JP4963347B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、複写機、プリンター、ファクシミリなどの電子写真方式或いは静電記録方式の画像形成装置に関するものであり、特に、電子写真方式、静電記録方式などにて像担持体上に可視画像、即ち、現像像(トナー像)を形成し、このトナー像を中間転写体を介して記録材に転写するようにした画像形成装置に関するものである。
近年、電子写真方式、静電記録方式等の静電プロセスを採用した複数色又はフルカラーの画像形成装置として、像担持体である感光ドラム上に形成された各色のトナー像を中間転写体上に順次重ね合わせてカラー画像を形成し、記録材に一括で転写する、所謂、中間転写方式の画像形成装置が提案されている。
この中間転写方式では、感光ドラム周囲に配置された帯電手段、露光手段、現像手段により感光ドラム上にトナー像を形成し、一次転写部において転写手段により、中間転写体としての中間転写ベルトに静電的に転写する。カラー画像を形成する場合には、中間転写ベルトにトナー像を順次転写していくことで中間転写ベルト上にフルカラー画像を形成することが出来る。
中間転写ベルトに転写されたトナー像は、中間転写ベルトの回転により二次転写部に搬送され、記録材に静電的に転写される。このとき記録材に転写されずに中間転写ベルト上に残ったトナーの除去方法としては、クリーニングブレードを中間転写ベルトに押し当てて、残トナーを除去する方法や、ファーブラシクリーニング手段にバイアス印加して残トナーを静電的に除去する方法等が提案されている。
前記ファーブラシクリーニングは、ブレードクリーニング手段で問題となる中間転写ベルトの寿命への影響或いは摩擦抵抗変動による負荷変動等の問題に対して有利であるが、二次転写後の転写残トナーの帯電極性は二次転写バイアスによって(+)に帯電したものと(−)に帯電したものが存在するため、一本のファーブラシで、且つ片極性のバイアス印加では全ての転写残トナーを回収しきれない問題が発生する。
この問題に対し複数本のファーブラシにそれぞれ異極性の(+)、(−)のバイアスを印加することで二次転写後の転写残トナーを回収する方法が、特許文献1に開示されている。
また、静電クリーニング方式の制御としては、特許文献2に記載されるように、環境によりクリーニングバイアスに印加するバイアス電圧を制御する方法が提案されている。
更に、特許文献3には、二次転写部において記録材のインピーダンスにより転写手段に印加する転写バイアスを制御する方法も提案されている。
特開2002−207403号公報 特開平4−178680号公報 特開平4−251276号公報
しかしながら、上記画像形成装置において、記録材の種類により、記録材に転写されずに中間転写体上に残ったトナーの状態が異なり、適当な中間転写体のクリーニングが成されないという課題が生じた。
つまり、上記特許文献に記載の方法は、環境によるクリーニング性のバラツキを緩和するものであるが、同環境においても記録材の種類によって、クリーニングすべき転写残トナー量にバラツキが生じることから、クリーニング不良の問題が生じる場合がある。特にエンボス加工された記録材は、表面の凹凸により転写残トナーが大きく異なり、一回の画像形成中で、且つベルト長手方向で転写残トナー量が多い箇所、少ない箇所が混在することから、転写残トナー量が多い箇所でクリーニング不良を起し易い。
また、上述した特許文献3に記載の方法によると、記録材のインピーダンスにより転写バイアスを制御できるが、上記したように一回の二次転写中であっても、記録材表面の凸凹により二次転写部における密着性が異なることから、紙の凹凸に応じた適正な転写バイアスを選択することが出来ない。
本願添付の図8は、エンボス紙にベタ画像を転写したときの凹部と凸部の転写電圧に対する画像濃度を示したグラフである。
図8に示すように、エンボス紙では凹部と凸部で二次転写ニップ(二次転写部)における転写圧に差が生じるため転写特性が異なる。更に、凹部においては、微小に空隙が生じる場合があるため、転写効率そのものが低くなってしまう場合がある。そのために、凸部の転写性に転写電圧を合わせると、凹部では転写ベルトに残る転写残トナー量が多くなってしまう。逆に凹部の転写性に転写電圧を合わせると、凸部では転写ベルトに残る転写残トナーが多くなってしまう。
これに対し、静電ファーブラシクリーニングでは、例えばトナーの帯電極性が(−)の場合、ファーブラシに印加するバイアスをトナーと逆極性の(+)極性で、且つバイアス強度を上げることでトナーの回収能力を上げることが出来るが、バイアス強度を上げた状態でバイアス印加し続けると、ファーブラシ内に堆積したトナーを電荷注入、又は、放電により(+)極性に帯電させてしまい、一旦回収したトナーを中間転写ベルト上に吐き出してしまう問題が生じる。このベルト上に吐き出されたトナーは、次回の画像形成時に記録材に転写されてしまい画像不良の原因となる。
このため、静電ファーブラシクリーニング手段のバイアス設定の下限値は、転写残トナーが回収できるバイアス強度に設定され、上限値は回収時にトナーが反転しづらいバイアス強度に設定される。その結果バイアス強度の上限値により回収能力に上限が出来てしまう。
図9は、二次転写残トナー量と静電クリーニングバイアスの関係を示したグラフである。図中の領域Aは、クリーニング能力を超える二次転写残トナー量が搬送されてくるため、トナーすり抜けが生じる領域であり、領域Bは、バイアス強度が高すぎて、ファーブラシ中に堆積したトナーが中間転写ベルトに吐き出し始める領域を示している。
つまり、吐き出しを防止しようとすると、図中の転写残トナー量Xmg/cm2がファーブラシクリーニングの上限値となる。
しかし、エンボス紙の凹部の二次転写残トナー量がXmg/cm2以上残る場合、ファーブラシに印加されるバイアスはVtr1以上のバイアス電圧を印加しなければトナーすり抜けが生じてしまうため、ファーブラシクリーニングバイアスをVtr1以上のバイアスに設定しなければならない。
その結果、エンボス紙の凹部の転写残をクリーニングするために、二次転写残トナー量がXmg/cm2以下となるエンボス紙以外の記録材に対しても、クリーニングバイアスをVtr1以上にしなければならず、トナー帯電極性の反転が始まり、中間転写ベルトに一旦ファーブラシで回収したトナーを吐き出してしまう問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、記録材の種類に依らず、適当な中間転写体のクリーニングを行うことが可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、静電像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電像を所定の極性に帯電されたトナーにより現像し、トナー像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー像を一次転写部にて一次転写される中間転写体と、転写電圧が印加されると前記中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写部にて二次転写する二次転写手段と、前記中間転写体の回転方向で前記二次転写部より下流側に配置され、バイアスが印加されて前記中間転写体上に残った二次転写残トナーを回収する第1のクリーニング手段と、前記中間転写体の回転方向で前記第1のクリーニング手段より下流側に配置され、バイアスが印加されて前記中間転写体上の転写残トナーを回収する第2のクリーニング手段と、を有する画像形成装置において、
前記第1のクリーニング手段に印加されるバイアスは転写電圧と逆の極性に設定されて、前記第2のクリーニング手段に印加されるバイアスは転写電圧と同じ極性に設定されて、
第1の記録材の場合に、前記第1のクリーニング手段に第1のバイアスが印加されるとともに、前記第2のクリーニング手段に第2のバイアスが印加された状態で、第1の転写電圧が二次転写手段に印加されて画像を形成する第1画像形成モードと、平滑度が第1の記録材より小さい第2の記録材の場合に、絶対値が前記第1のバイアスより大きい第3のバイアスが前記第1のクリーニング手段に印加されるとともに、絶対値が記第2のバイアスより大きくて、かつ、絶対値が前記第3のバイアスより小さい第4のバイアスが前記第2のクリーニング手段に印加された状態で、絶対値が前記第1の転写電圧より大きな転写電圧が二次転写手段に印加されて画像を形成する第2画像形成モードとを実行可能であることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、記録材の種類によらず、例えば、エンボス紙等の記録紙に凹凸のある記録材に対しても、その二次転写残現像剤に対して適正なクリーニング条件を可変に制御することでクリーニング不良を防止し、適当な中間転写体のクリーニングを行うことができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
尚、次に説明する実施例は、本発明における最良の実施形態の一例ではあるが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概略構成図である。本実施例にて、画像形成装置100は、中間転写体を用いた電子写真画像形成装置である。
本実施例にて、画像形成装置本体100A内には、支持ローラ50、51、52、53、31に張設されて矢印X方向に走行する無端状の中間転写体、即ち、中間転写ベルト5が配設されている。
この中間転写ベルト5は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム、ポリイミド、エチレン4フッ化エチレン共重合体等のような誘電体樹脂によって構成されている。
本実施例では、体積抵抗率1×109Ω・cm(JIS−K6911法準拠プローブを使用し、印加電圧500V、印加時間60sec)、厚み80μmの導電性ポリイミドシームレスベルトを採用したが、他の材料、体積抵抗率、及び厚みのものでも構わない。
また、表層に弾性層を有する中間転写ベルト5は、そのクリーニング手段としてブレードクリーニングを採用できない場合があるが、本実施例では、後述のようにクリーニング手段として静電式ファーブラシクリーニング手段を使用するので、好適に使用し得る。
給紙カセット20から取り出された記録紙Pは、ピックアップローラ21を経て、搬送ローラ22〜25により、二次転写手段としての二次転写ローラ32が配置された二次転写部T2へと送給される。二次転写ローラ32は、対向ローラとしても機能する上記支持ローラ31と対向配置され、中間転写ベルト5を挟持している。
次に、図2を用いて画像形成部を説明する。
本実施例にて、画像形成部は、像担持体としての、回転可能に配置されたドラム状の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)1を備えている。感光ドラム1は、基本構成として、アルミニウム等の導電性基体1bと、その外周に形成された光導電層1aとを備えた円筒状の電子写真感光体である。その中心には支軸1cを有し、この支軸1cを中心として矢印R1方向に、不図示の駆動手段によって回転駆動される。
感光ドラム1の周囲には、一次帯電手段としての一次帯電器2、露光手段としてのレーザービームスキャナのような露光装置3、現像手段としての現像装置4などのプロセス機器が配置されている。
一次帯電器2は、本実施例では、感光ドラム1表面に接して感光ドラム表面を所定の極性、電位に一様均一に帯電する、全体としてローラ状に構成された帯電ローラとされる。帯電ローラ2は、中心に配置された導電体ローラ(芯金)2bと、その外周に形成された導電層2aとを有し、芯金2bの両端部が不図示の軸受部材によって回転自在に支持されるとともに、感光ドラム1に対して平行に配置されている。これら両端部の軸受部材は不図示の押圧手段によって感光ドラム1の方へと付勢され、これにより、帯電ローラ2は、感光ドラム1表面に所定の押圧力を持って圧接されている。
帯電ローラ2は、感光ドラム1の矢印R1方向の回転に伴って矢印R2方向に従動回転する。帯電ローラ2の芯金2bには、電源10に接続された電気接触子に接触されている。帯電ローラ2は、電源10によってバイアス電圧が印加され、これにより、感光ドラム1表面を一様均一に接触帯電する。次いで、露光手段3からの画像露光により、感光ドラム1上に静電潜像が形成される。
露光手段3の下流側に配置された現像装置4は、本実施例では回転現像装置とされ、回転軸4Bを中心として回転する回転体4Aを備えている。回転体4Aには、複数の、本実施例では、4個の現像器4a、4b、4c、4dが搭載されており、従って、回転軸4Bを中心にR4方向に90°ずつ回転することで、現像器4a、4b、4c、4dをこの順番にて感光ドラム1との対向位置(現像位置)に移動させ、感光ドラム1上に形成された静電潜像を現像して現像像(トナー像)とすることができる。
現像器4a、4b、4c、4dは同じ構成とされるので、次に、現像器4aについて説明する。
現像器4aは、現像剤40を収容した現像容器41を有し、その容器41の感光ドラム1に面した開口部内に現像剤担持体としての現像スリーブ42がR3方向に回転自在に設置されている。現像スリーブ42内には、現像スリーブ42上に現像剤を担持させるマグネットローラ43が、現像スリーブ42の回転に対して非回転に固定配置されている。
現像容器41の現像スリーブ42の上方位置には、現像スリーブ42上に担持された現像剤を規制して薄層の現像剤層に形成する規制ブレード44が設置されている。
現像容器41内には、その略下半部に仕切り壁45により区画された現像室46及び撹拌室47が設けられている。
現像剤40は、本実施例では、トナーと磁性体であるキャリアとを主体とした二成分現像剤とされる。トナーは負帯電性であり、キャリアは正帯電性である。
先ず、現像スリーブ42の回転に伴いマグネットローラ43の磁極によって現像室46内の現像剤40が汲み上げられ、現像スリーブ42上に担持される。その現像剤40は現像スリーブ42の回転により搬送され、それまでの搬送過程においてトナーが負に帯電されると共に、現像剤40が現像スリーブ42に対し垂直に配置された規制ブレード44により規制され、薄層の現像剤層に形成される。薄層の現像剤層に形成された現像剤40は、感光ドラム1と対向した現像領域へ搬送されると、マグネットローラ43の現像領域に位置された現像主極の磁気力によって穂立ちし、現像剤40の磁気ブラシが形成される。この磁気ブラシで感光ドラム1の面上を擦ると共に、現像スリーブ42にバイアス電源12により現像バイアス電圧を印加することにより、磁気ブラシの穂を構成するキャリアに付着しているトナーが静電潜像の可視部(レーザ光による露光部)に付着して現像し、感光ドラム1上にトナー像が形成される。
感光ドラム1の下方には、一次転写手段を構成するローラ状の転写装置(以下「転写ローラ」という。)6が配設されている。
転写ローラ6は、電源11に接続された導電体ローラ軸6aと、その外周面に円筒状に形成された導電層6bとによって構成されている。転写ローラ6の導電層6bとしては、その抵抗値が105〜108Ω・cm程度であり、単泡性或いは連泡性のEPDM、SBR、BR等が望ましい。転写ローラ6は、両端部が不図示のスプリング等の押圧部材によって感光ドラム1に向けて付勢されており、これにより転写ローラ6の導電層6bは、所定の押圧力で感光ドラム1側に中間転写ベルト5を挟み込むように圧接され転写ニップ部、即ち、一次転写部T1が形成される。
他の現像器4b、4c、4d、は、現像器4aと同様の構成を備えており、これら現像器4a、4b、4c、4dの異なる点は、それぞれがイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する点である。
各現像器4a、4b、4c、4dにはそれぞれイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーが収納されているものとする。
原稿のイエロー成分色による画像信号がポリゴンミラー(不図示)等を介して感光ドラム1上に投射されて静電潜像が形成され、これに現像器4aからイエロートナーが供給されて静電潜像がイエロートナー像となる。このトナー像が感光ドラム1の回転に伴って、感光ドラム1と中間転写ベルト5とが当接する一次転写部T1に到来すると、転写ローラ6に印加される転写バイアスによって、イエロートナー像が中間転写ベルト5へ転写される。
イエロートナー像を担持した中間転写ベルト5は、1回転して再び一次転写部T1に搬送されてくる。このときまでに、現像装置4は回転軸4Bを中心にR4方向に90°回転し、現像器4bを感光ドラム対向位置に移動させ、前記と同様の方法で感光ドラム1上にマゼンタトナー像が形成される。このマゼンタトナー像は、前記中間転写ベルト5上のイエロートナー像上へ転写される。
同様に、シアントナー像、ブラックトナー像が前述のトナー像に重畳転写され、このときまでに給紙カセット20から取り出された記録紙Pが二次転写部T2に達し、2次転写手段30に印加される転写バイアスによって上述の4色のトナー像は記録紙P上に二次転写される。
図3に、二次転写部T2に配置された二次転写手段30の構成を示す。
二次転写手段30は、中間転写ベルト5の内側に位置するベルト張架ローラをも兼ねた二次転写部材である2次転写内ローラ31と、外側に位置する二次転写部材である2次転写外ローラ32とを有する。
2次転写外ローラ32は、直径24mmとされる導電性の軸32aと、その表面を被覆した導電層32bで形成されている。2次転写外ローラ32の導電層32bとしては、その抵抗値が105〜107Ω・cm程度であり、ソリッド又は発泡性のEPDM、SBR、BR等が望ましい。2次転写内ローラ31は、導電性のローラで、直径は21mm、材質は、SUS、Al等が好ましい。
なお、2次転写内ローラ31或いは2次転写外ローラ32のいずれかに、転写バイアスを印加することで中間転写ベルト31上のトナーを、二次転写部T2を通過する記録紙Pに転写するが、本実施例では、2次転写外ローラ32に正のバイアスを印加することで、(−)に帯電したトナーを中間転写ベルト5上から記録紙P上へ転写する。
2次転写外ローラ32は、中間転写ベルト5に対して離接可能であり、上記イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー像を中間転写ベルト5上に重畳形成しているときには離間状態とされ、中間転写ベルト5上の重畳されたフルカラートナー像を記録紙Pに転写するときには接触状態とされる。
記録紙Pに転写されずに中間転写ベルト5に残った残トナーは、ベルト5の回転により中間転写体クリーニング装置8によるクリーニング部へと搬送される。
図4に詳細を示すように、本実施例では、中間転写体クリーニング装置8は、中間転写ベルト5を支持する張架ローラ50に対向して配置される。中間転写体クリーニング装置8は、複数のクリーニング手段を備え、本実施例では、中間転写ベルト5の搬送方向上流側に位置した第1のクリーニング手段としての第1クリーニング装置8aと、下流側に位置した第2のクリーニング手段としての第2クリーニング装置8bとを有する。
本実施例にて、中間転写体クリーニング装置8は、静電式ファーブラシクリーニング装置とされ、複数の、本実施例では、ベルトの搬送方向で上流側及び下流側に二本のファーブラシ81(81a、81b)が配置されている。
中間転写体クリーニング装置8も又、2次転写外ローラ32と同様に中間転写ベルト5に対して離接可能とされ、中間転写ベルト5上の残トナーが中間転写体クリーニング装置8のクリーニング部に搬送されてきたときに、ファーブラシ81が中間転写ベルト5に対して接触状態とされる。また、ファーブラシ81(81a、81b)の中間転写ベルト5表面に対する進入量は、約1.0mmとされる。
本実施例で使用するファーブラシ81(81a、81b)は、直径が8mmの導電軸82(82a、82b)に、導電性で繊維状の毛83(83a、83b)を植毛して構成される。毛83は、外径:20mm、パイル長:6mm、材質:ナイロン、密度:100kF、抵抗:5×106Ωのものを使用した。
ファーブラシ81(81a、81b)のベルト張架ローラ50に接する点の下流側には、金属のバイアスローラ84(84a、84b)がファーブラシ81(81a、81b)に進入するように配置されている。このときのファーブラシ81(81a、81b)のバイアスローラ84表面に対する進入量は、約1.0mmとされる。
また、この金属のバイアスローラ84のファーブラシ81に接する点の下流側には、スクレーパ85(85a、85b)が押し当てられ、ファーブラシ81で回収したトナーを金属ローラ84に転移させ、スクレーパ85で掻き取ることでトナーを廃トナーボックス(不図示)に落下させる。
各部材の回転方向に関して言えば、ファーブラシ81(81a、81b)は、中間転写ベルト5との対向位置でベルト移動方向に対してカウンター方向、即ち、図4にて時計方向に回転される。また、バイアスローラ84(84a、84b)は、ファーブラシ81との対向位置で同じ方向、即ち、図4にて反時計方向に回転する。
中間転写ベルト5からファーブラシ81(81a、81b)へのトナーの受け渡しは、次のようにして行われる。
本実施例においては、通常の画像形成時には中間転写ベルト5の回転方向で上流側のバイアスローラ84aには、電源15から(−)のバイアス(トナー帯電極性と同じ極性のバイアス)を、下流側のバイアスローラ84bには、電源16から(+)のバイアス(トナー帯電極性と逆極性のバイアス)を印加する。本実施例では、上流のバイアスローラ84aには電源15により−700Vが印加され、下流のバイアスローラ84bには電源16により+700Vが印加される。
これは、二次転写終了後の中間転写ベルト5上の残トナーには(+)極性、(−)極性の両極性のトナーが存在する可能性があるため、二本のファーブラシ81a、81bに異なる極性のバイアスを印加する構成としている。
例えば、下流側のクリーニング部について説明すると、上述のように、バイアスローラ84bに+700Vが印加される。このために、ファーブラシ81bには+600Vの電圧が誘起され、接地された張架ローラ50とに電位差が生じ、中間転写ベルト5上のトナーがファーブラシ81bに転移する。更に、ファーブラシ81bに回収されたトナーは、ファーブラシ81bとバイアスローラ84bとの電位差によりバイアスローラ84bに転移される。
図5は、本実施例における二次転写部T2での二次転写ローラ32への印加電圧と転写効率を示すグラフである。このグラフ中の点線(1)、(2)は転写効率90%時の転写電圧を示している。
ここで、転写効率は、
転写効率=記録紙に転写されたトナー量/転写前の中間転写体上のトナー量×100(%)
によって求めた。
点線(1)、(2)に対応する電圧は、それぞれ1.5kVと3.5kVとその電圧値は異なるが、転写電圧1.5kVに設定された時の中間転写体上の残トナーは、主に(−)極性のトナーが多く、3.5kVの時には主に(+)極性のトナーが多く残っている。これは、1.5kV設定時には、転写されるトナーの電荷に対し転写電圧が足りないことにより起こり、3.5kV設定時には、転写電圧が高すぎることでトナーに電荷注入或いは放電による電荷の飛び込みによりトナー電荷の極性が反転してしまうことにある。
上記理由により、本実施例では、中間転写体クリーニング装置8に二本のファーブラシ81a、81bを配置し、且つ、各ファーブラシ81a、81bには、異なる極性のバイアスを印加するようにしている。
本実施例における上記構成の画像形成装置において、特にエンボス加工された記録紙Pに画像を転写する場合、一回の画像形成において、更には二次転写部T2、即ち、転写ニップN2長手方向で、記録紙表面の凹凸に対応して、転写されず中間転写ベルト5に残る転写残トナー量が異なる場合がある。
従って、本実施例では、エンボス紙等の記録紙表面に凹凸のある記録材Pを転写紙として選択したときのみ、ファーブラシ81(81a、81b)に印加するバイアス電圧を上げることを特徴とする。
つまり、不図示の制御手段は、使用する記録材の種類に応じて、バイアスローラ84a及び84bに印加するバイアスの電圧を次のように制御する。
普通紙の場合には、バイアスローラ84aに−700V、バイアスローラ84bに+700Vが印加され、エンボス紙の場合には、バイアスローラ84aに−900V、バイアスローラ84bに+900Vが印加される。
このように、制御手段は、普通紙よりも表面が粗く、平滑度の小さいエンボス紙が使用される場合、バイアスローラ84a及び84bに印加される電圧の絶対値が大きくなるように制御する。
エンボス紙等の紙の表面性は平滑度により規定され、特にJIS規格のベック平滑度で測定した結果、10秒以下、更には5秒以下のものに関して特に二次転写部T2における密着性の悪さから、凹部に対応する転写残トナーが多くなってしまう問題が発生した。
ただし、記録紙Pの平滑度と二次転写部T2における密着性の関係は、二次転写部T2での転写圧、転写ローラ32の硬度、トナーの転写特性、中間転写ベルト5の材質等により差が出るため、特に規定されるものではない。
本実施例において記録紙Pの選択は、ユーザーによりコピー開始前に選択される。ユーザーによる記録紙Pの選択範囲は、主に普通紙/再生紙/厚紙(数種類)/OHP/ラベル紙等の記録紙が選択可能で、さらに特殊紙としてエンボス加工された記録紙が選択可能となっている。
次に、選択された記録紙に応じて、二次転写バイアス、及び中間転写ベルトファーブラシクリーニングバイアスが選択される。
図6は、普通紙、特殊紙(エンボス紙)を通紙したときの二次転写部T2における印加電圧−電流特性を示したグラフである。グラフから記録紙の抵抗により電圧−電流特性が異なることが分かる。
ここで、二次転写に必要な転写電流をItr1とすると、普通紙の場合Vtr0に、特殊紙(エンボス紙)の場合はVtr1が選択される。
二次転写バイアスが選択されると同様に、中間転写ベルト5のクリーニングファーブラシ81に印加されるバイアス値も選択される。
図7は、クリーニングバイアスとクリーニング残トナー濃度、つまり、クリーニング部を通過したにもかかわらず、クリーニングできずに中間転写ベルト5上に残ったトナー濃度の関係を示すグラフである。図中の曲線は、普通紙の二次転写残トナー、特殊紙(エンボス紙)の凸部の二次転写残トナー、凹部の二次転写残トナーに対して、中間転写ベルトファーブラシクリーニングバイアスの値を変えたときのクリーニング残トナー濃度を示した曲線である。
図7のグラフから普通紙、特殊紙(エンボス紙)の凸部の二次転写残トナーの場合、中間転写ベルトファーブラシクリーニングバイアスはVcl1に設定することでクリーニング可能であるが、凹部でクリーニング残トナーが残ってしまうためVcl2で設定することになる。
ただし、上記「発明が解決しようとする課題」の項で記述したように、Vcl1からVcl2のようにバイアス強度を上げた状態で、クリーニングバイアスを連続して印加し続けた場合、ファーブラシ81に堆積したトナーの帯電極性が変わり、一度回収したトナーを中間転写ベルト5上に吐き出してしまう問題が生じる。
ファーブラシ81内の堆積トナーの反転現象は、クリーニングバイアス強度を高めることでより顕在化してくるが、この問題は、図中Vcl2以上の電圧に設定することで反転トナーが発生し始め、バイアス強度に応じて反転トナー量が増加してくる。
従って、特殊紙(エンボス紙)選択時のみバイアス値を変え、高いクリーニングバイアスの印加時間を最小限にすることで反転トナー発生量を最小限に抑えることができる。更に上流、下流のクリーニングファーブラシに印加するクリーニングバイアス値を上げることで、図8における転写電圧の設定が、記録材凹部側に設定されたとしても、或いは、記録材凸部側に設定されたとしても、中間転写ベルトをクリーニングすることができる。
以上の制御により、普通紙に対して、適正な二次転写電圧と、中間転写ベルト上の残トナー量に対してはクリーニングバイアスVcl1を設定し、特殊紙(エンボス紙)に対しては、適正な二次転写電圧と、中間転写ベルト上の残トナー量に対してはクリーニングバイアスVcl2に設定することができ、転写残トナー量が記録材の平滑度によって変わったとしても適正なクリーニングバイアスの設定により、中間転写ベルトをクリーニングすることが出来る。
本実施例においては、フルカラーを得る画像形成装置について説明をしてきたが、勿論、黒白(B/W)の画像を得る画像形成装置においても同様の効果を得ることが出来る。
また、本実施例において、クリーニングバイアス値等に関して規定していないのは、トナーの転写特性、中間転写ベルトの材質、硬度、二次転写部の転写圧、クリーニングファーブラシの材質、クリーニング能力等により大きく異なるためである。従って、クリーニングバイアス値は、これら条件に対応して適宜選択決定される。
実施例2
上記第一の実施例では、記録材が普通紙の場合にバイアスローラ84aに印加されるバイアスの電圧と、記録材がエンボス紙の場合にバイアスローラ84aに印加されるバイアスの電圧の差の絶対値をVa1、記録材が普通紙の場合にバイアスローラ84bに印加されるバイアスの電圧と、記録材がエンボス紙の場合にバイアスローラ84bに印加されるバイアスの電圧の差の絶対値をVb1とすると、Va1とVb1は等しくなるように制御される。
一方、第二の実施例では、記録材が普通紙の場合にバイアスローラ84aに印加されるバイアスの電圧と、記録材がエンボス紙の場合にバイアスローラ84aに印加されるバイアスの電圧の差の絶対値をVa2、記録材が普通紙の場合にバイアスローラ84bに印加されるバイアスの電圧と、記録材がエンボス紙の場合にバイアスローラ84bに印加されるバイアスの電圧の差の絶対値をVb2とすると、Va2とVb2は異なるように制御される。
本実施例においては、記録材が普通紙の場合、バイアスローラ84a及び84bに印加されるバイアスの電圧は、それぞれ、−700v及び+700vである。また、記録材がエンボス紙の場合、バイアスローラ84aに印加されるバイアスの電圧は−900v、バイアスローラ84bに印加されるバイアスの電圧値は+800vである。
本実施例では、エンボス紙を使用する場合の二次転写バイアスの電圧は、実施例1においてエンボス紙の使用時における二次転写バイアスの電圧よりも、高くなっている。
つまり、エンボス紙の凸部の転写効率を高める様に、二次転写バイアスの電圧を設定した。このとき、二次転写の転写残トナー量は、凹部において、多くなる。凹部の転写残トナーは、二次転写バイアスの電圧の影響により、プラス極性になっている。
従って、転写残トナーにおけるプラス極性に帯電しているトナーの割合は、マイナス極性に帯電しているトナーの割合よりも極めて多くなっている。
そこで、本実施例では、記録材としてエンボス紙を使用する場合、プラス極性に帯電する転写残トナーを主に回収するクリーニング装置8aに印加されるバイアスの電圧の絶対値が、マイナス極性に帯電する転写する転写残トナーを主に回収するクリーニング装置8bに印加されるバイアスの電圧の絶対値よりも大きくなるように、制御される。
ところで、本実施例のように設定すると、エンボス紙が連続した場合、上流側のファーブラシ81aで極性反転したトナーが中間転写ベルト5に吐き出されるが、下流のファーブラシ81bで回収可能となる。下流側のファーブラシ81b、ファーブラシ内の堆積トナーの極性が反転してしまうようなバイアスの電圧に設定されていないため下流のファーブラシ81bからのトナー吐き出しはなく、吐き出しトナーによる画像弊害等は発生しない。
以上の第二の実施例により、記録材として特殊紙(エンボス紙)が使用さて、更に、転写残トナーにおけるプラス極性に帯電するトナーの割合とマイナス極性に帯電するトナーの割合が極めて異なる場合であっても、転写残トナーにおいて占める割合の多いトナーの極性に応じて、クリーニング装置8aおよび8bに印加するバイアスを制御することにより、適当に中間転写ベルトのクリーニングを行うことができた。
本発明の画像形成装置の一実施例の概略構成断面図である。 本発明の画像形成装置の画像形成部を示す図である。 本発明の画像形成装置の二次転写部を示す図である。 本発明の画像形成装置の中間転写体クリーニング装置の概略構成図である。 二次転写部における転写電圧と転写効率の関係を示すグラフである。 二次転写部の電圧−電流特性を示す図である。 本実施例におけるクリーニングバイアスとクリーニング残トナー濃度の関係を示す図である。 従来例におけるエンボス紙の凹部と凸部の転写性を示す図である。 従来例におけるクリーニングバイアスと二次転残トナー量の関係を示す図である。
符号の説明
1 感光ドラム(像担持体)
2 一次帯電器(一次帯電手段)
3 露光装置(露光手段)
4 現像装置(現像手段)
5 中間転写ベルト(中間転写体)
6 一次転写手段
8 中間転写体クリーニング装置
8a 第1クリーニング装置(第1クリーニング手段)
8b 第2クリーニング装置(第2クリーニング手段)
15、16 クリーニングバイアス電源
30 二次転写手段

Claims (1)

  1. 静電像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電像を所定の極性に帯電されたトナーにより現像し、トナー像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー像を一次転写部にて一次転写される中間転写体と、転写電圧が印加されると前記中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写部にて二次転写する二次転写手段と、前記中間転写体の回転方向で前記二次転写部より下流側に配置され、バイアスが印加されて前記中間転写体上に残った二次転写残トナーを回収する第1のクリーニング手段と、前記中間転写体の回転方向で前記第1のクリーニング手段より下流側に配置され、バイアスが印加されて前記中間転写体上の転写残トナーを回収する第2のクリーニング手段と、を有する画像形成装置において、
    前記第1のクリーニング手段に印加されるバイアスは転写電圧と逆の極性に設定されて、前記第2のクリーニング手段に印加されるバイアスは転写電圧と同じ極性に設定されて、
    第1の記録材の場合に、前記第1のクリーニング手段に第1のバイアスが印加されるとともに、前記第2のクリーニング手段に第2のバイアスが印加された状態で、第1の転写電圧が二次転写手段に印加されて画像を形成する第1画像形成モードと、平滑度が第1の記録材より小さい第2の記録材の場合に、絶対値が前記第1のバイアスより大きい第3のバイアスが前記第1のクリーニング手段に印加されるとともに、絶対値が記第2のバイアスより大きくて、かつ、絶対値が前記第3のバイアスより小さい第4のバイアスが前記第2のクリーニング手段に印加された状態で、絶対値が前記第1の転写電圧より大きな転写電圧が二次転写手段に印加されて画像を形成する第2画像形成モードとを実行可能であることを特徴とする画像形成装置。
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