かに長いピン50が一体に形成されている。
遮光板12がカートリッジ本体11の外側(遮光板取付面25a,26a)に取り付けられると、第1シェル25及び第2シェル26のピン50が穴49に挿入され、遮光板12の表面から突出される。遮光板12は、その弾性力に抗して屈曲部12dの先端部が遮光板取付面25a,26aに押圧されながら、各ピン50の先端が熱で潰されることによりカートリッジ本体11に固着される。
これにより、遮光板12の各屈曲部12dの先端は、それぞれ段差部25d,26dに対向して位置すると共に、遮光板12の弾性力により遮光板取付面25a,26aに押圧されて隙間なく当接する。即ち、遮光板12の外周端部(各屈曲部12dの先端)と遮光板取付面25a,26aは隙間がない状態で密着する。更に、遮光板12の外周端部は、段差部25d,26dにより覆われるので、例え、部品精度誤差などに起因して部分的に隙間があっても確実に光の回り込みを防止して遮光する。
なお、遮光板12のカートリッジ本体11への固着方法としては、これ以外に、接着剤や両面テープ、ねじ止め等を用いることができる。また、遮光板12をプラスチックで形成した場合には、各種溶着を用いることもできる。
図3に示すように、シャッタ13は、遮光性を有する薄板を略コ字形状となるように屈曲させたシャッタ部材55と、このシャッタ部材55に取り付けられる細長い板状のスライド部材56とからなる。シャッタ部材55は、遮光板12と同様の理由により、例えば、アルミニウム合金で形成されている。なお、シャッタ部材55もプラスチックで形成してよいが、やはり、遮光性と滑り性とを確保するために、遮光性物質と滑剤とが添加されたプラスチックを用いるとよい。スライド部材56は、遮光性物質と滑剤とが添加されたプラスチックで形成されている。
シャッタ部材55は、第1シェル25の外面と遮光板12の第1の板部12aとの間に挿入される第1シャッタ55aと、第2シェル26の外面と遮光板12の第2の板部12bとの間に挿入される第2シャッタ55bと、これら第1シャッタ55aと第2シャッタ55bとを連設するとともに、スライド部材56が取り付けられる連設部55cとを備えている。
第1シェル25と第2シェル26との外面には、遮光板取付面25a,26aの内側に、シャッタ部材55の厚み以上の深さで内側にオフセットさせたシャッタ摺動面25b,26bが形成されている。これにより、シャッタ13はカートリッジ本体11と遮光板12との間をスムースに移動することができるため、移動による切屑等の発生を抑えることができる。なお、シャッタ摺動面25b,26bは、入射した光を拡散するために、粗面にしてもよい。同様に遮光板12の内面、及びシャッタ13の内面及び外面も粗面にしてもよい。
スライド部材56は、カートリッジ2の装填方向前面56gがカートリッジ本体11の装填方向先端面から露出されるように、第1シェル25と第2シェル26との間にスライド自在に組み込まれる。スライド部材56の前面56gの端部には、シャッタ部材55の連設部55cの内面に取り付けられる取付面56aが設けられている。この取付面56aには、例えば2本のピン56bが一体に形成されており、連設部55cに設けられた二つの穴55dに挿入されて熱で先端が潰されることにより、シャッタ部材55とスライド部材56とを固着する。なお、この固着にも接着剤や両面テープ等を用いてもよいし、シャッタ部材55をプラスチックで形成する場合には、各種溶着を使用してもよい。また、ねじ止めを用いてもよい。
図4、図5および図7に示すように、スライド部材56の側面には、長手方向に沿って溝56cが形成されている。この溝56cには、第1シェル25及び第2シェル26の装填方向先端側の内面に設けられた突条25c,26cが挿入される。この溝56cと突条25c,26cとにより、スライド部材56はカートリッジ本体11から外れることなく、スライド移動することができるようになる。
スライド部材56の前面56gのシャッタ閉じ位置側(閉じ方向)の端部には、端面56hから中心に向かうに従って次第に幅Wが狭まる略ハの字形に形成され、深さD1の係合溝56eが設けられている。係合溝56eの奥側には、シャッタ13を開く際に操作される係止部56dがスライド部材56の前面56gよりもカートリッジ2の挿入方向前方に高さD2だけ突出して形成されている。また、カートリッジ本体11のシャッタ閉じ側の側端壁11aの前端角部は、係合溝56eの深さD1と同じ深さD1で略コの字形に切り欠かれた凹部11bが形成されており、スライド部材56がカートリッジ本体11に組み付けられたとき、凹部11bの底面は、係合溝56eの底面56fと同一面となる。
略ハの字形に形成された係合溝56eの幅Wは、最も狭い奥側において、後述するシャッタ開放部材であるシャッタ開閉ローラ43の幅より僅かに広くなっている。また係止部56dの係合高さ(係合溝56eの底面56fから係止部56dの先端までの高さ、D1+D2)は、シャッタ開閉ローラ43の直径と略同じ高さとなっている。シャッタ開閉ローラ43の直径および幅は、例えば、それぞれΦ4mm、2mmである。
この係止部56dは、シャッタ部材55に対し、スライド部材56をシャッタの閉じ方向に伸ばすように設けたことにより、遮光板12の第3の板部12cに隠れることなく外部に露出されている。遮光板12の第3の板部12cの切欠40は、シャッタ13が開き位置に移動した際に、係止部56dとの干渉を避けるために設けられたものであり(図2参照)、シャッタ13の移動距離が不足して内部開口18,19を開放できない場合に形成することにより移動距離の拡大が図られる。
遮光性の観点からは、切欠40を設けないことが望ましい。また、切欠40を設ける場合でも、切欠40の端縁40aは、内部開口18,19の縁部18a、19aからシャッタ閉じ方向にできるだけ離間させて形成するようにして遮光性を阻害しない配慮が必要である。
シャッタ13は、シャッタバネ59により付勢されている。シャッタバネ59は、例えば、捩じりコイルバネからなり、その両端は、スライド部材56と、第1シェル25の内面とに係止されている。
次に、シャッタの開放動作につき図8に基づいて説明する。図8はカートリッジとシャッタ開放部材の関係を示す概略平面図である。図8に示すように、記録再生装置60は、装填されるカートリッジ本体11の右側端壁11aよりも右側に配置された支点ピン41を中心として回動自在に配設されたシャッタアーム42を備える。シャッタアーム42は、その先端にシャッタ開放部材であるシャッタ開閉ローラ43が回動自在に設けられると共に、支点ピン41に嵌合するねじりコイルバネ44の一端が係止されて反時計方向に付勢されて、ストッパ45に当接する待機位置にある。
シャッタ開閉ローラ43の幅は、係合溝56eの最も狭い奥側の幅Wより僅かに狭くなっている。また、待機位置におけるシャッタ開閉ローラ43は、挿入されるカートリッジ2の右側端壁11aより僅かにカートリッジ2の中心側にオフセットされ、且つ板厚方向で係合溝56e(凹部11b)に対応する位置に配置されている。
これにより、カートリッジ2が矢印C方向に挿入されると、シャッタ開閉ローラ43は凹部11bおよび係合溝56eに嵌合すると共に、凹部11bの底面と係合溝56eの底面56fとで構成される平面に当接する。更にカートリッジ2が挿入されると、シャッタアーム42はカートリッジ2に押圧され、ねじりコイルバネ44の弾性力に抗して時計方向に回動する。このときシャッタ開閉ローラ43は、嵌合する係合溝56eによって案内されて図8の紙面に直交する方向の位置が規制されて、図中左方向(カートリッジ2の中心方向)に移動して係止部56dに当接し、係止部56dを介してシャッタ13を図中左方向に押圧してシャッタ13を開く。
シャッタ開閉ローラ43と係合する係止部56dの実質高さ(係合高さ)は、係合溝56eの深さD1と、係止部56dの高さD2との合計(D1+D2)となる。従って、カートリッジ2からの突出量D2を高くすることなく、係止部56dの係合高さ(D1+D2)を高くして係合面を広くすることができ、シャッタ開閉ローラ43は確実に係合する。
シャッタ開閉ローラ43の直径が小さいほど係止部56dの係合高さ(D1+D2)も小さくすることができるが、強度や滑らかな回転を得るためにはシャッタ開閉ローラ43の実用的な最小直径は、略4mm程度が必要である。従って、係止部56dの係合高さ(D1+D2)も4mm程度が必要となる。
係合溝56eの深さD1を2mmとすれば、係止部56dの突出量D2は2mmでよい。これにより、突出量D2を小さくしてカートリッジ2の小型化を図ると共に、突出する係止部56dが不用意に他の部位と干渉してカートリッジ2に損傷を与えることが防止される。
また、係合溝56eの幅Wは、カートリッジ2の右側端壁11aでシャッタ開閉ローラ43の幅よりも広くなっており(例えば、3mm)、カートリッジ2の中心に向かうに従って次第に幅が狭くなる略ハの字形に形成されているので、シャッタ開閉ローラ43の位置が多少カートリッジ2の板厚方向にずれていても、容易に係合溝56eに嵌合する。更に、シャッタ開閉ローラ43が係止部56d方向に移動するのに伴って、略ハの字形の係合溝56eで板厚方向の位置が矯正されながら移動し、係止部56dに当接してシャッタ13を開放する。
上記説明においては、第1シェルと第2シェルとの固着に超音波溶着を用いたが、その他の溶着方法及び固着方法を用いてもよい。例えば、ネジなどで固着する場合には、ネジ穴の周囲にも遮光構造を形成するのが好ましい。また、第2シェル及び第1シェルを1部品で構成したが、複数の部品を組みあわせて形成してもよい。例えば、シャッタ収納部を境にして2部品で構成すれば、金型の簡易化を図ることができる。
更に、両面に記録が可能な記録ディスクを収容するカートリッジを例に脱明したが、一方の面に記録される記録ディスクに対応させてもよい。この場合には、開口を一方の面にのみ形成し、シャッタでこの開口を開閉する。また、ホログラム記録媒体を収容するカートリッジを例に説明したが、その他の感光性を有する記録媒体を収容するカ一トリッジにも本発明を適用することができる。また、シャッタのロック機構を持たないカートリッジを例に脱明したが、ロック機構を配備したカートリッジとすることもでき、この場合には不用意なシャッタの開放による感光性記録媒体の感光が防止できるので好ましい。
本発明を実施したカートリッジの外観形状を示す斜視図である。 カートリッジのシャッタ開放状態を示す外観斜視図である。 カートリッジの構成を示す分解斜視図である。 カートリッジの要部拡大斜視図である。 図4におけるV−V矢視断面図である。 カートリッジの装填方向の断面図であり、(A)は全体図、(B)は端縁部の拡大図である。 スライド部材の要部拡大斜視図である。 カートリッジとシャッタ開放部材の関係を示す概略平面図である。 従来のカートリッジの斜視図である。
符号の説明
2 カートリッジ(感光性記録媒体用カートリッジ)
4 記録ディスク(感光性記録媒体、ホログラム記録媒体)
4a 感光性記録媒体の中心
4b 感光性記録媒体の記録面
11 カートリッジ本体
12 遮光板
13 シャッタ
14 外部開口(第2の開口)
15 外部開口(第2の開口)
18 内部開口(第1の開口)
19 内部開口(第1の開口)
43 シャッタ開閉ローラ(シャッタ開放部材)
55 シャッタ部材
56 スライド部材
56d 係止部
60 記録再生装置

Claims (4)

  1. ディスク状の感光性記録媒体と、前記感光性記録媒体を回転自在に収容すると共に前記感光性記録媒体の中心と記録面の両面とを外部に露呈させる第1の開口を有するカートリッジ本体と、前記カートリッジ本体の外側の両面に取り付けられ前記第1の開口に対面して前記感光性記録媒体の中心と記録面とを外部に露呈させる第2の開口を有する遮光板と、前記カートリッジ本体と前記遮光板との間に組み込まれて前記第1の開口を閉じる閉じ位置と前記第1の開口を開放する開き位置との間で移動自在に配設され前記第1の開口及び前記第2の開口よりも大きな外形を有するシャッタと、を備える感光性記録媒体用カートリッジであって、
    前記遮光板が、前記カートリッジ本体の一方の面に対面する第1の板部と、前記カートリッジ本体の他方の面に対面する第2の板部と、前記第1の板部と前記第2の板部とを連設させ、前記カートリッジ本体の挿入方向を覆う第3の板部とを有し、
    前記感光性記録媒体にデータを記録し、また記録されたデータを再生する記録再生装置のシャッタ開放部材に係合して前記シャッタを開閉する係止部が、前記シャッタが前記開き位置に移動したときに前記遮光板の前記第3の板部に当接しないように、前記シャッタの閉じ位置側の端部に形成されたことを特徴とする感光性記録媒体用カートリッジ。
  2. 前記遮光板は、前記第3の板部に、前記シャッタが前記開き位置に移動したときに前記係止部の移動範囲を得るための切欠が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の感光性記録媒体用カートリッジ。
  3. 前記シャッタは、前記第1の開口を開閉するシャッタ部材と、前記シャッタ部材に固着されて前記シャッタ部材から前記シャッタを閉じる方向に延設されたスライド部材とからなり、
    前記スライド部材は、前記シャッタを閉じる方向の端部から前記感光性記録媒体用カートリッジの挿入方向前方に突出して形成された前記係止部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の感光性記録媒体用カートリッジ。
  4. 前記感光性記録媒体は、ホログラム記録媒体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の感光性記録媒体用カートリッジ。
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