JP2008178577A - 引き出し式食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】食器洗浄機本体11と、本体に対して前後にスライドする洗浄槽20と、下側面にパッキング35を備え洗浄槽を開閉する内蓋30と、該洗浄槽の前後へのスライド動作により内蓋を開閉する開閉機構とを備えて成り、上記開閉機構は、洗浄槽の後方へのスライド動作により内蓋に下向きの力を付与する押し下げ機構と、該内蓋の前後への移動を規制しながら、該内蓋を案内するガイド機構とから構成され、押し下げ機構はカム部材26,27と、係合部材32,33から構成され、上記ガイド機構のガイド手段6,7の少なくとも下方部分が、上記洗浄槽20のスライド方向に対して傾斜して形成され、上記内蓋30が洗浄槽を閉じるとき、該内蓋は降下しながら後方へ移動されるものである。
【選択図】図1
Description
上記洗浄槽の内蓋の開閉機構としては、例えば、特開2002−143072号公報、又は特開2003−518号公報等に記載されているように、リンク機構を利用したものが知られている。このリンク機構を利用したものは、内蓋が食器洗浄機の本体に対して前後左右に設けられた4本のリンクにより支持され、前後方向に移動しつつ上下方向にも移動するように構成されており、且つばね部材により上側前方へ付勢されている。また、内蓋は洗浄槽が後方へ押し込まれるとき、該洗浄槽と係合して一緒に後方へ移動するように成っている。
このような構成により、洗浄槽が本体から前方に引き出される場合のように、内蓋に対して外力が作用しない状態では、該内蓋はばね部材により付勢されて洗浄槽の上方開放部から離れた開位置(上昇位置)にある。一方、洗浄槽が本体の後方の収容位置へ押し込まれると、該洗浄槽と係合する内蓋も後方へ移動されて、上記4本のリンクが回動して内蓋を後方へ移動させながら降下させるので、該内蓋は洗浄槽の上方開放部に対して下側後方へ押し付けられて、該洗浄槽の上方開放部を密閉する。
また、内蓋がばね部材により常に上側前方へ付勢されているので、洗浄槽を食器洗浄機の本体へ押し込む収容動作の最終段階においては、該洗浄槽を押し込みながら、同時に洗浄槽のロック操作をしなければ、該洗浄槽を収容位置へ移動して内蓋を密閉することができないという問題があった。
そこで、このような問題が発生しないように、内蓋の開閉機構として上記リンク機構を使用しない食器洗浄機が、特許第3789775号公報(「引出し式食器洗浄機」、特許文献1)に記載されているように、既に提案されている。
〔従来の食器洗浄機の構成について〕
特許文献1に記載されている食器洗浄機10は、図5に示されているように、その本体11の前面が開放されており、この前面開放部12に洗浄槽20が引き出し又は押し込み可能に装着されている。この洗浄槽20は、上方が開放された箱状に形成されており、前面に扉22が設けられている。使用者は、この上方開放部21から洗浄槽20に食器類40を出し入れする。扉22には取っ手22aが形成されており、使用者が洗浄槽20を押込み方向又は引出し方向へ移動することができるように成っている。この洗浄槽20が収容位置に押し込まれると、本体11内の上方に設けられている内蓋(開閉蓋)30が降下して、洗浄槽20の上方開放部21を閉じる。なお、図5において左側を前方、右側を後方とする。
洗浄槽20を本体11内に押し込んで収容位置に戻した後、使用者が扉22に設けられているロックレバー24を操作して、該洗浄槽20を収容位置にロックする。この状態で、扉22の前面上部に設けられた操作パネル23の運転スイッチをオンにすると、食器洗浄機10の運転が開始され、洗浄、すすぎ、乾燥等の各行程が自動的に実行されて、洗浄槽20に収納された食器類40の洗浄及び乾燥が行われる。
このような構成によって、洗浄槽20は一対の本体側レール16,16に案内されて前後方向へスライド可能であるが、上下方向への移動は規制されている。
上記内蓋30の両側端には、一対の平板状の側端板31,31が垂直に取り付けられており、これら両側端板31,31の前端と後端にはそれぞれ一対の前部ローラ(ローラ)32と後部ローラ(ローラ)33が、また中央部には一対の中央ローラ(中ローラ)34,34がそれぞれ回転可能に装着されている。そして、棒状の弾性体である一対のスプリング13,13は、その中央部が本体11の両内側面に形成されている各支持部14に支持され、それぞれの両端は内蓋30に前後方向に長穴として形成されている各スプリング穴30a,30aに差し込まれている。
このように、内蓋30は一対のスプリング13,13によって上方に付勢された状態であり、上記一対のガイド15,15によりスライド方向(前後方向)への動きが規制されているので、該内蓋30は上下方向に案内されて昇降する。
そして、洗浄槽20の前端と後端の両外側部には、図5(b)及び図6(a)に示されているように、それぞれ一対の前部カム部材(ガイドブロック)26と後部カム部材(ガイドブロック)27が設けられている。これらの各カム部材26,27は、上記一対の前部及び後部ローラ32,33と係合するものであり、図7に示されているように、洗浄槽20のスライド方向に対して傾斜する傾斜面27aと、該スライド方向に平行な平行面27bを備えている。
なお、前部カム部材26の傾斜面と平行面については、符号を付けて説明していないが、後部カム部材27の傾斜面27aと平行面27bと同じ形状を有するものである。
洗浄槽20が食器洗浄機10の本体11から引き出されると、図5(b)に示されているように、前部及び後部カム部材26,27が前部及び後部ローラ32,33に係合していないため、内蓋30はスプリング13により上方へ付勢され、且つ、ガイド15と中央ローラ34から成るガイド機構により上下方向へ案内されるので、上方の開位置へ移動される。
一方、洗浄槽20が収容位置へ向かって押し込まれると、図7(a)に示されているように、洗浄槽20に形成されている後部カム部材27の傾斜面27aが、内蓋30の一対の側端板31,31に設けられている後部ローラ33へ近づき、さらに洗浄槽20が収容位置へ押し込まれて行くと、該傾斜面27aと後部ローラ33が係合する。
なお、ここでは、後部カム部材27と後部ローラ33の動作についてのみ説明するが、前部カム部材26と前部ローラ32についても同じ動作を行うものである。
なお、内蓋30が降下すると、一対のスプリング13,13の曲がりが大きくなるので、該スプリング13,13の前後方向の長さ(両端間の距離)は減少するが、この長さの減少はスプリング13,13の両端が差し込まれているスプリング穴30a,30aが長穴であるので吸収される。
(2) 上記後部カム部材27の傾斜面27aが後部ローラ33に接触してから、洗浄槽20がさらに後方へ移動されると、該傾斜面27aにより後部ローラ33が押圧されるので、内蓋30はガイド15に案内されて垂直に降下する。これにより、該内蓋30のパッキング35は洗浄槽20の縁部上面20aに接触する。(図7(b)、図8(b),(c))
(3) 上記(2)の状態から洗浄槽20がさらに後方へ移動されると、内蓋30は後部カム部材27と後部ローラ33の作用よってさらに垂直に降下するので、該内蓋30のパッキング35は、水平方向に後方へ移動する洗浄槽20の縁部上面20aで潰されながら引き摺られる。(図8(c),(d))
(4) 洗浄槽20が収容位置に到達すると、上記後部ローラ33は後部カム部材27の平行面27bに係合して、該パッキング35を所定の潰し代だけ圧縮して該洗浄槽20の上方開放部21を密閉する。(図7(c)、図8(d))
そして、上記内蓋30のパッキング35は、図8(e)に示されているように、洗浄槽20の縁部上面20aに沿って隅部が円弧状の長方形に形成されているので、該パッキング35の各々の箇所で引き摺られる方向がそれぞれ異なることになる。即ち、該パッキング35において、前後方向へ延びている両側部の直線部分である「イ」領域では、その長手方向へ引き摺られるが、左右方向へ延びている前後部の直線部分である「ロ」領域では、その長手方向と直交する方向へ引き摺られる。また、上記両側部と前後部の各直線部分の間を連絡する円弧部分(4箇所)である「ハ」領域では、それぞれの箇所におけるパッキング35の中心線に対して異なった方向へ引き摺られる。
また、上記内蓋30のパッキング35は、洗浄槽20の縁部上面20aで水平方向へ引き摺られ不均一な状態で潰されるので、損傷を受け易く耐久性に劣るという問題が発生する。
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するために、洗浄槽を本体内へ押し込んで該洗浄槽の上方開放部を内蓋により密閉するとき、内蓋の前後方向のズレに対しシール性が不安定とならないように、内蓋の開閉機構を工夫することである。
上記開閉機構は、上記洗浄槽の後方へのスライド動作により、上記内蓋に下向きの力を付与する押し下げ機構と、上記内蓋の前後方向への移動を規制しながら、該内蓋を開位置と閉位置との間で案内するガイド機構とから構成され、上記押し下げ機構は、上記洗浄槽又は内蓋の一方に設けられたカム部材と、他方に設けられて該カム部材に係合する係合部材から構成され、上記カム部材には、上記洗浄槽のスライド方向に対して傾斜する傾斜面と、該傾斜面に連続してスライド方向に平行な平行面とが形成されている引き出し式食器洗浄機を前提として、
上記ガイド機構のガイド手段の少なくとも下方部分が、上記洗浄槽のスライド方向に対して傾斜して形成され、上記内蓋が洗浄槽の上方開放部を閉じるとき、降下しながら後方へ移動されるものである。
このような内蓋の閉止動作により、内蓋に装着されたパッキングが洗浄槽の縁部上面で圧縮されて潰されるとき、パッキングの上下方向の潰し量(上下ストローク)と、パッキングが接触してから押し込みが完了するまでの洗浄槽の移動量(前後ストローク)とが等しくなるので、パッキングの前後方向へのズレが少なく捩れ等の不均一な変形が発生せず、パッキングの安定したシール性を確保することができる。
このような構成によれば、ガイド溝等からなるガイド手段の形状を円弧にすることにより、パッキングの圧縮量と内蓋の後方への移動量との割合を調整することができる。
このような構成によれば、内蓋が洗浄槽の上方開放部を閉じるとき、該内蓋に装着されたパッキングが洗浄槽の縁部上面に接触するまでは、該内蓋は後方へ移動されることはない。上記パッキングが洗浄槽の縁部上面に接触した後、該内蓋により圧縮されて潰されるとき、該内蓋は後方へ移動される。
また、パッキングを保護して損傷を防止することができるので、パッキングの耐久性を増大することが可能である。
洗浄槽20は、従来の食器洗浄機のものとほぼ同様であって、食器洗浄機の本体11に対して前後方向へ引き出し又は押し込み可能にレールによって支持されており、その前方側と後方側の両外側部には、内蓋30に下向きの力を付与する一対の前部カム部材26と後部カム部材27が設けられている。この一対の前部及び後部カム部材26,27には、それぞれ洗浄槽20の移動方向に対して傾斜する傾斜面26a,27aと、該傾斜面に平行な平行面26b,27bが形成されている。
上記本体11の上方両側の前方側と後方側の側壁には、上記内蓋30の前後方向への移動を規制するガイド手段である一対の前部ガイド溝6と後部ガイド溝7が設けられており、これらの各ガイド溝6,7は内蓋30が降下しながら後方へ移動されるように傾斜している。上記本体11の上方両側の中央部には、内蓋30に上方への付勢力を付与する一対のスプリング13が、それぞれの支持部14によって支持されている。
上記一対の前部及び後部カム部材26,27と上記一対の前部及び後部ローラ(係合部材)32,33は、内蓋30に下向きの力を与える「押し下げ機構」を構成している。
上記本体11に形成された一対の前部及び後部ガイド溝(ガイド手段)6,7と、この前部及び後部ガイド溝6,7にそれぞれ係合する上記側端板31に設けられた一対の前部及び後部ガイドローラ36,37は、内蓋30を開位置と閉位置との間で案内する「ガイド機構」を構成している。
なお、洗浄槽20の後方上部の凸部28と内蓋30の後方下面の凹部38は、内蓋30が洗浄槽20の上方開放部21を閉じるとき、該内蓋30を洗浄槽20に対して左右方向に位置決めするためのものである。
実施例1における内蓋の開閉機構の動作について、図1(a)〜(d)を参照しながら説明する。
洗浄槽20が食器洗浄機の本体11から前方へ引き出されていると、従来の食器洗浄機と同様に、前部及び後部カム部材26,27が前部及び後部ローラ32,33に係合しないので、内蓋30はスプリング13により上方へ付勢されていると共に、前部及び後部ガイド溝6,7と前部及び後部ガイドローラ36,37から成るガイド機構により上側前方へ案内されるので、該内蓋30は上側前方の開位置へ移動される。
次に、洗浄槽20が収容位置へ向かって押し込まれると、図1(a)に示されているように、洗浄槽20に形成されている前部及び後部カム部材26,27の各傾斜面26a,27aが、内蓋30の一対の側端板31に設けられている前部及び後部ローラ32,33へ接近し、上記各傾斜面26a,27aと前部及び後部ローラ32,33が係合する。
上記洗浄槽20がさらに押し込まれて収容完了位置に到達すると、図1(c)に示されているように、前部及び後部ローラ32,33は前部及び後部カム部材26,27のそれぞれの平行面26b,27bへ係合する。そうすると、内蓋30は洗浄槽20の縁部上面20aに均一に押し付けられ、該内蓋30に装着されたパッキング35は規定量だけ圧縮されて(潰されて)、洗浄槽20の上方開放部21を密閉する。
したがって、内蓋30に装着されたパッキング35は、洗浄槽20の縁部上面20aにおいて均一に潰されて、安定したシール性を確保することが可能となり、水漏れの発生を防止することができる。
ここで、実施例1におけるガイド機構の具体例について、図2(a)を参照しながら説明する。図2(a)はガイド溝6(7)とガイドローラ36(37)から成るガイド機構の部分拡大図である。
図2(a)において、ガイドローラ36(37)の「A」位置は、ガイド溝6(7)の上方前端位置であり、内蓋30が開位置にあってパッキング35が洗浄槽20の上方に離れている場合である。ガイドローラ36(37)の「B」位置は、ガイド溝6(7)の略中間位置であり、内蓋30が降下してパッキング35が洗浄槽の縁部上面20aに接触する場合である。また、ガイドローラ36(37)の「C」位置は、ガイド溝6(7)の下方後端位置であり、内蓋30が洗浄槽の上方開放部21を密閉してパッキング35が規定量だけ潰されている場合である。
パッキング35の規定の潰し代H2を3mmとすると、傾斜角度θが45°の場合は内蓋30の移動量L2が3mmであり、傾斜角度θが31°の場合は内蓋30の移動量L2が5mmである。
また、上記ガイド溝6(7)は、図2(a)に示されているような直線状の傾斜溝とする他に、図2(b)に示すように、「A」位置から「B」位置までの溝を傾斜しない上下方向に延びる直線溝とすることも可能である。
この実施例2による食器洗浄機は、上記実施例1の食器洗浄機において、本体11に形成されたガイド手段である一対の前部ガイド溝8と後部ガイド溝9の形状が異なるだけであって、その他の構成は上記実施例1のものと同じであるから、この実施例2については、上記一対の前部及び後部ガイド溝8,9と、内蓋30の一対の側端板31に設けられた一対の前部及び後部ガイドローラ36,37とから成る「ガイド機構」を中心に説明することとして、これ以外の上記実施例1と共通する構成については、その説明を省略する。
食器洗浄機の本体11に形成された一対の前部ガイド溝8と後部ガイド溝9は、実施例1のような直線状の傾斜溝ではなく、上下方向に延びる直線溝8a,9aと、これに連続して下側後方へ傾斜する円弧溝8b,9bから成る。この一対の前部及び後部ガイド溝8,9には、内蓋30の一対の側端板31に回転可能に設けられた一対の前部及び後部ガイドローラ36,37が、それぞれ係合されている。
洗浄槽20が食器洗浄機の本体11から前方へ引き出されていると、前部及び後部カム部材26,27が前部及び後部ローラ32,33に係合しないので、内蓋30はスプリング13の付勢力により上方へ付勢されていると共に、前部及び後部ガイド溝8,9と前部及び後部ガイドローラ36,37から成るガイド機構により上側前方へ案内されるので、該内蓋30は上側前方の開位置へ移動される。
洗浄槽20が収容位置へ向かって押し込まれると、図3(a)に示されているように、洗浄槽20に形成されている前部及び後部カム部材26,27の各傾斜面26a,27aが、内蓋30の一対の側端板31に設けられている前部及び後部ローラ32,33へ接近し、上記それぞれの傾斜面26a,27aと前部及び後部ローラ32,33が係合する。
上記洗浄槽20がさらに押し込まれて収容完了位置に到達すると、図3(c)に示されているように、前部及び後部ローラ32,33が前部及び後部カム部材26,27のそれぞれの平行面26b,27bへ係合する。そうすると、内蓋30は洗浄槽20の縁部上面20aに均一に押し付けられ、該内蓋30に装着されたパッキング35は規定量だけ潰されて、洗浄槽20の上方開放部21を密閉する。
ここで、実施例2の具体例について、図4を参照しながら説明する。図4はガイド溝8(9)とガイドローラ36(37)から成るガイド機構の拡大図である。
図4において、ガイドローラ36(37)の「A」位置は、ガイド溝8(9)の上下方向に延びる直線溝8a(9a)の上端位置であり、内蓋30が開位置にあってパッキング35が洗浄槽20から離れている場合である。ガイドローラ36(37)の「B」位置は、上記上下方向に延びる直線溝8a(9a)から傾斜して延びる円弧溝8b(9b)へ移る位置であり、内蓋30が降下してパッキング35が洗浄槽の縁部上面20aに接触する場合である。また、ガイドローラ36(37)の「C」位置は、上記円弧溝8b(9b)の下方後端位置であり、内蓋30が洗浄槽の上方開放部21を密閉してパッキング35が規定量だけ潰されている場合である。
また、上記ガイド溝8(9)は、図4に示されているような形状の他、全体を円弧形状に形成したり、複数の直線溝を連続させて形成することもできる。
10…食器洗浄機 11…(食器洗浄機)本体
12…前面開放部 13…スプリング
14…(スプリングの)支持部 16…本体側レール
17…ローラ 18…回転軸
19…サポート 20…洗浄槽
20a…(洗浄槽の)縁部上面 21…上方開放部
22…扉 25…洗浄槽側レール
26…前部カム部材 27…後部カム部材
26a,27a…傾斜面 26b,27b…平行面
30…内蓋 31…側端板
32…前部ローラ 33…後部ローラ
35…パッキング 36…前部ガイドローラ
37…後部ガイドローラ
Claims (3)
- 前面開放部を有する食器洗浄機本体と、
上記本体の前面開放部において前後方向にスライド可能であり、上方開放部を有する洗浄槽と、
上記本体の内側上方部において上方へ付勢されて取り付けられると共に、下側面にパッキングが装着されており、上記洗浄槽の上方開放部を開閉する内蓋と、
上記洗浄槽の前後方向へのスライド動作により、上記内蓋を開閉する開閉機構とを備えて成り、
上記開閉機構は、上記洗浄槽の後方へのスライド動作により、上記内蓋に下向きの力を付与する押し下げ機構と、上記内蓋の前後方向への移動を規制しながら、該内蓋を開位置と閉位置との間で案内するガイド機構とから構成され、
上記押し下げ機構は、上記洗浄槽又は内蓋の一方に設けられたカム部材と、他方に設けられて該カム部材に係合する係合部材から構成され、
上記カム部材には、上記洗浄槽のスライド方向に対して傾斜する傾斜面と、該傾斜面に連続してスライド方向に平行な平行面とが形成されている引き出し式食器洗浄機において、
上記ガイド機構のガイド手段の少なくとも下方部分が、上記洗浄槽のスライド方向に対して傾斜して形成され、上記内蓋が洗浄槽の上方開放部を閉じるとき、降下しながら後方へ移動されることを特徴とする引き出し式食器洗浄機。 - 上記ガイド機構のガイド手段の少なくとも下方部分が、円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の引き出し式食器洗浄機。
- 上記ガイド機構のガイド手段の上方部分が上下方向に形成され、上記内蓋が洗浄槽の上方開放部を閉じるとき、該内蓋に装着されたパッキングが洗浄槽に接触するまでは、該内蓋が下方向にのみ移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の引き出し式食器洗浄機。
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