JP3471438B2 - 緩衝器のバルブ構造 - Google Patents
緩衝器のバルブ構造Info
- Publication number
- JP3471438B2 JP3471438B2 JP22060694A JP22060694A JP3471438B2 JP 3471438 B2 JP3471438 B2 JP 3471438B2 JP 22060694 A JP22060694 A JP 22060694A JP 22060694 A JP22060694 A JP 22060694A JP 3471438 B2 JP3471438 B2 JP 3471438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- seat
- sub
- damping
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/34—Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
- F16F9/348—Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body
- F16F9/3484—Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body characterised by features of the annular discs per se, singularly or in combination
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/34—Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
- F16F9/348—Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/34—Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
- F16F9/348—Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body
- F16F9/3488—Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body characterised by features intended to affect valve bias or pre-stress
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は緩衝器のバルブ構造に関
し、特に、低速から中速のピストン速度における減衰特
性の設定の自由度を確保することができる緩衝器のバル
ブ構造に関する。
し、特に、低速から中速のピストン速度における減衰特
性の設定の自由度を確保することができる緩衝器のバル
ブ構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の油圧緩衝器として、図１４に示す
ようにシリンダ１０１内にピストンロッド１０２を挿通
し、このピストンロッド１０２の先端部にシリンダ１０
１内周面に摺接するピストン１０３を装着して２つの油
室Ｓ１，Ｓ２を画成し、ピストン１０３には圧縮側油路
１０４及び伸び側油路１０５を形成し、ピストン１０３
の両側には圧縮側油路１０４を開閉する圧縮側バルブ１
０６及び伸び側油路１０５を開閉する伸び側バルブ１０
７を設け、圧縮側バルブ１０６にはスリット１０９ａを
形成し、また伸び側バルブ１０７はピストン１０３のシ
ート面（ランド面）１１０側に複数枚の板バルブ１１
１，１１２，１１３を順次重ねた構造としたものがあ
る。
ようにシリンダ１０１内にピストンロッド１０２を挿通
し、このピストンロッド１０２の先端部にシリンダ１０
１内周面に摺接するピストン１０３を装着して２つの油
室Ｓ１，Ｓ２を画成し、ピストン１０３には圧縮側油路
１０４及び伸び側油路１０５を形成し、ピストン１０３
の両側には圧縮側油路１０４を開閉する圧縮側バルブ１
０６及び伸び側油路１０５を開閉する伸び側バルブ１０
７を設け、圧縮側バルブ１０６にはスリット１０９ａを
形成し、また伸び側バルブ１０７はピストン１０３のシ
ート面（ランド面）１１０側に複数枚の板バルブ１１
１，１１２，１１３を順次重ねた構造としたものがあ
る。
【０００３】そして、これらの板バルブ１１１，１１
２，１１３を円形に形成し、これらを受けるシート面１
１０を図１５（ａ）に示すように円形（円環状）に形成
したものがある。このようなバルブ構造における伸び行
程での減衰力特性は、図６に線IIIで示すように、ピス
トン速度が低速のときには油室Ｓ１内の作動油が圧縮側
バルブ１０６のスリット１０９ａから圧縮側油路１０４
を通って油室Ｓ２に流入して比較的急な減衰力特性が得
られ、シート面１１０が円形（円環状）であるためにピ
ストン速度が中速になると伸び側油路１０５に流入する
作動油で伸び側バルブ１０７が開いて比較的緩やかな減
衰力特性が得られる。このように円形シート面とした場
合、低速域と中速域との間で減衰力特性に変曲点が発生
して、リニアな特性が得られない。
２，１１３を円形に形成し、これらを受けるシート面１
１０を図１５（ａ）に示すように円形（円環状）に形成
したものがある。このようなバルブ構造における伸び行
程での減衰力特性は、図６に線IIIで示すように、ピス
トン速度が低速のときには油室Ｓ１内の作動油が圧縮側
バルブ１０６のスリット１０９ａから圧縮側油路１０４
を通って油室Ｓ２に流入して比較的急な減衰力特性が得
られ、シート面１１０が円形（円環状）であるためにピ
ストン速度が中速になると伸び側油路１０５に流入する
作動油で伸び側バルブ１０７が開いて比較的緩やかな減
衰力特性が得られる。このように円形シート面とした場
合、低速域と中速域との間で減衰力特性に変曲点が発生
して、リニアな特性が得られない。
【０００４】そこで、シート面を図１５（ｂ）に示すよ
うに非円形（非円環状）に形成することにより、図６に
線IIで示すように、ピストン速度が低速域のときにもバ
ルブが徐々に開くようにして低速域から中速域に至るま
で略リニアな減衰力特性が得られるようにしたものもあ
る。ところが、非円形シート面にした場合、同図から分
るように高速域でのバルブの開きが小さくなって減衰力
特性が比較的急な特性になってしまう。
うに非円形（非円環状）に形成することにより、図６に
線IIで示すように、ピストン速度が低速域のときにもバ
ルブが徐々に開くようにして低速域から中速域に至るま
で略リニアな減衰力特性が得られるようにしたものもあ
る。ところが、非円形シート面にした場合、同図から分
るように高速域でのバルブの開きが小さくなって減衰力
特性が比較的急な特性になってしまう。
【０００５】そのため、実開昭６０−９９３４１号公報
にも開示されているように円形シート面としたまま、バ
ルブ１０７を構成する中間シートとなる中間の板バルブ
１１２の形状を図１５（ｃ）に示すように偏芯した形状
に形成することにより、サブバルブとなる板バルブ１１
１及びメインバルブとなる板バルブ１１３の全周のうち
の一部が撓み始めた後徐々に全周が撓むようにすること
で低速域から中速域まで変曲点がないようにすることが
提案されている。
にも開示されているように円形シート面としたまま、バ
ルブ１０７を構成する中間シートとなる中間の板バルブ
１１２の形状を図１５（ｃ）に示すように偏芯した形状
に形成することにより、サブバルブとなる板バルブ１１
１及びメインバルブとなる板バルブ１１３の全周のうち
の一部が撓み始めた後徐々に全周が撓むようにすること
で低速域から中速域まで変曲点がないようにすることが
提案されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した実開昭６０−
９９３４１号公報に示されるように、バルブを構成する
中間シートを偏芯した形状にしたバルブ構造にあって
は、円形シート面とした場合と同様の中速域の減衰力特
性が得られるものの、中間シートの形状と発生する減衰
力との相関関係を把握することが困難である。
９９３４１号公報に示されるように、バルブを構成する
中間シートを偏芯した形状にしたバルブ構造にあって
は、円形シート面とした場合と同様の中速域の減衰力特
性が得られるものの、中間シートの形状と発生する減衰
力との相関関係を把握することが困難である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、中間シートはサブバルブ及びメインバルブと内
外径を同じに形成するとともにバルブシートのシート面
を円形としてサブバルブに当接させ、この中間シートに
扇形状で且つサブバルブを部分的に撓ませる切り欠き部
を形成した。上記メインバルブには、その自由端側に開
いた扇形状で且つサブバルブを部分的に撓ませる切り欠
き部を形成してメインバルブと中間シートとを一体化し
てもよい。
発明は、中間シートはサブバルブ及びメインバルブと内
外径を同じに形成するとともにバルブシートのシート面
を円形としてサブバルブに当接させ、この中間シートに
扇形状で且つサブバルブを部分的に撓ませる切り欠き部
を形成した。上記メインバルブには、その自由端側に開
いた扇形状で且つサブバルブを部分的に撓ませる切り欠
き部を形成してメインバルブと中間シートとを一体化し
てもよい。
【０００８】
【作用】中間シートはサブバルブ及びメインバルブと内
外径を同じに形成されるとともに、扇形状の切り欠き部
が形成されているので、低速域から中速域まで略リニア
で、しかも高速域では本来の円形のシート面により定ま
る減衰力特性となり、低速から高速域まで変曲点のない
減衰力特性が得られるとともに、中間シートの切り欠き
部の数や角度などによって発生する減衰力との相関関係
を把握することが容易になり、また、メインバルブと中
間シートとを一体化することにより、少ない部材構成で
同様の作用効果を得ることができる。
外径を同じに形成されるとともに、扇形状の切り欠き部
が形成されているので、低速域から中速域まで略リニア
で、しかも高速域では本来の円形のシート面により定ま
る減衰力特性となり、低速から高速域まで変曲点のない
減衰力特性が得られるとともに、中間シートの切り欠き
部の数や角度などによって発生する減衰力との相関関係
を把握することが容易になり、また、メインバルブと中
間シートとを一体化することにより、少ない部材構成で
同様の作用効果を得ることができる。
【０００９】
【実施例】以下に本発明の第１の実施例を添付図面に基
づいて説明する。ここで、図１は本発明の第１の実施例
に係るバルブ構造を適用した緩衝器のピストン周りの断
面図、図２は同緩衝器の中間シートの平面図、図３乃至
図５は同緩衝器のバルブの作動過程を説明する説明図、
図６は減衰力特性を示す線図、図７は他の中間シートの
平面図である。
づいて説明する。ここで、図１は本発明の第１の実施例
に係るバルブ構造を適用した緩衝器のピストン周りの断
面図、図２は同緩衝器の中間シートの平面図、図３乃至
図５は同緩衝器のバルブの作動過程を説明する説明図、
図６は減衰力特性を示す線図、図７は他の中間シートの
平面図である。
【００１０】シリンダ１内には下方からピストンロッド
２を挿通し、このピストンロッド２の先端部にはシリン
ダ１内周面に摺接するピストン３を装着して２つの油室
Ｓ１，Ｓ２を画成し、ピストン３には圧縮側油路４及び
伸び側油路５を形成し、このピストン３の下面には圧縮
側油路４を開閉する圧縮側バルブ６を装着し、ピストン
３の上面には伸び側油路５を開閉する伸び側バルブ７を
装着し、圧縮側バルブ６の背面にシート８を、伸び側バ
ルブ７の背面にシート９，９を設け、これらをリテーナ
１０，１１間に挟持してナット１２で固定している。
２を挿通し、このピストンロッド２の先端部にはシリン
ダ１内周面に摺接するピストン３を装着して２つの油室
Ｓ１，Ｓ２を画成し、ピストン３には圧縮側油路４及び
伸び側油路５を形成し、このピストン３の下面には圧縮
側油路４を開閉する圧縮側バルブ６を装着し、ピストン
３の上面には伸び側油路５を開閉する伸び側バルブ７を
装着し、圧縮側バルブ６の背面にシート８を、伸び側バ
ルブ７の背面にシート９，９を設け、これらをリテーナ
１０，１１間に挟持してナット１２で固定している。
【００１１】圧縮側バルブ６は２枚の円形バルブ１４，
１５からなり、内側の円形バルブ１４にはスリット１４
ａを形成している。また、伸び側バルブ７は円形のサブ
バルブ１７とメインバルブ１８との間に中間シート１９
を介在させてなり、ピストン３のサブバルブ１７が当接
するバルブシート２０のシート面は円形シート面として
いる。
１５からなり、内側の円形バルブ１４にはスリット１４
ａを形成している。また、伸び側バルブ７は円形のサブ
バルブ１７とメインバルブ１８との間に中間シート１９
を介在させてなり、ピストン３のサブバルブ１７が当接
するバルブシート２０のシート面は円形シート面として
いる。
【００１２】ここで、中間シート１９はサブバルブ１７
及びメインバルブ１８と外径が同じに形成されるととも
に、図２に示すように２箇所に扇形状の切り欠き部１９
ａが形成されている。
及びメインバルブ１８と外径が同じに形成されるととも
に、図２に示すように２箇所に扇形状の切り欠き部１９
ａが形成されている。
【００１３】以上のように構成した緩衝器のバルブ構造
において、伸び行程でピストンロッド２が下動すると
き、ピストン速度の低速時には油室Ｓ１の作動油が圧縮
側バルブ６のスリット１４ａから圧縮側油路４に流入し
て、図３（ａ）に示すように伸び側バルブ７に関係なく
圧縮側油路４を通じて油室Ｓ２内に流入する。従って、
減衰力特性は同図（ｂ）に示すように点線の丸で囲む領
域から圧縮側油路４の開口特性に応じて徐々に高くな
る。
において、伸び行程でピストンロッド２が下動すると
き、ピストン速度の低速時には油室Ｓ１の作動油が圧縮
側バルブ６のスリット１４ａから圧縮側油路４に流入し
て、図３（ａ）に示すように伸び側バルブ７に関係なく
圧縮側油路４を通じて油室Ｓ２内に流入する。従って、
減衰力特性は同図（ｂ）に示すように点線の丸で囲む領
域から圧縮側油路４の開口特性に応じて徐々に高くな
る。
【００１４】そして、ピストン速度が中速域に近付くに
従って図４（ａ）に示すように伸び側油路５に流入した
作動油により中間シート１９の切り欠き部１９ａに対応
するサブバルブ１７の部分１７ａが開き始めて、減衰力
特性は同図（ｂ）に点線の丸で囲む領域で変曲点を発生
することなく滑らかになる。
従って図４（ａ）に示すように伸び側油路５に流入した
作動油により中間シート１９の切り欠き部１９ａに対応
するサブバルブ１７の部分１７ａが開き始めて、減衰力
特性は同図（ｂ）に点線の丸で囲む領域で変曲点を発生
することなく滑らかになる。
【００１５】更に、ピストン速度が高速域になると図５
（ａ）に示すように伸び側油路５に流入した作動油によ
り伸び側バルブ７全体が開くようになり、このときバル
ブシート２０のシート面は円形をなしているので、減衰
力特性は同図（ｂ）に点線の丸で囲む領域のように急激
に減衰力が上昇することなく徐々に上昇する。
（ａ）に示すように伸び側油路５に流入した作動油によ
り伸び側バルブ７全体が開くようになり、このときバル
ブシート２０のシート面は円形をなしているので、減衰
力特性は同図（ｂ）に点線の丸で囲む領域のように急激
に減衰力が上昇することなく徐々に上昇する。
【００１６】このように中間シート１９に切り欠き部１
９ａを形成することによって円形バルブを使用する場合
でも減衰力特性は図６に線Ｉで示すように変曲点のない
滑らかのものとなるとともに、中速域で減衰力変化を緩
やかにすることができる。そして、中間シート１９の切
り欠き部１９ａの数、形状、角度、深さなどによって減
衰力が変化するので、中間シート１９の形状と減衰力と
の相関関係の把握が容易になる。
９ａを形成することによって円形バルブを使用する場合
でも減衰力特性は図６に線Ｉで示すように変曲点のない
滑らかのものとなるとともに、中速域で減衰力変化を緩
やかにすることができる。そして、中間シート１９の切
り欠き部１９ａの数、形状、角度、深さなどによって減
衰力が変化するので、中間シート１９の形状と減衰力と
の相関関係の把握が容易になる。
【００１７】尚、第１実施例の中間シートの切り欠き部
の形状は上記実施例に限られるものではなく、例えば図
７（ａ）に示すように切り欠き部１９ａを半円形状また
はＵ字状に形成したもの、或いは同図（ｂ）に示すよう
に切り欠き部１９ａとこの切り欠き部１９ａより角度の
狭い切り欠き部１９ｃを形成したもの等を用いることも
できる。また、非円形（非円環状）シートにも適用する
ことができる。そして、伸び側バルブに限らず、圧縮側
バルブに適用すること、および、ボトムバルブ等の固定
の画成部材に構成することも可能である。
の形状は上記実施例に限られるものではなく、例えば図
７（ａ）に示すように切り欠き部１９ａを半円形状また
はＵ字状に形成したもの、或いは同図（ｂ）に示すよう
に切り欠き部１９ａとこの切り欠き部１９ａより角度の
狭い切り欠き部１９ｃを形成したもの等を用いることも
できる。また、非円形（非円環状）シートにも適用する
ことができる。そして、伸び側バルブに限らず、圧縮側
バルブに適用すること、および、ボトムバルブ等の固定
の画成部材に構成することも可能である。
【００１８】次に、本発明の第２の実施例に係るバルブ
構造につき、同バルブ構造を適用した緩衝器のピストン
周りの断面図を示す図８に基づいて説明する。
構造につき、同バルブ構造を適用した緩衝器のピストン
周りの断面図を示す図８に基づいて説明する。
【００１９】ピストン３には、伸び側バルブ２１を除い
て前記第１実施例と同様に減衰弁を構成する。伸び側バ
ルブ２１のバルブ構造は、バルブシート２０に当接する
環状のサブバルブ１７とこのサブバルブ１７の撓み側の
面に当接するメインバルブ２２とをピストンロッド２に
同心に支持する。このメインバルブ２２は、前記第１実
施例の中間シート１９と形状を同じくしてその自由端側
に開いた１以上の扇形切欠２２ａを有する弾性板をなす
とともに、サブバルブ１７より大なる板厚をなす。
て前記第１実施例と同様に減衰弁を構成する。伸び側バ
ルブ２１のバルブ構造は、バルブシート２０に当接する
環状のサブバルブ１７とこのサブバルブ１７の撓み側の
面に当接するメインバルブ２２とをピストンロッド２に
同心に支持する。このメインバルブ２２は、前記第１実
施例の中間シート１９と形状を同じくしてその自由端側
に開いた１以上の扇形切欠２２ａを有する弾性板をなす
とともに、サブバルブ１７より大なる板厚をなす。
【００２０】上記構成により、メインバルブ２２は、サ
ブバルブ１７に部分的に当接してその撓みを弾性的に抑
制し、前記第１実施例のメインバルブ１８と中間シート
１９とを一体化した作用をなし、部品点数を低減した簡
易な構成によって低速域から中速域の減衰力特性の設定
の自由度を確保することができる。
ブバルブ１７に部分的に当接してその撓みを弾性的に抑
制し、前記第１実施例のメインバルブ１８と中間シート
１９とを一体化した作用をなし、部品点数を低減した簡
易な構成によって低速域から中速域の減衰力特性の設定
の自由度を確保することができる。
【００２１】また、本発明の第３の実施例に係るバルブ
構造につき、図９の同バルブ構造を適用した緩衝器のピ
ストン周りの断面図、および図１０の同バルブ構造の中
間シートの平面図、図１１乃至図１３の同バルブ構造の
バルブの作動過程の説明図に基づいて説明する。
構造につき、図９の同バルブ構造を適用した緩衝器のピ
ストン周りの断面図、および図１０の同バルブ構造の中
間シートの平面図、図１１乃至図１３の同バルブ構造の
バルブの作動過程の説明図に基づいて説明する。
【００２２】ピストン２３はその上下方向に油路２３ａ
…を貫通し、下部にバルブガイド２４を同心に備える。
このバルブガイド２４内には、ピストンロッド２部にカ
ラー２５を外嵌してこのカラー２５との間にバルブホル
ダー２６を上下動可能に設け、バルブガイド２４との間
にばね２７を備える。
…を貫通し、下部にバルブガイド２４を同心に備える。
このバルブガイド２４内には、ピストンロッド２部にカ
ラー２５を外嵌してこのカラー２５との間にバルブホル
ダー２６を上下動可能に設け、バルブガイド２４との間
にばね２７を備える。
【００２３】バルブホルダー２６には上下方向の油路２
６ａ…を貫通形成するとともに、バルブホルダー２６の
内周側にバルブシート２６ｂを形成し、同バルブホルダ
ー２６の外周側には、内径、外径がそれぞれ同一のサブ
バルブ２８、中間シート２９、メインバルブ３０、アッ
パーバルブ３１をバルブシート２６ｂ側から重ねて固定
する。
６ａ…を貫通形成するとともに、バルブホルダー２６の
内周側にバルブシート２６ｂを形成し、同バルブホルダ
ー２６の外周側には、内径、外径がそれぞれ同一のサブ
バルブ２８、中間シート２９、メインバルブ３０、アッ
パーバルブ３１をバルブシート２６ｂ側から重ねて固定
する。
【００２４】上記中間シート２９にはその自由端側をな
す内周側に向かって開いた図１０の切欠２９ａ，２９ａ
を形成する。これらの切欠２９ａ，２９ａは、低速のピ
ストン速度域におけるサブバルブ２８の撓みを許容し、
減衰力を発生する可変オリフィスをなす。この切欠の大
きさと個数によって低速域から中速域の減衰特性の設定
を容易に変えることができる。
す内周側に向かって開いた図１０の切欠２９ａ，２９ａ
を形成する。これらの切欠２９ａ，２９ａは、低速のピ
ストン速度域におけるサブバルブ２８の撓みを許容し、
減衰力を発生する可変オリフィスをなす。この切欠の大
きさと個数によって低速域から中速域の減衰特性の設定
を容易に変えることができる。
【００２５】アッパーバルブ３１にはその外周側に複数
のスリット３１ａ…を分周形成する。このアッパーバル
ブ３１は、ばね２７の弾性力を受けるバルブホルダー２
６によってピストン２３の外周部に当接し、バルブホル
ダー２６と各バルブが一体となって逆止弁を構成する。
アッパーバルブ３１のスリット３１ａは、バルブホルダ
ー２６によって構成される上記逆止弁が閉じている時に
低速のピストン速度域において減衰力を発生する固定オ
リフィスをなす。
のスリット３１ａ…を分周形成する。このアッパーバル
ブ３１は、ばね２７の弾性力を受けるバルブホルダー２
６によってピストン２３の外周部に当接し、バルブホル
ダー２６と各バルブが一体となって逆止弁を構成する。
アッパーバルブ３１のスリット３１ａは、バルブホルダ
ー２６によって構成される上記逆止弁が閉じている時に
低速のピストン速度域において減衰力を発生する固定オ
リフィスをなす。
【００２６】以上のように構成した第３の実施例に係る
緩衝器のバルブ構造は、伸び行程において、油室Ｓ１の
圧力が油室Ｓ２より僅かに高い低速域のピストン速度で
は、図１１（ａ）に示すように、サブバルブ２８は開く
ことがなく、この場合はアッパーバルブ３１の外周側の
複数のスリット３１ａ…でなる固定オリフィスの開口特
性に応じて、減衰特性が同図（ｂ）に示すように点線の
丸で囲む領域から徐々に高くなる。
緩衝器のバルブ構造は、伸び行程において、油室Ｓ１の
圧力が油室Ｓ２より僅かに高い低速域のピストン速度で
は、図１１（ａ）に示すように、サブバルブ２８は開く
ことがなく、この場合はアッパーバルブ３１の外周側の
複数のスリット３１ａ…でなる固定オリフィスの開口特
性に応じて、減衰特性が同図（ｂ）に示すように点線の
丸で囲む領域から徐々に高くなる。
【００２７】そして、ピストン速度が中速域に近付くに
従って図１２（ａ）に示すように油路２６ａに流入した
作動油により中間シート２９の切り欠き部２９ａに臨む
サブバルブ２８の一部の自由端側が撓んで部分的な減衰
流路（矢印）を形成し、この減衰流路は速度に対応して
開口面積が変化し、減衰力特性は同図（ｂ）に点線の丸
で囲む領域で変曲点を発生することなく滑らかになる。
従って図１２（ａ）に示すように油路２６ａに流入した
作動油により中間シート２９の切り欠き部２９ａに臨む
サブバルブ２８の一部の自由端側が撓んで部分的な減衰
流路（矢印）を形成し、この減衰流路は速度に対応して
開口面積が変化し、減衰力特性は同図（ｂ）に点線の丸
で囲む領域で変曲点を発生することなく滑らかになる。
【００２８】更に、ピストン速度が高速域になると図１
３（ａ）に示すように油路２６ａに流入した作動油によ
り中間シート２９全体が撓んでバルブ全体が開き、バル
ブシート２６ｂ全体との間に減衰流路（矢印）が形成さ
れ、このときバルブシート２６ｂは円形をなしているの
で、減衰力特性は同図（ｂ）に点線の丸で囲む領域のよ
うに急激に減衰力が上昇することなく徐々に上昇する。
圧縮行程ではばね２７の撓みにより逆止弁をなすバルブ
ホルダー２６の外周側が固定オリフィスをなす。
３（ａ）に示すように油路２６ａに流入した作動油によ
り中間シート２９全体が撓んでバルブ全体が開き、バル
ブシート２６ｂ全体との間に減衰流路（矢印）が形成さ
れ、このときバルブシート２６ｂは円形をなしているの
で、減衰力特性は同図（ｂ）に点線の丸で囲む領域のよ
うに急激に減衰力が上昇することなく徐々に上昇する。
圧縮行程ではばね２７の撓みにより逆止弁をなすバルブ
ホルダー２６の外周側が固定オリフィスをなす。
【００２９】このように、外周側支持のバルブ構成の場
合にも、内周側支持のバルブ構成に係る前記第１実施例
と同様の作用効果を奏する。
合にも、内周側支持のバルブ構成に係る前記第１実施例
と同様の作用効果を奏する。
【００３０】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
中間シートはサブバルブ及びメインバルブと内外径を同
じに形成するとともにバルブシートのシート面を円形と
してサブバルブに当接させ、扇形状で且つサブバルブを
部分的に撓ませる切り欠き部を形成し、サブバルブが切
り欠き部に対応する部分から開き出すようにしたので、
低速域から中速域まで略リニアで、しかも高速域では本
来の円形のシート面により定まる減衰力特性となり、低
速から高速域まで変曲点のない減衰力特性が得られると
ともに、中間シートの切り欠き部の数、形状、角度、深
さなどによって発生する減衰力との相関関係を把握する
ことが容易になり、減衰特性の設定の自由度を確保する
ことができ、また、メインバルブと中間シートとを一体
化することにより、少ない部材構成で同様の作用効果を
得ることができる。
中間シートはサブバルブ及びメインバルブと内外径を同
じに形成するとともにバルブシートのシート面を円形と
してサブバルブに当接させ、扇形状で且つサブバルブを
部分的に撓ませる切り欠き部を形成し、サブバルブが切
り欠き部に対応する部分から開き出すようにしたので、
低速域から中速域まで略リニアで、しかも高速域では本
来の円形のシート面により定まる減衰力特性となり、低
速から高速域まで変曲点のない減衰力特性が得られると
ともに、中間シートの切り欠き部の数、形状、角度、深
さなどによって発生する減衰力との相関関係を把握する
ことが容易になり、減衰特性の設定の自由度を確保する
ことができ、また、メインバルブと中間シートとを一体
化することにより、少ない部材構成で同様の作用効果を
得ることができる。
【図１】本発明の第１実施例に係るバルブ構造を適用し
た緩衝器のピストン周りの断面図
た緩衝器のピストン周りの断面図
【図２】同緩衝器の中間シートの平面図
【図３】同緩衝器の低速域でのバルブの作動状態及び減
衰力特性を説明する説明図
衰力特性を説明する説明図
【図４】同緩衝器の低速域と中速域との間付近でのバル
ブの作動状態及び減衰力特性を説明する説明図
ブの作動状態及び減衰力特性を説明する説明図
【図５】同緩衝器の高速域でのバルブの作動状態及び減
衰力特性を説明する説明図
衰力特性を説明する説明図
【図６】減衰力特性を示す線図
【図７】他の中間シートの平面図
【図８】本発明の第２実施例に係るバルブ構造を適用し
た緩衝器のピストン周りの断面図
た緩衝器のピストン周りの断面図
【図９】本発明の第３実施例に係るバルブ構造を適用し
た緩衝器のピストン周りの断面図
た緩衝器のピストン周りの断面図
【図１０】同緩衝器の中間シートの平面図
【図１１】同緩衝器の低速域でのバルブの作動状態及び
減衰力特性を説明する説明図
減衰力特性を説明する説明図
【図１２】同緩衝器の低速域と中速域との間付近でのバ
ルブの作動状態及び減衰力特性を説明する説明図
ルブの作動状態及び減衰力特性を説明する説明図
【図１３】同緩衝器の高速域でのバルブの作動状態及び
減衰力特性を説明する説明図
減衰力特性を説明する説明図
【図１４】従来のバルブ構造を適用した緩衝器のピスト
ン周りの断面図
ン周りの断面図
【図１５】従来のシート面形状及び中間シートの平面図
１…シリンダ、２…ピストンロッド、３…ピストン（画
成部材）、４…圧縮側油路、５…伸び側油路、６…圧縮
側バルブ、７…伸び側バルブ、１７…サブバルブ、１８
…メインバルブ、１９…中間シート、１９ａ，１９ｃ…
切り欠き部、２０…バルブシート、２１…伸び側バル
ブ、２２…メインバルブ、２２ａ…切り欠き部、２３…
ピストン（画成部材）、２３ａ…油路、２４…バルブガ
イド、２５…カラー、２６…バルブホルダー、２６ａ…
油路、２６ｂ…バルブシート、２７…ばね、２８…サブ
バルブ、２９…中間シート、２９ａ…切り欠き部、３０
…メインバルブ、３１…アッパーバルブ、３１ａ…切り
欠き部、Ｓ１，Ｓ２…油室。
成部材）、４…圧縮側油路、５…伸び側油路、６…圧縮
側バルブ、７…伸び側バルブ、１７…サブバルブ、１８
…メインバルブ、１９…中間シート、１９ａ，１９ｃ…
切り欠き部、２０…バルブシート、２１…伸び側バル
ブ、２２…メインバルブ、２２ａ…切り欠き部、２３…
ピストン（画成部材）、２３ａ…油路、２４…バルブガ
イド、２５…カラー、２６…バルブホルダー、２６ａ…
油路、２６ｂ…バルブシート、２７…ばね、２８…サブ
バルブ、２９…中間シート、２９ａ…切り欠き部、３０
…メインバルブ、３１…アッパーバルブ、３１ａ…切り
欠き部、Ｓ１，Ｓ２…油室。
Claims (2)
- 【請求項１】 円環形弾性板をなしてその内周側または
外周側を支持された弁部材とこの弁部材の自由端側を受
けるバルブシートとを備えた画成部材によってシリンダ
内を２つの油室に画成し、これら２つの油室間の圧力差
に応じた上記弁部材の撓みによって減衰流路を形成する
ことにより、シリンダに対するピストンロッドの進退動
作に減衰力を作用する緩衝器のバルブ構造において、前
記弁部材は内外径が同一の円環形弾性板をなすサブバル
ブと中間シートとメインバルブとを前記バルブシート側
から重ねて構成するとともにバルブシートのシート面を
円形としてサブバルブに当接させ、上記中間シートには
その自由端側に開いた扇形状で且つ前記サブバルブを部
分的に撓ませる切り欠き部を形成し、サブバルブが切り
欠き部に対応する部分から開き出すようにしたことを特
徴とする緩衝器のバルブ構造。 - 【請求項２】 円環形弾性板をなしてその内周側または
外周側を支持された弁部材とこの弁部材の自由端側を受
けるバルブシートとを備えた画成部材によってシリンダ
内を２つの油室に画成し、これら２つの油室間の圧力差
に応じた上記弁部材の撓みによって減衰流路を形成する
ことにより、シリンダに対するピストンロッドの進退動
作に減衰力を作用する緩衝器のバルブ構造において、前
記弁部材は内外径が同一の円環形弾性板をなすサブバル
ブとメインバルブとを前記バルブシート側から重ねて構
成するとともにバルブシートのシート面を円形としてサ
ブバルブに当接させ、上記メインバルブにはその自由端
側に開いた扇形状で且つ前記サブバルブを部分的に撓ま
せる切り欠き部を形成し、サブバルブが切り欠き部に対
応する部分から開き出すようにしたことを特徴とする緩
衝器のバルブ構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22060694A JP3471438B2 (ja) | 1993-12-06 | 1994-09-14 | 緩衝器のバルブ構造 |
| US08/349,814 US5529154A (en) | 1993-12-06 | 1994-12-06 | Valve structure for damper |
| CN94112767A CN1078325C (zh) | 1993-12-06 | 1994-12-06 | 缓冲器的阀结构 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30559893 | 1993-12-06 | ||
| JP5-305598 | 1993-12-06 | ||
| JP22060694A JP3471438B2 (ja) | 1993-12-06 | 1994-09-14 | 緩衝器のバルブ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217692A JPH07217692A (ja) | 1995-08-15 |
| JP3471438B2 true JP3471438B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=26523803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22060694A Expired - Fee Related JP3471438B2 (ja) | 1993-12-06 | 1994-09-14 | 緩衝器のバルブ構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5529154A (ja) |
| JP (1) | JP3471438B2 (ja) |
| CN (1) | CN1078325C (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103339404A (zh) * | 2011-02-04 | 2013-10-02 | 坦尼科汽车操作有限公司 | 用于具有排放可调谐性的减震器阀的支撑垫圈 |
| CN104169608A (zh) * | 2012-03-28 | 2014-11-26 | 萱场工业株式会社 | 阻尼阀 |
| WO2015132451A1 (en) | 2014-03-05 | 2015-09-11 | Dynaset Oy | Shock absorber for hydraulic system |
Families Citing this family (60)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5494302A (en) * | 1991-06-11 | 1996-02-27 | Cannondale Corporation | Suspension assembly for a vehicle |
| FR2738317B1 (fr) * | 1995-08-31 | 1997-10-17 | Soframca | Piston a clapet flottant pour tube d'amortisseur hydraulique, notamment de type monotube |
| DE19615583C2 (de) * | 1996-04-19 | 1998-12-17 | Mannesmann Sachs Ag | Schwingungsdämpfer mit Vordrosselscheibe |
| JP3733496B2 (ja) * | 1996-11-12 | 2006-01-11 | 株式会社日立製作所 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
| US6053486A (en) * | 1998-03-16 | 2000-04-25 | Suspa, Incorporated | Damping cylinder |
| DE19842155B4 (de) * | 1998-09-15 | 2005-06-30 | Stabilus Gmbh | Ventileinrichtung |
| US6615960B1 (en) * | 2000-02-11 | 2003-09-09 | Maverick American Llc | Fluid damped shock absorber and method |
| US6672436B1 (en) * | 2000-04-19 | 2004-01-06 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Variable bleed orifice valving |
| US6340081B1 (en) * | 2000-06-23 | 2002-01-22 | Tenneco Automotive Inc. | Shock absorber having ported plate low speed tunability |
| DE10047433C1 (de) * | 2000-09-26 | 2002-01-03 | Stabilus Gmbh | Kolben-Zylinderaggregat mit Bremseinrichtung |
| US6655512B2 (en) * | 2000-12-19 | 2003-12-02 | Delphi Technologies, Inc. | Variable area low speed orifice in a vehicle damper |
| US6644445B2 (en) | 2001-11-19 | 2003-11-11 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Floating port blocker |
| US20030094342A1 (en) * | 2001-11-21 | 2003-05-22 | Dodge Dean R. | Clip disc |
| JP2004270975A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Tgk Co Ltd | 流量制御弁 |
| JP2004347106A (ja) * | 2003-05-22 | 2004-12-09 | Hyundai Motor Co Ltd | 減衰力可変ショックアブソーバ |
| EP1484527A1 (en) * | 2003-06-03 | 2004-12-08 | Arvin Technologies, Inc. | Shock absorber with rotary cam backup washer for disc valve adjustment |
| DE10347219A1 (de) * | 2003-10-10 | 2005-05-12 | Bayerische Motoren Werke Ag | Verfahren zur Schwingungsdämpfung |
| US7104180B2 (en) * | 2003-11-04 | 2006-09-12 | Delphi Technologies, Inc. | Low noise linear actuator |
| US20060090973A1 (en) * | 2004-10-28 | 2006-05-04 | Michael Potas | Valve system controlled by rate of pressure change |
| JP4726039B2 (ja) * | 2005-01-13 | 2011-07-20 | カヤバ工業株式会社 | バルブ構造 |
| FR2883614B1 (fr) | 2005-03-22 | 2008-02-01 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'amortissement par laminage hydraulique a obturateur presentant un bord de largeur non uniforme |
| US7213689B2 (en) * | 2005-05-06 | 2007-05-08 | Golden Lion Enterprise Co., Ltd. | Shock absorber for a remote-controlled model car |
| JP4704104B2 (ja) * | 2005-05-20 | 2011-06-15 | カヤバ工業株式会社 | バルブ構造 |
| DE102006028745A1 (de) * | 2005-06-21 | 2007-05-03 | Tenneco Automotive Operating Company Inc., Lake Forest | Vierteiliger Kolben |
| JP2007120726A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Hitachi Ltd | 油圧緩衝器 |
| NL1031880C2 (nl) * | 2006-05-24 | 2007-11-30 | Koni Bv | Eenwegklep voor een schokdemper. |
| DE102006029380B3 (de) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Thyssenkrupp Bilstein Suspension Gmbh | Dämpfungselement |
| US8342303B2 (en) * | 2006-07-28 | 2013-01-01 | Hitachi, Ltd. | Valve apparatus |
| JP2008057685A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | 油圧緩衝器 |
| KR100842031B1 (ko) * | 2007-01-30 | 2008-06-27 | 주식회사 만도 | 쇽업소버의 솔레노이드 밸브 |
| KR100841928B1 (ko) * | 2007-02-02 | 2008-06-30 | 주식회사 만도 | 감쇠력 가변식 쇽업소버 |
| JP4902470B2 (ja) * | 2007-09-14 | 2012-03-21 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器の減衰力調整構造 |
| JP2009209960A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Hitachi Ltd | 緩衝器 |
| KR100918174B1 (ko) * | 2008-07-16 | 2009-09-17 | 주식회사 만도 | 변위 가변형 쇽업소버의 유동 피스톤 밸브 |
| GB2461892A (en) * | 2008-07-16 | 2010-01-20 | Univ Sheffield | A damper for a mountain bike |
| DE102008042614A1 (de) * | 2008-10-06 | 2010-04-08 | Robert Bosch Gmbh | Federscheibe für einen Fahrzeugdämpfer und zugehöriger Fahrzeugdämpfer |
| JP5132590B2 (ja) * | 2009-01-23 | 2013-01-30 | カヤバ工業株式会社 | 緩衝装置 |
| JP5192441B2 (ja) * | 2009-05-20 | 2013-05-08 | カヤバ工業株式会社 | 減衰バルブ |
| JP5357649B2 (ja) * | 2009-07-22 | 2013-12-04 | カヤバ工業株式会社 | リリーフ弁 |
| US8794407B2 (en) * | 2009-11-18 | 2014-08-05 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Velocity progressive valving |
| JP5695507B2 (ja) * | 2011-06-08 | 2015-04-08 | カヤバ工業株式会社 | バルブ構造 |
| JP5856521B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2016-02-09 | Ｋｙｂ株式会社 | バルブ構造 |
| JP5755616B2 (ja) * | 2012-08-31 | 2015-07-29 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器及びバルブ |
| US9441699B2 (en) * | 2013-05-13 | 2016-09-13 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Orifice disc for regulating flow in damper |
| JP5787961B2 (ja) * | 2013-10-31 | 2015-09-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 緩衝器 |
| JP5783647B2 (ja) * | 2013-11-08 | 2015-09-24 | カヤバ工業株式会社 | バルブ |
| DE102014203842A1 (de) | 2014-03-03 | 2015-09-03 | Zf Friedrichshafen Ag | Ventil, insbesondere für einen Schwingungsdämpfer |
| US9587703B2 (en) | 2014-05-20 | 2017-03-07 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Variable radius spring disc for vehicle shock absorber |
| US9845839B2 (en) * | 2016-02-18 | 2017-12-19 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Shock absorber having check disc for orifice passage |
| US10233995B2 (en) * | 2016-03-17 | 2019-03-19 | Mando Corporation | Shock absorber for railway vehicle |
| DE102016218373A1 (de) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | Zf Friedrichshafen Ag | Dämpfventil für einen Schwingungsdämpfer |
| US10578183B2 (en) | 2017-01-24 | 2020-03-03 | Beijingwest Industries Co., Ltd. | Twin-tube hydraulic damper with a vibration suppressing device |
| CN107191132B (zh) * | 2017-04-20 | 2019-10-22 | 黄金钗 | 封口套及伸缩梯 |
| DE102017211614A1 (de) * | 2017-07-07 | 2019-01-10 | Zf Friedrichshafen Ag | Dämpfventil für einen Schwingungsdämpfer |
| JP6921201B2 (ja) * | 2017-08-09 | 2021-08-18 | 日立Astemo株式会社 | 緩衝器 |
| CN111065838B (zh) * | 2017-10-04 | 2022-07-26 | 日立安斯泰莫株式会社 | 压力缓冲装置和衰减力产生机构 |
| WO2020026362A1 (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社ショーワ | 弁機構および緩衝器 |
| DE102019209758B3 (de) * | 2019-07-03 | 2020-11-26 | Zf Friedrichshafen Ag | Dämpfventil für einen Schwingungsdämpfer |
| CN110410446A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-11-05 | 成都九鼎科技(集团)有限公司 | 一种fcd阀阀系结构 |
| DE102020134820A1 (de) * | 2020-12-23 | 2022-06-23 | Ktm Ag | Ventilanordnung für einen Schwingungsdämpfer |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6099341A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-06-03 | Agency Of Ind Science & Technol | 光変換機能材料 |
| JPH01102536U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | ||
| US4964493A (en) * | 1988-04-06 | 1990-10-23 | Atsugi Motor Parts Company, Limited | Shock absorber with variable damping characteristics depending upon stroke speed |
| US5115892A (en) * | 1988-09-27 | 1992-05-26 | Atsugi Unisia Corporation | Hydraulic shock absorber with piston seal structure for enhancement of initial response |
| US5042624A (en) * | 1988-09-29 | 1991-08-27 | Atsugi Unisia Corporation | Hydraulic shock absorber with pre-loaded valve for linear variation characteristics of damping force |
| GB2226620B (en) * | 1988-10-25 | 1992-11-04 | Tokico Ltd | Hydraulic damper |
| JP2942621B2 (ja) * | 1990-11-21 | 1999-08-30 | 株式会社ユニシアジェックス | 液圧緩衝器のバルブ構造 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP22060694A patent/JP3471438B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-06 CN CN94112767A patent/CN1078325C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-06 US US08/349,814 patent/US5529154A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103339404A (zh) * | 2011-02-04 | 2013-10-02 | 坦尼科汽车操作有限公司 | 用于具有排放可调谐性的减震器阀的支撑垫圈 |
| CN104169608A (zh) * | 2012-03-28 | 2014-11-26 | 萱场工业株式会社 | 阻尼阀 |
| WO2015132451A1 (en) | 2014-03-05 | 2015-09-11 | Dynaset Oy | Shock absorber for hydraulic system |
| EP3114367A4 (en) * | 2014-03-05 | 2017-12-13 | Dynaset Oy | Shock absorber for hydraulic system |
| US10132438B2 (en) | 2014-03-05 | 2018-11-20 | Dynaset Oy | Shock absorber for hydraulic system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5529154A (en) | 1996-06-25 |
| CN1078325C (zh) | 2002-01-23 |
| JPH07217692A (ja) | 1995-08-15 |
| CN1114723A (zh) | 1996-01-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3471438B2 (ja) | 緩衝器のバルブ構造 | |
| JP4318080B2 (ja) | 油圧緩衝器 | |
| JPH02304229A (ja) | 油圧緩衝器 | |
| CN110214239B (zh) | 缓冲器 | |
| JP2000110881A (ja) | 二段型ショックアブソ―バ | |
| JPH09291961A (ja) | 油圧緩衝器の減衰バルブ | |
| JPH0548363B2 (ja) | ||
| JP2001208123A (ja) | 油圧緩衝器 | |
| JP5851159B2 (ja) | 緩衝器 | |
| JP2004257507A (ja) | 油圧緩衝器 | |
| JP2022186977A (ja) | 緩衝器 | |
| JP2000283207A (ja) | 油圧緩衝器のバルブ構造 | |
| JPH08291836A (ja) | 液圧緩衝装置 | |
| JPH0727164A (ja) | ショックアブソーバのバルブ構造 | |
| JPS5825155Y2 (ja) | 緩衝器 | |
| JP2003042214A (ja) | 油圧緩衝器 | |
| JP2562422Y2 (ja) | 油圧緩衝器の減衰バルブ | |
| JP3535273B2 (ja) | 油圧緩衝器のバルブ構造 | |
| JP3298007B2 (ja) | ショックアブソーバ | |
| JPH0364735B2 (ja) | ||
| JPH0231040A (ja) | 油圧緩衝器 | |
| WO2022249542A1 (ja) | 緩衝器および周波数感応機構 | |
| JPH089468Y2 (ja) | 緩衝器のバルブ機構 | |
| JPH0535223Y2 (ja) | ||
| JPS5824657Y2 (ja) | 緩衝器のバルブ構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030902 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |