JP3492303B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3492303B2
JP3492303B2 JP2000275066A JP2000275066A JP3492303B2 JP 3492303 B2 JP3492303 B2 JP 3492303B2 JP 2000275066 A JP2000275066 A JP 2000275066A JP 2000275066 A JP2000275066 A JP 2000275066A JP 3492303 B2 JP3492303 B2 JP 3492303B2
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  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた画像形成装置に関し、例えば、複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置などの画像形成装置
は、小型化、高機能化が進められてきているが、他方で
は信頼性の向上、システム展開、メンテナンスフリー、
人や環境への優しさといった要求が高まってきており、
それらの要求を満たすべくさまざまな提案がなされてい
る。
【0003】例えば特開昭53−74037号(対応特
許:米国特許第4162843号)公報には、カラー画
像出力のために像担持体である感光体(感光ドラム)を
複数個搭載して、記録材(記録媒体)をベルト状の搬送
手段で搬送しながら、順次トナー画像を多重転写する画
像形成装置が提案されている。
【0004】又、複数の感光体上に形成したトナー像
を、中間転写体に順次重ね合わせて転写を行い、さらに
中間転写体上のトナー像を記録材に一括転写する、いわ
ゆる中間転写方式の画像形成装置も数多く提案されてい
る。
【0005】一方、最近では、特に装置全体の小型化、
廃トナーレスによるエコロジー対応、感光体の長寿命
化、1ページ当りのトナー消費量の削減のため、現像手
段に、記録材に対するトナー画像転写後の感光体面に残
留しているトナーを清掃するクリーニング手段を兼用さ
せることで、専用機器としてのクリーニング手段を不要
とした「現像同時クリーニング」又は「クリーナレス」
と呼ばれる方式の画像形成装置も出現している(例え
ば、特開昭59−133573号公報、同62−203
182号公報、同63−133179号公報、同64−
20587号公報、特開平2−51168号公報、同2
−302772号公報、同5−2287号公報、同5−
2289号公報、同5−53482号公報、同5−61
383号公報など)。
【0006】現像同時クリーニングは、転写部から現像
部へ感光体上の転写残余トナーを移行させ、それを現像
手段のトナー担持体(トナー供給体、現像部材)にて次
工程以降の現像時に、トナー担持体に印加する直流電圧
と感光体表面電位間の電位差である、かぶり取り電位差
Vbackによって回収するものである。
【0007】上記の中間転写方式の画像形成装置におい
ても、装置全体の小型化、廃トナーレスによるエコロジ
ー対応、感光体の長寿命化、1ページ当りのトナー消費
量の削減を考慮して現像同時クリーニング方式を採用す
ることが待望されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録材
担持体上に搬送される記録材、又は中間転写体に画像が
形成されている途中に記録材の搬送不良などによって画
像形成動作(現像動作、転写動作など)が中断され、装
置内に滞留している記録材を装置外へ排出する動作が行
なわれる場合などでは、感光体上に既に形成され、か
つ、記録材担持体に担持搬送される記録材、又は中間転
写体に転写されずに感光体上に残留するトナー量は通常
より多くなる。
【0009】特開平5−53482号公報に示されてい
るような現像同時クリーニング方式を用いた多重転写方
式の画像形成装置、及び上記中間転写方式の画像形成装
置に現像同時クリーニング方式を適用した場合には、現
像手段が感光体上の残留トナーを回収する機構であり、
潜像形成のために感光体を帯電する帯電器下を上記多量
の残留トナーが通過するためその部分の帯電電位が低下
して、次に画像形成を行なうと、その部分に形成された
トナー像が薄くなったり濃く現れたりする現象(以下、
「ゴースト」という)が発生してしまうことがあった。
又、多量の残留トナーが帯電器に付着して帯電器による
帯電能力が低下する原因となり、このような多量の残留
トナーを適正に帯電して現像手段に全て回収するまでに
は時間がかかってしまい、結果として次の画像形成動作
に入るのに時間がかかってしまうことがあった。
【0010】又、ジャム発生時に既に記録材担持体上の
記録材又は中間転写体に転写されているトナー像がそれ
よりも下流に配置された感光体に接触して通過する際に
その感光体に逆転写され、感光体上に逆転写されたトナ
ー像の色と上記下流に配置された感光体に形成されるト
ナー像の色とが異なることから、その現像手段内に異な
る色のトナーが混入して混色を起こし、その後の画像形
成において最終画像の色が変化してしまうといったこと
があった。
【0011】この問題を解決するために、記録材担持体
上に搬送される記録材、又は中間転写体に画像が形成さ
れている途中に異常事態(記録材が搬送異常など)が発
生して画像形成動作が中断された場合、その異常事態が
解消された後の復帰シーケンスにおいて記録材担持体、
又は中間転写体と感光体とを離間するといった構成をと
ることも可能だが、装置構成が複雑になりコストが上が
る、装置自体が大きくなってしまうといった問題が生じ
てしまう。
【0012】従って、本発明の目的は、画像形成動作が
中断されることが生じても、帯電手段による像担持体の
帯電不良が発生するのを防止できる画像形成装置を提供
することである。
【0013】本発明の他の目的は、第1の転写帯電手段
による転写動作が中断されたとき、第2の現像手段によ
る現像動作が開始されていない場合であっても、第2の
現像手段内に異なる色のトナーが混入して画像不良が発
生するのを防止することができる画像形成装置を提供す
ることである。
【0014】本発明の更なる目的は、以下の詳細な説明
を読むことにより明らかになるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】 第の本発明によると、第1及び第2の
像担持体と、前記第1及び第2の像担持体に潜像を形成
するために前記第1及び第2の像担持体に接触してそれ
ぞれ帯電する第1及び第2の帯電手段と、前記第1及び
第2の像担持体上に形成された潜像を互いに異なる色の
トナーでそれぞれ現像し、かつ、前記第1及び第2の像
担持体上のトナーをそれぞれ回収する第1及び第2の現
像手段と、前記第1及び第2の像担持体と接触するよう
に設けられる中間転写体と、前記第1の像担持体上のト
ナー像を前記中間転写体に転写する第1の転写帯電手段
と、前記第1の転写帯電手段により前記第1の像担持体
から前記中間転写体にトナー像が転写された後、前記第
2の像担持体上のトナー像を前記中間転写体に転写する
第2の転写帯電手段と、を有し、前記第1及び第2の転
写帯電手段により前記中間転写体に転写されたトナー像
は記録材に転写される画像形成装置において、前記第1
の転写帯電手段による転写動作が中断されたとき、前記
第2の現像手段による現像動作が開始されていない場
合、中断後の復帰動作において、前記中間転写体に転写
されていない前記第1の像担持体上のトナー像を前記第
1の転写帯電手段により前記中間転写体に転写し、該中
間転写体に転写されたトナー像が通過する際に前記第2
の転写帯電手段に印加される電圧は、通常の転写時に印
加される電圧に対し、同極性でかつ絶対値が小さい値で
あることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0028】
【0029】 本発明の実施態様によると、前記中間
転写体をクリーニングするクリーニング手段を更に有す
る。
【0030】他の実施態様によると、記録材の搬送異常
により前記第1の転写帯電手段による転写動作が中断さ
れたとき、前記第2の現像手段による現像動作が開始さ
れていない場合、記録材の搬送異常が解消された後、前
記中間転写体に転写されていない前記第1の像担持体上
のトナー像を前記第1の転写帯電手段により前記中間転
写体に転写し、前記第2の転写帯電手段に前記電圧を印
加する。
【0031】他の実施態様によると、前記第1の転写帯
電手段による転写動作が中断されたとき、前記第2の現
像手段による現像動作が開始されていない場合、前記第
1及び第2の像担持体と前記中間転写体とを離間させる
ことなく、前記中間転写体に転写されていない前記第1
の像担持体上のトナー像を前記第1の転写帯電手段によ
り前記中間転写体に転写し、前記第2の転写帯電手段に
前記電圧を印加する。
【0032】 第の本発明によると、第1及び第2の
像担持体と、前記第1及び第2の像担持体に潜像を形成
するために前記第1及び第2の像担持体に接触してそれ
ぞれ帯電する第1及び第2の帯電手段と、前記第1及び
第2の像担持体上に形成された潜像を互いに異なる色の
トナーでそれぞれ現像し、かつ、前記第1及び第2の像
担持体上のトナーをそれぞれ回収する第1及び第2の現
像手段と、前記第1及び第2の像担持体と接触するよう
に設けられ、記録材を担持する記録材担持体と、前記第
1の像担持体上のトナー像を前記記録材担持体に担持さ
れた記録材に転写する第1の転写帯電手段と、前記第1
の転写帯電手段により前記第1の像担持体から前記記録
材担持体に担持された記録材にトナー像が転写された
後、前記第2の像担持体上のトナー像を前記記録材担持
体に担持された記録材に転写する第2の転写帯電手段
と、を有する画像形成装置において、前記第1の転写帯
電手段による転写動作が中断されたとき、前記第2の現
像手段による現像動作が開始されていない場合、中断後
の復帰動作において、記録材に転写されていない前記第
1の像担持体上のトナー像を前記第1の転写帯電手段に
より前記記録材担持体に転写し、該記録材担持体に転写
されたトナー像が通過する際に前記第2の転写帯電手段
に印加される電圧は、通常の転写時に印加される電圧に
対し、同極性でかつ絶対値が小さい値であることを特徴
とする画像形成装置が提供される。
【0033】
【0034】 本発明の実施態様によると、前記記録
材担持体をクリーニングするクリーニング手段を更に有
する。
【0035】他の実施態様によると、記録材の搬送異常
により前記第1の転写帯電手段による転写動作が中断さ
れたとき、前記第2の現像手段による現像動作が開始さ
れていない場合、記録材の搬送異常が解消された後、記
録材に転写されていない前記第1の像担持体上のトナー
像を前記第1の転写帯電手段により前記記録材担持体に
転写し、前記第2の転写帯電手段に前記電圧を印加す
る。
【0036】他の実施態様によると、前記第1の転写帯
電手段による転写動作が中断されたとき、前記第2の現
像手段による現像動作が開始されていない場合、前記第
1及び第2の像担持体と前記記録材担持体とを離間させ
ることなく、記録材に転写されていない前記第1の像担
持体上のトナー像を前記第1の転写帯電手段により前記
記録材担持体に転写し、前記第2の転写帯電手段に前記
電圧を印加する。
【0037】上記各発明における一実施態様によると前
記第1及び第2の現像手段は、前記第1及び第2の像担
持体上に形成された潜像をトナーでそれぞれ現像するの
と同時に前記第1及び第2の像担持体上のトナーをそれ
ぞれ回収可能である。
【0038】他の実施態様によると、前記第1及び第2
の帯電手段は前記第1及び第2の像担持体上のトナーを
それぞれ帯電する。
【0039】他の実施態様によると、前記第1及び第2
の帯電手段は前記第1及び第2の像担持体上のトナーを
トナーの正規の帯電極性と同極性に帯電する。
【0040】他の実施態様によると、前記第1及び第2
の帯電手段により前記第1及び第2の像担持体上のトナ
ーを帯電する前に前記第1及び第2の像担持体上のトナ
ーをトナーの正規の帯電極性とは逆極性にそれぞれ帯電
する第1及び第2の補助帯電手段を更に有する。
【0041】他の実施態様によると、前記第1及び第2
の帯電手段は前記第1及び第2の補助帯電手段により帯
電された前記第1及び第2の像担持体上のトナーをトナ
ーの正規の帯電極性とは同極性に摩擦帯電する磁性粒子
を備える。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0043】実施例1 本発明の実施例1について図1と図2を用いて説明す
る。
【0044】図1において、本実施例の画像形成装置
は、第1、第2、第3、第4の画像形成部Pa、Pb、
Pc、Pdが並置され、おのおの異なった色のトナー像
が潜像、現像、転写の各プロセスを経て形成される。
【0045】像担持体である感光ドラム1a、1b、1
c、1dの外周には、帯電手段であるドラム帯電器2
a、2b、2c、2d、現像手段である現像器3a、3
b、3c、3d、及び第1の転写手段である転写帯電器
4a、4b、4c、4dが設けられ、装置の上方にはさ
らに光源装置5a、5b、5c、5d、及び図示しない
ポリゴンミラーなどが配設されている。
【0046】 ドラム帯電器2a〜2dは、磁性キャリ
アを用いた磁気ブラシ帯電器であり、帯電用磁性キャリ
アとしては、平均粒径が10〜100μm、飽和磁化が
20〜250emu/cm3、抵抗が1×102〜1×1
10 Ω・cmのものが好ましく、感光ドラム1a〜1d
にピンホールのような絶縁の欠陥が存在することを考慮
すると、1×106Ω・cm以上のものを用いることが
好ましい。帯電性能を良くするには抵抗の小さいものを
用いる方が良いので、平均粒径25μm、飽和磁化20
0emu/cm3、抵抗が5×106Ω・cmの磁性粒子
を用いている。又、用いた帯電用磁性キャリアは、フェ
ライト表面を酸化、還元処理して抵抗調整を行ったもの
を用いている。
【0047】光源装置5a〜5dから発せられたレーザ
光を、ポリゴンミラーを回転して走査し、その走査光の
光束を反射ミラーによって変更し、fθレンズにより感
光ドラム1a〜1dの母線上に集光して露光することに
より、感光ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた潜像
が形成される。
【0048】現像器3a〜3dには、現像剤としてそれ
ぞれイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックのトナ
ーが、供給装置6a、6b、6c、6dにより所定量充
填されている。現像器3a〜3dは、それぞれ感光ドラ
ム1a〜1d上の潜像を現像して、イエロートナー像、
マゼンタトナー像、シアントナー像、及びブラックトナ
ー像として可視化する。
【0049】そして、図示しない高圧電源により、転写
帯電器4aに印加された転写電圧(トナーの正規の帯電
極性とは逆極性の電圧(本実施例では正極性の電圧)に
より、感光ドラム1a上の第1色目のイエロートナー像
が中間転写体50に転写される(1次転写)。以下、上
記と同様に、2色目、3色目、及び4色目について潜像
を形成し、それぞれの潜像を対応したマゼンタ現像器3
b、シアン現像器3c、ブラック現像器3dで現像し、
マゼンタトナー像、シアントナー像、及びブラックトナ
ー像を中間転写体50上に重ね合わせて転写して、中間
転写体50上にイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラ
ックの4色のトナー像を重畳したカラー画像が得られ
る。本実施例においては、転写帯電器4a、4b、4
c、4dに印加される1次転写バイアスは定電流制御さ
れており、転写時のバイアスは、それぞれ+10.0
[μA]が印加される。
【0050】一方、トナー像転写後の感光ドラム1a〜
1dの表面上には僅かながらではあるが転写残トナーが
残留している。このような転写残トナーは、感光ドラム
1a〜1dの回転に伴って帯電器2a〜2dの帯電領域
へと搬送され、磁気ブラシ帯電器2a〜2dに一旦取り
込まれ、磁性キャリアとの摩擦帯電によりマイナスに帯
電される。このとき、感光ドラム表面を所望のマイナス
電位に帯電するために帯電器2a〜2dにはマイナスの
直流電圧が印加されているので、摩擦帯電された転写残
トナーは感光ドラム1a〜1dに再び吐き出されること
になる。
【0051】このように、転写残トナーを一旦感光ドラ
ム1a〜1dから取り込むので、前画像の履歴を消すこ
とができ、その部分の感光ドラム表面を良好に帯電する
ことができる。従って、次工程である露光工程で良好に
静電潜像を形成することができる。
【0052】なお、帯電器2a〜2dへの転写残トナー
の取り込みを良好に行なうために、もしくは感光ドラム
表面の帯電電位の均一性を良好にするためには直流電圧
に交流電圧を重畳させた交番電圧を帯電器2a〜2dに
印加するのが好ましい。交番電圧を印加することで、感
光ドラム1a〜1dと帯電器2a〜2dとの間の交番電
界による振動効果によって、帯電器2a〜2dへのトナ
ーの取り込みが容易に行なわれる。
【0053】又、感光ドラム1a〜1d上の転写残トナ
ーは転写時の剥離放電などにより、極性が正のものと負
のものとが混在していることが多いので、磁気ブラシ帯
電器2a〜2dへの取り込み易さを考慮すると、磁気ブ
ラシ帯電器2a〜2dにより転写残トナーを摩擦帯電す
る前に、補助帯電手段20a〜20d(コロナ帯電器や
接触帯電器など)により転写残トナーを正極性(トナー
の正規の帯電極性とは逆極性)に帯電するのが好まし
い。
【0054】そして、帯電器2a〜2dにより帯電され
た転写残トナーは現像部にて形成される電界(現像スリ
ーブに負極性の電圧を印加することにより形成される)
により現像器3a〜3dに回収される。このような構成
とすることにより、各感光体周りに専用のクリーニング
装置を設けることが必要がなくなり、装置を簡略化で
き、さらに現像器に回収したトナーを再利用(現像)す
ることができるので、無駄を少なくすることができる。
又、複数の記録材に連続して画像形成する場合は、上記
回収と同時に帯電器により帯電された感光ドラムを露光
することで形成された静電潜像に対する現像動作を現像
器により行なわれる。このような構成とすることによ
り、画像形成のスループットを向上することができる。
【0055】このような潜像形成のための感光ドラム1
a〜1dに接触して帯電する帯電器2a〜2dに、ジャ
ム発生時などに多量の残トナーが付着すると、残トナー
に対する帯電能力や感光ドラム1a〜1dに対する帯電
能力が低下してしまう場合がある。
【0056】中間転写体50上に形成された4色のフル
カラートナー像は、記録材カセットCから給紙され、レ
ジストローラ13によりタイミングをとって中間転写体
50と転写ローラ61とのニップ部(2次転写部)T2
に搬送された記録材P上に一括して転写される(2次転
写)。転写ローラ61は、このニップ部T2に記録材P
が到達する直前に中間転写体50に当接される。この当
接の時点で転写ローラ61に、図示しない高圧電源によ
り転写電圧(トナーの正規の帯電極性とは逆極性の電
圧。本実施例では正極性の電圧)が印加され、これによ
り、中間転写体50から4色のトナー像の記録材Pへの
一括転写が行われる。
【0057】この2次転写によって転写されずに中間転
写体50上に残ったトナーは、回収手段としてのクリー
ニングブレード62によって中間転写体50から掻き落
とされ(クリーニング)、クリーナ容器に集められる。
又、中間転写体50に画像が形成されている途中(感光
ドラム上に形成された静電潜像を現像器によりトナーで
現像している(現像動作)途中)に、記録材の搬送異常
(例えば、記録材カセットCとレジストローラ13との
間の給紙搬送路において記録材のジャムが発生した場
合)が発生して画像形成動作(現像動作)が中断された
場合、以下で詳述するように、既に感光ドラム上に現像
されてしまったトナー像が、磁気ブラシ帯電器の帯電領
域に行かないように、転写帯電器4により中間転写体5
0に転写する構成となっており、このように転写された
中間転写体50上のトナー像もクリーニングブレード6
2によって除去される。
【0058】中間転写体50は、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)樹脂シートや、ポリフッ化ビニリデン
樹脂シート、ポリウレタン樹脂シート、あるいはポリイ
ミド樹脂シートなどの誘電体樹脂シートからなってお
り、その両端部を互いに重ね合わせて接合し、エンドレ
ス形状にしたものか、あるいは継ぎ目を有しない(シー
ムレス)ベルトが用いられている。
【0059】又、中間転写体50は、少なくとも各感光
体上のトナー像が転写される間、各感光体と接触するよ
うにされる。さらに、中間転写体50に画像が転写され
ている途中(感光ドラム上に形成された静電潜像を現像
器によりトナーで現像している(現像動作)途中)に、
記録材の搬送異常(例えば、記録材カセットCとレジス
トローラ13との間の給紙搬送路において記録材のジャ
ムが発生した場合)や、画像形成装置内部に通じるドア
などを画像形成中にユーザーが強制的に開けてしまう場
合などの異常事態が発生して画像形成動作(転写動作や
現像動作)が中断された場合においても、中間転写体5
0と各感光体との接触状態は維持される。なお、記録材
の搬送異常が発生すると直ちにユーザーにより給紙搬送
路上の記録材を取り除いてもらうように、制御手段(C
PU)により画像形成装置の表示手段(例えば、装置上
面の液晶表示部)にその旨を表示する構成となってい
る。
【0060】転写帯電器4a〜4dは、コロナ放電のよ
うな非接触帯電器、又はブレード、ローラ、ブラシのよ
うな転写帯電部材を用いた接触帯電器を用いる。
【0061】非接触帯電器では、オゾンが発生してしま
うこと、空気を介して帯電するため大気の温湿度環境変
動に弱く画像が安定的に形成されないなどの問題点があ
るのに対して、接触帯電器では、オゾンレス、温湿度環
境変動に強い、高画質などのメリットがある。
【0062】次いで、4色のトナー像を転写された記録
材Pは、定着装置32へ搬送される。4色のトナー像が
転写された記録材Pは、定着装置32によりトナー像の
溶融混色、及び記録材Pへの固定が行われ、フルカラー
のコピー画像が形成され、排紙トレイ63に排出され
る。
【0063】つぎに、感光ドラム1a〜1dの外周に位
置するドラム帯電器2a〜2dについて詳細に説明す
る。
【0064】従来、電子写真方式や静電記録方式におい
て、電子写真感光体、静電記録誘電体などの像担持体
(以下、「感光ドラム」という)を帯電処理(除電処理
も含む)する手段として、従来、コロナ帯電器が多用さ
れていた。これはコロナ帯電器を感光ドラムに非接触に
対向配置し、コロナ帯電器で発生する放電コロナに感光
ドラム面をさらすことで感光ドラム面を所定の極性、電
位に帯電させるものである。
【0065】近年は、コロナ帯電器よりも低オゾン、低
消費電力などの利点を有することから接触帯電装置(直
接帯電装置)が実用化されてきている。これは、所定の
電圧が印加された帯電部材を感光ドラムに当接させて感
光ドラム面を所定の極性、電位に帯電させるものであ
る。即ち、感光ドラム(残留トナーが存在する場合は残
留トナーも)を帯電する間、帯電部材は感光ドラム表面
に接触する構成とされる。
【0066】帯電部材として磁気ブラシを用いる接触帯
電装置は帯電、接触の安定性などの点から好ましく用い
られる。この磁気ブラシ方式の接触帯電装置では、導電
性の磁性粒子を直接マグネット、あるいはマグネットを
内包するスリーブ上に磁気ブラシとして磁気的に拘束保
持させ、その磁性粒子の磁気ブラシを感光ドラム面に停
止あるいは回転させながら接触させ、これに電圧を印加
することによって、感光ドラムの帯電が開始される。
【0067】又、帯電部材として、導電性の繊維をブラ
シ状にしたもの(ファーブラシ)、導電性ゴムをロール
状にした導電ゴムロールも好ましく用いることが可能で
ある。
【0068】つぎに、注入帯電方式について簡単に説明
する。
【0069】接触帯電において、感光ドラム面に電荷注
入層を具備させ、この感光ドラムに電圧を印加した帯電
部材を当接させることで電荷注入層に電荷を注入して感
光ドラム面を所定の極性・電位に帯電させる方式を注入
帯電方式という。
【0070】注入帯電方式は、帯電部材に対するAC電
圧(交流バイアス)重畳の有無にかかわらず、印加した
DC電圧(直流バイアス)と略同等の表面電位を得るこ
とができ、感光ドラムへの帯電がコロナ帯電器を用いて
行われるような放電現象を利用しないので完全なオゾン
レスかつ低電力消費型帯電が可能となる。
【0071】つぎに、1次転写部(各転写帯電器4a〜
4dの配設位置)、即ち感光ドラム1a〜1dと中間転
写体50とが当接する当接部T1における再転写現象に
ついて説明する。
【0072】図2は、本実施例における1次転写電流と
再転写されるトナー量の相関を示すグラフであり、横軸
に1次転写電流(μA)、縦軸に中間転写体に転写され
たトナー像(0.6mg/cm2)に対する、感光ドラ
ムに再転写されたトナーの重量比である再転写率(%)
をプロットしたものである。
【0073】1次転写部における再転写とは、感光ドラ
ムから中間転写体に1度転写されたトナー像が、再び感
光ドラムと接触した際に、感光ドラムに逆に転写されて
しまう現象である。又、再転写は、放電などによって通
常とは逆極性に帯電したトナー(反転トナー)が感光ド
ラムに逆転写される現象であり、図2のグラフに示すよ
うに、1次転写部において印加されるバイアス(トナー
と逆極性)が大きくなるにつれて再転写されるトナー量
も増加していくのが判明している。
【0074】つぎに、本発明の特徴部分である、中間転
写体に画像が形成されている途中(感光ドラム上に形成
された静電潜像を現像器によりトナーで現像している
(現像動作)途中)に、記録材の搬送異常(例えば、記
録材カセットCとレジストローラ13との間の給紙搬送
路において記録材のジャムが発生した場合)や、画像形
成装置内部に通じるドアなどを画像形成中にユーザーが
強制的に開けてしまうなどの異常事態が発生して転写動
作、現像動作を含む画像形成動作のほとんどが中断され
た場合の復帰動作について説明する。
【0075】本実施例においては、画像が形成されてい
る途中に、上記異常事態が発生した場合、制御手段(C
PU)により中間転写体50の回転や、帯電器2に印加
する高圧出力や、光源装置5による露光動作や、転写帯
電器4に印加する高圧出力(1次転写高圧出力)や、現
像動作(現像器に印加する高圧出力や現像スリーブの回
転が停止される)などの画像形成動作が緊急停止され
る。画像形成動作停止の原因となった、紙詰まり(ジャ
ム)などの障害処理が終了される(記録材の搬送異常が
解消される)と、次回の画像形成に備え、中間転写体5
0を回転させ、クリーニングブレード62によって中間
転写体50表面のクリーニング動作(後述するような、
感光ドラムから中間転写体に転写されたトナー像のクリ
ーニング)を行なう。
【0076】ここで、ジャムが発生した時点で既に感光
ドラム上にトナー像が形成されており、このトナー像の
中間転写体への転写が完了していない場合、上記障害処
理が解消された後、制御装置(CPU)により感光ドラ
ム、中間転写体の回転を開始させて、該当する画像形成
部Pの転写帯電器4に転写バイアス(通常の画像形成時
と同等のバイアス)を印加して、該当する感光ドラム上
のトナー像が磁気ブラシ帯電器に到達しないように、感
光ドラム上の全てのトナー像を中間転写体に転写する。
このとき、該当する感光ドラムが少なくとも1回転する
間、転写帯電器に転写バイアスを印加するのが好まし
い。このような構成にすることによって、該当する感光
ドラム上に残留するトナーを可及的に少なくすることが
でき、磁気ブラシ帯電器に多量のトナーが到達して帯電
器による帯電不良により画像不良が発生するのを防止で
き、さらには帯電器による帯電能力の低下により次画像
形成までの時間を従来に比して可及的に短くすることが
できる。
【0077】そして、より好ましくは、異常事態が発生
した時点で、現像器3による現像動作がまだ開始されて
いなかった画像形成部Pでは、異常事態が解消された
後、画像形成動作(潜像形成動作や現像動作)を再開さ
せずに、該当する転写帯電器4に、上記にて説明した再
転写防止のために+1.0[μA]のバイアス(トナー
の正規の帯電極性とは逆極性の電圧)を印加する。
【0078】これは、例えば、異常事態(ジャムなど)
が発生した時に既に現像動作が行なわれてしまっていた
ためにジャム解消後に画像形成部Paの1次転写部で感
光ドラム1aから中間転写体50に転写されたトナー像
がこれよりも下流に配置された画像形成部Pb〜Pdの
1次転写部で感光ドラム1b〜1dに再転写(逆転写)
してしまい、異なる色のトナーが現像器3b〜3dに混
入してしまうのを防止するためである。
【0079】このとき、再転写を防止するために転写帯
電器4b〜4dに印加するバイアスは、通常の記録材へ
の転写動作の際に転写帯電器4b〜4dに印加する電流
値(例えば、+10.0[μA])と同方向の電流値
で、かつ絶対値が小さい電流値(装置内の温湿度条件が
ほぼ同じである場合の通常の転写時の電流値よりも絶対
値が小さい電流値)にするのが好ましい。なお、少なく
とも0μAよりも大きい電流値とするのが好ましい。
【0080】又、転写高圧電源として定電圧電源(定電
圧制御)を用いる場合は、再転写防止バイアスとして、
通常の転写時に印加する電圧と同極性で、かつ絶対値が
小さい電圧(装置内の温湿度条件がほぼ同じである場合
の通常の転写時の電圧よりも絶対値が小さい電圧)とす
るのが好ましい。なお、再転写防止電圧は少なくとも0
ボルトよりも大きくするのが好ましい。
【0081】本実施例の場合、転写高圧電源の高圧出力
の誤差が±1.0[μA]であることを考慮し、+1.
0[μA]とした。
【0082】本実施例においては、上記の構成により、
中間転写体に画像が形成されている時に画像形成が中断
された場合においても、簡単な構成で感光ドラムの残画
像部分のみ帯電電位が低下したり、つぎの画像上で前画
像部分が薄くなったり濃く現れたり現象(以下、「ゴー
スト」という)を防止し、さらに好ましい態様において
は、中間転写体に画像が形成されている時に画像形成が
中断された場合においても、簡単な構成で混色の発生を
防止できた。
【0083】実施例2 つぎに、本発明の実施例2について図3により説明す
る。本実施例は、本発明を記録材への多重転写方式の画
像形成装置に実施例1と同様に適用したものであり、以
下にその詳細を説明する。なお、実施例1で説明したも
のと同様の機能を有する部材には同符号を付し、詳しい
説明を省略する。
【0084】まず、画像形成プロセスを簡単に説明す
る。画像形成部Paにて感光ドラム1a上に形成された
イエロートナー像は、記録材カセットCから給紙され、
レジストローラ13により所定のタイミングにて記録材
担持体としての転写ベルト(転写回転体)80に給送さ
れ、転写ベルト80に吸着担持された記録材Pに転写帯
電器4aにより順次重ねて転写される。
【0085】以降、Pb〜Pdの画像形成部についても
転写帯電器4b〜4dにより上記転写工程が順次行なわ
れ、記録材P上に各色の重ね合わせ画像が形成される。
【0086】転写ベルト80は、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)樹脂シートや、ポリフッ化ビニリデン
樹脂シート、ポリウレタン樹脂シート、あるいはポリイ
ミド樹脂シートなどの誘電体樹脂シートからなってお
り、その両端部を互いに重ね合わせて接合し、エンドレ
ス形状にしたものか、あるいは継目を有しない(シーム
レス)ベルトが用いられている。
【0087】次いで、4色のトナー像を転写された記録
材Pは、定着装置32へ搬送される。4色のトナー像が
転写された記録材Pは、定着装置32によりトナー像の
溶融混色、及び記録材Pへの固定が行なわれ、フルカラ
ーのコピー画像が形成され、排紙トレイ63に排出され
る。
【0088】つぎに、本発明の特徴部分である、画像形
成動作が行なわれている途中に、異常事態(記録材の搬
送異常など)が発生して画像形成動作が中断された場合
の復帰動作について説明する。
【0089】本実施例においては、画像形成動作が行な
われている途中に、異常事態(記録材の搬送異常など)
が発生した場合、制御手段(CPU)により転写ベルト
80の回転や、帯電器2に印加する高圧出力や、光源装
置5による露光動作や、転写帯電器4に印加する高圧出
力(転写高圧出力)や、現像動作(現像器に印加する高
圧出力や現像スリーブの回転が停止される)などの画像
形成動作が緊急停止される画像形成動作停止の原因とな
った、紙詰まり(ジャム)などの障害処理が終了される
(記録材の搬送異常が解消される)と、次回の画像形成
に備え、転写ベルト80を回転させ、クリーニングブレ
ード62によって転写ベルト80表面のクリーニング動
作(後述するような、感光ドラムから転写ベルト80に
転写されたトナー像のクリーニング)を行なう。
【0090】なお、実施例1と同様に、転写ベルト80
は、少なくとも各感光体上のトナー像を自ら担持してい
る記録材に転写している時、各感光体と接触するように
構成される。さらに、転写ベルト80上の記録材に画像
が転写されている途中(感光ドラム上に形成された静電
潜像を現像器によりトナーで現像している途中)に、記
録材の搬送方向において転写ベルト80よりも上流側の
給紙搬送路にて記録材の搬送異常(ジャム)が発生して
(例えば、記録材カセットCとレジストローラ13との
間の給紙搬送路において記録材のジャムが発生した場
合)画像形成動作(現像動作)が中断された場合におい
ても、転写ベルト80と各感光体との接触状態は維持さ
れる。
【0091】又、転写ベルト80に搬送されている記録
材の搬送異常が発生した場合は、ユーザーにより転写ベ
ルト80上の記録材を取り除いてもらうように、制御装
置(CPU)により画像形成装置の表示手段(例えば、
装置上面の液晶表示部)にその旨を表示する。そして、
ユーザーにより記録材を取り除いてもらった後、以下で
詳細に説明するジャム復帰シーケンスでは転写ベルトと
各感光体との接触状態は維持されるように構成される。
【0092】ここで、異常事態(ジャムなどが発生し
た)が発生した時点で既に感光ドラム上にトナー像が形
成されており、このトナー像の転写ベルト80上の記録
材Pへの転写が完了していない場合、異常事態(記録材
の搬送異常など)が解消された後、CPUにより感光ド
ラム、転写ベルトの回転を開始させて、該当する画像形
成部Pの転写帯電器4に転写バイアス(通常の画像形成
時と同等のバイアス)を印加して、感光ドラム上のトナ
ー像が磁気ブラシ帯電器に到達しないように、該当する
感光ドラムが少なくとも1回転する間、転写帯電器に転
写バイアスを印加するのが好ましい。このような構成に
することによって、該当する感光ドラム上に残留するト
ナーを可及的に少なくすることができ、磁気ブラシ帯電
器に多量のトナーが到達して帯電器による帯電不良によ
り画像不良が発生するのを防止でき、さらには帯電器に
よる帯電能力の低下により次画像形成までの時間を従来
に比して可及的に短くすることができる。
【0093】そして、より好ましくは、異常事態(ジャ
ムなど)が発生した時点で、現像器3による現像動作が
まだ開始されていなかった画像形成部Pでは、画像形成
動作を再開させずに、該当する転写帯電器4上に、上記
にて説明した再転写防止のために+1.0[μA]のバ
イアス(トナーの正規の帯電極性とは逆極性の電圧)を
印加する。
【0094】これは、例えば、異常事態(ジャムなど)
発生時に既に現像動作が行なわれてしまっていたために
ジャム解消後に画像形成部Paの転写部で感光ドラム1
aから転写ベルト80に転写されたトナー像がこれより
も下流に配置された画像形成部Pb〜Pdの転写部で感
光ドラム1b〜1dに再転写(逆転写)してしまい、異
なる色のトナーが現像器3b〜3dに混入してしまうの
を防止するためである。
【0095】このとき、再転写を防止するために転写帯
電器4b〜4dに印加するバイアスは、通常の記録材へ
の転写動作の際に転写帯電器4b〜4dに印加する電流
値(例えば、+10.0[μA])と同方向の電流値
で、かつ絶対値が小さい電流値(装置内の温湿度条件が
ほぼ同じである場合の通常の転写時の電流値よりも絶対
値が小さい電流値)にするのが好ましい。なお、少なく
とも0μAよりも大きい電流値とするのが好ましい。
【0096】又、転写高圧電源として定電圧電源(定電
圧制御)を用いる場合は、再転写防止バイアスとして、
通常の転写時に印加する電圧と同極性で、かつ絶対値が
小さい電圧(装置内の温湿度条件がほぼ同じである場合
の通常の転写時の電圧よりも絶対値が小さい電圧とする
のが好ましい。なお、再転写防止電圧は少なくとも0ボ
ルトよりも大きくするのが好ましい。
【0097】本実施例においては、実施例1と同様に、
異常事態(記録材の搬送異常など)の発生により画像形
成動作が途中で中断された場合においても、簡単な構成
で、残画像部分のみ帯電電位が低下したり、ゴーストの
発生を防止し、さらに混色の発生を防止できた。
【0098】なお、本実施例では転写回転体として転写
ベルトの例を説明したがこれに限らず、次に説明するよ
うな転写ローラが転写回転体である場合においても本発
明は同様に適用することができる。即ち、1つの感光ド
ラムを用いて上記「クリーナレス」、「現像同時クリー
ニング」システムを採用する画像形成装置、詳細には、
感光ドラムとの間で記録材を挟持して搬送する転写ロー
ラに転写バイアスを印加して、記録材に白黒画像を形成
する白黒画像形成装置にも同様に本発明を適用すること
ができる。このような画像形成装置においても、ジャム
などの異常事態が発生した場合、画像形成動作(感光ド
ラムや転写ローラの回転動作、現像動作、転写動作な
ど)は緊急停止され、異常事態が解消された後、復帰シ
ーケンスが行われる。即ち、感光ドラムと転写ローラの
回転を開始させ(互いに接触する状態は維持される)、
既に感光ドラム上に形成されてしまっているトナー像が
感光ドラムを帯電する帯電器に到達しないように、転写
ローラに上記トナー像を転写する構成とされる。この転
写ローラ表面に転写されたトナー像はクリーニング装置
(例えば、クリーニングブレード)によりクリーニング
される。
【0099】実施例3 図4を用いて実施例3を説明する。本実施例の画像形成
装置における構成、及び動作は実施例1又は実施例2と
ほぼ同様なのでその説明は省略する。
【0100】本実施例は、記録材の搬送異常の発生によ
り画像形成動作が途中で中断された場合、上記搬送異常
が解消された後に、中間転写体50又は転写ベルト80
上のトナーを清掃し、通常の画像形成を行える状態に復
帰させる復帰動作が実施例1,2と異なっており、この
動作について以下に説明する。
【0101】図4に示すように、本実施例では、転写帯
電器4a、4b、4c、4dが切替え手段としてのスイ
ッチ64により転写高圧電源65か、あるいは、接地さ
れている抵抗(電流電圧特性が線形である線形抵抗素
子)66のいずれかに選択的に接続可能な機構を備えて
いる。
【0102】通常の画像形成を行なう際には、転写帯電
器4a〜4dは、Aの位置にあるスイッチ64を介して
高圧電源65と接続されている。
【0103】前述の中間転写体50、又は転写ベルト8
0上のトナーを清掃し、通常の画像形成が行える状態に
復帰させる復帰動作においては、ジャムが発生した時点
で既に現像動作が行われ、感光ドラム上にトナー像が形
成されており、このトナー像の中間転写体50、又は転
写ベルト80上の記録材への転写が完了していない画像
形成部Pについては、制御手段(CPU)によりスイッ
チ64をAの位置に設定し、通常の転写バイアスが転写
帯電器4に印加される。
【0104】又、ジャムが発生した時点でまだ感光ドラ
ム上にトナー像が形成されていなかった(現像動作がま
だ開始されていなかった)画像形成部については、制御
手段(CPU)によりスイッチ64を通常のAの位置か
らBの位置に切替え、転写帯電器4を接地されている抵
抗66に接続する。なお、使用される抵抗66は、感光
ドラム1から中間転写体50、又は転写ベルト80上の
記録材にトナー像を転写する場合(通常時)に印加する
電流と同方向に流れる誘起電流で、かつ、通常時の電流
よりも絶対値が小さい誘起電流が発生するものである。
従って、ジャム発生時に現像動作がまだ開始されていな
かった画像形成部Pの転写帯電器4には、実施例1、2
と同様に再転写防止のためのバイアスが印加されたこと
になる。
【0105】又、抵抗66の代わりに電流電圧特性が非
線形の非線形抵抗素子(インピーダンス素子)であるバ
リスタやダイオードを用いても同様の効果を得られる。
【0106】本実施例においては、誘起電流を用いるこ
とにより転写帯電器に電力(電圧)を印加しなくても再
転写現象を防止することができるので、より省電力で実
施例1、2と同様の効果を得ることができる。
【0107】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置は、第1の転写帯電手段による転写動作
が中断されたとき、第2の現像手段による現像動作が開
始されていない場合、中断後の復帰動作において、中間
転写体に転写されていない第1の像担持体上のトナー像
を前記第1の転写帯電手段により前記中間転写体に転写
し、該中間転写体に転写されたトナー像が通過する際に
前記第2の転写帯電手段に印加される電圧は、通常の転
写時に印加される電圧に対し、同極性でかつ絶対値が小
さい値であるか、あるいは、第1の転写帯電手段による
転写動作が中断されたとき、第2の現像手段による現像
動作が開始されていない場合、中断後の復帰動作におい
て、記録材に転写されていない第1の像担持体上のトナ
ー像を前記第1の転写帯電手段により記録材担持体に転
写し、該記録材担持体に転写されたトナー像が通過する
際に前記第2の転写帯電手段に印加される電圧は、通常
の転写時に印加される電圧に対し、同極性でかつ絶対値
が小さい値である構成とすることにより、第1の転写帯
電手段による転写動作が中断されたとき、第2の現像手
段による現像動作が開始されていない場合であっても、
第2の現像手段内に異なる色のトナーが混入して画像不
良が発生するのを防止することができ、高品質画像を得
ることができる。
【0108】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る画像形成装置を示す概略構成図
である。
【図2】転写電流と再転写率の関係を示すグラフであ
る。
【図3】実施例2に係る画像形成装置を示す概略構成図
である。
【図4】実施例3における転写帯電器の動作を示す説明
図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d 感光ドラム(像担持体) 2a、2b、2c、2d 帯電器(帯電手段) 3a、3b、3c、3d 現像器(現像手段) 4a、4b、4c、4d 転写帯電器(転写帯電手
段) 20a、20b、20c、20d 補助帯電手段 50 中間転写体 62 クリーニングブレード(ク
リーニング手段) 80 転写ベルト(記録材担持体
・転写回転体)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/08 507 G03G 21/00 500 21/00 500 15/08 507B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/01

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の像担持体と、前記第1及
    び第2の像担持体に潜像を形成するために前記第1及び
    第2の像担持体に接触してそれぞれ帯電する第1及び第
    2の帯電手段と、前記第1及び第2の像担持体上に形成
    された潜像を互いに異なる色のトナーでそれぞれ現像
    し、かつ、前記第1及び第2の像担持体上のトナーをそ
    れぞれ回収する第1及び第2の現像手段と、前記第1及
    び第2の像担持体と接触するように設けられる中間転写
    体と、前記第1の像担持体上のトナー像を前記中間転写
    体に転写する第1の転写帯電手段と、前記第1の転写帯
    電手段により前記第1の像担持体から前記中間転写体に
    トナー像が転写された後、前記第2の像担持体上のトナ
    ー像を前記中間転写体に転写する第2の転写帯電手段
    と、を有し、前記第1及び第2の転写帯電手段により前
    記中間転写体に転写されたトナー像は記録材に転写され
    る画像形成装置において、 前記第1の転写帯電手段による転写動作が中断されたと
    き、前記第2の現像手段による現像動作が開始されてい
    ない場合、中断後の復帰動作において、前記中間転写体
    に転写されていない前記第1の像担持体上のトナー像を
    前記第1の転写帯電手段により前記中間転写体に転写
    し、該中間転写体に転写されたトナー像が通過する際に
    前記第2の転写帯電手段に印加される電圧は、通常の転
    写時に印加される電圧に対し、同極性でかつ絶対値が小
    さい値であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体をクリーニングするクリ
    ーニング手段を更に有することを特徴とする請求項
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の現像手段は、前記第
    1及び第2の像担持体上に形成された潜像をトナーでそ
    れぞれ現像するのと同時に前記第1及び第2の像担持体
    上のトナーをそれぞれ回収可能であることを特徴とする
    請求項の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の帯電手段は前記第1
    及び第2の像担持体上のトナーをそれぞれ帯電すること
    を特徴とする請求項の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の帯電手段は前記第1
    及び第2の像担持体上のトナーをトナーの正規の帯電極
    性と同極性に帯電することを特徴とする請求項の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の帯電手段により前記
    第1及び第2の像担持体上のトナーを帯電する前に前記
    第1及び第2の像担持体上のトナーをトナーの正規の帯
    電極性とは逆極性にそれぞれ帯電する第1及び第2の補
    助帯電手段を更に有することを特徴とする請求項の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の帯電手段は前記第1
    及び第2の補助帯電手段により帯電された前記第1及び
    第2の像担持体上のトナーをトナーの正規の帯電極性と
    は同極性に摩擦帯電する磁性粒子を備えることを特徴と
    する請求項の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 記録材の搬送異常により前記第1の転写
    帯電手段による転写動作が中断されたとき、前記第2の
    現像手段による現像動作が開始されていない場合、記録
    材の搬送異常が解消された後、前記中間転写体に転写さ
    れていない前記第1の像担持体上のトナー像を前記第1
    の転写帯電手段により前記中間転写体に転写し、前記第
    2の転写帯電手段に前記電圧を印加することを特徴とす
    る請求項の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の転写帯電手段による転写動作
    が中断されたとき、前記第2の現像手段による現像動作
    が開始されていない場合、前記第1及び第2の像担持体
    と前記中間転写体とを離間させることなく、前記中間転
    写体に転写されていない前記第1の像担持体上のトナー
    像を前記第1の転写帯電手段により前記中間転写体に転
    写し、前記第2の転写帯電手段に前記電圧を印加するこ
    とを特徴とする請求項の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 第1及び第2の像担持体と、前記第1
    及び第2の像担持体に潜像を形成するために前記第1及
    び第2の像担持体に接触してそれぞれ帯電する第1及び
    第2の帯電手段と、前記第1及び第2の像担持体上に形
    成された潜像を互いに異なる色のトナーでそれぞれ現像
    し、かつ、前記第1及び第2の像担持体上のトナーをそ
    れぞれ回収する第1及び第2の現像手段と、前記第1及
    び第2の像担持体と接触するように設けられ、記録材を
    担持する記録材担持体と、前記第1の像担持体上のトナ
    ー像を前記記録材担持体に担持された記録材に転写する
    第1の転写帯電手段と、前記第1の転写帯電手段により
    前記第1の像担持体から前記記録材担持体に担持された
    記録材にトナー像が転写された後、前記第2の像担持体
    上のトナー像を前記記録材担持体に担持された記録材に
    転写する第2の転写帯電手段と、を有する画像形成装置
    において、 前記第1の転写帯電手段による転写動作が中断されたと
    き、前記第2の現像手段による現像動作が開始されてい
    ない場合、中断後の復帰動作において、記録材に転写さ
    れていない前記第1の像担持体上のトナー像を前記第1
    の転写帯電手段により前記記録材担持体に転写し、該記
    録材担持体に転写されたトナー像が通過する際に前記第
    2の転写帯電手段に印加される電圧は、通常の転写時に
    印加される電圧に対し、同極性でかつ絶対値が小さい値
    であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記録材担持体をクリーニングする
    クリーニング手段を更に有することを特徴とする請求項
    10の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2の現像手段は、前記
    第1及び第2の像担持体上に形成された潜像をトナーで
    それぞれ現像するのと同時に前記第1及び第2の像担持
    体上のトナーをそれぞれ回収可能であることを特徴とす
    る請求項10の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2の帯電手段は前記第
    1及び第2の像担持体上のトナーをそれぞれ帯電するこ
    とを特徴とする請求項12の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2の帯電手段は前記第
    1及び第2の像担持体上のトナーをトナーの正規の帯電
    極性と同極性に帯電することを特徴とする請求項13
    画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2の帯電手段により前
    記第1及び第2の像担持体上のトナーを帯電する前に前
    記第1及び第2の像担持体上のトナーをトナーの正規の
    帯電極性とは逆極性にそれぞれ帯電する第1及び第2の
    補助帯電手段を更に有することを特徴とする請求項14
    の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の帯電手段は前記第
    1及び第2の補助帯電手段により帯電された前記第1及
    び第2の像担持体上のトナーをトナーの正規の帯電極性
    とは同極性に摩擦帯電する磁性粒子を備える請求項15
    の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 記録材の搬送異常により前記第1の転
    写帯電手段による転写動作が中断されたとき、前記第2
    の現像手段による現像動作が開始されていない場合、記
    録材の搬送異常が解消された後、記録材に転写されてい
    ない前記第1の像担持体上のトナー像を前記第1の転写
    帯電手段により前記記録材担持体に転写し、前記第2の
    転写帯電手段に前記電圧を印加することを特徴とする請
    求項10の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記第1の転写帯電手段による転写動
    作が中断されたとき、前記第2の現像手段による現像動
    作が開始されていない場合、前記第1及び第2の像担持
    体と前記記録材担持体とを離間させることなく、記録材
    に転写されていない前記第1の像担持体上のトナー像を
    前記第1の転写帯電手段により前記記録材担持体に転写
    し、前記第2の転写帯電手段に前記電圧を印加すること
    を特徴とする請求項10の画像形成装置。
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