JP2925432B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2925432B2
JP2925432B2 JP5159051A JP15905193A JP2925432B2 JP 2925432 B2 JP2925432 B2 JP 2925432B2 JP 5159051 A JP5159051 A JP 5159051A JP 15905193 A JP15905193 A JP 15905193A JP 2925432 B2 JP2925432 B2 JP 2925432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上の像を転写
材担持体に担持された転写材に転写する画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数色のトナー像を重ね合わせることに
より転写材上にカラー画像を得るカラー画像形成装置に
は、像担持体上に帯電、露光、現像によってトナー像を
形成し、トナー像が得られる度に転写材上に転写する工
程を、各色について繰り返すことにより、転写材上に複
数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を得る方法が
ある。この種のカラー画像形成装置は、ドイツ特許第2
607727号公報、特開昭50−50935号公報等
に記載された構成で実用化されている。
【0003】図5は上記のようなカラー画像形成装置の
一例を示す縦断面図であり、図示のように、装置内に像
担持体として電子写真感光ドラム1を備え、感光ドラム
1の周囲には、ローラ状電極からなる一次帯電器3、複
数の現像器を有する回転式現像機4、転写装置10A及
びクリーニング器26が設置されている。又感光ドラム
1の上方には、露光装置を構成するレーザーダイオード
11、高速モータ12によって回転される多面鏡13、
それとレンズ14及び折り返しミラー15が配置され
る。
【0004】感光ドラム1は、直径40mmのアルミニ
ウムのシリンダーの外周面に有機感光体(OPC)から
なる光導電体を塗布してなっている。光導電体はアモル
ファスSi、CdS、Se等でもよい。感光ドラム1は
図示しない駆動手段によって、100mm/秒の周速で
図示の矢印方向に回転される。
【0005】現像装置4は、その中心の回転軸9aの回
りに回転する支持体9を備え、支持体9にイエロー現像
器4a、マゼンタ現像器4b、シアン現像器4c及びブ
ラック現像器4dを設置してなっている。現像器4a、
4b、4c、4d内には、それぞれ一成分現像剤のイエ
ロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラック
トナーが収容されている。
【0006】各現像器4a、4b、4c、4d内には、
図6に示すように、その開口面5a、5b、5c、5d
に臨む箇所に、現像剤担持体として現像スリーブ8a、
8b、8c、8dが設置されている。更に各現像器4
a、4b、4c、4d内には、塗布ローラ6a、6b、
6c、6d、及びトナー規制部材7a、7b、7c、7
dが設置されている。現像スリーブ8a、8b、8c、
8dの回転に伴い、塗布ローラ6a、6b、6c、6d
により現像スリーブ8a、8b、8c、8d上にトナー
が塗布され、トナー規制部材7a、7b、7c、7dに
より塗布されたトナーを規制して、トナーに摩擦帯電電
荷が付与されると共に、現像スリーブ8a、8b、8
c、8d上に薄層のトナー層が形成される。このトナー
規制部材7a〜7dはトナーの帯電極性と反対に帯電す
る材料が好ましく、トナーが負極性に帯電される場合に
はナイロン等が、正極性に帯電される場合にはシリコー
ンゴム等が良い。
【0007】各現像器4a〜4bの現像スリーブ8a〜
8dの周速は、感光ドラム1に対する周速比で1.0〜
2.0倍の範囲となるように選択することが好ましい。
各現像器4a〜4dは感光ドラム1に面したときに、そ
れらの開口面5a〜5dが常に感光ドラム1に対向する
ように駆動される。これら現像器4a〜4dの駆動方法
の詳細は、特開昭50−93437号公報に記載されて
いる通りである。
【0008】転写装置10Aは転写材担持体として転写
ドラム10を備え、転写ドラム10の周囲には、吸着ロ
ーラ23、除電帯電器2、分離爪24、クリーナ27及
び除電ローラ28が配設されている。転写ドラム10
は、その外周面の一所に、転写材把持部材のグリッパ2
2を有している。転写ドラム10は図示しない駆動手段
によって、感光ドラム1と略同速で矢印方向に回転され
る。
【0009】一方、転写装置10Aの転写ドラム10に
転写材カセット17内から転写材が、ピックアップロー
ラ18によって感光ドラム1の画像と同期して供給され
る。転写ドラム10は、供給された転写材をグリッパ2
2によって把持して図の矢印方向に回転することによ
り、感光ドラム1と対向した画像転写部へ搬送する。画
像転写部へ搬送された転写紙は、図示しない電源により
転写ドラム10と感光ドラム1との間に印加された転写
電圧によって、感光ドラム1上の各色のトナー像が順次
転材上に転写される。
【0010】次に像形成法であるが、一般に帯電部のう
ち非露光部を現像する正規現像法と、露光部を現像する
反転現像法に大別される。このうち正規現像法の場合
は、帯電手段3により均一帯電された感光ドラム1上に
像露光を行なった後、前述のごとく帯電部のうち非露光
部にトナー像を付着させるためトナーの帯電極性は帯電
手段3による帯電電位とは逆極性のトナーを用い、ま
た、転写時においては転写ドラム10に感光体1の帯電
電位と同極性で、且つ、絶対値のより大きい転写電圧を
印加して、トナーを感光ドラム1から転写紙に転写す
る。
【0011】一方、反転現像法の場合は、帯電手段3に
より均一帯電された感光ドラム1上に像露光を行なった
後、帯電部のうち露光部分にのみトナー像を付着させる
ため、正規現像法とは逆にトナーの帯電極性を帯電手段
3による帯電電位と同極性とし、また、転写時において
は転写ドラム10に感光体1の帯電電位と逆極性の転写
電圧を印加することでトナーを感光ドラム1から転写材
に転写する。
【0012】上記の正規及び反転現像のいずれの現像法
においても、カラー画像を形成するためには各現像器4
a、4b、4c、4dによって、順次現像と転写をくり
返し、転写材上では4色のトナーによる像が重ね合わさ
れる。
【0013】このとき、転写と同時に転写電圧によって
転写材に電荷が注入され、転写ドラム10の表面に転写
材が静電吸着されて保持される。この転写ドラム10へ
の転写材の静電吸着を強化するために、転写ドラム10
の転写材の給紙部近くに前記の吸着ローラ23を設置し
て吸着用の電圧を印加することにより、グリッパ22に
よる把持後に予め転写材を静電吸着するようにされるこ
とが多い。
【0014】4色のトナー像の転写が終了した転写紙
は、次いで転写ドラム10の周囲に配置された除電帯電
器2によって除電した後、その下流側の分離爪24によ
り転写ドラム10から剥離して定着装置25に送られ
る。そしてそこで加熱及び加圧により4色のトナー像を
定着して、トナー像の混色及び転写材への固定を行な
い、フルカラーの永久像とされた後、画像形成装置の機
外に排出される。好ましくは、転写材が剥離された転写
ドラム10は、ファーブラシ、ウエブ等のクリーニング
部材を備えたクリーナ27によって表面の残留トナーが
清掃される。
【0015】また、転写材が分離爪24により転写ドラ
ム10から剥離されるのとほぼ同時に、除電ローラー2
8が転写ドラム10に当接され、除電ローラー28に印
加されたACバイアス(もしくはこれに重畳されたDC
バイアス)の作用により転写ドラムの表面が除電され
る。
【0016】
【発明が解決しようとしている課題】ところで従来一般
的な電子写真装置において、転写材全域に余すところな
くトナー像を転写するのは、微妙な画像ずれ等を考慮す
ると困難である。また、転写手段の汚れや定着装置への
転写材の巻きつき等を防止するため、転写材の端部には
わずかに余白部を設ける場合が多い。更には、デザイン
の版下などを作る場合、定形紙よりも大きめの紙(例え
ばレターサイズ紙におけるブリードサイズはタテ1イン
チ、ヨコ1/2インチ程度大きい)を用いることがあ
り、この場合も周囲に余白部が形成される。ここで、こ
の余白を除いた部分を有効画像域と称する。この有効画
像域の感光ドラム軸方向幅(即ち、反転現像においては
露光幅)をWe、現像器の現像幅をWd、帯電手段の帯
電幅をWcとしたとき、一般には We≦Wd≦Wc…(A)またはWe≦Wc≦Wd…(B) と設定することで完成した画像の端部が欠けることを防
止している。
【0017】ところで正規現像法においては(A)、
(B)いずれの関係でも問題ないが反転現像法では
(B)の関係だと転写紙の余白部分に黒帯が出たり、転
写手段や搬送部分が汚れたりする問題があり(A)とす
べきであることが提案(実公昭61−44213号公報
等)されている。
【0018】また、転写材自体の感光ドラム軸方向幅に
沿った幅Wpに関しては前述の様に、故意に大きなサイ
ズの紙を使う場合もあり、また、余白部分は画像欠けの
問題は必然的に存在しないので、Wd≧Wpである場合
も、Wd<Wpである場合も存在している。
【0019】一方、転写手段10Aに関しては、従来、
有効画像幅We以上の転写域を要するのは自明のことで
あるが、転写材幅Wpや現像幅Wd、帯電幅Wcに対す
る規定を行なった例はない。ここで、転写ドラム方式の
転写装置に関して詳述すると、大まかに薄層誘電シート
を中空円筒状に設けただけのもの(以下、中空転写ドラ
ムと略す)と、図5に一例を示すごとく、薄層誘電シー
ト10cの下に導電弾性体10b等を設けて導電性基板
10aにバイアスを印加するもの(以下、固体転写ドラ
ムと略す)の2タイプに大別出来る。このうち、前者の
中空転写ドラムでは、吸着と転写・分離の各ステーショ
ンごとにドラムの背面または表面からコロナ帯電等によ
るバイアス帯電を行なうもので、装置が繁雑となるが各
ステーション間での帯電作用の干渉が少なく、現在最も
広く用いられている。
【0020】一方、後者の固体転写ドラムではバイアス
印加を一括して導電性基板10aに行なうので、構造が
簡単であるという利点があるが、各ステーションが電気
的に独立しておらず、転写、吸着、分離等のプロセス
が、導電弾性体を対向電極として、感光ドラム1、吸着
ローラ23、除電ローラ28と誘電シート10c、転写
材の間の電荷のやりとりで行なわれるため、前者の中空
構造の場合に比べて設定条件やバイアス印加のタイミン
グ等の設定条件が制限を受けるようになる。
【0021】特に、転写材を転写ドラム10に吸着する
際に、吸着ローラ28による補助吸着力は中空転写ドラ
ムでのコロナ帯電による吸着等と比べるとあまり強くな
く、主には感光ドラム1と転写ドラム10の方向面で電
荷が転写材の表面に付与され、これと誘電シート10c
の背面に誘起された電荷により、少なくとも4回転して
行なわれるフルカラー転写時においてはその間、転写材
が転写ドラム10上に保持される。
【0022】従って、吸着のためには電荷供給源として
の感光ドラム1と、対向電極としての導電層10bと
が、共に転写材の軸方向の全域で重複していることが必
要となる。
【0023】ところが本発明者等の検討の結果によれ
ば、上記の条件を満足していても帯電手段3による帯電
幅Wcが、転写材の幅Wp以下であると、正規現像法に
よる場合には特に不都合を生じないが、反転現像法によ
ると転写時における転写材端部の吸着力が弱くなり、転
写材の一部が転写ドラムから浮いてしまうと、転写工程
において転写材に順次色トナー像を重ねてゆくうちに、
転写ドラム10と転写材との間でずれを生じ、ひどい場
合には剥がれを生じてしまうことを見い出した。これ
は、固体転写ドラムにおける場合、導電層を介して背面
電荷が横方向に逃げてしまうため、浮きを生じた部分か
ら徐々に紙の剥がれが生じるためである。これに対し、
正規現像法による場合においては、転写材の両端部近傍
の感光ドラム1の上の電位は非帯電電位となっている。
この電位は具体的には略0ポルトであり、これは画像域
内の白地部分である明部電位と略同じであるため、端部
での吸着力が強固となるものと思われる(場合によって
は、転写ドラムにより同極性の帯電を受けることも有
る)。
【0024】即ち、正規現像法に於てはトナーが付着し
ている部分で有る暗部電位に比べて強い電界が、帯電電
位と同極性で且つ絶対値の大きいバイアス電圧を印加さ
れた導電層10bとの間に形成され、これに、見合った
十分な電荷が転写材及び誘電層10cに付与、もしくは
誘起されるため、転写紙周囲が強く固定されるものと思
われる。
【0025】ところが反転現像法による場合は、転写材
の両端部近傍の感光ドラム1上の電位は、非帯電電位で
ある0ボルトであり(場合によっては転写ドラムにより
暗部電位と逆極性の帯電を受けることもある)、一方、
画像域内の白地部分は暗部電位となる。このため、転写
時に転写電位、即ち、暗部電位と逆極性の転写バイアス
電圧を導電層10bに印加すると感光体1と導電層10
b間の電界は、画像域内に比べて転写材両端部では相対
的に弱くなってしまう。そのため、十分な電荷が付与も
しくは誘起されずに転写材周囲の吸着性が弱くなってし
まい、順次色トナーの転写を行ない多重転写をくり返す
うちに、転写材の転写ドラムからの浮きやずれ、剥がれ
等が生じたものと推測される。
【0026】本発明は上記固体ドラム等のバイアスを印
加して順次転写を行なう転写体を用い、反転現像を行な
う場合の問題を解決するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は達成される。本発明は、感光層を備える像担持体と、
前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段によ
り帯電された前記像担持体を露光して潜像を形成する露
光手段と、前記像担持体上の潜像を反転現像により顕像
化する複数の現像手段と、転写材を静電的に担持し搬送
する転写材担持体と、を有し、前記像担持体上の複数色
の像を前記転写材担持体に担持された転写材に静電的に
順次重ねて転写する画像形成装置において、前記転写材
担持体は、導電層と、表面に前記導電層よりも体積抵抗
率が高い誘電層とを備え、転写材の搬送方向と直交する
方向において、前記感光層の幅をWs、前記露光手段に
よる前記像担持体上の露光幅をWe、使用可能な最大サ
イズの転写材の幅をWp、前記帯電手段による前記像担
持体上の帯電幅と前記導電層の幅とが重複する部分の長
さをWtとすると、Ws>Wt>Wp>Weが成り立つこと
を特徴とする。
【0028】
【0029】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の第1の実施例を示すため
の図面で、上記図5に示した装置の幅方向(走査方向に
一致する方向)の関係を示すものである。ここで、感光
ドラム1としては、負帯電極性のOPC感光体31を用
いた場合について説明を行なう。
【0030】感光体31は回転して接触するローラ電極
型の帯電ローラ3により均一に負に帯電される。帯電ロ
ーラ3としては、例えばEPDM等の導電性弾性層上
に、例えばウレタンゴム層、ナイロン系の表層などを積
層し、総抵抗値として105 Ω〜107 Ω程度に調整し
たものが用いられる。ここで感光層31の幅をWs、帯
電ローラ3の当接長をWcとすると、感光ドラム1の基
板と帯電ローラ3間の放電を防止するため、 Ws>Wc の条件を満足するように設定する。
【0031】帯電ローラー3により感光ドラム1を帯電
するには、直流又はこれに交流を重畳したバイアス電圧
を帯電ローラ3に印加して行なわれる。ここでは、直流
−720Vと交流1800P−P(P−Pはピーク間電
圧)とを重畳したバイアス電圧により、感光ドラム1を
略−700Vに均一に帯電した。
【0032】図の露光装置32は前述従来例で説明した
ごとく、レーザーダイオード11、多面鏡13(図5参
照)等により走査光16を形成し、図の如く画像幅We
でもって感光ドラム1上を主走査一方向に走査する。こ
のとき、露光を受けた部分の表面電位は略−100Vに
減衰し、この減衰域が負極性トナーにより反転現像を受
ける。
【0033】一方、現像後のトナー像は転写部位にて転
写ドラムを介して予め転写ドラム上に保持された転写材
30上に転写される。このとき、転写ドラム10の構成
としては、アルミニウム等の導電性基板10a上に、幅
Wf、厚さ5mm,高度80度(アスカーF測定によ
る)、体積抵抗率106 Ωcm以下の発泡EPDMゴム
層による導電性弾性層10bを形成し、更に、その上を
体積抵抗率1014〜1015Ωcm、厚さ略40μmのウ
レタン製誘電層である表層10cでコートしたものを用
いた。そして、感光ドラム1と転写ドラム10との当接
は、転写ドラム10の両端に設けた絶縁性のフランジで
ある突当て部10dで行ない、感光ドラム1に対する弾
性体10bの侵入量を略0.3mmとして、ニップ部で
の総圧を略1000gとした。また、転写時には基板1
0aに対し、1色目は+750V、2色目以降は順次2
50Vずつ更に電圧を高めてゆく様に転写電圧VT を設
定して印加していった。
【0034】この結果、感光ドラム1上の帯電部(トナ
ーの有る露光部は除く)と導電層10bの対向面には、
各色の転写電圧VT に暗部電位の絶対値が加算された強
い電界が印加される。一方、帯電部の外側では感光ドラ
ム1上の電位は略0vとなるので、感光ドラム1と導電
層10bの対向面には転写電圧VT のみによる弱い電界
が形成されることになる。
【0035】そこで上述の感光ドラム1上の帯電部と導
電性弾性層10bとが重複して対向している幅をWt
(この例ではWc>Wfであるため、Wt=Wf)とし
たとき、感光層幅Ws、最大の転写材幅Wp、画像露光
幅Weに対し、下式(1)を満足する様な関係で各構成
部材の条件を設定する。
【0036】 Ws>Wt>Wp>We…(1)
【0037】具体的には、最大の転写材幅Wp=210
mm(A4サイズ)とし、画像露光幅We=200m
m、帯電幅Wc(=Wt)=220mm、導電性弾性層W
f=224mm、感光層幅Ws=248mmとして、各々
の長手方向中心が略一直線上に重なるように配した。
【0038】この結果、最大サイズの転写材への転写に
供したときにおいても、転写材の両端部近傍は幅Wtの
中に入るようになり、転写材表面に感光層31から十分
に負電荷が付与され、同時に誘電層10c背面にも十分
に静電荷が誘起されて、4色のトナー像を転写材へ順次
転写した場合にも転写材のずれや浮きを生じることはな
かった。
【0039】なお、上記の例では(導電性弾性層幅Wf
>帯電幅Wc)としてあるが、この様にすることで、弾
性層10b端部と感光層31との非帯電部が対向するこ
ととなり、弾性層端部と感光層間の電界が弱まるので、
弾性層端から感光層への火花放電を防止出来るという効
果がある。
【0040】(実施例2)前述の実施例1においては、
発泡EPDMゴムによる導電性弾性層10bの上に、ウ
レタン樹脂の誘電層10cを被覆することにより設けた
場合を一例として述べたが、ウレタンの代りに例えばP
VdFやポリイミドなどの可撓性シート材により誘電層
10fを形成しても良い。
【0041】この場合、誘電層10fの幅をWiとした
とき、Wi≧Wfと設定することが可能となり、導電性
弾性層10bの両端部から感光層31への放電を容易に
防止することが可能となる。
【0042】この様な場合においては、図2に示す様な
構成、即ち、下式(2)と(3)を満足する様に各構成
要件を設定すると良い。
【0043】Ws>Wc≧Wf>Wp…(2) Wi≧Wf…(3)
【0044】なお、(2)式のうち特に、 帯電幅Wc≧導電性弾性層幅Wf とすることで、実施例1で述べた転写材の吸着効果に加
えて、弾性層10bの端部近傍の対向面で、感光層31
の表面電位を略均一に暗部電位とすることが出来る。換
言すると、感光層31は弾性層10bの両端部近傍にお
いても帯電ローラ3と転写電極である弾性層10bとに
より交互に負と正の帯電を受けることとなる。これによ
り転写電極のみが対向した場合、原因となる正極性にチ
ャージアップされるのを防止出来る。このため負帯電極
性のOPC感光層31にとっては、帯電メモリーなどの
ダメージを与えるのを防止出来る。
【0045】なお、この場合、弾性層10bの両端部分
より外側に対向する感光層31は、帯電ローラ3により
負帯電のみを受けるが、感光層の極性及び帯電ローラ3
の電位収束効果から、何ら問題がないのは言うまでもな
い。
【0046】実際に表層10fとして厚さ70μmのP
VdFシートを用い、最大転写材幅を210mm、導電
性弾性層幅Wf=220mm、帯電幅Wc=226m
m、誘電性の表層であるPVdFの幅Wi=246m
m、感光層幅Ws=248mmとして、各々の長手方向
中心が略同一線上に重なる様に配したところ、転写材3
0の吸着性を良好に保ちつつ、感光層が導電性弾性層1
0bの両端部近傍で正に帯電するのを防止出来た。ま
た、導電性弾性層10bの両端部あるいは導電性基板1
0aの端部から感光層31に放電するのも防止出来た。
【0047】なお、図2では導電性弾性層10aの幅を
弾性層10bより広くしてあるが、図1の様に狭くても
良い。その場合は基板10aから感光ドラム1への放電
は誘電層10cが介在せずとも、特に問題とはならない
のは言うまでもない。また、上記例では感光層幅Ws>
誘電層幅Wiとしたが、Ws≦Wiでももちろん良い。
【0048】
【0049】
【0050】(実施例3)図3に本発明の第3の実施例
を示す。図3は前述の従来例で述べた転写ドラム10の
誘電層10c(或いは10f)を除電するための除電ロ
ーラ28(図5参照)を本発明に適用する場合の例を示
すものである。
【0051】図3において、除電ローラ28は金属性の
円筒状ローラを用いた。これ以外に導電性のゴムや樹脂
を用いて除電ローラを形成しても良い。このとき除電ロ
ーラ28の転写ドラム10に対する幅方向の当接長をW
rとすると、 Wr≧Wf…(4) を満足する様に構成するのが良い。
【0052】上記(4)式及び前述の(1)式を満足す
る様に構成すれば、前回転時や転写終了後の後回転時に
おいて、除電ローラ28を転写ドラム10に当接させ
て、適当なバイアス電圧(たとえば3kVpp程度の交
流)を印加することで、導電性弾性層10bを介して誘
電層10cの背面(及び転写材を介してその表面)に蓄
積した電荷を幅Wf全域にわたり除電出来る。
【0053】このため、次のプリント時において、転写
紙30の両端部近傍を保持する誘電層10c上にあらか
じめ不安定な電荷が存在するのを防止出来、転写時にお
ける転写材30の転写ドラム10への吸着がより一層安
定する。
【0054】なお、上記前回転及び後回転とは、本来の
画像形成工程を始める前に、感光体の劣化を回復させる
ために1回転以上回転させること、及び画像形式工程
後、感光体の表面電位を除電するために1回転以上回転
させることを称して言う。
【0055】(実施例4)前述の実施例3では、除電ロ
ーラ28を適用する場合を述べたが、前述従来例中にお
ける補助吸着手段である吸着ローラ23(図5参照)に
関しても同様に、下式(5)を満足する様に構成するの
が良い。
【0056】Wa≧Wf…(5) 但し、ここでのWaは吸着ローラ23の転写ドラム10
への当接長である。一例として、導電性クロロプレンゴ
ムローラを吸着ローラ23として用い1回転目の転写に
先立って転写材30を吸着ローラ23により転写ドラム
10に背面から当接させ、転写ドラム基板10aに対し
て−1000Vのバイアス電圧を吸着ローラ23に印加
し、転写材30を転写ドラム10の誘電層10cに補助
吸着させた。
【0057】この結果、吸着ローラ23と導電性弾性層
10bとの間に形成される電界で転写材30表面と誘電
層10c背面に電荷が誘起されこのとき、WaとWfと
の長さ関係をWa=230mm、Wf=220mmとす
ることで良好な補助吸着が得られた。その後、転写部に
おいては前述の(1)式の関係としてやることで、更に
強力に転写材30が転写ドラム10に保持された。
【0058】特に弾性層10bを用いる構成において
は、転写前後で転写材と転写ドラムの密着性が変化する
場合があり、密着性が不十分な状態で転写を行なう1色
目と、十分密着してから転写を行なう2色目以降で色ず
れの生じることがあるが、上記(5)式の関係として吸
着ローラ23を用いることで、1色目の色ずれを防止出
来る。
【0059】(実施例5)前述の実施例1では、導電性
のEPDMゴムを用いた弾性層10bを感光層31の対
向電極として対向させ、吸着、転写を行なう場合につい
て説明を行なった。しかし、必ずしも導電性弾性層を用
いなくとも、弾性体と表層である誘電性の高抵抗層10
c(または10f)の間に低または中抵抗の導電層を設
け、これを感光層31の対向電極と成した場合について
以下に説明する。
【0060】一例として図4に示すごとく表層には実施
例2で用いたのと同じくPVdFフィルムを用い、この
背面にアルミ蒸着による略1000Åの導電層10eを
設けて感光層31の対向電極とした。また、弾性層とし
ては高抵抗のEPDMゴムを用い、導電層10eと導電
性基板10aとは転写ドラム10の転写材を保持しない
円周方向または軸方向端部に電極(不図示)を設けて導
通をとった。
【0061】この様に転写体を3層構成とすることで、
各々の層を弾性層、電極層、誘電層の機能に分離するこ
とが可能となる。例えば弾性層10gの導電性を上げる
ためにカーボン等を分散した結果、硬度が上がってしま
うという様な併害を防止出来る。
【0062】本実施例では弾性層10gの導電処理をや
めることで、硬度を前述のアスカーF硬度測定法にて6
0〜70度まで下げる事が可能となった。このため、感
光ドラム1と転写ドラム10の当接圧も総圧で400g
以下に下げることが出来、転写時の中ぬけ現象(文字部
の中が抜けて文字を構成する輪郭だけが残る現象)を改
善出来た。
【0063】次に、上記実施例において、中間層である
導電層10eの軸方向幅をWu、感光ドラム1上の帯電部
と導電層10eの重複対向幅をWzとし、下式(6)を満
足するように設定を行った。
【0064】 Ws>Wz>Wp>We…(6)
【0065】具体的には、最大の転写材幅Wp=210
mm(A4サイズ)とし、画像露光幅We=200m
m、帯電幅Wc=226mm、導電層幅Wu=222m
m、感光層幅Ws=248mmとすることで、Wz=W
u222mmの関係とした。
【0066】この結果、吸着性に関しても前記実施例1
で述べたのと同様な効果が得られた。
【0067】また、上記具体例においては、表層である
誘電層10fの幅Wi=246mmとすることで、下記
(7)、(8)式の関係も同時に満足することがわか
る。
【0068】Ws>Wc≧Wu>Wp…(7) Wi≧Wf…(8)
【0069】これは、前述の実施例2における式
(2)、(3)に対応するもので、これから容易に判る
様に本構成においても、上記(7)、(8)式を満足さ
せる様に設定することで、前記実施例2で述べたのと同
様な効果を得ることが出来る。
【0070】なお、図4において弾性層10fの幅Wf
は、Wf<Wuとなっているが弾性層10gの抵抗が高
い場合は、Wf≧Wu、或いはWf≧Wc、Wf≧Wi
などの関係となる様に設定しても感光層31への帯電メ
モリーの心配や、端部での放電の心配はないので何ら支
障がないのは言うまでもない。
【0071】また、前述の実施例3、4で述べた(4)
式または(5)式の関係は、WfをWuとすることで下
式(9)、(10)の様に同様に規定出来る。
【0072】Wr≧Wu…(9) Wa≧Wu…(10)
【0073】但し、Wrは前述の除電手段の除電幅、W
aは予備吸着手段の作用幅であり、この条件を満すこと
による効果は実施例3、4における場合と全く同様であ
るので省略する。
【0074】なお、上記各実施例での像形成工程では、
電子写真感光体に均一に帯電を付与し、その後、光情報
を照射して静電潜像を形成し、これを反転現像するもの
を例示した。しかし、本発明においては、帯電と同時に
光情報を照射するものや、光照射と同時に現像するよう
なカールソン法以外の電子写真法に対しても有効である
ことは言うまでもない。
【0075】また転写体の導電性層については必ずしも
弾性を導電性層自身が持つ必要はないが、導電性層が弾
性を持たない場合は、絶縁層(誘電体層)等の他の部材
にもたせても良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、感光層
を備える像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段
と、前記帯電手段により帯電された前記像担持体表面を
露光して潜像を形成する露光手段と、前記像担持体上の
潜像を反転現像により顕像化する現像手段と、転写材を
静電的に担持し搬送する転写材担持体と、を有し、前記
像担持体上の像を前記転写材担持体に担持された転写材
に静電的に転写する画像形成装置において、前記転写材
担持体は、導電層と、前記導電層よりも体積抵抗率が高
い誘電層と、を備え、転写材の搬送方向と直交する方向
において、前記感光層の幅をWs、前記露光手段による
前記像担持体上の露光幅をWe、使用可能な最大サイズ
の転写材の幅をWp、前記帯電手段による前記像担持体
の帯電幅と前記導電層の幅とが重複する部分の長さをW
tとすると、Ws>Wt>Wp>Weが成り立つ構成とされ
るので、転写材の転写材担持体への吸着性を向上するこ
とができる。
【0077】また、弾性層を用いる発明においては、弾
性層をより低硬度とする処方上の自由度を向上して中抜
け現象の発生を改善しつつ、転写材を良好に転写ドラム
上に吸着させることが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すための各構成部材の
寸法関係を示す構成説明用の平面図。
【図2】本発明の第2実施例を示すための各構成部材の
寸法関係を示す構成説明用の平面図。
【図3】本発明の第3実施例を示すための各構成部材の
寸法関係を示す構成説明用の平面図。
【図4】本発明の第5実施例を示すための各構成部材の
寸法関係を示す構成説明用の平面図。
【図5】本発明の対象となる画像形成装置の断面を示す
概要説明図。
【図6】図5の装置の回転現像装置の説明図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 3 帯電ローラー 4 現像手段 10A 転写手段 10 転写ドラム 10a 導電性基板 10b 導電性弾性層 10c、10c′ 誘電性高抵抗層 10d 絶縁フラージ 10e 導電層 16 画像露光 23 吸着ローラー 28 除電ローラー 30 転写材 31 感光層
フロントページの続き (72)発明者 宮代 俊明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 健彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−72166(JP,A) 特開 平5−127545(JP,A) 特開 平1−106085(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/16 G03G 15/00 550 G03G 15/01 114 G03G 15/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光層を備える像担持体と、前記像担持
    体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段により帯電され
    た前記像担持体を露光して潜像を形成する露光手段と、
    前記像担持体上の潜像を反転現像により顕像化する複数
    の現像手段と、転写材を静電的に担持し搬送する転写材
    担持体と、を有し、前記像担持体上の複数色の像を前記
    転写材担持体に担持された転写材に静電的に順次重ねて
    転写する画像形成装置において、 前記転写材担持体は、導電層と、表面に前記導電層より
    も体積抵抗率が高い誘電層とを備え、 転写材の搬送方向と直交する方向において、前記感光層
    の幅をWs、前記露光手段による前記像担持体上の露光
    幅をWe、使用可能な最大サイズの転写材の幅をWp、前
    記帯電手段による前記像担持体上の帯電幅と前記導電層
    の幅とが重複する部分の長さをWtとすると、 Ws>Wt>Wp>We が成り立つことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像転写時、前記像担持体と前記導電層と
    の間に電界が形成されることを特徴とする請求項1の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記導電層は発泡弾性体であり、前記誘
    電層は可撓性シートであり、前記発泡弾性体は前記可撓
    性シートにより被覆されることを特徴とする請求項1又
    は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写材担持体は弾性層を備え、前記
    導電層は前記弾性層上に設けられることを特徴とする請
    求項1又は2の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 転写材の搬送方向と直交する方向におい
    て、前記導電層の幅をWf、前記誘電層の幅をWi、前記
    帯電手段による前記像担持体の前記帯電幅をWcとする
    と、 Ws>Wc≧Wf>Wp Wi≧Wf が成り立つことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 像転写後、前記転写材担持体を除電する
    除電手段を有し、転写材の搬送方向と直交する方向にお
    いて、前記除電手段による前記転写材担持体の除電幅を
    Wr、前記導電層の幅をWfとすると、 Wr≧Wf が成り立つことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記誘電層を介して前記導電体との間に
    電界を形成して転写材を前記転写材担持体に静電的に吸
    着する吸着手段を有し、転写材の搬送方向と直交する方
    向において、前記吸着手段による前記電界形成幅をW
    a、前記導電層の幅をWfとすると、 Wa≧Wf が成り立つことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記帯電手段は、前記像担持体に接触する
    ローラを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかの画像形成装置。
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