JP2003177610A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003177610A
JP2003177610A JP2001375377A JP2001375377A JP2003177610A JP 2003177610 A JP2003177610 A JP 2003177610A JP 2001375377 A JP2001375377 A JP 2001375377A JP 2001375377 A JP2001375377 A JP 2001375377A JP 2003177610 A JP2003177610 A JP 2003177610A
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JP2001375377A
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Naoki Enomoto
直樹 榎本
Masashi Tanaka
正志 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、2次転写残留トナーを2次転写残
留トナー帯電手段により帯電し、該2次転写残留トナー
を像担持体へ転写することにより中間転写体に残留した
2次転写残留トナーの除去を行う画像形成装置におい
て、1色目画像飛翔に起因する画像不良を防ぐことが出
来る画像形成装置を提供することを可能にすることを目
的としている。 【解決手段】 2次転写残留トナーを2次転写残留トナ
ー帯電部材13により帯電し、該2次転写残留トナーを感
光体ドラム1へ転写することにより中間転写ベルト10に
残留した2次転写残留トナーの除去を行う画像形成装置
であって、中間転写ベルト10の電位減衰時定数τを0.
01秒以上、且つ1000秒以下に設定された部材を用
いて構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いる画像形成装置に関し、特に、中間転写体を用いる画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーの画像形成装置としては、
電子写真方式、熱転写方式、インクジェット方式等の種
々の方式が知られているが、これ等のうち電子写真方式
のものは、他の方式のものに比べて画像形成速度、画
質、静粛性等の点で優れている。
【0003】電子写真方式を採用する画像形成装置の中
でも更に種々の方式がある。例えば、感光体表面にカラ
ー画像(複数色のトナー画像)を重ねた後に転写材に一
括転写して画像形成を行う多重現像方式や、現像及び転
写の画像形成サイクルを繰り返し行う多重転写方式、一
旦、中間転写体上に各色のトナー画像を順次1次転写し
た後、転写材上に一括転写する中間転写方式等がある。
これ等のうち、特に中間転写方式のものは、混色の恐れ
がないこと、質や厚さの異なる様々な転写材の使用が可
能であること等の利点を有する。
【0004】図6に従来の中間転写方式の画像形成装置
の一例として4色のフルカラーレーザビームプリンター
の概略を示す。図6に示すように、像担持体である感光
体ドラム1の周面には、該感光体ドラム1の回転方向
(図6の矢印a方向)に沿って順に帯電器2、レーザ光
を感光体ドラム1に照射する露光装置3、ロータリー5
により回転可能に設けられた現像装置5y,5m,5
c,5k、中間転写体となる中間転写ベルト10及び感光
体ドラムクリーナ4が配置されている。
【0005】感光体ドラム1は直径46.7mmで構成さ
れ、図6の矢印a方向に表面速度117mm/秒で回転駆
動され、該感光体ドラム1の表面は帯電器2によって負
極性に帯電される。帯電器2によって帯電された感光体
ドラム1の表面の電位(以下、「帯電電位」という)
は、通常、−450V〜−800Vである。また、帯電
器2には、帯電器電源6により交番電圧に直流電圧を重
畳した帯電バイアス電圧が印加される。
【0006】表面が帯電された感光体ドラム1は、画像
情報に応じた露光装置3の露光Lにより静電潜像が形成
される。ここで、露光装置3は、レーザ光を出射する光
源3a、ラスタスキャンを行うための6面を有するポリ
ゴンミラー3b、結像のためのレンズ3c及び折り返し
ミラー3d等を備えている。
【0007】感光体ドラム1の表面に形成された静電潜
像には、ロータリー5に搭載された1色目イエローの現
像装置5yによって負極性に帯電されたイエローのトナ
ーが付着してトナー画像として現像される。
【0008】一方、中間転写ベルト10は2本の支持軸と
なる駆動ローラ14及びテンションローラ15により張架し
て支持されている。ここで、中間転写ベルト10の一例と
しては、厚さ0.05mm〜0.3mm程度の無端状の樹脂
ベルトを、カーボン、ZnO、SnO2、TiO2、その
他の導電性の充填材により体積抵抗率1012〜1013Ω
・cm程度に抵抗調整したものを用いることが出来る。
【0009】この場合、樹脂ベルトの材質としては、例
えば、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)、ナイロン、
PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネ
ート、ポリイミド等を用いることが出来る。
【0010】そして、駆動ローラ14の図6の矢印b方向
の回転に伴い、中間転写ベルト10は図6の矢印b方向に
回転する。そして、中間転写ベルト10に従動回転する直
径12mmの1次転写ローラ11に1次転写電源16から正極
性の1次転写バイアス電圧が印加されると感光体ドラム
1上のトナー画像は1次転写ニップ部N1を介して中間
転写ベルト10に1次転写される。
【0011】ここで、1次転写電源16により1次転写ロ
ーラ11に印加される1次転写バイアス電圧の一例として
は、+500Vの直流電圧が用いられる。また、1次転
写ローラ11としては、EPDM(エチレン−プロピレン
−ジエン三元共重合体)、ウレタンゴム、CR(クロロ
プレンゴム)、NBR(ニトリルブタジエンゴム)等に
カーボン等の抵抗調整剤を加え、体積抵抗率を調整した
材料を用いることが一般的である。
【0012】1次転写後の感光ドラム1は、弾性体ブレ
ードを有する感光体ドラムクリーナ4によって表面の1
次転写残留トナーが除去される。
【0013】以上の帯電、露光、現像、1次転写、クリ
ーニング、除電の一連の画像形成プロセスを各現像装置
5m,5c,5kに収納された2色目マゼンタ、3色目
シアン、4色目ブラックの各色のトナーについても繰り
返し行い、中間転写ベルト10上に4色のトナー画像を重
ねる。
【0014】ここで示す従来例においては、1色目〜4
色目までの1次転写について+500Vの1次転写バイ
アス電圧が用いられる。
【0015】そして、図6の矢印c方向に回転する直径
20mmの2次転写ローラ12に2次転写バイアス電源17か
ら2次転写バイアス電圧が印加されると、中間転写ベル
ト10上のトナー画像は、駆動ローラ14上の2次転写ニッ
プ部N2を介して転写材Pの表面に一括して2次転写さ
れる。尚、2次転写バイアス電圧の一例としては、+
1.5kVが用いられる。
【0016】表面に4色の未定着トナー画像を担持した
転写材Pは、図示しない定着装置に搬送され、該定着装
置により表面のトナー画像が定着されて画像形成が完了
する。
【0017】一方、上述の2次転写が終了した後、転写
材Pに転写されずに中間転写ベルト10上に残った2次転
写残留トナーは、特開平9-44007に記載されている様に
2次転写残留トナー帯電電源7により正極性の直流電圧
が印加された2次転写残留トナー帯電部材13により正極
性に帯電される。
【0018】2次転写残留トナー帯電部材13は中間転写
ベルト10に対して図示しない当接離間機構により帯電時
のみ該中間転写ベルト10に当接する。2次転写残留トナ
ー帯電部材13により最後に正極性に帯電された残留トナ
ーは、1次転写ニップ部N1において感光体ドラム1の
表面に静電的に転写されて感光体ドラムクリーナ4によ
りクリーニングされ、これにより中間転写ベルト10に残
った残留トナーは除去される。
【0019】また、連続プリントに要する時間短縮のた
めに中間転写ベルト10上に残った残留トナーを感光体ド
ラム1へ転写すると同時に次画像の1色目であるイエロ
ー画像を感光体ドラム1から中間転写ベルト10へ転写す
る所謂転写同時クリーニングが行なわれる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、樹脂製の中間転写ベルト10を用いた画像形
成装置において転写同時クリーニングを行いつつ連続プ
リントを行うと、2枚目以降の転写材Pに対する画像形
成において、1色目のイエロー画像が1次転写ニップ部
1よりも感光体ドラム1の回転方向上流側(手前)の
位置において中間転写ベルト10へ飛翔し(以下、「1色
目画像飛翔」という)、画像不良が発生するという問題
があった。
【0021】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、2次転写残留トナーを2次転
写残留トナー帯電手段により帯電し、該2次転写残留ト
ナーを像担持体へ転写することにより中間転写体に残留
した2次転写残留トナーの除去を行う画像形成装置にお
いて、1色目画像飛翔に起因する画像不良を防ぐことが
出来る画像形成装置を提供せんとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る画像形成装置は、トナー画像を担持する
像担持体と、前記像担持体上のトナー画像が第1の転写
位置で静電的に転写される中間転写体と、前記中間転写
体上のトナー画像が転写材に第2の転写位置で静電的に
転写された後、電圧が印加されて前記中間転写体上に残
留する残留トナーを所定の極性に帯電する帯電手段とを
有し、前記残留トナーは前記第1の転写位置で前記中間
転写体から前記像担持体へ静電的に転写され、同時に前
記像担持体上のトナー画像が前記第1の転写位置で静電
的に前記中間転写体に転写される画像形成装置におい
て、前記中間転写体の電位減衰時定数を0.01秒以
上、且つ1000秒以下に設定したことを特徴とする。
【0023】また、本発明に係る画像形成装置の他の構
成は、トナー画像を担持する像担持体と、前記像担持体
上のトナー画像が第1の転写位置で静電的に転写される
中間転写体と、前記中間転写体上のトナー画像が転写材
に第2の転写位置で静電的に転写された後、電圧が印加
されて前記中間転写体上に残留する残留トナーを所定の
極性に帯電する帯電手段とを有し、前記残留トナーは前
記第1の転写位置で前記中間転写体から前記像担持体へ
静電的に転写され、同時に前記像担持体上のトナー画像
が前記第1の転写位置で静電的に前記中間転写体に転写
される画像形成装置において、前記中間転写体の電位減
衰時定数を0.01秒以上、且つ600秒以下に設定し
たことを特徴とする。
【0024】また、前記帯電手段に印加される電圧は、
直流電圧に交番電圧を重畳した電圧であることを特徴と
する。
【0025】本発明は、上述の如く構成したので、転写
同時クリーニングを行う画像形成装置を用いて連続プリ
ントを行った時に中間転写体として電位減衰時定数を
0.01秒以上、且つ1000秒以下、好ましくは0.
01秒以上、且つ600秒以下の部材を用いることによ
り、1色目のトナー画像(イエロー画像)が1次転写ニ
ップ部よりも像担持体の回転方向上流側(手前)の位置
において中間転写体へ飛翔することに起因する画像不良
を抑えることが出来る。
【0026】また、像担持体上に不要な電荷が蓄積する
こともなく、ハーフトーン画像が不均一になる不具合も
発生しない。
【0027】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る画像形成装
置の一例として4色のフルカラーレーザビームプリンタ
ーに適用した場合の一実施形態を具体的に説明する。図
1は本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成を
示す図、図2は中間転写体の表面電位を測定して電位減
衰時定数を測定する様子を示す図、図3は中間転写体の
表面電位の電位減衰時定数を示す図である。
【0028】先ず、図1を用いて本発明に係る画像形成
装置の第1実施形態の構成について説明する。図1にお
いて、トナー画像を担持する像担持体である感光体ドラ
ム1の周囲には、該感光体ドラム1の回転方向(図1の
矢印a方向)に沿って順に帯電器2、レーザ光を感光体
ドラム1に照射する露光装置3、ロータリー5により回
転可能に設けられた現像装置5y,5m,5c,5k、
感光体ドラム1の表面上のトナー画像が第1の転写位置
となる1次転写ニップ部N1で静電的に転写される中間
転写体となる中間転写ベルト10及び感光体ドラムクリー
ナ4が配置されている。
【0029】本実施形態の感光体ドラム1は直径46.
7mmで構成され、図1の矢印a方向に表面速度117mm
/秒で回転駆動され、該感光体ドラム1の表面は帯電器
2によって負極性に帯電される。帯電器2によって帯電
された感光体ドラム1の表面の電位(以下、「帯電電
位」という)は、通常、−450V〜−800Vであ
る。また、帯電器2には、帯電器電源6により交番電圧
に直流電圧を重畳した帯電バイアス電圧が印加される。
【0030】表面が帯電された感光体ドラム1は、画像
情報に応じた露光装置3の露光Lにより静電潜像が形成
される。ここで、露光装置3は、レーザ光を出射する光
源3a、ラスタスキャンを行うための6面を有するポリ
ゴンミラー3b、結像のためのレンズ3c及び折り返し
ミラー3d等を備えている。
【0031】感光体ドラム1の表面に形成された静電潜
像には、ロータリー5に搭載された1色目イエローの現
像装置5yによって負極性に帯電されたイエローのトナ
ーが付着してトナー画像として現像される。
【0032】一方、中間転写ベルト10は2本の支持軸と
なる駆動ローラ14及びテンションローラ15により張架し
て支持されている。ここで、中間転写ベルト10の一例と
しては、厚さ0.05mm〜0.3mm程度の無端状の樹脂
ベルトを、カーボン、ZnO、SnO2、TiO2、その
他の導電性の充填材により体積抵抗率1012〜1013Ω
・cm程度に抵抗調整したものを用いることが出来る。
【0033】中間転写ベルト10を構成する樹脂ベルトの
材質としては、例えば、PVdF(ポリフッ化ビニリデ
ン)、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、ポリカーボネート、ポリイミド等を用いることが
出来、本実施形態では、該中間転写ベルト10の電位減衰
時定数τを0.01秒以上、且つ1000秒以下、好ま
しくは0.01秒以上、且つ600秒以下に設定してい
る。
【0034】そして、駆動ローラ14の図1の矢印b方向
の回転に伴い、中間転写ベルト10は図1の矢印b方向に
回転する。そして、中間転写ベルト10に従動回転する直
径12mmの1次転写ローラ11に1次転写電源16から正極
性の1次転写バイアス電圧が印加されると感光体ドラム
1上のトナー画像は第1の転写位置となる1次転写ニッ
プ部N1を介して中間転写ベルト10に1次転写される。
【0035】ここで、1次転写電源16により1次転写ロ
ーラ11に印加される1次転写バイアス電圧の一例として
は、+500Vの直流電圧が用いられる。また、1次転
写ローラ11としては、EPDM(エチレン−プロピレン
−ジエン三元共重合体)、ウレタンゴム、CR(クロロ
プレンゴム)、NBR(ニトリルブタジエンゴム)等に
カーボン等の抵抗調整剤を加え、体積抵抗率を調整した
材料を用いることが一般的である。
【0036】1次転写後の感光ドラム1は、弾性体ブレ
ードを有する感光体ドラムクリーナ4によって表面の1
次転写残留トナーが除去される。
【0037】以上の帯電、露光、現像、1次転写、クリ
ーニング、除電の一連の画像形成プロセスを各現像装置
5m,5c,5kに収納された2色目マゼンタ、3色目
シアン、4色目ブラックの各色のトナーについても繰り
返し行い、中間転写ベルト10上に4色のトナー画像を重
ねる。
【0038】本実施形態においては、1色目〜4色目ま
での1次転写について+500Vの1次転写バイアス電
圧が用いられる。
【0039】そして、図1の矢印c方向に回転する直径
20mmの2次転写ローラ12に2次転写バイアス電源17か
ら2次転写バイアス電圧が印加されると、中間転写ベル
ト10上のトナー画像は、駆動ローラ14上の第2の転写位
置となる2次転写ニップ部N 2を介して転写材Pの表面
に静電的に一括して2次転写される。尚、2次転写バイ
アス電圧の一例としては、+1.5kVが用いられる。
【0040】表面に4色の未定着トナー画像を担持した
転写材Pは、図示しない定着装置に搬送され、該定着装
置により表面のトナー画像が定着されて画像形成が完了
する。
【0041】一方、上述の2次転写が終了した後、転写
材Pに転写されずに中間転写ベルト10上に残った2次転
写残留トナーは、2次転写残留トナー帯電電源7により
正極性の直流電圧が印加された帯電手段となる2次転写
残留トナー帯電部材13により正極性に帯電される。
【0042】2次転写残留トナー帯電部材13は中間転写
ベルト10に対して図示しない当接離間機構により帯電時
のみ該中間転写ベルト10に当接する。2次転写残留トナ
ー帯電部材13により最後に正極性に帯電された残留トナ
ーは、1次転写ニップ部N1において感光体ドラム1の
表面に静電的に転写されて感光体ドラムクリーナ4によ
りクリーニングされ、これにより中間転写ベルト10に残
った残留トナーは除去される。
【0043】また、連続プリントに要する時間短縮のた
めに中間転写ベルト10上に残った残留トナーを感光体ド
ラム1へ転写すると同時に次画像の1色目であるイエロ
ー画像を感光体ドラム1から中間転写ベルト10へ転写す
る所謂転写同時クリーニングが行なわれる。
【0044】本実施形態では中間転写ベルト10の電位減
衰時定数τが0.01秒以上、且つ1000秒以下の部
材を採用した場合の一例である。中間転写ベルト10とし
て、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)樹脂にカーボン
を分散して抵抗調整を行い、厚さ80μmに成型し、電
位減衰時定数τを100秒に調整した部材を用いた。
【0045】2次転写残留トナー帯電部材13は、体積抵
抗率109Ω・cmのゴム部材を外径直径φ6mmの芯金に対
し、厚さ6mmにてローラ形状に成型した部材を用いた。
2次転写残留トナー帯電部材13の帯電時には、+1kV
の直流電圧が2次転写残留トナー帯電電源7により印加
される。
【0046】2次転写の終了した中間転写ベルト10上に
残留する2次転写残留トナーは、2次転写残留トナー帯
電部材13によって正極性の電荷が付与される。続いて、
正極性に帯電された2次転写残留トナーは1次転写ニッ
プ部N1へ達する。
【0047】2次転写残留トナーは1次転写ニップ部N
1において感光体ドラム1へ静電的に転写され、中間転
写ベルト10から除去される。このとき、感光体ドラム1
の表面は−550Vに均一に帯電されている。
【0048】また、1次転写ローラ11には、1次転写電
源16により+500Vの直流電圧が印加される。そし
て、感光体ドラム1へ転写された2次転写残留トナーは
感光体ドラムクリーナ4に回収され、中間転写ベルト10
上の2次転写残留トナーの除去は完了する。
【0049】本実施形態では、中間転写ベルト10とし
て、電位減衰時定数τが0.01秒以上、且つ1000
秒以下の部材を用いた。この中間転写ベルト10の作用に
より1色目画像飛翔に起因する画像不良を防ぐことが出
来た。
【0050】以下に1色目画像飛翔の発生メカニズム及
び中間転写ベルト10の電位減衰時定数τを0.01秒以
上、且つ1000秒以下に設定することの作用につい
て、本発明者の検討に基づいて説明を行う。
【0051】2次転写残留トナー帯電部材13が中間転写
ベルト10上に残留した2次転写残留トナーに対して正極
性の電荷を付与する際、同時に、中間転写ベルト10に対
しても正極性の電荷を付与する。
【0052】すると、1次転写ニップ部N1近傍にて感
光ドラム1と中間転写ベルト10との間に大きな電位差が
生じる。この電位差により、感光体ドラム1に担持され
た1色目のイエロー画像は1次転写ニップ部N1よりも
感光体ドラム1の回転方向上流側(手前)の位置にて中
間転写ベルト10へ飛翔し、画像不良となる。
【0053】特に、樹脂の中間転写ベルト10は静電容量
が小さいため、2次転写残留トナー帯電部材13と接地側
の駆動ローラ14との間のニップ部を通過した後に中間転
写ベルト10表面の電位が高くなる。
【0054】そこで、本発明者は中間転写ベルト10に付
与された電荷の自然消滅の速さを示す指標である電位減
衰時定数τに着目し、中間転写ベルト10の電位減衰時定
数τに対する1色目画像飛翔の発生具合について実験を
行った。
【0055】本実験では中間転写ベルト10としてPVd
F樹脂にカーボンを分散して電気抵抗値を調整した材料
を厚さ80μmに成型した部材を用い、分散するカーボ
ンの量を調整して電位減衰時定数τを所定の時間に調整
した。
【0056】中間転写ベルト10の電位減衰時定数τを測
定する装置として図2に示す測定装置を用いた。図2に
おいて、中間転写ベルト10は駆動ローラ21と、電気的に
接地されている金属従動ローラ22とにより張架され、駆
動ローラ21を回転駆動させることで中間転写ベルト10は
11.7cm/秒の速度で図2の矢印d方向に回転する。
【0057】中間転写ベルト10は帯電位置Ntにおいて
前述の2次転写残留トナー帯電部材13と同質の帯電ロー
ラ23と、金属従動ローラ22とにより挟持される。帯電ロ
ーラ23には電源24によりピーク間電圧が約2kV、周波
数1kHz、ピーク間の中心電圧が約+500Vの正弦
波(Sin波)が印加され、これにより中間転写ベルト10
が帯電される。
【0058】帯電ローラ23によって帯電された中間転写
ベルト10は、帯電位置Ntから中間転写ベルト10の回転
方向下流側に1秒間回転した位置に設けられた表面電位
計プローブ25a及びこれに接続された電位計本体25によ
り表面電位が測定され、これにより電位減衰時定数τも
算出される。
【0059】中間転写ベルト10の表面電位が安定した
後、駆動ローラ21の動作を停止し、表面電位の減衰状態
を観測することで、図3に示すように電位減衰時定数τ
を測定することが出来る。
【0060】図3において、縦軸の電位V0は中間転写
ベルト10が停止した時点での該中間転写ベルト10の表面
電位であり、電位減衰時定数τは中間転写ベルト10の表
面電位がV0/e(e;自然対数の底=2.71828
…)に減衰する時点での経過時間である。また、上記中
間転写ベルト10の表面電位の測定は23℃、60%RH
(Relative Humidity;相対湿度)の環境下で行った。
【0061】以下に、電位減衰時定数τに対する1色目
画像飛翔の発生具合について、本発明者の行った実験結
果を示す。尚、以下の表1において、○は1色目画像飛
翔発生無し、△は1色目画像飛翔はベタ画像の一部にて
軽微に発生するが文字画像では認識出来ないレベル、×
は1色目画像飛翔はベタ画像の全面に発生し、更に、文
字画像でも認識出来るレベルを夫々表す。
【0062】
【表1】
【0063】上記実験結果の示す通り、中間転写ベルト
10の電位減衰時定数τが1000秒以下、好ましくは6
00秒以下にて、1色目画像飛翔による画像不良の発生
を抑えることが出来る。
【0064】図1において、電位減衰時定数τが短い中
間転写ベルト10では、2次転写残留トナー帯電部材13に
て付与された電荷の多くは、1次転写ニップ部N1の近
傍へ到達する以前に消滅する。このとき、1次転写ニッ
プ部N1の近傍における感光体ドラム1と中間転写ベル
ト10との間の電位差は1色目画像飛翔の起こる程には大
きくならず、1色目画像飛翔の発生を抑えることが出来
た。
【0065】しかしながら、電位減衰時定数τが0.0
1秒未満の中間転写ベルト10は抵抗が低すぎ、1次転写
ニップ部N1において1次転写に必要な転写バイアス電
圧を1次転写ローラ11に印加する時、多くの電流が流れ
る。
【0066】1次転写ローラ11から流れた過多の電流に
より感光体ドラム1上に不要な電荷が蓄積する。する
と、帯電器2は感光体ドラム1の表面を均一に帯電する
ことが困難になり、ハーフトーン画像が不均一になる不
具合が生じた。
【0067】このような実験結果から、中間転写ベルト
10の電位減衰時定数τを0.01秒以上、且つ1000
秒以下、好ましくは0.01秒以上、且つ600秒以下
に設定した部材を採用することにより1色目画像飛翔を
抑えることが出来、また、感光体ドラム1上に不要な電
荷が蓄積することもなく、ハーフトーン画像が不均一に
なる不具合も発生しなかった。
【0068】次に図4を用いて本発明に係る画像形成装
置の第2実施形態の構成について説明する。図4は本発
明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成を示す図で
ある。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同
一の符号を付して説明を省略する。
【0069】本実施形態では、前記第1実施形態と同様
に図4に示す中間転写ベルト10の電位減衰時定数τを
0.01秒以上、且つ1000秒以下に設定した部材を
採用した場合について説明する。即ち、本実施形態で
は、中間転写ベルト10は前記第1実施形態と同様にPV
dF樹脂にカーボンを分散して抵抗調整を行い、厚さを
80μmに成型し、電位減衰時定数τを100秒に調整
した部材を用いた。
【0070】また、2次転写残留トナー帯電部材13も前
記第1実施形態と同様に体積抵抗率109Ω・cmのゴム部
材を外径直径φ6mmの芯金に対し、厚さ6mmにてローラ
形状に成型した部材を用いた。
【0071】2次転写残留トナーの帯電時には、2次転
写残留トナー帯電部材13に対して2次転写残留トナー帯
電電源7から交番電圧に正極性の直流電圧を重畳したバ
イアス電圧を印加した。本実施形態では、周波数2kH
z、振幅2kVの矩形波に+1kVの直流電圧を重畳し
たバイアス電圧が2次転写残留トナー帯電電源7により
印加される。
【0072】交番電圧に直流電圧を重畳したバイアス電
圧は、直流電圧のバイアスに比較して帯電能力が高い。
そのため、現像装置5y,5m,5c,5kの長期使用
等によりトナーが劣化し、帯電され難い状態にあって
も、2次転写残留トナーを正極性に帯電することが出来
る。
【0073】本実施形態のように2次転写残留トナー帯
電部材13に交番電圧に直流電圧を重畳したバイアス電圧
を印加する場合においても中間転写ベルト10として、電
位減衰時定数τが0.01秒以上、且つ1000秒以
下、好ましくは0.01秒以上、且つ600秒以下の部
材を用いることにより1色目画像飛翔を抑えることが出
来た。また、感光体ドラム1上に不要な電荷が蓄積する
こともなく、ハーフトーン画像が不均一になる不具合も
発生しなかった。
【0074】2次転写の終了した中間転写ベルト10上に
残留する2次転写残留トナーは交番電圧に直流電圧の重
畳されたバイアス電圧が印加された2次転写残留トナー
帯電部材13によって正極性の電荷が付与される。また、
2次転写残留トナー帯電部材13を通過する時、中間転写
ベルト10にも同様に正極性の電荷が付与される。
【0075】続いて、正極性に帯電された2次転写残留
トナーは1次転写ニップ部N1へ到達する。このとき、
中間転写ベルト10の電位減衰時定数τが0.01秒以
上、且つ1000秒以下である部材を用いることにより
中間転写ベルト10に付与された正極性の電荷の多くは1
次転写ニップ部N1の近傍に達する前に消滅するため1
色目画像飛翔は発生しない。
【0076】そして、2次転写残留トナーは1次転写ニ
ップ部N1において感光体ドラム1へ静電的に転写さ
れ、中間転写ベルト10から除去される。このとき、感光
体ドラム1の表面は−550Vに均一に帯電されてい
る。また、1次転写ローラ11には+500Vの直流電圧
が印加される。
【0077】感光体ドラム1へ転写された2次転写残留
トナーは感光体ドラムクリーナ4により回収され、中間
転写ベルト10上の2次転写残留トナーの除去は完了す
る。
【0078】次に図5を用いて本発明に係る画像形成装
置の第3実施形態の構成について説明する。図5は本発
明に係る画像形成装置の第3実施形態の構成を示す図で
ある。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一
の符号を付して説明を省略する。
【0079】本実施形態では、図5に示すように、中間
転写ベルト10の電位減衰時定数τが0.01秒以上、且
つ1000秒以下に設定された部材を採用した場合であ
る。即ち、本実施形態では中間転写ベルト10は前記各実
施形態と同様にPVdF樹脂にカーボンを分散して抵抗
調整を行い、厚さを80μmに成型し、電位減衰時定数
τを100秒に調整した部材を用いた。
【0080】また、本実施形態では、2次転写残留トナ
ー帯電部材13としてコロナ帯電器を用いた。コロナ帯電
器からなる2次転写残留トナー帯電部材13には2次転写
残留トナー帯電電源7により+5kVの直流電圧が印加
される。
【0081】2次転写残留トナー帯電部材13として中間
転写ベルト10に接触しないコロナ帯電器を用いることに
より2次転写残留トナー帯電部材13の接触による中間転
写ベルト10表面の摺擦傷の発生を抑え、中間転写ベルト
10の長寿命化を図ることが出来る。
【0082】本実施形態のように2次転写残留トナー帯
電部材13としてコロナ帯電器を用いた場合においても中
間転写ベルト10として電位減衰時定数τが0.01秒以
上、且つ1000秒、好ましくは0.01秒以上、且つ
600秒以下の部材を用いることにより1色目画像飛翔
を抑えることが出来た。
【0083】また、感光体ドラム1上に不要な電荷が蓄
積することもなく、ハーフトーン画像が不均一になる不
具合は発生しなかった。
【0084】2次転写の終了した中間転写ベルト10上に
残留する2次転写残留トナーは、直流電圧の印加された
コロナ帯電器からなる2次転写残留トナー帯電部材13に
よって正極性の電荷が付与される。また、2次転写残留
トナー帯電部材13を通過する時、中間転写ベルト10にも
同様にして正極性の電荷が付与される。
【0085】続いて、正極性に帯電された2次転写残留
トナーは1次転写ニップ部N1へ到達する。このとき、
中間転写ベルト10の電位減衰時定数τが0.01秒以
上、且つ1000秒以下である部材の作用により中間転
写ベルト10に付与された正極性の電荷の多くは1次転写
ニップ部N1の近傍に達する前に消滅する。これによ
り、1色目画像飛翔は発生しない。
【0086】2次転写残留トナーは1次転写ニップ部N
1において感光体ドラム1へ静電的に転写され、中間転
写ベルト10から除去される。このとき、感光体ドラム1
の表面は−550Vに均一に帯電されている。また、1
次転写ローラ11には+500Vの直流電圧が印加され
る。
【0087】感光体ドラム1へ転写された2次転写残留
トナーは感光体ドラムクリーナ4により回収され、中間
転写ベルト10上の2次転写残留トナーの除去は完了す
る。
【0088】上記各実施形態では、中間転写ベルト10の
材料としてPVdF(ポリフッ化ビニリデン)樹脂を用
いたが、電位減衰時定数τが0.01秒以上、且つ10
00秒以下、好ましくは0.01秒以上、且つ600秒
以下の範囲であれば、ナイロン、PET(ポリエチレン
テレフタレート)、ポリカーボネート、ポリイミド等、
他の樹脂材料を用いた中間転写ベルト10を採用しても同
様の効果を得ることが出来る。
【0089】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、転写同時クリーニングを行う画像形成装置を
用いて連続プリントを行った時に中間転写体として電位
減衰時定数が0.01秒以上、且つ1000秒以下、好
ましくは0.01秒以上、且つ600秒以下の部材を用
いることにより1色目のトナー画像(イエロー画像)が
1次転写ニップ部よりも像担持体の回転方向上流側(手
前)の位置において中間転写体へ飛翔することに起因す
る画像不良を抑えることが可能である。
【0090】また、像担持体上に不要な電荷が蓄積する
こともなく、ハーフトーン画像が不均一になる不具合も
発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構
成を示す図である。
【図2】中間転写体の表面電位を測定して電位減衰時定
数を測定する様子を示す図である。
【図3】中間転写体の表面電位の電位減衰時定数を示す
図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構
成を示す図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の第3実施形態の構
成を示す図である。
【図6】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、2…帯電器、3…露光装置、3a…
光源、3b…ポリゴンミラー、3c…レンズ、3d…折
り返しミラー、4…感光体ドラムクリーナ、5…ロータ
リー、5y,5m,5c,5k…現像装置、6…帯電器
電源、7…2次転写残留トナー帯電電源、9…ロータリ
ー、10…中間転写ベルト、11…1次転写ローラ、12…2
次転写ローラ、13…2次転写残留トナー帯電部材、14…
駆動ローラ、15…テンションローラ、16…1次転写電
源、17…2次転写バイアス電源、21…駆動ローラ、22…
金属従動ローラ、23…帯電ローラ、24…電源、25…電位
計本体、25a…表面電位計プローブ、P…転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H200 FA18 GA23 GA34 GA47 GB12 HA03 HB12 HB22 HB48 JA02 JA23 JA25 JA26 JC04 JC15 JC16 JC18 LB03 LB18 LC03 MA03 MA04 MA13 MA14 MA20 MB04 MB07 NA02 NA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー画像を担持する像担持体と、前記
    像担持体上のトナー画像が第1の転写位置で静電的に転
    写される中間転写体と、前記中間転写体上のトナー画像
    が転写材に第2の転写位置で静電的に転写された後、電
    圧が印加されて前記中間転写体上に残留する残留トナー
    を所定の極性に帯電する帯電手段と、を有し、前記残留
    トナーは前記第1の転写位置で前記中間転写体から前記
    像担持体へ静電的に転写され、同時に前記像担持体上の
    トナー画像が前記第1の転写位置で静電的に前記中間転
    写体に転写される画像形成装置において、 前記中間転写体の電位減衰時定数を0.01秒以上、且
    つ1000秒以下に設定したことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 トナー画像を担持する像担持体と、前記
    像担持体上のトナー画像が第1の転写位置で静電的に転
    写される中間転写体と、前記中間転写体上のトナー画像
    が転写材に第2の転写位置で静電的に転写された後、電
    圧が印加されて前記中間転写体上に残留する残留トナー
    を所定の極性に帯電する帯電手段と、を有し、前記残留
    トナーは前記第1の転写位置で前記中間転写体から前記
    像担持体へ静電的に転写され、同時に前記像担持体上の
    トナー画像が前記第1の転写位置で静電的に前記中間転
    写体に転写される画像形成装置において、 前記中間転写体の電位減衰時定数を0.01秒以上、且
    つ600秒以下に設定したことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記帯電手段に印加される電圧は、直流
    電圧に交番電圧を重畳した電圧であることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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Cited By (5)

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US7215912B2 (en) 2004-03-19 2007-05-08 Ricoh Company Limited Intermediate transfer medium and image forming apparatus using the intermediate transfer medium
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