JP4632456B2 - 引き出し式食器洗い機 - Google Patents
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Description
洗浄槽12の側壁後部に傾斜カム20があり、当該傾斜カム20に対するカムローラー25が平行リンク16の中間部に設けられている。平行リンク16は下端を連結ピン16aで筐体10の側壁17に連結されており、上端を連結ピン16bで蓋体14の側端に連結されている。
傾斜カム20による蓋体14の下降ストロークは、傾斜カム20のカムストロークとカムローラー25の傾斜カム面20aに対する上下方向の位置関係等に左右され、上記パッキンに対する締め付け力は蓋体14の下降ストロークの大小に左右される。
上記従来技術においては、蓋体が平行リンクで支持され、平行リンクで昇降されるから、蓋体に対する支持が安定して昇降動作が円滑で、また、安定的であり、しかも、後方左右の2つの傾斜カムで蓋体全体が昇降駆動されるから、傾斜カムによる蓋体の昇降駆動機構が極めて簡単に構成されるという利点がある。
この発明では、蓋体がその前後左右を平行リンクで支持されており、傾斜カムでカムローラーが押さえられ、カムローラーで蓋体が引き下げられて洗浄槽が閉蓋されるようになっている引き出し式食器洗い機について、蓋体に対する締め付け力過大、又は締め付け力不足による蓋体のシール不良の問題を解消することを目的とし、そのための課題は、蓋体に対する傾斜カムによる押さえ力が過大になることが確実に防止され、また、過小であってもパッキンに対する締め付け力を確実に確保してシール不良が生じることを確実に防止できるように上記蓋体の閉蓋機構を工夫することである。
(イ)中間部に上記カムローラーが設けられている平行リンクを筐体に取付ける連結ピンに反転子が所定範囲で回転可能に枢支されており、
(ロ)上記反転子が上方に開口した切り欠きと押さえアームを有し、洗浄槽側壁に反転ピンが突設されており、
(ハ)反転用引っ張りバネと反転子と反転ピンとによってセンターオーバー機構が構成されており、
(ニ)上記傾斜カムによる上記カムローラーの下降ストロークが所要の閉蓋ストロークより小さく、
(ホ)開蓋バネによって蓋体を上方に引き戻す力よりも反転用引っ張りバネで蓋体を押し下げる力の方が大きく、
(ヘ)反転子が後方方向へ回転したとき、その押さえアームで上記カムローラーが上記開蓋バネに抗して押し下げられ、蓋体が洗浄槽に押圧されて密封する構造になっていること。
蓋体は、前後左右の平行リンクによって昇降自在に支持されており、洗浄槽が筐体に収納されたとき、その側壁後部の傾斜カムによって後方の平行リンクのカムローラーが押し下げられ、蓋体が開蓋バネに抗して引き下げられることは従来技術と違いはない。
しかし、上記傾斜カムによる上記カムローラーの下降ストロークが所要の閉蓋ストロークよりも小さいので、傾斜カムのストロークの下端位置までカムローラーが押し下げられても、蓋体の閉蓋動作は完了していない。
したがって、組み立て誤差などで傾斜カムによる押し下げストロークが大きくなっていても、そのことによって、蓋体に対する締め付け力が過大になることはない。
したがって、傾斜カムの組み付け誤差などによる押し下げストロークのばらつきがあっても、そのことによって蓋体に対する締め付け力がバラツクことはなく、必要十分な締め付け力が反転用引っ張りバネによって安定的に確保される。
また、上記反転用引っ張りバネが密着コイルバネであることで、初期張力を大きくして、反転子の回転に伴う数mmの伸張で大きなバネ荷重を反転子に与えることができ、反転子を小型にすることができる。
また、前方及び後方の平行リンクを傾斜カムでに同時に押し下げるようにすることもできる。このようにするときは、前後いずれかの平行リンクを押し下げる場合に比して、一つの傾斜カムにかかる負荷が著しく軽減されるので、閉蓋動作がスムーズである。
この実施例の基本構造は、図8、図9に示す従来例と格別の違いがない。
図1において平行リンク16が連結ピン16a,16bで筐体の側壁、蓋体14にそれぞれ連結されており、平行リンク16の中間部にカムローラー25があり、洗浄槽側壁の傾斜カム20で上記カムローラー25が押し下げられ、これで蓋体14が洗浄槽12の上部開口を閉蓋する構成になっている。そして、平行リンク16の下端を筐体側壁に連結している連結ピン16aに反転子30の中間部が枢支されている。したがって、この実施例では連結ピン16aが反転子30の枢支軸を兼ねていることになる(以下、これを一方において「連結ピン」と称し、他方において「枢支軸30s」と称する)。
洗浄槽12の側壁に反転ピン38が突設されており、洗浄槽12が押し込まれたときに反転子30の上記切り欠き32に嵌り込む機構になっている。
なお、上記Lは反転用引っ張りバネの初期伸び量であり、この初期伸び量によってその初期張力がかけられている。
12:洗浄槽
13:前蓋
14:蓋体
15,16:平行リンク
16a,16b:連結ピン
20:傾斜カム
25:カムローラー
30s:枢支軸
31:反転子の上部
31b:押さえアーム
31c:押さえ部
32:切り欠き
33:反転子の下部
35:反転用引っ張りバネ
38:反転ピン
50:ストッパー
Claims (2)
- 前後左右の4つの平行リンクで蓋体の前後左右が支持されていて、後方左右の平行リンクの中間部にカムローラーがあり、洗浄槽側壁後部に設けた傾斜カムで上記カムローラーを押さえて蓋体を引き下げて洗浄槽の上部開口を閉蓋するようになっている引き出し式食器洗い機において、
中間部に上記カムローラーが設けられている平行リンクを筐体に取付ける連結ピンに反転子が所定範囲で回転可能に枢支されており、
上記反転子が上方に開口した切り欠きと押さえアームを有し、洗浄槽側壁に反転ピンが突設されており、
反転用引っ張りバネと反転子と反転ピンとによってセンターオーバー機構が構成されており、
上記傾斜カムによる上記カムローラーの下降ストロークが所要の閉蓋ストロークより小さく、
開蓋バネによって蓋体を上方に引き戻す力よりも反転用引っ張りバネで蓋体を押し下げる力の方が大きく、
反転子が後方方向へ回転したとき、その押さえアームで上記カムローラーが上記開蓋バネに抗して押し下げられ、蓋体が洗浄槽に押圧されて密封する構造になっていることを特徴とする引き出し式食器洗い機。 - 上記反転用引っ張りバネが密着コイルバネである請求項1の引き出し式食器洗い機。
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JP2007149222A JP4632456B2 (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | 引き出し式食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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2007
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