JP2007200431A - 感光性記録媒体用カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】記録再生装置に設けられたシャッタ開放部材と係止部とを確実に係合させ、且つ係止部のカートリッジ外形からの突出量を少なくして、カートリッジの取扱いを容易にすると共に操作性を向上させることができる感光性記録媒体用カートリッジを提供する。
【解決手段】 シャッタ13は、内部開口18、19を開閉するシャッタ部材55と、感光性記録媒体用カートリッジ2の挿入方向C前面に形成された係合溝56mおよび該係合溝56mから突出して形成された係止部56dとを有し、シャッタ部材55に固着されたスライド部材56と、を備える。スライド部材56の前面56gおよび/または後面には、凹溝である肉抜き部56nが設けられてスライド部材56の厚さが厚く形成される。スライド部材56には、深さD1が深い係合溝56mと、係合溝56mから立設し、前面56gからの高さD2が低い係止部56dとが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、感光性記録媒体用カートリッジに関し、特に、記録再生装置のシャッタ開閉部材と係合してシャッタを開閉する係止部の突出高さが低くされて、優れた取扱い性、および操作性を有する感光性記録媒体用カートリッジに関する。
データをホログラムによって記録するホログラム記録媒体が発明されている(例えば、特許文献1参照)。このホログラム記録媒体は、円板形状の支持体上に感光性材料からなるホログラム記録層が層設された感光性記録媒体であり、データをレーザ光の干渉縞として多層記録することにより、従来普及している記録媒体であるDVDよりも大きなデータ記録容量を得ることができる。このホログラム記録媒体は、ホログラム記録層が曝光され、または塵芥が付着することによりその性能に悪影響が及ぶため、遮光機能及び防塵機能を有するDVD-RAMのカートリッジに類似したカートリッジに収容されて取り扱われている。
また、ディスク状記録媒体を収容するカートリッジとしては、ディスク状記録媒体を外部に露出させる開口が形成されたカートリッジ本体と、該開口を開閉するシャッタと、シャッタに固着されて該シャッタを移動させるスライド部材と、シャッタの外側に設けられた遮光板と、を備えるカートリッジが知られている(例えば、特許文献2参照)。カートリッジは、ホログラム記録層にデータを書き込み又はデータを読み出す記録再生装置に挿入されると、スライド部材が記録再生装置に設けられたシャッタ開放部材に係合してシャッタを開閉する。
特開2004―029476号公報 特開2001―216754号公報
ホログラム記録媒体を収容するカートリッジは、カートリッジ本体とシャッタとの間の遮光及び防塵を適切に行うためのシャッタを備え、データの書込み、読出し時にシャッタが開閉される。しかし、特許文献1には、シャッタ構造およびシャッタ開閉機構に関する記載がない。
特許文献2に記載のディスクカートリッジに詳細に記載されていないものの、スライド部材には、記録再生装置のシャッタ開放部材と係合するための係止部が設けられている必要がある。シャッタ開放部材は、揺動自在とされたアームの先端に、ローラが回動自在に配設された構造が一般的であり、該ローラがスライド部材の係止部に係合してシャッタを開閉する。ローラの直径は、ある程度大きくないとシャッタの滑らかな開閉の障害となる場合がある。また、ローラと係止部とが確実に係合するには、係止部の高さがローラの直径と同程度は必要であり、このため係止部が高くなってカートリッジの挿入方向前面から突出する傾向がある。カートリッジの前面から突出する係止部は、その取扱い時に他の部材に引っ掛かる虞があり、他の部材或いは係止部が損傷を受ける可能性があった。また、スライド部材を介してシャッタに外力が作用してシャッタが変形すると、遮光性能が劣化し、ホログラム記録媒体が感光して使用できなくなる可能性があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、記録再生装置に設けられたシャッタ開放部材と係止部とを確実に係合させ、且つ係止部のカートリッジ外形からの突出量を少なくして、カートリッジの取扱いを容易にすると共に、取扱い性、操作性を向上させることができる感光性記録媒体用カートリッジを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記感光性記録媒体用カートリッジによって達成される。
(1) 感光性記録媒体と、前記感光性記録媒体を回転自在に収容するディスク収容部と、前記感光性記録媒体の中心と記録面とを外部に露呈させる内部開口と、内側にオフセットされて外面に形成されたシャッタ摺動面と、を有するカートリッジ本体と、前記内部開口を閉じる閉じ位置と前記内部開口を開放する開放位置との間で移動自在とされて前記シャッタ摺動面に配設されたシャッタと、を備える感光性記録媒体用カートリッジであって、前記シャッタは、前記内部開口を開閉するシャッタ部材と、前記感光性記録媒体用カートリッジの挿入方向前面に形成された係合溝と、前記係合溝の底面から前記感光性記録媒体用カートリッジの挿入方向に突出して形成された係止部と、前記挿入方向の前面および/または後面に凹溝として形成された肉抜き部とを有し、前記シャッタ部材から前記シャッタの閉じ方向に延設されるように前記シャッタ部材に固着されたスライド部材と、を備えることを特徴とする感光性記録媒体用カートリッジ。
上記構成の感光性記録媒体用カートリッジによれば、シャッタは、内部開口を開閉するシャッタ部材と、感光性記録媒体用カートリッジの挿入方向前面に形成された係合溝および係合溝から突出して形成された係止部とを有し、シャッタ部材に固着されたスライド部材と、を備える。スライド部材の前面および/または後面には、凹溝である肉抜き部が形成されているので、スライド部材の厚さを厚くすることができ、これにより、係合溝を深く形成することが可能となる。従って、カートリッジ外形からの突出量を大きくすることなく、係合溝から立設する係止部の高さを高くすることができ、記録再生装置のシャッタ開放部材と確実に係合させると共に、カートリッジの取扱い性を向上させることができる。また、スライド部材を合成樹脂によって成形する場合、ヒケが防止され、且つ合成樹脂量を少なくして製作費を低減することができる。
(2) 前記感光性記録媒体は、ホログラム記録媒体であることを特徴とする上記(1)に記載の感光性記録媒体用カートリッジ。
上記構成の感光性記録媒体用カートリッジによれば、ホログラム記録媒体を収容する感光性記録媒体用カートリッジの取扱い性を向上させることができる。
本発明の感光性記録媒体用カートリッジによれば、スライド部材に肉抜き部を設けたので、スライド部材の厚さを厚くして係合溝を深く形成することができる。これにより、係止部のカートリッジ外形からの突出量を大きくすることなく、係止部の実質係合高さを高くして、記録再生装置のシャッタ開放部材と確実に係合させることができる。従って、シャッタ開放部材と係止部とを確実に係合させると共に、カートリッジの取扱い性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1は本発明の実施形態であるホログラム記録媒体用カートリッジ(以下、カートリッジと省略する)の斜視図、図2はカートリッジの反対側の面を示す斜視図、図3はカートリッジの構成を示す分解斜視図、図4は図1におけるIV−IV矢視断面図であり、(A)は全体図、(B)は前端周縁部の拡大図、(C)は後端周縁部の拡大図、図5はシャッタおよび遮光板を除いて示すカートリッジの要部拡大分解斜視図、図6は図1におけるVI−VI矢視断面図、図7は図1におけるVII−VII矢視断面図である。
図1から図3に示すように、カートリッジ2は、このカートリッジを取り扱うホログラム記録装置等に対し、矢印C方向から装填される。カートリッジ2の装填方向先端の両側面には、カートリッジ2がホログラム記録装置等の各種機器に装填された際に、各機器に設けられた位置決め部材が挿入される位置決め溝7,8が設けられている。
カートリッジ2のディスク収容部3内に回転自在に収容される感光性記録媒体(以下、記録ディスクと称する)4は、中心部に穴をあけてディスク状にしたホログラム記録ディスクであり、両面にホログラム記録層が設けられている。このホログラム記録層には、例えば、緑色532nm〜青色405nmの波長域のレーザ光により、データがレーザ光の干渉縞として多層記録される。なお、記録ディスク4の穴部に補強材を付加してもよい。カートリッジ2は、記録ディスク4の両面の記録面に記録を行なうために、A面2aまたはB面2bのいずれかを上にしてホログラム記録装置にセットされる。
カートリッジ2は、ディスク収容部3が設けられたカートリッジ本体11と、カートリッジ本体11の側面11cに形成された開口部20を塞ぐ蓋体21と、カートリッジ本体11の外側を挟み込むようにして取り付けられる遮光板12と、カートリッジ本体11と遮光板12との間に組み込まれるシャッタ13とを備えている。遮光板12の上下面には、第2の開口である略長方形の外部開口14、15が形成されている。これらの外部開口14,15は、シャッタ13が閉じ位置にあるときに、第1シャッタ55a,第2シャッタ55bによって閉じられている。
シャッタ13が矢印D方向の開き位置に向けて移動すると、外部開口14,15とともに、外部開口14,15に対面するようにカートリッジ本体11に設けられている同形状の内部開口18,19が開放される。これにより、ディスク収容部3内に収容されている記録ディスク4の中心部4aと、記録面4bとが外部に露呈される。
シャッタ13は、内蔵するシャッタバネによって閉じ位置に付勢され、かつロック機構27によって閉じ位置でロックされている。ロック機構27の解除は、位置決め溝7内に突出されている第2のロック部材64をカートリッジ2内に押し込み、その状態でカートリッジ2のA面2a及びB面2bの開口73,72から露呈されている第1のロック部材63をカートリッジ装填方向の後端側にスライドさせる。このように、シャッタ13は、2段階の操作を行なわなければ解除されないロック機構27によって閉じ位置でロックされているため、シャッタ13が不用意に開放されることはない。
図3に示すように、カートリッジ本体11は、略板状の第1シェル25と、この第1シェル25に接合される第2シェル26と、第1シェル25と第2シェル26との間に組み込まれてシャッタ13のロックを行なうロック機構27とから構成されている。
第1シェル25と第2シェル26は、例えば、遮光性物質と滑剤とが添加された同一または類似の熱可塑性プラスチックを用いて、射出成形により形成されている。カートリッジ2の後端周縁部の拡大した断面図である図4(C)に示すように、第1シェル25の内面には、記録ディスク4の外径よりも大きな径で形成された突条である第1の遮光壁30と、この第1の遮光壁30の外側に設けられた第2の遮光壁31と、側面25dを除く3辺の周縁部に形成された突条32とが設けられている。第1の遮光壁30の内側には、記録ディスク4の中心部4aと記録面4bとを外部に露呈させる内部開口18が設けられている。
第2シェル26の内面には、記録ディスク4の外径よりも大きな径で形成された突条であり、第1シェル25の第1の遮光壁30と第2の遮光壁31との間に挿入される第3の遮光壁35と、側面26dを除く3辺の周縁部に形成された突条36とが設けられている。第3の遮光壁35の内側には、記録ディスク4の中心部4aと記録面4bとを外部に露呈させる内部開口19が設けられている。
第2シェル26の第3の遮光壁35の内側に記録ディスク4を乗せ、第1シェル25を第2シェル26の上面に重ね合わせると、第3の遮光壁35が第1の遮光壁30と第2の遮光壁31との間に挿入され、第3の遮光壁35の先端が第1シェル25の内面25eに当接する。ディスク収容部3は、これらの遮光壁30、31、35と、第1シェル25及び第2シェル26の内面とによって形成される。
ディスク収容部3の側壁は、3枚の遮光壁30,31,35が入り組んで形成されたラビリンス状の遮光構造となる。そのため、第1シェル25及び第2シェル26の合せ目から光や塵芥が入り込んでも、これらがディスク収容部3内にまで進入することはない。また、第1シェル25と第2シェル26とは、ねじ止めされて強固に固定されるため、両者の合せ目に隙間が開くようなことはない。また、第3の遮光壁35の先端を超音波溶着などにより第1シェル25の内面25eに溶着させてもよく、こうすれば更に遮光性が向上する。
また、第1シェル25と第2シェル26とが重ね合わされて接合されると、突条32,36が設けられていない側面25d、26dによって形成される側面11cには、外部に開放された開口部20が形成される(図5参照)。開口部20の長さLは、開口部20側に位置する遮光板12の周縁部12dの長さL1より長く形成されている。
図3から図7に示すように、第1シェル25及び第2シェル26の外面には、遮光板12の形状より僅かに大きく、且つ遮光板12の厚み以上の深さで内側にオフセットされた遮光板取付面25a、26aが形成されている。遮光板取付面25a、26aの開口部20側は、側面25d、26dに段差なく連続して形成されている。開口部20側を除く遮光板取付面25a、26aの3辺の縁部(カートリッジ2の装填方向前端縁を含む)には、遮光板収容溝25g,26gが形成されており、遮光板12が遮光板取付面25a、26aに取り付けられたとき、遮光板12の周縁部12dと嵌合してラビリンスを構成する。
図1から図3、図5及び図6に示すように、開口部20には、蓋体21が嵌合し、3本のねじ29によりねじ止めされて開口部20が塞がれる。蓋体21は、開口部20の長さLと同じ長さを有する略直方形の有底箱体であり、矩形板状の本体部21aと、本体部21aのカートリッジ本体11の装填方向前端縁および両側面の3辺から立設された略コの字形のリブ21bとが一体に形成されている。また、リブ21bと本体部21aとの接合部内側には、蓋体溝部21cが形成されている。蓋体21の長手方向下部のリブ21bは、高さが低くされて段部21dが形成されている。蓋体21が開口部20に取り付けられるとき、遮光板12の周縁部12dは、蓋体溝部21cと嵌合してラビリンスを構成する。
遮光板12の材質には、遮光性、耐食性、装飾性、加工性を得ることができ、かつ軽量で強度のあるものとして、例えばアルミニウム合金が用いられている。なお、遮光板12はプラスチックで形成してもよいが、遮光性と、シャッタ13の滑り性とを確保するために、遮光性物質と滑剤とが添加されたプラスチックを用いるとよい。
図3に示すように、遮光板12は、アルミニウム合金の薄板に外部開口14,15と、シャッタ13の移動範囲を得るための切欠40とを形成し、断面が略コ字形状となるように屈曲させたものである。これにより、遮光板12には、外部開口14,15をそれぞれ有する第1の板部12a及び第2の板部12bと、切欠40を有し第1の板部12aと第2の板部12bとを連設させる第3の板部12cとが設けられている。
遮光板12は、第1の板部12a及び第2の板部12bでカートリッジ本体11のB面2b及びA面2aを挟み込み、かつ第3の板部12cでカートリッジ本体11の装填方向Cの先端を覆うようにして、開口部20側の側面から挿嵌されてカートリッジ本体11の遮光板取付面25a,26aに取り付けられる。そして、開口部20に蓋体21がねじ止めされて取り付けられる。蓋体21の段部21dは、遮光板収容溝25g,26gを形成するリブ25f、26fの開口部20側の端部に当接して組み付けられる。これにより、開口部20側の遮光板12の角部は、確実に覆われて側方からの光の進入が防止される。
遮光板12の周縁部12dは、遮光板収容溝25g,26gおよび蓋体溝部21cに嵌合して固定される。これにより、開口部20が蓋体21によって閉じられると共に、周縁部12dと遮光板収容溝25g,26gおよび蓋体溝部21cから構成されるラビリンスにより確実に遮光される。また、遮光板12は、遮光板12とカートリッジ本体11(第1シェル25および第2シェル26)の外面との間に、シャッタ13を摺動移動させるための隙間を確保した状態で固定される。
遮光板12は、コの字形の遮光板12を開くことなく、開口部20側の側面から挿嵌されて組み付けられるので、遮光板12の変形による遮光性の低下が防止できる。また、遮光板12は、その周縁部12dが遮光板収容溝25g,26gおよび蓋体溝部21cに嵌合して固定されるので、ねじ止めが不要であり、これにより部品点数が削減されると共に、組付け性が向上する。
更に、開口部20は蓋体21によって覆われるので、カートリッジ本体11を構成する2枚のシェル25、26の間に多少の隙間があっても、蓋体21によって閉鎖されて良好な遮光性能が確保される。また、遮光板取付面25a,26aは、遮光板12の厚み以上の深さで内側にオフセットされているので、カートリッジ本体11に取り付けられた遮光板12の外面は、カートリッジ2の表面から突出することはない。
図3に示すように、シャッタ13は、遮光性を有する薄板を略コ字形状となるように屈曲させたシャッタ部材55と、このシャッタ部材55に取り付けられる細長い板状のスライド部材56とからなり、シャッタバネ59により内部開口18,19を閉じる方向に付勢されている。シャッタバネ59は、例えば、捩じりコイルバネからなり、その両端は、スライド部材56と、第1シェル25の内面とに係止されている。
シャッタ部材55は、遮光板12と同様の理由により、例えば、アルミニウム合金で形成されている。なお、シャッタ部材55もプラスチックで形成してよいが、やはり、遮光性と滑り性とを確保するために、遮光性物質と滑剤とが添加されたプラスチックを用いるとよい。スライド部材56は、遮光性物質と滑剤とが添加されたプラスチックで形成されている。
シャッタ部材55は、第1シェル25の外面と遮光板12の第1の板部12aとの間に挿入される第1シャッタ55aと、第2シェル26の外面と遮光板12の第2の板部12bとの間に挿入される第2シャッタ55bと、これら第1シャッタ55aと第2シャッタ55bとを連設するとともに、スライド部材56が取り付けられる連設部55cとを備えている。
第1シャッタ55aおよび第2シャッタ55bの幅は、上部幅WUより下部幅WDの方が広く設定されている。これにより、第1シャッタ55aおよび第2シャッタ55bのシャッタ閉じ方向側の縁部55e、55fは、連設部55cの垂直線に対して角度θだけ傾斜している。一方、第1シェル25および第2シェル26の内部開口18,19のシャッタ閉じ方向側の周縁部18a、19aは、傾きなく形成されている。
これにより、シャッタ13が閉じ方向に移動するとき、シャッタ13のシャッタ閉じ方向側の縁部55e、55fと内部開口18,19のシャッタ閉じ方向側の周縁部18a、19aとは、常に一点で交差し、該交差点はシャッタ13の閉動作に伴って周縁部18a、19aに案内されながら縁部55e、55fの一端側から他端側に移動する。即ち、シャッタ13の縁部55e、55fと内部開口18,19の周縁部18a、19aとが平行に形成されている場合に起こり得る、シャッタ13が閉じる際に縁部55e、55fと周縁部18a、19aとが当接してシャッタ13の移動を阻害する現象が回避され、滑らかに閉じることができる。
第1シェル25と第2シェル26との外面には、遮光板取付面25a,26aの内側に、シャッタ部材55の厚み以上の深さで内側にオフセットさせたシャッタ摺動面25b,26bが形成されており、シャッタ13はシャッタ摺動面25b,26bに取り付けられる。これにより、シャッタ13はカートリッジ本体11と遮光板12との間をスムースに移動することができるため、移動による切屑等の発生を抑えることができる。なお、シャッタ摺動面25b,26bは、入射した光を拡散するために、粗面にしてもよい。同様に遮光板12の内面、及びシャッタ13の内面及び外面も粗面にしてもよい。
スライド部材56は、カートリッジ2の装填方向前面56gがカートリッジ本体11の装填方向先端面から露出されるように、第1シェル25と第2シェル26との間にスライド自在に組み込まれる。スライド部材56の前面56gの端部には、シャッタ部材55の連設部55cの内面に取り付けられる取付面56aが設けられている。この取付面56aには、例えば2本のピン56bが一体に形成されており、連設部55cに設けられた二つの穴55dに挿入されて熱で先端が潰されることにより、シャッタ部材55とスライド部材56とを固着する。なお、この固着にも接着剤や両面テープ等を用いてもよいし、シャッタ部材55をプラスチックで形成する場合には、各種溶着を使用してもよい。また、ねじ止めを用いてもよい。
図4(B)及び図10に示すように、スライド部材56の側面には、長手方向に沿って溝56cが形成されている。この溝56cには、第1シェル25及び第2シェル26の装填方向先端側の内面に設けられた突条25c,26cが挿入される。この溝56cと突条25c,26cとにより、スライド部材56はカートリッジ本体11から外れることなく、スライド移動することができるようになる。
スライド部材56の前面56gのシャッタ閉じ方向の端部には、端面から中心に向かうに従って次第に幅が狭まる略ハの字形に形成された、深さD1の係合溝56mが設けられている。係合溝56mの奥側には、シャッタ13を開く際に操作される係止部56dがスライド部材56の前面56gよりもカートリッジ2の挿入方向前方に高さD2だけ突出して形成されている。スライド部材56の上面および下面には、溝状の肉抜き部56nが設けられている。これにより、スライド部材56の厚さを肉厚に形成することができ、係止部56dの高さD2をスライド部材56の前面56gからあまり突出させることなく、後述するシャッタ開閉ローラ43と係合する係止部56dの実質高さ(D1+D2)を、確実な係合に必要な高さとして確保することができる。
この係止部56dは、シャッタ部材55に対し、スライド部材56をシャッタの閉じ方向に伸ばすように設けたことにより、遮光板12の第3の板部12cに隠れることなく外部に露出されている。遮光板12の第3の板部12cの切欠40は、シャッタ13が開き位置に移動した際に、係止部56dとの干渉を避けるために設けられたものであり、シャッタ13の移動距離が不足して内部開口18,19を開放できない場合に形成することにより移動距離の拡大が図られる。
遮光性の観点からは、切欠40を設けないことが望ましい。また、切欠40を設ける場合でも、切欠40の端縁40aは、内部開口18,19の周縁部18a、19aからシャッタ閉じ方向にできるだけ離間させて形成するようにして遮光性を阻害しない配慮が必要である。
次に、ロック機構およびシャッタ開放機構について図8から図12に基づいて説明する。図8は図1におけるVIII−VIII矢視断面図、図9は図1におけるXI矢視平面図、図10はロック機構の構成を示す分解斜視図、図11はシャッタを開放するための各種機構の一例を示す分解斜視図、図12はロック機構の動作説明図である。
図10に示すように、スライド部材56には、係止部56dに隣接して凹部56eが形成されている。凹部56eの図中右側面は、カートリッジの装填方向前方に向かうに従って次第にシャッタの閉じ方向に傾斜する係合傾斜面(係合部)56fが形成されている。また、スライド部材56の図中右端面と下面との角部は、係合傾斜面56fと略平行に面取りされた案内傾斜面56kが形成されている。
ロック機構27は、シャッタを閉じ位置でロックする第1のロック部材63と、第1のロック部材63の移動をロックする第2のロック部材64と、第1のロック部材63を図中上方に付勢すると共に第2のロック部材64を図中右方向に向けて付勢するロックバネ65とから構成されている。
第1のロック部材63は、第1シェル25内に設けられたスライド枠102内に組み込まれて、縦方向でスライド自在とされている。第1のロック部材63の先端には、スライド部材56の凹部56eに係合してシャッタ13をロックするロック片63aと、開口72から外部に露呈される矩形操作穴63bと、第1のロック部材63の側面に形成されて第2のロック部材64と係合する嵌合溝63cとを備えている。
第2のロック部材64は、第1のロック部材63の上に重ねられるようにスライド枠102内に組み込まれて横方向でスライド自在とされている。第2のロック部材64は、先端64aが略三角形状に形成されて位置決め溝7に設けられた切欠67から外部に突出される。また、第2のロック部材64には、後端に形成された規制突起64bおよび溝64cが設けられており、第1のロック部材63が溝64cに嵌合して上下方向に移動自在に配設される。
第1のロック部材63のロック片63aの上面は、シャッタが開き位置から閉じ位置に移動する際に、凹部56eとの係合を誘うための斜面63eが、スライド部材56の係合傾斜面56fと略平行に形成されている。また、ロック片63aの図中右側には、凹部56eの係合傾斜面56fと略平行な傾斜面であるフック部63fが形成されており、スライド部材56が図中左方向(シャッタが開く方向)に移動すると、係合傾斜面56fがフック部63fと係合して該移動を確実に阻止するようになっている。第1のロック部材63及び第2のロック部材64は、ピン110に挿入されたロックバネ65によってそれぞれ上方及び右方に付勢されている。
図11に示すように、カートリッジ2を装填して使用されるホログラム記録装置(駆動装置)内には、例えば、1対の位置決め部材77,77と、第1のロック部材63を操作する1対のロック解除アーム78、78と、シャッタ13を開き位置と閉じ位置との間でスライドさせる1対のシャッタ開放機構80とが組み込まれている。一対の位置決め部材77,77は、装填されたカートリッジ2の両側面の位置決め溝7,8に係合して、カートリッジ2の挿入方向、及びこの挿入方向に直交する方向でカートリッジ2を位置決めする。
ロック解除アーム78、78は、その一端に嵌合する軸81を中心として揺動自在に配設された略L字形の部材であり、先端の突起部には傾斜面78aが形成されている。ロック解除アーム78が揺動して、先端の突起部がカートリッジ2の開口72から第1のロック部材63の矩形操作穴63bに挿入されると、傾斜面78aが矩形操作穴63bのカートリッジ挿入方向後方の面を押圧して第1のロック部材63を装填方向と逆方向(図10においては下方)に移動させる。なお、記録ディスク4は両面への記録が可能であるため、カートリッジ2は、A面2aまたはB面2bのいずれもが上方に向けられて装置にセットされるが、装填面が異なると、ロック機構27の位置が左右で反転する。そのため、ロック解除アーム78は、カートリッジ2が反転して装填された場合でも矩形操作穴63bに係合できるように、反転装填時用のロック解除アーム78を備えている。
シャッタ開放機構80は、装填されるカートリッジ2の側壁よりも外側に配置された支点ピン41を中心として回動自在に配設されたシャッタアーム42を備える。シャッタアーム42は、その先端にシャッタ開放部材であるシャッタ開閉ローラ43が回動自在に設けられると共に、コイルバネ44によってシャッタ開閉ローラ43が係合溝56mに当接する方向に付勢されている。
このシャッタ開放機構80も、カートリッジ2の反転挿入に対応するために反対側の対称位置にもう一組設けられている。
図8に示すように、第1のロック部材63の矩形操作穴63bを外部に露呈させるカートリッジ本体11の開口72、73は、その外面角部に面取り、またはアール面取りが施されて面取り部25k、26kが形成されている、また、図9に示すように、矩形操作穴63bの幅W2は、開口72、73の幅W1より広く設定されている。これにより、ロック解除アーム78が開口72、73に挿入されるとき、面取り部25k、26kに案内されて滑らかに挿入され、更にロック解除アーム78の先端部(特に、両側部)が矩形操作穴63bの縁部に干渉することなく挿入されて矩形操作穴63bに嵌合する。
図12(A)に示すように、カートリッジの不使用時には、ロックバネ65の付勢により第2のロック部材64の先端64aは切欠67から位置決め溝7内に突出されている。このときに、第2のロック部材64の規制突起64bは、第1のロック部材63の嵌合溝63cに係合して、第1のロック部材63の下方へのスライドを阻止する。
同図(B)に示すように、カ一トリッジ2がホログラム記録装置等に装填されると、位置決め溝7に挿入された位置決め部材77により先端64aが押され、第2のロック部材64はカートリッジ内に押し込まれ、規制突起64bが嵌合溝63cから抜け出る。これにより、第1のロック部材63は、下方へのスライドが可能となる。同時に、シャッタ開閉ローラ43が係合溝56mに対応する位置に配置される。
ここで、同図(C)に示すように、装置内に設けられたロック解除アーム78が第1のロック部材63の矩形操作穴63bに挿入されると、第1のロック部材63は、ロック解除アーム78の傾斜面78aによって押圧されて下方にスライドして、ロック片63aがスライド部材56の凹部56eから抜け出るため、シャッタの移動が可能となる。また同時に、シャッタ開閉ローラ43が係合溝56mに嵌合する。
更に、カートリッジ2が挿入されると、シャッタアーム42はカートリッジ2に押圧され、コイルバネ44の弾性力に抗して時計方向に回動する。このとき、シャッタ開閉ローラ43は、嵌合する係合溝56mによって案内されて図12の紙面に直交する方向の位置が規制されながら、図中左方向(カートリッジ2の中心方向)に相対的に移動し、係止部56dを押圧してシャッタ13を開く。
このとき、シャッタ開閉ローラ43と係合する係止部56dの実質高さ(係合高さ)は、係合溝56mの深さD1と、スライド部材56の上面からの係止部56dの突出高さD2との合計(D1+D2)となる。従って、カートリッジ2からの突出高さD2を高くすることなく、係止部56dの係合高さ(D1+D2)を高くすることができ、係止部56dとシャッタ開閉ローラ43とが確実に係合する。
また、係合溝56mの幅は、カートリッジ2の中心に向かうに従って次第に幅が狭くなる略ハの字形に形成されているので、シャッタ開閉ローラ43の位置が多少カートリッジ2の板厚方向にずれていても、容易に係合溝56mと嵌合する。更に、シャッタ開閉ローラ43が係止部56d方向に移動するのに伴って、略ハの字形の係合溝56mにより板厚方向の位置が矯正されながら移動し、確実に係止部56dに当接してシャッタ13を開放する。
この実施形態のロック機構27では、係合傾斜面56fおよびフック部63fの形状は、シャッタ13が開く方向にスライド部材56が移動すると、互いに噛み合わされて更に係合力が強まって強固に係合する方向に傾斜しているので、シャッタ13の開放が確実に防止される。また、シャッタ13のロックを解除するために2段階の操作が必要となるため、不用意にシャッタ13が開放されるのを防止することができる。
以上説明したように、本発明の感光性記録媒体用カートリッジ2によれば、スライド部材56に肉抜き部56nを設けたので、スライド部材56の厚さを厚くして係合溝56mを深く形成することができる。これにより、係止部56dのカートリッジ外形からの突出量D2を大きくすることなく、係止部56dの実質係合高さD1+D2を高くして、記録再生装置のシャッタ開放部材80と確実に係合させることができる。従って、カートリッジ2の取扱い性が向上すると共に、シャッタ開放部材80と係止部56dとの確実な係合が可能となる。
上記説明においては、両面に記録が可能な記録ディスクを収容するカートリッジを例に説明したが、一方の面に記録される記録ディスクに対応させてもよい。この場合には、開口を一方の面にのみ形成し、シャッタでこの開口を開閉する。また、ホログラム記録媒体を収容するカートリッジを例に説明したが、その他の感光性を有する記録媒体を収容するカ一トリッジにも本発明を適用することができる。
本発明を実施したカートリッジの外観形状を示す斜視図である。 カートリッジの反対側の面を示す斜視図である。 カートリッジの構成を示す分解斜視図である。 図1におけるIV−IV矢視断面図であり、(A)は全体図、(B)は前端周縁部の拡大図、(C)は後端周縁部の拡大図である。 シャッタおよび遮光板を除いて示すカートリッジの要部拡大分解斜視図である。 図1におけるVI−VI矢視断面図である。 図1におけるVII−VII矢視断面図である。 図1におけるVIII−VIII矢視断面図である。 図1におけるXI矢視平面図である。 ロック機構の構成を示す分解斜視図である。 シャッタを開放するための各種機構の一例を示す分解斜視図である。 ロック機構の動作説明図である。
符号の説明
2 カートリッジ(感光性記録媒体用カートリッジ)
3 ディスク収容部
4 記録ディスク(感光性記録媒体、ホログラム記録媒体)
4a 感光性記録媒体の中心部
4b 感光性記録媒体の記録面
11 カートリッジ本体
13 シャッタ
18 内部開口
19 内部開口
25 第1シェル
25b シャッタ摺動面
26 第2シェル
26b シャッタ摺動面
55 シャッタ部材
56 スライド部材
56d 係止部
56m 係合溝
56n 肉抜き部

Claims (2)

  1. 感光性記録媒体と、
    前記感光性記録媒体を回転自在に収容するディスク収容部と、前記感光性記録媒体の中心と記録面とを外部に露呈させる内部開口と、内側にオフセットされて外面に形成されたシャッタ摺動面と、を有するカートリッジ本体と、
    前記内部開口を閉じる閉じ位置と前記内部開口を開放する開放位置との間で移動自在とされて前記シャッタ摺動面に配設されたシャッタと、を備える感光性記録媒体用カートリッジであって、
    前記シャッタは、前記内部開口を開閉するシャッタ部材と、
    前記感光性記録媒体用カートリッジの挿入方向前面に形成された係合溝と、前記係合溝の底面から前記感光性記録媒体用カートリッジの挿入方向に突出して形成された係止部と、前記挿入方向の前面および/または後面に凹溝として形成された肉抜き部とを有し、前記シャッタ部材から前記シャッタの閉じ方向に延設されるように前記シャッタ部材に固着されたスライド部材と、を備えることを特徴とする感光性記録媒体用カートリッジ。
  2. 前記感光性記録媒体は、ホログラム記録媒体であることを特徴とする請求項1に記載の感光性記録媒体用カートリッジ。
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